○議事日程
平成27年 8月 7日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年8月7日(金) 10時00分開会 14時35分閉会(会議時間 1時間18分)
〇場所
全員協議会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、永田、渡辺、渡邊、三宅、納所、高橋、久坂、岡田の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
2 ICT機器等の導入の検討について
3 その他
(1)全国市議会議長会への訪問について
(2)次回の開催について
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○山田 委員長 ただいまより議会運営委員会を開会いたします。
委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名をいたします。久坂くにえ委員にお願いいたします。
議長、副議長の出席についてですが、本日は議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
本日についても、前回と同様に、議員定数についての協議とICT機器についての協議をしたいと思います。ただ、状況によっては、午後の日程を頂戴するということになっておりますので、その点、お含みおきいただきたいと思います。
日程に入る前に、今月の20日の全国市議会議長会への訪問について質問事項があればということで、きょうの冒頭お願いしておりましたけれども、鎌夢会と公明党とみんなの鎌倉の3会派から頂戴いたしましたので、本日の進行の途中で皆さんにお配りしたいと思います。
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○山田 委員長 日程第1「議会運営等の検討について」を議題といたします。前回から引き続き、「26 議員定数について」、「27 議員定数の適正化」、「28 議員定数の削減をする」について一括議題として協議させていただきます。
まず常任委員会の重複所属について引き続きの御協議をお願いしたいと思います。関連して、その場でお話しいただいたのは、議長の常任委員会の所属のあり方ということと、予算の常任委員会についてということも含まれてございますので、そのあたりも含めて御協議いただければと思います。
いろいろとお話しいただいている中で、例えば常任委員会の重複所属という観点から言いますと、個々の議員の負担というようなことを考慮するというようなことのお話もあったかと思います。冒頭申し上げましたけれども、議長の常任委員会への所属についての御意見もあったかと思います。あとは、予算の常任委員会の新設ということについても、複数の会派から新設についてということでお話を頂戴いたしております。
ということで、この点に関して少し議論しておきたいと思いますので、申しわけないんですが、休憩させていただければと思いますので、その中で御協議いただければと思います。
暫時休憩させていただきます。
(10時03分休憩 11時06分再開)
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○山田 委員長 再開いたします。
今、休憩に入る前に、常任委員会の重複所属のあり方等についての御意見を取りまとめようといたしましたが、それは定数の議論とも絡んでくるものですから、もう少し先の議論ということでお話がございました。それで、8月20日に全国市議会議長会を訪問する機会を得ていますし、本日までに質問事項について皆さんからいただいておりますので、そちらを踏まえて、8月20日以降に一定の、数も含めてというところになるかもしれませんが、もう少し先に進めた議論を20日以降にさせていただきたいと思いますので、御了解いただきたいと思います。
今3会派から質問事項について出ておりますので、そちら、休憩中にお手元に配付されておりますので、御確認いただきたいと思います。
まず、鎌夢会から、質問の趣旨等について御発言ください。
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○高橋 委員 それぞれ人口によって、憲法上、法定上、定められておりまして、それ以上は超えてはいけないけれども、それ以下でしたらばそれぞれの議会で決めてくださいと。この法定条件というのは、どういう根拠で決められたのかというのがわからないわけですね。その辺は全国市議会議長会でまた情報があれば、その根拠というのですか、お伺いをすれば何かのヒントになるんじゃないかなと思います。
2番目が、一般会計に占める議会費、こういうアプローチがあるのかなとも思って、何か考え方があれば、傾向とか、あと全国の中でどのくらいが一番高くてどのくらいが一番低いですとか、県下とかの同じ規模の人口の市については資料をいただいておりますけれども、全体を見渡す全国市議会議長会において何かいい情報があれば教えていただきたいと。
3番目が、先ほどからずっと議論してきました重複所属等ということで、地方自治法上認めた経緯、どういう議論があって認めることになったのか、その辺、情報があれば聞きたいということです。
4番目が、重複所属等の現状がどうなっているか、どういう傾向にあるか、情報をつかんでいるかということを聞きたいということです。
5番目が、議長が常任委員会に所属していないという議会が結構あるわけで、その辺、地方自治法上等の絡み、ほかの市は一旦所属して辞任をするというようなやり方でやっているみたいですけれども、この辺の、全国市議会議長会としてはそのものを肯定しているのか、否定的な立場でいるのか、それも含めてお伺いをしたいと思います。
6番目が、例えば浦安市みたいに人口が急増したところ、予算も急増していますし、だんだん減ってきて、最初は議員の数が物すごい多かったけれども、人口がどんどん減ってきて、その人口の比率からすると議員の数が多いんじゃないかとか、いろんな市が抱える問題といいますか、あると思うんですが、それぞれふえている市と減っている市の傾向の中で、定数の切り口として市議会議長会として何か得ている情報というんですか、ヒントになるような情報があれば教えていただきたいということです。
7番目が、民意をどういうふうに反映するのかということで、また自分たちでやれよと言われちゃいそうな感じのことなんですけれども、全国的な事例の中で、こういうおもしろい取り組みをした議会がありますよみたいな情報があれば教えていただきたいと、こういう考えです。
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○久坂 委員 以前から議会のあり方として、少数専門型の議会、もしくは本当に多くのボランティア型議会、議員がいる議会という二つのあり方が学術的に以前から提唱されていると私は理解しております。提唱がここ数年されながら、どちらにも進んでいないのかなという現状がありまして、地方自治法ですとか、そういった法制関係で、これら議会の実現の障壁となっている制約とか課題があれば、それをお伺いしたいと思って書きました。
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○納所 委員 私どもが全国市議会議長会に伺いたい点を4点にまとめさせていただきました。
1点目が、十分な議論の尽くせる委員会審査ができる委員会定数のあり方を模索する上での視点について、これを伺いたい。つまり、何人で構成する委員会が一番議論を尽くせるのか、今現在6人ないしは7人という常任委員会ですけれども、そこできちんとやっているとは思っておりますけれども、今回の議論にもありましたように、6名がぎりぎりであると、委員会定数。その委員会定数の積み上げによって議会の定数というのも影響してくるのではないかということで、議論の尽くせる委員会審査ができる適正な人数は、市議会議長会ではどのようにお考えなのか伺いたいということ。
2番目が、鎌倉市の人口規模もしくは予算規模、これによって執行する事務というのが決まってくるわけですけれども、こういった鎌倉市における適正な常任委員会数をどういうふうに判断すればいいのか。今、4常任委員会で、それはよしとしております。今までもこれでやってきたし、現状でいいのではないかという議論になりましたけれども、本来、適正な常任委員会数はどういうふうに考えたほうがいいのだろうかということも、原点に立ち返ってみたいなということでございます。
3番目に、監視機能と政策立案機能の両方を果たせるだけの議員定数のあり方を導くために必要な視点について伺いたいということでございます。積み上げ方式で議員定数を導くということもありますけれども、大事なのは行政を監視する機能、そして議会から政策を立案する機能、これが十分に果たせるのが議会であると。また、そのつもりで議会基本条例というのを私たちは策定したわけですので、それを果たせるだけの議員定数のあり方、その考え方というものをきちんと持っていく必要があるんじゃないかと、それに対するヒントをいただきたいということ。
そして、4番目が、これからパブリックコメントなりアンケート等を検討してまいりますけれども、その際、住民にどういう視点から伺うのがいいのか。先ほど、休憩中の議論ですけれども、議会として定数についてはこのように定義している、このような考え方で全会一致で考え方を持っているということを提示してから、住民の意見を伺うということが一番いいんじゃないかと休憩中に申し上げたんですけれども、住民意見を聴取する際、議員定数のあり方についてはどういう視点で伺ったらいいのか、それについてのヒントをいただきたいということで、この4点にまとめて全国市議会議長会に伺いたいということでまとめさせていただきました。
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○山田 委員長 ほかの方々から質問等ありますか。
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○久坂 委員 鎌夢会の1番は地方自治法の改正で、法定上限数の撤廃を盛り込めたことがあるんですけれども、結局、実現しなかったんでしたっけ。撤廃したのかなと思っていたんですけど。
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○事務局 平成14年9月の地方自治法の法改正に伴い、人口区分に応じた法定定数制度が廃止されたということになります。
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○山田 委員長 では、鎌夢会の1については削除します。
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○納所 委員 全国市議会議長会で、7月15日付で議会のあり方研究会の報告書提言を取りまとめていらっしゃっているんですけれども、そういうものは事務局に来ているのですか。それをもとに伺いたいなという部分がもし出てくれば。
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○事務局 全国市議会議員定数の現状とか、そういった資料は事務局に来ていないと思われます。
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○納所 委員 「地方分権時代における議事機関としての役割を果たす議会のあり方について報告・提言」という報告書を取りまとめたと伺っているんですね。それがもし資料としてあるんだったら、全国市議会議長会に行く前に勉強したいと思っております。
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○事務局 確認させていただきたいと思います。
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○山田 委員長 納所委員から、全国市議会議長会、7月25日付の旬報に記載されておりますけれども、「地方分権時代における議事機関としての役割を果たす議会のあり方について報告・提言」と題する報告書の取りまとめが行われ、7月15日付で各市議会事務局に発送しているという記載がありましたので、これについての確認をさせていただいた上で、各委員に配付するということについての準備をしたいと思います。今の時間内にということではございませんけれども、今、準備をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
鎌夢会から出ていた6項目、公明党からの4項目、みんなの鎌倉からの1項目、これについて全国市議会議長会にあらかじめ送付をして確認いただいておくと。その中で、事務局の調査事項ということで今まで調査していただいた部分もありますので、そういったものについては全国市議会議長会とのやりとりの中で、ぜひ情報の開示をしていただきながら調整していきたいと思います。
そうしたら、一旦議員定数についての議論を終了し、ICT機器等の導入の検討に移らせていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
暫時休憩します。
(11時24分休憩 11時26分再開)
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○山田 委員長 再開いたします。
今、休憩中に、「地方分権時代における議事機関としての役割を果たす議会のあり方についての報告・提言」ということで、全国市議会議長会の、議会のあり方研究会の報告書を事務局から提出をいただいておりますけれども、冊数が1部しかないというのと、どこのところが皆さんに御提示したほうがいいのかというところをまだ検討しておりませんので、現在のところは、こういうものがあって、基本的にこういうところを皆さんに読んでおいてもらっておいたほうがいいんじゃないかということについては、今の段階では結論が出ませんので、少しそこに時間をいただいて、20日までにはできるだけ、お渡しできるような部分をお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
引き続いての議員定数のあり方についての議論については、20日以降にしないとなかなか話が進まないと判断いたしますので、きょうのところは次のICT機器等の導入の検討についてに入らせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○山田 委員長 日程第2「ICT機器等の導入の検討について」を議題といたします。
前回、総務課とお話をさせていただきたいということの御要望がありましたので、休憩中という形になりますが、総務課に入室いただいて御議論させていただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
総務課入室のため、暫時休憩いたします。
(11時30分休憩 12時02分再開)
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○山田 委員長 再開いたします。
質問については皆さんのお手元に配付させていただきながら確認させていただきましたので、午後もうちょっと時間をいただいて、資料の取り扱いについて協議継続したいと思いますけれども、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
暫時休憩いたします。
(12時05分休憩 13時05分再開)
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○山田 委員長 再開します。
午前中に総務課と確認をいたしましたが、そこで質疑をさせていただいて、どこまでペーパーレスにするかというようなところを、大枠、議論していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。必要なところはある程度目星がついたと思うんですけれども、そういうお話ししたほうがやりやすいのか、皆さんからどうぞ、それに関する御意見で結構ですので。
暫時休憩します。
(13時07分休憩 13時17分再開)
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○山田 委員長 再開します。
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○永田 委員 先ほど休憩中に総務課からの報告を聞きまして、確実に紙ベースとして保管をしていかなくてはいけない、配らなくてはいけないというものが30〜40部ぐらいということが確認できました。そういった中では、紙との併用という意味で、希望する方なのか、会派として配るのか、それとも議案書から予算・決算の説明書に至るまで1個ずつ、これはもう絶対に電子だけ、これは紙との併用ありと議会で決めていくのか、そのあたりの議論になると思うんですけれども、そういった意味での併用は割と容易にできるんではないかなということが確認できました。
ただ、ペーパーレスというところを考えると、各担当から総務課にデータが行くときに電子のデータとして送っているところと紙ベースで送っているところがあったので、これは議会運営委員会の検討とは関係ないんですけれども、そういったところも今後は、ペーパーレスということを考えた上では、一定というか、何か取り決めをしていく必要があるんじゃないかなということもわかりました。
私どもの会派としては、併用については比較的できるのではないかなというところで、今後フレキシブルに考えていければいいかなと思いますが、基本はペーパーレスを目指した電子データ化というのがありますので、そういったところも考えつつ進めていきたいと思います。
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○納所 委員 基本は電子データ、これを中心として、紙との併用を希望する会派なり議員に関しては、あらかじめ希望をとった上で用意をするという、紙との併用の範囲を決めておけば無駄なく使えるのではないかなと思っております。また、当然、紙でなければいけないという部分もあるとは思います。ただ、タブレットを導入する以上は、基本は電子データを中心に据えるということで対応できると思います。
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○赤松 副委員長 紙の併用は容易だということがわかりましたので、必要な範囲で紙の併用は行うということでいこうと思います。それと同時に、今の議論を聞いていて思いついたのは、傍聴者の関係のことですね。傍聴者までタブレットを渡すのか、それとも紙ベースの資料を提供するのか、そんな問題が残るのかなと思いました。それは、またその段階で議論したらいいと思います。
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○三宅 委員 作成は容易であるということはわかったんですけれども、次、運用についてですよね。それは、議会だけではなかなか判断がし切れないものがあるのかなと思っています。どこまで広げるのか、今、副委員長がおっしゃられたように、傍聴者という対応もありましたし、そこが果たしてどこまで予算も膨らんでいくのかなというのがあります。
自分の資料として、議事録を初めとして、中に入っていればいつでも取り出して見られるというのは、ペーパーレスになって、それはいいとは思います。
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○山田 委員長 併用については特に、思った以上に障害になるようなことはなさそうですが、基本は電子データということの取り扱いでということで、併用も可能なようだということで整理ができたと思います。
あとは、今、三宅委員からも御意見がございましたし、赤松副委員長からもありました。最終的には議会から発注しなきゃいけないものですから、議会側の範疇として、どこまでのことを想定するか。議会が持った以上は、市長部局側も持ってもらわなきゃいけないので、議会としてはこういう考え方を持っていますよというすり合わせを今度、市長部局側とはしなきゃいけないとは思います。まず議会側としてどこまで、どの範囲まで考えていきましょうかというのを整理させていただければと思います。
基本は26台、26人分ということにはなるんですが、プラスアルファとして何か考え方があれば。これは運用にかかわってくる話ですので、どうでしょうか。今、何台ということは決める必要は必ずしもないと思いますけれども、どういうふうに使うのということをイメージしておかないといけない部分があると思いますので。
議会事務局は何台要りますか。
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○事務局 以前お配りさせていただいた他市の状況についてということで、逗子市は、事務局は2台、議員は議員数分、執行部は30台というような形で用意されていると聞いています。あと、例えば、そのタブレットを議会以外の議員活動にも使う場合があるということを想定して、通信費を政務活動費と半々にするという事例もありますので、参考に御協議をお願いします。
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○山田 委員長 事務局職員の少なくとも議事調査担当と、局長と次長は1台ずつお持ちになってはいかがですか。庶務担当まで要らないかもしれませんけど。そんなに要らないですか。
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○事務局 本市議会の場合、局長と次長と、あと常任委員会は1日1常任委員会なので、それに加えて担当書記で2台ぐらい必要だと思います。
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○永田 委員 事務局の方がどこまで持たれるのかという話の中では、タブレット端末の役割をどこまで持たせるのかというのが結構関係してくると思うんですね。タブレット端末を持って帰れるのか据え置きなのかというのにもつながるんですけれども、例えばメール機能だとかお知らせ機能だとかをつけるだとか、そういった話になったときには、やはり4常任委員会一つずつ持っているほうがいいと思いますし、いろんな使い方の仕様の中身にもよるかなと。ただ単に資料閲覧のためのタブレットであれば、確かに1日1常任委員会なので、そういった使い方で間に合うと思うんですけれども、中身の精査をしてから、どこに何台かという話を進めたほうがいいのかなと、そんな気がします。
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○山田 委員長 そのあたりに入ってくると、少し台数的にはあれですけども、事務局何台、執行部何台、あるいは傍聴何台というお話もありましたけれども、台数については、運用面をもう少し精査しないと決定できないけれども、例えば傍聴者についてはどうするということを決めちゃえば決まらない話ではないですよね。あとは、事務局と同様に執行部側もどういうふうにしてお願いするかということになると、少し運用面での話も出てくるかもしれませんと。その考え方だけ、一応言っていただくというわけにはいかないですか。こういうふうにしたいから、例えば何台ということを想定できますねと。そうすると仕様にまで入っちゃうから、とりあえずそこまで突っ込むのはやめますか。
傍聴にこのタブレット端末を提供するかどうか、これはどうでしょう。今、傍聴用には何部つくっていましたっけ。
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○事務局 現在、8部資料を用意しております。
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○山田 委員長 傍聴用に8部ということだそうですので、最大8台ということになりますけど。傍聴者に対してタブレット端末の提供というのはどうですか。
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○岡田 委員 傍聴者、使い方がね、同じ人がずっと来ている人は、そういう人はいいかもわからないけれども、入れかわり立ちかわりで来られる顔ぶれもおられますので、その場合に、「どうしたらいいの」みたいなことで、そこで時間がとられちゃうというか、混乱する可能性がある。とりあえず導入時は紙ベースでいいのではないかと思います。
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○渡邊 委員 傍聴の方は、その紙とタブレットの併用を少しの期間置いて、そこでなれてもらうということしかないと思いますね。恐らく8割ぐらいは紙ベースじゃないかなという気がします、年配の方が多いから。
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○納所 委員 紙ベースで8部用意しているというのは、これは現状維持でいいと思うんです。ただ、傍聴者が多い場合は、両方で見ていただいているわけですから、その際にはタブレットからもモニターに映して一緒に見ていただくというような、大きいモニターにタブレットを同期させて、そのオペレーションは、例えば説明の中でタブレットを使う場合だったら同期化すればいいわけで、もしくは事務局職員が同期というような形でもいいと思うんです。ただ、傍聴者の場合、基本、紙ベースのほうが混乱ないんじゃないかと思います。タブレットを用意して、それでまた使い方等で混乱してしまってはいけませんので。
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○山田 委員長 どうですか。傍聴者の方については現状どおりでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
傍聴者については、特にタブレットの数には含まないで運用をいたします。
あとは市長部局側に、我々議会側から、どういうような数でやれば双方で遺漏なくできるかというあたりのイメージができれば、皆さんから御発言をいただきたいんですけど。現状の運用から変わることは余りないかもしれませんけど。想定は、1部単位に説明がありますと、1部単位って変な言い方ですね。市民活動部、部単位にあるというのが基本ですが、一番マックスで言うと予算の歳入のところがすごい多くなりますよねというのがありますけど。
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○三宅 委員 それはここで話していてもわからないので、実際に伺ってみないと。今、委員長がおっしゃったとおりだと思うんです。予算のときはいろんな課が入ってきますし、総務担当も必要だし、ここで30台ということではないと思います。
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○渡辺 委員 行政は行政で判断すればいいんじゃないですか。紙ベースは出すわけだから、紙でやりたいならそのまま紙でやればいいし、行政としてペーパーレスに貢献するとか電子化することに意義があるということであれば行政も行政の判断でやればいい。という議論ではなかったんですか、最初は。最初から、議会がもしタブレットを運用するんであれば、行政の分まで我々が提供するというような議論だったんでしょうか。
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○山田 委員長 僕がそれに対して解釈するとなると、例えば行政側に1台、話す人が1台持っているということは必要なので、それについては議会としてはきちんとしておかなきゃいけないねという、先ほどの納所委員の話だったと思うんです。あとは、モニターに映すにしても、そのキーになるものが、行政が準備するものではなくて、議会としてきちんとそれを使ってやってくださいねというものだから、議会側としてカウントしておいたほうがいいんじゃないですかと納所委員が言ったんだと私は理解したものですから、それで今、市長部局側という話をしたんです。ただ、それ以外にどんな人がどんなふうに持って、どういうふうに我々に対して説明するかについては、それは行政で考えてくださいというのは、それはそのとおりだとは思うんですけれども。最低、我々に説明してもらうためには1台ないし2台、それぞれ運用しておいてもらったほうが、我々は使いやすいんじゃないでしょうかという想定しておく必要があるんじゃないですかという提案だったと理解していますので。
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○渡辺 委員 だから、1台持っている意味というのはどう、同じようなものが映るということについて。
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○山田 委員長 もし、全体として同期させてやるんであれば、プレゼンテーション側のほうがきちんとそういうものを持っていないと、同期させて運用はできないですよねということになるんで、最低1台は必要ですよねというのはあるかもしれませんと。これはまだ言い過ぎの話で、そこまで話は行っていないんで、そこまでは話していませんけれども、最低限、そうなれば1台は要るんじゃないでしょうかということになります。
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○渡辺 委員 それは、紙だろうが電子化されていようが同じものですよね。紙で例えば3ページを見てくださいと言っていて、それで我々は、例えば3ページをこうやって見ればいいわけで、副委員長はもしかしたら紙で見ているかもしれないという状況ですよね、例えばですよ。そうしたら3ページ目を見ればいいわけで。
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○高橋 委員 例えば、ただ3ページと言ったら3ページがぽんと開くんですよ。自分でこうやってやらないんですよ。
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○渡辺 委員 そのために1個必要だということですね。
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○山田 委員長 ただ、それとても、同期機能を持たす、持たさないというのはまだ議論していませんので、そもそも想定として何をということになると、最低限、プレゼンテーション側で1台は持っていないと、向こうは紙で持っていてこっちだけがタブレットを持っているというのも何か妙だから、同じものを持っていて、同期させる、させないは今議論していないけれども、最低1台はしゃべる人は要るんじゃないですかというんで、議会側でそこまで数というのは想定しておきましょうかという話をしているだけで。先方がやるというんであれば、別にそこまで話はしなくてはいいわけですが。
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○納所 委員 議会が執行部側に用意するのが何台と決めておいて、それ以上ふやす場合は、それは執行部側の予算でやってくれということになるんじゃないですか。どこまで用意するかというのは執行部側に聞いてみないとわからないところもあると思うんです。いや、次長までは必要であるとか、説明する課長は必要であるとかいうようなところもあると思うんだけれども、議会が例えば委員会であるとか、そういったところで使ってもらうためには、議会が責任を持って用意できるのは何台まで、その範囲で使ってくれと、それ以上はまた話し合ってふやしましょうという形がいいんじゃないかと思いますけど。
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○山田 委員長 そうしたら、その辺は決まりますか。今のままでは決めようがないですね、きっと。
わかりました。議員分については26台、プラス事務局側が5台、傍聴者は要らないと、おおよそそこまで決めておいて、台数は仕様によっても変わってくる可能性があるんで、とりあえず、ペーパーレスの話と台数の話については置いて、ここで議論を打ち切りたいと思います。
それで、次に大きな壁になっているのがWi−Fiのところなんですけれども、これについて、三宅委員からいま一度、御説明をお願いします。
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○三宅 委員 Wi−Fiの仕組みってよくわかっていないので、どなたか詳しく説明してくださる方があればお願いしたいんです。大体わかりますよ、でも詳しくわからないです。どういう仕組みになっているのか。
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○山田 委員長 このA3の資料、皆さんお持ちですよね。大型スクリーン云々とか電子採決システムについては置いておきたいと思いますけれども、基本的にはタブレットを持った瞬間にどういうふうにして運用するかということの課題になると、クラウド、Wi−Fi環境、データセンターというのと会議同期システムというのがかかわってくるところになります。
この現場で通信を行おうと思うとWi−Fi環境がないとできませんし、通信は一切だめよということになれば特には要らないと思います。だから、通信をしないでうまくいくかどうかというのは、またそれは考えようなんですけどね。このあたり、どうでしょう。通信しなくてもできますか。
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○岡田 委員 同期システムってWi−Fiで飛ばすから、そこでみんなのところに飛んじゃうから、Wi−Fiは要るんじゃないの、同期させるんだったら。
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○永田 委員 事前のダウンロードにもWi−Fiが必要だと思うんですよ。なので、そのあたりも含めて。同期だけではなくて。
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○三宅 委員 そうです。ダウンロードするときに、どこかではWi−Fiを置かなきゃいけなくて、そこはわかるんです。それはそれで1個置きますよね。それで、ここでみんなが共通のものを見るということになったら、議員だけではなくて市長部局とのやりとりもあるので、そちらともみんな同期をさせるわけでしょう。だから、こっちも何台要るのかとさっき私も聞いたんですけれど、それもあって。この議会の中だけの話でもないわけなので。ただ、見るときに自分だけ見るのであれば、同期をせずに、紙ベースと同じもの、紙であるものと同じものを見るということだから、それは自分で操作するんですよね、何ページって。3ページなら3ページをお開きくださいって言われなくても、ぱっと画面が出るのではなくて、自分で「はい、この資料の3ページ」と操作をして見るのか、同期させて一斉にみんなが同じものを見るかという話なんですよね、Wi−Fiを使って。ということでしょう。
私は自分で開けるので開くんだけれど。苦手と言いながら、わかりますよ、使い方は多分。そこまで同期させる意味があるのかどうかということなんですよね。
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○山田 委員長 委員会室とか本会議場で、その現場でダウンロードするという環境が必要ならばこれは要るんです。今、三宅委員がおっしゃったように、オフラインでダウンロードしておいて閲覧だけしましょうよということになれば、必ずしもそれは要らないと。
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○三宅 委員 きちんと予習をして委員会に臨むとか、そういうことにもつながっていくかなとも思うんですけどね。大体やることが頭に入っていて、それで「ああ、この報告だと何ページね、どこね」といって開ける状態で自分がなければならないと思っていますから、どこの何ページを開いてと言われて、さっと開かれるということではないんじゃないのかなと思っています。
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○久坂 委員 あと、委員会で急な資料要求があるときに、結構、印刷だと、大量に用意しなくちゃいけなくて時間がかかるときは、そのデータがすぐその場で配信されてみんなが見られますねというときには、かなり時間の短縮になると思っています、委員会室でつなげるというときは。もちろん、事前で配付されるものは事前に見られるんでしょうけど。
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○三宅 委員 資料についても、質疑の流れの中で、どうしても資料を出してくださいと言われるケースというのはそんなには多くないという感じもしているんですね。ですから、事前資料が必要であれば「こういう資料を下さい」と委員会が始まる前にお伝えをしておけばいいわけであって、それは日程追加なんかもそうなんですけれど、その場でどうしても流れの中で必要なものも出てくることもありますけれど、でもそれは余り多くないんだと。そこは、きちんと委員会までに調べて臨んでいるかどうかということにもかかわってくるんだと思っています。
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○山田 委員長 この議論は、みんな同じ環境にいても、それぞれみんな同じ条件ですよねということからスタートしていないので、それで配慮が必要だということで議論していただいていますので。だから、どの程度の強度で、どの程度のものだったらアウトなのかどうかという検証まではしていないのですけれども、前回、委員会で運用してみたらかなりお困りだったというケースをお聞きしているものですから、それに適応するためにはどのようにやればいいでしょうかという、そこのところなんじゃないかと私は理解して話をしているんですけど。
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○三宅 委員 同期をするんだったら使いこなさないといけないと思いますよね、予算を使うわけだから。使いこなせないから同期をして、「はい、何ページ」と開いてもらうということは、おかしいと思うんだけど。
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○久坂 委員 それは真逆でして、どうせ導入するんだったら同期までして、そういう機能を使いこなして、それでというのが本筋だと思っています。そのおっしゃり方だと、導入もしてスペックを全て使って活用することから外れるのかなと思ったので、それは申し上げさせていただきます。
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○三宅 委員 そうすると、さっきも言ったように、議会だけではなくて、市長部局にも、説明してくださる方々、1台、2台ではだめですよね、皆さん持っていただかないといけなくなりますから。それをこちらから要求するんですかということにもなってくると思うんですけれど。
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○久坂 委員 それは先ほど話をして、前回、以前出してもらった資料の中で、大津市のほうでは、七十何台、やっているという話があったけれども、その話は置いておきましょうねとさっき委員長が整理してくださったとおりだと思っているんですね。その中で、もし本当にこれを全て使いこなすんだったら、もちろん行政の方にも持ってもらうというのが本筋だろうと思っているんですけど、ただ、委員会室にどうするというところがまたクリアにならない中で、その議論についてはこれ以上進められないということがある中で、その議論を、一応、委員長が横に置いてくださったと、こちらで理解しているんですけれども。
iPadを市役所の中だけで使うのか、それとも家に持っていっていいのかという議論がまた出てくるんですが、ただ、データのダウンロードは、さっき永田委員がおっしゃっていましたけれども、データをダウンロードするには少なくとも一部、庁舎の中では使えるようにしておかないと、全く使えないんじゃないかと思っているので、全く環境負荷というのは難しいんじゃないかと私は思っているんですけれども、その辺はどうお考えでしょう。
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○三宅 委員 全く環境負荷というのはあり得ませんから、その部分は。だから、できるだけ人の体に負荷がかからないようにしていただきたいとは思っているんです。委員会、この中で常に電波が飛び交っている状況だと、私たちは……。恐らく、少なからずはそういう人たちもいますから、御理解いただけないということならしようがないんですけれど。
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○永田 委員 そうなってくると、各会派控室がばらばらな状態で、廊下も挟んで、議場も挟んで、全員協議会室も挟んでという中で、各会派控室にそれぞれWi−Fiルーターみたいなものを置いて、そこだけでダウンロードができる、それで議場とか全員協議会室とか委員会をやる場所ではWi−Fiを飛ばさないようにするというほうがいいのか、費用対効果として、この議会棟ないし市庁舎全体にWi−Fiを飛ばしたほうがいいのかというところにもかかわりが出てくる。じゃないと、ここのポイントに来ないとダウンロードができませんよという話になると、タブレットが意味をなさなくなってきちゃうと思うので、そういったところはどうなんだろうなと思います。
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○三宅 委員 だから、私はわからないんですけれど。普通に資料をいただくのと同じ感覚でそこに入れてもらって、それでいただけるのかなと勝手にイメージしていたんです。
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○久坂 委員 タブレットを渡してですか。
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○三宅 委員 そうです。今も無線LANじゃなくて有線にしているんですね、全部うちは有線にしているんですけれど、我が家も。一番、電磁波が強いのはインターホンなんですけれども、それから電話の子機、あれはとても電波が強く出ているので、そこは気をつけているんですけれど。できるだけ無線LANということではなくて有線で生活をしているものですから、携帯も必要最小限でできるだけメールで、呼び出しているときは離して余り耳に近づけないとか、そういうことに気をつけてはいるんです。ですから、庁舎内がみんなWi−Fi環境になるということについては、健康上のこともあって進めていただくには難しいかなと。
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○納所 委員 だから、電磁波環境、Wi−Fiがどうなのかというあたり、データがないと、何も見えないところで話していたって、これは大丈夫だとか、これ以上は危険だとか言えないんで。実際、Wi−Fi環境を整えたらどういった電波環境になるのかというものの資料的なもの、もしくはレクチャーを受けたほうがいいんじゃないかと思うんです。Wi−Fiがなくたって、今4世代回線で、要は無線の電話回線を使ってダウンロードできるわけだから、Wi−Fiがなくても使えないことはないんだけれども、そのほうがもしかしたらWi−Fiよりも強いという、Wi−Fiを使ったほうが今は電波環境が弱いだとかということ、その議論の根拠となるようなデータもしくは資料的なものがないと結論が出ないと思います。
ただ、Wi−Fi環境を整えるのに、どういった仕様で、例えば議会棟にどういった工事が必要であるとか、設備の整備が必要であるとかというところは、やはり考えなきゃいけないと思いますけれども、それプラス、電波が与える影響についての資料的なものがないと、議論はこれ以上進まないかと思います。
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○山田 委員長 いつお聞きしたのか忘れましたけれども、一度デモをやりましたね、皆さんで、委員会のときに。あのときに皆さんが使っている環境で、もうちょっと難しいとコメントをいただいていますので、電磁波の人に与えるスペックを議論しても、これはなかなか完璧な答えというのは出てこないんだろうと思うんですけど。ただ、あの委員会の席上、そういう環境にいたら、なかなか対応ができませんと言われたものですから、そこをベースに考えると、例えば委員会室ではなかなか難しいかなと私は思って発言していました、これまで。データとかということで判断がつけばいいんですけれども、それじゃなかなか個人差があるでしょうし、そこからいいとか悪いとかいうところも出てこないんじゃないかと思うんです。ただ、大変苦しかったというようなコメントをいただいたものですから。
暫時休憩いたします。
(13時55分休憩 14時25分再開)
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○山田 委員長 再開いたします。
休憩中にWi−Fi環境についてさまざま皆さんから御意見を頂戴いたしました。現在のところ、どういうふうにすればいいかということについての決め手はございませんので、基準なり規制なり、そういったものについて調べることができ得れば、そちらを調査にかけたいと思います。それに基づいて、この議会で整えるとすればどういうレベルのものとすればいいかということをまた皆さんと考えていきたいと思います。
あと、今後のICT機器等の導入についての進め方ですが、一応この10名の議会運営委員会のメンバーの中で進めていくと。その場合には、少し集中的な議論をしなきゃいけないような時期も、もう9月をめどにすると出てきますので、そのあたりは御協力をいただきたいと思っております。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○山田 委員長 日程第3その他(1)「全国市議会議長会への訪問について」を議題といたします。平成27年8月20日(木)、午後3時、全国市議会議長会です。
御確認をお願いいたします。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○山田 委員長 日程第3その他(2)「次回の開催について」を議題といたします。次回の開催は、9月定例会中の議会運営委員会で日程について協議することを確認したいと思いますが、いかがでしょうか。
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○高橋 委員 8月26日に定例会の議会運営委員会があるんで、もし時間が許せば、その後、議論を少しやられたらどうですか。
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○山田 委員長 高橋委員の御提案のとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
これで議会運営委員会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成27年8月7日
議会運営委員長
委 員
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