○議事日程
平成27年 4月 8日観光厚生常任委員会(協議会)
観光厚生常任委員会協議会会議録
〇日時
平成27年4月8日(水) 13時10分開会 14時45分閉会(会議時間 1時間31分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
吉岡委員長、西岡副委員長、日向、渡辺、渡邊、山田の各委員
〇理事者側出席者
松永市民活動部長、奈須市民活動部次長兼地域のつながり推進課長、小澤観光商工課担当課長、石井環境部長、小池環境部次長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長、遠藤環境部次長兼環境施設課担当課長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長、内海(春)資源循環課担当課長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長、谷川(克)資源循環課担当課長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長、近藤環境施設課担当課長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長、杉田環境センター担当課長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長、脇環境センター担当課長兼ごみ減量・資源化推進担当担当課長
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、片桐担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)海の家の営業に関するルールについて
2 報告事項
(1)燃やすごみ搬入量の増加に伴う緊急対応について
(2)名越クリーンセンターの管理運営に関する協定書の締結について
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○吉岡 委員長 観光厚生常任委員会協議会を始めます。
会議録署名委員の指名をいたします。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。渡邊昌一郎委員にお願いいたします。
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○吉岡 委員長 審査日程の確認ですが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
市民活動部職員の紹介をお願いいたします。
(職 員 紹 介)
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○吉岡 委員長 日程第1報告事項(1)「海の家の営業に関するルールについて」を議題とします。原局から報告を願います。
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○観光商工課担当課長 海の家の営業に関するルールについて御報告いたします。
3月18日の観光厚生常任委員会におきまして、海の家の営業に関する鎌倉市海浜組合連合会と市との協議の状況を御報告させていただきました。2回にわたって協議しましたが、海の家の営業時間の短縮について協議不調のまま終了したことを御報告いたしました。
その後、私どもは海の家の営業に関する事項を盛り込んだ条例の制定に向けて準備を進めておりましたが、鎌倉市海浜組合連合会から、営業時間の短縮に関する市の要望を受け入れるので、協議を再開したいとの申し入れがありました。
3月30日に3回目の協議を行ったところ、海浜組合からお手元の「平成27年度海の家の営業に関するルール」が示されました。
第1条に「海の家の営業時間は、日の出から午後8時30分までとする。」と定められ、市の要望が反映されております。
また、第5条では「イベントとは、海の家において、有料・無料の別、主催者、実施時間及び入場制限の有無を問わず、50人以上の会合、パーティー等の催しをいう」と定義することで、50人以上の団体予約のパーティー等は第7条のイベント審査会の対象とすることとしました。
第8条の騒音対策では、第3項に、「音量の上限は、営業音を発生させる海の家の海岸側において85デシベル以下」とすること、第9条の反社会的勢力の排除では、第2項に「現地営業責任者、海の家の従業員、イベント主催者に暴力団関係者でない旨の誓約書を作成させる」こと、第10条の風紀対策では、第3項に、蒸留酒については、飲料で希釈して提供する」「ショット販売またはこれに類する方法により、専ら一気飲みを誘引する酒類の提供は行わない」などの新しいルールも加えられています。
この海の家の営業ルールと、利用者の迷惑行為を規制する条例の二本柱により、海水浴場の健全化と近隣の平穏な生活環境の保全を実現してまいります。
以上で報告を終わります。
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○吉岡 委員長 質疑に入ります。御質疑はございますか。
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○渡邊 委員 今まで組合は午後10時ということで、どちらかというとかたくなに御主張をされてきたと思うんですが、それが午後8時30分になって、結果オーライということになったんですが、それはどういった原因で午後10時の話が、午後8時30分に折れていただいたというか、市に譲歩していただいた根本的な理由というのは何かあるんでしょうか。
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○観光商工課担当課長 再交渉を行った平成27年3月30日の席で、冒頭、鎌倉市海浜組合連合会の増田氏から「前回の交渉決裂を受けて組合員と協議したところ、このまま市と対立した状態で夏を迎えることは、鎌倉の海水浴場のイメージダウンにつながり、海の家や市にとって、さらには鎌倉の観光全般にとってもよくないことであるとの意見が多かった」との説明がございました。
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○渡邊 委員 結果としては、非常に組合に譲歩していただいた形ということで、すごくすっきりと言ったら大変失礼なんですけれども、いい結果を生んでいただいたと思っております。
懸念するのは、海の家は何件か鎌倉市でもございますけれども、どうしても集客力の弱いところ、要するに駅から遠いところとか、海岸の前の浜が狭いところというのは、お客様が集まりにくい負の条件を負っていることになりますので、そういったところの営業の促進というんですか、そういったことも本当は市でやっていただけると私はありがたいなと思うんですが、その辺のことは御考慮いただいているんでしょうか。
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○観光商工課担当課長 委員御指摘の点というのは、懸念の一環としてあるかとは思いますけれども、事業者の方々のお声を伺いますと、モーニングサービスを充実させるとか、あるいは海に近いということを逆に売りにして営業努力をするというような、その自助努力の姿勢というのも伺っておりますので、私たちはそういったところに期待をしているというところでございます。
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○渡邊 委員 近いところじゃないんです。駅から遠いところ。例えば、わかりやすく言うと、由比ガ浜は駅から歩いていけますよね。材木座は結構遠いじゃないですか。ですから、材木座の集客が落ちるんじゃないかなと私は懸念したんです。要するに遅くまでやっていないから、お客さんは集まりづらくなると思うんです。そういったところの配慮というのは、行政側でありますかということなんです。
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○奈須 市民活動部次長 由比ガ浜の中央の部分から離れたところというのは、比較的人が少ないというのは我々でも認識しております。そういったところにつきましては、昨年の実績と申しますか、実施した我々の事業としましては、キッズビーチ、多くの人が集まらない中で、ゆっくりと安全に子供たちが楽しめるような海を開設すると。そういった取り組みをして、そちらに人を集めるというんですか、そんな取り組みをしております。それだけではどうかというところもありますので、また今後の課題として検討していきたいと思います。
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○渡邊 委員 海の家は1カ月か1カ月半の間に利益を出さないといけないんです。天候によっても非常にその年の収益が左右されますので、その辺もぜひ行政としても考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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○山田 委員 こういう実績ということで御協議の中で、こういったルールができたことは本当に喜ばしいことだと思います。それを前提に、この表題に平成27年度海の家の営業に関するルールと書いてある。平成27年度と書いてあるということは、来年以降に含めて何かいろんな協議の場というものもまだ継続していくのではなかろうかと思われるところもあるんですが、そういったものについては、市としてはどう捉えていらっしゃるんでしょうか。
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○観光商工課担当課長 平成27年度につきましては、先ほど御紹介しました二本柱という市の条例と、それから御紹介しているこのルール、これを根幹としまして、海水浴場の状況を見守っていきたいと考えております。
そして、安全で快適な海水浴場という目的にかなったルールの効果だとか、運用実態を確認しまして、必要に応じてルールの見直しを行っていこうと考えています。
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○山田 委員 条例というのは、基本的には余り改定という作業はされないと思うんですが、こういったルールということで定めていらっしゃいますので、これは市との協議から言えば、海浜組合の方が相当御配慮いただいたともとれるルールですので、こういったあたり今後お互いの協議というものを定期的にといいましょうか、していくことによって、このルールに基づいた結果がどうだったかという評価を常にお互いに確認し合うということをしていかないといけないんだろうと。無理をしていると、ずっと無理が重なっていってしまう可能性もありますし、少し無理じゃないところが多くなると、その分がどんどんエスカレートしていくようなことになりますので、ここは一度このルール、二本柱とおっしゃっている条例とこのルールを並行して走らせることによって、いわゆる海の家が閉まった後、ことしの9月どういう結果だったかということをきっちりと両者で検証し合う。そういうことが必要だろうと思いますし、来年に向けてどうするんだという協議をそこからまたスタートしていただくと。そういうことが必要ではないかと思うんですが、市はそのあたりはどのように今後お考えになって、海の家あるいは海水浴場をどういうふうになさっていこうとしているのか、このあたりをお伺いしておきたいと思います。
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○観光商工課担当課長 委員のおっしゃることはごもっともでございます。いずれにしましても、目指すところというのは、安全で快適な海水浴場、そして風紀の改善、それから、にぎわいを醸し出すこと。こういったことを両立させなければいけないと思っております。
それで、平成27年は9月下旬以降年度末にかけまして、鎌倉市海水浴場対策協議会というものも開催しまして、平成27年の海の家の営業に関するルールについての振り返りも必ず行おうと考えております。そういったところで確認していこうと思っています。
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○西岡 副委員長 今回、本当に心配をしていたものが、いい形で着地ができたと思って、当初から主張しておりましたように、あくまでも両者の協議によって今後も結論を導き出すことが大事で、それが決裂したという形で終わっておりましたので、本当に心配しておりましたが、海浜組合側の大きなある意味譲歩によって、こういった形で着地ができたというのは本当によかったなと思っております。
ただ、やはり心配をしているのは、午後10時までの営業ということでしたけれども、午後8時30分という譲歩はしたけれども、そういった意味での事業者の営業というような営業権というのは大丈夫なのかなと、そこは心配しているところなんですが、組合側のフェイスブックを見ますと、営業時間は午後8時30分までになるということで、8時30分までに御来店をくださいと、御入場くださいと書いてあったかな、となっておりますので、その辺はどういうふうに捉えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
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○観光商工課担当課長 自主ルールに記載のとおり、あくまでも営業時間は午後8時30分までであります。したがいまして、8時30分以降に営業活動を行わないということが基本であると考えています。
ただし、午後8時30分以前に入店した客の飲食がまだ終わっていない場合なども想定されますので、完全消灯だとか、それから店舗出入り口の施錠まで求めるような考えというのは特にございませんが、海の家側も同様の認識に立って、常識の範囲内で適切な対応をとるものと捉えております。
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○西岡 副委員長 それでは、ここのところは両者の常識の範囲内でというところで、見守るという形になっていくということですね。わかりました。
日の出からの営業ということですので、先ほどモーニングサービスというようなお話がございましたけれども、そういった意味では、飲酒行為というものが朝からにシフトしていくような動きは心配、懸念されないのかどうか、その辺についてもお伺いをいたします。
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○観光商工課担当課長 平成27年度の営業の要請につきましては、今のところこちらとして伺っているわけではありませんけれども、いわゆる常識の範囲内でということであれば、今、委員御指摘の点も考慮して営業活動は行われるものと、今のところは期待しているというような状況でございます。
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○西岡 副委員長 今までもルールとしては日の出からになっておりましたので、そこのところは私も大丈夫だとは思うんですけれども、あくまでも夜の時間が早く区切られるという形になりましたので、そこのところはどうなのかなと懸念をしたところでございます。
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○奈須 市民活動部次長 飲酒によるトラブルにつきましては、一昨年から続いておりまして、組合側もその辺については大変懸念をしております。そういった中で、今回のルールをつくる中でも、アルコール分の強いお酒を提供しないだとか、薄めて飲ますだとか、いろいろアルコールに関しても厳しいルールをつくっていく中で、組合側もしっかりと努力していただけるものと考えております。
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○西岡 副委員長 わかりました。本当に海浜組合のかなりの努力があって、今回の8時30分までのルールというのが確定ができたんだと思うんです。市で強行の条例化というのを考えておりましたけれども、本当にそういうことにならなくてよかったなと。市で強制するような形を、今までずっと協議で結論を出してきた、導いてきたものが、こういった形でできて、その延長線上で決着ができたというのは本当によかったと思います。
最後に1点だけお伺いします。県のガイドラインですと、目的の第一番目に「海水浴場のにぎわいを維持しつつ」というところが一番最初にうたわれておりますが、この「海水浴場のにぎわいを維持しつつ」というのをどのように捉えていらっしゃるのか、最後にお伺いして質問を終わりたいと思います。
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○観光商工課担当課長 今回さまざまな努力を重ねていただいて、組合がようやく自主ルールを作成したというところは非常に尊重したいと思っています。
その中で、当然のことながら営業活動としては、先ほどの答弁でも少し触れましたけれども、小さい子供からお年寄りまで、どなたも不便なく楽しめる海水浴場という意味では、多岐にわたるような市民の方々、それから外部の来訪者の方々が何の不安もなくいらっしゃられるというところを意図しているものと思います。
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○吉岡 委員長 ほかに御質疑ございますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
報告については了承でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
市民活動部職員退室、環境部職員入室のため休憩といたします。
(13時29分休憩 13時31分再開)
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○吉岡 委員長 再開いたします。
環境部職員の紹介をお願いいたします。
(職 員 紹 介)
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○吉岡 委員長 日程第2報告事項(1)「燃やすごみ搬入量の増加に伴う緊急対応について」を議題とします。原局から報告を願います。
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○杉田 環境センター担当課長 日程第2報告事項(1)燃やすごみ搬入量の増加に伴う緊急対応について報告いたします。
平成26年度は、名越クリーンセンターがごみ処理施設基幹的設備改良工事を実施していることに伴い、燃やすごみの処理に当たっては、平成26年7月から稼働を開始した1号炉(1日当たり約60トン)及び今泉クリーンセンター(1日当たり約45トン)での焼却に加え、一部自区外処理で対応してまいりました。
また、名越・今泉両クリーンセンターでは、平成27年4月1日から始まる家庭系ごみの有料化を控え、駆け込みによる搬入量が増加し、特に3月の時点では、当初見込んだ搬入量を大きく上回ったため、ピット内がごみで飽和状態の状況が続きましたが、名越・今泉両クリーンセンター及び自区外での焼却処理により対応を図っていく予定でした。
しかしながら、今泉クリーンセンターにおいて、平成27年3月25日の夜間に、ごみのクレーンのモーターが故障し停止したため、翌26日夜間には復旧したものの、予定していた1日分の燃やすごみの焼却及び自区外への搬出が行えませんでした。
また、同月30日にはろ過式集じん器(バグフィルター)のケーシングの腐食等により、焼却を継続することが不可能となったため、急遽3月31日を前倒しして焼却を停止したことで、30日及び31日に予定していた2日分の焼却が実施できない状況となりました。
この今泉クリーンセンターの不測の事態により、予定していた合計3日分の焼却量と自区外処理量に当たる約150トンの燃やすごみを処理する必要が生じたため、本年4月1日から7日までの間、緊急的に市外民間事業者での処理を行ったものです。
今回の自区外処理により名越・今泉両クリーンセンターのピット内の焼却ごみを減少することができ、今後は今泉クリーンセンターから名越クリーンセンターのへの通常のごみ搬送の実施などにより対応を図っていきたいと考えております。
なお、今回の自区外処理については、当初予算に処理経費を計上していませんが、関連する経費から約650万円を充当し処理しようとするものです。
次に、本年4月1日から開始いたしました家庭系ごみの有料化の実施状況について報告させていただきます。家庭系ごみの有料化は、4月2日から燃やすごみの収集が始まり、7日までに全市で2回燃やすごみの収集が行われました。4月7日までの家庭系燃やすごみ収集量は326.6トンで、昨年同日が456.6トンであるため、約28.5%の減少となりました。また、燃やすごみの排出状況ですが、4月7日までに1日平均で約1,350袋、全世帯数に対して約3.7%の有料袋を使わない排出がありましたが、比較的排出状況は良好で、特に大きな混乱もなく有料化が始まったものと考えております。排出状況の悪いクリーンステーションへの対応としては、引き続き現地での周知や各戸に啓発用チラシを配布することにより、家庭系ごみ有料化のより一層の浸透を図ってまいりたいと考えています。
以上で報告を終わります。
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○吉岡 委員長 御質疑はございますか。
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○山田 委員 今の御説明では、今泉で3日ほどトラブルで焼却ができなかったと。そういうことで今回は緊急対応をしましたと。あとは民間で7日間、650万円ほどかかるんでしょうか、民間で7日間の処理をしましたということなんですが、有料化に伴っていつもより燃やすごみがふえたとか、そういう報告だと思ってこの席に座ったんですけれども、駆け込みという言葉がありましたので若干ふえたのかもしれませんが、そのあたりは、この3日間のトラブルと平常時、これがもしなかりせばというようなところでの対応という意味では、有料化前の駆け込みの影響というのは、どの程度あったんだろうかというのは把握できるものなんですか。
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○杉田 環境センター担当課長 毎年、私ども収集量等々につきまして集計等をさせていただいているような状況でございまして、平成25年度3月期と平成26年度3月期、こちらで比較いたしますと約20%、同じ一月を比べますと20%程度ふえていると認識しているところでございます。
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○山田 委員 そうすると、この20%がふえたというのが、影響としては出ていると環境部では判断している。そこは全部真水で20%ではないかもしれないけれども、環境部としては20%ふえましたねということが、4月1日前の駆け込みということで少しふえたのかなという判断をしていると思ってよろしいですか。
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○杉田 環境センター担当課長 基本的にはそのような形になりますが、特に今回収集に当たって、ごみの状況を見ますと、比較的かさの割に重さが軽いというような状況もございまして、同じ量であっても、例えば量が容積にすると倍とか、そういうような状況も見受けられるというのも現状でございます。
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○山田 委員 それは何の説明をされたのですか。
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○杉田 環境センター担当課長 ごみの排出されていた状況ということなんですけれども、通常パッカー車でありますと、1.6トンくらい重量自体、詰めてくるんですけれども、この時期のごみにつきましては、1.2トン程度しか、これは2トンパッカー車での話なんですけれども、積めなかったという状況もございます。
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○山田 委員 そうすると、この20%増というのは、重量比で20%ということであれば、少しパッカー車の台数をふやさないと回収し切れなかったという御説明でもあるわけですか、今のは。
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○杉田 環境センター担当課長 そのとおりでございます。
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○山田 委員 そうすると、重量という見方だけをするのであれば、20%ふえたということに対して、本来3日間今泉のトラブルがなければ比較的順調には処理できていたのか、でも7日間結局外にはみ出てしまったわけですから、きっと3日間がなかったとしても飛び出た部分があったのかなと思うんですけれども、そのあたりは、重量比で20%増加した分については、完全に定常状態でも処理し切れなかったという状況にはあったんですか。自区外処理をそのままずっと続けていて、緊急的にふやすということではなくて。処理し切れなかったんですか。
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○杉田 環境センター担当課長 先ほども御説明させていただいたんですが、基本的に両センターの焼却と一部自区外搬送で何とか進めることができるという判断をしていたというところでございます。
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○山田 委員 判断をしていたということですね。
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○杉田 環境センター担当課長 はい。
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○山田 委員 わかりました。緊急対応とは言いながらも、このトラブルさえなければ、きちんと3月におさまっていくと、この分については理解させていただきます。
それから、有料化に入ってからの御説明が若干あったんですけれども、28.5%減というのはまだ想定かもしれませんけれども、出だしとしては比較的有料袋以外の袋を使っているパーセンテージも思ったよりは少なかったということですか、この3.7%という数字は。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 私どもといたしましては、そのように考えております。千葉市で去年の2月から有料化が始まって、同じように当初の状況でいくと8%くらい、こういった有料袋を使っていないごみの排出があったということを聞いておりまして、それよりも少なかったというところで、出だしとしては比較的よかったかなと思っております。
また、今後、先ほども申し上げましたように、こういった排出袋を使っていないクリーンステーションについては、クリーンステーションでの周知でありますとか、そういった形での啓発用のチラシを配布することによって、よりその進捗を図っていきたいと思っております。
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○山田 委員 そうすると、この有料袋を使っていないところへ、ごみを監視する10名でしたでしょうか、あの方がいらっしゃいますが、その分は契約ということ、契約どおり行われているかどうかということもあるんでしょうけれども、3カ月間がとにかく勝負だとも以前聞いていましたので、この3.7%とか、あるいはクリーンステーションが既にこういう状態だねというような情報というのは、市に上がってきている。かつ、指導に対しては、まだ2回程度ですけれども、翌週、これから先、3回目、4回目あたりには、ここへ行こうというような計画というのは、既につくられているものなんですか。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 この袋の数について、収集したときに収集員が各クリーンステーションを見て、ここで何袋出ているというような状況を毎日報告していただいておりまして、そこで、特に有料の袋を使っていないクリーンステーションが多いというようなところについては、今、委員おっしゃられました普及啓発補助員が、常時それぞれのステーションでの周知を行っていって、そこで有料袋の使用というのを促していきたいということで、これまでも有料化実施前もやってきたんですが、有料化実施後もそのような形でやっていって、有料化の一層の啓発をしていきたいというように考えております。日々ごとのそういったことをどのように決めていくかというのはやっております。
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○山田 委員 余りこれを聞いちゃうといけないのかもしれませんが、有料袋以外のところは置いていっちゃいますよね。置いて行かれた後の処理というのは、基本的にはどういうふうにされるんでしょうか。
というのは、まだ御存じないというケースもひょっとしたらあるかもしれませんし、まだ買っていないがゆえに、初回、2回目くらいまでは出しちゃっているというようなケースもあるでしょうし、その方がどなたかというのは判然としませんけれども、これから先、継続的にこのステーションの状況が悪いということになれば、出した方の責任についても、しっかりとお答えをいただかなきゃいけないのかなと思いますけれども、そのあたりは、啓発員の方がどこまでトレースできるものなのか、あるいは収集できなかった場合には、どのタイミングで収集されているのか、このあたりはどういうふうにサイクルを組まれているんですか。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 現状、有料袋を使っていないごみについては、周知のために「ダメシール」というのを張って、一定期間周知ということで、例えば、月曜日のごみであれば、次は木曜日ということですので、月曜日に有料袋を使っていないごみについては、木曜日まで周知のために置かせていただいているということで、その中で悪いステーションについては普及啓発補助員が周知するようなこともございますが、なかなか全部のステーションでそういうような形にできないので、そういった「ダメシール」を張って、間違って排出された方に、ごみ袋を使っていないということを認識していただくというようなことをやっております。
ただ、ずっと置くというようなことになりますと、衛生上の管理もございますので、次のときに収集するということを行いながら、他市でも同じような形で有料化を浸透させていったと聞いておりますので、そういうようなことをまずやっていって、徐々に有料化を浸透させていきたいと考えています。
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○山田 委員 優先順位をつけて、まだ有料袋を使われていないステーションについては、排出時間帯に啓発員の方においでいただいて、指導していただくということを続けていくしかないと。そういうふうに今は対応するということですね。わかりました。
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○日向 委員 有料化のところなんですけれども、少し先ほど28.5%減じたということなんですけれども、戸別収集を行っている地区についてとか、特段そういったところでの減量効果というのは、お調べになっているんでしょうか。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 戸別収集のところについても今やっておりまして、手元に今、正確な数字はないんですけれども、おおむね28.5%よりも若干低いんですけれども、昨年と同時期で20%くらいだったと記憶はしております。手元に正確な数字はないんですけれども。
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○日向 委員 全体で28.5%だと思うんですけれども、低いというのは、20%ということはそれより減っていないということになるんですか。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 そういうことでございます。全市の中でいくと、先ほどの28.5%ですけれども、戸別地区の中でいきますと、そこの数字までではなくて20%くらいになったというところでございます。
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○日向 委員 戸別収集の方々で指定収集袋でないとか、そういった方たちは確率としては少ないですか。割合としてどうですか。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 戸別地区につきましては、同じ期間内でいきますと1.6%くらいということで、戸別地区ということでありますので、有料袋を使っていただいている数というのは、やはり多いというところではございます。
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○渡邊 委員 今、4月3日でしたっけ、4日でしたっけ、28.5%減という大きな数字が出ているんですが、恐らく想像するに、前倒しで出したんじゃないかと思うんですけれども、4月末の段階では前年と比べると、どういう動きがあるかデータはわかりますか。
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○吉岡 委員長 どういう趣旨ですか。
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○渡邊 委員 要するに、4月が有料になるから、前倒しで出したんじゃないかと思って。
つまり前年度と比べると逆にふえていて、その分がマイナスでこっちに来ているんじゃないかと。
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○杉田 環境センター担当課長 先ほども少し御説明させていただいたんですけれども、平成25年の3月期、家庭系につきましては20%ほど差がつき、1カ月で捉えてなんですけれども、20%ほどふえているというような状況でございました。
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○渡邊 委員 そうすると、20%ふえて28%でしたということは、4月は8%くらい減ったということなんですか。単純じゃないかもしれないけれども。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 先ほどの28.5%というのは、平成26年、前年度の4月、1年前と同じ日と、同じ曜日と比べてということでございまして、確かにこの3月に駆け込みがあったというのは事実ですけれども、3月が多かったからその反動で4月が減ったというのも、その分も多少あるのかもしれないですけれども、そこがじかに結びつくかどうかというのは、なかなか評価しづらいなというのは事実でございます。
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○渡邊 委員 大体のことは想像できますので結構です。
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○西岡 副委員長 最初の今泉なんですけれども、これは危機管理ということでお伺いしたいんですけれども、平常に淡々と流れていれば全く問題はなかったわけですけれども、今回クレーンと、それからバグフィルターと二つ重なってしまったということ。今回、名越が1炉で燃やしていて、もしこれが2炉燃やしていて今泉も使えるということであれば全く問題はなかったということなのか、はたまた平時からこれは想定をしておかなければいけないことなのかどうなのか、お伺いしたいと思います。
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○遠藤 環境部次長 先ほど山田委員からも御質問ありましたけれども、平常の形で、計画的には3月期の中では、名越1炉と今泉1炉と自区外という対応の中では通常想定される、もちろん3月に駆け込みがあるということも一定程度見込んだ上で、その中で処理ができるという想定ではおりました。その中で、こういう形の事故と故障が起きた中で、その分がどうしても処理ができなかったという状況になっております。
先ほど20%程度、重さでふえたと。一方で量も、かさがふえたということがございました。名越・今泉のピット、ためるところで、同じ量が入っても余計に容積だけがピットに中にふえてしまって、あわせて、その分だけごみを入れられる状況が少し難しくなかったという状況になったというところで、緊急的に自区外に出させていただいたということでございます。
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○西岡 副委員長 名越は2炉燃やすことができていれば、今回のような心配はなかったと捉えてよろしいんですか。
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○遠藤 環境部次長 要は、おっしゃられる意味は、名越も2炉で今泉も1炉、両方、今まで基幹的改良以前の状況であれば、それはもちろん処理ができたというところでございます。
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○西岡 副委員長 となると、今度、今泉がストップしてしまったということになりますと、何かあったときには同じようなことが想定されるので、その辺の危機管理はどういうふうに今回捉えたのか伺いたいと思います。
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○遠藤 環境部次長 収集の量が3月期にふえたこともありまして、4月1日からは今現在、名越の2炉運転が可能となっております。その中で、ピットの量を調整することによって、その辺の対応は今後調整できていくのかなと考えております。
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○西岡 副委員長 余り詳しくは聞かないで終わりますけれども、3日間でこういう状態になったということでした。もう一つ、心配されるのはバグフィルターの故障ということなので、環境への影響はどうだったのかというのが一番懸念されるところだと思うんですけれども、そこはいかがですか。
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○脇 環境センター担当課長 今回は御迷惑をかけて申しわけございませんでした。今、副委員長御指摘の問題なんですけれども、バグフィルターの故障ということで、バグフィルターのケーシング、周りの部分に小さな穴が開いてしまって、そこから空気が負圧状態のため外気を吸い込んでしまったという状況でございます。焼却炉を停止した時点なんですけれども、燃焼温度は約960度で、これは管理基準の適正な温度管理のもとで燃焼しておりました。この時点では、特に排ガス等に全く問題がないことを確認しております。
また、焼却施設から出る排ガスにつきまして、5項目、ばいじん、塩化水素、硫黄酸化物、窒素酸化物、一酸化炭素につきましては、常時監視を行っておりまして、焼却中から焼却停止に至るまでの間、モニタリング数値については問題ないことを確認しております。
また、バグフィルターの破損なんですけれども、焼却炉、バグフィルターとも出口が誘引ファンによって常に減圧状態になっておりますので、排ガスが大気中に拡散してしまったということはないものと認識しております。ですから、環境中への飛散はないものと考えております。
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○西岡 副委員長 それは、数値的にも異常は見られなかったということですよね。
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○脇 環境センター担当課長 はい。
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○吉岡 委員長 1点確認します。さっきの話じゃありませんが、次のこととも関係してくるんですけれども、今さっき、たしか今泉が45トン、名越が60トン。今もう改修が終わったので60トン、60トンで基本的には120トンですよね。45トンで自区外にはどのくらい処理していたんですか。さっき今泉が45トン、名越は60トンとおっしゃったので、自区外にどのくらい処理していたんですか。
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○遠藤 環境部次長 年間でお話しさせていただきますけれども、中継が出ておりますが、自区外処理に関しましては、年間で、平成26年度は9,638トンを自区外処理として搬出させていただいております。
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○吉岡 委員長 先ほどもありましたけれども、バグフィルターがふぐあいだということになりますと、いつかそういうことが起こった場合には、2炉体制で1炉がそうなったら、またそういう問題が起こり得ると。バグフィルターというのは、何年かに一度かえなければいけないと思うんですが、そういう問題も起こり得るということを、今回クレーンが故障したというのと、3日間で。確かに駆け込みというのはあったにしても、一度そういうふうにバグフィルターがふぐあいになってしまったら、たまたま今回は30日にとめて、名越が60トン炉というのがすぐできたということですけれども、そういう場合はもっと大変な状況になるよねと思いながら聞いていたんですけれども。意味わかりますか。
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○遠藤 環境部次長 先ほどもお話しさせていただきましたが、ピットの容量の管理、日常の管理によって、ある程度の日数といいますか、余力を持った形で運転することによって、何か事故、故障があったときには、それのピットの中でためてというところが一つあります。
あと、例えば2炉体制でやるわけですけれども、1炉が何らかの故障になったときは、それは通常時でも点検等で1炉運転というのがございますので、そういう場合もピットで調整させていただいて対応していくというようなこと。あとは、日常の点検等で早目に予測といいますか、予防を、保全的な対応を図っていくということで対応していく考えです。
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○吉岡 委員長 そう言わざるを得ないと思いますけれども。でも、余裕がないというのだけは、はっきりとしたということを改めて思いました。
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○西岡 副委員長 有料化の質問をさせていただきたいと思います。先ほど28.5%減。最初なので、大きな数字が出るのは期待するところなんですけれども、他市の場合、有料化をやっているところ、状況わかりますか。最初の数字というのはどれくらい出ているのか。平均はよくお伺いするところなんですけれども、最初、わかりませんか。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 申しわけございません。他市が最初どのくらいだったかというまでの数字は持ち合わせてございませんので、いずれにせよ、まだこれは最初の1週間だけなので、まず速報値ということで、今後もう少し長いスパンで見ないと評価できないかなというのは思っております。
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○西岡 副委員長 当然そういうことなんですけれども、最初に出て、また出っ込み引っ込みがあっていくわけですけれども、その数値が、他市でどれくらいあって、平均値が出ているのかというところも押さえられたらいいなと思ったものですから伺いました。
それと、戸別収集有料化はまた検証するということで、9カ月間の予算が今年度ついているわけですので、そこはきちんとしていただきたいと思うんですけれども、その中で、3地域を一緒にして平均を出すのとともに、3地域の中で七里ガ浜だけは戸別収集でふえているんですね、ごみが。だから、そこは個別で数値を出していただきたい。それだけお願いしたいと思って手を挙げさせていただきました。
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○谷川[克] 資源循環課担当課長 副委員長おっしゃるとおり、それぞれの地域ごとに出して、評価というのはさせていただきたいと思いますので、そのような形でさせていただきたいと思います。
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○吉岡 委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告については了承でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承を確認いたしました。
───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
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○吉岡 委員長 日程第2報告事項(2)「名越クリーンセンターの管理運営に関する協定書の締結について」を議題とします。原局から報告をお願いします。
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○環境施設課担当課長 日程第2報告事項(2)名越クリーンセンターの管理運営に関する協定書の締結について御報告いたします。
まず、これまでの経過ですが、現在の名越クリーンセンターは、昭和55年5月に工事を着工し、昭和57年2月に稼働を開始しております。この工事の着工に伴い、近隣の松葉町内会及び大町五丁目自治会と処理能力の規模、公害対策、騒音対策、そして以後の施設の改修工事の際には、計画当初に町内会と協議することを内容とした協定書を昭和54年9月17日及び同年11月13日にそれぞれ締結いたしました。
その後、今泉クリーンセンターの焼却停止に伴い、安定した焼却処理を継続するため、名越クリーンセンターの延命化を図る工事を平成24年度から実施するに際し、さらなるごみの減量・資源化を図ることを前提に、焼却量は年間3万トンを超えないものとするほか、今回の延命化工事を最後とするなどの事項を追加し、平成27年3月31日を有効期間とした協定を平成24年8月23日に大町五丁目自治会及び松葉町内会と締結いたしました。
そして、今回、協定の有効期間満了に伴う新たな協定を締結するため、平成26年11月から名越クリーンセンター地域コミュニティー推進協議会会長及び大町五丁目自治会、松葉町内会の両会長と調整を進めた後、平成27年2月2日に名越クリーンセンター地域コミュニティー推進協議会を開催し、その中で正式に現協定の見直し内容について協議を行いました。
その後も引き続き3会長と協定の取りまとめに向けて継続的に協議を行った結果、3月23日の協議により見直し案がまとまったため、平成30年3月31日までの3年間を有効期間とした協定を本年4月1日付で締結いたしました。
次に、今回締結した協定書の主な改正点について御説明いたします。資料の協定書をごらんください。
まず、名越クリーンセンターの焼却量についてですが、第1項をごらんください。焼却量は年間3万トンを超えないものとしていますが、平成27年度から平成29年度までの3年間は、危機管理の視点から年間3万3,000トンを限度としました。なお、平成30年度以降については、年間3万トンを超える場合の焼却量については、名越クリーンセンターでの処理は行わないことといたしました。
次に、名越クリーンセンターの稼働期間についてですが、第10項をごらんください。前協定書では、新焼却施設の整備計画が明らかになった段階で、焼却施設稼働期間を協定書に明記することとしており、基本構想や策定中のごみ焼却施設基本計画において、平成37年度の稼働を目指していることや、地元自治・町内会の強い要望により、稼働期間を平成37年3月31日までとしたものです。
次に、本協定の有効期間についてですが、第12項をごらんください。焼却ごみ量の状況や新ごみ焼却施設の推移を踏まえ改めて協議をするため、平成30年3月31日までの3年間を本協定の有効期間といたしました。
以上が協定の主な内容ですが、今回の協定の締結に当たりましては、地元自治・町内会の御理解・御協力のたまものであると認識しており、市といたしましても、ごみ焼却量の目標である3万トンを達成するよう、努めてまいりたいと考えております。
以上で報告を終わります。
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○吉岡 委員長 御質疑ございますか。
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○渡辺 委員 松尾市長は先ほどの海の家の営業に関するルールについてもそうですけれども、何かはらはらさせることが好きなようで、結局こういう形になったということはよかったなとは思うんですけれども、私が予算特別委員会の理事者質疑の中で、松尾市長に今回の予算に1,700トン減らすための具体的な手段、予算が講じられていないという部分で、それはもうミスですから、ミスというかできないわけですから、誰かに頭を下げなければならないわけで、そのときに議会に対して、例えば自区外処理するということで補正を組むためには問責とセットで頭を下げるのか、それとも今泉とか名越で近隣住民の方に頭を下げるのか、それか市民の方に1,700トンを減らすために協力していただくために頭を下げるのかということしかないと思っていたんですけれども、その中で、自治会の特に名越の方に協力していただくと、こういうことで今回こういう形になったんですけれども、これは交渉の過程で難航したんですか。
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○小池 環境部次長 協議につきましては、先ほど御説明したように、3町内会長と長く回数を重ねて協議をしてまいりました。3万トン達成については今現在も変わりませんで、既存の施策のさらなる効果、あるいは新たな減量施策の検討を進めているということで、それには変わりがございません。また、2月時点の予算特別委員会等におきましては、仮に減量できなかった場合どうするのかという御質問に対しまして、9月に自区外を目途に考えていくという御答弁をさせていただいたところでございます。
ただ、今回いろいろ地元3町内会長と協議する中で、いろんな視点でなかなかまとまらなかったというのは事実でございまして、それが最終的にまとまったのが本当に年度末、3月23日の時点でございました。そういったことで、議会のときにはまだ協定の見直しの協議中ということでございまして、危機管理として公表できる状況ではなかったというところでございます。
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○渡辺 委員 それはいいんですけれども、交渉は難航したんですか。
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○小池 環境部次長 3万トンにつきましては、それまでの協定の中で3万トンを超えないという協定でございました。協議会を開いていく中で、一部の委員からは3万トンということで、それを超えたら自区外処理するべきだろうというような御意見がございました。そういう中で、市としては危機管理というお話の中で、最終的には御理解いただいたというところでございます。
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○渡辺 委員 ですから、きちんと膝をつき合わせて、こちらがお願いする立場ですから、それであれば市のためにということで、自治会の方、近隣住民の方も御理解いただけるという可能性はあるわけですから、そういう交渉の仕方をちゃんとやっていっていただきたいと思いますし、あと1,700トン、どちらにしても今ちょうどぴったりでないにしても1,700トンという課題がありますので、そのときに指摘させていただいたみたいに、今度、市民の方々にどうやって協力していただくかということを真剣に取り組んでいただきたいと思いますけれども、その辺だけ確認させてください。
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○石井 環境部長 今、委員おっしゃられましたように、市民の方々に有料化ということで非常に御負担をかけながら、ごみの減量ということをさせていただいています。さらに分別ということも含めてお願いをさせていただく。あるいは生ごみ処理機の普及という、こういうこともあろうかと思いますけれども、我々も一緒になって普及啓発に当たる。これは非常に重要であると考えてございます。何とかその3万トンを切れるような形の中で、今年度対応していきたいとは考えております。
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○渡辺 委員 今度、新焼却炉の立地の問題も出てくると思いますけれども、その交渉ということが非常に重要になってくると思いますので、今回の件も参考にしながらやっていっていただければと思います。
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○山田 委員 数字の確認をしたいんですけれども、この排出濃度と環境基準、デノミネーションが違うというか、単位が違うのでよくわからないんですけれども、これはそろわないものなんですか。そろえることはできないものなんですか。
例えば、ダイオキシンで言うと、多分ノルマルリューベという、多分そうだろうと思うんですけれども、分母といいましょうか、そういうふうにノルマルリューベで割っているんですけれども、環境基準というのは立方メーターで割っているとか、硫黄酸化物もppmで表示されている。90ppmという表示であればそのままなんでしょうけれども、硫黄酸化物も違う表示がされている、併記されていないという。このあたりはそろうものなのか、そろわないものなのか。環境基準なるものは一体どういうふうにコントロールされているのか。実際はどういう計測値なのか、そのあたりはどういうふうに読み取ればいいんですか。実際の計測値はこの規制基準以内なのか、計画値以内なのか、あるいは環境基準というものをスケールにするのか。このあたりはどういうふうに読めばいいんですか。環境基準って非常に厳しい数字になっていますけれども。
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○遠藤 環境部次長 排出濃度につきましては、まず排出濃度と環境基準と二つの形で基準がございます。排出基準というのは焼却施設から出る排ガスの規制基準で、まず一つは規制基準というのがクリーンセンター、焼却施設から出る基準となっています。それに対して計画値につきましては、これは地元との協定といいますか、協議の結果こういう形で、この数字で行きましょうという形。それから、もう一方で、環境基準というのは、大気中の濃度の基準であります。
今、委員御指摘のところに関しましては、ダイオキシンに関しましては、ノルマルリューベというのがありますけれども、ナノグラムか、ピコグラムかという、これは、ちょっと時間ください。
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○吉岡 委員長 暫時休憩します。
(14時17分休憩 14時19分再開)
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○吉岡 委員長 再開します。
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○遠藤 環境部次長 お時間いただきまして申しわけありません。
まず一つは、ダイオキシンの単位でございますけれども、ノルマルリューベ、分母のところでございますが、これは0℃、1気圧という基準の中での基準ということです。環境基準につきましては常温で、ノルマルリューベのNが取れているという状況でございます。
それから、ダイオキシンのところで、ナノグラムとピコグラムでございますけれども、ナノグラムは10億分の1、それからピコグラムは1兆分の1。
それと、硫黄酸化物につきましては、環境基準がppmという形で表記されていますので、その括弧書きの総量規制というところで、この括弧書きと比較をしていただくというような形になろうかと思います。
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○山田 委員 ナノ、ピコについてはもう一度私自身も確認しますけれども、要は、環境基準というのは大気中の濃度、先ほどで言うとダイオキシンだと常温ということですので、大気中の基準。あくまでも地元の方、あるいは今後焼却施設云々ということになってくると、規制基準に対して計画値というのをどういうふうにコントロールしていくかということでやっていくという、これは市の方向性としては、あくまでもそういうふうに、例えばダイオキシンであれば5分の1くらいの計画値で持っていくようにしようとか、ばいじんの場合は3分の1ですか、それくらいにしていこうというようなことで、計画値については今までどおりでいらっしゃるんですか。
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○遠藤 環境部次長 申しわけありません、補足させてもらいます。平成24年につきましては協定書の中身は変わりません。
排出濃度の規制基準、要は焼却施設から出る排ガスと、それから大気中の環境基準と、これは別々で管理しておりますので、まず一つは、焼却施設で出る分につきましては、計測、観測をしております。それから、環境基準につきましては、周囲の場所で定点的に年間回数を決めて、そこで観測をしていると。ですので、基準が違ったものをそれぞれ、状況が違うものをそれぞれ管理しているという、その管理基準を二つに分け、一緒に並べて比較するようになってしまうかもしれませんが、二つの管理をしているということでございます。
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○山田 委員 環境基準も定点的にずっとトレースしているということなんですね。あくまでも、この基準以下のところになっていますよという数字、データを常に持ち合わせているということですね。
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○遠藤 環境部次長 そのとおりでございます。定点的に観測して、二つの管理をさせていただいて、今までそういう形で、安全基準を守るというような形で管理しております。
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○山田 委員 そうすると、いろいろとこれに基づいて調査しますと、文書にて報告いたしますということなんですが、先ほどバグフィルターの話も出てきたんですけれども、今までも平成24年にこの基準を設けて以来、これに該当してしまったというようなケースはないですし、今後も改良工事を含めて絶対ないと今後10年間運用されると地元の方にもきちんと説明はされているし、そういう計測データを全て提出されていくと考えていってよろしいですね。
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○遠藤 環境部次長 地元の方には、町内会の会長レベルには毎月その状況報告をさせて、焼却施設から出るガスについては毎月報告をさせていただいています。
あとは周辺で観測している環境基準に対してのものにつきましても、それは地元の方に公表させていただいていますし、今までそれを上回ったことはありません。今後もそういった形できちんと管理をしていきたいと考えております。
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○山田 委員 これから焼却能力的に言えば、この前予算特別委員会で聞いたところ、3万3,000トンくらいは出そうだという話はちらっと数字としては聞いたような記憶をしています。もうちょっと小さかったような気もしないではないですけれども、ということで、そういう意味では処理能力を少し考慮すると、結構いっぱいいっぱいのところで運転するような状況にもなりますので、こういったところの数値はきちんと報告して間違いないようにしていただければと思います。
あとは、3,000トン、名越の皆さんに御協力いただくわけですけれども、1,700トンという数字が先にありますので、その1,700トン、まかり間違っても3,000トンなんていう数字を今後使わないで、その1,700トンというものをいかにされていくかということについて全力投球してもらって、これは平成27年にやってもらうということがもともとのお約束でしたので、そのあたりはきちんと対応をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。
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○遠藤 環境部次長 今、私から毎月地元に報告をさせていただいていると申しましたが、それにつきましては、車両の台数だとか、焼却炉に関してでありまして、この基準に沿った形のものは、その観測を段階で地元に説明をさせていただいている状況でございます。大変失礼しました。
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○西岡 副委員長 協定の内容の2なんですけれども、2の(1)ごみ搬入車両台数は戸別収集を前提としてとなっているんですけれども、この戸別収集というのは何を意味しているんですか。
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○遠藤 環境部次長 これは、まず前回の平成24年度に延命化工事に先立ちまして、前協定を結ばせていただいております。そのときにこの内容で協定を結ばせていただいておりますが、そのときも今も、これから先のこと、これから戸別収集のこともまだありますので、それを含めて戸別収集した場合のケースとして最大値と言いますか、その中で530台ということでここでは明記させていただいております。
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○西岡 副委員長 戸別収集をした場合を含めて、それは名越の方も御了解をいただいているわけですね。
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○遠藤 環境部次長 この台数に関しましては、この内容で御了解いただいております。
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○西岡 副委員長 平成24年度の場合に戸別有料というのが前提で、この協定を結んだというのは理解できるんですけれども、今現在こういう形で市が協定を結ぶというのはどうなんですか。まだ明確になっていないわけです。ましてや今さまざまな問題とか、議会側からも指摘をされていて、本当に先行きがわからない状態の中で、こういった形での協定の結び方というのはいかがなものかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
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○遠藤 環境部次長 戸別収集になりますと、若干ですが台数がふえるだろうという想定の中で、これは最大値を表現させていただいておりますので、その中では、これから戸別収集に関しましてはまだ可能性として現在ありますので、その台数で最大値としては御理解いただいていると考えてございます。
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○西岡 副委員長 市の方針が変わらない状況で、今、戸別有料もセットだったものも分けて実行しているという状況の中で、どうなるかわからないので、これに書きましたということで、最大そこは譲歩して認めていきたいと思うんですけれども、もう少しこういった協定を新たに結ぶ場合には、丁寧にやっていただきたいと思うんです。
その丁寧というのは、私たち議会に対しても同じことが言えると思うんです。先ほども私たち3万トンにならなかったらどうするんだということで、ただ単に反対勢力みたいに思われているのかなと思って、とても残念に思ったんですけれども、こういった御説明というのは全くなかったわけですよね。
確かに協定とした形では結ばれていなくて、明確にはできなかったかもしれないけれども、検討課題の中ではこういったこともある、ああいったこともある。例えば、単価にしたって何にしたって、まだわからない段階でおっしゃるわけじゃないですか。自区外処理もある。自区外処理をしますと。だけど、こうやって頭を下げてお願いをするということも考えたいと思いますと言ってくださっていいんじゃないですか。全くありませんでしたよね。ましてや、数日前に委員長と2人で御説明いただいたときにも、4月1日でこういう協定を結ぶという説明も全くありませんでした。本当に正直力抜けちゃったねって、吉岡委員長と2人で、老婆2人肩を落としたんですけれども、本当にがっかりいたしました。ごみどうしようかと真剣に考えて、私たちは協議をやってきているので、もうちょっと信頼していろんな話をしていただきたいと思うんですけれども、どうですか、そこは。
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○石井 環境部長 御指摘本当にごもっとものところでもあるし、大変そういう面では申しわけなかった点もあるのかなと思ってございます。
ごみをどう減らしていかなきゃいけないのかという問題と、危機管理をどうしていかなきゃいけないかというのは、これは同時並行で考えていかなければならないと。
今回、危機管理の一つの部分で、自区外処理ですとか、いろんな方法がある中で、市としてもいろんな方策を検討していったと。この部分については、対自治会という相手があったものですから、なかなか公のところでお話をするということができなかったということは、大変申しわけないと思っていまして、いずれにしてもごみをどう減らしていかなければならないかということと、どう対応していかなければならないというのは、これは本当に全市的な協議事項だと思ってございますので、今後そのごみを減らすという一つの大きな方向に向かって、ぜひ我々もあるいは市民、議会含めて善処をさせていただければと思ってございますので、今後ともよろしくお願いしたいと考えてございます。
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○西岡 副委員長 予算特別委員会の理事者質疑のときに、本当は平成27年度末まで今泉も燃やすことができた。それはもちろん平成28年度からバイオマスエネルギーの回収施設が稼働するという前提のもとで、平成27年度まで燃やすことができるということだったものを、市長は1年早めて協定書どおりに平成27年度末ではなくて、平成26年度末には今泉をとめるという、1年早めることをなさったわけですけれども、そのときの市長の答弁というのは、地域住民に御負担をかけてきたので、協定書どおりにしましたっておっしゃったわけですよね。
だけど、今回こういった形で、今泉以上に長く御負担をかけている名越の方々にまた御負担をかけ、お願いをすることになったわけです。こういうぎりぎりの施策をずっとやってきているわけです。最終的には市民に迷惑をかけるという、今のごみ処理のやり方は本当に納得できないですよね。今度のことで文句を言ってもしようがないのでいいですけれども、やめますけれども、しっかりしていただきたいと思います。
一つだけ伺いたいと思います。今年度名越の環境部の予算で、本来ならば市民経済部の予算につける名越のどこかの改修に1,000万円つけましたけれども、こういったこともお話し合いの中で出ていたんでしょうか。
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○遠藤 環境部次長 これにつきましては、地元要望ということで、平成24年の協定をまず延命化工事を前提とした協定を改めて協定を結ぶとき、それ以降、そのときと並行して要望ということはいただいておりまして、年数がたちましたけれども、その中で要望としてお受けして、ふれあい会館の増築という形になりますけれども、その対応を図っていきたいと考えています。
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○西岡 副委員長 平成15年と平成18年についてはいかがですか。
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○遠藤 環境部次長 平成14年度に今の地元の町内会で管理していますふれあい会館というものを要望いただいて、そこにつきましては、新たにそこで新築という形で設置をさせていただいています。そのときにも補助金を出させていただいている。
さらに、平成18年度にそれの一部増築ということで、それにつきましても焼却を継続してやらせていただくために、そういう形で補助金をやらせていただいていますけれども。今回はまた改めて延命化に伴いまして、焼却を継続するという形の中で、地元要望の中の一つとして、ふれあい会館の増築ということで御要望をいただいたという状況でございます。
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○西岡 副委員長 金額を教えていただけますか。
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○遠藤 環境部次長 平成14年度でございますけれども、補助金の額としましては450万円でございます。さらに、平成18年度でございますが、これに関しましては477万円という金額でございます。
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○西岡 副委員長 今年度が1,000万円ということですね。わかりました。
このときに今泉は持ち込みのごみに対して無料にしているというお話が、過去にやっていたというお話がございましたけれども、今泉の方を今度教えていただきたいと思いますので、一覧か何かにしていただけますでしょうか。
名越に対しての負担の軽減ということで、環境部が行ってきていることと、あと今泉にどんなことを行ってきているのか、それも知りたいので、ぜひお願いをいたします。
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○吉岡 委員長 数字だけ確認したいんですけれども、今、名越と今泉でやったときに、大体平均して名越は3万トン以下になっていたんですか。今、今泉がなくなってしまって、3万3,000トンとおっしゃっているんですけどどうですか。
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○遠藤 環境部次長 名越クリーンセンターに関しましては3万トンを切った数字で焼却を行ってまいりました。
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○吉岡 委員長 もちろんそうなんですけれども、どのくらいですか。
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○遠藤 環境部次長 延命化工事を始める前の状況に戻りますけれども、直近の平成24年度でございますけれども、名越クリーンセンターでは2万6,478トンの焼却を行っております。
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○吉岡 委員長 ということは、今泉があったから名越がそれだけになっていたわけです。それで今泉がなくなって3万トン以下にというのを今度は3万3,000トンまで引き上げたということで、今までよりもふえるということですよね。通常は約2万6,500トンだったのが3万トン以下。その3万トン以下にということをやったときは、今泉を閉鎖したときに、山崎のバイオマスをつくるからということでそれ以下に、自分たちが今、少ないから、それで計画で協定を結んできたんじゃないですか。平成24年にやったという協定の中身です。要するに名越は今よりふえちゃうわけですよね。
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○遠藤 環境部次長 平成24年の協定でございますので、前回の協定も延命化工事を前提にした形ですが、その時点では計画を見直して、新たな中間見直し後の計画に沿った形で3万トンという形の協定にしたということです。
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○吉岡 委員長 いや、名越の方たちは、今泉があるからそれだけ減って通常やっていたのを、今泉がなくなったということで、3万トン以下にしてくださいという協定だったと思うんですが、なぜ今度は3年ということなんですか。
要するに、10年間は改修して、それで閉鎖ですよというのはあるんですけれども、なぜ3年間と区切ったんですか。3万3,000トン。
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○小池 環境部次長 地元の皆様と協議する中で、焼却をもしやるとしても、ずるずるいつまでも焼却するのは困るよという話は当然ございました。そういう中で、市がどういう計画でいるんだと。ごみの減量計画ですね。それをちゃんとはっきり示してほしいというお話がございまして、そういう中で、市といたしますと、さっき申し上げましたけれども、今ある施策の推進、さらなる効果を出すこと。それと新たな減量・資源化の方策を今検討していますから、そういったことはありました。
もう一つは、あわせてごみの減量については、また第3次のごみ処理基本計画の中で方策を検討していくようになりますけれども、現時点では今泉クリーンセンターの焼却の後、あそこを新たな減量施策というか、資源施策にしていくという計画がございましたので、それにはそういったこと、解体も含めておおむね危機管理の部分も含めて3年間という形で御説明し、最終的に御理解をいただいたという形で3年間になったというところでございます。
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○吉岡 委員長 地元の人から聞くと、市長がかわるたびに政策が変わってしまうと。だから、市長の任期中にそれでやってくれということが内心はあると。要するにころころ変わってしまって、前のときには今泉を閉鎖するかわり3万トン以下にしてくれというのは現状からするとそうだと。そうすると、それ以下にはなるよねということでやってきたのが、また変わってしまったからという話なんです。そういう話はなかったんですか。
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○小池 環境部次長 先ほど遠藤次長も答えましたように、3万トンというのはごみ処理基本計画で、何とか減量施策によって3万トンにしていくという中での3万トンでございます。そういう中で地元の御理解をいただいたということでございますけれども、市長がかわるとかそういうことではなくて、あくまでも仮にというか、3万トンを超えた場合のお話の中で御理解いただいたというお話でございます。
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○吉岡 委員長 あと1点だけですけれども、提案したのはいつなんですか。具体的に、さっきもありましたけれども、私たち真剣にいろんな話をしているときに、要するに3万トン以上ということを提案したのは市からですか。
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○石井 環境部長 前回の協定が一応前年度いっぱいだったものですから、まず昨年度中に一度まずとにかく見直しをしようという話はございました。ただ、具体的にどういった協定案にしようかというのは、大体11月くらいからまずは地元3町内会長と御議論をしてきたというところでございます。
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○吉岡 委員長 それを聞いて、ますます私たちは何だったのかと思ったんですけれども、わかりました。
市民には3万トン以下ということで、地元との協議があるということで説明してきたわけですから、議会にもそのように説明してきたのに、それは、先ほどもいろいろ話があって、協議をして受け入れてくださったということについては別にどうのこうのは言いませんけれども、その辺は違った面で違和感を覚えております。
ほかに御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
本報告について了承かどうかを伺います。
(「聞きおく」の声あり)
聞きおく、ということを確認して終わりたいと思います。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成27年4月8日
観光厚生常任委員長
委 員
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