平成27年議会運営委員会
11月12日
○議事日程  
平成27年11月12日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年11月12日(木) 9時00分再開 20時52分閉会(会議時間 1時間42分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、西岡、永田、渡辺、池田、三宅、納所、高橋、久坂の各委員並びに前川議長、吉岡副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第12日(11月12日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 一般質問
(3)日程第3 緊急質問
(4)日程第4 議案第26号平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について
        議案第27号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第28号平成26年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第29号平成26年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第30号平成26年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第31号平成26年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第32号平成26年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(5)日程第5 議会議案第10号私学振興のため、私学助成制度の堅持と一層の充実強化を求める意見書の提出について
(6)日程第6 議会議案第11号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書の提出について
(7)日程第7 議会議案第12号ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書の提出について
(8)日程第8 閉会中継続審査要求について
2 本日の本会議運営について
〇 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会設置の動議等について
〇 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会委員の選任について
3 決算特別委員会の審査日程について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に赤松正博副委員長を指名した後、委員長から三宅委員から所用のため遅刻する旨の届け出があったことが報告され、これを了承した。
 次に、議長から11月11日付で、赤松正博議員から緊急質問の通告書が提出された旨の発言があり、事務局から通告書の写しを配付した後、協議した結果、緊急性が認められると判断されたため、赤松正博議員の緊急質問を認め、発言の許可について簡易採決により諮ることを確認するとともに、発言する場所については、本日の議事日程の中で協議することを確認した。
 次に議長から、一昨日開催の各派代表者会議で、決算等審査意見書の訂正についてが確認され、既に訂正した意見書は各控室に配付している旨報告があり、これを確認した。
 次に、議長から11月11日付で、上畠寛弘議員、松中健治議員外1名から、「議会議案第10号私学振興のため、私学助成制度の堅持と一層の充実強化を求める意見書の提出について」が、同じく11月11日付で、長嶋竜弘議員、上畠寛弘議員、大石和久議員、外1名から、「議会議案第11号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書の提出について」が、また、本日付で、上畠寛弘議員、西岡幸子議員外3名から、「議会議案第12号ブラッドパッチ療法の保険適用および脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書の提出について」が、それぞれ提出があったことの報告があり、これを確認するとともに、本件については本日の本会議運営の協議の中で協議することを確認した。
 以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本会議第12日(11月12日)の議事日程について
 議長から、10月20日以降、中澤議員の一般質問の質疑に対して、理事者の答弁の準備のため中断しているが、昨日、理事者から質問に対して答弁をする用意が整った旨の報告を受けているとの報告があり、続けて委員長から、白紙請求書の件については、平成26年度の部分について、いまだに解決できておらず、関連する決算認定議案の上程及び審査をすることについては、なお調整を要する段階である旨の報告があり、協議した結果、本日の議事日程については、別紙議事日程案のとおりとするとともに午前10時に本会議を開会することを改めて確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○山田 委員長  日程第1「本会議第12日(11月12日)の議事日程について」を議題といたします。
 まずは、議長発言がございます。
 
○前川 議長  10月20日以降、中澤議員の一般質問の質疑に対して、理事者の答弁の準備のため中断しておりますが、昨日、理事者から質問に対して答弁をする用意が整ったとの御報告を受けております。
 
○山田 委員長  続けて、10月30日以降の中身について、私から補足させていただきたいと思います。
 一般質問で、理事者側の答弁として、医師会の夜間救急の問題、5倍の量の接種の問題と2点ありまして、その段階で調査ということで、一旦本会議は休憩させていただいております。その準備が整ったということが今の議長発言であったということを御確認いただいた上で、30日以降、質問者と理事者との調整の中で、言葉としては、市長から「そうした事後の課題を含めまして」というようなことで、もう少し広い範囲の部分の調査ということも含められていたと、双方のやりとりの中で含められたということもございまして、各種調査を行うということが、その後、30日以降に話し合いがされているようでございます。まだ、その調査等については進行中ということでございますけれども、なお、まだ時間がかかると聞いております。
 さらに白紙請求書の件についてでございますけれども、まだ現在、質問自体が行われておりません。このことが一般質問の中では出てきておりますけれども、具体的な質問に入っておりませんが、平成26年度部分についての解決が未了ということでございまして、決算認定の議案の上程について、さらにそれを審査するということについては、なお調整を要する事項と今現在考えています。という状況が30日以降、本日までの状況でございます。
 2件について、続けて調査事項が複数出てきているということと、平成26年度決算に関連する白紙請求書等に関することについては、まだ解決していない部分がございまして、決算の議案上程、さらには決算特別委員会での審査、そういったことについては、なお調整を要するという段階でございます。
 私から、議長の発言に加えまして、30日からの状況についての御説明させていただきました。
 御意見ございませんか。
 
○高橋 委員  最初に出てきた資料の中に、白紙請求書がありましたので、かなりの負担ですね。それで基本的には、あったものは全部出されたものと理解していたんですけど、そういう面では、決算にかかわる部分については出されたという認識でいるんですけれども、それは違うんですか。
 
○山田 委員長  私の理解で申し上げます。違う部分もあるかもしれませんけれども、また補足いただければいいと思います。
 私の理解は、白紙請求書に関しては一時、確かに請求といいましょうか、部数が何件ありますという一覧表を以前頂戴しておりまして、その部分の資料については私も持っていると。ただ、平成26年度の決算に当たっては、もともと白紙請求書を使ってのいわゆる執行といいましょうか、契約といいましょうか、あるいは決算に資する資料といいましょうか、そういったものについては適切を欠くのではないかという観点で、私としてもやらねばならないことがあるのではなかろうかというようなやりとりを聞いてはいます。決算についてはそういう部分で、決算に入れる状況ではないのではなかろうかというようなことで、先ほども申し上げたような確認が、平成26年度部分はまだとれていないということです。
 
○高橋 委員  どこがどうだということがはっきりしないので、何ともつかみどころのないようなやりとりになってしまうんですけれども。請求を出して支払いを受けるという行為は、年間に相当な数があるはずなんですね。ほとんどが白紙じゃない状態でやってあるはずなんです。その中で、白紙のものを一覧にして出してきているという理解で、それで私はいいんじゃないかと思うんですが、足りなければ決算特別委員会の委員の皆さんが、ここのところが足りないよという話をしてやっていただくのが普通。ここが具体的に足りないということが示されれば、それを出していただくのを待ってというのはあるでしょうけれども、本当に決算特別委員会が延び延びになっていますので、決算をきちんとやっていただかないといけないなと。その資料が整うのはどれぐらいになるのか、そういう心配があります。
 
○山田 委員長  そういう意味では、取り扱いについて、まだ一定の双方の理解が一致していない。理解といいましょうか、それが一致していないというレベルということですね。
 
○高橋 委員  要するに、質問者と理事者側で、そうなんじゃないかというやりとりがあるよという報告なんですね。それが決算にダイレクトにつながるものではないという理解でよろしいですか。
 
○山田 委員長  私の見解を求められればいろいろありますけれども、そこはまたいろいろと質問者の立場からの発言もございますし、理事者側はそこをとっているよ、こうだよということのやりとりもありますけれど、そこがまだ合意といいましょうか、一致点がないということで、まだ決算特別委員会に入れる状況ではないと。そこが一致していただければいいんですけれども、なかなかそこまでは今は行き着いていないという状況です。
 
○高橋 委員  質問者と理事者のやりとりというよりは、出された資料を見て判断すればいいことじゃないかなと、私は思うんですね。
 
○山田 委員長  今は、具体的にはまだその質問に入っておりませんので、今までの私どもがいろいろ理事者側からの御報告とか質問者との接触の中で得た感触を申し上げているだけで、具体的には本会議での一般質問のやりとりを聞いて、どうなんだということにはなるんじゃないかとは思っておりますけれども、そこは今後どういうふうに質問者が質問されていくかについては、私自身承知しておりませんので、それについては私からも何とも言えないところではあります。
 
○渡辺 委員  決算特別委員会に入れないのではないだろうかという判断は、誰がしているんですか。
 
○山田 委員長  いや、まだそれは誰もしていないですね。
 
○渡辺 委員  では、何で今この場で出ているんですか。
 
○山田 委員長  この場で出ているというのは、私が先ほど申し上げたのは、平成26年度分についても、まだ質問者と理事者の間で、平成26年度分の資料、あるいはその決算にかかわる中身として、調整がもう少しかかりそうですということは聞いているものですから、その部分について決算について入れるかどうかについては、なお調整中だと申し上げたというところです。
 
○渡辺 委員  では、理事者が、決算の審査に入ったとしても答弁ができないだろうという判断で、決算特別委員会についてできないのではないだろうかというようなお話になっているという解釈でよろしいんですか。
 
○山田 委員長  理事者が答弁できるかどうかについて言及しているつもりはございませんし、それをもって決算ができないとも私は言っていないと思っています。言っていないと、私はそういうふうに言っていると思います。言葉を選んで言っていると思います。できるかどうかの調整が必要だとは申し上げたけれども、できないとは言っておりません。
 
○渡辺 委員  では、高橋委員がおっしゃっているように、議会ないし決算特別委員会が設置されたならば、その委員会の中で判断していくべき事項ということでよろしいわけですね。
 
○山田 委員長  委員長の立場でそこまで踏み込んだ話はできないかもしれませんけれども、決算特別委員長の裁きの中で、そういう処理もされていくのだろうと思っております。
 ほかに、確認していきたいことはございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 なしを確認いたしました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
(1)日程第1 諸般の報告
 11月11日付で、議会議案第10号などの提出があったことなどを報告するものであることを確認した。
(2)日程第2 一般質問
 中澤議員、山田議員、河村議員、久坂議員の順に一般質問を行うことを改めて確認した。
(3)日程第3 緊急質問
 渡邊議員、長嶋議員、上畠議員、赤松議員の順に緊急質問を行うことを改めて確認した。
 ここで、高橋委員から緊急質問をするに当たっては、本日は会期末であることから、質問時間に配慮願いたい旨の発言があった。
(4)日程第4 議案第26号平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第27号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第28号平成26年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第29号平成26年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第30号平成26年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第31号平成26年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第32号平成26年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 協議した結果、緊急質問の終了後、本会議を一旦休憩し、決算等審査特別委員会設置の動議等の確認のため、当委員会を再開して協議することを確認した。
(5)日程第5 議会議案第10号私学振興のため、私学助成制度の堅持と一層の充実強化を求める意見書の提出について
 上畠寛弘議員、松中健治議員外1名からの提出議案であることを確認するとともに、協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(6)日程第6 議会議案第11号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書の提出について
 長嶋竜弘議員、上畠寛弘議員、大石和久議員外1名からの提出議案であることを確認するとともに、協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(7)日程第7 議会議案第12号ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書の提出について
 上畠寛弘議員、西岡幸子議員外3名からの提出議案であることを確認するとともに、協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。また、議会議案3件については、本日開会前の議場に配付することを確認した。
 ここで、会期延長について協議するため、一旦休憩した。
              (9時23分休憩   9時24分再開)
 再開後、休憩中に協議した結果、再度の会期延長は行わず、本日を最終本会議とすることを確認した。
 ここで、本日の本会議運営を整理するため、一旦休憩した。
    ───────────────────────────────────────
              (9時27分休憩   9時28分再開)
(8)日程第8「閉会中継続審査要求について」
 再開後、各委員長から閉会中継続審査の要求があることを確認した。
 ここで、本会議開会のため、一旦休憩した。
              (9時29分休憩   13時10分再開)
 再開後、「2 本日の本会議運営について」を議題とし、委員長から、先ほど議長が本会議を休憩したが、その状況としては、理事者から、中澤議員の一般質問に対する答弁の際に必要な資料が、本日の9時30分ごろに質問者に対して提示されたため、質問者が資料を読み込む時間が必要であると判断し、議長にその旨報告した結果、了承を得たためであるとの発言があり、協議した結果、委員長発言を確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○山田 委員長  議会運営委員会を再開いたします。
 「2 本日の本会議運営について」を議題といたします。朝9時からの議会運営委員会で、議事日程を確認させていただきました。一般質問等についての答弁の準備が整ったということでのお話をさせていただいて、その上で、皆さんに日程の御確認をいたしました。
 その後、議会運運営委員会の状況について、一般質問中である中澤議員のところに、私と議会事務局次長が入りまして、報告させていただきました。その際に、御本人にとりましては、私どもが行く1分前と言っていましたけれども、執行部側が中澤議員に送付すると約束していた資料について、けさの9時半になったと。その辺の事情については副市長から中澤議員にお伝えをして、その部分についての御了解は得たと。というのは、原局も昨晩お待ちしていたが、お会いできなかったので、文書の中身が中身なだけに副市長が保管していて、けさ登庁されたときにお渡ししようということで、取り扱いを決められたというお話をいただきまして、その部分については、私自身は御了解いただいたんだとは思っています。ただ、答弁するに当たって、答弁の内容にかかわる資料がまだ届いたばかりということもございまして、それ以降の質疑について、その資料そのものがない状態で今まであったものですから、その質疑については時間がかかるだろうというようなことも、御本人もお話をしていましたし、お届けしたほうもそれなりの準備があるということで、誠実にというお話をしていたんですけれども、それができなかったということで、直前になったということがございまして、その質疑を進めるためにはしばし時間がかかるという話で、ここで一般質問に入ったとしても、質問を続けられないと判断しましたので、議長にお願いして、一般質問に入る前に休憩をとらせていただきたいということで、議長の御了解を得て、一般質問に入る前に休憩をいただいたという状況でございました。
 それから2時間、午前中お話をさせていただいたということでございますけれども、まだ、そういう意味では十分な目指すべき到達点には至っていないということもございます関係で、今、議会運営委員会については状況の報告をさせていただきますけれども、これからのものについては、私の立場からお話ができる情報が今はないということでございます。
 ですから、見通しについては、また明らかになった時点で議会運営委員会にお示しをさせていただきますので、いましばらくお時間を頂戴できないかということのようです。そういう状況が午前中からの流れということです。
 
○高橋 委員  一つお願いしておきたいと思うんですが、議会運営委員会で質問に入りますよということで終わって、本会議が開会されて、質問に入るかなと思ったら質問に入らずに休憩になったと。議会ですからいろいろ動いていますので、実際に今説明があったように、議会運営委員会が終わった後にいろんな変化があったということで、それは理解するんですけれども、そこはオフィシャルな議会運営委員会の中で確認をしたことですから、どういう変化があったかということだけは直ちに議会運営委員会を開いて報告するということをしないと、何だったんだろうなということばっかり募りますので、今後はぜひそういう形でお願いしたいと。その上で、どういうふうにすべきかということも話があると思うんです。これは一つのお願いです。
 もう一つは、資料が整って、質問に入れるかと思ったら資料をいろいろ見るのに時間がかかると。これまで、時間をかけて協議してきた上での資料提出だと思うんですけれども、そういう中で、またさらに時間をかけてということになっていきますと、日程的な問題もありますので、時間をかけて資料を読み込んでいただいて、12月定例会とか、オフィシャルな場所で、決算特別委員会の番外でもできるでしょうし、例えばいろんな方法があると思うんですけれども、そこはお考えいただいて、スケジュールを変えてやっていただくことを考えたほうがいいんじゃないかなと、私は思うんです。
 これからまた質問の準備をして、きょうじゅうに質問に入れるかどうかもわからない中で、ずっと待っているということは、もう許される時間的なものというのはないんじゃないかなと、私は思っております。
 
○山田 委員長  1点目については十分了解いたしました。ただ、すぐに内容の確認が、未完だったものですから、すぐに話に入ったわけですから、私自身もそこで拘束された関係で、皆さんにお伝えするタイミングを逃してしまったというのは事実ですので、そこは今後どういうふうにすれば、お互いにシェアしながら仕事ができるかということについては、考えさせていただきたいと思います。
 2点目については、まだ私自身が得られている情報も少ないものですから、今後についてはどうするか、確かに議事日程上、皆さんに御確認いただいた決算特別委員会の上程までの話は、皆さんと御確認させていただいていますので、そういった意味では、まだ時間的には苦しいけれども、そこまで何とかたどり着ければと自分自身では思っているつもりではいます。そこは折衝していかなければいけないところではありますけれども、お時間を頂ければと思っています。
 
○渡辺 委員  先ほどおっしゃっていた目指すべき到達点というのは、中澤議員は何を指しているんですか。これは質問者と行政の目指すべき到達点ですか。
 
○山田 委員長  私が申し上げたのは、私が聞いている範囲では、まだ十分にお互いの了承、了解みたいなところが取り切れていない部分もあったものですから、そういう意味では、少しその部分にもう一度時間をかけないといけない点もありますと申し上げたということですけれども、未完のところがあると。
 ただ、高橋委員から御指摘あったけれども、その部分についてはまだ全く本人も触れていない部分ですので、そこの部分は今後どうなるかということについては、私自身も資料を見ているわけではございませんので、まだ十分な状況にはなっていないんだろうと思ったものですから、そのような表現をさせていただきました。
 
○渡辺 委員  ということは、その資料に関しても目指すべき到達点が、行政と質問者の間でないということで、答弁について目指すべき到達点に達していないということではないということでしょうか。
 
○山田 委員長  資料に関しては、一定のものはありますけれども、一般質問の最後のトータルのボリュームについては、私も承知しておりません。今後どういうような御質問が出てくるかについては承知しておりませんが、今回のこの案件については、資料等についてもまだ読み込みの時間が足りないという話ですけれども、その部分については一定の成果としては、今進行中ですけれども、まだ出てきていますという状況です。
 ただ、そこのところはまだ完全に決まっていないものですから、そこのところはお互いにどういうお話を今後されていくのかについては、まだ一歩いかなければいけないのかな。ひょっとしたら、そこに踏み込まないかもしれませんし、踏み込むかもしれません。そこは、私自身も承知しておりませんので、そういう表現を使わせていただいたということです。
 
○渡辺 委員  進行中と委員長がおっしゃっているということは、今まだ調整中であるということでしょうか。
 
○山田 委員長  それも含めてです。資料についても、取り扱いは進行中であると承知しています。
 
○渡辺 委員  調整中だということは、行政も認識しているということでよろしいんでしょうか。
 
○山田 委員長  私はそういうふうに理解していますけれども、どこまで行政としてできるかということは、きょうの段階でできること、今後かけないとできないことというのは当然あると思いますので、そこの部分の認識は合わせていかなければいけないんだろうと思っています。
 
○渡辺 委員  私、言わせていただきたいことまで言わせていただければ、行政は答弁したいのにできないという状況ではなくて、まだ質問者に対する答えがうまくつくれていないということで、今はまだ休憩がさらに必要であるという解釈でよろしいですか。
 
○山田 委員長  1点は、先ほど申し上げました最初の2項目について、議長からも御発言があったように、その部分については答弁ができるという環境にあります。ただ、そこで答弁をしたということにしても、次の課題というものは当然また質問として出てきますので、それ以前に資料が十分にそこになかったものですから、向こうが答弁したって、どういう資料を見て何を言っているのかわからない状態というのが、私が行ったときの状態だったものですから、であれば、その資料を見て、きっちりと話を聞いてというのを休憩後にさせていただいて、そこの部分は、私は一定の環境はできたんじゃないかと思っています。
 ただ、それ以降の話というのは、今度どういう御質問が出てくるかわからないものですから、その部分についてはまだ十分、私もどういう展開になるか認識はできていないという状況です。
 
○渡辺 委員  当然どんな質問が出てくるかはわからないわけですから。こういう状況ですから、ある程度の見通しをつけた上で、行政と質問者はお話をしていただかなきゃならないという状況は踏まえても、どういう質問が出てくるかわからないから、今の時点でとめているということは、私がもっと平たく言えば、行政がそれを望んでいるという解釈でよろしいんですか。今は答弁すべきでないので、休憩を下さいということで、議会側にお願いをしているという解釈でよろしいですか。
 
○山田 委員長  私はそういうふうにはとっておりません。議長が申し上げたとおりです。答弁の準備はできたということです。ただ、それが100%ですかといったときには、少し疑問符がつくというような状況もあるやには聞いていますけれども、答弁についてはできると。ただ、御本人が資料等の確認ができないまま答弁をしちゃうと、それは混乱のもとになるだろうということで一旦休憩させていただいて、その資料も含めて、資料確認を含めて御説明をお願いしたということです。
 
○渡辺 委員  ということは、行政は答弁する準備ができますよと言っているわけですね。ただ、質問者が、そのまま答弁をするとまた混乱をしますよと言っているので、この休憩に入っているということですか。
 
○山田 委員長  それに近いと言えば近いと思います。ただ、そこの部分については、答弁を促すというのは私の立場ではないと思っていますので、答弁というか、議事運営をするということについては、皆さんの御意見も含めて運営していかなきゃいけないと思っていますので、現在の状況はそういうことです。
 ただ、答弁したとしても、前提となる資料の確認ができていなかった時点で、きょうは一般質問をやりますと踏み込んじゃったものですから、その部分については、少し休憩をとらせていただいて、説明をお願いしました。
 その結果として、答弁ということについては、市長部局側も準備されていたようですので、資料の確認も含めて、その部分については答弁はできるのではないかと思っています。
 
○渡辺 委員  私が間違えていたんですけれども、行政は答弁をしたいんだけれど、今の状況で答弁をしちゃうとまた混乱になるので、議長が休憩をとってとめているということで、よろしいんでしょうか。
 
○山田 委員長  議長でというのは、必ずしも正確ではありません。というのは、私自身がその調整している場に居合わせたものですから、議長については、報告はしておりますけれども、それで判断してやめておこうというような御判断ということでは今はなくて、とにかく答弁を早くしないといけないというような御指示はいただいています。
 
○渡辺 委員  今、私が議長と申し上げたのは、議会の長であるわけですから、議長と申し上げたという形になっていることですからそう申し上げて、実はそうではないのかもしれないですけれども、そういう形であるということで、行政側の責任ではないということですね。私が議長と申し上げたのは、そういう形になっちゃうんですね。どうしても。だから、ここだけはっきりさせておいて、今十分お話をいただいたんで、多分そういうことなんだろうなと、私は理解いたしました。
 
○高橋 委員  緊急事態だということもあって、私の会派控室に来ていただいて、大体の説明はいただきましたので、おとなしくお待ちをしていたんですけれども、そのときに、かなり資料のボリュームが大きいと。極端に言うと段ボール箱いっぱいぐらいの話をされまして、それを全部見て質問に入るといっても、その資料を見るだけでも何時間もかかる作業が必要じゃないかなと、聞いただけで私は思ったんですね。
 そういう中で、それをまずして、きょうどうやって確認して最後までやれるのかなというのは、非常に自分の中で難しいなという思いがありました。慌てて、その資料を読み込んで中途半端な質問をするのならば、きっちり読み込んでいただいて、しかるべきタイミングで、1カ月もしないで12月定例会が始まる予定になっていますから、そうやっていただいたほうが御本人にとってもベストの形で質問に臨めるんじゃないだろうかなと。そういうことを含めて、今回のことについては、ここで一旦区切りをつけていただくということがベストな形じゃないかなと思います。
 
○納所 委員  今現在、理事者側と質問者との調整というのは続いているんですか。
 
○山田 委員長  はい。
 
○納所 委員  となりますと、例えばきょうは最終日で、本日中の議事日程をどうこなし進めていくのかというタイムリミットが近づいてきている中で、ある程度の打開策なりを話し合っておかなければいけないと思うんですけれども、その中で、例えば現在の質問者の質問を保留であるとか、もしくは12月定例会まで送るだとか、いろいろな扱い方というのは、質問者との間での相談は、今まではなさっていますでしょうか。
 
○山田 委員長  現在のところは、その部分についてはまだ触れていないです。
 
○納所 委員  その中で、議事日程を進めていく上においては、現在中断している質問をどう扱うかということと、それから、これから一般質問、緊急質問が残っております。それから決算認定議案の上程も残っております。それをどうされていくのか、議事日程の繰り上げなり、繰り下げなり、もしくは会期の1日延ばしということもあるかと思うんですけれども、その辺を少し俎上にのせて検討していかないと、本日中の議事日程をこなせなくなるおそれがあると思うんですけれど、その点はいかがでしょうか。
 
○山田 委員長  おっしゃるとおりだと思います。そこのタイムリミットをどこにいるかというのはまだ想定できてはおりませんけれども、おっしゃるとおりだと思います。
 本日で一旦の区切りをつけるということで、けさ申し上げた中から少し展開が変わったものですから、皆さんに混乱を与えてしまいましたけれども、おっしゃるとおり、日程にどうするかについては想定しながら動かなきゃいけない。きょうの部分について想定しながら動かなければいけない時期だと思っております。
 
○三宅 委員  12月定例会になる前に9月をきちんとしておかないと、ほかにもまだ一般質問の方が3人は残っていて、その方々の質問権というのは当然あるわけですから、それは皆さん権利を持っているわけなので、そこは進めなければいけませんね。
 それはそれとして、今の中澤議員の質問なんですが、先ほどから伺っていると、資料があると、その資料もどういう資料なのか、いつその資料を要求されたのか、それは誰も知らないことですよね。一般質問で、この間、言われていた3つの調査について、市長が調査をするとおっしゃってとまっているわけですから、その答弁をいただかなければ次には当然進めないわけで、その間に何か資料を請求されたのか、行政側に。それを出したのか。そのいきさつが全く見えていませんね。
 議会運営上、新しい資料なのか、この3つの項目についての資料なのか、それを御本人に見せなければならないものだったのかというのもわかりません。ですから、本当にその資料を渡さなければいけなかったものなのかどうか。議会運営委員会で、その資料は出すべきだと決めているわけでもないわけですから、そのようにして、どんどん次から次へと、今休んでいる間に、休憩になっている間に資料を要求すれば、またまた質問が膨らんでいってしまう可能性もあるわけですから、とにかく今とまっている段階で答弁をもらう。
 その資料は、私がこんなことを言っていいのかわかりませんけれど、本当は出してはいけなかったものなんじゃないのかなと思っているんですね。その資料も確かに出されれば、市長が調査をすると言われたことについてのものであれば、それは読み込まなければいけないですけれど、その答弁と、御本人が行政側からどういう答弁がくるのかという調整は済んでいるという前提なのか、よくわからないんですけれど。それが済んでいないから資料が来ちゃったのか、そのあたりはどういう整理になっていますか。
 
○山田 委員長  先月でしたでしょうか、30日以降の話だと思いますけれども、そのときに、市長の答弁としては、休日夜間診療所の薬の件と予防接種の5倍量の接種の件、これについて、「これを含めて調査をいたします」という御答弁をされているんですね。その前段では、瀧澤副市長は、その2点ですねということを確認されて、中澤議員が、その2点を含めてもう少しボリュームあるんだよということを御指摘されている。それは議事録上そうなっています。最後、市長が引き受けて、このポイントとこのポイントと、それを含むものについて調査いたしますと。そこの部分をどう含むかということについて、その後、理事者側との調整の中で、こういうことが今やりとりがされていますよということは、理事者から報告は受けています。
 それを、けさ、その案件について、今まだ調査をしていますというようなことで、私自身はその部分を御紹介したところです。ただ、どれだけのボリュームがあるかについてまでは御報告していませんので、その部分については私自身もどこまでお話をしていいのかというのは判断がつかなかったものですから、まだその余の部分はありますよということだけではお伝えをして、まだそれについては時間がかかりますという事実関係だけをお伝えを申し上げました。そういう状況です。その複数の部分に関する資料だと、高橋委員が御説明いただいたその段ボール1箱というものは、その部分の資料だと私自身は見させていただいています。中身はわかりません。中身はどういう資料かわかりません。
 
○三宅 委員  資料を求めるというところまでは議場では言われていなかったわけですし、調査したことについての答弁を求めていらっしゃるわけですから。だから、資料が必要だったのか、そこは全く整合性がとれないというところですね。なので、まずは答弁していただくという、そこに戻せばいいだけなんじゃないのかなと思うんです。変なほうにそれていってしまっている気がするので、最終、あそこで言われた質問をされたことについて、そこの答弁から始まるわけなので、そこに戻すということを申し上げます。
 
○山田 委員長  戻すというよりも、そこから想定はしていました。要するに質問で終わっていますので、それについて答弁からお願いしますという形で開始しようと。それはそれ以外の何ものでもなく、その2点について御報告をお願いしますということになっています。
 その余の話については、若干理事者から報告を受けていますけれども、その部分については質疑のやりとりの中で、全てとか、あるいはそれを含むという言葉になっちゃっているものですから、それが実態として何かということについては、皆さんにお知らせしていないというか、お知らせできなかったものですから、その部分については触れていないのは事実です。
 ただ、私はその部分について、朝、そういうことを想定した上で、まだ複数の案件について調査中ですので、その部分についてはしばらく時間を要すると思いますという御報告を申し上げました。わかりにくいかもしれませんが、そういうふうに発言させていただきました。2点については、議長がお話をしたように、答弁の準備はありますと。それ以外の部分については、まだ進行中の件も含めて調査の必要がありますというようなことで、現在こういう状況でございますということを、けさほど申し上げたということです。
 
○三宅 委員  もう答弁の準備があるということでしたから、その答弁から始めていただくという、けさの議会運営委員会の確認のとおり。とにかく、一般質問の席にお座りいただき、答弁してもらって、そこからさらに踏み込んでの質問で、それでとまってしまうのなら仕方がないんですけれど、何もないまま、このようにとまっているということは、通常では考えられないことですので、そこは議会運営委員会で、とにかくお座りいただくということを決めるということはできないんですか。
 
○山田 委員長  当然、そういうふうに午前中は御確認いただいたんです。きのうの段階で、理事者側から説明はします、資料も含めて説明しますという段取りになっていたんですけれども、それがきょうにずれ込んじゃったんですね。本会議前に、その説明がなされないという状況もあったものですから、急遽とめさせていただいたと。議長のお許しを得てとめていただいたと。とめた後にその話をさせていただいたので、だから、そこさえクリアになれば、あとは答弁から入れるという環境は整っていると思っています。
 
○三宅 委員  一般質問の答弁の状況が整ったということで、けさ議会運営委員会を開いていただいているんですよね。その調整が実はまだ十分に整っていなかったので、今、原局と御本人との間で調整しているという段階と捉えればよろしいのでしょうか。
 
○山田 委員長  2件については、これはもう答弁できると思っていただいていいと思います。ただ、その資料について御本人にお見せしていなかったものもあったものですから、その答弁をするための資料をね。それが9時半に届いちゃったものですから、それについての資料が整わなかったということで急遽休憩をお願いしたという状況です。
 その後、健康福祉部長から御説明いただいて、その部分については、中身はこうです、資料はこうですということでお話を、その2点だけですよ。それについてお話をして、その部分については、私はほぼ理解という言い方じゃなくて、その部分については明確な答弁のレベルになっているんじゃないかなと、私は判断いたしました。聞いた本人がどうするかというのはわかりませんけれども。そういう意味で、議長がけさほど申し上げたことについては、状況的にはそういうことだと。
 ただ、資料が、あいにく先方のやりとりになかったものですから、その休日夜間急患診療所の話と5倍接種量の話の資料ですよ。
 
○三宅 委員  本来、資料をもって御説明をしなければならなかったんだけれど、説明の時間がとれなかったから、資料だけいってしまったということになるんでしょうか。
 そもそも、資料を要求されたのかどうかというのがわかりませんから、それがちゃんと、みんながその資料を必要だというので出していただいた資料なのかどうか。さっきも言いましたけれども。そこがよくわからないので、当然資料があったら、読み込む時間が必要とおっしゃるでしょうけれども、果たして出された資料が質問に生かせるものかどうか。本来だったら、一般質問の前に資料をきちんと整えて質問に入るというのが、それが原則といいますか、みんなそうやってきているものなんですけれど。
 
○山田 委員長  それが、まさにきょうの10時以降、休憩後に行われたということになったんです。
 
○三宅 委員  これは、少し調整の時間をとれば、その先に進む見込みはありますか。
 
○山田 委員長  私がそれを判断しろと言われてもできませんが、私は、その部分の調整について全力は尽くしたいとは思っております。
 
○三宅 委員  委員長に御苦労をおかけするのも大変忍びないんですけれども、このままだと決算どころかほかの質問者の方々にも及んでいきますし、それで滞っているわけです。大きな問題に発展していってしまいますので、お一人の一般質問という枠を超えてしまっている部分もあるのではないかと。あるとはまだ断言できませんけれど、質問が進んでないので。ですから、そこも含めて、少し聞いていただければいいかなと思います。
 
○高橋 委員  繰り返しのような話になるんですけれども、二つの質問については答弁の用意があると。本来であればそれをやっていただいて、なお、その次の質問については、資料がこういう状況で届いているから、それは確認する時間をもらわないと次の質問に入れませんという状況が一般的な進め方だと思うんですね。ところが、それができなかったんですよ。実態としては。
 ということは、これを一体ものとして考えざるを得ないですし、資料を出さなければよかったというような議論もさっきありましたけれども、もう出して渡してある以上は、質問者としても、それを確認して質問するということはやっていただくべきだろうと。それは私も思うんです。
 ただ、このことを、限られた時間の中できょうそれをやっていただくというには、時間がなさ過ぎる。これは御本人も関連性がないと思えば多分10時に入ったと思うんですけれども、それは関連性があるということで、これは難しいですよということで、委員長と話し合いがあってとめられたんだと思うんですね。そういう面では、質問に入るというのは、私は難しいんじゃないかと判断すべきだと、今の段階でそういうふうに思っております。
 
○久坂 委員  先ほどから資料がたくさんという話があって、具体的に、高橋委員からはすぐにやるのは難しいだろうというお話があったんですが、実際にどのくらいの読み込みの時間があれば、それを読んで質問ができるのかというのが、ある程度質問者の意向が把握できれば、きょうじゅうにどうするのかというのを結論づけて、高橋委員が言われたように、その次の12月定例会に回していただくなり、納所委員がさっきおっしゃった日程をどうこなしていくかという具体的な議論に入れますので、できれば、そこら辺のところの把握しながら、今後のことを進めていっていただければと思いましたので、できればよろしくお願いしたいと思います。
 
○山田 委員長  ほかに御意見ございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 確認しました。一旦本件の状況説明については打ち切らせていただきたいと思います。
    ───────────────────────────────────────
 また、議長から、先ほど上畠議員から、緊急質問の通告書が提出された旨の発言があり、事務局から通告書の写しを配付した後、協議した結果、緊急性が認められると判断されたため、現在議事日程に供している緊急質問の日程とあわせて行うことを確認した。
 ここで、答弁を求める者に「担当課長」の記載があり、取り扱いを協議するため、一旦休憩した。
              (13時49分休憩   13時56分再開)
 再開後、答弁を求める者に記載された「担当課長」の取り扱いについては、次の当委員会開催までに確認すること、緊急質問については、発言の許可を簡易採決により諮ること、質問の順序は赤松議員の質問の後とすることを、それぞれ確認した。
 ここで、16時に議会運営委員会を再開することをめどに、中澤議員とさらなる調整を重ねることを確認し、一旦休憩した。
              (14時05分休憩   17時05分再開)
 再開後、現在の状況について、委員長から、休憩中に質問者である中澤議員と協議した結果、質問者はこれ以上一般質問を続けられないとの意向を示している旨の報告があり、続けて議長から本日の議会運営に協力していただくことから、山田議員、久坂議員、河村議員の一般質問の取り下げの意向を確認したい旨の発言があり、これを確認した。
 ここで、議長から、先ほど上畠議員から緊急質問の通告書が提出された旨の発言があり、事務局から通告書の写しを配付した後、協議した結果、緊急性がないことから緊急質問を認めないことを確認した。
 また、先ほどの議会運営委員会で協議された、上畠議員の緊急質問の通告書中、答弁を求める者に「担当課長」の記載があることについて、事務局から、質問者の意向として、答弁は長が決めることだが、担当課長しか答えられない質問も含まれるため、今回はそのような記載をしたとのことであるが、理事者としては、慣例的に本会議の答弁は部長職が行っており、今回もそのように臨みたい旨確認しているとの報告があり、これを確認した。
 ここで、本会議を17時35分に再開することを確認し、一旦休憩した。
              (主な内容は次のとおり)
 
○山田 委員長  本日の本会議運営についてということで、この間の状況について、まず御報告をさせていただきたいと思います。まず、私から御報告をさせていただきたいと思います。
 13時10分からの議会運営委員会の中で、今、理事者とも調整させていただいているということを報告させていただきました。それで、一応、理事者との調整の結果について、皆様に御報告させていただきたいということです。
 具体的なお話はできませんけれども、理事者と協議の結果、本件については大変重要な課題であるということの認識について、両者は合意をしていると。もう1点は、この重要な案件を処理するために、庁内組織できちんとそれの見きわめをしていくということについての双方の了解がとれたということでございます。
 私からそこまでの御報告はしますけれども、質疑の中で若干それに触れるような質疑もあろうかと思いますけれども、それについては私もまだ承知しておりません。どういうようなことでやりとりされるか承知していませんが、重要であるということと、庁内組織でこれを解決していくんだということについて、質問者はそれで了解したということで伺っております。したがいまして、質問者については、今後まだ質問を続けていくということについては、この理事者とのお話の中で、質問についてはこれをもって、一旦質問のこの部分については打ち切りますという御報告を頂戴しております。
 したがいまして、お話を申し上げていた2件の話、これについての答弁についてはしていただきますけれども、それ以降については、今申し上げた大筋の話に加え、どなたが答弁されるかわかりませんけれども、その答弁者の言葉で、一旦中澤議員の質問については中断するというか、それ以降は続けないということでの調整をさせていただきました。ということです。
 あと一般質問、それ以降の課題等々については、これについては議長から御報告をいただきたいと思います。
 
○前川 議長  今の委員長の報告に続きまして、山田議員、久坂議員、河村議員の一般質問を取り下げていただけないかということを、私の意向でお願いさせていただきました。
 
○山田 委員長  状況的にはそこまでのところでございますけれども、何か確認したい等々の事項がございましたら。
 
○高橋 委員  議長の報告が、その先があるような、ないような報告の仕方なのでよくわからないんですけれども、要は、きょう、どういうふうになるのですか。
 
○前川 議長  きょう午前中にお話をさせていただいたように、きょうで本会議を終了したいと思っております。ですので、議会運営に協力をしていただきたいというところで、今のお話を、私の意向でさせていただいたということであります。
 
○高橋 委員  それはわかりましたけれども、その後に緊急質問というのもありますし、議会運営に協力していただけないかというお願いをさせていただいたということの中で、できますよ、できませんよということもあるでしょうし、その後、決算議案の上程とかそういうこともありますし、時間内でこれをどういうふうに進めていこうとされているのか。
 
○山田 委員長  追加で申し上げますと、緊急質問については、まだ発言者の御意向との確認作業というのは、今一般質問の段階で終わっていますので、緊急質問についての意向確認についてはやっておりませんので、しばらく時間はいただきたいと思っております。
 なお、決算議案の上程については、質問者から、上程するということでの確認は終えていますので、緊急質問の取り扱いについて少しお時間を頂戴して、もうちょっとそこについての調整が必要だろうと思いますけれども、それ以降、上程まではさせていただけるというところで流していきたいと思っております。
 
○高橋 委員  一応流れはわかったのですが、時間的な目標というんですか、どんな感じになっていますでしょうか。
 
○山田 委員長  この後すぐ何分後かに時間延長の本会議を開かせていただきます。その間でも緊急質問の用意をされている方との協議はしてまいりたいと思います。本会議そのものは時間延長だけということになりますので、先ほどお話をしたように、1時間をめどに調整することになると思いますがいかがでしょうか。
 1時間では難しいかもしれないですけど、ただ、議案上程の関係からいきましても、その段階で、いずれにしても状況については報告させていただくということで、会議を開くかどうかについては留保させていただきますけれども、状況についての報告については1時間をめどに報告させていただくということで、御了解いただけないでしょうか。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
 それでは、議長発言が続けてございますので、お願いします。
 
○前川 議長  先ほど、上畠寛弘議員から、緊急質問の通告書が提出されましたので御報告いたします。取り扱いについて御協議願います。
 
○山田 委員長  議長の発言について、まず確認をお願いします。通告書の写しについては配付をされておりますので、ポイントとして緊急性の有無について御協議の上、意見を賜りたいと思います。
 
○高橋 委員  これはかねてから行われていることでありまして、その都度、過去にも質問されたり、いろいろこうなった案件でありまして、対応のあり方については議論の余地があるんじゃないかなという思いはありますけれども、緊急性にはならないといけないのかなという判断からすると、次の一般質問でも十分に足りるのではないかなということは思いますので、緊急質問としてはなじまないのかなと思います。
 
○渡辺 委員  私も高橋委員と同じです。
 
○三宅 委員  同じなんですが、緊急性は余り認められず、一般質問できちんとおやりいただいたほうがいいかなと思うのと、それから、私はわからないんですが、ここにこうやって出てくる前に、本当に緊急性があるのかというのを受け付けるときに判断していただくということは可能なら、そこでまずやってもらいたいなと思いました。
 
○三留 議会事務局長  事務局では、所定の書式、これは陳情書もそうでございますが、所定の書式が整った中では受け付ける。あくまでも、緊急性あり、なしの御判断は、この議会運営委員会の中で決めると考えてございます。
 
○三宅 委員  事務局は御判断ができないということですね。こういうものが出たから、必ず議会運営委員会で諮るということでよろしいんでしょうか。
 
○三留 議会事務局長  これまでそういう形で御協議をお願いしておりますので、今後もそういう形になろうかと思います。
 
○三宅 委員  結論としては、先ほど申し上げたとおりです。
 
○西岡 委員  きょうの大事な本会議の流れを見ても、その中で緊急質問としてきょう扱わなければならない案件かどうかと考えたときには、そうではないなと考えます。
 
○池田 委員  同じです。
 
○赤松 副委員長  同じです。
 
○山田 委員長  それでは、皆さん、緊急性についてはなしという御判断をいただいたということで、よろしいですね。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
 それでは、一旦休憩を挟ませていただきます。
              (17時18分休憩   20時30分再開)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
2 本日の本会議運営について
 議長から、質問者と調整した結果、これ以上、一般質問を続けることが困難であり、議長において中澤議員の一般質問を打ち切るとともに、山田直人議員、河村琢磨議員、久坂くにえ議員が一般質問を取り下げること、渡邊昌一郎議員、長嶋竜弘議員、上畠寛弘議員、赤松正博議員の緊急質問を取り下げることについて、それぞれの質問者から了承を得たとの報告があり、これを確認するとともに、日程第3緊急質問を日程から削除することを確認した。
 ここで、今後の進め方を協議するため、一旦休憩した。
              (20時34分休憩   20時35分再開)
 再開後、決算特別委員会の設置にかかわる議題を順次日程追加していくことを確認した。
〇 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会設置の動議等について
 協議した結果、まず決算認定議案7件に対する質疑がないことを確認した後、監査委員の発言の後に、慣例により議会運営委員長が提出者、監査委員である納所委員を除いた委員が賛成者となって、特別委員会設置の動議を提出することを確認した。ここで事務局から動議案の配付及び提出理由説明の朗読があり、協議した結果、それらの内容を確認した。また、特別委員会設置の動議の印刷物は、この休憩中に議場に配付することを確認した。
〇 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会委員の選任について
 事務局から各会派の選出委員について、別紙配付資料(鎌夢会=永田磨梨奈議員、小野田康成議員、みんな=久坂くにえ議員、中村聡一郎議員、公明党=西岡幸子議員、大石和久議員、鎌倉みらい=池田実議員、山田直人議員、日本共産党=赤松正博議員、神奈川ネット鎌倉=三宅真里議員)に基づいて報告があり、これを確認した。次に、特別委員会設置の動議が議決された後、「平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会委員の選任について」を日程に追加し、委員の選任を行うこと、委員の選任は委員会条例第6条第1項により議長が会議に諮って指名することを確認した。
 3 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会の審査日程について
 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会を閉会中に実施すること、日程等詳細については、特別委員会での協議となることについて確認した。
 ここで、赤松議員から、10月30日開催の本会議における上畠議員の討論にかかわる会議録及び関連する議会運営委員会の会議録を配付したい旨の申し出があり、協議した結果、委員に配付すること、また、本件については、後日開催の当委員会で改めて協議することを確認した。
 最後に本会議を21時30分に再開することを確認し、以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成27年11月12日

             議会運営委員長

                 委 員