○議事日程
平成27年 6月定例会
鎌倉市議会6月定例会会議録(1)
平成27年6月10日(水曜日)
〇出席議員 26名
1番 千 一 議員
2番 竹 田 ゆかり 議員
3番 河 村 琢 磨 議員
4番 中 村 聡一郎 議員
5番 長 嶋 竜 弘 議員
6番 保 坂 令 子 議員
7番 上 畠 寛 弘 議員
8番 西 岡 幸 子 議員
9番 池 田 実 議員
10番 日 向 慎 吾 議員
11番 永 田 磨梨奈 議員
12番 渡 辺 隆 議員
13番 渡 邊 昌一郎 議員
14番 三 宅 真 里 議員
15番 中 澤 克 之 議員
16番 納 所 輝 次 議員
17番 山 田 直 人 議員
18番 前 川 綾 子 議員
19番 小野田 康 成 議員
20番 高 橋 浩 司 議員
21番 久 坂 くにえ 議員
22番 岡 田 和 則 議員
23番 吉 岡 和 江 議員
24番 赤 松 正 博 議員
25番 大 石 和 久 議員
26番 松 中 健 治 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
事務局長 三 留 定 男
次長 鈴 木 晴 久
次長補佐 藤 田 聡一郎
議事調査担当担当係長 笛 田 貴 良
書記 木 田 千 尋
書記 窪 寺 巌
書記 片 桐 雅 美
書記 菊 地 淳
書記 斉 藤 誠
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〇理事者側説明者
番外 1 番 松 尾 崇 市長
番外 5 番 比留間 彰 経営企画部長
番外 20 番 文化財部長
桝 渕 規 彰
番外 6 番 歴史まちづくり推進担当担当部長
番外 7 番 佐 藤 尚 之 総務部長
番外 9 番 松 永 健 一 市民活動部長
番外 12 番 石 井 康 則 環境部長
番外 15 番 小 礒 一 彦 都市整備部長
番外 18 番 安良岡 靖 史 教育長
番外 19 番 原 田 幸 子 教育部長
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〇議事日程
鎌倉市議会6月定例会議事日程(1)
平成27年6月10日 午前10時開議
1 諸般の報告
2 会期について
3 議長の辞職許可について
4 議長の選挙
5 副議長の辞職許可について
6 副議長の選挙
7 一般質問
8 報告第1号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る ┐
専決処分の報告について │
報告第2号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る │
専決処分の報告について │
報告第3号 道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の │
額の決定に係る専決処分の報告について │市 長 提 出
報告第4号 継続費の逓次繰越しについて │
報告第5号 繰越明許費について │
報告第6号 繰越明許費について │
報告第7号 事故繰越しについて │
報告第8号 事故繰越しについて ┘
9 議案第6号 緑地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の ┐
額の決定に係る専決処分の承認について │
議案第7号 学校施設管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠 │
償の額の決定に係る専決処分の承認について │
議案第1号 鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料 │
等に関する条例の制定に関する専決処分の承認について │
議案第2号 鎌倉市市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決 │
処分の承認について │
│同 上
議案第3号 鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定に関する専 │
決処分の承認について │
議案第4号 平成27年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)に関する専決 │
処分の承認について │
議案第5号 平成27年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) │
に関する専決処分の承認について ┘
10 議案第8号 市道路線の廃止について ┐
│同 上
議案第9号 市道路線の認定について ┘
11 議案第11号 建設工事委託に関する基本協定の締結について 同 上
12 議案第10号 物件供給契約の締結について 同 上
13 議案第13号 鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の一部 ┐
を改正する条例の制定について │同 上
議案第14号 鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の一部を改正す │
る条例の制定について ┘
14 議案第12号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れ
る特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例 同 上
の制定について
15 議案第15号 鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 同 上
16 議案第16号 鎌倉市まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について 同 上
17 議案第17号 平成27年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号) 同 上
18 議案第18号 平成27年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 同 上
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〇本日の会議に付した事件
1 諸般の報告
2 会期について
3 議長の辞職許可について
4 議長の選挙
5 副議長の辞職許可について(削除)
6 副議長の選挙
〇 議案第19号 鎌倉市監査委員の選任について
〇 常任委員会委員の所属変更について
〇 議会運営委員会委員の辞任について
〇 議会運営委員会委員の補欠選任について
〇 議席の変更について
7 一般質問
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鎌倉市議会6月定例会諸般の報告 (1)
平成27年6月10日
1 6 月 10 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
報 告 第 1 号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
報 告 第 2 号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
報 告 第 3 号 道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分
の報告について
報 告 第 4 号 継続費の逓次繰越しについて
報 告 第 5 号 繰越明許費について
報 告 第 6 号 繰越明許費について
報 告 第 7 号 事故繰越しについて
報 告 第 8 号 事故繰越しについて
議 案 第 1 号 鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の制定に
関する専決処分の承認について
議 案 第 2 号 鎌倉市市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の承認について
議 案 第 3 号 鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の承認について
議 案 第 4 号 平成27年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認について
議 案 第 5 号 平成27年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認
について
議 案 第 6 号 緑地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分
の承認について
議 案 第 7 号 学校施設管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決
処分の承認について
議 案 第 8 号 市道路線の廃止について
議 案 第 9 号 市道路線の認定について
議 案 第 10 号 物件供給契約の締結について
議 案 第 11 号 建設工事委託に関する基本協定の締結について
議 案 第 12 号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人
等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 13 号 鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
議 案 第 14 号 鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 15 号 鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 16 号 鎌倉市まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 17 号 平成27年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)
議 案 第 18 号 平成27年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
2 陳情5件を陳情一覧表のとおり受理し、2件を付託一覧表のとおり各委員会に付託、3件を配付一覧表
のとおり全議員に配付した。
3 3 月 27 日 秦野市において、神奈川県市議会議長会監事会が開催され、中村議長及び三留局長が
出席した。
4 月 7 日 川崎市において、神奈川県Aブロック市議会事務局長会定例会が開催され、三留局長
が出席した。
4 月 9 日 横須賀市において、三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟幹事会が開催され、
三留局長が出席した。
4 月 24 日 逗子市において、第229回神奈川県市議会事務局長会議が開催され、三留局長が出席し
た。
5 月 20 日 横須賀市において、第194回神奈川県市議会議長会定例会が開催され、中村議長及び三
留局長が出席した。
5 月 26 日 横須賀市において、三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟総会が開催され、中
村議長、池田建設常任委員長及び三留局長が出席した。
5 月 27 日 茨城県において、第81回関東市議会議長会定期総会が開催され、中村議長及び三留局
長が出席した。
4 6 月 1 日 平成27年度公益財団法人鎌倉市芸術文化振興財団事業計画書及び収支予算書
〃 平成27年度鎌倉市土地開発公社事業計画書、資金計画書及び予算書
〃 平成27年度公益財団法人鎌倉市公園協会事業計画書及び収支予算書
5 監査委員から、次の監査報告書の送付を受けた。
3 月 31 日 平成26年度工事監査監査結果報告書(平成26年度史跡北条氏常盤亭跡防災工事)
3 月 31 日 平成26年度行政監査監査結果報告書(美術品の管理及び活用について)
4 月 16 日 平成26年度平成27年1月分例月現金出納検査結果報告書
5 月 14 日 平成26年度平成27年2月分例月現金出納検査結果報告書
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平成27年鎌倉市議会6月定例会
陳 情 一 覧 表 (1)
┌─────┬──────────────────────┬──────────────────┐
│受理年月日│ 件 名 │ 提 出 者 │
├─────┼────┬─────────────────┼──────────────────┤
│ 27.4.24 │陳 情│北鎌倉駅沿いの岩塊・トンネルの緊急│鎌倉市山ノ内904−201 │
│ │第 1 号│安全対策を求める陳情 │出 口 茂 │
│ │ │ │北鎌倉緑の洞門を守る会 │
│ │ │ │(北鎌倉史跡研究会) 代表 │
├─────┼────┼─────────────────┼──────────────────┤
│ 27.5.20 │陳 情│鎌倉市一般廃棄物最終処分場(6号地│鎌倉市関谷898−102 │
│ │第 2 号│区)の20年間放置に関する陳情 │関谷七色畑の明日を考える会 │
│ │ │ │代表 長 田 克 巳 │
├─────┼────┼─────────────────┼──────────────────┤
│ 27.5.27 │陳 情│保険診療への消費税ゼロ税率課税(免│横浜市神奈川区鶴屋町2−23−2 │
│ │第 3 号│税措置)とする意見書提出を求めるこ│TSプラザビルディング2階 │
│ │ │とに関する陳情 │神奈川県保険医協会 │
│ │ │ │理事長 森 壽 生 │
├─────┼────┼─────────────────┼──────────────────┤
│ 27.5.28 │陳 情│「子宮頸がんワクチン副作用による健│横浜市泉区和泉町2−27−19 │
│ │第 4 号│康回復を目的とした医療費等の支援及│全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 │
│ │ │び教育環境・就学、就職の支援を求め│神奈川県支部代表 山 田 真美子 │
│ │ │る」についての陳情 │ │
├─────┼────┼─────────────────┼──────────────────┤
│ 27.6.2 │陳 情│神奈川県最低賃金改定に関する意見書│横須賀市日の出町1丁目5番地 │
│ │第 5 号│提出についての陳情 │ヴェルクよこすか3F │
│ │ │ │日本労働組合総連合会 │
│ │ │ │神奈川県連合会 三浦半島地域連合 │
│ │ │ │議長 乙 川 寛 喜 │
└─────┴────┴─────────────────┴──────────────────┘
付 託 一 覧 表 ( 1 )
┌─────┬───────┬─────────────────────────────────┐
│付託年月日│ 付 託 先 │ 件 名 │
├─────┼───────┼────┬────────────────────────────┤
│ 27.6.10 │観光厚生 │陳 情│鎌倉市一般廃棄物最終処分場(6号地区)の20年間放置に関す│
│ │常任委員会 │第 2 号│る陳情 │
│ │ │ │ │
│ │ ├────┼────────────────────────────┤
│ │ │陳 情│「子宮頸がんワクチン副作用による健康回復を目的とした医療│
│ │ │第 4 号│費等の支援及び教育環境・就学、就職の支援を求める」につい│
│ │ │ │ての陳情 │
└─────┴───────┴────┴────────────────────────────┘
配 付 一 覧 表 ( 1 )
┌─────┬───────┬─────────────────────────────────┐
│配付年月日│ 配 付 先 │ 件 名 │
├─────┼───────┼────┬────────────────────────────┤
│ 27.6.10 │全議員 │陳 情│北鎌倉駅沿いの岩塊・トンネルの緊急安全対策を求める陳情 │
│ │ │第 1 号│ │
│ │ ├────┼────────────────────────────┤
│ │ │陳 情│保険診療への消費税ゼロ税率課税(免税措置)とする意見書提│
│ │ │第 3 号│出を求めることに関する陳情 │
│ │ ├────┼────────────────────────────┤
│ │ │陳 情│神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情 │
│ │ │第 5 号│ │
└─────┴───────┴────┴────────────────────────────┘
(出席議員 26名)
(10時00分 開議)
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○議長(中村聡一郎議員) 定足数に達しましたので、議会は成立いたしました。
これより平成27年6月鎌倉市議会定例会を開会いたします。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。15番 中澤克之議員、16番 納所輝次議員、17番 山田直人議員にお願いいたします。
────────────〇─────────────〇────────────
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○議長(中村聡一郎議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。
ただいまの報告に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(中村聡一郎議員) 日程第2「会期について」を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月26日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
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○議長(中村聡一郎議員) ここで申し上げます。一昨年5月臨時会以来、私が議長を、また昨年6月定例会以来前川綾子議員が副議長を務めてまいりましたが、議会の申し合わせによりまして、前川副議長から私宛てに辞職の申し出があり、また私は職を辞する旨、意思表示をしております。
なお、正・副議長の辞職については、地方自治法第108条の規定により議会の許可を必要といたします。
まず、議長の辞職許可については、私の一身上の問題でありますので、副議長と交代いたします。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(10時01分 休憩)
(10時02分 再開)
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○副議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長交代いたしました。
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○副議長(前川綾子議員) 日程第3「議長の辞職許可について」を議題といたします。
本件は、会議規則第120条第2項の規定により、討論を用いないでその許否を決することになっております。
お諮りいたします。議長の辞職許可については、これを許可することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議長の辞職許可については、これを許可することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(10時03分 休憩)
(10時04分 再開)
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○副議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○副議長(前川綾子議員) 日程第4「議長の選挙」を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議 場 閉 鎖)
投票に先立ちまして、立会人3名を指名いたします。2番 竹田ゆかり議員、7番 上畠寛弘議員、10番 日向慎吾議員にお願いいたします。
ただいまの出席議員数は26名であります。
投票の方法について申し上げます。投票は単記、無記名、1人1票であります。
投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
ここで申し上げます。千一議員から、身体の都合により、みずから投票することが困難であることから、投票の記載及び投函について代理投票の申し出がありますので、これを許可いたします。
この場合、地方自治法第118条第1項において準用する公職選挙法第48条第2項の規定により、立会人の意見を聞いて投票補助者2人を定めることになっておりますので、立会人の方々は議長席まで御参集をお願いいたします。
投票補助者として鈴木次長及び大崎係長を指名いたします。
これより投票を行います。1番から順次名刺札御持参により登壇の上、御投票願います。
(投 票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了します。
これより開票を行います。立会人の方々のお立ち会いをお願いいたします。
(開 票)
局長に選挙の結果を報告させます。
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○三留定男 事務局長 選挙の結果を報告いたします。
投票総数26票、名刺札の数もこれと符合いたします。有効投票22票、無効投票4票。無効投票は白票でございます。有効投票の内訳、前川綾子議員21票、高橋浩司議員1票、以上のとおりであります。
なお、この選挙の法定得票数は6票であり、前川綾子議員は法定得票数を得ておられます。
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○副議長(前川綾子議員) ただいま報告いたしましたうち、投票の多数を得た私前川綾子が議長に当選いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場閉鎖を解除)
ただいま本市議会議長に私前川綾子が当選しましたので、本席から、会議規則第36条第2項の規定により、議長に当選した旨告知をいたします。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(10時20分 休憩)
(10時45分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ここで、運営委員会の協議もあり、私から一言御挨拶を申し上げます。
高いところから、大変恐縮ではございますけれども、一言御挨拶をさせていただきます。
先ほどの選挙におきまして、多くの方から投票していただきまして、これから議長として務めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
最近では、市議会に求められることは多くございます。そして非常に重要なことがたくさん起こっておりますので、これからも皆様と力を合わせて市民に対して開かれた議会、そして信用される議会に努めてまいりたいと思いますので、皆様の御協力を心からお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。(拍手あり)
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○議長(前川綾子議員) お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、この際、議事の都合により日程第5「副議長の辞職許可について」を本日の議事日程から削除したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、日程第5「副議長の辞職許可について」を本日の議事日程から削除することに決定いたしました。
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○議長(前川綾子議員) 日程第6「副議長の選挙」を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議 場 閉 鎖)
投票に先立ちまして、立会人3名を指名いたします。2番 竹田ゆかり議員、7番 上畠寛弘議員、10番 日向慎吾議員にお願いいたします。
ただいまの出席議員数は26名であります。
投票の方法について申し上げます。投票は単記、無記名、1人1票であります。
投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
ここで申し上げます。千一議員から、身体の都合により、みずから投票することが困難であることから、投票の記載及び投函について代理投票の申し出がありますので、これを許可いたします。
この場合、地方自治法第118条第1項において準用する公職選挙法第48条第2項の規定により、立会人の意見を聞いて投票補助者2人を定めることになっておりますので、立会人の方々は議長席まで御参集をお願いいたします。
投票補助者として鈴木次長及び大崎係長を指名いたします。
これより投票を行います。1番から順次名刺札御持参により登壇の上、御投票願います。
(投 票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了します。
これより開票を行います。立会人の方々のお立ち会いをお願いいたします。
(開 票)
局長に選挙の結果を報告させます。
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○三留定男 事務局長 選挙の結果を報告いたします。
投票総数26票、名刺札の数もこれと符合いたします。有効投票23票、無効投票3票。無効投票は白票でございます。有効投票の内訳、吉岡和江議員22票、高橋浩司議員1票、以上のとおりであります。
なお、この選挙の法定得票数は6票であり、吉岡和江議員は法定得票数を得ておられます。
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○議長(前川綾子議員) ただいま報告いたしましたうち、投票の多数を得られました吉岡和江議員が副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場閉鎖を解除)
ただいま本市議会副議長に当選されました吉岡和江議員が議場におられますので、本席から、会議規則第36条第2項の規定により、副議長に当選した旨告知をいたします。
なお、ここで、ただいま副議長に当選されました吉岡和江議員を紹介いたします。
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○23番(吉岡和江議員) (登壇)議長から発言を許可されましたので、一言御挨拶申し上げます。
ただいまの副議長選挙では、多数の皆さんの御賛同をいただきまして、まことにありがとうございます。
地方自治の今、拡大が行われて、大変地方自治体の役割が広がっていると思います。私は前川議長を補佐いたしまして、今お話がありましたように、開かれた議会、わかりやすい市民に説明するような議会、そして皆様との協議や一致点を大事にする努力をしてまいりたいと思っております。今後とも皆様の御協力をよろしくお願いいたします。(拍手あり)
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○議長(前川綾子議員) なお、ただいま前議長、中村聡一郎議員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○4番(中村聡一郎議員) (登壇)発言の機会を頂戴いたしましたので、一言御挨拶をさせていただきます。
おかげさまで2年間務め上げることができました。通常なら大過なくというところではございますけれども、さまざまな局面がございました。そのたびに、本当に議員の皆様、そして市長を初めとする職員の皆様、そして議会事務局職員の皆様、本当にお力添えいただいて、何とかその難局を乗り越えてきたのかなと思っております。
一方、本当に議会基本条例の制定でありますとか、あるいは議会の報告会、こうした新しい取り組みも議員の皆様の御協力のもと、実現することができました。今後は、本当に市民の皆様方に期待され、そして信頼される議会を目指して努力をしてまいる所存でございます。今までの御協力に心から感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。(拍手あり)
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○議長(前川綾子議員) さらに、この際、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○松尾崇 市長 (登壇)ただいま、議会におきまして、新たに議長、副議長が選任されましたので、一言御挨拶を申し上げます。
まず初めに、中村聡一郎前議長におかれましては、さまざまな議案の審議、また難局におかれましても、多大なる御尽力をいただきましたことをこの場をおかりしまして心より感謝を申し上げます。
また、新たに選任をされました前川綾子議長、吉岡和江副議長におかれましては、心からお喜びを申し上げます。今後も、市政発展に向け、格別の御尽力を賜りますようお願い申し上げて、簡単ではございますけれども、挨拶とかえさせていただきます。
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○議長(前川綾子議員) ここで御報告申し上げます。
ただいま、市長から、議案第19号鎌倉市監査委員の選任についてが提出されました。
お諮りいたします。この際、議案第19号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、この際、日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(前川綾子議員) 「議案第19号鎌倉市監査委員の選任について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(11時07分 休憩)
(11時08分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○松尾崇 市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第19号鎌倉市監査委員の選任につきまして、提案の理由を説明いたします。議案集その2、1ページをお開きください。
鎌倉市監査委員のうち、市議会議員から選出されました長嶋竜弘さんが平成27年6月10日付で辞職されましたので、その後任を選任しようとするものであります。
つきましては、議会の意思を尊重し、納所輝次さんを選任することについて提案する次第であります。
議会の御同意をお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
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○議長(前川綾子議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第19号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第19号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第19号鎌倉市監査委員の選任についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の賛成によりまして議案第19号は原案に同意することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(11時10分 休憩)
(11時11分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
なお、ただいま監査委員の選任について同意を得られました納所輝次議員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○16番(納所輝次議員) (登壇)議長のお許しをいただきましたので、一言監査委員就任の御挨拶をさせていただきます。
ただいま、監査委員の選任に当たりまして、皆様の御賛同をいただきましてありがとうございました。財政事情が大変厳しい中、監査委員の役割は大きいものがあると認識いたしております。自治体監査の重要性を大きく、きちんと捉えて全力で取り組んでまいりたいと思いますので、皆様の御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手あり)
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○議長(前川綾子議員) 引き続き、前監査委員の長嶋竜弘議員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○5番(長嶋竜弘議員) (登壇)ただいま議長からお許しをいただきましたので、監査委員退任の御挨拶を一言させていただきます。
2回目の監査委員、1年間無事に務めることができました。これもひとえに皆様の御尽力のたまものと感謝申し上げております。特に、代表監査委員初め、優秀なスタッフの皆さんに囲まれて仕事ができたことは、大変幸せだったと思っております。これからは、一議員に戻って、またいろいろ励みたいと思います。1年間ありがとうございました。(拍手あり)
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○議長(前川綾子議員) ここで御報告申し上げます。
ただいま一部議員から、常任委員会委員の所属変更について及び議会運営委員会委員の辞任について申し出があります。
お諮りいたします。この際、「常任委員会委員の所属変更について」「議会運営委員会委員の辞任について」「議会運営委員会委員の補欠選任について」以上3件を日程に追加し、順次議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、順次議題とすることに決定いたしました。
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○議長(前川綾子議員) まず、「常任委員会委員の所属変更について」を議題といたします。
本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第2項の規定により、議長が会議に諮って所属を変更することになっております。便宜、局長から申し上げます。
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○三留定男 事務局長 常任委員会ごとに変更後の所属委員の氏名を申し上げます。
総務常任委員会委員、3番 河村琢磨議員、5番 長嶋竜弘議員、6番 保坂令子議員、11番 永田磨梨奈議員、15番 中澤克之議員、18番 前川綾子議員、23番 吉岡和江議員。
教育こどもみらい常任委員会委員、1番 千一議員、2番 竹田ゆかり議員、7番 上畠寛弘議員、16番 納所輝次議員、20番 高橋浩司議員、21番 久坂くにえ議員。
観光厚生常任委員会委員、8番 西岡幸子議員、10番 日向慎吾議員、12番 渡辺隆議員、13番 渡邊昌一郎議員、14番 三宅真里議員、17番 山田直人議員。
建設常任委員会委員、4番 中村聡一郎議員、9番 池田実議員、19番 小野田康成議員、22番 岡田和則議員、24番 赤松正博議員、25番 大石和久議員、26番 松中健治議員。
以上であります。
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○議長(前川綾子議員) お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、常任委員会委員の所属を変更することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、常任委員会委員の所属を変更することに決定いたしました。
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○議長(前川綾子議員) 次に、「議会運営委員会委員の辞任について」を議題といたします。
3番 河村琢磨議員、6番 保坂令子議員、8番 西岡幸子議員、10番 日向慎吾議員、以上4名から、議会運営委員会委員を辞任したい旨の申し出があります。本件については、鎌倉市議会委員会条例第12条第2項の規定により、議会の同意を得ることとなっております。
お諮りいたします。ただいま申し上げました、河村琢磨議員外3名の議会運営委員会委員の辞任については、これに同意することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、河村琢磨議員外3名の議会運営委員会委員の辞任については、これに同意することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(11時18分 休憩)
(11時19分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(前川綾子議員) 次に、「議会運営委員会委員の補欠選任について」を議題といたします。
本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますので、議長から申し上げます。
議会運営委員会委員に、11番 永田磨梨奈議員、12番 渡辺隆議員、14番 三宅真里議員、22番 岡田和則議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま申し上げました方々を議会運営委員会委員に補欠選任することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げました方々を議会運営委員会委員に補欠選任することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(11時20分 休憩)
(12時00分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(前川綾子議員) ここで申し上げます。ただいま各常任委員会、議会運営委員会及び議会広報委員会の正・副委員長が選任されましたので、御報告申し上げます。
総務常任委員長に永田磨梨奈議員、同じく副委員長に保坂令子議員。
教育こどもみらい常任委員長に久坂くにえ議員、同じく副委員長に高橋浩司議員。
観光厚生常任委員長に三宅真里議員、同じく副委員長に西岡幸子議員。
建設常任委員長に小野田康成議員、同じく副委員長に池田実議員。
議会運営委員長に山田直人議員、同じく副委員長に赤松正博議員。
議会広報委員長に長嶋竜弘議員、同じく副委員長に日向慎吾議員。
以上のとおりであります。
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○議長(前川綾子議員) お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、この際、議席の変更についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、この際、議席の変更についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(前川綾子議員) 「議席の変更について」を議題といたします。
本件については、会議規則第4条第3項の規定により、議長が会議に諮って議席を変更することになっております。
便宜、局長から申し上げます。
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○三留定男 事務局長 変更する議席についてのみ申し上げます。
4番 前川綾子議員、9番 日向慎吾議員、10番 永田磨梨奈議員、11番 渡辺隆議員、12番 池田実議員、17番 小野田康成議員、18番 高橋浩司議員、19番 久坂くにえ議員、20番 中村聡一郎議員、21番 山田直人議員、以上であります。
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○議長(前川綾子議員) お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(12時02分 休憩)
(13時30分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(前川綾子議員) 日程第7「一般質問」を行います。
質問の順序は、1番 中澤克之議員、2番 保坂令子議員、3番 池田実議員、4番 千一議員、5番 渡邊昌一郎議員、6番 吉岡和江議員、7番 河村琢磨議員、8番 松中健治議員、9番 渡辺隆議員、10番 西岡幸子議員、11番 岡田和則議員、12番 小野田康成議員、13番 三宅真里議員、14番 上畠寛弘議員、15番 赤松正博議員、16番 竹田ゆかり議員、17番 高橋浩司議員、18番 山田直人議員、19番 永田磨梨奈議員、20番 大石和久議員、以上の順序であります。
なお、中澤議員から一般質問に際し、資料を持ち込みたい旨の申し出があり、議長職権により資料を配付させていただいております。
まず、中澤克之議員の発言を許可いたします。
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○15番(中澤克之議員) 先週、被災地である山元町へ行きまして、ここは鎌倉市から職員を派遣しているところです。今、段葛で工事をやっていますけれども、そのツツジを被災地の山元町に八幡宮が持っていって、聞くところによりますと、2,000株ぐらいになっているらしいのですが、今ちょうど復興住宅の建設を進めていまして、2期目の復興住宅の入居が終わっている。その隣に今度は分譲の造成をやっていたりとか、駅の線路をずっと奥のほうにつくっていたり、かなり山元町と鎌倉市というのは、3・11直後からずっとかかわってきているので、見に行ってきました。
職員が100人少しのところに派遣職員が120人いまして、その復興計画の中で、いろんな専門の職員が、発注をどんどん出していくというような現状があるわけです。ただ、一つ残念だったのは、ツツジを3月に植えたんですけれども、鎌倉市から視察でも、正式に見に来たということは聞いてないんだよねという話だったんです。せっかくきずなでつながっていく被災地復興なので、機会があったら、職員でも、山元町に見に行くということ自体も復興の手助けになるのではないかなということで、私もことしになって3回目か、被災地に行っているんですけれども。一方で、大川小学校へまた行ってきました。大川小学校に行くと、そのときのままを残しているんです。大川小学校の遺族の方ともお話をしたりしておりますけれども、なぜ、行けば行くほど思うんですけれども、裏山まで100メートルぐらいしかない距離をなぜ逃げられなかったのか、51分間そこにとどまったのかということ自体がどうしてもいまだにわからないままになってしまっている。
今回、質問でいろいろ立てているんですけれども、この鎌倉市の防災、それから危機管理等々について、3・11というものが教訓として生かされているはずなのに、それが生かされていないということが散見される事態がありまして、残念だなという気持ちでいます。
一方、セーリングで、ヨットで江ノ島がオリンピックの開催に決まりました。これは、隣の市としての鎌倉市も当然ながらオリンピックに向けた施策というものを打っていかなければいけない時期、むしろそれ以降の2020年以降の各町の観光客誘致を含めた取り組みというのに、今かなりシフトしてきている。それに鎌倉市も乗らなければ置いていかれるだけ。大河ドラマで、今、姉妹都市の萩市が舞台になっていますけれども、「花燃ゆ」、次が「真田丸」で、同じく姉妹都市の上田市。大河ドラマというものに、鎌倉市は姉妹都市なんだから、何らかのことをやっていってもいいのではないのというものを、もう少し幅広く姉妹都市交流をやっていったり、それから被災地の山元町とせっかくこういうえにしがあるわけですから、物すごいツツジがたくさん植えられていて、本当にこれからだと思うんですけれども、そういったこともトータルで含めて質問をさせていただきたいと思います。
まず、オリンピックですけれども、鎌倉市は2020年に向けて、今具体的に何か取り組んでいるというものというのはあるんでしょうか。
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○比留間彰 経営企画部長 東京オリンピック・パラリンピック開催に向けまして、本市としましては、大会の円滑な運営への協力、文化プログラムの推進、観光基盤の整備、地域経済・コミュニティーの活性化、市民生活への影響緩和などの分野に積極的に取り組んでいこうと考えておるところでございます。
現在、経営企画部が中心となりまして、具体的な取り組み方針の協議・調整を進めるとともに、全庁的な体制の構築に取り組んでいるところでございます。
また、観光協会、商工会議所や交通事業者など、関係団体とも連携を図りまして、市民の方々、事業者の方々、行政がオール鎌倉の体制で取り組んでいく、こういった体制を整えていきたいと考えているところでございます。
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○15番(中澤克之議員) 2月議会で観光案内所の件を取り上げまして、自動外貨両替機というものも観光客の方がいろいろ来るのであれば必要だと、これはもう昔の先輩が何度も質問されていますけれども、今はATMのようなものがあるというので、その話を聞いて、新宿にあるというのを聞きましてすぐ行ったんです。新宿駅のみどりの窓口の中にありまして、これが5通貨、ドル、ユーロ、元、ウォン、台湾ドルから円への両替、また円から通貨への両替ができるというものが、聞きましたら、カードでの両替というのはできなくて、これは現金だけだということなんですけれども、一方、これは報道なんですけれども、沖縄銀行は8種類の通貨を両替できる、自動両替機をファミリーマート、コンビニに設置していくということがあるんです。
今、鎌倉駅前に「びゅう」のキャッシュディスペンサーみたいなものがあるんですけど、そこと別に、そこはそこなんだと思うんですけど、今の交番のあるところの土地所有について、いろいろ原局に調べてもらいましたら、そこは鎌倉市の道路ではなくて、JRの土地を借りているということなんです。そこに複合施設どうでしょうかという話をしたんですけれども、これは、土地がJRで、その外貨両替の事業主に、新宿の場合はビューカード、JRの子会社がなっているという関係で、うまく連携して複合施設というのができるのではないかということを2月定例会でやったんですけれども、その後その計画については、いかがなんでしょうか。
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○松永健一 市民活動部長 今、御提案いただきましたとおり、増大する観光客に対応し、さらにきめ細かいサービスをしていくためには、いろいろな付加価値をつけなければならないと認識しております。
それで、御提案の外貨の両替所ですとか、あるいは交番の複合施設というのが今指摘のとおり、JRの用地でございますので、今現在、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてJRとの意見交換をしているところでありまして、その中でそのような対応についても意見交換をさせていただいているというような状況でございます。
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○15番(中澤克之議員) 先ほど申し上げたんですけれども、2020年の後の話を、もう自治体が始めているんです。鎌倉市は世界遺産登録を目指してきたということで、本来はそういうものが既に整備されていなければならない状況だったものが整備されていないんだから、2020年まで、のんびりと構えているような余裕もなくて、2020年に向けた国の施策に基づいた補助金なり交付金なりというものの期限もあるわけですよね。
早く計画を出していかないと間に合わない、結局ほかの、今後、藤沢市が江ノ島をどういうふうにやっていくか、そこのアクセスをどうするか、それは鎌倉市も当然ながらかかわってくる。だから、あんまりのんびりやられていても少し困っちゃうんですけど。
そこで、鎌倉市の観光というものに少しスポットを当てて、12月から幕末・明治を一つのレイヤーとして捉えていくということを提案させていただいたんですけれども、その中で、いろいろ調べていたら、江戸時代後期に、東海道から浦賀に行く街道というのが既に整備をされていて、これが浦賀道というのである一方、藤沢から江ノ島に出て、江ノ島から稲村ガ崎、極楽寺を抜けて下馬まで来る街道が、これ江の島道ということで整備されていたんだそうなんです。
中央図書館にきちんとその本があったんですね。「浦賀道見取絵図」というのがあったり、それからあと江の島道のも同じようなものがあります。
この浦賀道というのは、戸塚からずっと岩瀬、大船を抜けて、それから円覚寺の前、それから建長寺門前というのがあるんですね。そこから八幡宮の横を通って、段葛を抜けて、下馬から名越、それから葉山へ入っていって、途中から左に分かれて浦賀のほうに行くという道なんですけれども、これはもともと街道として整備されていて、きちんと記録も残っている道なんです。
少なくとも、浦賀に行った幕末の志士の方たち、本当に有名な方たち、それから今まさに大河ドラマでやっていましたけれども、吉田松陰先生が鎌倉に四度訪れている中でも、通る道というのは、この2カ所しかないんです。西から来れば、藤沢から来るのか戸塚から来るのか、江戸から来るのであれば、戸塚から、この鎌倉という土地を通って行く街道が浦賀道として整備されていたんです。
この浦賀道なり江の島道をもう一度、復活というんですか、そういうことというのはできないものでしょうか。
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○小礒一彦 都市整備部長 観光施設周辺の道路ということでお答えをさせていただきます。
これまでも、観光施設の周辺の道路につきましては、例えば浄明寺ですとか、それから頼朝公の墓の周辺など、実施可能なところから整備をしてきた経緯がございます。今後も、まちづくりのさまざまな計画と整合をとりながら、各観光施設、議員の今御提案のような道路も含めまして、利用者の利便性なども考慮して、そのあり方について検討していきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) この街道整備というのは、何も土木工事をするということではなくて、そこをウオーキングしていくための浦賀道という看板をつけていくだけでも、これは鎌倉市だけでやるのかどうかというのはあるんですけれども、県道があったりしますんで。ただ、今、幕末ということにスポットを当ててお話をしているんですけれども、昨年の10月に全日本龍馬会というのが、龍馬ファンの方が皆様、横浜に集まったんです。そのときに、約2,000人集まっているんです。全国から高知県知事も来たり、高知市長が来たり、それから高知駅前の龍馬像がパシフィコへ来てしまったりとかいう、かなり大がかりでやったんですけれども、そういう幕末ファンの方たちというのは、物すごいいらっしゃっている人たちを、また別の鎌倉の魅力の一つとしてやっていく整備で、そんなお金がかかって、大土木工事をやっていくというものではないので、それは一つのアイデアとしてはできるんではないかなと思いますので、これはまた継続してやっていきますけれども、少しお願いをしておきます。
次に、2月定例会でもやりましたけれども、北条義時邸跡のところに行きますと、その上のお墓の島津忠久公、それから大江広元公のお墓の裏のところがかなり崩れていて、せっかく、皆さん見に行きましょうというのでやっても、危ないような状況になっているんですけれども、あそこの整備は以前やっているんです。その整備後、維持管理については現在どのようになっているかわかりますか。
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○桝渕規彰 文化財部長 議員御指摘の崩落箇所につきましては、大江広元墓と毛利季光墓の間の斜面、この部分が一部崩れて、堆積土が積もっているというような状況であると認識してございます。この箇所につきましては、当面は墓本体の施設が傷まないよう、適切に崩落土を除去いたしまして、さらには専門家の意見を聞きながら、崩落対策について検討してまいりたいと、このように考えております。
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○15番(中澤克之議員) お借りしたんですけれども、平成17年に北条義時法華堂跡確認調査報告書というのがありまして、これにかなり詳細に発掘調査をやったときの写真等々、図面を含めてあるんです。あのエリアを入って階段を上ったところが、左手には源氏の頼朝公のお墓があって、北条義時邸の跡がある、平家ですよね。まさに武家政権を始めた場所、奥に行くと、幕末の、武家政権を終わらせた薩長がそこに並んでいるわけなんです。そうすると、ここ一帯を整備することによって、武家政権の始まりと終わりのエリアみたいな位置づけができるんではないかという発想を持っていまして、それで、せっかく北条義時邸の法華堂跡、ここまでは詳細に発掘調査をしているわけですから、これをもう一度掘り起こして、それでいわゆる史跡公園としてきちんと当時の鎌倉時代の建物跡が見える、私よく言っているんですけれども、見える化という部分では、これは整備できないのかというのがありまして、仮に、そこをもう一度掘り起こして、館跡ということで整備をすると、予算的にはどのぐらいかかるかというのは把握されていますか。
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○桝渕規彰 文化財部長 史跡の整備につきましては、原則としまして、学識者から成ります整備委員会を組織しまして、その検討の結果で整備計画を策定してまいります。
法華堂跡の整備につきましては、いまだその作業に着手しておりませんので、かなりの時間を要することとなりますが、したがいまして、具体的な経費の算出はしておりません。
ただし、参考事例としまして、直近で史跡整備を永福寺跡で実施してございます。法華堂跡と同様な、議員御紹介のような見える化を図るという整備、ちょうど参考になろうかと思いますが、三堂基檀の復元的な整備、これは規模の上では比較にならない大規模なものではございますが、あくまでも参考ということで申し上げますと、平米当たりの整備単価は1万6,000円ほど要してございます。
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○15番(中澤克之議員) これからの整備計画ということで、かなり金額的にも時間もかかるということで、よく史跡等へ行きますと、この間も行ったんですが、例えば、平泉の柳之御所跡はかなり整備をやっているんですけれども、そこは回廊に玉石のようなものを置いて、当時はこういう建物の形だったんですよというものをしていくという整備方法もあるわけですけれども、例えば鎌倉時代の館というもの、法華堂がどのような形の規模の形をしていたかということを玉石を置いて、そこに礎石を置いていくというものだけでも、いわゆる鎌倉時代を感じることができる場所になっていく。鎌倉は、とかく鎌倉時代のものが何もないと世界遺産登録も言われていますけれども、そういった考えというのはいかがでしょうか。
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○桝渕規彰 文化財部長 ただいま御紹介いただきました手法につきましては、遺構を目に見える形で復元していく、こういった整備手法でございますが、この復元的整備につきましては、史跡の公開活用をしていくという観点からしますと、来訪者の視覚に直接訴えることができます。しかも、かなり強いインパクトで訴えることができますので、来訪者の理解が促進されるという、そういう効果が期待できる手法でございます。
したがいまして、法華堂の整備につきましては、こういった視覚的に訴えられるような、そういう復元的な手法というものを取り入れていく方向で検討してまいりたい、このように考えてございます。
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○15番(中澤克之議員) たまたま行ったときに文化財部の皆さんで清掃されていて、そこに毛利ゆかりの学校、学校名を聞くのを忘れたんですが、その子供たちが学習に来ていまして、引率されていた方が毛利ゆかりの、中学生だったんですけれども、子供たちなんですよという話をしていまして、いろんなところから、鎌倉にそういうものがあるというので学習で来ても、実際は落ち葉が積もっているような状態、これは何らかの整備をしてほしいという思いはあります。
整備するということは、例えば、そのすぐ隣の頼朝公のお墓の前では、毎年4月13日に墓前祭をやっていますけれども、宗教的なことを行政ができるかというと、まあできないと思うんですけれども、あれだけの広場があるので、何か幕末的なもの、薩長同盟を絡めたイベント、イベントと言っていいのかわからないですけれども、何か催し物みたいなものをやっていく、仕掛けていくという考えはありますか、できませんでしょうか。
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○松永健一 市民活動部長 法華堂跡は国指定の史跡であり、今紹介がありましたとおり、周辺一帯には武家政権の誕生と周辺にゆかりのある人物の墓が並んでいて、歴史的に魅力のある場所と言えると考えております。
今、御紹介がありましたとおり、地域の歴史を掘り起こし、再発掘し、それを新たな観光資源に高めていくということは、非常にこれから重要な取り組みであると思っております。
まずは、そういったような歴史的な事実を紹介させていただきまして、多くの市民あるいは観光客の関心を呼び、またそのような中で、そのような地域で開催するイベント等があれば、積極的に協力をして支援をしていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 鎌倉の姉妹都市である萩市の吉田松陰先生の松下村塾、それから町並みが世界遺産登録に、ほぼICOMOSでは推薦されて、なるであろうということ。せっかく、その後、大河ドラマで、先ほど申し上げましたけれども、来年は上田市が取り上げられてくる、せっかく姉妹都市がそれぞれ盛り上がってきている中で、鎌倉市も、毎年、きららで秋に姉妹都市物産展等やっていますけれども、そこで何か仕掛けというんですか、何か協力的なものというのはできないものでしょうか。
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○松永健一 市民活動部長 萩市は、今現在放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台であるとともに、松下村塾が、間もなく審議される世界遺産登録の候補地に含まれていることから、大変注目度が集まっております。
鎌倉では、瑞泉寺が吉田松陰ゆかりの寺であるなど、幕末の志士の足跡が見られることから、姉妹都市物産展において、萩市と連携した広報活動を行うことは、鎌倉の新たな魅力を広める効果が期待できると考えております。
今年度の姉妹都市物産展では、会場である鎌倉生涯学習センターにおいて、幕末・維新の鎌倉をテーマとした展示をあわせて実施していきたいと考えているところでございます。
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○15番(中澤克之議員) 今ターゲットとさせていただいている北条義時邸法華堂跡から、前も申し上げましたが、鎌倉宮を抜けて、ここから永福寺、瑞泉寺までずっと動線がとれればいいんですけれども、永福寺を今後どうやっていくかという問題に物すごくかかわってきていまして、この間も、地元なので、行って、どんな状況になっているかなと思って見に行きましたら、展望台という矢印があって、行ってみようと思って行ってみたら、非常に登りづらいところを上っていって、展望台だからよく見えるのかなと思ったら、もう草ぼうぼうで半分ぐらい見えないんです。
この永福寺の整備状況というのは、来年3月かな、仮オープンになると思います。そのあたりは今どのような状況なんでしょうか。
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○桝渕規彰 文化財部長 史跡永福寺跡の整備状況につきましては、現在まで、平成22年度、平成23年度に植生保存地区の整備、平成24年度に三堂基檀、この復元的な整備、そして平成25年度からは苑池の南側、南翼廊、こういったものの整備を実施してきております。
そして昨年度、平成26年度は北翼廊と苑池の南側、遣水、こういった部分の整備を実施いたしましたが、工事中、予想外の湧水等によりまして、一部分が今年度、平成27年度に繰り越しをさせていただいたところでございます。繰り越し分につきましては、この5月末日をもって工事を完了してございます。
今年度分といたしまして、平成27年度は残りの苑池の部分及び苑路等の整備を行いまして、議員御紹介のとおり、この工事終了後に仮オープンを予定しているところでございます。
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○15番(中澤克之議員) この整備の後の維持管理ですね。観光客の方に来ていただけるような動線をいかにつくっていくかということをやっていかないと、観光客の方がほとんど来ないと、今でもそうなんですけども、草ぼうぼうになってしまって、池が単なるため池になってしまう。お金がないから維持管理ができないとなってくる。だけど、その後の維持管理の方法についての具体的なビジョンというんですか、それはありますでしょうか。
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○桝渕規彰 文化財部長 仮オープンまでの間、そしてその後の維持管理につきましては、市の歳出を軽減していくという観点も必要かと考えておりまして、さらに市民の身近な施設として、また訪れる方が、より親しんでいただけるよう、こういったことも考えまして、市民活動団体との協働による管理というものを考えております。
具体的には、平成19年度から市としての取り組みを開始しております、市民活動団体と市による相互提案協働事業、これに史跡の協働管理事業ということで、草刈りを中心とした、そういう維持管理を一緒にやるというようなプランを提案しているところでございます。
また、そのほかにも経費節減の観点に立ちまして、さまざまな手法を鋭意検討いたしまして、積極的に導入を図ってまいりたいと、このように考えております。
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○15番(中澤克之議員) 私の住んでいる二階堂から雪ノ下にかけてというのは、今、いろんなお店ができてきているんです。それで、あの地域を何とか盛り上げていこうということの中で、動線を一つ方向だけでなくて、かなり複数動線をつくっていくとか、例えば、あそこの県道をみんな電線地中化していく、これは今、自民党でも新しい道路をつくるときは、電線地中化はやっていきましょうとやっておりますけれども、地中化にしていくだとか、そういうことによって、いろいろと観光客の方を一極集中ではなくて、混雑ではなくて、動線として流していくという手法も、今いろいろとっているんですね、観光地では。
そういう商業振興から考えて、あの地域に動線をつなげていくような施策というのは考えられますか。
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○松永健一 市民活動部長 歩く観光を奨励している本市におきましては、歴史的な観光資源を活用して、魅力的な町歩きの推奨ルートを新たに開拓していくことは必要であると考えており、また分散型の観光を進めていく上でも必要なことだと考えております。
また、今お話にありましたルート沿いには、例えば大蔵頼朝商店会といった商店街が立地しているため、こうしたルートについて、観光客の認知度を高めていく取り組みは近隣の商店等の活性化にもつながる効果があるんじゃないかと考えております。
市としては、着地型観光商品の開発に取り組んでいる観光協会や、史跡めぐりを案内している観光ガイド協会などと連携して、今言われたような町歩きの推奨ルートの設定に向けて検討していきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 先ほど文化財部長、御答弁いただきましたけども、この鎌倉の観光を着地型でやっていく、これは着地型観光というのを観光協会が受けてやっていますけれども、いかに鎌倉に来ていただくか、ホテルが大船、それから七里ガ浜、坂ノ下、駅前等々にありますけれども、いかに泊まっていっていただくか、1泊でも。夜の観光の仕掛けですとか、それから朝の観光の仕掛けというのを全国の観光地だけではなくて、商業振興、観光客の方にいかに来ていただいて、泊まっていただくかということを、みんな行政と一体になって考えてやってきているんです。
もともといろんな地方の活性化等をやってきた関係で、そういうものを見てくると、鎌倉市も行政が少し踏み込んでやっていかないと、なかなか観光協会だけでやってねといっても、観光協会も人がいない、ただ、ようやく人員を整えるという話ですけれども、それができない。だから、もう少し踏み込んで、行政も、いろんなアイデアになるのか、それとも財政的なものの援助になるのか、それはいろいろあると思いますけれども、そこをもう少しやってほしいなというのをお願いしておきます。
そして、これも先般からずっと言われているんですけども、トイレです。葛原岡神社のところのトイレ、あそこは下水が行っていない。原局に確認しましたら、マックスで1日1,000人からの利用があるそうなんです。少し汚れてないですかと聞きましたら、毎日清掃していますからきれいですと言われたんです。1日1,000人が使っているトイレが1日1回の清掃できれいなわけはないので、そういうお役所的な考え方ではなくて、トイレというものは、鎌倉市の場合、異常に高いです。以前も質問しましたけれども、鎌倉仕様ですからと答弁されて、それはちょっと待ってという話で、高級なものを幾つもつくるのではなくて、普通のトイレを複数つくっていくほうが観光客の方にとっては、物すごいメリットがあるわけです。このトイレというものを観光としての観点からどのように整備していくかというのは、既にずっと昔から言われていることなので、既にあると思うんですけれども、そこはいかがでしょうか。
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○松永健一 市民活動部長 トイレの整備の方針についての質問です。まず、鎌倉市としますと、かなり今まであるトイレが老朽化が進んでおりますので、あと、インバウンドに対応するような洋式化ということも進んでおりませんので、まずはユニバーサルデザインへの対応、あるいは新しいものへの対応という形で整備をしているところでございます。
ただ、一方では、ふえ続ける観光客に対しては、やはり量的充足も図っていかなければならない。特に、小町通りですとか、由比ガ浜、若宮大路ですとか、あと鎌倉駅西口ですとか、そういったようなところ、喫緊にトイレの整備をしなければならないところについては、用地の確保という困難はあるんですけれども、民間企業ですとか、ビルのオーナーたちの協力をいただきながら整備していこうと、そういうような考えです。ただ、やはり今御指摘のとおり、量的充足を図るには、ある程度コストというものも抑えながら、効率のよい整備が求められると思いますので、そういったことも含めて検討していきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 教育委員会からお借りしたのが、子供たちの副読本になっている、「私たちの鎌倉」というのを見せていただいているんですけれども、ここに幕末、開国前の鎌倉というので、さまざま出ているんです。ペリー来航とその後の鎌倉であったり、その中にあるんですけれども、桂小五郎が本陣の地を鎌倉の地に置くとよいと提案したというのがあったりですとか、それから海岸防備を急ぎ整備し、応援に都合がよいということから、腰越の小動にも砲台が設置された。その台場跡と言われるものが今も残っている。先ほどから申し上げています松下村塾を開いた吉田松陰が前後4回にわたって訪れている。当時、瑞泉寺の住職に旅費を借りたりしている。そういういろいろ新たなレイヤーとしてやっていくときに、この鎌倉というものが実は鎌倉時代だけではなくて、もう少し時代を下っていってもいいのではないかという部分もありますが、実際、副読本にも出ている。この鎌倉市の校外学習になるのかな、歴史学習ではどうかと思うんですけれども、なかなか細かいところまでと思うんですけれども、そういうもので子供たちにそれぞれの時代の教育というんでしょうか、そういうものというのはできないんでしょうか。
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○原田幸子 教育部長 教育委員会が発行しております、先ほど御紹介いただきました「私たちの鎌倉」、この中で、幕末や明治期の鎌倉を取り上げております。これを授業の中で紹介をして、子供たちの興味・関心を高め、当時の様子を学習するという形ができると考えております。
身近な、そうした地域教材を通しまして、地域の歴史を知る、そういったところから鎌倉を知るということにつなげていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) ゴールデンウイーク前に、鎌倉四季の見どころというので、2月定例会で取り上げたんですけれども、その後で幕末・維新の鎌倉ということで特集を組んでいただいて、その中で、私自身も知らなかったんですけれども、松門四天王の一人、入江九一の弟の野村靖さん、この方は大河ドラマでも名前が出ていますけれども、その方が亡くなられた場所というのが、この鎌倉の御用邸だったそうなんです。この野村靖さんという方は神奈川県令をやられた方で、松陰先生の留魂録、遺書を預かって、その現物が、萩の松陰神社にあるというゆかりが、かなりあったりとか、いろいろ歴史好きからはたまらないぐらいのおもしろい場所、それからゆかりというのが鎌倉にもあるので、教育等々も含めて、いろいろお願いをしたいなと思います。
観光についてなんですけれども、この鎌倉の観光を2020年に向けて、先ほども御答弁ありましたけれども、ハード整備だけではなくて、ソフト整備としては、どのようなことを目指していくかというのは、今具体的なものというのはありますか。
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○松永健一 市民活動部長 現在、平成18年度に策定した第2期鎌倉市観光基本計画の計画期間が今年度で終了するため、現在、新たな基本計画の策定に取り組んでいるところでございます。
その中で、今後10年間における本市全体の観光のあり方が問われると考えておりますので、特に東京オリンピック・パラリンピック開催に向けたインバウンド対策、あとその大会後も見据えた長期的な取り組みが大きな課題になると考えております。
あと、今年度Wi−Fiの整備事業を進めますけれども、それにとらわれずに、今着手できるものから順次着手していきたいと、スピード感を持って着手していきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 今お話ありましたけれども、Wi−Fi、この間、ICTソリューション展というのがビッグサイトであって、行ったら、今はWi−Fiのルーター一つで100回線ぐらいまでとれるんだそうなんです。だから、今まではせいぜい多くて20回線ぐらいだったんです。50回線はかなり普通になってきていて、聞いた限りでは100回線までは大丈夫ですよということだったんです。そうすると、災害時に大きな津波が来たりとか、ハード自体が全部だめになってしまったというのは除外しまして、その町なかにルーターなりをつけているときには、回線数の多いものをつけていかないと、せっかくつけても、あれだけの小町通りの人たちの中ではつながらない、つながらないになっていってしまう。
ゴールデンウイークに川越へ行ったんです。川越の蔵造りのまちづくり、歩行者天国になるんで見に行ったんですけれども、小町通りよりはるか多い数の人たちがひしめき合っているんです。そこから枝葉に分かれた道までびっしり人がいる状態、それでも普通に、どういう整備になってるのかわからないんですけれども、スマホは使えますし、観光客の人も長蛇の列で飲食店に並ぶんではないです。せいぜい五、六人並んでいるばかりなんです。お店がいっぱいあるんですけれども、鎌倉市も2020年に向けて、その後の鎌倉の観光のあり方という視点からも少し考えていかないと、ただ黙っていても観光客が2,000万人来るよというものでは、もう置いていかれている状況。手を挙げるんだったら、どんどん手を挙げていっていただきたいということをお願いしておきます。観光については以上になります。
次に、ごみに行きます。
ごみ政策については、多くの議員が取り上げていらっしゃるんですけれども、少し見方を変えた質問をしていきたいと思います。
現在の山崎浄化センターの有害物質測定というのはどのように行っていて、またどんな感じで公開というのはされていますか。
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○小礒一彦 都市整備部長 浄化センターにおける環境測定ということでお答えいたします。
環境測定でございますけれども、現在、臭気測定を年4回、ダイオキシン類の測定を年1回、放流水の測定を年24回、汚泥焼却施設の設備排ガス測定のうち、硫黄酸化物につきまして年6回、その他の項目を年2回行っております。
これらの測定につきましては、全て法令に基づくものでございますが、項目によりましては回数をふやしたり、検査の対象をふやして、よりきめ細かな測定をしております。これらにつきましては、年に一度なんですけれども、ホームページに数値を更新しているとともに、近隣の町内会の皆さんと協議会を開いておりますので、その中で報告をさせていただいております。
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○15番(中澤克之議員) この山崎の浄化センターは水質汚濁防止法で規定している特定施設に該当しますか。
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○小礒一彦 都市整備部長 はい、該当いたします。
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○15番(中澤克之議員) 今、当然ながら新焼却炉を隣につくるということを目指しているというお話ですけれども、この新焼却炉自体も特定施設に入ってきますか。
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○石井康則 環境部長 それが入っているかどうか、今すぐ確認ができない状況でございます。申しわけありません。
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○15番(中澤克之議員) 水質汚濁防止法の中の特定施設がありまして、その中で一般廃棄物処理施設である焼却施設というのがあるので、廃掃法第8条の第1項に規定するもの。だから、多分入っているんだと思うんですけれども、水質汚濁防止法で規定するような施設、これは工場とか、そういう特定施設をずっと指定しているんですけれども、それをつくるんだから、情報公開というあり方の中で、ホームページに公開しているから、年1回、近隣の人には説明会で話をしているからいいじゃないかという考え方は、それはそれで法律にのっとってというのはあると思います。
ただ、あの地域に、本来約束すべきことを年々先延ばしになっていて、約束していないで、ただ、ダイオキシンが年1回、水質検査は水質汚濁防止法に基づいているんだと思うんですけれども、年24回、それからガス、硫黄化合物6回、ほか2回とあるんですけど、これをやりましたではなくて、もっと回数をふやすということ自体もやっていかないと、あのあたりは人口どんどんふえてきているところであって、その人たちに、今の山崎浄化センターが安全ですよと言い切れない状態になっています。例えば、年1回ダイオキシンをやっていますよといっても、季節はどうなの、風はどうなの、気候はどうだったの、それによって数値はかなり変わってくるんです。それをやらないのかということがあって、この間、うちの総務常任委員会でNTTドコモに視察に行ったんですけれども、今、M2Mが主流になってきていて、空間測定も全部通信で飛ばして管理することができる。その管理自体も、ホームページにリアルで載せていったり、例えばアプリで見られるようなことすらできてしまう時代なんです。
ホームページに年1回載せていくって、それはそれで、市の姿勢としては法律にのっとっているからいいんだというのもあるんですけれども、でも、迷惑施設があそこの地域に既にあって、約束を守らないで、さらに焼却施設をつくるというような状況の中では、だったら今どうなのと問われたときに、それを説明し切れない現状がある。だったら、例えば100メートルポイント、200メートルポイント、ポイント数を10ポイントずつとっていく、それを24時間365日、誰でもいつでも知りたいときに知れる。例えば、雨、においが何かきついというときに、臭気どうなっているの、これきちんとした数字で全部公開できるということを、まずやってから、その隣がどうしましょうかというのが先で、今後、隣に焼却場がもし来る、つくれると思わないですけど、だったら、余計いろんなことを考えていかなければならないという、そういうものを使っていくということは、そこあたりお考えはいかがでしょうか。
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○石井康則 環境部長 おっしゃるように、施設の安全・安心という施設づくりというのは非常に重要だと思ってございます。その中で、特にそういった情報を積極的に提供するということは必要だと考えてございます。
実際に、今のクリーンセンターでもそうなんですけれども、煙突から排出する、当然、排ガスというものがあると思うんですけれども、それについては、新たなごみ焼却施設になったとしても、これはリアルタイムで数値を公表していきたいとは考えてございます。
特に、よくあるのは電光掲示板でやるとか、あると思うんですけれども、今御指摘いただきましたように、携帯電話等で確認できるような、こういう方法も必要だろうと考えてございます。
また、施設の周辺の、大気の環境調査というんですか、出た後、周りがどういう状況になっているのか、今の定点でというお話だったと思うんですけれども、この辺についても、今のクリーンセンターの部分についても定期的にやっているような状態なんです。ですから、これはリアルタイムに公開をしていくということになりますと、今おっしゃるように、測定局というものをきちっとつくって、システムを構築して対応するという、こういう形になるんだろうなと思ってございます。
いずれにしても、周辺の方々が、安心・安全で暮らせるということは、非常に重要だと思ってございますので、この辺についても、周辺住民の方と協議しながら具体的な対応というものを考えていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) この周辺の方々との約束は、上部利用の話です。上部利用は、今年度予算で設計が入っているのかな、どこまで話というのはされて、計画は具体的になっていますか。
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○石井康則 環境部長 上部利用につきましては、平成27年度予算の中で、委託料をつけさせていただいている。もともと、あそこにテニスコートをというような計画を市が持っていまして、従前、市民の方々にも御説明させていただいたと、ただなかなかそれができていなかったという状況になってございます。
今年度は、そういう面でも、お約束したことについては、きちっと対応しなければならないと考えてございますので、その点については、周辺の方々とどういうものをつくっていくのかということについては御協議させていただくと、こういう考えでいるところでございます。
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○15番(中澤克之議員) 住民の方々といろいろ話し合いはこれからということなんですけど、あそこに焼却施設をつくるのに幾らぐらいを見込んでいるんですか。その本体と、それから当然周辺整備もあると思うので、幾らぐらいの予算を見込んでいますでしょうか。
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○石井康則 環境部長 まず、施設の本体でございますけれども、これは基本計画案の中での試算では、約87億円と踏んでございます。
今おっしゃいましたように、施設全体の経費ということになりますと、地域への還元施設、こういった附帯もかかってきますので、その辺は、今後地元の方々と協議をする中でどのくらいふえていくのかという形の中で確定していくと考えてございます。
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○15番(中澤克之議員) 周辺整備まで含めると約100億円です。環境省が今年度、既に内示を始めているんですけれども、その交付金額というのは、どのぐらい内示されているかというのは把握されていて、計画されていますよね。
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○石井康則 環境部長 交付率ということだと思うんですけれども、平成27年度については、鎌倉市もこの地域計画をつくりまして、平成27年度から5カ年の分で計画をつくっています。その中に、このごみ焼却施設の計画も盛り込んでございまして、今の本体ではなくて、計画新事業ということで、今年度、一部計画を入れてございます。その交付率については、87%でございます。
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○15番(中澤克之議員) 昨年からも、さまざまニュースになっているんですけれども、この建設費に対して、当初、内示が出たものよりも交付額というのはかなり抑えられてしまっている状況。2013年度の要求額というのが約650億円、これは全国自治体からの予算要求額というのが、2014年度は930億円なんです。これに対して2015年度は1,300億円。
実際に、2015年度の予算額、国が出しているのは504億円。2014年度については、当初予算は445億円なんです、930億円に対して445億円なんです。今お話の約100億円という金額自体をどうするんでしょうか。100億円を交付額2分の1かな、それをきちんと担保された上で場所を決めて、それで市民の方に説明会を開いて、山崎浄化センターの改修をやっていく、やっていかないという話まで入っていって、だけど、その予算づけがなかったらどうにもならないですよね。これは、予算はどう担保して、説明会で説明されているんでしょうか。
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○石井康則 環境部長 確かに、非常に高額な予算がかかるということになりますので、当然のことながら交付金をいただく中で施設をつくっていくという形になると考えてございます。
この本体の交付金をいただく時期というのは、実はもう少し先になって、今は計画支援事業ということで、地域計画に位置づけていますので、恐らく平成32年度以降、この本体の計画を地域計画に位置づけて、国との協議という形になると思っております。
いずれにしても、交付金の部分については、交付対象が2分の1の部分と、それから交付対象が3分の1の部分とありますので、その辺のバランスをどうとっていくのかということもあると思いますけれども、いずれにしても、きちっと満額交付金をもらえるような形で対応していくということは必要になるだろうと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 対応するのは当たり前の話であって、具体的に予算担保ができているから、計画しているわけですよね。だって、次世代にツケを回さないという話になっているんだから、その具体的な交付金の満額をとる手法というんですか、それから現状の100%の見通しがあるから山崎に場所を決めて、そこにつくっていくということの説明会を開いているわけです。だけど、お金がもらえなかったら、交付金がもらえなかったらつくれないですよね、次世代にツケを回さないんだから、市債発行できないんだから。交付金だったら2分の1でしょうけど、100億円をどうやって捻出するのという話で、今後検討してまいります、だから検討するんだったら、その説明会なんか開けないですよね。予算の見通しがないんだから。市だって、お金あるんですか、100億円のお金をぽんと出せるぐらいの余裕あるんですかという話です。ごみ袋2億幾らだと言っても、収集の人が今いないんだから、そうなってくると、収集の人員を確保するために、またお金を回していかなきゃいけないんだから、そうなってくると、ごみを有料化して2億幾ら集まりましたなんて言っても、そのお金を積み立てなんてこと自体がもうできない。ごみ全体計画ですよね。そうすると、予算約100億円を確実に担保できるから計画を立てているわけです、鎌倉市というのは。二転三転しているんだから。松尾市長が就任してから約6年になりますけど、その間で、全部担保されてきているから、計画をきちんと、場所も決めて、予算も100億円というものを出して、それについての裏づけもきちんととれてやっているわけですよね。ただ、交付金のこういうメニューがありますよというだけだったら、誰でもつくれるわけです。
でも、その交付金をいかにもらえるようにするか努力するのは当たり前の話。だけど、正式に担保されていない限りは、計画を立てて、また二転三転しなきゃならない。100億円はもう無理です。交付金が、これしかもらえません、その金額でやるしかなくなっていってしまう。そうすると、どんどん規模が小さくなっていきますよね。
もう一度お尋ねしますけれども、交付金をきちんと予算として担保されるものの計画性があるということでいいんですか。
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○石井康則 環境部長 交付金につきましては、先ほど御説明させていただきましたように、地域計画にはのせて、国の承認をいただいているということでございますので、これは交付対象になると確認をしてございます。
ただ、おっしゃいましたように、単年度ごとにどのくらいのお金が出るのかということにつきましては、これは今の状況からすると、国の財政の状況というものによって、それぞれさまざまになっているという、こういう実態はあると思います。そういう面でも、きちっと国・県に、この事業についての状況を御説明させていただいて、その満額いただけるような努力をしていく必要性はあると思っています。
いずれにしても、今の試算では、恐らく建設費のうちの30%を交付金でと考えてございますので、それを満額とれるような、そういう対応はしていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 30%、30億円ですね。先ほど申し上げましたけれども、2015年度だけで1,300億円の要求額があるわけです。そうすると、これから先、鎌倉市がエントリーして、実際にもらえるころには、今までもらえなかった自治体がどんどん積み残されてしまって、そちらの支給が先になっていく。そうなると、鎌倉市が10年後につくるときに、稼働するときに、今のお話だと、県・国に説明していきます。そんなの全部の自治体がやっているわけです。みんなやられるわけです。みんなやらなかったらもらえないんだから。同じことをやっていて、もらえるとはとても思えないんですけれども、そういうもらえるという予算的な担保がきちんとないのに、100億円からのものをつくっていくと決めてしまう、そしてどうお金をやっていくんですか。
答弁は同じでしょうけど、もしその交付金の30億円がもらえない、100%もらえないということはないんでしょうけれども、その場合は、市単でやるんですか。その不足分は全部市がきちんと出すんですか。市債、次の世代にツケを回さないということをずっと言ってきているんだから、市債は発行できないですよね。お金が満額もらえないときに、その減額分はどうするんですか。
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○石井康則 環境部長 当然、その財源をどうするかという話については、交付金あるいは今基金が一つありますけれども、あとは地方債、一般財源と、この中で賄うしかないと考えております。
交付金が目減りするということになれば、どう対応するかといいますと、起債あるいは一般財源の中でやはり対応していく必要性があるだろうと考えております。
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○15番(中澤克之議員) この新焼却炉を山崎につくる具体的な計画をどんどん進めていますけれども、市民の方、住民の方の了解というのは、10年後にはもう稼働するのだから、そうなると、少なくとも今年度いっぱいぐらいには合意をいただかないと、計画のように10年後なんて無理ですよね。その住民の方の合意というのは、いつまでを考えているんでしょうか。
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○石井康則 環境部長 住民の方の合意というのは、できればなるべく早いほうがいいだろうとは当然思っておりますけれども、今おっしゃいましたように、平成37年4月稼働ということですから、あと10年間ございます。施設をつくるのに3年かかっているということがありますし、その前に手続としては、やはり4年かかるだろうと考えております。ですから、残りは3年ということになりますので、その3年の中に、住民の方の同意、あるいは生活環境影響調査、こういうものを済ませていくと、そういう形で考えているところでございます。
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○15番(中澤克之議員) 合意をとれないでもつくってしまうんでしょうか。
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○石井康則 環境部長 これは、施設は周辺の方々の御理解をいただかないといけないと思ってございますので、当然のことながら、今後、この住民の方々への御理解をいただく対応を丁寧にさせていただいて施設をつくっていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 合意とれなかったときの責任は誰がとるんですか。責任のとり方というのがあるはずなんですけど、これは部長が単独でとれるわけじゃないですよね。副市長がとるんですか、市長ですか。その責任のとり方だってあるわけです。
僕が議員になる前ですけれども、もともとの鎌倉市のごみ処理計画があって、議会も通って、それが変わってしまって、それは市長という人を市民の方が選んで、それに賛同したから、それはそれでいいと思うんです。市長がいろんなやりたいことはあると思うんです。だけど、市長である限り責任はとらなきゃいけない。山崎に決めたんだから、私は反対ですよ、でも決めたんだから、そこにつくれるだけの努力をしていく、予算も含めて、全部きちんとした計画をちゃんとあそこにつくれるだけの素地をつくってやっていく。できなかったときの責任は当然、市長ですよね。
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○松尾崇 市長 そうだと考えています。
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○15番(中澤克之議員) できなかったときは、いつをめどに御自身の進退をやられますか。そう簡単なものじゃないですよね。これだけ大騒ぎしているんだから。あそこの市民の方たち、合意をとると言っているんだから、丁寧に説明して合意をとると言っているんだから、とれなかったときも、つくれなかったときの責任を市長はどうとりますか。市長の責任のとり方は、やめるしかないんです。そうですよね。ほかに何かありますか。そこまで腹くくって、今回山崎に場所を決めたんですよね。進退を賭すわけですよね。違いますか。そこまで中途半端なんですか。それは明言していただけますか、市長。
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○松尾崇 市長 私としては、進退云々ということはありますけれども、市長として、山崎という場所を決定させていただき、そこに建設をするための努力ということは、全力を尽くしていくということを考えています。
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○15番(中澤克之議員) 全力を尽くすのは当たり前の話で、予算とるためにどうするのって、当たり前の話です、そんなのは。だけど、部長が部長としての職を賭してなんてやれることじゃないです、決めたのは市長なんですから。進退を賭すこともできないんですか。そんな計画なんですか。市民の方が見られるんですよ。みずからの進退を賭すこともできないような計画を山崎に決めて、山崎のあの周辺の方たちに、はい、ここにつくらせてくださいってやるんですか。みずから政治家の進退すら賭すことはできないんですか。どちらなんですか。そこまでやるんだったら話だって聞くでしょう。どうなんですか、はっきりそれを答えたほうがいいです。そうじゃないと市民の方だって、そんな中途半端な気持ちで話を持ってこられたって、さっき市単でやりますなんて言ったって、市単でできっこないじゃないですか、そんなのは。そこまで腹をくくってやっていないんですか、市長は。今回のこの山崎の計画というのは。全部また部長に押しつけるんですか。住民の方に押しつけるんですか。そうじゃないですよ、決めたのは市長です。だったら、市長が自分の職を賭すことすらできないんですか。もう一回だけ聞きますけれども、できなかった場合、住民の方の理解を得られなかった場合は、みずからの職を賭すことはできるんですか、できないんですか。答えてください。
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○松尾崇 市長 決して中途半端な思いで決めたわけではありませんし、これから住民の方々に御理解をいただくために、私自身、市長である立場と、残りの任期をかけて、そこは全力で取り組んでいくということです。
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○15番(中澤克之議員) 政治家の出処進退は自分で決めるしかない。僕らもそうですけれども、政治家が、市長が自分の職を賭して、命をかけろなんて言っているわけじゃないんですから、そうでなければ、絶対この焼却場の建設候補地なんていうのは決まらないです。絶対に。こんな中途半端な、部長が100回通ったって、部長だっていつか定年が来ちゃうんです。市長は次の選挙がある。選挙のときに市長が出るか出られないか、それはわからないです。対抗馬が出て、勝つか勝たないか、それはわからないです。市長がかわったら簡単に変わっちゃう計画ですよ、これは。そこは職を賭してもらわないと、と申し上げておきます。
現在の山崎の有毒ガス関係です。市長があと任期2年、精いっぱいやると言っているんだから、当然ながらガス対策、住宅のど真ん中ですよね、問題がいろいろあるんです。中でも問題となってきているのがメタンと硫化水素、これはバイオのときもやりましたけれども、生ごみ、100%入っていないところであれば、またそれは違う。だけれども、メタン、硫化水素がどうしても出てきてしまうときに、これはあるスーパーゼネコンの方に聞きに行ったんですけれども、100%ガスを除去するって、空気を吸い込んで一緒に燃焼させていくというのが普通なんですけれども、それでも100%はできないという話です。そうなると、ガスが外部に漏れたときの対策というのは当然ながらきちんと固めた上で、住宅街で説明されていますよね。
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○石井康則 環境部長 有害ガスの対策というのは、きちっと対応していく必要性があると思っていますし、今おっしゃるように、硫化水素あるいはメタンについては、部分的な発酵によって発生することも考えられるということで、ただ、定期的に攪拌をしていますので、広範囲で起こるということは、非常に少ないのかなとは考えております。ただ、今、どういう対策なのかということにつきましては、一つは今御紹介いただきましたように、ピット内の空気については焼却機として使用しますので、炉に誘引をしていくという、それでピット内が負圧になるということでございますので、外に漏れない、そういう構造になっているということでございます。
さらに、収集車の搬入・搬出の際には、二重シャッターの構造などをするように考えてございまして、外気との接点をできるだけ遮断するという、こういう形で対応をしていきたいと考えております。いずれにしても、今後さらなる安全対策というものをきちっと講じた上で対応していきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) バグフィルターで相当数の有害物質を吸着させて、このバグフィルターは多孔質体ですよね、バグフィルターで吸着させて、このバグフィルターを今1年に一遍か2年に一遍かわからないですけど、交換している。この交換したバグフィルターの処理はどうなっているんですか。
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○石井康則 環境部長 バグフィルターの交換ですけれども、これは委託業者に回収をしまして、産業廃棄物として処理をしてございます。その先では、溶融処理をしていると聞いてございます。
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○15番(中澤克之議員) この溶融したものは、どうしているんですか。海中投棄なんですか。それとも、どこかに埋めているんですか。
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○石井康則 環境部長 溶融処理の先まで今把握していません。申しわけありません。
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○15番(中澤克之議員) いわゆる有害物質の固まりなわけです。固まりを溶融処理します。だけど、そこが持っていっている先はわかりません。どこかに持っていっているのでしょう。海中投棄なのか、どこかに埋めているのか。だけど、住宅街である限りは、それを外すという作業があって、それからこん包して持っていく云々というものがある。そうすると、100%飛散なしでやるということはできないですよね。住宅街ということを考えると、市民の方がどれだけ不安に思っているかということを考えると、溶融固化しますと、溶融固化という言葉だけにだまされて、ああ、何か固まったら出ないんだろうなと。だけど、それは有害物質の固まりですから。それをどこへ持っていっているかわからないという話だと、そんな程度の説明会をこれからも延々としていくんですか。だって、そんなのは決めたときに全部もう把握して、きちんとどんな質問にも答えられるようにやっているんじゃないんでしょうか。そうじゃないと不安をどう払拭するんですか。できないですよね。だって、今の山崎浄化センターだってメタンガスは出ているわけです。硫化水素は出ているわけです。メタンガスというのは比重がかなり軽いから、通常は空中放散をやる。硫化水素というのは比重が重いから、よく冬場の温泉地で、雪のたまっているところにたまってしまうというのが報道されますけれども、そうすると、ああいう住宅地の中で、硫化水素ガスの処理方法を間違えると大事故になってくる。大事故になったときに対策をとりますからって、それで納得できるか、納得できるわけがないですよね。
そうなると、全ての対策をきちんととった上で、どんな質問が来ても答えられるようなところまで論拠を持って説明会に行っているはずですよね。だけど、今のだと、説明会に行っても、適当に市民の方にどうか御理解、どうか御理解だけで済まそうとする。でも、市長が本当に職を賭してやっていく、それで市民の方に、私はこれができなかったらやめますとはっきり言っていったら、聞く耳を持ってくださる方もいるかもしれない。
だけど、今みたいに、どこへ持っていっているのかわからない。有害物質の固まりですよ。そういう話を延々と続けていくと、どう考えても信用なんかしてもらえないでしょう。これ以上やるととまっちゃうんで、いいですけど。
ごみ袋、昨年の6月定例会で大反対しました。大反対です、今でも反対です。あの後、4月になってから市民の方から、物すごいメール、電話いただいています。皆さん、何でこうなのと。いろんな御意見があります。調べてみました。随契なんです、これ。日本グリーンパックス株式会社湘南営業所というところと契約を随契でやっているんです。本当にこんなの随契でやらなきゃいけないようなことなのかと、情報公開をとって調べました。そうしたら事前協議で、「随意契約で行いますが、今後は入札への移行を検討してください」とあるんです。これ、逆ですよね、普通。入札をやって、入札した業者にずっと頼んでいるから、随契、随契っていうのはわかる。なのに最初に随契やっていったものが、これは随契じゃだめですよと協議でやっているんです。次からきちんと入札してくださいってやっているんです。これっておかしくないですか。
だって、随契できちんとやっているんでしょう、随契理由の中に、またこの後やりますけれども、これはどう解釈したらいいんでしょう。随契だったら総務部ですか。これ、どういう説明なんですか。
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○佐藤尚之 総務部長 今その資料を私は持っていませんけれども、多分随契の協議の中で、随契理由というのが書いてあると思います。どういう理由で随契に至ったかというところが書いてあると思いますので、手元にないので、お答えできませんけれども、その随契理由に基づいて随契をしたということで理解してございます。
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○15番(中澤克之議員) 中途半端に答えられると、それ以降いかないので、わからないんだったら、資料がありますから、これを見て答えてください。
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○石井康則 環境部長 今回随契にした理由でございますけれども、今回は保管、配送、受注、収納という、この四つの業務を一貫して業務として処理をするという形での対応を考えていたということでございます。
その中で、さまざまな事業に当たったところ、1社しかこの業務体系でできるところがなかったということで、今回は随意契約にさせていただいたというところでございます。
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○15番(中澤克之議員) それはおかしい部分があって、今お話しのとおり、そのとおりなんです。随契理由で書いてあるんです。保管、配送、受注、収納できるのは、この会社しかないと書いてあるんです。だけれども、そうであっても、協議の結果、今回はしようがないでしょうと、だけど今後は入札してくださいと。それはおかしいですよね。できないんだったら、そんなこと書かないです。随契オーケーで済むだけです。適当としますでいいじゃないですか。何かがあるから、今後は入札にしてくださいと言っているわけです。
もっと不思議なのが、この日本グリーンパックス株式会社と契約したのは、いつですか。
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○石井康則 環境部長 契約をさせていただいているのは、平成26年11月20日です。
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○15番(中澤克之議員) そうです。11月20日で11月25日、5日後に自分のところじゃ運搬できないから、日通に任せますよとなっているんです。随契理由できちんと一貫してできると言っておきながら、契約をしておきながら、5日後に何で日本通運になっちゃうんですか。ここはどう説明されますか。
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○石井康則 環境部長 先ほど一貫して委託をするということで、この四つの業務を一貫して委託するということで、対応するということでございますけれども、いずれにしても全体の業務を一貫して対応するということについては、業務全体の管理が維持できるということであれば、全部はこれは当然だめですけれども、一部の業務については再委託をすることについては認めていこうという、こういうような考え方で当初から考えておりました。
このグリーンパックスについても、保管、配送業務については、当初からこの部分については再委託をしていきたいんだと、こういうような意向を確認したところです。そして、その内容を承諾したのが、今おっしゃったように26日という形になってございます。
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○15番(中澤克之議員) でも、そこの協議はどこに出ていますか、何ページに出ていますか。だって、あらかじめ再委託を認めるというんだったら、随契理由と合わないですよね。随契理由は全部できると、だから随契の理由になっているんでしょう。その再委託の話なんかどこにも出ていないですよ、随契理由の中には。
だって、随契しているんですよね。だけど、事前協議では、今回はしようがないけれども、次からきちんと入札してねと言っているような内容が、担当者レベルで、この随契理由をすっ飛ばして、再委託を認めちゃって、契約が終わった、はい、では次の持ってきてねとやっちゃうんですか。合わないですよね、これ。どうなんですか。
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○石井康則 環境部長 この理由の中には、確かに一括して委託できる業者と、こういう形になってございます。
しかし、先ほど御説明申し上げましたように、一部の再委託ということについては、これは当初から認めるという考え方でおりました。その辺の部分が理由書の中に明確に記載が確かにしていないというところにつきましては、これはきちっと明確に記載すべき事項だったとは考えております。
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○15番(中澤克之議員) 総務部はどうなんですか。契約の公平性を担保するために、ずっと僕はこういう契約について取り上げてきて、契約検査課長はきちんと言っていたんです。事前協議ではきちんとやっていきますという話をしていて、いろんなところで随契、随契なんて変なものが出てきたから、それじゃだめでしょうということで、きちんとやっていますという話だったんです。今回のこれに関しても、事前にきちんと協議していますという話だったんです。
だけど、今の話だと、あらかじめ随契理由と違う話がどんどん進んでいって、事前協議の中ではここしかありませんと、配送もできますからと書いてあるわけです。こういう事前協議なんですか、総務部は。
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○佐藤尚之 総務部長 先ほど、随契の協議の結果として、今後は入札を考えてもらいたいというくだり、たしかお読みになったと思うんですが、今回の発注に当たっては、納入の時期とか、その期限の問題とか、かなり迫っていたような気がします。それで、一括契約ではなくて、分割契約も物理的には可能ではないかという意味で、今後は入札の検討をしてほしいと、多分そういった意味合いで協議したと考えてございます。
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○15番(中澤克之議員) であれば、随契理由が成り立たないです、今の部長の答弁だと。いいですか、もう一回読みましょうか。情報公開でとったやつですよ。「保管、配送、受注、収納について、それぞれの業務内容が多岐にわたる中で、業務ごとの連絡体制の保持が必要とされるだけでなく、業務に支障がある場合には、毎日市民生活に直接影響を与える施策であることから、これらの業務を一貫して委託でき、一貫して」となっているんです。そうなると全く合わないですよね、言っていることが。片一方は、あらかじめ分離で出すつもりでしたよ。確かに契約書の中にそういうのはあります。再委託オーケーというのはあります。だけど、事前協議がこれだとないがしろです。鎌倉市の契約というのはそういうことなんですか。それが必要であれば、そう書けばいいだけじゃないですか、事前協議の中で。
なぜ、こうなっているのか、整合性のとれる説明、きちんと答弁してもらわないと、ちぐはぐな答弁になっちゃっていますよね。きちんと整合性をとって。どちらが答えますか。
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○石井康則 環境部長 この内容につきましては、先ほど申し上げましたように、一貫性という捉え方でございますけれども、先ほど申し上げましたように、一部再委託というのは、契約書にも書いている内容でございます。これも案の中で示しながら協議をしてきたということがございます。そういう面では、確かに、随契理由の中に、私どもが一貫してというところを、先ほど申し上げましたように、一部再委託ということをきちっと入れ込んでおく必要性があったと考えております。
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○15番(中澤克之議員) おくべきでしたじゃなくて、もうやっている事前協議の中身を言っているわけです。随契理由の話をしているんです。べきでしたじゃなくて、何で事前協議できちんと話もされないで、契約した5日後に再委託になっちゃうんですか。しかも、その日本通運、市長がもといたところですから。関係ないでしょうけれども、どうしてそうなっちゃうんですかという説明をきちんと、整合性がある話をしてくださいと言っているんです。
もう一回言いますけれども、総務部長は、先ほど随契の事前協議の話の中で、入札については、分離発注等々の考え方もあるでしょうと、だけど今回は緊急だから、1社でこれができるんだったら、この会社でしようがないでしょうと、そういう趣旨で答弁されたと思います。だけど、環境部長は、最初から分離の話になっているわけです。だったら合わないです、答弁が。きちんと答弁を合わせてもらわないと。合っていないんですよ。答弁を合わせてくださいよ。そうじゃないと次の質問にかかわってくるんですから。
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○議長(前川綾子議員) ただいま一般質問中でありますが、議事の都合により暫時休憩いたします。
(14時55分 休憩)
(17時30分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事の都合により、この際、会議時間を延長いたします。
一般質問を続行いたします。
理事者の答弁を願います。
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○佐藤尚之 総務部長 大変お時間をおかけいたしまして、まことに申しわけございませんでした。
随契協議につきまして御答弁差し上げます。本業務は有料化実施に必要な業務でありまして、本市では初めての業務委託となります。このため、発注に当たりましては、一貫して発注することで業務を円滑かつ確実に実施するとともに、効率的な業務が実施できるものと判断をいたしました。
一貫して発注する業務とは、保管、配送、受注、収納の各業務を総括して業務管理ができる業者と捉え、業務全体の管理を維持できることを前提に、一部の業務の再委託を認めることとしたもので、この点につきましては、事前協議の中で口頭で確認いたしました。
事業開始の時点で、今回の業務を統括して管理が行えるのは、グリーンパックス1社だけであるということで、随契協議結果を原局に返したところでございます。
将来、今後の執行状況を見きわめて、分離発注の可能性があるので、常にそのあたりを留意して、次回以降、入札への移行を検討するよう協議の結果をお返ししたものでございます。
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○15番(中澤克之議員) 今、御答弁いただいたんですけれども、答弁調整ということで、いろいろ話をした中で、苦肉の策なんで、本来は事前協議の中できちんと文書として残していく、理由書もまともなものをつくっていくというのは当たり前のことだと思いますので、そのことだけ申し上げておきます。
この随契の結果書の中で、天災等が発生した場合には、担当職員が指定袋を販売店に運ぶことも想定されるとあるんですけれども、この天災、災害時の対応というのはどのようになっているか、御答弁いただけますか。
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○石井康則 環境部長 災害時の対応につきましては、事前にグリーンパックスとその対応について協議をしてございます。災害が発生いたしますと、業務遂行責任者、これはグリーンパックスになりますけれども、倉庫担当者に状況を確認するということになります。その状況を確認し、その内容につきまして、鎌倉市の担当者に報告をすることになります。そこでその対応について相談・協議ということになります。そういった中で、担当職員が運ぶという、こういうことも少し想定されるだろうと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 災害時に80円の袋を買って出さなければいけないという体制、考え方自体がおかしな話で、3・11の直後、2週間後からずっと先週まで行って、ずっと行き続けているんですけれども、災害が発生したときに、そんな指定袋を買って、それで出してなんて発想する自治体なんかないんで、それどころじゃないんで、そういう発想は、この随契理由書の結果書に書くようなことではないんで、ここは少し改めていただきたいと思います。
ほかに、ごみはあったんですが、次にします。
次に、市長の動向というのが、ホームページと、あと神奈川新聞にあると思うんですけれども、この市長の動向というのは、市長の動向が全て載るんでしょうか。それとも、訪問者を載せないケースというのがあるのであれば、どういうことを載せないのでしょうか。
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○比留間彰 経営企画部長 市長の動向については、公務のものについてはほぼ載せているものがほとんどだと思います。
中には、載せていないものがあるかとも思いますが、その基準については、ここに基準を持っておりませんので、ほぼ全体的には載せているものと認識しております。
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○15番(中澤克之議員) 相手が公務の場合は、当然ながら載せますよね。
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○比留間彰 経営企画部長 相手といいますか、市長が公務で対応しているものについて中心に掲載しているもの、情報を提供しているものと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 平成25年10月10日、他市の市議会議員と職員が訪ねているはずなんですけれども、他市の職員というのは、職員として来ている限りは公務だと思うんですけれども、これが載っていないんです、見たんですけど。これはなぜでしょうか。
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○比留間彰 経営企画部長 今、資料がございませんので、なぜということがお答えできません。申しわけございません。
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○15番(中澤克之議員) それは調べてもらわないと。なぜかというと、この後にずっと質問していかなきゃならない部分があるんですけれども、この他市の職員がきちんと鎌倉市に来ているんであれば、市長に面会したそうなんです。であれば、他市の市議会議員と一緒に来ているんです。であれば公務です。それを載せていないということは、相手方の職員というのは公務でないということです。載せればいいだけのことですよね、別に。何もやましいことないんだったら。これはきちんと確認をとってもらえますか。
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○議長(前川綾子議員) ただいま一般質問中でありますが、議事の都合により暫時休憩いたします。
(17時37分 休憩)
(17時55分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続行いたします。
理事者の答弁をお願いします。
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○比留間彰 経営企画部長 貴重なお時間をいただきまして、まことに申しわけございませんでした。
御答弁をさせていただきます。10月10日の記録ということですが、記録上は町田市の道路管理課の職員の名前で面談をしたという記録が残っておりました。
当日、市議が同席したかにつきましては、秘書担当では把握しておりませんでしたが、本来であれば、動向に記載するべきところ、秘書担当で動向に記載することを失念してしまいましたものでございます。今後、このような事務処理のミスがないよう努めてまいります。
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○15番(中澤克之議員) 市議会議員が市長、江田憲司国会議員の秘書ということで、多分、その同じ秘書仲間の人が来ていると思うんですけれども、これは違いますか、どうなんでしょうか。
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○松尾崇 市長 当日は、私の以前から交流がある市議会議員が同席をしておりました。
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○15番(中澤克之議員) 今の経営企画部長の答弁だと、部長は、市議が同席したかどうかわからない、市長は同席してたというんですけど、それは今の時間で市長に確認をしないんですか。その前に僕は言ってますよね、市議会議員と、そういう連絡はきちんととって答弁をやっているんじゃないんですか。
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○松尾崇 市長 今、部長から答弁しましたのは、当日、記録上は町田市の道路管理課の職員ということで記録がありまして、その中に市議の記録というのがなかったので、私自身は10月10日に市議会議員と職員と会っているというのはもちろん認識をしておりますが、秘書担当がその認識がなかったという意味で答弁をさせていただいたということです。
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○15番(中澤克之議員) これは、道路管理課の職員ですか、正確には道路管理課の担当課長と思うんですけれども、何の用で来たんですか。
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○松尾崇 市長 町田市で「消えないまちだ君」という街路灯を開発したという情報を私が新聞で見まして、これはどういうものかぜひ聞いてみたいということで、町田市に知り合いの市議会議員がいたものですから、市議会議員に問い合わせをしたところ、ぜひそれは聞いてほしいということで、議員同席のもと、課長にも来ていただいてお話を伺ったと、そういう経過です。
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○15番(中澤克之議員) 市長、就任当初、議会答弁しているんですけれども、口ききについては公開するという趣旨の答弁しているんです。内容とすれば、いいものだと思います。特に否定するものでも何でもないです。だけど、先方の担当課長が来ているんだから、それは公務でしょう。議員が一緒に来ているんだから、あらぬ疑いを持たれる。秘書担当は、議員の名前を書いていないわけです。これまた変な疑惑が生まれる。きちんと公開すると自分で言ったんだから、きちんと公開してもらわないと、これについてはいろいろ話も聞いているんですけれども、持ち時間の関係もあるので、これ以上やりませんけれども、ただ、こういうことが続くと、市長の動向を見ていても、それに載せない情報があると、それは全部疑われてくる。自分で公開すると言ったんだから公開すればいいだけのことで、疑念なんか何にも持たれないので。秘書広報課だって、別に配慮したのかわからないですよ。だけど、議員という身分で来ている限りは、それはきちんとした公務でしょう。別に悪いものをやっているわけじゃないわけですよね。だったら、それをきちんと書いてもらわないと。時間もないんで、これについて進捗があったらまた質問をやりますけど。
教育関係に行きます。
3月18日、大船で傷害事件がありまして、池田小学校の事件からちょうど14年なんです、ことし。これは子どもからのメールで僕は知ったんです。当日、いろいろ教育委員会に確認をとったら、情報は持っていたと。学校によっては引き取り下校があったのかな、あと集団下校、それからうちは中学校の場合は、帰ったらなるべく外出しないようにというように言われたんです。何かあったときに、3・11のときも本来は学校にとどめておくべき、大混乱だったんですけれども、子供たちを帰して、何時間も行方不明になっている状況が生まれて、それはもうだめですよと議会でも質問して、そういうものはなくして、教育委員会と保護者と学校がきちんと連絡を密にとり合えるようなシステムづくりをしましょうという話をして、そうなっているはずなんですけれども、今回は、次の日の朝の登校をどうしたらいいのかという保護者の方から何人も連絡が来て、僕が教育委員会に聞いたんです。そしたら、教育委員会は各学校の判断に任せているという話。でも、犯人が刃物を持ったまま逃走していて、各学校の判断としては、集団下校させたり、下校後の外出を控えるようにということをやって、そのぐらい認識あるものを、教育委員会が情報を一元管理もしないし、その後の情報伝達手段も、何の話もしていない状況なんです。そうすると、また3・11で繰り返してしまっている。危険だから帰しちゃだめなんです。もしくは、刃物を持った犯人が大船から、当日は北鎌倉だったかな、コンビニかどこかに立てこもっているという話もあったんです。そういうものが流れた。実際は違ったみたいですけれども、そういう中で、教育委員会が何も情報収集もしないしというのは、あり得ないと思うんです。この経過について御説明いただけますか。
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○原田幸子 教育部長 大船の事件に限るということではございませんが、教育委員会としては、まず児童・生徒の安全を第一に考えております。それで、事件・事故、不審者等の事案につきましては、警察や関連する各課と連携を図りまして、正確な情報を速やかに伝えるように、学校に提供するようにしております。
また、事案によって、必要がある場合には、速やかに学校の対応を集約いたしまして、近隣の学校同士で同一歩調で取り組みができるようにしていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 声かけ事案なんかは、メールですぐ来ますよね。普通に、おはようと言われただけでも声かけ事案として来るケースもある。どこまで限度があるのかわからないですけれども、だけど、そうやって刃物を持って傷害事件があって、犯人が逃げていて、そうしたら僕が教育委員会に電話をしたら、警察からの情報では、もう犯人は市内に逃げているから、そこら辺にはもういませんよというニュアンスのことを言われたんです。だけど、情報提供を速やかに行うという話であれば、そういうものを各学校に流して、各学校のメール配信もある、市のメール配信システムもあるわけですから、情報をとにかく流してもらわないと、うちも、うちだけじゃないですけれども、自宅に帰って、そこから塾の子もいる、それから校外のさまざまな練習に行っている子もいる、その子たちもどうしようかという話になってくる。
次の日に犯人が捕まっていないのに、そのまま学校へ連れていっていいのという話です。だけど、その対応もとらないと、判断としては、翌日の登校は保護者の方が可能な限り連れてきてください、もしくは集団登校してくださいなり何なりという情報提供をしていくこと自体は、これは3・11以降でやるという話だったんですよね。だけどそれがない。それで、努めてまいります。この3・11の後も同じこと言われているんです。
きちんとシステム的にやれるということというのはないんでしょうか。既にあるシステムに乗っかっていて、それをきちんと情報共有できるようなシステムを人間で何かしようと思ったら無理なので、だったらシステムをきちんとつくってしまって、危険度というものはありますよ、だけど、刃物を持った人が傷害事件を起こして立てこもったという情報もあって、それが流れたんです、一部。そういう情報すら不正確だからといって流さない。だけど、声かけ事案はすぐ来るというのは、整合性がとれないです。そこはどういうふうに考えられていますか。
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○原田幸子 教育部長 どの段階でどこまで情報を流すか、非常に難しい判断があると思われますけれども、やはり子供の安全を第一に考えまして正確な情報を速やかに流すということは必要だと思います。
先日の大船の事件に関しては、地域性ということもございました。あとはっきりした情報がつかめなかった段階では情報を一斉に流すということは、かえって危険をあおるという判断もございましたので、最終的には一番身近にいる学校の判断ということになっておりますが、今後そうした対応については、改めて安全確保ができるようにしていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 結局のところ、学校任せになってしまうと、危機管理の話で教育委員会と保護者と学校現場の情報共有という話が、それだとまた3・11の前に戻っちゃって、学校で全部判断してくださいというのは、これはもう少しシステムを考えていただきたいと思います。
学校の話なんですけれども、ことしも年度末に全国大会で優勝した子が出て、いろんな高校とか、地方とかへ行くと、その活躍した子の横断幕がいっぱい出ているんです。特に高校なんかだと、関東大会出場とか、全国大会出場とか、だけど、少なくとも日本一になっている子の、横断幕というのが体育祭の日に1日出ただけなんですね。よくよく聞いてみると、学校の予算で何かつくったらしいんですけれども、でも、個人情報の観点からいうと、当然ながら保護者の了解がないと、そういうものを出せないというのは、それはそのとおりだと思うんですけれども、だけど、横断幕という発想自体はあっていいんではないかと、実際にいろんな県立高校でも、私立高校でも、中学校でもみんなやっているんで、その予算が学校予算でしか出せないということなんですけど、これは教育委員会としても、関東大会なのか、全国大会なのかはあると思いますけれども、そういう横断幕というもの自体を教育委員会がつくっていくという発想というのはいかがですか。
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○原田幸子 教育部長 スポーツや文化の分野で、鎌倉市の児童・生徒が活躍するというのは、非常に喜ばしいことでありますので、教育委員会としても応援をしております。関東規模ですとか、全国規模、こうした大会に出場する児童・生徒がいる場合には、壮行会ですとか、報告会を実施いたしまして、教育長、市長にも出席をいただきまして、直接応援していただいております。
学校でも、壮行会や報告会、表彰などを行いまして、児童・生徒の活躍を紹介しております。また、そのような子供たちの活躍に対しまして、大会の規模に応じて、出場の祝金というのも出しております。
横断幕の設置は、議員御指摘のように、今、学校での対応ということになっておりますが、今後の対応につきましては、検討していきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 活躍して、結果を出して、確かに学校の部活で行っているケースと、そうではなくて、協会なんかに選ばれていくケース等々があるんですけれども、それでも、そこの学校に在籍している子なんだから、それは保護者の了解が得られれば、横断幕というのも、地域の皆さんにも知っていただくといういい機会になるんではないかなと思いまして、これは、その活躍した子と同じ部活の保護者の方から、いろいろお話を伺って、疑問に思ったので質問させていただいているんです。
次に、学校のトイレに行きます。
学校のトイレについては、2月議会で、これ毎年改修できるように関係部署と調整するという内容の答弁があったんですけれども、その後の進捗状況について聞かせていただけますか。
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○原田幸子 教育部長 ここ数年、耐震対策ということを優先することもございまして、トイレ改修は2カ年かけて、設計と工事という形で実施しております。設計が終わった学校を翌年度工事、改修ということにしております。
2月定例議会での御指摘を受けまして、現在未改修の学校トイレにつきまして、改修スケジュールを検討するために、改めて現地調査を行っております。それと並行して、概算工事費の積算なども行ってまいります。こうした結果を踏まえて、部全体の事業を精査いたしまして、トイレ改修、2年に一度ということでやっておりますが、できるだけ早く進めることができるように、関係部署との調整にも努めてまいります。
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○15番(中澤克之議員) そのときに、国の補助金などを活用したらどうでしょうかという中では、教育長もロビー活動等々を行っていきますという内容の答弁あったと思いますけれども、このトイレについては、毎日、生徒・児童が使うところなので、これをもう少し早めていくという考えはいかがでしょうか。
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○安良岡靖史 教育長 まだトイレ改修をしていない学校が、小学校、中学校ともございます。その中では、どういう改修、今、湿式から乾式に変えていこうというような対応をしておりますけれども、議員御指摘のように、毎年できる方法として何があるかということも踏まえて、湿式のままでも、何か別な方法で改修ができるのであればというような方法も含めまして、今年度から、さらにトイレの改修を行う順番、それから改修スケジュール、そしてどんな具体的な方法があるのかというものをまた検討していくということで進めてまいりたいと思っておりますので、その点を含めて、今後ともトイレ改修等には取り組んでいきたいと思っております。
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○15番(中澤克之議員) このトイレは、さまざまな議論があって、なかなか児童・生徒が、特に男子が大きいほうのトイレに入れないという現状があって、だけど、それが臭かったりというのがあります。だから、これは毎日使うものなので、できるだけ早く実施できるように御尽力いただきたいと思います。
先般、ICTソリューション展というのがビッグサイトでありまして、これは学校現場であったんですけれども、行きましたら、いろんなタブレットももちろんなんですけど、さまざまなコンテンツがあって、時間がないぐらい、いろいろ見てきたんですけれども、鎌倉市のICTに対する、教育に対する考え方というのはどの程度まで今進んでいますでしょうか。
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○原田幸子 教育部長 ICT教育における教育委員会の基本的な考え方でございますが、コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段にまずなれ親しんでいただくこと、あと文字入力などの基本的な操作や情報活用能力、情報モラル、こうしたものを身につけることを目的として、発達の段階に応じて指導しております。
あと、平成24年度から小・中学校ではタブレット型パソコンですとか、プロジェクター一体型電子黒板等を導入しておりまして、児童・生徒用、教職員用コンピューターの増設も行っております。あと、周辺機器の整備の充実を図りまして、学習支援ソフトですとか、撮影機能など、こうした機能を活用した授業を通して児童・生徒が興味を持ち、関心を持ち、取り組めるようにしております。こうした取り組みを今後も進めていきたいと考えております。
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○15番(中澤克之議員) 今、タブレットのお話が出たんですけれども、鎌倉市が危機的な状況になるかもしれなかったという記事が、きのうの週刊朝日に出ています。これは、出版社に了解をいただいて、議場に配付させていただいているんですけれども、一度教育長候補として名前が挙がっているので特段問題ないと思いますが、この鎌倉市で教育長として人事議案で出てきた方が、なぜか九州に行って進めたのがタブレット教育なんです。反転授業というやつです。反転授業といっても、先生が教えている内容を録画して、それを自宅でタブレットで見てきなさい、予習してきなさいと。それを学校で翌日やるという。まともなタブレットだったら、それが見られるんです。でも、ICT教育最先端のこの市では、元教育長候補だった方が行って進めたやつなんです。これについては、私はツイッター上で、物すごい、ばり雑言言われたんです。
結果、どうだったか。タブレット型端末で授業崩壊の危機なんです。内容は、もともとはiPadで検証したものが、なぜか導入される段階になったら全然別のもの、中国製のものになっていた。記事、皆さんも読まれていると思いますけれども、パスワードを入れても次の画面に動かない、動かないから振ってみたりしているわけですね、子供たちは。
とにかく、いろいろ聞いたんです、武雄市の方にも聞いたんです。使い物にならない、授業にならないんですって。こういう現状があるんですけれども、鎌倉市の導入しているタブレットというのは、まさかこういう事例はないですね。
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○原田幸子 教育部長 リース契約をしておりますけれども、そうした機器やコンテンツの入れかえに際しましては、まず操作性やネットワーク性を考慮しておりまして、学校ですとか、教育委員会で構成するコンピューター選定活用委員会というところで、協議をしております。その上で機種を選定して導入をしております。
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○15番(中澤克之議員) これも選定委員会というのをきちんとつくっているんです。元教育長候補の方がそこに教育監という名前で行って、これは教育委員会の正式な組織じゃないみたいですけれども、民間の公立小学校の校長になって、それで進めていっているんです。他市のことだから、他市のことは別に話しません。ただ、少なくとも、松尾市長がこの方だからと言って出してきて、選挙戦でも通って、その後も、6月選挙の後の6月議会で必ず出すと言った人間です。その人が中心になってやっているやつです。今、あると思いますけど。結果こうなんです。セクハラを隠蔽した、これだって許されないことです。市長だってお嬢さんがいるでしょう。僕だって娘がいる。娘を持つ親としては、こんなのは許されないでしょうといっても、それでも市長はいいんだと言い切って出したでしょう。その結果がこれなんです。先生がおっしゃっています、こんな端末では授業になりません。正直言って不要です。対処の仕方まで教員が知っておくべきなのか。全部現場に押しつけるんです。
だから、タイミングよくきのう記事になって、きょう配付させていただいているんですけれども、もう少し周りの方を選んでいただかないと、まともな施策というものができない。ごみにしたってそうです。どう考えても、さっきのにしたって、あらぬ疑いをかけられるようなことを繰り返す。別にいいことだと、僕だって別に反松尾市長で貫き通そうとしているわけじゃないです。いいものだったら協力したい。だから観光だってそうです。松尾市長だって幕末が大好きでしょう。違いますか。幕末の維新、維新を目指した人たちの思いに共感している部分があるんじゃないですか。龍馬プロジェクトなんかもそうです。だったら、もう少し当時の方々の意思というものを勉強して、周りに少なくともまともな方を配置していただいて、二度とこういう代田氏のような方を教育長に選んで、こんなてんまつになるようなことだけはやめていただきたいということを申し上げて、私の一般質問を終わります。
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○議長(前川綾子議員) ただいま一般質問中でありますが、議事の都合により暫時休憩いたします。
(18時20分 休憩)
(19時00分 再開)
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○議長(前川綾子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。ただいま一般質問中ではありますが、運営委員会の協議もあり、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。
なお、残余の日程については、明6月11日午前10時に再開いたします。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
本日はこれをもって延会いたします。
(19時01分 延会)
平成27年6月10日(水曜日)
鎌倉市議会前議長 中 村 聡一郎
鎌倉市議会前副議長 前 川 綾 子
鎌倉市議会議長 前 川 綾 子
会議録署名議員 中 澤 克 之
会議録署名議員 納 所 輝 次
同 山 田 直 人
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