平成27年議会運営委員会
10月20日
○議事日程  
平成27年10月20日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年10月20日(火) 15時20分開会 19時05分閉会(会議時間 0時間59分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、永田、渡辺、渡邊、三宅、納所、高橋、久坂、岡田の各委員並びに前川議長、吉岡副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 本日の本会議運営について
〇 再開本会議について
(1)議会議案第4号戦没者の遺骨収集の推進に関する法律案の早期成立と日本政府に具体的な行動を求める意見書の提出について
(2)議会議案第5号無戸籍児・者の救済に向けた早期の立法措置と、救済の範囲を広げることを求める意見書の提出について
(3)議案の訂正について
(4)監査委員の本会議出席について
(5)参与席番号の変更について
(6)再開日時について
(7)本会議第10日(10月21日)の議事日程について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に三宅委員を指名し、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本日の本会議運営について
 議長から、中澤議員から、一般質問に際しA4版2枚の資料を持ち込みたい旨の申し出があるとの発言があり、協議した結果、持ち込みを許可することを確認するとともに、資料については当委員会終了後、各控室に配付することを確認した。
 次に、委員長から、現在、中澤議員の一般質問で理事者の答弁の準備のため休憩中であるが、正・副委員長において、質問者及び執行部を交え、二度にわたり調整したところ、ワクチンの接種量及び接種回数の問題並びに休日急患診療所において期限切れの薬を使用していた問題について、現在、執行部側が調査に要する日数を積算中であり、執行部側からの連絡を受け次第、再度当委員会に報告したい旨の報告があり、これを確認し、一旦休憩した。
              (主な内容は次のとおり)
 
○山田 委員長  現在、中澤議員の一般質問で、理事者の答弁の準備のための休憩ということで、御理解いただいていると思います。その状況について御報告をいたしますが、午前中に1回、午後に1回ということで、午前は質問者と正・副委員長、午後は健康福祉部長と私と質問者ということで、事務局次長にはその都度、同席をいただいておりますけれども、都合2度お話をさせていただきました。
 これまで本会議で質疑されていた案件、いわゆる期限切れのワクチン等の調査については、きょうの答弁にあったとおりでございますけれども、今ここにお出しした資料とともに、まだワクチンの量の問題とか、ひょっとしたら接種間違いとか、回数の間違い、これも既に皆さんのお手元の資料で、回数を多く接種したという事例も事故報告として上がっておりますけれども、そういうものについて、市が医師会に委託している事項の中で、本当にこれ以上のものがないかどうか、市の立場でもきちんと把握して押さえるべきではないのかというそもそもの話がございまして、健康福祉部としても、どういう内容のものをどのように医師会に委託しているかということを含めて、いま一度どの範囲で調査すればいいのかということを改めて検討するといった、新たな案件が出たということもありましたものですから、それについての調査をするというのは、市長の答弁でそこまで皆さんがお酌み取りいただいたかどうかわかりませんので、それについてはまた別途お話ししますけれども、一応そういうことで今調整をしているということです。
 もう一つは、休日急患診療所の期限切れの薬剤を使用していたという件。これについても医師会にきちんと調査を指示してほしいというお話もございまして、いわゆる鎌倉市が医師会に委託している事業範囲、業務範囲、そういったものを明らかにしながら、どこまで現在調査が可能かどうか、それはこちらで持っている資料等にもよりますので、そういったことも含めて、今どういうもので調査が可能かということのマトリックスづくりを依頼しております。そういう観点で、それが終わった後で理事者とのお話があるということで、今まさに調整をしてもらっているという段階でございます。
 その調整がいつまでかかるかについては、今この場では答えを持ち合わせないまま、皆さんに御報告することになりましたので、とりあえず私の希望としては、一旦ここで休憩させていただいて、健康福祉部の把握と理事者が調査する中身を突き合わせなければいけませんので、それがいつごろ出るのかということについて、今検討してもらっておりますので、それをまたこの後、再開後にもう一度議会運営委員会を再開させていただいて、今後の運営について進めさせていただきたいと思っております。
 時間的にはもう3時半ですので、どの程度になるか。場合によっては延会の処理もさせていただかなくてはいけないとは思いますので、その前に出れば至急開きますし、もう少し時間がかかるようであれば、今後の本会議運営についての御相談を申し上げた上で、以後の日程についてのお話をさせていただければと思っております。
 私から、状況としてはそういう状況だということの御報告を申し上げまして、皆さんの御協議をお待ちしたいと思います。
 こちらの考えとしては一旦休憩させていただいて、理事者との詰めのところをもうちょっと精度を上げたうえで、再開させていただければと思うんですが、その前に何かございましたら、御意見を頂戴しておきたいと思います。
 
○高橋 委員  いただいた資料で、台帳に書いてあるから、多分市役所に相談された内容だろうと思うのですけれども、中澤議員のところに相談があって、御一緒に相談されたのか、中澤議員のところにまた別途に相談があったということなんでしょうか。さっきの質問だとそういうような意味で質問されていたので、中澤議員のところに来た相談の内容ならわかるんですけれども、違う資料かなと私は思ったんですけれども。その辺がもしわかれば、質問者の意図もあるでしょうから、あんまり質問に踏み込んだことは、御本人に聞かないとわからないと思うので、別に今お応えをすぐにいただけなくても結構なんですけれども、もし確認できれば、そこのところ確認していただければと思います。
 
○三留 議会事務局長  実は休憩に入った後、この資料の配付ということで、お話をいただきました。その際に健康福祉部に、この書類はどういったことなのかというのは私の立場で確認させていただいてございます。
 これは、市に被接種者の御家族の方が相談にいらっしゃったときの経過の記録だというようなことを言ってございます。内容につきましては記載のとおりでございますけれども、詳細については、私の立場ではお答えできないということになります。ただ書類については、市に相談に来た内容を経過としてまとめたものと伺ってございます。
 
○高橋 委員  そこは御本人に聞かなくてはわからないことだと思うので、確認できればで結構です。
 
○渡邊 委員  この2ページ目の10月9日の14時のところで、小さいころから0.5ミリリットルを打っており、あえて0.5ミリリットルで接種することについてお母さんにも了承いただいて云々と書いてあるのですが、これは規定では、要するに5倍だから5分の1とすると0.1ミリリットルが規定なんですか。
 でもこの子が幾つかわかりませんけれども、小さいころから0.5ミリリットルを打ったということは、お母さんもそれを承知して打っていたんではないかなと思うんです。ここにも書いてありますけれどね。平準的に規則として、0.1ミリリットルしか打ってはいけないという規則があるのか否か、それは医師の裁量で、0.5ミリリットルぐらいまで打っていいのかということを確認したいと思うんです。
 
○三留 議会事務局長  その辺の詳細につきまして、今の委員の御質問に関する資料ということで提出がされておりますので、この中の詳細について、今この場で私からお答えするといったようなことが適当かどうかも含めまして、その辺のお答えについては控えたいと考えております。
 
○渡邊 委員  それは後日確認を関係機関にしていただいて、回答いただけるということで確認していいんですか。
 
○三留 議会事務局長  これは質問者である中澤議員から、本会議で配付していただきたいということでお話を頂戴してございます。この後、質問の中で、そういったことも含めて、質問されるのかなと考えてございまして、その前段で、こういう場で例えばその辺のことをお話しするというのが適当かどうかということを含めて今、答弁については差し控えたいと申し上げました。質問の中で、質問者が何らかの形で、その辺については御質問されるのかと考えてございます。
 
○渡辺 委員  では万が一、中澤議員から私が今質問した内容の質問がなかった場合には、事務局で確認していただけることはできますか。
 
○三留 議会事務局長  その場合に事務局から聞いてお答えするのがよろしいのか、また別の方法で質問されるのがよろしいのか、そこのところ、私の立場ではなかなかお答えが難しいのかなと思ってございます。
 
○渡辺 委員  わかりました。何らかの方法をこちら側で考えますので、それで結構です。
 
○三宅 委員  期限切れの以外の誤接種について、私はこの議会運営委員会の中でも調べていただいたほうがいいんじゃないかということを申し上げたと思います。正式に上がっているものが平成25年、26年度を合わせて8件あって、その中で期限切れではないもののほうが5件多かったんですけれどいろいろな誤接種がありました。接種量を間違えたというもの、それから1回多く接種してしまったとか、誤って変更前のワクチンを、これは肺炎球菌ですけれども、これはワクチンが7価から13価に変更したことによるもので、そういった誤接種が結構上がっているので、恐らく期限切れ以外にもいろんな間違いがあるんじゃないんですかということで、それは原課にも伝えていただいて、質問者にもお伝えいただくということをお約束いただいたと思っているんですけれども。そのとき質問者は期限切れを調べてほしいということだったんだけれども、恐らくこういったことが出てくるだろうという想定で、原局としてもそこから踏み込んで調べようという気持ちがあったのか、私は、聞かれていることだけやればいいやということでは意識があんまりにも低いよねと、そのとき指摘したと思います。
 なので、ここまで来て、ようやくまた新たな質問で期限切れ以外のことを言われて、それから調べるということは、私は物すごくおかしいと思っているんです。経過観察をしなくてはいけないと思うんです。こんな5倍も、0.1ミリリットルのところを0.5ミリリットル打って、小さいときから打っているから大丈夫だなんていうことは、これは病院側の問題かもしれませんけれども、でも委託している市としてもこういう事実があるということは、子供の健康の問題、本当に大丈夫なのかという経過観察は必要なのだから、期限切れだけ聞かれているから、それだけ調べればいいやということでは絶対ないと思っていますので、そこのところはどのように伝えてくださっていたのか、そこは確認させてください。
 
○山田 委員長  もともと私が把握していたのは、今おっしゃったような期限切れだけと私も理解していたのですが、実は三宅委員がおっしゃったような範囲の話というのは、健康福祉部とのやりとりの中では、そもそも話としてはあったということは確認いただきました。ただ、いろんな人員的な問題、期間の問題、さまざまな要素の中で、優先順位として期限切れについてやったということで、そちら以外のところについては、現状は確かに御指摘いただくように、私が聞いている範囲では手がつけられていないとも聞こえますけれども、その実態については、まだ私自身は正確には把握できていませんので、それについてはお答えができません。
 優先順位づけをした上で、少なくとも期限切れを優先させてほしい、あるいは優先するということで私は理解してきましたので、それ以後の範囲については今初めてわかったのかとか、今これから始められるのかという話については、原局と議員とのやりとりの中で、どうも不整合が起きているなということで調整させていただいたら、市が委託している範囲の中できちんと把握するべきものは全部把握してくれということが本筋だという確認はようやくできたところです。僕自身も、今までは期限切れに集中していると理解してきたものですから、逆に言うと三宅委員のかなり今御指摘いただいた内容については、正確には伝えきれていないと思っています。
 
○三宅 委員  そのときも、とにかく期限切れを調べることが精いっぱいだからということでしたけれども、高齢者のほうは時間がかかりましたね。でも、子供たちのはデータ管理されているんですから、それを調べるということは、私は手作業とデータと並行してやれるんじゃないのかなと思っていたものですから、そこをきちんと言っているにもかかわらず、一般質問で改めて言われなければやらないという姿勢が信じられないんです。だから、こういう問題が起きてくるんだと思っているので、そこは本当に改めてもらわないといけない。そのためにも質問は早く進めてほしいと思っているんです。いつまでもとまっていたら、今だって予防接種を受けている子供たちがいるわけですから、毎日。それで、医療現場の状況はどうなっているのかとか、いろんなタイプの予防接種を現場では打っているわけなので、インフルエンザだけだったらいいですよ。だけど、三種混合があります、インフルエンザもあります、その他の肺炎球菌もあります、その子その子に応じたものがきているわけなので、どこに原因があって、どうすればなくなっていくのか。ゼロにはなかなかならないと思うんだけれど、できるだけ事故はゼロに近づけたほうがいいわけですから、そういう対策も含めて、もっと前向きに質問もしていただいて、議会としても考えて、行政ももちろんそうですけれども、そういう方向に進めていくということをみんなで考えていかなくてはいけないと思っています。だから、このまま長く休憩になるということは絶対に避けなければいけないと思っている。予防接種のことだけではなくて、ほかにも滞っています。それもあわせて、ぜひスムーズに進めるようにしてほしいと思います。
 
○山田 委員長  ほかに御質疑ございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 ないようですので、改めて今御発言いただいたものについては、次のところまで、お答えできることについては調査させていただきたいと思います。
 暫時休憩します。
    ───────────────────────────────────────
              (15時40分休憩   17時35分再開)
 再開後、委員長から、質問者及び執行部側との間の、調査に係る作業量の確認にしばらく時間を要する旨、報告があったため、本日の本会議は延会すること、また、再開本会議については明10月21日(水)午前10時開会とし、明日の本会議運営の確認等は延会後、当委員会を開き協議願いたい旨の発言があり、これを確認した。
 ここで本会議を17時50分に再開することを確認し、一旦休憩した。
              (17時37分休憩   17時54分再開)
 再開後、議長から、昨日、上畠寛弘議員から緊急質問の通告書が提出された旨の発言があり、通告書の写しを確認し、取り扱いについて休憩を挟み協議した結果、緊急質問に添付されている資料は既に議会資料として過去に提出されているものであり、発言通告書の発言の要旨にある「密約」という文言が適切かどうか、また資料に記載のある議員の名誉にかかわる問題もあることから、議長において質問者に緊急質問の件名について確認し、本件の取り扱いについては、一旦保留とすることを確認した。
 次に、議長から、9月30日付で、長嶋竜弘議員、上畠寛弘議員、中澤克之議員、岡田和則議員、松中健治議員から、議会議案第4号戦没者の遺骨収集の推進に関する法律案の成立と日本政府に具体的な行動を求める意見書の提出について及び議会議案第5号無戸籍児・者の救済に向けた早期の立法措置と、救済の範囲を広げることを求める意見書の提出についてが提出されたため、取り扱いについて協議願いたい旨の発言があり、これを確認するとともに、取り扱いについては、この後日程追加する「再開本会議について」の中で協議することを確認した。
〇再開本会議について
(1)議会議案第4号 戦没者の遺骨収集の推進に関する法律案の早期成立と日本政府に具体的な行動を求める意見書の提出について
(2)議会議案第5号 無戸籍児・者の救済に向けた早期の立法措置と、救済の範囲を広げることを求める意見書の提出について
 協議した結果、高橋委員から、議会議案等の提出に当たっては、賛同の意向を確認するために、事前に各会派に提示されるべきものであると認識しているが、本議案については、当会派は提示されていない旨の発言があり、事実確認するために一旦休憩した。
              (18時12分休憩   18時20分再開)
 再開後、委員長から、議会議案第4号、第5号については、提出者から各会派に説明を行った上で、改めて取り扱いについて協議することとし、明日の議事日程には供さないことを確認した。
(3)議案の訂正について
 事務局から、9月29日(火)に、理事者から議長宛て、今定例会に提出した議案の訂正をしたい旨の申し入れがあり、翌30日(水)に各派代表者会議において確認後、訂正された議案については、全議員に配付している旨報告があり、これを確認した。
(4)監査委員の本会議出席について
 事務局から、代表監査委員は、10月26日(月)から29日(木)、30日(金)午後及び11月12日(火)午後については、所用により代表監査委員の出席ができない旨、監査委員事務局から報告を受けていること、中澤議員が答弁を求めるものとして監査委員を通告しているが代表監査委員が出席できない場合は、議会選出監査委員が答弁を行うことについて了承していることについてそれぞれ報告があり、これらを確認した。
(5)参与席番号の変更について
 本年10月の人事異動及び組織変更に伴い、参与席番号に変更があったため、参与席番号について資料を配付し、これを確認した。
(6)再開日時について
 協議した結果、10月21日(水)午前10時開議とすることを確認した。
(7)本会議第10日(10月21日)の議事日程について
 諸般の報告があることを確認するとともに、議長から、10月13日付で、陳情第19号医者が処方する薬の有効期限が、患者に判るようにする意見書を国・県に提出することを求める陳情が、10月15日付で、陳情第20号選挙違反に関する告発不起訴で市民を提訴した小野田議員を懲罰にかけるよう求める陳情及び陳情第21号「北鎌倉隧道安全性検証等業務」についての調査の陳情が、それぞれ提出され、議長において受理しているが、これら陳情については、「定例会開会後に提出されたもの(陳情)は、議長が緊急を要すると思われるものについては、議会運営委員会に諮り、所管委員会に付託する」とする当委員会の確認事項に基づき、議長としては緊急性があると判断することから、取り扱いについて協議願いたい旨の発言があった。
 その後、取り扱いについて、休憩を挟み協議した結果、陳情第19号については緊急性が認められないため、取り扱いについては12月定例会で協議すること、陳情第20号については全議員への配付にとどめること、陳情第21号については建設常任委員会に付託することをそれぞれ確認した。
 次に、本会議第10日(10月21日)の議事日程について協議した結果、本日の議事日程と同様のものとすることを確認した。
 ここで、高橋委員から、議会として、これ以上議案を審査しない状況を避けるべきとの発言が、久坂委員から、議会運営を進める上で質問者とさらに調整願いたい旨の発言があった。
 次に、議長から、9月17日以降、昨日までに上畠寛弘議員から計77件、長嶋竜弘議員から計17件、渡邊昌一郎議員から1件、保坂令子議員から1件の文書質問が提出され、市長、教育委員会、監査委員及び農業委員会宛てに送付していることについて報告があり、これを確認するとともに、続けて委員長から、文書質問のあり方については、既に委員からの発議もあることから、別途協議の場を設けたい旨の発言があり、これを確認した。
 ここで一旦休憩した。
              (19時03分休憩   19時04分再開)
 再開後、赤松副委員長から、先ほど取り扱いの協議を行った上畠寛弘議員の緊急質問の発言通告書の要旨にある「密約」という文言については密約ではなく公文書として存在している場合は、緊急質問のテーマについて、事実関係が明らかになった時点で、表現が間違いであった場合、提出者から釈明を願いたい旨の発言があった。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成27年10月20日

         議会運営委員長

             委 員