○議事日程
平成27年12月24日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年12月24日(木) 10時00分開会 12時10分閉会(会議時間 1時間29分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、西岡、永田、渡辺、池田、三宅、納所、高橋、久坂の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)アンケートクロス集計の要望について
(2)文書質問取扱要領等の規定について
(3)会議時間のあり方について
(4)2月定例会における補正予算議案の考え方について
2 その他
(1)次回の開催について
───────────────────────────────────────
|
|
○山田 委員長 議会運営委員会を開会いたします。
本日の会議録署名委員を指名いたします。委員会条例第24条第1項の規定により、赤松副委員長にお願いいたします。
本日は、2時間程度をめどに御審議いただきたいと思います。
───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
|
|
○山田 委員長 日程第1議会運営等の検討について(1)「アンケートクロス集計の要望について」を議題といたします。12月11日までにクロス集計方法の要望をいただくことになっておりましたが、御連絡がございませんでした。したがいまして、正・副委員長に御一任いただくということで事務局と調整し、来年1月にその後の結果も含めて御提示していきたいと思っておりますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
現時点までということで、お手元にA4で記載されたとおりで、回答率は35.04%となっておりますので、御参考までにお読みいただければということで、これについては、以上で触れません。
───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
|
|
○山田 委員長 日程第1議会運営等の検討について(2)「文書質問の取扱要領等の規定について」を議題といたします。
お手元に会議規則の一部改正と基本条例の逐条解説、この2枚を配付させていただいております。この点、骨子ということをまず申し上げますと、条例規定の改正を含めた要領の規定について、正・副委員長案を提示するという形で今お見せしております。会議規則第105条を削除し、要領の規定を実施します。基本条例の改正は行わないということで、ただし、逐条解説の修正は必要だろうということでの提案でございます。
中身をざっと事務局から説明してもらいますので、お願いいたします。
|
|
○事務局 文書質問取扱要領案という資料ですけれども、先日、御議論いただいたもので、訂正箇所はアンダーラインで記載しております。ただ、第2条で文書質問ができる期間ということで規定しておりまして、そのほか、議会運営委員会に諮問したときから、返すまでの期間は10日以内とするというところです。
第3条の3、1回当たりの質問件数を1件とするという書き方。今、申し上げました第4条の3で、10日以内に議長に返さなければいけないというところの訂正。あと裏面に行きまして、文書質問の公表方法を閉会中はホームページ、会期中に当たっては会議録に掲載する。この間、御議論いただいた中で訂正した部分は以上となります。
もう1枚の資料がございまして、議会基本条例と会議規則の文言が書いてありまして、訂正で二重線を引いている資料です。今回、文書質問取扱要領をつくることによって、議会基本条例の逐条解説については、従来からの一般質問に関連して文書による質問を認めておりましたが、というところのくだりの部分は、削除すべきであるのが適当ということで削除しております。
会議規則については、第105条は全部削除ということになるんですけれども、それぞれ関連する要領がどこに規定しているかというところを括弧書きで書いてあります。例えば、第105条第1項は、一般質問において文書質問を行うことができるという点については、議会基本条例上では第7条第3項で、議員は文書質問できると書いておりまして、要領の第2条においては、緊急質問ができない場合で、議長が認めたときにこれができるというような書き方で記載しております。第105条第2項では、簡明な質問主意書をつくり、議長に提出しなければならないというところが、条例の第7条第4項及び要領の第3条で記載してあると。第105条第3項については、議会基本条例第7条第4項及び要領の第5条で記載しております。
続いて、第105条第4項については、要領の第3条の3で規定しています。第105条第5項については、要領の第7条で規定しております。
|
|
○山田 委員長 前回の御議論と、きょう私どもで提出させていただいた案をベースに御議論いただきたいと思いますが、考え方とか、そういったことが中心になろうかと思いますけれども、御意見ございませんか。
暫時休憩いたします。
(10時06分休憩 10時10分再開)
|
|
○山田 委員長 再開いたします。
御意見あるいは、御質疑ございませんか。
|
|
○高橋 委員 正・副委員長で取りまとめいただいた内容で確認できまして、これでいいと思います。
|
|
○山田 委員長 ほかに御意見ございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
それでは、正・副委員長で御提示を申し上げた案について、最短で行きますと2月定例会での処理を考えておりますが、この改正のとおりに行きます。議会基本条例は改正いたしませんが、逐条解説の修正が必要だということになります。逐条解説の変更につきましては、その趣旨を議長宛て答申に記載させていただき、議長において修正等、必要な手続をとっていただくことにしたいと考えております。
もともと逐条解説の修正は、議会運営委員会の諮問事項ではないということもありまして、取り扱いについては協議が必要なのかなと思っておりましたが、今のような手続でよろしいですか。要するに議会基本条例の改正はしないということで、逐条解説の修正だけですので、議長に取り扱っていただくと。そういうことでよろしいでしょうか。
会議規則の改正については、2月定例会の本会議で、委員長からの提出議案になります。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
|
|
○納所 委員 会議規則は、委員長提出で、本会議で議決という形になりますよね。
|
|
○事務局 本会議で議会議案で出して、議決という形になります。
|
|
○納所 委員 議会議案の議決のタイミングなんですけれども、これは割合、中盤もしくは後のほうになるかと思うんですが、それまでは従来どおりの会議規則での運用がある程度前提となるということが考えられるんですけれども、それまでは申し合わせの形で、これをある程度予定した御認識を各議員に持っていただくということを徹底するべきではないかと思います。
|
|
○山田 委員長 従来といいましょうか、12月も含めて、そのように各派代表者会議での確認等もしていただきながら、12月についてはそういう運営をされてきたということですので、議決の日程によりましては、あとは議決以降すぐにスタートということができるかどうかは、手続上の話もあるかもしれませんので、そういった意味も含めて、議決するまでは、現状の申し合わせでやっていただくということになるのではなかろうかと思うんですが、そのあたり、何か委員の皆さんから、御意見ございませんか。
暫時休憩いたします。
(10時15分休憩 10時17分再開)
|
|
○山田 委員長 再開いたします。
休憩中の協議の結果、従来どおりの運用といいましょうか、各派代表者会議での確認事項でそのままやっていただき、この会議規則の改正が行われた時点から即日公布ということで、即日適用されていくということにさせていただきたいと思っておりますので、その諸手続については、正・副委員長、事務局で議長との協議も含めて、実施していきたいと思いますので、御了解ください。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
───────── 〇 ────────────────── 〇 ────────
|
|
○山田 委員長 日程第1議会運営等の検討について(3)「会議時間のあり方について」を議題といたします。こちらは、現在20時を過ぎたら次の質問者に入らないといった申し合わせがございますけれども、これについて、そのあり方についての協議を発議されている委員の方がいらっしゃいますので、コメントをいただければと思います。
|
|
○久坂 委員 先般、申し上げたんですけれども、12月定例会はほぼ予定どおり済んだのですが、ほとんど議会日程が予定どおり運営できないケースが多いということと、かつ、1日の会議の終わり時間も不安定という、二重のマイナスがあるなと私は考えておりまして、会議時間につきましては、私ども議会からも兼ねてから職員の方の超過勤務を削減したらいいのではないかとか、あとメンタルヘルスの向上についてもいろいろ言っておりますし、また女性職員の登用ですとか、今後、多分介護をされる職員の方も多くなるんじゃないかということをいろいろ考えた中で、ここはしっかり終了の会議時間をもう一つ目安として、皆さんに御検討いただいたらどうかということを考えております。
いただいた資料の会議規則の中で、午前10時から午後6時となっております。しかしながら、午後8時を過ぎて新たな質問者に入らないこととしていると書いてありまして、矛盾をしているということと、そうは言っても、最近ではそんなに遅くなってはいないのではないかという指摘もあるかもしれないんですけれども、こう言ってはなんですが、その日その日の雰囲気によりまして、会議の終了時間が左右されるというのがいいのかと私は問題提起させていただきたいと思います。
ここに書かれているように、午後6時をもって終了するということをきちんと認識した中で本当に運用するということを、皆さんに再度、御検討いただいた上で、新たな申し合わせというか確認事項として、皆さんの確認をいただけるんでしたら、そういったように今後は運用していただければありがたいと思っております。
|
|
○山田 委員長 申し合わせ事項というのは、平成10年6月16日の議会運営委員会答申にございますけれども、この申し合わせ事項の取り扱い、これを変える場合にはどういうふうにできるのか。そのあたり、何かルール的なものがあったら、まず私から確認させていただきたいと思います。
|
|
○事務局 議会運営委員会で再度確認いただければ、それが新たな申し合わせになると思います。
|
|
○山田 委員長 わかりました。ということで、申し合わせの上に申し合わせを重ね合わせれば、新たな申し合わせ事項として効力を発揮していくということでございますので、今の久坂委員からの御意見について、具体的に御質問がある方は久坂委員にしていただいたり、お互いに議論していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
|
|
○高橋 委員 従来から比べますと、一般質問の日程も、どう考えても2日間で終わらないのに2日間で予定していて、延ばして延ばしてみたいなやり方をしていたころから比べると、今は4日間とってやっていますから、大分時間的には読めるようになってきたと思うんです。そうは言っても、久坂委員が言うように、まだまだ不安定な要素がありますから、そこは是正していく必要があるなと私も思っております。
従来の議論の中で出た話ではあるんですけれども、開始時間が10時ということでやっているんですけれども、国会は9時からやっていますし、ほかの議会も9時半からやっているようなところも結構ありますので、この辺も少し考慮して、終わりの時間をきちんとしていくということも一考だと思います。
それともう一つは、私は初めて見るんですけれども、昭和51年の先例ということで、理事者側の答弁に当たり、調査に日時を要するため、一般質問が続行できない場合は、この質問は終止符を打ち、次の質問に入るというような、これをもう一回、再確認すれば結構スムーズに行った面もあったのではないかと。この辺は改めて、お互いに共通認識を持ってやるべきじゃないかなということです。
あと、一般質問中に資料要求をする質問がかなり頻発しておりまして、これまでも議会運営委員会の中でできる限り質問をする前に資料が必要ならばそれはとっていただいて、その場でその資料要求の質問をしないように、なるべくうまくその質問がかみ合うようにやっていただきたいというお願いは、議会運営委員会の場で何回も言っているんですけれども、それでもなお、そういう状態が続いていますので、質問中の資料要求というのは、その場で出た新たな事実に基づく資料要求というのはあると思うんです。過去の質問の中でもそういうことはありましたので、そういう場合はいたし方ないと思うんですが、2時間の努力目標の中で、資料要求を含めて全部やっていただくというようなことを努力していただくと。それは理事者側も努力しないといけないんですけれども、そういうふうにすれば、時間的な段取りというんですか、そういうこともかなり平準化してくるのではないかなと思うので、そこもぜひ検討していただきたいと思います。
|
|
○山田 委員長 幾つか論点がありましたので、整理いたします。
会議のスタート時間を早めるということは一つの案として考えていくべきだろうということと、もう一つは、一般質問中の新たな資料要求についてはいたし方ない面もありながら、一般質問内での資料要求については、極力避けるように事前に資料については整えておくということが1点あったかと思います。その中でトータルとして、2時間以内におさめるようにということについて、努力目標ではありながらも守るべき基準として、お互いに確認し合うべきなのではないかというような御指摘があったかと思います。
もう1点は、昭和51年の先例でございますけれども、この取り扱いはどのようにするかということを再度、先例ではありますけれども、再度どのように考えるべきかと。幾つかの論点を御提示いただきましたけれども、どうしましょう。時間だけ、午前10時から午後6時ということで、久坂委員からございましたので、会議時間のあり方について、高橋委員のおっしゃっていることはあるけれども、午前10時から午後6時というものをどう運営しようかということに絞って御議論いただくというのは可能かどうか、そのあたりどうでしょう。
まず時間については、会議規則上、早めるとすれば午前9時半からということになる。会議規則の改正も必要でございますけれども、そういう本会議の運営上、早くしてはどうかという御提案も含めて、この時間というものをどのようにお考えになりますか。
|
|
○久坂 委員 私も、会議時間を早めることについては前々から議論があったので、それがもしできるんでしたらいいのかなと思うんですけれども、議会事務局ですとか、行政の意向との調整がいろいろあった中で、委員会が少なくとも9時半はできるけれども、本会議についてはなかなか難しいという中で、10時になっているという現状があるんですが、それはもう一押ししてみたら、前倒しできるような可能性があるのかどうかというのが議会事務局でお考えがあったら、確認しておきたいと思いますけれども。
|
|
○山田 委員長 事務局から何かありますか。
|
|
○事務局 頻繁ではないんですけれども、議会運営委員会が当日の朝に開かれるというところも想定しておりまして、10時開会にしていたのと、当日の議事日程等が定まらない場合は当日の朝に印刷するという場合もございます。そういうことも含めまして、厳しい部分があるということです。
|
|
○高橋 委員 今、議題が「会議時間のあり方について」ということなんですけれども、ただ時間だけ決めれば、それでおさまるかというとそういうことではないので、これまで時々ずれてやってきていると思うんです。この議題を論ずるには、先ほどいろいろ議論していただきたいというお願いをした幾つかの観点についてもあわせて議論をして、そういうことに基づけば、時間もこういう形でできるだろうという見通しの中でやらないと、ただ決めても、これは今までと同じことになると思いますので、その辺の議論をした上で、決めていただければと思います。
|
|
○山田 委員長 日程第1議会運営等の検討について(4)「本会議運営のあり方について」を議題といたします。一般質問の日程配置の御議論をいただこうと思って用意した議題でございます。先ほど高橋委員がおっしゃった観点は、会議時間に密接に関係するということでございますので、それも含めて御議論いただくのは一向に構わないですし、よろしくお願いしたいと思います。ただ、論点としては、一般質問のありようというものをどういうふうに規定していくかということとか、2時間という問題、そういったことがあったものですから、とりあえず会議時間のスタートは10時にしましょうということについては御確認いただいたということです。終わり時間について、その他の要件もございますので、そういった要件も含めて御議論いただければと思います。
暫時休憩いたします。
(10時30分休憩 10時41分再開)
|
|
○山田 委員長 再開いたします。
|
|
○渡辺 委員 会議規則第9条、当然午前10時から午後6時までにするという会議規則を守っていくということでよろしいのではないですか。
|
|
○三宅 委員 第9条第1項は、会議時間は午前10時から午後6時までとなっていて、第2項は、議長が必要があると認めたら変更することができるとなっていますから、それは今やっているとおりで、議会運営委員会に諮って、それで議長が議会運営委員会の議論もあって、この際、会議時間を延長しますという宣告をしますよね。それで議会運営しているので、それがこの申し合わせのところで、きょうは誰の質問までやりますかというのを議会運営委員会で諮って、それで午後8時になったら次の質問者に入らないという申し合わせがあったので、その午後8時を、午後6時にするのか、午後6時に終了にしてしまうのか、そこのところがはっきりすればいいかなと思ったんです。午後6時までというのは努力目標であるのかもわからないですけれども、そうすると、その前の人が1時間で終わろうとしていたんだけれども、2時間かかったとか、例えばこの間、私は、自分の原稿は35分だったけれども、いろいろ聞いていると発展していけば、2時間でも足りなかったわけなんですよね。そういうこともありますから、午後6時に終了というのを目標に、目指そうという新たな申し合わせということになるんですか、そんなふうに考えました。
|
|
○山田 委員長 例えば一般質問の場合だったら、午後8時というのを午後6時という御提案ですか。
|
|
○三宅 委員 多分久坂委員は午後6時終了を目指すということをおっしゃっているんですよね。それで、一般質問の人数が今すごく多いですから、日程をふやすのか、1日でできるだけやってしまおうということになるのか、そこもありますので、午後8時に新しい質問者に入らないということではなくて、午後6時以降は入らないとか、そういう申し合わせに変えていくということのほうが現実的かなと思います。
|
|
○山田 委員長 先ほど職員の超過勤務のお話もされていましたので、できるだけ時間については、午後6時以降となるとあんまり制約がなくなってしまうので、午後6時に終わって、午後6時を過ぎてもすぐ終わるような形で、2時間前に入るという判断というのをそのあたりでするということになりますかね。
例えば、午後5時前に新たな人に入れるんだったらやるし、5時を回って新たな人に入れそうだったら、そのときはその前で終わるとか。2時間という枠はあるわけですから、判断をいつにするかみたいな話になると、3人が終わった時点で、もうやってしまうということになるかもしれませんけれども。そういうようなことかなと思いました。
|
|
○三宅 委員 大体、自分の質問時間を想定して、それで原稿を書いて準備をしてきていると思うんですよね。そうすると、議会運営委員会の中で、今までも聞いていますけれども、次はどれくらいかかりますかということを告げるわけですから、そこで大体の目安は立つと思いますので、そういう準備をして一般質問してくださいねと、そういうことももう一回きちんと、議員全員には伝えておく必要もあると思うんですけれども、それが議会を運営していくということなのではないかと思います。果てしなくやるんだということではないと思います。だから、午後5時前にはその日の目安を大体決める。午後6時終了を基本として、どこまでやるのかどうかというのを議会運営委員会で決めていくという流れになるのでしょうか。
|
|
○渡辺 委員 さっき私が申し上げたのに誤解があるといけないんですけれども、午後6時に終了とするということですよね。もし、そうなると、それにかかるということであれば、基本とするのではなくて原則とする。もしあれでしたら、この申し合わせを削除していただいてということで、先ほど申し上げました。
|
|
○納所 委員 一般質問が当初の2日間から日程がふえたということで、ある程度おさまるような流れというのはできてきていると思うんです。要するに、会議時間の時間延長が常態化しているということが変則的なわけで、時間延長をしなければ午後6時で終了という形になるわけですよね。ということは、その前の議会運営委員会の段階で、本日の質問者は誰までと決めれば、おのずとそこで時間延長の必要等が出てくると思うんです。時間延長しないと議会運営委員会の中で確認すれば、その質問者の残余の時間は翌日に繰り越すということも、事前に議会運営委員会の中である程度申し合わせておけばよろしいのではないかと思うんです。ですから、会議時間は午前10時から午後6時までとするという中で時間延長しなければ、このままでいくのではないかと思います。
|
|
○山田 委員長 今の御発言の確認は、これを午後6時までとするという方法で運営をしていきましょうと。そのためには、時間延長になった場合には、一般質問の場合は翌日。先ほどおっしゃったような議案上程のようなケースの場合は、今は判断していないと思っていていいですか。
|
|
○納所 委員 申し合わせについては一般質問における時間延長ということで、午後8時を過ぎて新たな質問者に入らないこととしている。これは一般質問だけでございますので、そのときの議案上程もしくは即決議案等がある場合、これは当然午後6時を過ぎてもその日のうちに上げなければいけないケースというのは出てくると思うんです。その際は会期前の議会運営委員会の中で、時間延長を議長に一任すると諮っておけば、そのときの議長の判断でできると思うんです。ただし、やはり午後6時までを基本とするということを再確認しておくということは必要だろうと思います。
|
|
○山田 委員長 大前提としては、午後6時までだけれども、午後6時で切るのは一般質問のときで、ほかは議会運営委員会から議長に言わなければいけないけれども、議長の御判断にという部分は、議案上程だとか、その他のものについては、時間延長は議長に一任するという取り扱いで、一般質問に限っては、切れたら翌日に回すというようなことを想定して、午後6時にしましょうということですね。
|
|
○納所 委員 要するに午後6時までとするという会議規則第9条がありつつも、午後8時が基準となってしまったというこれまでの一般質問の本会議運営があったわけで、そこをまた原点に立ち返るということでよろしいのではないかと思います。
|
|
○池田 委員 私も申し合わせが今まで一つ目安だったんですけれども、これを取り除くことによって、会議規則の中でも必要がある場合については延長できるということですので、やはり午後6時までとするということを規則として守っていくということは必要ではないかと思います。
|
|
○三宅 委員 規則は午前10時から午後6時までとするということですので、ぎりぎり2時間ちょっと、一般質問がいっぱいいっぱいまでいってしまったら、もしかしたら午後6時、7時までになってしまうかもしれないという場合は、その人で終わるということですよね。午後6時にとめてしまうということですか。その人は終わったほうがいいのではないか、それぞれ一般質問の流れがありますので。終わって、それは午後6時過ぎますけれども、そのときの判断は、流れですから、多分議長がしてくださることにはなると思うんですけれども。幾つも大項目があって、一つ終わった時点でというのならいいですけれども、いよいよ佳境というところで午後6時だよということは想定しにくいですので、そこは質問が終わるまでと。だから入るときに、午後6時前後に入る方の質問の時間とか、そういうのはきちんと自分なりに、その方の質問は組み立ててあると思いますから、それが前提ですから。大体これぐらいの時間ということをきちんとお知らせいただいて、それで決めていく。だから、その人が終わるまではやったほうがいいのではないかと思います。
|
|
○山田 委員長 今お三方から、午後6時できちっと決めましょうということと、三宅委員から、入る時間によるのかもしれませんけれども、その時間を見ながら、その質問者が終わるまでは、会議時間の延長については配慮すべきではないだろうかという御意見です。
|
|
○納所 委員 その場合においても、議長における時間延長の宣告というのは必要となってくるわけですね。午後6時を過ぎてしまうということならば。その前の段階、その当日の議会運営委員会で、どこまで一般質問を進めるかという議論の中で、ある程度予測はできると思うんです。例えば、質問に入れるか微妙な時間帯の場合に、翌日に繰り越す可能性があった場合、その質問者の人と時間をとって確認するとか、当日の議会運営委員会の中で幾らでも諮ることはできると思うんです。ただ、時間延長が常態化するという状況は改めなければ、午後6時までで終わるということは、なかなか実現は難しいと思います。
|
|
○高橋 委員 午前10時から午後6時までで全部終わらせようということ自体が、そもそもできないけれども、時間を決めましょうみたいなところからスタートしているはずなんですよね。昔は努力目標なしのガチンコ、時間なしでやっていたわけですから。そのときからこれでやっていて、今はそれではまずいということでいろいろやってきて、少しは時間の見通しが立つようになっては来ていますけれども、それでも努力目標でやっていますから、私は努力目標でいいと思うんですけれども、プラスアルファの努力目標ももう少し、やりとりを含めて理事者側の答弁時間が必要だったらばそれも含めて、2時間でおさまるような努力目標にしていくと。そのぐらいのことをやらないと、午後6時に終わるという見通しを立てるというのは難しいと思うんです。
それで、午前10時から午後6時というと、実質の時間で言うと、午前中の2時間は大丈夫ですけれども、午後は1時からやったとして、5時間丸々質問の時間にとれないではないですか。始まる時間も多少ずれますし、途中でトイレの時間もとらなくてはいけない。そうすると3人か4人いくかいかないかみたいな。それでやっていくと、日にちをもっととらないといけないということになっていくわけですよね、一般質問に。これも日程的に、1日延ばせばいいんだよって、委員会も今2日でやる委員会がかなり出てきていますから、会期自体をかなり延ばしていくことを考えないといけない。その辺のやりとりが2時間でおさまるというようなしわ寄せを新たに加えて、午後6時ということにするならば、きっちりやっていこうということであれば、午前9時半とか、始まりの時間は少しでも早くして、何とか4人か5人いけるぐらいの日程が組めるような努力をしていくべきではないかと私は思います。
|
|
○久坂 委員 ですから、私は高橋委員がおっしゃった午前9時半開始というのは、先ほど議会運営委員会の運営が、もしかしたら当日に出てくるかもしれないのでという話があったんですけれども、30分ぐらい本会議をもし前倒しできるんでしたら、それは一度、皆さんに御検討いただきたいということ。あと、もう一つおっしゃった昭和51年の先例についても、直近にこの調査に日時を要するということがあって、かなり異例と言われる本会議運営があったわけですから、これは再度御確認を皆さんでさせていただいて、これは本当にいたし方ないことなら、こういった運営をしたほうがいいじゃないかということで再確認と、もう一つ、一般質問の時間制限については、今期もう一度確認した際に2時間とさせていただいたんですけれども、1時間半ぐらいで終了しましょうというのがあって、2時間に据え置いたという議論をしたと思うんですよ。事務局で覚えていらっしゃいますか。2時間は2時間で計算していますから、もちろん質問者からできませんという話だったですけれども、ないですか。
|
|
○事務局 ないと思います。
|
|
○久坂 委員 ないと確認しました。
|
|
○三宅 委員 一般質問の持ち時間の2時間ということを久坂委員はお話しになられましたけれども、私どもも最初から2時間想定というよりも1時間半ぐらいの想定でいて、それでやりとりの間で2時間になるということは確かにあったんですけれども、それは答弁次第というのもあります。1時間半を目途に、それで2時間までいくという流れに確認し直すということをおっしゃったのかなと思って捉えたんですけれど。そういう考え方でも私はいいかなと思って伺いました。
それで、開始時間も9時半から日程的な問題も考えて、そして限られた時間ですから、朝の30分前倒しということも十分検討の余地はあるかなと思います。
|
|
○山田 委員長 また追加の議論が出てきたのですが、一般質問の捉え方の話と開始時間をどうするかという話が出てきて、午後6時終了というのをとりあえずどうしようかという話をしていたものですから、そういったあたりも考慮していかないと午後6時終了というのは難しいと受け取らせていただきます。今、午後6時終了にしてはというのが、お二人の意見が一致しているのは不思議ではあるんですけど、いいです。午後6時終了で意見が違っていたものですから、その点は一致しているということですね。
午後6時終了ということについては、三宅委員は少し異論があるけれども、久坂委員は終わらせると。午後6時で終わらせる条件として、午前9時半開始と、一般質問は1時間半を目途として、2時間でぴしっとやめるとか、そういうようなことを合わせて午後6時に終わらせたいと久坂委員が言いました。1時間半あるんだから出ることもあるよね、30分余裕があるから、自由な分、30分ぐらい延びることもありますよねと、午後6時から午後6時半ぐらいまでいくケースだってあるじゃないと、そこを認めてよというのが三宅委員がおっしゃったことだと。解説つきで申しわけないですが、そういうふうにお話しになったんだろうと思うんですけれども。切り口がいろいろあるものですから、どうしましょうか。
午前10時開会については、いたし方ないということでさっき議論が終わっていたと思いきや、午前9時半ではどうかという話なので、本当に事務局、午前9時半スタートというのは、意見を固めたいんです。みんないろんな話が出てくるので、どこかを固めていかないとなかなか話が進まないものですから、後ろを固めることから作業をしたいんだったら後ろから固めたいし、午前9時半ということになれば、いろいろな条件を除かなくてはいけない議論もしていかなくてはいけないので、絶対議会運営委員会は当日はやりませんよとか、そんなことも話していかないと難しいと思っております。
|
|
○高橋 委員 朝に議会運営委員会をやるというのは不測の事態なんですよ。そういうものがなければ招集しないはずなので。そういうときは、仮に、午前9時に集まってやりましょうというときに、午前10時開会、とりあえず開会してまた休憩してということもやってきていますから、そこは別に何ら問題ないです。一番考えなければいけないのは、午前9時半からやっている議会があるということなんです。それで、できないみたいな議論をしてもナンセンスなので、午前9時半にやるのだったらどういうふうにすればできるのかという、それだけのことだと思うんです。
かつては努力目標もなく、時間制限なしでずっとやってきましたから、かなりイレギュラーなことがあって、それをその夜のうちにいろいろ調整して、資料を用意して配ってとか、そういうこともやってきていますから、午前10時でも厳しいときも何度もあったと思うんです。そういう過去の経験則から何とか午前10時のほうが時間的に余裕がとれるのではないかということで、ずっとそこを堅持してきましたけれども、大分いろんな整理ができてきましたから、ここはそろそろ9時半にして、委員会もそれで何とかずっとやってきていますし、特に支障もなくやれてきていますから、本会議もこれに準じて、そのかわり、残業のことも議会でたびたび議論になっていますから、そこの視点も入れながら、終わりの時間もきっちりやっていこうよということであれば、私としては理解しやすい話になると思うんです。
|
|
○山田 委員長 今のお話は、事前の議会運営委員会ということを考えなければ、午前9時半スタートというのは、支障が起こるような事象は経験的にないでしょうという御議論だったと思います。
午前10時にするということについては先ほど事務局からこういうことがということで、例えば、もう一度午前9時半にした場合というのは何か、まだそれでも何か、午前9時半にやることを前提にすれば、これが支障になります、だからこれを除かなければいけませんと言っていただけると、より説明いただく価値はあると思うんです。
先ほど一旦午前10時で話は終わったんですけれども、ただ終わりの時間ということを考えれば、午前9時半にすべきではないかという御議論が今あったものですから、一度整理できますか。
|
|
○事務局 市長提出議案がその日に出されたとか、議会議案がその日に出されたということが主に想定されますので、議会運営委員会で協議して、その日の日程に直ちに追加するということが多くなると思われますけれども、朝一番に議会運営委員会をやるというのが想定できていないので、そういう運営で可能だと思われます。
|
|
○山田 委員長 ということです。ですから本会議が始まっても、すぐに議会運営委員会というケースも場合によってはあるかもしれない。9月に一度、僕も経験していますので。
9時半はそういうことで、決められるのであれば決めてしまいますけれども、トータルでまだ考えなくてはいけないということで、とりあえず9時半についてはあまり支障はなさそうだなと、委員会と合わせてもいいのではないかという御議論の中で、9時半スタートいうのは可能だね、むしろすべきだろうというぐらいのお話だったと思います。
そういうことで、まだ決めたわけではありませんが、午前9時半想定ということは可能だということを前提に、午後6時の扱いについてどうでしょうか。その中で、一般質問の時間とか、そういうことも出てきているんですけれども、そこは皆さんの御意見の中でまとめていきたいと思うんですけれども。どの切り口からでも、一般質問の長さの話を切り口にして、午後6時まで。あるいは、それも含めて午後6時以降、そのあたりどうですか。
|
|
○高橋 委員 与党議員とか野党議員とか、立場によって捉え方が違うと思うんです。そういうことをしんしゃくしながらも、全体の議会運営に御協力いただき、時間内におさめるということが一番大事なことだと思うので、そういう面では2時間というところを何か制約を加えていくよりは、その2時間の中で、やりとりも含めておさめていただくという格好のほうが今までの流れを継承できるのではないかと。あえて1時間半という数字を申し合わせの中にということはしなくてもいいのではないかと私は思います。それよりも、資料要求したら要求にかかった時間も含めて、努力目標の中でやってほしいと。これは相手のあることですから、多分資料要求すれば1時間はとりますからね。そうすると、やっている中で資料要求するということは、質問する側からすれば避けるべきだなと働くはずなんです。ですから事前に、ただその場で新たな事実として出てきたものに対して、資料が必要な場合もありますから、それはやるべきだと私は思いますので、そういうこともあるけれども、そこも含めて努力目標ということで。2時間を超えれば議会運営委員会を開いて、この後どうしますかという話になると思うんですね。それはそれで、その場その場でやっていくしかないと。ですから、1時間半というお話がありましたけれども、それを何か新たに申し合わせの中にやっていくということは避けたほうがいいのではないかと私は思います。
|
|
○山田 委員長 昨年の2月、久坂委員長の時代に本会議について、答申文が今、手元にあるんですけれども、定例会審議日程における一般質問の日数は、1人当たりの質問時間を2時間程度と想定した上で通告人数に応じて設定し、会期初日の本会議の日程を協議する議会運営委員会で決定することとするという文で、昨年の2月に出されている。そのときも、2時間程度を想定した上に、一般質問の日数を決めていくというようなことで、記載があるということです。ここにも多分、1時間半の議論はあったんだと思うんですけれども、昨年の2月にはこういうような答申文がということもあわせて申し上げておきたいと思います。
|
|
○高橋 委員 今までの概念としては、実質的な本会議場でのやりとりを2時間の努力目標にするとしてきましたので、答弁を用意する時間だとか、資料を用意する時間とかというのは含まれてなかったわけですよね。そこも含めて努力目標なんですから、2時間でやるとすれば、そういう答申が生きてくると思うんです。今のやり方だと、結局そっちのほうが長いわけですから、資料を用意したり、答弁を用意したりするとか。事前によくかみ合うようにやっていただくということが大事だと思います。
|
|
○山田 委員長 それでも突発ケースがある場合には議会運営委員会に諮っていただいて、協議の上どうするかということは、やるべきかやらざるべきかということ、そういうことはしていくということは前提にあるよというのは、あわせて御説明があったと思うんですけれども。
2時間の議論にいくのがいやなんだけれども、終了時間でまずフィックスできないかなと思うんですが、いろいろな条件があるということで。
|
|
○納所 委員 質問中の資料要求に関しても、事前の調整の中で、やりとりの中で、こういった資料等をお願いしておいたにもかかわらず、執行部側が用意していなかった、もしくはその準備をしていなかったがゆえに、結局、議場の場での資料要求になってとまってしまうというケースが実は多いかもしれないですよね。だから、それに関しては、資料要求のあり方について、議会側もきちんと認識しておく必要もあると思うんだけれども、執行部側の対応のあり方ってどうなんだろうと思う場面も多々ございますので、その点をきちんとしなければ、幾ら質問者側がきちんと事前に用意したとしても、その場の資料要求をせざるを得ないという状況はなくならないと思います。
|
|
○高橋 委員 これも過去の議会運営委員会の中で何度も議論になっているところで、議員によって、資料の出し方がまちまちだということが現実問題としてあり、それぞれの議員の言い方が違ったりとか、そういうことによって出てきたり、出てこなかったり。情報公開をとってくださいと言ったり、そういうことで、かつての議会運営委員会ですとか、議会基本条例の議論の中で、何か制度として資料を要求するようなものをつくったらどうかという提案も私はしてきてはいるんですけれども、要は、地方議員の場合には、調査権というのが一人一人にないと。国会の場合にはあるんですけれども、地方議員の場合にはないという、そこが一番ネックになっていまして、そこをきちんと担保するようなものがないと、今は議長から請求するということの中で、議会全体が請求しているという形をとって、何とか資料要求というものを調査特別委員会みたいなものをつくらなくても担保しているというぎりぎりのところでやっているんです。それを一個人、議員が一般質問するために資料を出してくれということが、法的拘束力というんですか、そういうものがどこまであるのか。ほとんどない状態でやっていますから、そこを何か文書質問では資料要求をしないということも確認しているわけですから、なかなかそこを担保するというのは難しいんですね。ですから、市長部局に申し入れとして、一般質問に必要な資料については積極的に出してくださいという申し入れをまずはやる。そういうことの中で、市長部局の職員と我々と共通認識を持って一般質問を議論の場にしていくということでやるしかないと思うんですね。
あとは、私が昔提案したのは、そういう資料要求をする書類みたいなものをつくって、議長に届けたら議長からやるということで、議会から請求があったみたいな形で、情報公開にとらなくてもできるような制度みたいなものを議会としてつくるという方法もあるのではないか。だけど、それをやったとしても法的拘束力は全く担保できないと思います。
|
|
○山田 委員長 前提としては2時間という枠の中で、資料要求あるいは資料要求に基づく答弁ができないというような事態というのは避けなくてはいけないねということで、本会議の質疑というのは市民の皆さんが期待しているところであって、資料要求の休憩時間を市民の皆さんが期待しているわけでも何でもないので、そこの部分はやはり議会としても、そういうことにしていく。
ただ、新たな話として、例えば議会運営委員会に諮って、これは仕方ないよねという部分については、時間オーバーということもあり得るかもしれないけれども、2時間という枠の中で、全ての議論を終わらせるということを大前提にします。ただ、そのための事前の資料要求というのが、今の市長部局が持っているデータを加工すれば、1日、2日でできるものと、調査が必要なものというのはある、性質の違うものがある可能性もあるんです。要するに、膨大な調査をしないとお答えできないような、資料作成にお応えできませんというケースもままあるのではないかと思うんです。そうすると一般質問を通告した後に、それをやり始めると、通告と本会議の間に予定されている数日の間では、なかなかそれが整わないというケースもあるにはあるのではないかと思っているんです。
ですから、資料というのは一体何なの、資料要求の範囲とはどうなのということも、いずれ考えておかなければいけないのではないかなと思っているんです。議員によって云々という話もありましたけれども、それはそれとして、ひょっとしたらあるのかもしれないけれども、そこは多分、市長部局側も、そんなことまでしないとは思うんですけれども。ただ、事前の調査が必要な資料というものも、ままあるのではないかと思っているんですけれども。そのために必要な時間というのは、どういうふうに確保するか。それと、なかなか確保できないまま、本会議に入るというケースも出てくる。それはそれとしても、2時間という枠の中で、新たな資料要求をしないとかということを新たにお決めいただければ可能ではないかというのが高橋委員の意見だろうと私は解釈をいたしました。それは90分、2時間の話をそこの中で2時間をという、ここをもう少し明確にしていくということの話だと思いますけれども。
私のほうでまとめますので、意見だけでも出していただかないと、私も困っちゃうので。
|
|
○久坂 委員 先ほど、以前のように、1時間半という話はしたんですけれども、今、委員長がまとめてくださったように、高橋委員の御提案があったとおり、現行の2時間の中で、できるだけ準備して、一般質問に臨み、その中で調整、資料要求があった場合には協議していただくと。そして、議会運営の中で、円滑な運営のためという理由がありますので、そこら辺のところを最後にしていただくということと、そうは言いましても、先ほどお話がありましたが、そういうケース、ケースのお話もございますように、そういったところに配慮するために、議会運営委員会での議論がある場合もあるだろうと、先ほど委員長からございました。そこの点については配慮していく、そういった感じで、私は考えています。
|
|
○山田 委員長 一般質問中において、理事者側の答弁に当たり、調査に日時を要するために、一般質問が続行できない場合は、この質問は終止符を打ち、次の質問に入るという先例がありましたと。この先例に従って、実は文書質問の取扱要領の中で、一般質問の中で、質問ができないという、先ほどの文書質問ができる期間ということで、先ほど御議論いただいた中で、そういう部分に当たるケースの場合は、文書質問でやっていただくということは可能にしてあると思っているんです。
一般質問、緊急質問に規定する質問をすることができない場合であって、議長が特に必要と認められれば、この限りではないという規定を文書質問ができる期間の中に置いてあります。いわゆるこれが途中で切れて、答弁ができない、その答弁の間、待つということではなくて、答弁ができなければ文書質問に切りかえていただけませんかということを担保はしてあると想定してはいるんですけれども。地震が起こった場合だけではなくて、そういうケースも担保して、文書質問としてやれるということを担保してある。だから、2時間でおさめてねという議論もできていく可能性はあるのかなと思っています。
どうですか。これも仮置きしておきましょうか。一般質問はおおむね2時間という中できちんとやっていこう、御議論いただきたいということで、ここでは決めさせていただいて、答弁に困った場合とか、新たな資料要求は議会運営委員会に諮る必要はあるかもしれませんが、事前の資料については整えた上で質問に入っていただき、質問中での新たではない資料要求については避けていただくようにしていく。そのようなお話があったかと思うんです。
とりあえず、おおむねそういう中で整理した上であれば、午後6時はどうしましょうかという議論をしていきたいんですが。
|
|
○高橋 委員 今、会議規則が午後6時までということになっているので、その時間の議論、これを午後7時にするとか午後8時にするということは考えにくいと思うんです。ですから、午後6時と決まっているものを、午後6時で終わるようにするにはどうするかという議論にしかならないと思います。今までの議論があったと思いますので、とにかく午後6時と決まっているんだったら、午後6時で終わる努力をするということしかないです。
|
|
○山田 委員長 先ほど争点になったのは、一般質問が午後6時を超えて継続する場合の扱いをどうするかって。翌日に回しますよという議論と、その場合はやってしまったほうがいいんではないかという議論が分かれたものですから、今そういう聞き方をして、議長裁量ではあるけれども、議長に対してどういうふうに議会運営委員会として、その運営についての結論を議長に渡すかと、そこの部分なんですけども。翌日に回してもいいよという議論であれば午後6時ということで、今お三方から午後6時でいいんじゃないかという話が出ましたし、三宅委員からはそれはいかがか、という話もございました。そこの整理をしたかったという意味合いです。
では会議規則はこのままにしておいて、運用上をどうするか。議会運営委員会としてどう判断していくか。そこのところの議論と整理していいですか。
|
|
○納所 委員 議長のその場の判断では、逆に混乱するケースも考えられますので、その前の、当日の議会運営委員会で、どの質問者までいくのか、その場合に午後6時を超える可能性について十分吟味した上で、質問者の意向も踏まえて、ケースバイケースで、例えば、午後6時を超えて続行したいという御意思があれば、その中でやることも可能でしょうし、分割して翌日に回すことも可能であると御了解いただければ、よろしいのではないですか。それは当日の議会運営委員会の判断をもとに、議長が采配を振るうということでいかがでしょうか。
|
|
○渡辺 委員 最初から結論は申し上げているんですけれども、これは例がいいのかわからないですけれども、ラグビーのロスタイムという悩ましいものがあります。自動的に時計はとめられるんですよね。どうしても人が倒れちゃっているとかいう場合は時間をとめて、そういうのは場合には理解する話なんだと思うんで、それはもう90分戦ったので、その時点で終わらせてしまいますけれども、終わるんです、そういうことだと。それ以外の何ものでもないということです。
|
|
○高橋 委員 多少のぼやぼやとした部分は当日の議会運営委員会で確認しながら進めるということが、一番混乱が少ない方法だと思います。
ただ、視点を変えると、議案の上程というのを今まで頭にはあるんですけれども、日程の組み方の中でそこにフォーカスして、日程をどう組みましょうかということの議論は今まで一度もしたことないと思うんです。あれも場合によっては、1時間以上かかることもありますし、そこのところを除いて日程を決めていくと、どうしてもこの午後6時というのが、かなり食い込んでいく場合がありましたので、そこは日程確認をして決めていくときにも、ある程度、質問者、あと議案の上程があるから何日間にしましょうかということをやりながら、午後6時ということをきちんと遵守していくようなことであれば、そんなにずれ込むことはなくなるのではないかと思います。
|
|
○山田 委員長 本会議の運営ですので、議案上程というのは当然、本会議の中で行われますから、それも含めて午後6時の中でおさめる、そのための日程についての協議は必要だろうということですので、だから原則、例外はなし、全て午後6時に終わるということでよいですか。
暫時休憩します。
(11時31分休憩 11時47分再開)
|
|
○山田 委員長 再開します。
それでは「会議時間のあり方について」でございますけれども、会議規則上は午前10時ですが、午前9時半から午後6時までとする。所与の条件については、議長判断によることもあるでしょうし、議会運営委員会での協議の場もあるかもしれませんが、午後6時ということで、きょうの結論をそういうふうに得たいと思います。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
暫時休憩します。
(11時48分休憩 11時49分再開)
|
|
○山田 委員長 再開いたします。
───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
|
|
○山田 委員長 日程第1議会運営等の検討について(5)「2月定例会における補正予算議案の考え方について」を議題といたします。協議のポイントもございますので、一度事務局から説明させます。
|
|
○事務局 2月定例会における補正予算議案の考え方については、何度か議論されているんですけれども、今までどおり即決ということでよいか。または、付託すべきかという議論がございました。
結論はまだ出てないという状況で、関連してないかもしれないですけれども、補正予算常任委員会の協議の中でも、そこに付託をすればいいのではないかといった議論もございましたので、参考に御報告いたします。
また、2月定例会も既定予算の増減、そういったところにかかわる増減については即決という前提条件が議会運営委員会の申し合わせでありまして、そういったところで今回、2月定例会の補正予算議案を来年またどうするのかという協議になります。
協議のポイントとしましては、即決とする場合には、事務局の次長から、即決とする案件の内容を説明しているのですけれども、読み上げる前には、事前に執行部側から各議員に丁寧に説明に回っていただいたらどうかという意見もございました。
2点目は、即決とする前に、各常任委員会に、例えば、建設常任委員会だったら、特別会計の部分がありますので、そういうところを報告事項として、各常任委員会に丁寧に報告した上で即決とすべきというような御意見もありました。
3点目が、そもそも次回から付託して、各常任委員会の予備審査もあると思いますけれども、内容的に予備審査に影響は少ないだろうという御意見もありましたので、付託してきちんと議案として議決をする。
以上、3点のポイントがございますので、御協議願いたいと思います。
|
|
○高橋 委員 こうなる前に整理として、委員会は2回開催していたことがありますよね、2つの委員会を同時並行して。付託した場合も現行の体制でできるのか、そこら辺のところを確認させていただきたいのですけれども。
|
|
○事務局 2つの常任委員会を開催していたのをやめたのは、インターネット中継が同時に2つの常任委員会の中継ができないというところもポイントの一つだったんです。ただ、付託された場合に、ボリュームからいって各常任委員会の予備審査は、そんなに時間がかからないだろうという御意見がありましたので、実際に付託してみて、中身を見ないとわからないと思いますけれども、既定予算の増減というレベルなので、そんなに時間はかからないような意見がございました。
|
|
○高橋 委員 私が言い出しっぺで、何度か議論していただいているのですが、結局1年間通した中で、整合性がないといいますか、6月、9月、12月は付託をしているような案件でも、2月については即決でやるというようになっているのが現状なんです。それだったらば通年した中で、2月に即決にしている案件、いろんな条件があるんですけれども、それについては6月から12月も即決にするとかだったらわかるんですが、片方では審議しておいて、片方では審議していないというような状況がどうなのかというのが根底にありまして、議会ですからきちんと審査をするということが、形式審査といえども、私は必要だと思っております。
今、事務局から説明があったように、インターネット中継をするということの中で、1日同時開催で2常任委員会を2日間やって、その中で補正予算については審査をかつてしてきたんですけれども、それを1日1常任委員会でやるということの中で変えてきたんですが、日程を見ると、4日間とれないことはないんです。ですから、補正予算の審査をする委員会を開催して、それからまた通常の委員会も開催するというようなやり方をしたほうがいいのではないかと私は思います。さらに言えば、予算常任委員会といいますか、そういうこともできるならば、設置をしていったほうが私はいいと思っておりまして、これは今回の議論の中で結論が出せるものではないと思いますので、そこはまた多角的な議論が必要かなと思いますけれども。とりあえず、来年2月定例会の中で、2回常任委員会を開催するということを検討したほうがいいと思います。
|
|
○山田 委員長 この御議論をこのまま継続するか、12時でやめるか、まずは議論していただいて、どっちにしても2月定例会で上程されてきますので、先ほどの常任委員会を2回やるかどうかは議論があるかもしれませんが、常任委員会に付託するんだという結論か、今までどおりでいいよという結論か、もう総務常任委員会で全部やってしまったらというのがあると思うんです。
常任委員会にこの補正予算議案を付託して、下審査だけやってもらう。それは2日やらなくてもいいと思いますよ、1日でやれればやれるで、それはそれで解決の手段はあると思うんですか。どうですか。1月早々に判断しないと2月定例会への準備というのは難しいと思いますし、可能ですか。相当早くやらないとだめですよね。どうしますか。
|
|
○西岡 委員 既定予算の増減。特別なものはないということですね。
|
|
○山田 委員長 3月で新規のものは出てくることはないでしょうね。もう契約もできないだろうしね。
|
|
○高橋 委員 1回か2回ありましたよ、国の予算でとりあえず通しておいて、繰り越して。
|
|
○山田 委員長 繰り越し等については、事後の場合もあるでしょうから。
時間になりましたので、この件については、きょうこの辺でとどめておいてということで、よろしいでしょうか。議論としては、今までどおりでいいのか、それとも常任委員会に付託すべきなのか、付託した後で常任委員会でやってもらうのか。予算常任委員会の設置云々については間に合いませんので、これは外したいと思いますので、現状の体制の中での議案の扱い方、これについて次に御協議いただきたいんですが、日程はお手元にございますか。1月、2月の予定表が配付されているかと思いますので、今の議論で言うと、会議規則の改正の話の確認と、補正予算議案の考え方の話。あとは議会議案の提出の仕方、あとは一般質問の配置。2月定例会に一般質問の配置は多分変わらないと思うんです。代表質問もある関係で余り変わらないかもしれませんが、これも早々に決めておかなくてはいけないのかなと思っておりますので、そこを想定して、既に資料もお配りしてます。今一度、確認いただきたいと思います。
暫時休憩します。
(12時00分休憩 12時07分再開)
|
|
○山田 委員長 再開いたします。
次回の開催日程でございますが、1月7日(木)、午前9時半及び午後1時からということで、お願いいたします。
それでは、そのときの協議事項については、きょうの残り部分となります。優先度については、若干確認事項も含めてやらせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
|
|
○久坂 委員 本会議運営のところに入ったら申し上げようかと思っていたんですけれども、本当にこんなことになって申しわけないんですが、緊急質問と関連質問のあり方について、皆さんに再度御協議いただければと思っております。と申しますのも、前回の緊急質問、今、一般質問は2時間でやりましょうというお話になったんですが、緊急質問と関連質問につきましては、時間制限がない中で、夜でも本当に何時間でもできますよという状況がございまして、一般質問とのバランスを考えるとバランスがよくないのかなと思っておりまして、緊急質問と関連質問におきましても、一定の目安時間を考えることができればいいのではないかということを提案させていただこうと思っています。
|
|
○山田 委員長 今の御提案、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
そういうことも考慮しながらということで、お話を次回進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
本日の議会運営委員会は、これで閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成27年12月24日
議会運営委員長
委 員
|
|