○議事日程
平成27年 9月定例会
鎌倉市議会9月定例会会議録(9)
平成27年10月20日(火曜日)
〇出席議員 25名
2番 竹 田 ゆかり 議員
3番 河 村 琢 磨 議員
4番 前 川 綾 子 議員
5番 長 嶋 竜 弘 議員
6番 保 坂 令 子 議員
7番 上 畠 寛 弘 議員
8番 西 岡 幸 子 議員
9番 日 向 慎 吾 議員
10番 永 田 磨梨奈 議員
11番 渡 辺 隆 議員
12番 池 田 実 議員
13番 渡 邊 昌一郎 議員
14番 三 宅 真 里 議員
15番 中 澤 克 之 議員
16番 納 所 輝 次 議員
17番 小野田 康 成 議員
18番 高 橋 浩 司 議員
19番 久 坂 くにえ 議員
20番 中 村 聡一郎 議員
21番 山 田 直 人 議員
22番 岡 田 和 則 議員
23番 吉 岡 和 江 議員
24番 赤 松 正 博 議員
25番 大 石 和 久 議員
26番 松 中 健 治 議員
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〇欠席議員 1名
1番 千 一 議員
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〇議会事務局出席者
事務局長 三 留 定 男
次長 鈴 木 晴 久
次長補佐 藤 田 聡一郎
議事調査担当担当係長 笛 田 貴 良
書記 木 田 千 尋
書記 窪 寺 巌
書記 片 桐 雅 美
書記 菊 地 淳
書記 斉 藤 誠
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〇理事者側説明者
番外 1 番 松 尾 崇 市長
番外 2 番 瀧 澤 由 人 副市長
番外 11 番 磯 崎 勇 次 健康福祉部長
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〇議事日程
鎌倉市議会9月定例会議事日程(9)
平成27年10月20日 午前10時開議
1 諸般の報告
2 一般質問
3 緊急質問
4 議会の請求に基づく監査の監査結果について
5 報告第9号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る ┐
専決処分の報告について │
報告第10号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る │
専決処分の報告について │市 長 提 出
報告第11号 道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の │
額の決定に係る専決処分の報告について │
報告第12号 平成26年度決算に基づく健全化判断比率の報告について │
報告第13号 平成26年度決算に基づく資金不足比率の報告について ┘
6 議案第21号 市道路線の廃止について ┐
│同 上
議案第22号 市道路線の認定について ┘
7 議案第23号 工事請負契約の変更について ┐
│同 上
議案第47号 工事請負契約の締結について ┘
8 議案第24号 指定管理者の指定について 同 上
9 議案第33号 鎌倉市行政手続における特定の個人を識別するための番号の ┐
利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の │
制定について │
議案第36号 鎌倉市芸術館条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第37号 鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定につい │同 上
て │
議案第38号 鎌倉市職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部 │
を改正する条例の制定について │
議案第39号 鎌倉市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例 │
の制定について ┘
10 議案第35号 鎌倉市立御成小学校旧講堂保存活用計画策定委員会条例の制 ┐
定について │同 上
議案第42号 鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について ┘
11 議案第40号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入 ┐
れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条 │同 上
例の制定について │
議案第41号 鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について ┘
12 議案第34号 鎌倉市景観重要建造物等保全基金条例の制定について ┐
議案第45号 鎌倉市開発事業における手続及び基準等に関する条例の一部 │同 上
を改正する条例の制定について ┘
13 議案第46号 平成27年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号) 同 上
14 議案第26号 平成26年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について ┐
議案第27号 平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に │
ついて │
議案第28号 平成26年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特 │
別会計歳入歳出決算の認定について │
議案第29号 平成26年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の │
認定について │同 上
議案第30号 平成26年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決 │
算の認定について │
議案第31号 平成26年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定 │
について │
議案第32号 平成26年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算 │
の認定について ┘
15 議案第48号 鎌倉市公平委員会の委員の選任について 同 上
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〇本日の会議に付した事件
1 諸般の報告
2 一般質問
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鎌倉市議会9月定例会諸般の報告 (5)
平成27年10月20日
1 9 月 30 日 市長から、次の議案について原案を訂正したい旨、通知を受けた。
議 案 第 37 号 鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 39 号 鎌倉市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 41 号 鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 46 号 平成27年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
2 9 月 30 日 長嶋竜弘議員、上畠寛弘議員、中澤克之議員、岡田和則議員、松中健治議員から、次
の議案の提出を受けた。
議会議案第4号 戦没者の遺骨収集の推進に関する法律案の早期成立と日本政府に具体的な行動を求め
る意見書の提出について
3 9 月 30 日 長嶋竜弘議員、上畠寛弘議員、中澤克之議員、岡田和則議員、松中健治議員から、次
の議案の提出を受けた。
議会議案第5号 無戸籍児・者の救済に向けた早期の立法措置と、救済の範囲を広げることを求める意
見書の提出について
4 陳情1件を陳情一覧表のとおり受理し、付託一覧表のとおり建設常任委員会に付託した。
5 10 月 14 日 三浦市において、第231回神奈川県市議会事務局長会議が開催され、三留局長が出席し
た。
6 監査委員から、次の監査結果報告書の送付を受けた。
9 月 30 日 平成27年度平成27年6月分例月現金出納検査結果報告書
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平成27年鎌倉市議会9月定例会
陳 情 一 覧 表 (3)
┌─────┬──────────────────────┬──────────────────┐
│受理年月日│ 件 名 │ 提 出 者 │
├─────┼────┬─────────────────┼──────────────────┤
│ 27.9.15 │陳 情│北鎌倉隧道手前私有地の道路不法占有│鎌倉市扇ガ谷4−6−6 │
│ │第 18 号│の確認を求める陳情 │(鎌倉行政110番代表) │
│ │ │ │岩 田 薫 │
└─────┴────┴─────────────────┴──────────────────┘
付 託 一 覧 表 (3)
┌─────┬───────┬─────────────────────────────────┐
│付託年月日│ 付 託 先 │ 件 名 │
├─────┼───────┼────┬────────────────────────────┤
│ 27.10.20 │建設 │陳 情│北鎌倉隧道手前私有地の道路不法占有の確認を求める陳情 │
│ │常任委員会 │第 18 号│ │
└─────┴───────┴────┴────────────────────────────┘
(出席議員 25名)
(10時00分 開議)
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○議長(前川綾子議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。16番 納所輝次議員、17番 小野田康成議員、18番 高橋浩司議員にお願いいたします。
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○議長(前川綾子議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりでありますが、本日の会議に遅刻の届け出がありますので、局長から報告させます。
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○三留定男 事務局長 千一議員から所用のため、遅刻する旨の届け出がございましたので御報告いたします。
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○議長(前川綾子議員) ただいまの報告に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
ここで御報告いたします。去る9月8日に上畠議員から動議の発言がありましたが、議長としては、議事進行上の発言と捉え、その内容を理事者に確認いたしました。
その内容について、市長から特に発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○松尾崇 市長 お時間をいただきまして申しわけございませんでした。
先般の上畠議員の新聞記事に関することに関しまして、私から発言させていただきます。
中澤議員の一般質問を受けまして、記者会より私及び健康福祉部長の記者会見を求められましたが、一般質問中であり、その時点では詳細な説明をできる状況ではなく、記者の方々の御要望にお応えできないことを説明したところ、了承を得られまして、記者会への説明は中止となりました。
しかしながら、数社から個別の取材を行いたいとの要望があり、健康福祉部長が取材を受けるに至ったというのが経緯でございます。
なお、個別取材に当たりましては、議会での答弁以上の御説明はできないことを改めてお伝えし、慎重を期すために、秘書広報課の担当課長が同席の上、取材を受けました。このため、取材には一般質問で答弁した範囲で対応したものと認識しております。
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○議長(前川綾子議員) ただいまの発言に御質疑ありませんか。
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○7番(上畠寛弘議員) たまたま議場に配付されたものがございますが、これは関係ありませんけれども、一般質問の答弁を超えた、以上の内容については部長も発言されていないということでわかりましたけれども、それ以降、いろいろと質問がございましたけれども、今、一般質問にきちんと配慮して、答弁した以上のことについては答弁していないと市長はおっしゃいましたけれども、これ以降、いろいろと新聞報道を各社されておりますけれども、その点も、いろいろと議会がまだ聞いてもいないのに、議長も多分聞いていないであろう内容についても、新聞各社の報道では書いておりますが、それについては、この後、一般質問がございますから、そこでいろいろとあるかと思うので、私もそこで関連質問もできればと思いますが、部長、市長は別として、理事者の方々、部長、担当課長が単独で何か取材に応じたそういったケースは、この記事以降はないということでいいですか。この本件、一般質問に係る問題について。市長以外で。市長はいろいろ答弁、記者会見に応じていますけれども。記者会見とか、取材に応じて、いろいろ謝罪したり、いろいろされていますけれども、ほかの職員に関してはないですよね。どなたでもいいですけれども、答弁していただきたい。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 9月6日のことだと思いますけれども、それ以外に、9月16日、もしくは17日に、私と健康福祉部次長がメディアセンター内で取材を受けたということは1回ございました。
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○7番(上畠寛弘議員) その内容については、答弁を超えたものではないということですよね。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 そのとおりでございます。
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○議長(前川綾子議員) 以上で発言を終わります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
(10時03分 休憩)
(10時04分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(前川綾子議員) 日程第2「一般質問」を9月7日に引き続き行います。
中澤克之議員の一般質問を続行いたします。なお、中澤克之議員の一般質問に関連して、議長職権により、資料を配付させていただいております。
理事者の答弁を願います。
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○瀧澤由人 副市長 大変長いお時間をいただきまして、まことに申しわけございませんでした。中澤議員の御質問に担当部長をもって答弁させます。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 それでは、資料の説明をさせていただきます。
まず、議員の皆様に既にお渡し済みの9月16日付資料について御説明をいたします。
資料の3枚目の有効期限切れワクチン接種者リストは、議員からの御指摘を受け、過去5年分の接種者、約14万7,000件を再確認した中で発見された10件のリストとなります。内訳は、平成22年度が2件、平成25年度が2件、平成26年度が6件でした。
この10件につきましては、既に接種した医師が被接種者、またはその保護者と連絡をとり、謝罪、経過説明をするとともに、御本人に健康被害が生じていない旨を確認いたしました。
資料の2枚目は、本調査を行う前に、過去5年間に発生した事故報告となります。この8件につきましては、既に保護者に謝罪し、経過報告、健康状態の確認をした上で、神奈川県を経由して厚生労働省に報告済みとなっています。
次に、本日新たに御用意いたしました資料です。
高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種ワクチンの有効期限切れを過去5年分、約11万件、再確認した結果報告となります。
その結果は、有効期限切れワクチンの接種がナンバー1、2の2件、有効期限内の前年度ワクチンを接種した事例がナンバー3から19までの17件ございました。ナンバー20から23までの4件は、接種医療機関が既に廃院となっているため、確認はできませんでした。
有効期限切れワクチン接種の2件については、医療機関が既に御本人謝罪、経過説明、健康状態の確認を済ませました。健康被害は発生していないことを確認いたしました。
今後、予防接種事故報告書を県経由で厚生労働省へ提出する予定です。
以上につきましては、今後、市ホームページで公表を予定しております。
次の資料は、インフルエンザ予防接種に係る医療機関からの請求に対し、市が適正に支払いしているかという疑義に対する資料でございます。
資料は、過去5年分の医師会所属の医療機関、約9万件、医師会以外の医療機関約2万件、合計約11万件のデータを一覧表としたものです。
上段、左側、医療機関請求額?が医療機関から市へ請求された件数と金額となります。
市では、提出されました予診票を精査し、不備等があった予診票を医療機関へ返戻いたしました。その件数、金額が右側の返戻2、?となります。
医療機関では返戻された予診票のうち、不備等を訂正できたものについて、市へ再請求しました。その件数、金額が左側の?と?の間の再請求分?となります。
上段の表から抽出したものが下段の返戻件数と再提出件数の差分の表となります。上段の?で平成22年度から平成26年度に医師会から9万2,789件及び医師会以外から1万9,167件予診票が提出され、総数として11万1,956件ありました。
この中から予診票に不備等があり、医療機関に返戻した数が下段の表の左側の返戻件数6足す7で、医師会計1,651件と、医師会以外計848件を合算したものが提出予診票総数の2.2%に当たる2,499件ございました。
このうち、医療機関で訂正し、翌月以降に市に再請求されたものが右側の再請求件数?で、医師会合計1,586件と、医師会以外計826件の合計2,412件となり、返戻された件数の96.5%が再請求され、市から医療機関に支払いを行いました。再請求がなかった件数は、医療機関から市に返戻された予診票の再請求されなかったもので、5年間の合計で医師会合計65件と医師会以外計22件の合計87件でございました。当初の請求11万1,956件に対して、割合は0.08%となっております。
その理由としては、右側の欄外にあるとおり、被接種者が対象年齢ではなかった、被接種者の住民登録が鎌倉市以外であったなどによるものとなっています。
資料の説明は以上でございます。
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○15番(中澤克之議員) これの流れをざっと再度確認させていただきますと、まず私が情報公開請求を出したのは8月の頭で、決定通知が来たのが8月17日。当初からこれについては、かなり深刻な話になるよということの中で、徹底した調査をしてくださいということは言ってきて、8月の終わりに瀧澤副市長、小林副市長と9月定例会に向けての話をしたときにも、私はその旨はきちんとお話をしました。しかし、議会がとまるまで何ら動きがなかった。
もともと、この件については、情報公開請求の決定通知が来たときに、まず鎌倉市で、何でこんなに数字の改ざんがあるんですかという話をした。そうしたら、担当部職員が、これは期限切れワクチンを打った場合はお支払いできないんですよということから始まったんです。ちょっと待って、期限切れワクチンを打っちゃったら、それはもともとだめでしょうという話で、そうしたら、そのときには、他市ではそういう事故報告があって、県に報告されていますと。でも、鎌倉市ではありませんというところから始まったんです。
その後、議会が休憩等々に入る、それでとまって、瀧澤副市長のところに行きましたら、いや、実はインフルで1件ありましたと。これは朝。その日の午後になったら、インフル以外で、実は期限切れワクチンあったんですよと。これは部長から。次の日の朝に、また部長から、いや複数ありましたと。その日の午後になったら、8件、実はこれ県に届け出されていましたという話です。8件がありながら、県に医療事故として届け出がされていながら、それを把握していなかった、全く。これは、課長以上、課長、次長が兼務していますけれども、部長も知らなかった。
その後、ほかにはないんですかねという話をしたら、最初はないと言いました。だけれども、はっきりとないとは断言はできませんという話だった。じゃあ、調べてくださいという話になって、今回のこういう結果になっているんです。
この、今回明らかになった方々、特に子供の期限切れワクチンの、この10件、10人ですね、件数というよりも10人、これに関しては、朝私のところに報告に来て、30分ぐらいたったときに、ここで職員3人が来て、部長、次長、課長補佐が来て、3人がん首そろえていてもしようがないんだから、部長だけ残って、あとの2人は個別のこの患者さんのところに、保護者のところに行って、直接市が謝罪をして、状況を確認してくださいということはお願いしました。なぜか。委託は鎌倉市が行っているからなんです、この契約は全て。鎌倉市が医師会、それから個別の医師会以外のお医者と契約して、委託元は鎌倉市なんです。だから、鎌倉市が、職員がちゃんと行って、実態を把握して、保護者の方にちゃんと謝ってくださいと言ったら、とうとう行かなかった。何でか。医師会に言っていますからと。医師会から、医師会経由で出てきた事故報告書、皆さんにお配りしていますけれども、10人の方に。何ですか、これは。やっつけ仕事の、汚い横なぐりの字で、ひどいお医者さんなんかになると、今後の事故防止策、有効期限間近のものは仕入れないと、こんなばかなことですよ。これが今回の鎌倉市がとった対応の経過です。
市長にお伺いしますけれども、ここに市長が、これもお配りしますけれども、「温故知新」、まあ、温故ってやったことないんでしょうけれども、126で、ここに御自身が書いているんですね。白紙の請求書につきましては、双方合意、過去からの慣例とはいえ、不適切な事務処理が改善されることなく20年以上続いてきたことを深く反省しておりますと、この20年の根拠はどこですか。
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○松尾崇 市長 担当職員から、一部、20年以上続いていたという報告を受けています。
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○15番(中澤克之議員) その担当職員は部長かな。この20年という根拠は何ですか。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 今回、この問題が発覚しまして、過去在籍した職員に追跡調査を行ったところ、20年前にいた職員から、そのとき既に行われていたという説明があったということが根拠でございます。
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○15番(中澤克之議員) 説明があったんではなくて、その証拠書類も何もないですよね。当時の担当職員が言ったら、それで終わりなんですか。
この医師会にちゃんと確認をとったんですか。お医者さんに全部確認をとっていったんですか、どうですか。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 そこまでの確認は行いませんでした。
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○15番(中澤克之議員) こういうものというのは、全部情報公開請求等々で僕が調べて、直接いろんなお医者さんのところへ聞きに行って、いろんなところに、それこそ横浜へ行って、東京へ行って、いろんな人に会って話を聞いてきているんです。ちゃんと論拠を持って全部やっているんです。過去の職員に聞いて、それで、こうやって市長がビラをまいたんですか。まして、これだって、後でやりますけれども、私にすら話がないものすら、ここに書いちゃっているんですよ。庁内組織を設置しなんて、こんな話、部長からも聞いていませんよ。まあ、いいです。
これ、さっき申し上げましたとおり、話が二転三転しているんですね。あると言ってみたり、ないと言ってみたり、これって、結局誰が報告を部長、次長にしているんですか。結局、どの職員がちゃんと正確な情報を次長、部長に上げてきているんですか。たしか、この医師会担当のチームというんですか、何とか担当というのは6人いると思いますけれども、6人が寄ってたかって正確な情報を部長に上げないんですか。その連絡体制は今どうなっているんですか。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 市民健康課の中の健康づくり担当というセクションがこの予防接種業務を担当しております。
その中で、今回、この問題が発覚するまで、管理監督にあった者については、ほとんど情報を得ていない状況でございました。そのため、過去の経緯、あるいは現在どうなっているかということを現在の担当職員並びにその上司にヒアリング等を行いました。そういう中では、過去の人事異動あるいは業務分担の変更等の折に前任者からこういった事務を引き継いできたと、そういった内容でございました。
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○15番(中澤克之議員) その前任者から引き継いできたということだから、当然ながら、引き継ぎの文書として存在しているわけですよね。それありますか。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 これは、前任者から主に口頭で引き継ぐというもので、本件についてはマニュアル的なものはないということを確認しております。
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○15番(中澤克之議員) マニュアルもなくて、引き継いだという話で責任転嫁しちゃって、これまた後でやりますけれども、これ司直にきちんと私は話に行ってきました。これどうなんですかねという話をしてきました。文書変造になると。鎌倉市の顧問弁護士が白紙の請求書を顧問弁護料だけではなくて、訴訟委任報酬まで白紙の請求書をみずから渡していながら、今回の白紙請求書について、顧問弁護士3人が見解を出しているんです、鎌倉市が照会をかけて。弁護士の相談記録、自分が出していながらですよ、1人の弁護士は、一連の事務作業については、事務処理としては好ましいものではなく、事務処理の改善の必要性があると指摘されたと。弁護士が、おかしいでしょう。自分がやっておきながら、問題があると言っちゃっている。問題は、この弁護士みずから、こういうことに関することを出せないんですよ、自分のことだから。だから、ほかの弁護士に聞きました。そうしたら、行政側の決裁権者と委託先が双方で合意を、了解しているのであれば、この弁護士の問題がないという論法は立つと。ただし、決裁権者が承知していない限りは、その論法はこの弁護士の、双方が合意していれば問題ないと、市長は書いているわけですよ、自分で。双方の合意と書いてあるんです。これはあくまでも決裁権者同士の話なんですよ。司直にきちんと確認をとりましたから、私は。決裁権者は知っているんですかと聞きました、僕。課長以上、知りませんでした。今の次長2人が課長だった、今の部長も課長だった。知りませんでしたと。知らないで、課長決裁なんですよ、この医師会の支出というのは。決裁権者が知らないで、一担当職員と医師会との間でやってきた事務処理というのは、これは文書変造罪になってくるんです。よろしいですか。
ここからです。何点か伺ってみます。
まず、ワクチンについては、今回は期限切れだけに限って言いました。でも、9月の頭に、私は部長、副市長に対して、今後の流れの中で、こういうことも聞きますよということははっきり言いました。期限切れワクチンだけじゃないですよと。ほかの医療事故についてはどうなんですかということも聞きますよということは、これははっきり申し上げました。
ここにあるんです。あるお子さんが、ある医療機関に2種混合の予防接種に行ったんです。そしたら、通常の5倍の量を接種されているんです。5倍の量です。このお子さんはアレルギーがあるから、お母さんが心配されているのです。これは市に来ているわけですよね。だけれども、このお医者さんは何と言っているかというと、小さいころから5倍の量で打っているから、今回も5倍で打ったんだという話なんです。こんなばかな話がありますか。
こういう5倍の量を打っているという事実がある。これは認めますね。イエスかノーかだけで答えてください。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 はい、事実でございます。
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○15番(中澤克之議員) これについては、今回は期限切れだけしか調べていないです。ほかにだってある可能性、そういう話も実は聞いているんです。
もう一つ、夜間救急、材木座にありますけれども、これは鎌倉市が運営費で約1,000万円ちょい払っていますけれども、これ、過去において、そこにある薬、材木座の夜間救急にある薬、きょう現在はわからないです。過去において、期限切れの薬品が置いてあったという話、これはお認めになりますね、過去の話で結構です。
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○磯崎勇次 健康福祉部長 はい、医師会の理事に確認したところ、かつてそういったことがあったという発言がございました。
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○15番(中澤克之議員) もうとどまるところを知らないんです。5倍のワクチンを打たれても、医者は小さいころから打っているから平気なんだと。だから医療事故じゃないとまで言っているんです、これ。事故には該当しない。ただ、これ、救いなのは、鎌倉市が、健康福祉部が、医者はこれは事故じゃないと言っているのにもかかわらず、鎌倉市の市民健康課かな、健康福祉部かな、どっちが対応しているのか、消されちゃっているのでわからないですけれども、これは事故であると。だから、とにかく事故報告を出せということをこの医療機関に言っているんです。それでも医療機関は、だったら出せという依頼文を出せというばかなことを言っているんですね。これに対して、鎌倉市は、さんざん勉強していますから、いや、関係ないと、依頼文じゃないと、事故なんだから事故報告書を出せということを言っているんです。だけれども、10月14日現在で、まだ事故報告書は出さないんです。こういう実態なんです。
だから、9月の頭からもう言っているんですから、まず1点、期限切れワクチン以外の、こういう量を5倍も打っちゃっているんですよ、小さい子に。あり得ないですよね。これはもう徹底的に、もう言っているんだから、これは調べてすぐ出してください。
それと、鎌倉市が1,000万円を超えるお金を夜間救急に出しているんですよ。だけれども、そこで期限切れの薬がいっぱいあるっていう証言、僕は得ているんですよ。そのことについて、医師会にお医者さんが言ったんだそうです。期限切れだよと。ああ、そうですかで終わったんですって。この実態調査もきちんとしなきゃだめです、これ。
瀧澤副市長、調べる気はありますか、調べていただけますか、どうしますか。
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○瀧澤由人 副市長 いずれの2件も私は報告を受けています。いずれの2件も対応しております。結果は報告を改めてさせていただきたいと思います。
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○15番(中澤克之議員) この2件の話ではなくて、全部調べろという話です。もう言っているんだから。医師会の件も。時間がかかる、時間かからないの話じゃないですよね。期限切れだけで幕引きなんて、そんな話じゃないですよ。これ、誰が答弁できるんですか。徹底的に調べますと言えないんですか。これは、このままなんですか。この1件だけで終わらせるんですか。5倍打って、それ以外の件数も聞いているんですよ、私は。医師会の夜間救急ですよ。本当に困ったときに行く、材木座のところにある夜間救急のところで、期限切れの薬を置いてあったらどうするんですか。徹底的に調べますか、どうしますか。
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○松尾崇 市長 今御指摘いただきました医師会の夜間救急にあります薬の問題、もしくは5倍の量が接種されていたという、そうした事故の課題を含めまして、そういうことがほかにないかということは、改めて調査させていただきたいと思います。
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○15番(中澤克之議員) 調査して報告してください。
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○議長(前川綾子議員) 議事の都合により、暫時休憩いたします。
(10時30分 休憩)
(17時50分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続行いたします。
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○15番(中澤克之議員) 今の休憩中にいろいろと、副市長初めとしてお話をさせていただきましたけれども、最終的には、この問題、この後も、白紙の請求書もまだまだ続きます。こんな事態を引き起こしておいて、誰も責任をとらないなんていうことは絶対にあり得ませんので、この調査の間に、市長御自身の進退を含めた責任のとり方というものをきちんとお考えをいただきたいということを申し上げておきます。
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○議長(前川綾子議員) お諮りいたします。ただいま一般質問中でありますが、運営委員会の協議もあり、本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。
なお、残余の日程については、明10月21日午前10時に再開いたします。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
本日はこれをもって延会いたします。
(17時51分 延会)
平成27年10月20日(火曜日)
鎌倉市議会議長 前 川 綾 子
会議録署名議員 納 所 輝 次
同 小野田 康 成
同 高 橋 浩 司
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