○議事日程
平成28年 7月26日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成28年7月26日(火) 13時10分開会 15時06分閉会(会議時間 0時間30分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
上畠委員長、中村副委員長、河村、三宅、納所、小野田、高橋、山田、赤松の各委員(長嶋委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、菊地担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)議会運営における協議事項について
2 その他
(1)次回の開催について
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○上畠 委員長 本日の議会運営委員会を開会いたします。
委員会条例第24条第1項の規定に基づき、本日の会議録署名委員の指名をいたします。山田直人委員にお願いいたします。
本日は、議長、副議長につきましては、議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
また、公正と法の長嶋委員から、本日監査委員としての公務が入っているため、欠席する旨の届出が出ていることを御報告いたします。
それでは、本日の審査日程は机上に配付したとおりでございますが、本日は大体2時間を目安に進めることでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○上畠 委員長 日程第1議会運営等の検討について(1)「議会運営における協議事項について」を議題といたします。まず事務局から報告をお願いします。
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○事務局 当委員会で7月11日まで期限としておりました追加論点等につきまして、各会派からの提出はなかったことを御報告させていただきます。
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○上畠 委員長 ただいまの事務局の報告のとおり確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
では、以前にも御確認いただいている協議事項一覧を、改めてお手元にお配りしております。この一覧をもとに今後の当委員会における協議の方向性について、御協議いただきたいと思います。
具体的には、協議項目が1から8までございますので、優先順位を決めて順に協議していくか、一覧の順番どおり協議していくかということについて、御協議をお願いいたします。
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○山田 委員 正・副委員長にお任せします。
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○上畠 委員長 山田委員からの発言のとおり正・副委員長にお任せいただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。それでは、この協議事項項目の1から8の順ということで、まず一般質問の実施時期、先議のあり方、緊急質問、関連質問のあり方に関連する部分の協議は優先すべきかと思いますので、1から8の順番どおり進めさせていただきます。
なお、協議を行ってもまとまらなかった場合でも、まとまらなかったということで結論づけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まず、「1 一般質問の実施時期について」を協議していきたいと思います。
一般質問の実施時期につきまして、皆様の御意見を賜りたいと思いますけど、まず事務局から説明をお願いします。
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○事務局 本件につきましては、過去の当委員会で御協議いただいた中で、6月定例会後に協議するということが確認されております。6月定例会の結果を踏まえてということになりますが、それに基づきまして御協議をお願いいたします。
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○河村 委員 他市の事例とか、その辺、何か資料を出してもらったような気もしたんですけれども。
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○事務局 4月19日の当委員会で出している資料がございますので、もしよろしければ資料をお持ちいたします。
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○河村 委員 ほかの委員さんのところにも、配っていただきたいと思います。
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○高橋 委員 うちは、ここにも書いてあるんですけれども、まず常任委員会を開催して、本会議で議案について結論を出した上で一般質問を行うという形であれば、もう先議というのは一切考えないでできるので、そういう形でやれば、今までの懸案というものはなくなるんじゃないかなと思います。
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○上畠 委員長 そうなりますと、この番号で言うと、表の3番、4番ということですね。カテゴライズとしては、この四つに分かれたと思いますけれども、どこに集約されているのかということですね。
高橋委員の会派からは4番、議案上程、委員会、議決も行って、その後に一般質問ということですよね。
ほかの会派の皆さんはいかがでしょうか。何よりも先議の問題があったので、追加されたことだとは思うんですが。
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○中村 副委員長 A4の資料でいくと4番になるけど、A3の資料でいくと3番です。
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○上畠 委員長 今の4番、3番というのは、当初お手元に配付した表です。A4の横書きの協議事項一覧の、主な内容の4番ということで、内容は議案上程、委員会、議決後に行うということを、高橋委員としては御意見がありました。
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○山田 委員 以前、このA3の縦の表で、一般質問を後半に持っていく場合に、会期の途中で、いわゆる通告に従う調整という時間を設けているんですね。それで、この時間が少しもったいなくも思っていて、やはり今の形でいくと、本会議での議案上程を初日にやりますので、議案上程の前には、一般質問の通告並びに調整というものは終わらせておいてもらって、それで常任委員会をやって、市長提出議案については、本会議を途中でやってというのが3番の話ですけど、実は議員提出の議案というのを、今意見書とか決議とか結構出てきていますので、これを一般質問の後に、最終本会議でやってはどうかという案もあるんじゃないかと思っています。だから議決を2回やるという。市長提出の議案については、委員会が終わったらすぐ議決して、議決が終わったら、すぐ一般質問をして、通告は既に出して、通告の調整は終わっているので、すぐ一般質問に入っていく。この案がそれぞれ、それをなかなか示し切れていない案ですけれども、議員提出の議案というのも重要なので、この議案については最終本会議でやってはどうかと思っています。
ですので、これで言うと3番と2番がミックスするような格好になるのか。通告を終わらせる。議案上程をやる。常任委員会をやる。市長提出議案については議決を終わらせる。一般質問をやる。議員提出の議案については最終本会議でやる。そういう並びではどうかと思っているんです。
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○上畠 委員長 あくまで、議案上程というのは、当然市長提出議案だけですよね。
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○山田 委員 そうです。
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○上畠 委員長 実は議会議案のあり方につきましては、5番のところで検討項目に入ってございまして、当然この提出となれば、議決のタイミングも変わってくるんだと思うんですが、今の山田委員の御意見でいいますと、3番と4番の間ですよね。
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○山田 委員 議決を2回やるという意味です。
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○中村 副委員長 ないこともあるんですね。議員提出議案がなければ、一般質問で終わりということですね。
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○上畠 委員長 本日、うちの会派の長嶋委員が欠席しておりますので、前回の議会運営委員会で確認しましたが、私からも意見を一応述べさせていただきます。うちの会派としては、本日配付したこの紙では、議案上程、常任委員会後に一般質問は行うべきと考えておりまして、うちの会派としては3番の議決前という考えでございます。集約されるのは3番、4番かと思うんですけど、うちの会派としては3番を考えております。
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○山田 委員 整理の都合上、このA3資料のものでやったらどうでしょうか。議論があっちに行ったりこっちに行ったりするので、せっかくまとめてあって、こういうレイアウトにしますとなっているので、私もイレギュラーのことを言っているので、余り偉そうなことは言えないけれども、1番なのか2番なのか3番なのか。はたまた会期の後半で議決前にやるか。1、2、3、4というのは、要するに日程の長さもこちらで見えるので、こちらで議論されたらどうでしょうか。
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○上畠 委員長 では、こちらで言いますと2番になります。うちの会派としては、この想定スケジュールで見ると、この2番、会議の後半で、議決前でございます。高橋委員は議決後で3番ですね。山田委員は2番と3番の中間ですね。
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○山田 委員 そうです。
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○上畠 委員長 ほかの会派の皆さんは、いかがでしょうか。通常パターンでそのままというのもありますけれども。
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○高橋 委員 うちは山田委員と同じでいいです。最後に議員提案があれば、それは最後に議決してと。
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○上畠 委員長 わかりました。通常の市長提案はそうです。議決して、後に一般質問。その後、議会議案の提案があれば最終本会議ということになります。
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○三宅 委員 委員会と一般質問の流れで、もう委員会が終わっていれば一般質問はそれを受けてやることもできるものですから、内容を入れ込むこともできるわけですよね。
そうすると、その前に議決があると、よくないなという感じはします。本当にこれは重要だという案件については、議案として出されたものは先議にならなければ、一般質問で委員会の流れを受けてどんどんやれますか。それは非常に重要なことだと思いますから、議決を先に持ってくるというのは。だから、持ってくるとすれば後です。
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○上畠 委員長 神奈川ネットとしては、議決前となる2番ですね。
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○三宅 委員 本当は、議案上程があって、一般質問があって、委員会があってという流れでやるのが、一般質問の先議を心得て、その流れがいいかと思っていたんですが、皆様が委員会が先だとおっしゃるのであれば、それでも構いませんけれど、でも議決は最後、全体の流れから考えればふさわしいのではないかという考えです。
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○上畠 委員長 今、委員会の時期もお話がありましたけど、事務局から伺いましたところ、市長部局も委員会の日程が一般質問によって決まらないということは、他機関とのお約束とかもずらしてもらったり、それこそ急遽対応しなければいけなくなるということが、委員会の日程がずれることによって発生するので、委員会の日程が固定されることは、一つ職員の負荷を軽くするという意味ではあるという意見は伺っています。
この中で言うと、神奈川ネットは2番という御意見をお持ちであると。議会議案については、それは最終本会議でということですね。
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○三宅 委員 最終でということです。
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○上畠 委員長 そこは一致していますね。
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○赤松 委員 一般質問というのは、従前から一問一答形式で、全部質問してまとめて答弁をなんてことでなく、まさにちょうちょうはっしで、一問一答で、緊張感持って進めていくという点では、いい方式だと私は思っているんです。そういう意味で、一般質問の議員の質問に対して、長の答弁の仕方だとか、仕方のみならず内容を含めて、誠実の度合いだとか、問題に対する捉え方とか、相当突っ込んだ議論というのはそこでやれますから、お互い緊張関係というのは相当なものがあると思います。その関係というのは非常に大事なことだと思うんです。そういう点で、全部長が出した議案そのものが既に終わってしまってからということになると、あと時間的な制約が特段あるわけじゃないし、予算やら議案が通らないと困るという緊張感みたいなものは長にはなくなってしまうし、そういう形での一般質問というのは、本来的な緊張関係を持った形でお互いに誠実に向き合ってやっていくという点での、何か抜け殻みたいなものが生まれてしまうような気もするんです。
ですから、私は基本的には現状のあり方が望ましいと思っております。ただ、同時に先議という問題がかかわってきているわけですよね。現実に私もついこの間、そういう場面に直面しました。納得して質問を取り下げたわけではありませんけども、自分の立場も考えて、全体の議会の流れを考えたときに、そうすべきだろうと思って質問はやめましたけど、一応そういう問題あることは事実なんですね。ですから、先に議案上程がされれば委員会はまたその後。議案が長から提案されて、そこで議案提案に対して質問があれば質問すると。提案が終わったら一般質問に入るという、このA3縦の資料でいくと、1になります。そうすると、多少議案に係ることというのは一般質問の中では当然出てくると思うんです。だけど、提案されてしまっていますから、先議という問題は解消されるわけです。あとは委員会にシフトという形になるんですけれども。だから、そういう意味では私は、このA3版縦の資料の1と通常パターンというのとは、基本的に原型は同じですから、私は1でもいいのかと思っております。先議という問題はない。それから委員会審査は、その後に予定されているわけですから、議案は既に上がってしまったという状態ではありませんから。そんなふうに私は思っています。通常パターン、あるいは1。この流れが私はいいんじゃないかと。どちらかといえば、先議との関係では1がいいかと思っています。
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○上畠 委員長 1だと先議の問題は解消されない。
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○赤松 委員 いや、されます。そういう問題は、今までそういう流れでずっと来ているから。ただ、先議としての扱いの捉え方の問題はあるんですよ。例えば、今だってあるんだから。一々目くじら立てても切りがない話です。
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○納所 委員 私は、1番のパターンですね。先議にもかかわってくるんですが、今まで議案上程前に一般質問で先議というのもおかしいなと思っていたんです。上程されてからの先議というのは認識できると思うんです。議案上程がなされていて、これから審査が始まる、その前で一般質問で先議というのが、当然注意できる。ところが、上程前の段階で、まだ上程もされていないのに一般質問で先議だというのは疑問を持っておりましたので、議会議案等は当然後回しになると思いますけれども、あらかじめ決まっている議案については開会してすぐに議案上程をしていただいて、その次に通常どおり一般質問をやるべきだと思っております。といいますのが、一般質問の中で問題点、もしくは争点が明確になって、それから委員会の審査に臨むということも、非常に重要なパターンもございました。さらには報告事項を追加して、委員会で細かく、今度は原局の答弁を求めつつ審査するという利点もございました。ところが、先に委員会をしてしまいますと、一般質問等で問題点が明確になったものを、今度はさらに原局等を追及する場というのは本会議しかなくなってくるということがあります。より細かに丁寧に審査をするとしたら、委員会の審査は一般質問の後がいいのではないかと思います。ただ、先ほど先議についてお話がありましたけれども、冒頭で議案上程をすれば、この内容が先議であるかどうかという認識はきちんと質問者もできると思いますので、その意味では冒頭に議案上程、そして一般質問、その中で明確になった問題点というのは、その後に行われる委員会等の審査でもきちんと審査できるということでございますので、私の場合は1番、会期の前半、議案上程後という流れ。これですと日程もコンパクトにとれるんですね。それ以外の日程ですと、会期の日程を少し延ばさなくてはいけないということもございます。また、議決はさまざまな審査等を踏まえた上で行いたいということで、途中で行う場合もありますけれども、最後の本会議で議決するというのが流れとしてよろしいんじゃないかと思っております。
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○上畠 委員長 小野田委員は高橋委員と同一の意見ということでよろしいですか。
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○小野田 委員 はい。
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○中村 副委員長 うちの会派としては2番もしくは3番ということですけど、確かに納所委員おっしゃられるように、いろんな問題点等が明確にされた上で委員会に臨むというのは必要と思うんですけれども、運営上は、先ほど来話題に出ております先議のあり方、これはいろいろ解釈も違ってくると思うんですけども、それを解消する上でも、まず本会議で議案上程した段階で、質疑ということもありますし、そこでそれを踏まえて委員会で議論していくと。今までですと、やっぱり一般質問の中で、常任委員会で話題になるようなことも、かなり深く聞かれてしまうと、委員会そのものの、別に議論に差し支えがあるというわけではないですけども、そこで報告を聞きながら質疑をして、理解していくというのも必要なのかなと思っておりますし、そういった意味での後先ということを解消する上で、やはり委員会を先にやっていただくと。そして、議決の順番としては、緊張感というお話もありましたけれども、その中で新たにまた出てきたようなことを、それぞれの議員が一般質問で深めるということもできると思うので、それを終えた上で最終的な判断をしていくということで、採決は後に持っていってということで、2番です。
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○三宅 委員 私は、基本的には、先ほども言いましたように、議案上程があって一般質問があって委員会に入っていくという流れがいいと思います。でも、全体として委員会が先という御意見が多いようでしたら、それでもいいですと申し上げたんですけれども、委員会を先にやって、それで既に一般質問のことを議会が始まる前にほぼほぼ固めている状態というのはあり得ないですよね。一般質問後だと、委員会の流れで自分の質問が変わっていくという可能性はありますから、そうするともう一回、項目の調整をしなければいけなくなりますよね。そこの日程をもう少し長くとらなければならないとか、そういう流れもありますので、どっちがいいんだろうと。より議案に対して議会としてきちっと捉えていくというか、深刻に考えていって、みんなの問題として取り上げていくということになれば、そういう時間も委員会の後の一般質問までの間の時間も必要だと、今思いました。なので、やはり流れとしては、議案上程をしていただければ、納所委員も赤松委員もおっしゃっていたように、あとは一般質問で、先議にならないような自分の質問というのは組み立てられるわけですから、そうすると、そんなに原局に対しても、答弁を求める立場としては想定できるんです。あとは深く委員会で掘り下げると。それで、最終本会議でそれぞれの判断を下すという流れ、今までと余り変わらないように見えて、先に議案の上程があるということ、そこではないのかなと思います。
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○上畠 委員長 この中でいうと1番ですか。
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○三宅 委員 赤松委員と納所委員と同じ考えです。
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○上畠 委員長 各会派から御意見が出ましたので、整理のため、暫時休憩します。
(13時37分休憩 14時26分再開)
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○上畠 委員長 再開いたします。
休憩中、改めて皆様からの御意見等を踏まえ議論もさせていただきましたが、各会派それぞれ御意見がございまして、この項目につきましてはまとまらなかったということとなります。
そして、今後につきましても現状どおりということで確認させていただきます。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
では、次の項目ということで、「2 先議のあり方について」を協議いたします。
協議のため、暫時休憩します。
(14時27分休憩 15時00分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
先議について、ただいま休憩中に皆様と協議させていただきました。議論の結果、「一般質問等においては、先議に当たらないよう配慮して行う。そして、先議とは予定されている議案について、委員会審査に先立って一般質問等で触れること」とまとまりました。
このとおり確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
正式な申し合わせの文章の確認につきましては、もう少し文言を正・副委員長と事務局で整理して、次回の当委員会で皆様に提示したいと思いますがよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
もうすぐ2時間ということで、次の項目の協議はできないと思いますので、本日の協議につきましては以上となります。
日程第2その他(1)「次回の開催について」を議題といたします。
日程調整のため暫時休憩します。
(15時01分休憩 15時05分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
休憩中の協議の結果、次回の開催につきましては平成28年8月29日(月)13時10分、議会第1委員会室でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
本日の議会運営委員会は終了いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成28年7月26日
議会運営委員長
委 員
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