平成28年建設常任委員会
6月30日
○議事日程  
平成28年 6月30日建設常任委員会

建設常任委員会会議録
〇日時
平成28年6月30日(木) 10時00分開会 10時26分閉会(会議時間 0時間19分)
〇場所
議会第2委員会室
〇出席委員
赤松委員長、池田副委員長、長嶋、小野田、中村、大石、松中の各委員
〇理事者側出席者
伊藤(昌)都市整備部長、前田都市整備部次長兼道路課担当課長、永田浄化センター所長、樋田拠点整備部長兼大船駅周辺整備事務所長、下平拠点整備部次長兼再開発課担当課長、斎藤(政)深沢地域整備課長
〇議会事務局出席者
鈴木次長、笛田議事調査担当担当係長、藤田担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項稲村ガ崎における下水流出について
2 議案第8号市道路線の廃止について
3 議案第9号市道路線の認定について
4 議案第17号鎌倉市空家等対策協議会条例の制定について
5 議案第25号平成28年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に長嶋委員を指名し、本日の審査日程の確認を行った。赤松委員長から、担当原局から「稲村ガ崎における下水流出について」報告したい旨の申し入れがあったことから、各議案の委員長報告確認の日程の前に掲載している旨の報告があり、これを確認した。
 次に、6月28日(火)、担当原局から6月24日(金)開催の当委員会における報告事項「深沢地域整備事業の現状について」の長嶋委員の質疑に対する答弁に関して、説明を行いたい旨の申し入れがあったことについて報告があり、これを了承した。
 ここで職員入室のため暫時休憩した。
              (10時02分休憩   10時05分再開)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○赤松 委員長  再開いたします。
 原局からの説明をお願いします。
 
○樋田 拠点整備部長  本日は貴重なお時間を頂戴し、申し訳ございません。
 去る6月24日開催の当委員会におきまして、報告事項として「深沢地域整備事業の現状」を報告させていただきました際、長嶋委員からの御質疑の中で、誤解を招く答弁をした箇所がございましたので、改めて説明をさせていただきたく、この場を設けていただきました。
 まず、長嶋委員から本庁舎に関し「平成28年度中に市役所の本庁舎をどうするかと話しが出ているが、深沢前提として本庁舎が入っているのか、入っていないのか」との御質問をいただきました。本来であれば「本庁舎の配置は前提としていない」との答弁をすべきでしたが、担当課長からは、「私どもの方も、今年度、市庁舎の移転については結論が出るとお聞きしております。その中で、経営企画課とはよく連携させていただいておりまして、例えば、そこに総合体育館、消防本部、市役所が連携した場合の必要規模は数字をいただいております。その中で、2.6ヘクタールの中で検討しているということでございます。詳細な計画はできていませんけども、これくらいの規模感があれば大丈夫だということで、我々は行政施設規模としたところでございます」との答弁を申し上げました。この点につきましては「私どもの方も、今年度、市庁舎をどうするかについては結論が出るとお聞きしており、本庁舎の配置を前提としていません。その中で、経営企画課とはよく連携させていただいておりまして、例えば、そこに総合体育館、消防本部、市役所が連携した場合の必要規模は数字をいただいております。詳細な計画はできていませんけども、これくらいの規模感があれば大丈夫だということで、我々は行政施設規模としたところでございます」とすべきでした。また、この質疑を踏まえ、長嶋委員より「市役所がここの場所に建てかえもしくは長期リフォームで、こっちでこのままですよという話になった時に、そこの前提はあくわけですよね。そうした場合の考え方というのは、また別途あるということですか」との御質問をいただきました。
 担当課長からは、「ご指摘のとおり、これはあくまでも想定で我々考えていますので、検討結果を受けてどうするかということは今後考えていかなければならないと思っておりますが、行政施設用地に余分ができたとしても、利活用を今後図って行かなければいけないと思っていますので、それは改めてそういうことが結果として出た段階で、再度計画を見直していきたいと思っています」と答弁申し上げました。この点につきましては、「これはあくまでも想定で我々は考えていますが、先ほど答弁しましたとおり、本庁舎の配置を前提としていませんので、今後取り扱いについて検討することとなると思っています」とすべきでした。
 説明は以上になりますが、今後ご質問に対しましては明瞭に答弁してまいる所存でございますのでよろしくお願いいたします。以上でございます。
 
○赤松 委員長  ただいまの部長からの報告について、質疑はよろしいでしょうか。
 
○長嶋 委員  今後については明瞭にと言われたのだけれども、余計明瞭でなくなっています。
 申し訳ないけれど。経営企画部と連携していますと言ってますが、私がこの委員会を受けて、経営企画課の課長さんに聞くと、ああいう答弁がありましたけれど、あれでいいんですかと言ったら、困りますと言われたんです。たまたま部長もいて部長も困りますとおっしゃっています。連携とれてないです。市民から見て、こういうやりとりをされると、さらにいろんな問題が起きている中で疑義をもってしまうのですね、深沢の開発ってことは、大変、市民の方にとって、いろんなテーマの中で最重要課題と言っていい、大変重要な中身ですので、それを経営企画課と原課が庁内で連携がとれていない中で、こういう答弁されると本当に困りますので、これは反省していただいて。市役所前提のA案があって、B案があって、もう1個C案があって、考えているのはしかるべき、もう当然だと思うので、前提として考えている案があって私はいいと思いますけど、今それがないのだか、あるのだか、全然わかりませんので。もうちょっときちんと説明する機会を作った方がいいと思います。このままだとみんなわからない。今の部長の話は余計わからない。質問と言うか意見です、ちゃんとやってください。
 
○松中 委員  意見だけど、そっちの方は悪くないと思うんだけど、何も。要するに市長が一番悪いんですよ。ごみの時どうですか、唐突に出したじゃないですか。みんな計画立てたらそこも清掃工場の一つとして出したじゃないですか。決まっているところでぼんと出てきたわけですよ。それで野村総研も出したし、JR跡地も出したし、なんか3カ所か4カ所出したじゃないですか、だから考えてたって構わないんですよ。市長の方がぼんぼんって出した、ごみでもそういう前例があるんですよ、前例が。だから市役所が行くったって市役所あっち行ったっていいよって、ばんばん流しますよ。だっていいんですよ、ごみの時もそうでしょう。4カ所出して決めてみましょう、ここがいいですよって、僕なんかJR跡地がいいと思っているんだから、そこでいくのかなと思ったらいかなかったけど。実際そういうふうに市役所の話が出ているってことは、どっかで検討しているんですよ。市役所は向こうに行ってくれ。それで重要なものはこっちって、そういうこと言いますよ。どんどん流しますよ。そういう議論されてんだから、だってごみでもそういうことやっているんだから、最終的に決めるのはくじ引きじゃないけど、アンケートみたいなよくわからない決定の仕方をして、そんな自治会の承諾を得てないでやるから、全自治会反対しちゃう事実が出てくる。突然出してきちゃうんだもの、決まったところに出しちゃうんだ、そういう前例があるんだから、だからこっちは全然悪くない。ただ、要するにそういう事実を事前にやっているということを言わなかったことに大きい問題があるわけですよ。全員協議会でもなんでも市役所の検討、どちらがいいかって検討が、先に聞いているわけだよ、こっちは。そうしたらこっちは考えますよ、間違っているとか曖昧だとかじゃなくて、常に曖昧なんですよ。ごみの時もやってんだから、市役所のことで野村総研の上に市役所持ってきていいじゃないかなんて出てきますよ、はっきり言って。こういう答弁が起こりうるってことは、そういうことがもう行われているから答弁しちゃったってことですよ。現実問題としては起こるんですよ、可能性としてはありうるってことですよ。
 
○赤松 委員長  部長からの発言について、了承と言うことでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
 職員入退室のため、暫時休憩します。
              (10時14分休憩   10時17分再開)
 
○赤松 委員長  再開いたします。
 日程第1報告事項「稲村ガ崎の下水流出について」を議題といたします。原局から報告願います。
 
○伊藤[昌] 都市整備部長  「稲村ガ崎における下水流出について」報告します。なお、資料といたしまして「下水の放流停止後の水質等の状況及び今後の対応について」をお配りしておりますので、ご参照ください。
 平成28年4月22日の汚水管の破損以来、消毒処理をした上で海への放流を行ってきたところですが、その後下水の放流が海の環境に与える影響を確認するため、資料の1ページに大きな項目の2に記載のとおり、東京海洋大学松山名誉教授ほか3名、学識経験者から助言を受けまして、資料にございますように、水質、残留塩素、海産物、海底堆積物の4つの調査を行いました。そして学識者から見解及び総合的所見をいただきました。水質調査等の結果は、いずれも基準値を満たしており、下回りまして良好な結果が得られております。学識経験者からも現時点で下水道放流が影響としている状況ではないとの見解を得ております。このことから、市としましては海域の水質等について安全表明を行うことといたします。
 なお、ふん便性大腸菌群数につきましても、市民の皆様に安心していただきますよう、引き続き、海水浴場の開場期間中は継続してモニタリングを行ってまいります。
 以上で報告を終わります。
 
○赤松 委員長  ただいまの報告に質疑はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 
○赤松 委員長  ただいまの報告については了承としてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 都市整備部職員退室のため、暫時休憩します。
              (10時19分休憩   10時20分再開)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
2 議案第8号市道路線の廃止について
3 議案第9号市道路線の認定について
 以上2件一括して委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
4 議案第17号鎌倉市空家等対策協議会条例の制定について
 委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
5 議案第25号平成28年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。

 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成28年6月30日

             建設常任委員長

                委 員