○議事日程
平成28年 7月26日各派代表者会議
各派代表者会議会議録
〇日時
平成28年7月26日(火) 10時00分開会 11時15分閉会(会議時間 1時間10分)
〇場所
議会応接室
〇出席議員
中澤議長、久坂副議長、高橋、渡辺、大石、池田、上畠、吉岡、三宅の各代表者
〇理事者側出席者
小林副市長、松永総務部長、進藤こどもみらい部長
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木担当書記、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、西野次長補佐兼庶務担当担当係長、笛田議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 鎌倉市立腰越保育園における書類「子どもの姿(5歳児 きりん組)」紛失について
2 政務活動費の収支報告のウエブ公開について
3 新年度予算に対する会派要望について
〇審査内容
開会後、鎌倉市立腰越保育園における書類「子どもの姿(5歳児 きりん組)」紛失についてを議題とした。本件は、理事者から議長に対して、市立保育園における書類紛失について各派代表者会議で報告したい旨の申し入れがあったもので、理事者から報告を聴取するため一旦休憩した。
(10時01分休憩 10時02分再開)
再開後、小林副市長から、鎌倉市立腰越保育園における書類「子どもの姿(5歳児 きりん組)」紛失について報告したい旨の発言があり、続けてこどもみらい部長から、腰越保育園において、児童の発達や成長の状況を記録する書類である「子どもの姿」の5歳児クラス(きりん組)25名分が紛失し、継続して捜索を行っているものの、現在まで発見に至っていないこと。経過としては、クラス担任が6月分の記入作業を行おうとしたところ、所定の保管場所に書類がなく、6月17日に副園長、20日に園長に確認したが保管していなかったことから紛失が判明し、その後、園内を捜索したが書類を発見することができなかったため、7月5日に園長が保育課長に紛失の連絡をし、継続して園内の捜索を行うとともに、個人情報関係書類については、作業時以外は事務室内の鍵つきキャビネットで保管することにしたこと。今後は、公立保育園における個人情報の管理についてはマニュアル化し、全職員に徹底することについて、それぞれ報告があり、若干の質疑の後、これを確認した。
次に、政務活動費の収支報告のウエブ公開についてを議題とした。本件は、議長から、6月30日(木)開会の本会議において、「陳情第8号政務活動費が不正流用されないためにWebサイトでの一般公開を行うことついての陳情」が全会一致で採択されたが、その際の委員長報告において、「公開する資料の範囲や公開時期等、詳細についての検討は、別途、各派代表者会議で協議することが適当である」との意見が付されたことから、それを受け、本日協議いただくものであるとの発言があった。
次に事務局から、本件にかかわる議会運営委員会での陳情審査の際に出された意見を踏まえ検討した結果、ウエブ公開する資料は「平成27年度政務活動費支出明細表」とすること、その他の文書については、個人情報及び印影等は黒塗りした上で行政資料コーナーに配架し、情報公開請求をせずとも、自由に閲覧及び写しの交付ができるようにすること、今後会計帳簿のフォーマットは統一していくこと、また、平成24年2月3日の各派代表者会議で確認した内容として、「各議員・各会派で行った視察については、視察先で得られた情報や資料のやりとりについては、それぞれの議員に委ねることとし、視察先の共有についてのみ確認されたことから、現在事務局で視察先の情報共有としてファイル化して、閲覧可能な状態にしていること」について、それぞれ説明があり、協議した結果、高橋代表及び渡辺代表から、今後は全ての書類をウエブ公開していくべきとの意見が、上畠代表から、会計帳簿までをウエブ公開すべきとの意見があった。また、三宅代表から、先ほど事務局が説明した内容について、文書で確認したいとの意見があり、文書配布のため、ここで一旦休憩した。
(10時41分休憩 10時44分再開)
再開後、政務活動費の収支報告のウエブでの公開方法については、事務局からの説明のとおり確認するとともに、事務局が説明した内容の文書については、後日各議員に配付することを確認した。
ここで、高橋代表から、議会運営委員会での本陳情の審査の際に、長嶋議員から過去に2名ほど説明責任を果たしていない人がいるとの発言があったことについて、状況を確認したい旨の発言があり、確認のため、ここで一旦休憩した。
(10時45分休憩 10時46分再開)
再開後、高橋代表の発言の件については、議会運営委員会で協議することを確認した。
次に、新年度予算に対する会派要望についてを議題とした。本件は議長から、新年度予算に対する会派要望については、各会派及び無所属議員の方に依頼し、議長において取りまとめの上、毎年8月下旬に執行部側へ送付しているが、平成29年度予算に対する会派要望について、提出方法等を協議いただきたい旨の発言があった。
次に事務局から、平成27年8月6日開催の各派代表者会議で、会派要望のあり方について検討してはどうかという意見があり、これを受け事務局で経過等について調査した結果、会派要望を提出するに至った経過の詳細は確認できなかったものの、「議会1年のあゆみ」によると、昭和48年12月26日の各派代表者会議で「49年度予算に対する各会派の要望についてを議題とし、12月25日付けで市長から依頼があり、取り扱いを協議した結果、翌年1月19日までに各会派は議長まで提出することを申し合わせた」となっており、それ以降、現在に至っている状況であることから、会派要望の位置付けとしては「新年度予算に対する各会派の要望」であると考えること、また、過去5年間の要望件数は、平成24年度878件、平成25年度904件、平成26年度970件、平成27年度772件、平成28年度645件となっており、平成28年度予算会派要望の予算への反映結果等について経営企画部に確認したところ、平成28年度の要望総件数645件について、「1 予算に反映する、もしくは、する予定のもの」は78件で12.1%、「2 既に同趣旨のものを実施しているので、その中で対応を図るもの」は320件で49.6%、「3 その他、反映できない、将来的な課題、研究等」は247件で38.3%という結果であり、これを踏まえ、正・副議長が経営企画部にヒアリングを行ったところ、執行部側から会派要望の提出についての通知を出すことはなじまず、議会から要望を提出いただきたいとの考えが確認できたこと、正・副議長としては、政策提言と予算要望を切り分け、新年度予算に限定した要望を十分絞り込んで提出することにより効果ある回答が出てくるとの考えであることについてそれぞれ説明があった。
続けて議長から、補足として、市長から会派要望についての提出の依頼はしないこと、要望件数が多いため執行部側に膨大な事務量が発生していること、昨年度は一部会派が会派要望を実施していないこと、政策提言と予算要望を切り分け、政策提言については議会として取りまとめて提出し、予算要望については新年度予算に対する要望についてのみとして数を絞っていくこと、昨年度の実績から各会派10件程度とすることについての発言があり、協議した結果、本件については各会派持ち帰りとなった。
最後に議長から、姉妹都市交流事業について、姉妹都市であるニース市において、先日テロ事件が発生したことを受け、議長として弔意の親書を7月15日に送付したところであり、また、本年10月には、提携50周年に当たりニース市を訪問する予定であるが、今回の事件を受け、治安情勢などの情報を集めた上で、執行部側とも調整の上、予定どおり訪問するかどうかについては、現在検討中であることについて報告があった。
ここで高橋代表から、以前、当会議の場で、上畠代表から、財政的なことを含めて、議会としてニースに行くのはいかがなものかといった旨の発言があったが、現在も同じ意見なのか確認したいとの発言があり、それに対して上畠代表から、現在も同じ意見である旨の発言があった。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成28年7月26日
議 長 中 澤 克 之
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