○議事日程
平成27年 7月10日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年7月10日(金) 10時00分開会 11時52分閉会(会議時間 1時間45分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、赤松副委員長、永田、渡邊、三宅、納所、高橋、久坂、岡田の各委員(渡辺委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
2 ICT機器等の導入の検討について
3 その他
(1)次回の開催について
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○山田 委員長 議会運営委員会を開会いたします。
委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。本日の会議録署名委員は永田委員にお願いいたします。
なお、渡辺隆委員から、所用により欠席する旨の御連絡をいただいております。
本日の日程については、実は6月定例会会期中に皆さんに御相談しながらということで決めたかったんですが、御相談するいとまがなかった関係で、電話等によって皆さんに御連絡した関係もあって、それぞれ、本当に御都合をつけていただいたということになっていますので、そういう意味で、所用により欠席された渡辺隆委員にも、いろいろ無理をさせていただいたんですが、会派の代理出席もかなわないということでしたので、御了承いただきたいと思います。
本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は、出席していないことを御報告いたします。
さきの議会運営委員会でお配りしたと思うんですけれども、「ICT機器等の導入について」として、今後の協議方法について、御協議させていただきたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。
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○山田 委員長 日程第1「議会運営等の検討について」を議題といたします。
前回に引き続いて、「26 議員定数について」、「27 議員定数の適正化」、「28 議員定数の削減をする」について、一括議題とし協議いたします。
まず、各項目についての協議の進め方について御提案させていただきたいと思います。資料1の中で、中項目、または小項目ごとに関連する項目について一括して協議を進め、当委員会の一定の共通認識を確認していきたいと考えております。そのように進めさせていただければと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
表の中ほどに協議項目と記載されてございます。例えば、大項目で協議に必要な各種調査というところにあります、?前回の定数削減の検証に関しては、それぞれ小項目で三つ展開されておりまして、そこが協議1というところで、そこからスタートしたいと思います。資料の説明も含めて事務局からお願いしたいと思います。
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○事務局 A3資料の中ほどに協議項目1〜5と書いてあります。まず、前回からの変更点を説明させていただきますと、ワールドカフェの項目の下線部分、次にアンケートの項目の下線部分、以上が、前回からの変更点です。
また、各協議項目に関して、資料を机上に配付しております。資料の内容について御説明します。
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○山田 委員長 今のA3資料の中身について、変更点についてはお話をさせていただきましたけど、また、後ほど具体的な説明は読んでいただきながらやっていきたいと思いますが、これに付随する協議1と書かれたものに対して、事務局で調査いただいておりますので、その調査結果については別紙となっておりますので、その別紙も参照いただきながら、説明いただければと思います。
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○事務局 協議1の資料は、「協議に必要な各種資料?前回の定数削減(28人→26人)の検証」という資料です。
協議2の資料は、「協議に必要な各種資料?(1)、(4)関連」という資料、「協議に必要な各種調査?(1)議員定数調査」という資料、「協議に必要な各種調査?人口推計関連(7)国・県レベルの人口推計(内閣府ホームページより)」という資料及び「協議に必要な各種調査?(6)の本市の基本計画上の人口推計値の実績値」という資料です。
協議3の資料は、「協議に必要な各種調査?の(2)予算規模、財政力指数、(3)議会費(一般会計に占める割合)」という資料です。
協議4の資料は、「協議に必要な各種調査?(4)委員会設置状況及び委員定数、(5)委員会重複所属、(6)議員定数に関する協議の有無及び検討状況」という資料です。
以上が、各協議に関する対応した調査の資料になります。
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○山田 委員長 今、説明いただきましたけれども、協議に必要な各種調査に対しての事務局の準備資料ということで御確認いただきたいと思います。市民意見聴取方法については、また後ほどということにしますので、まずは協議1から協議4までの資料ということで、今、皆様のお手元にお届けをいたしました。
不足の資料はございませんか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
まず、協議1については前回の定数削減の検証ということで、議員定数を28人から26人にしたことに対する調査事項です。各種調査について、具体的な説明を事務局からお願いします。
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○事務局 まず、協議1の前回の定数の検証ということで、調査依頼については、納所委員から、議員定数が28人から26人になって、2人削減した検証を当市議会ですべきであるということから、調査したものです。
減員した委員会における本会議の採決結果について御説明します。委員定数が7人から6人に定数減したのは教育こどもみらい常任委員会と観光厚生常任委員会の二つで、それに関する採決結果と本会議の採決結果について、調べさせていただきました。
結果、委員会で反対、本会議で賛成と、委員会で賛成、本会議で反対と、採決で覆った例というのはありませんでした。その他、調べた中で、検証の参考となる事例がありましたので、御紹介させていただきます。
参考1として、観光厚生常任委員会で総員可決であったが、本会議では総員ではなかった例ということで、陳情第134号の例です。観光厚生常任委員会で総員採択、本会議で16対8で多数採択ということになっています。
参考2として、教育こどもみらい常任委員会で僅差で不採択だったが、本会議で多数不採択という例です。教育こどもみらい常任委員会で2対3の僅差で不採択だったんですけれども、本会議で多数採択となっております。
参考3として、委員会付託された議案に対して、委員会に属さない議員から修正案が提示されたということで、鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例の一部を改正する条例に対する修正案として、観光厚生常任委員会で総員可決だったものが本会議で修正案が出てきて、これは修正案が否決され、原案が総員可決になったという例があります。定数が減ったことによって、所属する委員の会派構成が偏る場合がございますので、こういった事例が出てくるものと思われます。
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○山田 委員長 これは協議1の一番上の項目に書いてある、減員した委員会における採決結果及び本会議の採決結果ということの御説明をいただきまして、一旦切りたいと思いますが、納所委員、これについて調査願いたいということで調査いただきましたけれども、何かコメントはありますか。
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○納所 委員 お調べいただいてありがとうございました。おおむね委員会の採決結果が本会議に反映されているということが確認できました。
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○高橋 委員 参考1、2、3はこういうこともあるよねという程度で、2人減員されたからこういう現象が起こったということではないんじゃないかなと思いました。2人減員ということにおける影響が何かあったかと言われれば、それはなかったんじゃないかとしかとれない感じです。
2人減員なんですけれども、実態としては1人減ということですよね。27人から26人ということですよね。ですから、現場の状況としては、さしたる影響はなかったということだと思います。
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○三宅 委員 検証はなかなか難しいと思うんですけれども、委員会で委員数が7人のところと6人のところがあって、それで集中的に最初は観光厚生常任委員会に人気が集まったというのがあって、会派の大きいところから選択できるということになっていたんですけれど、所管数で常任委員会の委員数を7人と6人に分けたと聞いたんですけれど、その分け方とか、6人になったところは本当に活発に委員会の中で議論が進んだとか、そういう検証というか、そういうことが大事なんじゃないかなと思います。なかなか表現的に、数字であらわすとか、難しいことなんですけれど、議会の活性化ということにおいては、委員会の中にどれだけ、みんなが議論できるかということだったのだと思うので、検証するのは難しい。そんな感じがします。
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○高橋 委員 視点を変えて、今後の課題として、少ない人数でやっている市議会がどういう議会運営をしていくかということは、新たに検証する必要があるかなと思います。ここに出てきた資料で、委員会に重複所属しているような市議会のことも、資料としていただいておりますので、この資料をいただいた結果、そこのところは、改めて検証する必要があるかなと思いました。
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○山田 委員長 ほかに御意見ございませんか。
(「なし」の声あり)
今、御意見を賜ったものについては、今後の話もありますので、1点だけ、今、高橋委員がおっしゃった、ほかの市議会で少ない人数でやっているところは、一体どういう運営をしているんだろうかというのがポイントとして出てきましたので、それについては、また調査事項になるかどうかについては、御意見いただきたいと思います。
まず、資料の説明から進めていただく。そこだけ、押さえさせていただきたいと思います。
次の説明を、お願いします。
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○事務局 議会費について御説明します。平成24年度に比べて平成25年度は、議会全体としては5.1%減。その他、増減している部分があるのですけれども、議員に関する数字としては、議員報酬、共済費、費用弁償、補助金などの数字を調査させていただきました。
参考としては、議員1人当たりの経費がどれだけ削減されるかというところで、単純に議員1人当たり年間で約1,170万円の経費がかかっております。新たに事務局で再任用職員を1人雇用しており、それに関する費用は年間で約250万円ということです。
以上、御報告させていただきます。
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○山田 委員長 これについては、特にどなたがということではないことなんですが、一般的な議員報酬についてのお話、確認したいということだったと思いますので、何か御意見等ございますか。
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○高橋 委員 事務局職員の増加というのは、法制担当ということですか。
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○事務局 そうです。議員定数を2人削減したかわりに、議会事務局に法制担当を1人置くというものです。
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○岡田 委員 これはこれでいいんですけど、マイナスが議会費は入っていますけど、これは市役所全体としてマイナスシーリングがあるよね。これはどこら辺までどういうふうにやろうとしているのか。その中でこれがどうなのかというのがないと、これだけで、ここだけ突出してマイナスになったわけではなくて、ほかだってなっているというところはあると思うんです。執行部の考え方ももちろんあるし、それが大体マイナス5%のシーリングで、どういう考え方でどういうふうに持っていこうとしているのか。その中で、議会としてどう対応していくのかというのを考えなきゃだめだと思うんだよね。
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○高橋 委員 人件費と固定費のあれは違うから、固定費シーリングで、人件費のシーリングをかけてやったんじゃないんですか。
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○岡田 委員 それは、うち独自で余りやっていないんだけど、今まで違っているので、最近は国・県準拠でやっていこうということでやってきているわけで、それは執行部から出ているのが主なんだけれども、議会も全然関係ないということじゃなくて、議会でも意見を上げてやって、全体として運営していこうというのがあるんで、全く関係ないと、今後国からも、どういう動向かわかりませんけれども、ちぐはぐな動向もあるし、それに対して、そのままでいいのかとか、今後出てくる課題があろうかと。今までの議論と、今までの議論をそのまま突っ込んでいくのか、一旦また考えてやろうとするのか。そういうのもあるんじゃないかなと。大きな中での小さなことというような視点というか、議論しなくてもいいんですけど、そういうことを考えなきゃいけないんじゃないかなというのが一つあります。
それと、もう一つ言うと、これはまた離れちゃって大変恐縮で、ずれるかもわかりませんけれども、平成の大合併ということで市町村が合併して半分ぐらいになっていますから。それともう一つは、市町村は年金が破綻して年金もなくなったというようなこともありますから、全体どういうふうに考えていくのかというのも少し頭の隅に置いて議論していかないと、鎌倉市議会だけでは単独でやっているわけじゃないんでというような感じはしています。何か言いたいということじゃないんだけれども、これを見た中で、わかるんだけど、どうかなというのもあります。
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○久坂 委員 今の岡田委員の意見に関連して、次に各市の予算区分という資料がありますので、どうなのかということを後でまた突っ込んでしますので、その際に岡田委員がおっしゃったこともあわせて、また協議するということではいかがでしょうか。
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○高橋 委員 でも、シーリングはやっているんで、状況だけは言っていただきたい。
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○山田 委員長 岡田委員、議会費のシーリングについての考え方、何かあるんでしょうかという質問だと思うんですけど。
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○三留 議会事務局長 私から少しお話をさせていただきます。
議会費の予算要求ということからいたしますと、事務局では、市全体の予算編成方針に基づく編成を求められるということは確かにございます。ただ、今御説明をさせていただきました、平成24年度、25年度の決算値の比較という資料の目的といいましょうか、そういったものは平成24年度から25年度に改正がございまして、そこから実は2名、議員減になってございます。その辺のところの経費を比較するための表を今回お出しさせていただいているといった形でございまして、確かに議会費全体のマイナスにつきましては、議員を2人削減して、それから法制担当の再任用職員を1名登用したというような要素プラス、岡田委員のおっしゃったようなシーリングの部分、そういったものも含まれているといったような表になってございます。
ただ、議員報酬、共済費、費用弁償、それから補助金、こちらにつきましては、もともとシーリングの対象とはなってございませんので、これは単に議員が2人削減して、それから再任用職員を雇っているんですが、こちらの分は議員2名削減した額の、どのぐらい減ったのかといったようなものをあらわした表になってございます。ただ、岡田委員のおっしゃった視点、当然、その後の御議論の中では出てくるお話なのかなと私は聞いておりましたので、それは後ほど御説明する場があるのかなと考えております。
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○山田 委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
また後ほど詳しくということなんですが、今、局長からは、議員報酬以下、右のほうに記載の欄についてはシーリングの対象じゃないと。いわゆる議会費全体の中のいろんな物の購入費だとか、そういったものはシーリングの対象になり得るけれどもという説明だったと思いますので、議員定数を削減というのはもろにきいてくると。シーリング対象外のものということであれば、もろにきいてくるのは事実だということは了解できますと。
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○三宅 委員 議員報酬は、2人減らした分は影響してくると思うんですけど、共済費とか。費用弁償はそのときに見直しをして、減らしてきている部分もありますから、ここは少し削減幅が大きくなっていますけど、それも合わせたものですよね。2人減って、さらに旅費とか見直しているじゃないですか。そういうものも含まれてのことですよね。
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○山田 委員長 そうですね。視察の関係とかね。
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○三宅 委員 まだ見直すところがあれば、見直したほうがいいと思いますけど。
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○山田 委員長 そうですね。失礼いたしました。
費用弁償については、これは人数が確定した上で、またさらに削減の余地はあるということでの御指摘だったと思いますので、そこは説明、補充させていただきます。ありがとうございました。
それでは、裏面でいいですか。事務局体制の充実ということについて、よろしくお願いします。
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○事務局 続いて、事務局体制の充実状況についてということで、御報告させていただきます。
対象者としては、平成25年度から再任用職員を1名配置しております。
業務内容としては、担当書記として基本条例制定特別委員会担当書記。法制事務としては、条例制定及び条例改正で、主に実施したのが議会基本条例の制定、委員会条例の改正、職員の給与に関する条例の一部改正、鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例の一部改正の修正案作成などの条例制定、改正に携わっております。
その他、各種調査事項としては、空き家条例に関する調査、その他、本会議・委員会運営の補助事務、会議録作成事務、オープンミーティング、議会報告会に関する事務に携わっておりまして、この間、一定の効果が得られているのではないかと考えます。
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○山田 委員長 これは、表面の再任用職員1人当たりの経費ということで書いてあった、その予算が充当された方についての1年間の動きということで御理解いただければと思いますが、何か御意見ございますか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
協議1に関してはこの資料で一旦終わりますので、引き続き、調査事項についての確認をしていただきたいと思います。
協議2に入りますが、?の(1)と?に関連して、人口推計関連のところも説明に入ってくると思いますので、御確認いただければと思います。
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○事務局 初めに、「会津若松市議会の最終報告より」という冊子をごらんください。
協議に必要な各種調査?(1)関連という形で、(4)にも関連するんですけれども、(1)関連として「会津若松市議会の最終報告より」の79ページです。79ページの会津若松市議会の検討経緯としては、4(1)として、従来、議員定数を決める上では、人口とか、面積とか、そういうところを主に見ながら決めてきたけれども、今後は新たな議員定数の考え方を求める必要があるという出だしになっています。
会津若松市議会では、その次、(2)として識者による意見というのがあります。その意見は80ページのイの米印のところに会議の構成の最小は理論的には3人だと。ただ、委員会中心主義で会議を行う場合は、6人から10人必要だろうという見解が示されております。
会津若松市議会の議員定数を考える上で、83ページの(3)、要は基本条例を制定した後にこういう協議をされているようなんですけれども、議員間討議ができるものとするという観点から、委員会で委員間討議が有効にできる人数が、その見解を踏まえて7人から8人にふやすという考え方があると。そういった中で、委員会数が例えば4委員会あった場合はその倍数だとか、そういった考え方から決めていくような考え方に立っています。
現行定数の30人からプラスマイナスにした数をもとに検討されております。
会津若松市議会は、最終的には、議員定数は現行定数とするというような結論をしているんですけれども、参考までに御紹介させていただきました。
各議員定数の調査ということで、これは事務局から、前回こういった調査をしたらどうですかというのを表であらわしたものなんですけれども、A4の横、協議に必要な各種調査?の(1)議員定数調査ということで、神奈川県下による調査と全国各地、16万人以上19万人未満の人口の調査をしております。それぞれ議員定数1人当たりの人口、その人口の降順で並べております。鎌倉市で言うと、議員定数1人当たりの人口は6,662人、平成27年1月1日の人口で割り算しています。鎌倉市はどのぐらいの位置づけにあるのかというような形で表記しております。
その他、左下に人口1人当たりを割り算したものが、例えば、議員定数が28人から16人になった場合に、1人当たりの人口はどのぐらいかというのを想定値を試算しております。
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○山田 委員長 会津若松市の件は、後ほど協議の中でもまた委員会の設置状況とか、委員定数にも触れてきますけれども、先ほどの御説明と、あとA4の資料で議員定数の調査というものがありますので、これについて、皆様から御意見があれば賜りたいと思います。議員定数を考える一つの根拠になるところではあると思います。
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○高橋 委員 会津若松市の資料をいただきましたけれども、これを拝見すると、何人ぐらいが委員会運営としては理想だという話をしながら、片方では委員会の数を減らすとか、例えば、1人の議員が重複エントリーできるようにするという協議をしていないような感じなので、不足があるんじゃないかなと。そこのところもあわせて議論しないと、定数というところまでの結論を導き出すようにはならないんじゃないかと思いました。
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○山田 委員長 資料の左側で言うと、県内の政令市を除けば、ほぼ真ん中ぐらいですか。あと、藤沢市が1万1,000人という数字が出ていますけど、かなり多い人数だなと。鎌倉市の倍近いですから。そういう印象を持ったのと、あと16万人から19万人という全国の市区で見ると、これは都市の形態とか結構違うと思いますけれども、16万人から19万人でやりますと、鎌倉市もかなり上位にある。上位にあるという言い方がいいのかどうかわかりませんが、かなり定数については少ないほうの位置づけができるんじゃないかと読み取れると思います。
あと、冗談めかした言い方をしてはいけませんが、藤沢市に肩を並べようと思うと、16人にしないとだめだなと。そこに肩を並べることの是非は私は言うつもりはないですけれども、そういう状況下にあると。政令市を見始めると形が違ってくるとも思えなくはないと思っています。
特に御意見なければ、資料の説明も多いので、次に進めてよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
今、高橋委員からは、委員会の重複所属ということもあり得るので、委員会の数だけでは、数とか人数だけでは決まらないよというような御指摘は受けたので、確認いただきたいと思います。
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○高橋 委員 数のところなんですけれども、ほかの資料のところにもありますが、四つの常任委員会でやっているところもあるし、三つの常任委員会でやっているところもあるので、そういう意味での発言です。
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○山田 委員長 常任委員会数も関係あるよということですよね。それは、最初にコメントをいただいた、少人数でやっている議会はどんなふうにやっているのという御指摘ともつながるんじゃないかと思います。
事務局から次の説明をお願いします。
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○事務局 協議2として、前回、高橋委員と赤松副委員長から発議がありましたけれども、本市の基本計画上の人口推計と実績値、また、国・県レベルの人口推計ということで、調査した資料になります。
2060年まで人口が減少していくだろうという国の推計、その他、3枚目の裏と4枚目に、国立社会保障・人口問題研究所というところが出している日本の将来の人口推計という形で、全体の人口推計と鎌倉市に特化した人口推計値が出ております。これを見てみますと、5年刻みで鎌倉市の人口推計が出ておりまして、2040年、平成52年には14万8,992人になるだろうと、そういった推計が出ております。
続けて、本市の基本計画上の人口推計ということで、A3の資料で、協議に必要な各種調査?(6)本市の基本計画上の人口推計と実績値ということで、鎌倉市の総合計画上にうたわれている推計値と実績値、どこまで差異があるかというのを表現しております。これは最新の第3期基本計画だと平成45年まで推計が出ているということです。
以上が、本市の人口基本計画上の人口推計と、国・県レベルの人口推計で、事務局で調査した数値になります。
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○山田 委員長 御意見ございますか。
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○岡田 委員 ここで言うべきことじゃないかもわからないですけど、基本計画第2期の推計人口と実績人口が結構違ってきているよね。だから、人口政策がないと言ったらそれはいいんだけど、何かむちゃくちゃやっているんじゃないのみたいな、ふえればふえるでいいし、減れば減ってもいいじゃないかみたいな、少し考えたほうがいいよね。こういう町にしていこうぐらいの合意はとらないと、これだけを見ると、申しわけないんだけど、ただ計画は計画であるけど、実際と違うよみたいな。それなりの根拠を持って出しているんだろうから。いつも違うなと思っているんだけど。もう少し考えたほうがいい。ここで言ってもしようがないことなんですけど、そう思いました。
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○高橋 委員 平成27年度が2つ書いてあるのは、ここで補正をしたということですか。
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○三宅 委員 平成27年度は、基本計画を前倒しで先に立てましたから、それで重なっているんだと思いますけれども、それで現実的な人口推計を出し直したということだと思います。
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○山田 委員長 平成19年のときに推計したものが、平成27年は15万7,000人になると。ただ、実際は17万3,000人で推移しているから、第3期は17万3,000人をスタートにして、これから先の推計をしたら、平成44年が16万人になると。国立社会保障・人口問題研究所の16万867人と割と近い数字になっている。平成27年の国立社会保障・人口問題研究所では、17万4,050人を推計していたんだけど、鎌倉市の場合は、実績人口としては17万3,175人と。こっちのほうが精度は高いよねという感じがしないではないんだけれども、そういうふうに読み取れるので、第3期の16万570人という推計人口というのが、42年後を見れば余り変わらない。今回、この推計というのは、前ほどはひどくない推計になっているかもしれない。この機関が調べた話なので、これが正しいというのもなかなか言えないのかもしれません。ほぼ、そういう数字は出ているのかなと思っております。
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○高橋 委員 一番上の鎌倉市総合計画が昭和54年に決定していて、これは昭和60年の推計が20万何がしという、そこまでしか推計していなかったということですか。
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○事務局 経営企画部に確認したところ、ここまでということで、数字を出していただいております。
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○三宅 委員 経営企画部に、以前、聞いたことがあるんですが。この人口推計、コーホート法というものにのっとって推計を出しているということでしたので、いろんな開発計画とか、市の総合計画に即してのものが加わっているということではないんじゃないかなと思います。
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○久坂 委員 今さら私が言うのもあれなんですけど、今ここで人口推計を見ながらというのは、20年ぐらい先になっていますが、その20年先の人口に対して、今の議員定数をどうするかということについて、一旦減らしたら、もうふやすことはできないんですね。では、そこまで責任を持って議論するのかといったことがあると思うんですが、その中で、先ほど委員長もおっしゃったんですけれども、人口問題研究所と鎌倉市が出された人口推計はほぼ近いことを考えると、先ほどの?の資料に戻りまして、大体、人口は十五、六万人じゃないかというところを見ると、何となく20万人台のところが多いので、ここら辺をベースとして議論を進めるのかなと、感想としては浮かびました。
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○三宅 委員 今、議員をふやすということはないということでしたが、人口がふえれば、ふやしてもいいとは思います。でも、人口の増減にかかわらず議会が活性化するということにおいては、現状維持の人口であっても、議員をふやすということもゼロではないと思っていますので、いかに議会が市民に近く、それで活発に議論が進められて、執行機関の執行状況もチェックして、立法機能もあるわけですから、そういうふうに活発化すれば、それで議員を減らせばそれが可能なのかは、委員会は7人が理想的と言うんだったらもう一回戻すとか、そういう議論もぜひしていただきたいと思います。
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○山田 委員長 今のお話は、1月1日施行の議会基本条例のことにも触れながらということだと思いますけど、人口だけが一つのファクターじゃないというのは、もちろん調査事項でいろいろやっておりますので。ただ、考え方として人口という切り口だったらどうですかという認識をいただきたいということで、今回これを御提示させていただいたので、それだけで決まるものではないことは、もちろんそうだと思いますので、そこは大いに議論したいと思います。
ただ、今の人口に絡んだ話として、何か確認しておきたいということがあれば。久坂委員がおっしゃったような20年先まで、今我々の責任で決めるのかという問題もありますし、ここ当座、来期に向けて、少なくともあと6年後までは我々の及ぶ、6年後の議会というもののありようをまずは議論したいんだということでも、それは考え方としては結構だと思いますけれども、そういうところも含めて、我々が議論すべきことをきちんと議論したいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○赤松 副委員長 鎌倉市の総合計画で人口推計を出すわけですけど、ここにある国立社会保障・人口問題研究所、ここがベースになった上で、市独自の一つの政策的な判断というのも加味されて、市の総合計画の人口推計というのが出ていると思うんですけど、前回、前々回、その前ぐらいの人口推計は結構下降していくと、減っていくという推定もかなりあったんですけど、現実の姿というのは、ほとんど減らないで横ばいでずっと来て、17万数千人というレベルを大体維持されてきたということです。だから、その辺の違いがどこにあったのかというのは、これは行政自身が検討してみる必要がある課題だと思っているんですよね。
だから、第3期の基本計画で出されているのはこの数字になっていますけど、実際にこれだけ、国の資料にあるような形で減っていくのかというと、そうはならないんじゃないのかという見通しも立つんですね。
ですから、今、委員長が言ったように、この時点で人口問題を念頭に置いた一つの基準として考える場合に、そう先まで見通しての議員定数というのは無理があると思いますね。ですから、委員長がおっしゃったように、最長でも4年後、残任のあと2年加えて6年という話だったと思いますけど、そういう一つのめどの置き方というのはそんなところじゃないのかなと思います。意外に、今までの実績を見ると、予想したよりも全然減っていない、実績が。これは、一定の開発、特にマンションが大きい割合を占めていると思うんですけどね。そういう結果だということはリアルに必要だと思うんですよ。
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○高橋 委員 可能ならばでいいんですけれども、今議会でも池田議員が一般質問で、前の総務大臣が座長をやって取りまとめをした基礎自治体が将来どうなるか、消滅という、あれも人口だけじゃないと思うんですけど、でも、人口のファクターというか、そういう切り口もあると思うんですが、もし何かその辺、事務局で調べがつくならば調べていただけるとありがたいと。
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○山田 委員長 増田レポートをどうするの。
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○高橋 委員 資料として出してもらいたいです。
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○山田 委員長 私の認識では、地域と仕事という創生の話というのは、今、経営企画課で、いわゆる平成27年度中に策定しなきゃいけない創生の部分の検討を今やっていると。この前、研修会で聞いたときには、人口ビジョンについては、そこから追っかけてくるもう少し長期スパンの人口ビジョンを鎌倉市として実際どう描くんですかというのは、多分やっていかなきゃいけない。だから、地方版総合戦略というのを平成27年度中につくらなきゃいけないので、そこは多分増田レポートを反映しているものと。あともう一つは、内閣府等々に置かれているまち・ひと・しごとの創生本部あたりの動き方、そういったものを反映したものが平成27年度中に策定されるとは思うんですけどもね。ただ、増田レポートをそのまま直接ここで議論してもというのは若干あって、そこをどう鎌倉市がかみ砕いてこれからどうつくっていくのだという方向になると私は思うんで、直接どうかなというのは、今、私自身はクエスチョンがつくところではあるんです。これはもちろん皆さんの御意見を伺いながらということではあります。ただ、よく言われるのは、あれは地方版アベノミクスだと言われていますので、まず、鎌倉市で仕事をつくれと。この前の研修会もそうですけれども、仕事をまずつくれというのがメーンにあって、人をどうこうするというよりも、仕事ができたら人が来るよという解釈も多々される部分がありますので、なかなか鎌倉市の人口をどう見通すかというのは、経営企画部で頭を悩ましていると思いますけれども、そのあたりの推移というのは、また別にはあると思います。
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○納所 委員 自治法改正以降だから、人口と面積によって適正な議員定数を割り出すのは、もう意味がないというような判断があって、今回、事務局に御用意いただいた資料にもありますけれども、今の定数で、私たちの議会がどのような役割を果たしているのか、機能を果たしているのかという検証、それとあと、前期から今期にかけて議員定数が変化しました。そのときに機能がどのようになっているのかということを前回提案した中で、事務局の報告等によると、結局、委員会と本会議等でのギャップは大きくは見られなかったということで、ある程度その機能を果たされていく。さらには、議員定数を前回減らした根本原因は、法制担当の充実、事務局の充実ということで、現在も法制担当が活躍していただいているという中で、この先どうするのかという視点を考えるわけで、人口だけのファクターで検討するときではないんじゃないかなと思うんです。
ただ、大事な資料として人口の推移、それから、これからの予測等を出していただきました。その中で、適正な議員定数を私たちが編み出していかなければいけないと思いますけれども、人口だけのファクターで検討すべきことではないと思いますし、自治体がこの先、将来どうなるのかという増田レポートがありますけれども、そのレポートに従って私たちの方針を決めるわけではないので、現在の議会のあり方、議会基本条例の制定以後、鎌倉市議会はどっちに向かっていくのかという方針を討議の中で明確化していく作業を続けるべきではないかなと思っております。ですから、人口のファクターだけで判断するという時期はもう終わっているんじゃないかと思います。
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○久坂 委員 納所委員のおっしゃったとおりで、人口というのは一つの目安として、資料としていただいた中で、それをベースに考えるというものではないと思います。その中で、先ほど副委員長がおっしゃったように、本当に先の見越し、本当にいつまで見るのかということがありますので、その指標一つにしても。少なくとも次の期ぐらいを目安として見るのは、そのぐらいとどめておいて、この資料はいいんじゃないかと私も思いましたので、私の意見を述べさせていただきました。
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○山田 委員長 ほかの委員の方、この資料に関連してというか、協議2というところの範疇ですが、何か御意見ございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
では、特に御意見がないようですので、この資料については一旦終了いたします。
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○高橋 委員 先ほどの件、事務局で一旦調べていただいて、どういうふうに出せるか出せないかを含めて、調査だけはお願いしたいと思います。
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○山田 委員長 日本創成会議の増田レポートについて、どれだけボリュームがあるかわからないので、事務局で可能性があるのかないのか。回覧で済めば別にコピーはいらないので、必要な部数を確保した上でということも可能ですので、ボリュームも含めて、一旦、どの程度あるのか計算したいと。そういうことで、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
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○岡田 委員 先ほど高橋委員から出たのかなと思うんですけど、間違っていたら申しわけないんですけど、この議員定数に関する調査のところで、特別委員会をやっているところもあると思うんですね。そこら辺、わかりますか。
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○事務局 配付した資料に出ております。
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○山田 委員長 次に予算規模・財政力指数と議会費、一般会計に占める割合という資料、A3の横の資料ですが、この説明をお願いします。
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○事務局 前回の委員会で、高橋委員と保坂委員から御発議があったデータです。説明する資料はA3の協議に必要な各種調査?(2)予算規模・財政力指数、議会費(一般会計に占める割合)という資料で、先ほどと同じ人口の、神奈川県下と人口16万人以上19万人以下の市で、一般会計の財政力の高い順に並べております。それぞれ、一般会計の予算、特別会計の予算、財政力指数とありますが、財政力指数については、平成26年度は、わかるところは記入してくださいというような形で調査しました。そのうち議会費が占める割合として、費用と占める割合をパーセントで示しております。
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○山田 委員長 高橋委員と、もし保坂議員から何かもし聞いていれば三宅委員、後ほど御発言をお願いします。まず、高橋委員からお願いします。
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○高橋 委員 確認なんですけれども、財政力指数で、北海道釧路市なんですけれども、43.4とか44.1という、これはどういうことでしょうか。
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○事務局 恐らく、転載ミスだと思います。申し訳ございません。
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○山田 委員長 今、御指摘のあった右側の北海道釧路市の単年度、平成25年、26年の財政力指数で、二桁ぐらい数字が違っているので、この部分は確認するということで、いかがでしょうか、御意見があれば。
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○高橋 委員 財政力と議員の数というのは関連性があるなと。この表を見て。財政力があるところのほうが議員数が多い傾向が、例えば浦安市みたいに、ディズニーランドの影響でしょうけれども、財政力があっても議員の数が少ないところもありますけれども、近いところは、財政力が高いところのほうが議員は多いなと。それは行革の視点というんですか、せっぱ詰まった状況もあるんじゃなかろうかということが、この表からは読み取れるんじゃないかなと私は感じました。
もう少し深堀りしないとわからない面はありますけれども、相対的にはそういうふうに読めるんじゃないかなと思います。
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○久坂 委員 議会費についても0.7%ということで、私ども議会としても妥当な数字の範囲でおさまっているとは、この資料が読み取ることができると思います。
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○岡田 委員 議会費の中で、一般会計に占める割合となっているんで、全会計に占める割合というのはないの。何で一般会計に特化しちゃうのですか。
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○事務局 前回の保坂委員が要求されたデータがこのような形のためです。
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○岡田 委員 そう、自分で調べろということ。総務省で一応平準化してやっているんだよね。普通会計になっちゃうんだけど、その場合は。だからといって何か出てくるわけじゃないからいいですけど、なんだろうと思って。
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○三宅 委員 大体思ったとおりの数字が出ていますので、そんなに鎌倉市の場合は高くないということは、そういう前提で調査をしていただいていますから。それで財政力指数が高く、不交付団体ですからね、その割には少ないなと。
鎌倉市の場合は議会費が少なくて、市の財政には協力していると見られると思います。分析としては。
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○岡田 委員 財政力指数、これは単年度で出していまして、今後の見通しも加味しながら、考えたほうがいいと思うんです。うちは1.02なんて上がったから、私はうれしいと思うんだけど、だけど、だめでしょう。先行き結構暗いんじゃないのというのが出ているので、そこら辺も、さっき赤松副委員長も言われましたけど、4年とか6年とか、引っ張っても10年ぐらいなのかなというような感じもしないでもないんですけれども、そういうぐらいの中で考えていくぐらいしか、あと、その先を考えちゃうと、また外れちゃうんじゃないかなという感じがしないでもないんで、一区切り10年ぐらいでいったらどうかなという感じはしています。だから、1.02というのは、えっと思った。私、知らなかったんだけど。10年一くくりというぐらいですから、そこら辺のことも予測しながら考えていったらいいんじゃないかなという感じはしています。
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○赤松 副委員長 事務局にお尋ねしたいんだけど、今の指標と、さきに説明があった議員定数調査の16万人から19万人ですね。議員1人当たりどのぐらいの人口かというのがございますね。ここで上げている調査した自治体と、今の16万人から19万人自治体、これは同じですか、比べてみてないんだけど。
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○事務局 同じです。
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○赤松 副委員長 こっちのほうが自治体数が多いような感じがして。同じ自治体だよね。ならば、いいです。
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○山田 委員長 この場は皆さんの御意見を聞きたいので、会派云々かんぬんは余り考えないで、本当にどんどん発言していただいて結構ですので。まとめは全員でやりますので、そこは遠慮なく御発言していただきたいと思います。何かございますか。
特になければ、次に移ってよろしいですか。
(「はい」の声あり)
それでは、次に移りますが、今度、委員会数の設置状況と委員の定数と委員会の重複所属の状況ということで、きょう準備した最後の資料になろうかと思いますけど、よろしくお願いします。
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○事務局 次に、委員会の設置状況と重複状況と、その他の関連することを検討状況として備考として、調査しています。
調査した項目については、各市の常任委員会の設置数と委員定数。その横の欄は、重複所属を認めているか、その他、議員定数に関する検討とか、その他状況がございましたら備考に御記入くださいという形で、変更があったものを記載しております。神奈川県下及び人口16万人以上19万人以下という二つで調査しておりますので、確認をお願いします。
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○山田 委員長 フォーマットは一緒ですので、ごらんいただきながらということです。
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○高橋 委員 左のほうの中で、藤沢市と横須賀市が、補正予算が予算・決算の枠があるんですけれども、これは両方とも特別委員会形式はとらないで常任委員会の中でやっているということですか。
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○事務局 横須賀市は、予算決算常任委員会というのがあると確認しております。藤沢市は未確認です。
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○山田 委員長 読み方としては、多分、常任委員会が4つ、委員定数が9人で、議員数が36人。補正予算に関しては、また常任委員会を特別に補正予算を重複して認めているという、そんな読み方ができそうだなと思いますけど、ここは、藤沢市に状況をまた確認して、後日報告ください。11人にすると44人だから、常任委員会でも重複しているような気がしています。
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○岡田 委員 常任委員会はいいんですけど、特別委員会はまだ入っていないですよね。調べられていないということですね。
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○事務局 そうです。特別委員会だと重複している市が多いですので、重複しているという観点は、常任委員会を中心に調べてございます。
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○山田 委員長 横須賀市は予算決算常任委員会を持っているというのは、私も聞いていますので、そこに所属しているんですけど、定数のところが41、そのまま全体定数になっちゃっているので、委員会定数、各委員会の数で、調査し直してもらうといいかもしれないですね。
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○高橋 委員 全員でやっているということはないですよね。
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○山田 委員長 予算決算常任委員会はあるかもしれないけど、全員で常任委員会はないと思います。それも含めて。委員会にする必要があろうかみたいな話になっちゃう。
これは会津若松市議会の話を踏襲しますと、委員会にとっては7人から10人ぐらいが、江藤さんが適正な数字じゃなかろうかというようなことをベースに、会津若松市議会のレポートをつくられていますけれども、そういう意味では、横浜市の11人というのはあるとしても、川崎市もそうですけれども、6人から8人ぐらいが、全体としては多そうだなと、常任委員会の所属委員の数というのは。そんなふうに読み取ろうということはできるかもしれないですね。
常任委員会の数が違いますので、そこは全体の定数に影響してきますので、それはもちろんあります。
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○久坂 委員 ここで議論できるかわからないんですが、納所委員がおっしゃった委員会の人数が変わった委員会があるわけですね、前任期と比べて。7人から6人になった中で、それを委員会としての議論の質はどうなったのかということを、一回、各所属される委員もいらっしゃったら、ここか、また別のところで確認したほうがいいと思っているんです。先ほどの会津若松市議会の中では、委員会は7人から8人が適正じゃないかと書いてありますけれども、果たして鎌倉市議会は、今6人から7人だけれども、それできちんと議論ができているのかということを考えると、おのずと……。
すみません、協議内容を確認したいので、休憩してください。
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○山田 委員長 暫時休憩します。
(11時18分休憩 11時24分再開)
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○山田 委員長 再開します。
久坂委員、先ほど休憩をとる前の御発言をもう一度ここで確認して、皆さんにお諮りしたいと思います。
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○久坂 委員 納所委員から御提起がございましたが、全議員から委員会が7人から6人に減った委員会もあるということで、そのままで果たして委員会の中で議論の状態がどうなったのか。その件は各委員の皆様から御意見をいただく中で、この委員会の数ですとか、委員定数について検討する際に、そういったお話をできる限りしていただいたほうがいいんじゃないかと私は思っています。
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○山田 委員長 ほかの委員の方、御意見ございませんか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
この場でやるか、この後にするかということについては、御協議いただかなきゃいけないんですが、とりあえず、きょうは、いただいた資料の確認をベースにお話をしてきました。久坂委員からのお話の中で、いや、ここだけは話しておいたほうがいいねということがあれば、ここでやりますし、もう少し後でもいいかなというのであれば、またそちらに委ねますけれども、きょうの資料は全体で、とりあえず配付しているものはこのようにさせていただきますけど、まだ、総体として議論しなきゃいけないというのは当然ありますので、ここで冒頭で高橋委員から、少ない人数でどんな議会運営をしていくのかということの調査をもう一回してくれというお話があったと同時に、皆さんのところで、特に教育こどもみらい常任委員会と、観光厚生常任委員会、その2つの委員会が7人から6人になっていますので、その所属委員の方について、特にどういう委員会での状況変化があったのかというようなことを、ぜひ議論をさせてほしいという御提起がありましたので、その両委員会に所属されている方、ないしは昨年から引き続き6人の常任委員会に所属している方もいるし、両方の委員会をまたいでいる方もいらっしゃるので。特に三宅委員は、教育こどもみらい常任委員会と観光厚生常任委員会両方に所属しているので、そういったことも含めて、委員会がどういう状況になったかというのを我々の中で一度検証しようということについて御提起がありましたので、それについては、また、きょうの段階では確認させていただいて、あと進めさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
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○高橋 委員 定数を、常任委員会がいくつあって、何人ということを決めてきているんですけれども、基本的な考え方として、偶数がいいのか、奇数がいいのかみたいな、そういうものというのはあるんですか。
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○山田 委員長 今おっしゃったのは、委員会を運営にするに当たっては、委員長を含めて奇数のほうがいいのか、偶数のほうがやりやすいのかみたいな話。そういう決めがあるんですかと。その決めについては、特にないということでいいですよね。
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○三留 議会事務局長 ありません。
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○山田 委員長 そこは特になしということなので、今は7人でも6人でも、そのあたりは委員長がやりやすい、やりにくいというのはあるかもしれませんけれども、そこのあたりは、また後日、具体的に協議する中で、忘れないポイントとして、きょうは確認だけさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
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○事務局 先ほど高橋委員がおっしゃられた、少ない人数の議会運営のところについて、もう少し具体的に御協議願いします。
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○山田 委員長 私が最初に聞いたのは、全体として定数が少ないところの運営はどうしているんですかということで、例えば、常任委員会の数を減らすとか、常任委員会の数はあるけれども人数を減らしているとか、そういうような運営をされているところについて確認したいというお申し出だったと私は理解したんです。
そこで、今回、各常任委員会の数とか、常任委員会に所属の議員の数とかということの表ができていますので、改めて何か違う視点で調査してくれということであれば調査する。その委員会ということじゃなくて。10人でやっているのは何か特殊な運営方法でやっているんでしょうか、というようなクエスチョンだったと理解したんです。だから、そういう意味では、例えば三浦市だとか、この10人台のところですね。そこしかないのかな。どこかを基準値にして、それ以下のところを運営上、何かこんなお困り事、あるいは、こんなふうにしているから議会は回っているんですよみたいなコメントがあるのであれば欲しいのではないかと思ったんですけど。であれば、平たく言えば、20人以下のところを、もう一度、議会全体の運営も含めて確認してくれませんかという申し出と、改めて、これは高橋委員に確認しなきゃいけないことですけれども、よろしいでしょうか。
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○高橋 委員 そういうことです。
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○山田 委員長 委員会云々というよりも、全体数でうまくやっている、こんな工夫をしていますよというようなことがあれば、ヒアリングしてくれないだろうかという申し出だと。どうしましょう。人数的には。何人以下ですか。
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○高橋 委員 20人以下です。
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○山田 委員長 20人以下ということですので、綾瀬市はことし20人のままですね。そうしたら、綾瀬市と三浦市と南足柄市、逗子市、この4市かな。全国的に見て20人以下のところはありませんので、県下4市について、そういう議会運営についての工夫みたいなものをヒアリングしていただけないだろうかという要請があったということで確認をさせていただきますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
もう一度、フィードバックしていただいて、全体を通して、ここを聞き漏らしたとか、ここを確認させてくれとかということはございませんでしょうか。
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○高橋 委員 先ほど委員長が取りまとめをしていただいたものの一つといいますか、常任委員会の形式をとらないでやっているようなところが、例えば定数が、何人いたから、もう常任委員会形式をとらないで全員でやっているんですよみたいな、その辺のラインみたいなものが、もしわかればで調べていただきたい。
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○山田 委員長 委員会形式をとらないで、全体で全て議論をしているというようなケースということですね。
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○高橋 委員 そうです。
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○山田 委員長 このあたりは、全国市議会議長会とかに聞いたほうが早いですよね。個別にやるよりは。
どうですか。ほかに特にございませんか。
(「なし」の声あり)
確認しました。
きょうのところは協議に必要な各種調査ということで、一通り事務局で調査いただいたもの、委員の皆さんから御提起をいただいた上で、事務局で調査したもの、これについては完了させていただきたいと思いますので、御確認をお願いいたします。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
次回以降なんですけれども、次は10月、11月に実施予定のアンケートとか意見聴取会・ワールドカフェについての具体的な内容について御協議願いたいと考えているんですが、まず、実施内容について協議いただきたいと思っています。ただ、きょうは、資料の準備はしておりますけれども、お渡ししていませんので、あと25分の時間の中でどのようにするかだけ、決めさせていただきたいと思います。
協議していただきたいのは、アンケートの項目ですとか、意見聴取会の実施内容とか、あとはアンケートの具体的な実施時期とか、委員によるアンケートの実施時期、どこでやりましょうかとか、そういった実施日も含めて当面の日程を決めたいと思って、ここは、時間的に25分で消化し切れないと私のほうで判断いたしましたので、ICT化も含めて話を整理しておきたい案件もありますので、きょうについては、とりあえず調査項目は完了したということの御確認をいただいて、次回以降に協議5に移りたいと思うんですが、その判断でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
事務局から何か提示する資料はなかったですか。
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○事務局 今全部、資料は提示しています。
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○山田 委員長 協議5については具体的に決めていかなきゃいけないということですので、これはまた次回、事前に正・副委員長で内容等の確認をしながら、次回以降進めていきたいと思いますので、きょうは、この件についてはここまでにしておきたいと思いますが、それでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
本日の確認事項までについては、次回進める上でも必要ですので、次の検討を行うに当たって、委員会の冒頭で簡単な確認をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○山田 委員長 日程第2「ICT機器等の導入の検討について」を議題といたします。改めてお話を申し上げますが、4月1日開催の当委員会で、資料を配付いたしました。A3の資料には、みんなの鎌倉と鎌倉夢プロジェクトの会と神奈川ネットワーク運動・鎌倉と日本共産党鎌倉市議会議員団から資料を提出いただいて、皆さんにお渡しをいたしました。
その後、お手元に公明党から、議会ICT化について、7月7日付で事務局に御提出がございました。この文書がありますので、取り扱いについて、一覧表に加えることを確認いただきたいと思います。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
進め方でございますけれども、議長の諮問事項がまだ残っている関係で、特に4月、9月は議員定数を集中的にという思いもありますものですから、ICT機器の導入についてどんなふうに進めていくか、そういったことを協議していただければと思います。具体的にはどういう構成でやるか、いつごろやるかというようなことも協議すると思っていただければいいと思います。
今、私が申し上げたのは、今回のICT部会で相当御苦労していただいて、議会運営委員会にその結果報告も含めて、我々、受け取っておりますけれども、今後、ICT機器等の導入ということで、この仕様関連の詰めをしていかなきゃいけない、この作業をどんなふうにしてやればいいんだろうかと頭を悩ませているところがありまして、きょうみたいに、例えば1時間半、30分に分けてやって並行して進めていったほうがいいのか、それとも、もう少し少人数で具体的にやったほうがいいんじゃないかというような御提案もあろうかと思いますけれども、そのあたり、皆さんのお考えをざっくばらんにお聞きしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。ただ、議会運営委員会のメンバーの中では、やっていかなきゃいけないなという意識は持っています。別部隊をつくるということは、私は余り考えてはいませんけれども、それも含めて御協議お願いします。
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○高橋 委員 進め方の方針みたいなものをできたら正・副委員長で考えていただいて、例えば、協議する報告が五つあるんだったらば、そういう中でつくっていただいて、それを順番にやっていく。そういう形で並行してやっていただいたほうが、時間も両方かかると思うので、できたら少しでも実現に向けてやっていただければと思います。
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○久坂 委員 高橋委員の進め方に賛成です。一部の議員にやっていただくと議論のシェアができないので、なるべく皆さんで協議してやったほうがいいと思います。ただ、時期的に10月、11月にワールドカフェのアンケートを実施するということから、現実的に先に議員定数の議論を詰めなければいけないんじゃないかと思っておりまして、ですので、並行して進めるのは、議員定数について一定程度のまとめができた秋以降ですとか、そういった感じではいかがですか。
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○山田 委員長 キーワードとしては、ICTというのをどの段階で導入するか。これは予算措置を伴うものですので、そこは順番を想定した上で考えなきゃいけない部分もありますので、そこは含んで御議論いただきたいと思います。
今の御意見は、まず議員定数を早く固めて、それ以降、秋ですか、10月、11月ぐらいから、いろんな市民意見を聞く場が出てきますので、それに備えることを優先すべきだろうというお話だと理解をいたしました。
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○久坂 委員 今、委員長がおっしゃった予算措置とか等を考えると、少なくとも10月ぐらいにはICTについてもまとめなきゃいけないだろうということですか。事務局に確認させていただきます。
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○三留 議会事務局長 既に9月の初旬には予算編成方針が示されまして、予算編成が始まります。それで、財政の第1回の入力が、恐らく今のスケジュール、想定ですけれども、10月の下旬にはもう入力をしていくと。一定の作業になるかと思います。そういたしますと、具体的にその辺のお話で、仕様から詰めていくという話になりますと、もっと早い段階で詰めていただいて、それから経費も積算といったような作業になりますので、そういったことから考えますと、9月、今、方向性をお示しいただいて、具体的にこういう形で例えば予算要求しましょうといった作業になろうかなと思っています。今のは新年度予算、平成28年度予算からの対応ということになります。
あとは、例えば、一つには補正予算でどうなるかという、考えもあろうかと思います。そういたしますと、例えば、これからそういった作業ということになりますと、例えば12月補正ということであれば、10月にはその辺が固まっていないと補正予算の要求にものせられない。例えば2月であれば、恐らく2カ月前には積算する必要がありますので、12月と。大ざっぱですけど、そのようなスケジュールになろうかと思います。
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○久坂 委員 高橋委員がおっしゃったように、並行してやるというようなことでよろしいのかと思います。
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○岡田 委員 うちの会派はいいんですけれども、皆さんの御意見をちらちらと見させていただきますと、意見が結構離れているところもあったりしているので、どうなのかなと思うんですけど。ただ、並行してといっても同じようにはできないんだろうから、例えば、2時間やるんだったら1時間30分とか、そういうふうになるんじゃないかなという気はしないでもないので、そこら辺はあれですけど、皆さんが、いや、そうでもないと言えばあれですけど、そうなっていくんでしょうけど。話し合いをしていくんだったら、なるべく早いほうがいいですね。ただ時間は、こっちが主にやらせてもらうよと、悪いけどと。こっちはこっちでやるよと。予算も見ながらと。ただ、そこで意見も皆さんあるみたいだから、行け行けどんどんで、みんなそうだね、よし、やりましょうという態勢にはまだなっていない感じがしているんで、議論を煮詰めなきゃいけないんじゃないかなという感じはしています。
それともう一つは、導入の検討については議会運営委員会でやられたほうがいいんじゃないかなという感じはします。特別の何人かでつくるんじゃなくて、それはそれでもうやっちゃったんだから、あとは出てきていますし、ここでやられたほうがいいんじゃないかなという感じはしています。
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○山田 委員長 ほかは特に意見がなさそうですので、私のほうで整理いたしますと、とりあえず、ICT機器についても並行してやると。ただ、重点としては、議員定数のほうが少し優先度が高いので、そちらに時間配分を置きながら、優先的には議員定数、しかれども、平成28年度の当初予算に入れるとすれば、そこの部分も急がなきゃいけないので、それについての議論は並行して進めていくと。
あと進め方については、議会運営委員会の全員で確認をするけれども、一応、セグメントというか、ブロックごとに検討事項が分かれるようであれば、この中のメンバーを何人かに切って、検討を個別にやっていただくということも、正・副委員長のほうで進みぐあいも含めて調整させていただきたいと思います。メンバーはあくまでもこの中、切るのはこの中で切っていきたいと思いますけれども、そういう確認でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
では、全体の作業についてどういうふうにするか、全体で話したほうがいい部分はもちろん全体で話しますけれども、個別のところになっていけば、個別事情で何人かの委員さんでやってもらうということも含みで、お願いしておきたいと思います。
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○山田 委員長 日程第3その他(1)「次回の開催について」を議題とします。かなりスケジュールがタイトになっていますので、きょうの議論は会派にしっかりとフィードバックしていただいて、それで、次回以降、申しわけないんですが、代理出席ということも頭の片隅に想定しながら、皆さんの中で御検討いただければと思います。
暫時休憩します。
(11時50分休憩 11時51分再開)
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○山田 委員長 再開いたします。
次回の開催日程、全国市議会議長会訪問も含めて、休憩中に整理させていただきました。7月30日の15時、8月3日の13時以降、8月4日の13時以降、8月20日の14時以降とさせていただきますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
本日の議会運営委員会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成27年7月10日
議会運営委員長
委 員
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