平成27年議会運営委員会
9月 9日
○議事日程  
平成27年 9月 9日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年9月9日(水) 10時30分開会 14時10分閉会(会議時間 0時間27分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、永田、渡辺、渡邊、三宅、納所、高橋、久坂、岡田の各委員及び前川議長、吉岡副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 本日の本会議運営について
2 再開本会議について
(1)再開日時について
(2)諸般の報告について
(3)本会議第7日(9月16日)の議事日程について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に高橋委員を指名し、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本日の本会議運営について
 議長から、昨日に引き続き、中澤克之議員の一般質問中で、理事者の答弁及び資料の準備のため休憩中であるが、状況について説明したい旨の発言があり、続けて便宜局長から、理事者から期限切れワクチン接種の調査について、子供を対象にしたワクチン接種に関する調査には来週の月曜日か火曜日までの調査期間が必要であり、65歳以上を対象にしたワクチン接種の調査には最低でも1カ月の調査期間が必要である旨の報告があったとの報告があり、これを確認するとともに、協議した結果、本報告を踏まえ、今後の議会運営について、正・副委員長と質問者で調整を行うことを確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○山田 委員長  「本日の本会議運営について」を議題といたします。
 まず、議長発言がございます。
 
○前川 議長  昨日に引き続き中澤議員の一般質問で理事者答弁及び資料の準備のため、休憩となっておりますが、その後の状況について御報告させていただきたいと思います。局長にお願いします。
 
○三留 議会事務局長  昨日以降の状況につきましてお話しさせていただきます。
 昨日の当委員会で、予防接種、約26万件でしょうか。そちらを市で検証する期間がどのくらいなのかということ、執行部側での精査をきのうの夜にいたしました。結論から言いますと、子供の予防接種の部分、これが約15万件ございますが、こちらにつきましてはデータ入力されている部分がございまして、電算システムを活用することによりまして、その部分だけであれば来週の週明けの月曜日、あるいは火曜日ぐらいにはその検証ができるだろうと。ただ、一部目視で確認しなければいけないものが5,000件ほどあるということですので、およその目安でございますが、月曜日から火曜日に検証が終わるという報告がございました。
 残りの11万件、これは老人のインフルエンザの誤接種の関係でございますが、こちらにつきましてはデータ入力しているものがございませんので、全て職員が目視で確認あるいは検証していくということです。こちらの部分につきましては、最短で1カ月間はかかるだろうと。職員が日常の業務をしながら作業するということ、もちろん庁内で応援の体制は組むということも考えているようでございますけれども、少なく見積もって1カ月間といった話で、報告がございました。
 昨日の当委員会で、執行部側でこういうことをしていますという御報告を私がいたしましたその結論といいましょうか、回答が今申し上げたことでございます。その辺を踏まえまして、運営につきまして御協議のほどお願いいたします。
 
○山田 委員長  今、局長から報告がございましたけれども、報告についての御確認をお願いしたいと思いますが、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
 ただいまの発言を踏まえて、本会議運営について御協議をお願いします。
 
○高橋 委員  そもそも目で見て、不正について問うているわけで、不正がわかるものを放置していたのかなという感じはするのですけれども、見て明らかにわかるものなのかなと疑問が私の中にあるのですけれども、何件かはもう出てきているということでよろしいでしょうか。
 
○山田 委員長  簡単に言うと、市から事故として県に上げているもの以外に何か出てきたのかという問いかけですか。それとも事故が発生していますかという問いかけですか。
 
○高橋 委員  事故が発生していますかということです。
 
○三留 議会事務局長  昨日、議員に配付いたしました資料の中に事故報告ということで、少し委員から御質問がございました。医療機関から市に事故報告として出されています8件、これは平成25年度、平成26年度、この2年度で8件あったということは執行部側から聞いてございます。そのほかに、それ以外のもので何らかの不都合があったといったことにつきましては、まさにこれからの検証作業の中でわかることだと思っております。
 
○高橋 委員  そういうことで指摘しているとおりのことがあったという事実があるわけですから、詳細のことについてはできるだけ早く報告を上げていただくことにして、そういう事実があったということですから、質問としてはそういう事実があったんだということで厳しく追及していただくということで進めていただければいいんじゃないかなと。あとは報告が上がってきたらもう一度、しかるべき質問をされるならば質問すると。1カ月、このまま休憩、休憩で毎日やるようなことは余りよくないんじゃないかなと。質問者に御理解いただけるならば、事実なんだということが確認できたならば、とりあえずここのところは範囲の中で御質問いただいて、報告が上がってきたらまた改めてやっていただくということでお願いできればと思います。
 
○岡田 委員  本人がどういう意向かわからないので、私は何とも言えないし、ただ、ぱっと見た感じ、決算もあるんですけれども、予防接種はインフルエンザ1種じゃないですよ、あと16種あります。むちゃくちゃになる、これ。決算特別委員会に振られたって、それはわからないよ、本人の意向だから、僕はこれでいいんですと言えばそれはそれでいいですよ。あるいはだめというのか、わかりません。ただ、その後のことを考えると観光厚生常任委員会だってあるんだし、そこでどうなるのという話。所管の部分だし。それはまた振られて、決算特別委員会もありますということで決算値からこれ全部調べることになるよ。そういう状況の中でどうやって落としていくのかというのを考えないとという感じはしています。
 
○山田 委員長  聞き及んでいる範囲で申し上げますと、先ほど局長が26万件とおっしゃったと思いますけれども、それについては全予防接種と理解いただければと、私は理解しております。種類は16じゃなくて12と私は聞いています。そこは行き違いがあるんだったら、私自身がもう少し把握しないといけない。12種と聞いて、その総体が26万件の対象がありますと理解しています。
 
○岡田 委員  わかりました。では私の発言は撤回します。
 
○山田 委員長  撤回しなくてもいいんですけれども、そういうことです。要するに後々になっても、これは解決しませんよということはみんなが理解しましたので。
 
○久坂 委員  先ほど高橋委員がおっしゃられたとおり、ある程度、平成25年度、26年度でわかっているものがありますので、それを踏まえて私も質問者には質問を進めていただきたいと思っております。ただ、質問者の御意向がわからない中で、もう一つは先ほど小児のほうでは来週月曜日、火曜日を目途に電算のほうは一応結果が出るということですので、もし今、始めるのが無理であれば、少なくとも電算のデータの結果が出た段階ですぐにでもやっていただけないだろうかということを、ぜひ正・副委員長から質問者にお伝えをいただければと思っておりまして、常任委員会と特別委員会を控えている中で、1カ月間の余裕があるのかなと。なかなか厳しいので、1カ月間待つのは現実的ではないなということは思っております。
 
○三宅 委員  平成25年、26年で8件出ているという事実があるわけですから、1カ月たって、これがふえていくかということですけれども、事実があったということであれば、それで次に進めるという、その資料としてはそういう部分が見えますから、次をどうするのかという御提案が多分あるんだと思うんです。そうしないと進みませんので、ぜひ建設的な提案とあわせて次に進んでほしいと思います。
 それで、データ入力してあるのは子供の部分ですよね。子供は3回接種しないといけないと、そういうのがあるからきちんとデータ入力で管理しているのだと思うんですけれども、まずはデータ入力のところで結果が出たら、私は所管の委員会なので、そこで報告もしてもらう。きちんと質疑も受けると。1カ月、どれだけかかるかわからない、全部高齢者のインフルエンザは物すごく多いですから、そこもあわせて結果が出た時点ですぐやってもらいたいんだけれども、そこも報告してもらう。そういうことで、それは観光厚生常任委員会の報告にしてもらって、皆さんにもお知らせしてまいりたいなと。今の進め方としては、このまま今あるデータで進められるのではないかと思いますから、次に進んでほしいと思います。
 
○納所 委員  この件について質問者は承知なさっているのですか。これは議長が受けた報告内容ですよね。それを質問者、中澤議員がどのようにお考えなのか聞いていただきたいと思うんです。こちらで云々しても当事者がどのようなお考えなのか、それによって質問に入れるのか、入れないのかということもあると思いますので、その旨、御意向を伺っていただきたいと思います。
 
○山田 委員長  その辺は我々も動かなきゃいけない話なので、それは承っておきますということにしたいと思います。
 それで、きのうの段階で質問者との話を報告いたしますと、今出ている事実、先ほど平成25年、26年で8件という話が出ましたけれども、質問者の意向は8件じゃなくて今、本当に実際に、事故が発生しているんだけれども、その接種者に対するケアが一番重要なんじゃないかと、その視点があるんです。ですから、25万件という膨大な量を市としてもチャレンジしなければいけないと言っている。8件云々はフォローされている、確実に。8件のほかにないんですかというのが、健康にかかわる話ですので、そこは早急にチェックの必要があるんじゃないですかということを私は承っております。だから、それを前提にしてきょうこの議会運営委員会を閉会した後に質問者の方と、またお話申し上げたいと思いますけれども、そういう話ですので、今ある事実だけではない、隠れているところが明確にということで健康福祉部も11万件をトレースしますという作業にかかるわけです。そういう流れだということは御理解ください。
 
○三宅 委員  それは全くやらなければいけないことで、いろいろインターネットで検索すると、いっぱい他市でもこういう事例があって、それでホームページにアップしてあるんですね。なので、きちんと調べて、どの接種について何件あったかというのは明らかにしなきゃいけないし、もし期限切れを接種したことで、何か体調に変化があったりとか、そういうことがあるといけませんから、そこは調べなきゃいけない。それと今回の進め方は別の次元の問題なので、それを全部調べなければこの質問は進まないということではないと思いますから、御本人の御意向を聞いて確認していただいて、できるだけ進めるように御配慮をお願いしたいと思います。
 
○高橋 委員  このまま待っていても進めても、要は終わりの期限は変わらなく、可及的速やかにやっていただくということだと思うんです。それは待っていれば早くなるのだったらば、それは待っているしかないと思うんですけれども、待っていようが進めようが、終わりの期限はきちんと約束いただいて、これがぎりぎり一番早いところですと、そういうことが確認できる中で御理解いただければと思います。
 
○山田 委員長  先ほど局長の話では最低でも1カ月というレベルしか今押さえ切れていないので、その答えを待ってこの議事の進め方を検討しようとすると、またかなりそういう部分では時間がかかるのではないかと思うので、今テクニカルな話としては納所委員や三宅委員がおっしゃったような分割方式ですよね。可及的にできるものについては出して、それに基づいてという案が議会運営委員会からお話がありましたと。老人の11万件については、その余の話として、何とか整理ができないでしょうかというのが二人の意見として出てきましたので、まず私としてもその辺は質問者とお話をするということにしたいと思います。それ以外に何か、ここもきちんと確認しておいてくれということがありましたら、御意見をお願いします。
 
○渡辺 委員  御指摘どおり、健康にかかわる非常に神経質な問題だと思いますので、今8件以外にあるかないか、わからないという状況ですよね。ないとも言えないし、あるとも言えない。予断を持って、あるだろうという前提で質問するのも変な話だなと思いますので、その辺は質問者に確認するときに、その予断の部分ではなくて、今わかっている事実の中で、今わかっている事実の中で質問できるかどうかということは確認したほうがいいのかと思います。
 
○山田 委員長  微妙な話ではありますけれども、どういうふうにしようか今結論は出ませんけれども、どちらにしても、もし事実ということであれば、その突き合わせのデータがないと、それも検証材料になると思います。その辺が健康福祉部として持っているかどうか、その辺を確認する。皆様の御意向はわかりました。そのようなことでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
 今皆さんから承った御意見をもって、質問者との調整に入りたいと思います。その後の報告等について、今度は議事の進め方に関係してくると思いますので、今の前提条件のもとにどう組み立てるかということも若干想定していただきながら、次の議会運営委員会で議論していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 暫時休憩します。
              (10時47分休憩   14時00分再開)
    ───────────────────────────────────────
 再開後、議長から、先ほど、上畠議員から文書質問が提出されたが、現在当該事項に関連して中澤議員が一般質問を行っているため、一定の配慮が必要と考え、当該議員の一般質問終了後に市長宛てに送付する旨の発言があり、これを確認した。
 次に、委員長から、先ほどの当委員会の協議内容を踏まえ、正・副委員長で質問者と調整した結果を報告したい旨の発言があり、続けて便宜局長から、質問者に確認したところ、答弁内容次第だが、子供を対象にしたワクチン接種の調査結果が出た段階で、一般質問を再開できる可能性があること、また、今後設置予定の決算特別委員会で本件に関して平成26年度決算にかかわる部分の審査をすることを了承することについて、確認ができたとの報告があり、これを確認した。
 以上を踏まえ、本日の本会議運営について協議した結果、本日はこの程度にとどめ延会することを確認した。
 ここで、委員長から、先ほど理事者から、正・副議長宛て、拠点整備部長が、病気のため午後の本会議を早退する旨の申し出があり、議長においてこれを了承し、委員長にもその旨の連絡を受けていることについて報告があり、これを確認した。
2 再開本会議について
(1)再開日時について
 子供を対象にしたワクチン接種に関する調査に要する期間も含め、協議した結果、9月16日(水)午前10時開議とすることを確認した。
(2)諸般の報告について
 本日付で「平成26年度陳情第50号緑の洞門(北鎌倉駅沿いの岩塊・トンネル)の保存を求める陳情」の追加署名簿の提出があった旨の報告であることを確認した。
(3)本会議第7日(9月16日)の議事日程について
 協議した結果、本日の議事日程に、日程第1「諸般の報告」を追加し、以下の日程を順次繰り下げたものとすることを確認した。
 最後に、本会議を14時30分に再開することを確認し、以上で本日は閉会した。
 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成27年9月9日

         議会運営委員長

             委 員