平成27年全員協議会
2月 9日
○議事日程  
平成27年 2月 9日議会全員協議会

議会全員協議会会議録
〇日時
平成27年2月9日(月) 14時00分開会 14時12分閉会(会議時間 0時間11分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中村議長、前川副議長、千、河村、長嶋、保坂、岡田、西岡、池田、日向、渡辺、三宅、納所、山田、小野田、久坂、上畠、吉岡、赤松、大石、松中の各議員
〇理事者側出席者
松尾市長、瀧澤副市長、小林副市長、佐藤総務部長、三上総務部次長兼総務課担当課長、内海総務部次長兼財政課長、高宮管財課長、小礒都市整備部長、甘粕都市整備部次長兼下水道河川課担当課長、伊東公園課担当課長、舘下公園課担当課長
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、木村担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)「鎌倉市土地開発公社の業務代行」について
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○中村 議長  ただいまから議会全員協議会を開催いたします。
 本日の議会全員協議会は、市長から「鎌倉市土地開発公社の業務代行」について、議会に報告する必要があるので開催してほしい旨、依頼がありましたので開催した次第であります。
 まず、報道機関の取材及び傍聴の申し入れについて、事務局から報告を願います。
 
○三留 議会事務局長  本日の議会全員協議会に、1名の方から傍聴希望の申し込みがございます。本件の取り扱いにつきまして、御協議をお願いいたします。
 
○中村 議長  ただいまの事務局長からの報告について許可することでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認します。入室のため、暫時休憩いたします。
              (14時01分休憩   14時02分再開)
 
○中村 議長  再開いたします。
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○中村 議長  鎌倉市土地開発公社の業務代行について、理事者から報告を願います。
 
○松尾 市長  本日は、御多忙のところ、議会全員協議会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。
 ただいまから報告いたしますのは、(仮称)山崎・台峯緑地用地及び鎌倉中央公園拡大区域(台峯)用地の取得について、鎌倉市土地開発公社に業務代行をさせようとするものです。
 詳細につきましては、担当部長から説明させますので、よろしくお願いいたします。
 
○佐藤 総務部長  鎌倉市土地開発公社の業務代行につきまして御報告させていただきます。
 平成10年6月3日、各派代表者会議におきまして確認されました「鎌倉市土地開発公社・同学校建設公社業務の議会への報告基準」「2 財産の取得」「(1)全員協議会報告」の「1件5,000平方メートル以上で価格2,000万円以上の土地については、全員協議会に報告する」に基づき、鎌倉市土地開発公社の業務代行について、御報告申し上げます。
 お手元の「鎌倉市土地開発公社の業務代行について(資料1)」を御参照ください。本件は、(仮称)山崎・台峯緑地用地の取得について業務代行を依頼するもので、取得しようとする土地は、鎌倉市台字西ノ台1695番2ほか123筆、地目は山林ほか、取得面積は、公簿で4万8,153.4平方メートルでございます。取得価格は、1平方メートル当たり2万1,100円。総額は10億1,603万6,740円となります。
 次に、お手元の資料2をごらんください。本件は、鎌倉中央公園拡大区域(台峯)用地の取得について、業務代行を依頼するもので、取得しようとする土地は、鎌倉市梶原三丁目2813番2ほか18筆で、地目は宅地ほか、取得面積は、公簿で2万3,088.63平方メートルであります。取得価格は、1平方メートル当たり2万1,100円。総額は、4億8,717万93円となります。なお、取得価格につきましては、平成27年1月9日に開催されました鎌倉市市有財産評価審査会に諮問し、答申された価格でございます。
 以上で報告を終わります。
 
○中村 議長  それでは、ただいまの報告について、御質疑、御意見がありましたら、お伺いいたします。
 
○松中 議員  買収総額が15億円ぐらいになるんですか。土地開発公社で買うことによって、これを本予算に買いかえする見通しというのはいつごろですか。最近、土地開発公社というのは廃止傾向にあるんですけれども、こういうふうに扱うというのは今後の財政に影響する関係から、まずその点を一つお伺いします。
 
○小礒 都市整備部長  買いかえでございますが、資料1の緑地につきまして、平成29年度から31年度の3カ年で買いかえを予定してございます。資料2の拡大区域につきましては、平成27年、28年の2カ年で買いかえを予定しているところでございます。
 
○松中 議員  そういう意味では、財政に影響を与える大きい金額なんですけども、現在、土地開発公社、この前も質問しましたけれども、市民農園はかなり買いかえしていない。そういう十数年も買いかえしてないような物件もあるんですが、そうなると土地開発公社は現在これを入れて、総額でどのぐらいの取得金額になっているか、教えてください。
 
○佐藤 総務部長  平成26年度でありますが、まず公社から市に買いかえていただいたものもございます。これが約5,635平米でございます。今回この2件の案件が追加されますが、平成26年度の金額で申しますと、今回のプラスとマイナスを相殺して、金額が全体の価格で申しますと11億5,749万683円でございます。
 
○松中 議員  土地開発公社が今、総額でどれほど取得しているか、金額を聞いているんです。
 
○佐藤 総務部長  済みません、数字を勘違いしました。平成26年度の決算見込みで申しますと、期末残高は当初の見込みでございますけれども、全体の用地費が利息を含めますと67億5,969万4,395円となってございます。
 
○松中 議員  土地開発公社が現在抱えている総額だということですね。それでは今後、どのぐらいの取得金額が、その見通しはどうなのか。これで全部終わりというわけではないでしょう。
 
○佐藤 総務部長  今回の二つの取得の部分については、当初の計画で計上されたものでございます。今後につきましては各原課との調整の上、計画をつくっていきたいと考えてございます。
 
○松中 議員  だから総額、大体見通しはどのぐらいなのか。どのぐらいのパーセントの段階になっているのか、もうこれで終わりというならいいけど、そういうことじゃないでしょう。まず一つは、今後どのぐらい金額が必要かどうか。そして、今回取得することによって、土地開発公社としてはそうであるかもしれないけど、とにかく何%の取得が終わっているかという数字を出してください。
 
○小礒 都市整備部長  この中央公園の関係で申し上げますと、今回の取得によりまして、全体の78.2%を取得することになります。
 
○松中 議員  約80%、そうなると、あとどのぐらいの金額が必要かということですよね。
 
○小礒 都市整備部長  これは土地開発公社にお願いするということは現在考えておりませんけど、今後の見込みでは、16億円ほどかかると考えております。
 
○松中 議員  それから、(仮称)山崎・台峯緑地、この都市計画区域は公園になるのか、今後買収していくのか、この扱いはどういうふうになっているんですか。
 
○小礒 都市整備部長  緑地の部分につきましては、議員おっしゃるとおり、現在、都市計画決定しておりませんので、現在の予定では、平成28年度に土地の調査をいたしまして、できればそこで都市計画決定していきたいと考えております。
 
○松中 議員  そうすると、大まかで結構ですけども、どのくらい財政的な見通しを立てているのか。
 
○小礒 都市整備部長  先ほどお話しした約16億円は全体でございまして、緑地の部分につきましては、残りが4億3,000万円ほどになります。
 
○松中 議員  そうすると、あと大体20億円ぐらいの金が必要だろうと。今回で15億円と。相当鎌倉市にとっては大きな財政負担になるわけですね。それは都市計画決定されているから買収ということだろうと思うわけですけれども、非常に財政が厳しい中で、今後ある意味ツケとして回ってくるわけで、それに伴う利子もあるわけなので、その辺の見通しというのは、かなり慎重に扱っていかないと、非常に財政に影響を与えるということだけは指摘しておきます。
 
○小礒 都市整備部長  先ほどの残りの部分なんですけど、全体で16億円、緑地部分につきましてだけ4億3,000万円ほどですので、全体は16億円ということで御理解いただきたいと思います。
 
○中村 議長  ほかに御質問、御意見ございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 ほかに御質疑、御意見がないようでしたら、質疑及び意見を打ち切ります。
 本件については、了承ということで確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 本日の議会全員協議会はこれをもって閉会いたします。