○議事日程
平成27年10月21日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年10月21日(水) 10時10分開会 17時42分閉会(会議時間 0時間39分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、永田、渡辺、渡邊、三宅、納所、高橋、久坂、岡田の各委員並びに前川議長、吉岡副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 本日の本会議運営について
2 再開本会議について
(1)再開日時について
(2)次回議会運営委員会の開催について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に納所委員を指名し、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本日の本会議運営について
委員長から、現在、中澤克之議員の一般質問で、理事者の答弁の準備のため休憩中になっているが、質問者及び担当原局に確認したところ、まだ二、三項目の調査が必要であり、調査には3週間程度の時間がかかる旨の発言があった。
本日の本会議運営を協議するため、ここで一旦休憩した。
(10時11分休憩 10時47分再開)
再開後、各委員から、質問者には今後建設的な質問をしてほしいこと、市民生活への影響もあり、議案の審査へと進むよう正・副委員長で再度調整し、方向性を示してほしいとの意見があり、再度休憩をとり協議した結果、本件については、正・副委員長でさらに調整することを確認した。
ここで一旦休憩した。
(10時54分休憩 17時05分再開)
再開後、委員長から、質問者と調整した結果、明日から議案、陳情のみを審査する常任委員会を開催すること、決算認定議案の取り扱いは未調整であるため、決算認定議案を除く議案及び報告事項を先議することについて提案があり、協議した結果、正・副委員長の提案のとおり確認した。
ここで、議長から、上畠寛弘議員から、10月19日付で提出した緊急質問について取り下げる旨の申し出があり、その後、10月20日付で新たな緊急質問の通告書が提出された旨の報告があり、通告書の写しを確認した後、協議した結果、緊急性が認められると判断されたため、上畠寛弘議員の緊急質問を認め、一般質問終了後の緊急質問の日程に追加するとともに、発言の許可については簡易採決により諮ることを確認した。
(主な内容は次のとおり)
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○山田 委員長 鎌倉市議会運営委員会を再開いたします。
「本日の本会議運営について」ということで、改めて皆様に御報告も含めて、協議事項もございます。
先ほど午前中でございますけれども、当委員会でいろいろ皆様の御意見、質問者との調整もさせていただきながら、今後の議会運営についての御提案をさせていただきたいと思います。
まず、経過でございます。午前中には三つの事項についての確認作業のため、3週間という時間を頂戴したいとお話を申し上げました。その件については御了解というか、そういうお話をさせていただきました。その後、質問者と理事者側、具体的に言うと副市長と協議されまして、市の方向性についてお話をしたと。その具体的な内容としては、その3件というものだけですと、今後またさまざまな事象について議論が今後継続していく可能性もありますので、まず市民健康課、あるいは健康福祉部で所管している事業について、総括的な検証をもう一度やりたいということで協議されていたようでございます。その結果として、総括的な協議の内容についてお話をさせていただきたいというその具体的な、いわゆる何が、総括といっても漠然としたものではなくて、どういう事業に今どういう課題があるのだと、どういう事業について今後こうしていかなきゃいけないんだというようなことも含めてお話をするためには、まずはそのテーブルをつくらないといけないという話になったようでございます。その中には当然、午前中に申し上げたポイントもその中に含まれてきますので、そのためのテーブルのために必要な議論のネタですよね、その部分をつくり込むのに一定の時間がかかりますということでした。もっと大きな枠の中で議論を進めたいということもございますので、少しその分の時間をいただきたいということになりました。
それで、質問者と議会運営委員会の正・副委員長でお話をさせていただいた中で、まず、10月30日に向けてどのようにしていこうかということでのお話をさせていただいた中で、常任委員会の付託について、明日から4常任委員会をやるということについての了解をいただきました。その常任委員会に付託する案件については議案と陳情です。議案の中には当然条例改正の議案もございますけれども、補正予算議案も含まれるということで、10月30日の議決に向けて常任委員会に付託します。
そういう意味では、これは先議の扱いになりますので、一般質問者の方々の調整が必要でしたので、あらかじめ議会運営委員会が始まる前に、中澤議員は一般質問中ですが、私、山田以外に、河村議員と久坂議員に、こういう事情で少し一般質問の時期がずれますが、その部分についてはいかがですかということで話をさせていただいて、議事日程についての協力はいただけるということでございます。あと残り、緊急質問について、この取り扱いは後ほどまたしていただきますけれども、緊急質問についても前回皆さんとお話をさせていただいたように、一般質問後ということで改めて緊急質問をいただいている方についての御了解を頂戴いたしました。
そういうことで、議案を先議することについては了解をいただきました。先議の範囲についてですけれども、今申し上げたように議案、これは公平委員会委員の選任議案も含めてでございますけれども、議案については常任委員会に付託していく。あと5件の報告事項が含まれておりますが、これについても先議するということにさせていただきました。議案のほかに、後で具体的に申し上げますが、報告事項5件が含まれていますので、それもきょう本会議の中で報告させていただくと。いわゆる先議させていただくということでいいかという話をさせていただきます。議案上程もさせていただきます。明日からの常任委員会付託に備えての議案上程をさせていただくということで、これは明日から常任委員会をやるよということの了解を得ていますので、一応明日から4常任委員会、1日1常任委員会を開いていただくということになります。議案審査と陳情審査だけということで御了解いただきたいということで、報告事項については実施しないということで今は調整させていただいております。
決算認定議案については早くて10月30日にということで、この議案を上程するということの協議をさせていただきましたので、決算認定議案については現在のところ、質問者との話はできておりませんけれども、30日に上程できれば、予定どおり11月2日からということになろうかと思います。ただ、平成26年度決算の認定にかかわる話ですので、それについては今一般質問の中で議論されていることが少し抵触してくる可能性がありますので、決算特別委員会について目途としては11月2日にスタートということで、議事日程上、皆さんに御提案させていただいておりますけれども、これについてはまだ確定的なことは言えませんので、本日の決算認定議案の上程についてはできないと御理解いただきたいと思いますし、30日についてもまだ不安定要素がありますので、これについては30日にできればいいんですけれども、不安定要素があるので、そこまでの議論は今質問者の方としていませんので、とりあえず30日の本会議の運営まで、今申し上げた中身で御提案を申し上げたいと思っておりますので、御協議をお願いしたいと思います。
今、大枠の話をしましたので、具体的にはまた日程のところで詳細に説明いたしますけれども、大枠はそういうことで調整を終えております。こちらからの提案についても30日までの目途ということで、各議案については各委員会で処理をお願いしたい。ただし、議案と陳情に限らせていただきたいということです。
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○高橋 委員 一般質問がどこの時点から始まるのか、わからない部分があったんですけれども、とりあえずは常任委員会でやって10月30日に結論は出すと。そこまでは確認できました。その後については、それからすぐ一般質問が始まるのか、決算特別委員会をやるのかについては、まだ協議が調っていないということですね。
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○山田 委員長 そういう理解をいただきたいと思います。
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○久坂 委員 午前中の当委員会で、本当に市民生活に影響が出ないように、なるべく早く議案審査をして、補正予算だけは処理させていただきたいと意見を申し上げて、それは議会運営委員会から出た意見ということで、委員長が今の一般質問者にぶつけていただいて、それを一議員の了解とか、そういったもので議会の進行が本来決められるわけではないんだけれども、今この状況の中で、議会運営委員会からこういうのが上がって、それを議長が確認したと、そういうことでよろしいですか。
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○山田 委員長 具体的にはまだ議事日程について確たるものを提案できる状況には、午前中はなかったという状況下にありました。というのは、質問者の方が今後どういうふうなという話もございましたし、常任委員会の付託等々についてもまだ確認がとれない段階だったものですから、議事日程についての提案もできない状況でした。その中で、いろいろ市との協議、あるいは正・副委員長としての協議を済ませた中で、あとは一般質問の方、緊急質問の方、いろいろ御協議させていただく中で、全て整った段階で、具体的に明日からというようなことで、私から一旦質問者に協議を提案いたしましたという中身について、一応先議という形で了解をとらなければいけないものですから、先議ということについては質問者との関係もあるので、これについてはこうさせていただきますよということでのお話をさせていただいたというのが正直なところということです。
ですから正確に言うと、この議会運営委員会で、22日から4常任委員会やりますよということについての提案ベースの話を今しているものですから、それはその後の前提条件としてはいろいろとこういうことの前提があって、こういう提案ができますという局面で今御提案させていただいているということですので、こちらで結果が違うよということであれば、またお話しいただいても結構ですけれども、ただ、事前了解という意味ではとってあります。最終決定はこちらで行っていただく、あるいは本会議で決定いただくということになろうと思います。
ほかに御意見はございませんか。
(「なし」の声あり)
それでは、本日以降も含めた本会議運営について、今御協議いただいたように、10月30日に本会議を開催するという段取りで進めさせていただきたいと思います。また後で正式には申し上げたいと思います。
それでは、本日の議事日程について御確認いただきたいと思います。
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○事務局 改めての確認ですけれども、本日の議事日程において、日程第5から日程第13及び日程第15をそれぞれ先に審議すること、日程の順序を変更することを再開後の本会議で、簡易採決で諮ることについて、それぞれ確認お願いします。
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○高橋 委員 今、一般質問の途中じゃないですか。それをやっている最中で、それについてどうするかということを諮らないで、日程だけ諮るということでいいんですか。一般質問のやりとりの途中で、そのことをどうするかということを諮らないで、日程を先にやりますよということをいきなり諮って大丈夫なのかなという疑問がありますが。
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○山田 委員長 一般質問については、再開の目途というのは私自身も立っていないです。その中で先議の部分についてだけ先に進めていいのかという御質問ですか。
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○高橋 委員 日程確認という確認する行為の中で、今やっているものをどうしますよということをしないで、いきなりこれを先にということを言われたので。
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○山田 委員長 暫時休憩します。
(17時19分休憩 17時25分再開)
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○山田 委員長 再開いたします。
議案質疑について事務局から報告がございます。
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○事務局 議案付託前に議案質疑ができますが、無所属議員の方に議案が付託されるということを、これから御報告いたしまして、議案質疑の有無については事務局で確認をして、議長及び正・副委員長に報告する形でよろしいか、御確認願います。
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○山田 委員長 無所属議員の議案質疑の有無についての確認は以降、行いたいということです。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
ここで、議長からの発言をお願いいたします。
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○前川 議長 上畠寛弘議員から10月19日に提出した緊急質問について取り下げる旨の申し出がありました。その後、10月20日付で新たな緊急質問の通告書が提出されましたので、御報告いたします。取り扱いについて御協議をお願いいたします。
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○山田 委員長 通告書は改めてきょう付で提出されたものについて机上に配付させていただいております。この取り扱いについて協議をお願いしたいと思います。
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○高橋 委員 きのうも私、申し上げたんですが、この文書、協定書自体は、過去に何度も何度も議会の資料として、委員会なり何なりに出されたもので、密かにされ続けてきたみたいな表現になっているんですけれども、そういうことには当たらないんじゃないかなと。ただ、質問の中身に緊急性があるかどうかというのも聞いてみないとわからない部分があるんですけれども、この協定書の存在自体は過去の委員会の中での取り扱いがあるので、協定書の存在だけだと、なかなか緊急性というものを判断するのは難しいんじゃないかなと思います。
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○赤松 副委員長 昨日、私この件について、この場で発言させていただいているのですけれども、議長が昨日の私の発言を受けて、いろいろ御努力いただいたという話も伺っております。その上で、こういう質問通告書の出し直しが行われたということのようです。確かに文言は変わっていますけれども、高橋委員御指摘のとおりで、私も同じように受けとめております。その上で、私も気になりましたから、これはきちんと言っておいたほうがいいと思いますので、発言させていただきます。
その当時、当然、所管する常任委員会に報告されていると思いましたので、当時の会議録を調べましたところ、この協定書の内容を含めて、原局から委員会に2度にわたって報告されていることが明らかになりました。さらに、立会人として署名捺印している2人の議員が委員会に出席して、委員会の同意のもとに2人の議員が事の成り行きと経過と、その協定書の内容に至ったことついての発言が行われて、それらの報告について了承ということで終わったということが会議録から明らかになりました。したがって、この協定書の内容は議会の場で公になり、しかも関係者の発言をもらってやられているということがはっきりしましたので、何か秘密の文書とか、密かにされ続けてきたということではないということだけは明らかになったということを私の立場から発言させていただきます。
ただ、質問通告が提出されたものについて、正・副議長が受け付けておりますから、それ以上、私は申し上げるつもりはありませんけれども、そういう事実関係だけについてはきちんとしておきたいと思います。
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○山田 委員長 ほかに御意見ございませんか。
御意見がないようですので、緊急質問については当委員会としては認めていくということでよろしいですか。
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○高橋 委員 うちは当たらないんじゃないかというお話をさせていただいていますので、その方がそういうことであれば、それはそういう形で進めていただいて結構なんですけれども、その場合、進行上で、本当に緊急性があるのかどうかということは本会議運営の中でぜひ考えていただいて、緊急性がないような場合は、当然私からも異論を出せますけれども、議長にもぜひ御配慮いただければと思います。
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○久坂 委員 休憩していただいてもいいんですが、緊急質問は一括して一般質問の後でやると言っていますから、この緊急質問は認めるけれども、あくまで一般質問が終わってからということでいいですね。
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○山田 委員長 そういうことです。
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○三宅 委員 議会全員協議会が10月29日に開かれるということなんですけれども、その前に緊急質問を行いたいという御趣旨ですね。一般質問の終わった後に緊急質問を設けているので、多分一般質問はこの29日には終わらないので、御本人の御趣旨に沿う緊急的な質問にはならないと思うんですけれども。私も先ほど発言しませんでしたが、高橋委員がおっしゃるように、この協定書が本当に緊急な質問につながっていくのかどうかというのは、この内容だけではわかりかねると前回と申し上げたとおりですので、これは緊急であるということで受けられて、ここまで来てしまっているので、そこについてはもう受けてしまったということなのかなと思うので、いいんだけれども。
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○山田 委員長 この場で確認していただければいいんですけれども、ただ日程配置上は緊急質問と認められたとしても一般質問の後ですよということについては、先ほど申し上げたように本人には申し上げています。ゆえに、今高橋委員がおっしゃったように、一般質問の後でもこういうことをやるという話であれば、緊急性についての担保がどうしても必要でしょうということについては、議長としても遺漏なくやってくださいねというのが先ほどのお言葉だったと思いますので、29日にこだわることについては了解いたしましたと言っていますので、当然この緊急性についてはそれ以降、いつになるかわからないんだけれども、何らかの形でこの質問については御協議いただきたいということで受けたということですので、皆さんの御協議に今付しているという状況です。いろんな条件が重なっていますので、どういう質問かわかりませんので、29日まで本当はできればいいという思いがあったんでしょうけれども、それについては一旦了解を得ていますので、その中でという話ということです。
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○三宅 委員 御本人が了解ということであれば、結構です。
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○渡辺 委員 皆さんの御意見を伺ったほうがいいんじゃないですか、各会派の皆さん、了ということなのか、これは認められないということなのか。
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○山田 委員長 意見がなかったので、そのまま処理していますけれども、では改めてどうですか、緊急質問についての取り扱いですが。
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○納所 委員 私は、「答弁を求める者」に含まれておりますので、皆様の判断に従いたいと思います。
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○三宅 委員 議会全員協議会でどういう報告があるのかわかりませんので、場合によっては私も緊急質問ということをさせていただかなければいけないのかなと思っています。ですので、上畠議員の趣旨はどこにあるのかわからないけれども、緊急ということで質問したいということは認めていきたいと思います。
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○渡辺 委員 特にありませんけれども、いいんじゃないですか。
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○渡邊 委員 本人が緊急だという意識を持っている中で、こちらがそれは違うんじゃないかとは言いづらいですから、私は本人の意思を尊重して、緊急質問はすべきだと思います。
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○赤松 副委員長 29日の議会全員協議会の前にということでの緊急質問なわけですから、29日の議会全員協議会の前にはできないということが客観的に明らかになったんですよね。ですから、その緊急というのがなくなったわけですよ。だから、その上で本人は、それならこの緊急質問の通告は取り下げるという意思表示があればすっきりするんだろうと思うけれども、そこがそのままになっているから、こういう議論になっているんだと思うんですよ。ですから、一般質問の後にということにこれはなるわけですけれども、御本人がそこで、それでもおやりになるというなら、それもありなのかなと思うんです。ただ、29日の前ということがあるから緊急質問ということで出していたんだと思うので、その点はどうなのかなと、本人の意向がわからないので何とも言えないですね。
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○山田 委員長 皆さんからの御意見については、多数の方が緊急質問としてということでの取り上げ方について、御同意、賛成、賛意を示していただきましたので、緊急性云々については厳密にはしなきゃいけないと思いますけれども、そこは議事の中で処理をしていったということになろうかと思います。よろしくお願いいたします。
では、これについてはそういう形でいきますが、日程の配置は、要は一般質問の後ということで整理いたします。
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2 再開本会議について
(1)再開日時について
協議した結果、10月30日(金)午後2時開議とすることを確認した。
(2)次回議会運営委員会の開催について
協議した結果、10月30日(金)午後1時開議とすることを確認した。
最後に、本会議を17時55分に再開することを確認し、以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成27年10月21日
議会運営委員長
委 員
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