平成27年議会運営委員会
1月28日
○議事日程  
平成27年 1月28日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成27年1月28日(水) 13時10分開会 14時10分閉会(会議時間 0時間44分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、山田副委員長、河村、保坂、西岡、日向、納所、高橋、赤松の各委員及び渡邊議員(上畠委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 前回の委員会の確認事項について
2 議会運営等の検討について
3 その他
(1)次回の開催について
    ───────────────────────────────────────
 
○久坂 委員長  議会運営委員会を開会いたします。
 委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。日向委員にお願いいたします。
 なお、上畠委員は所用により欠席する旨の届け出がございます。また、保坂委員は所用で遅刻ということで御報告させていただきます。
 また、本日は議会運営等の検討を行う委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告させていただきます。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○久坂 委員長  日程第1「前回の委員会の確認事項について」を議題といたします。1月16日(金)に開催した当委員会での協議内容につきまして、事務局から報告がございます。
 
○事務局  前回、1月16日(金)開催の当委員会で、議長から諮問を受けている「議会運営等の検討について」の検討事項のうち、21番「他市議会の議会事務局と人事交流を行い、他市の情報を共有するとともに活性化をはかる」、22番「議会三役及び議運委員長の議会活動について」、23番「議会や委員会の土日開催」、24番「議員同士が自由に討議できる場をつくる」、25番「議員同士が議論する、政策懇談会などの場をつくる」について、一定の確認がされましたので、内容をまとめた文書を配付させていただきました。
 まず、21番です。人事交流に意義があることについては認識しながらも、他市の情報を共有し、議会の活性化をはかる手段として、議会の構成員である議員が果たすべき役割を含めて継続的な検討課題とする。今後、他市議会との合同研修の開催等の実績を積み重ねながら、その有効な方法について模索するものとする。
 次、22番です。議会三役(議長、副議長、議会選出監査委員)及び議会運営委員長の議会活動の範囲(一般質問、代表質問、予算特別委員会委員及び決算特別委員会委員への就任、議案質疑及び討論)については、以下のとおりとする。
 議長。議会を代表し、本会議運営に責任を持つ立場であることから、一般質問、代表質問の実施、予算特別委員会委員及び決算特別委員会委員への就任、議案質疑及び討論の実施については、控えることが適当である。
 副議長。「議長に事故あるとき、または議長が欠けたとき」に議長の職務を行うといった立場を自覚の上、一般質問、代表質問の実施、予算特別委員会委員及び決算特別委員会委員への就任ができるものとする。なお、議案質疑及び討論の実施については、控えることが適当である。
 議会選出監査委員。職務上、多くの行政情報を得ることが可能な立場であることから、一般質問、代表質問の実施、予算特別委員会委員及び決算特別委員会委員への就任、議案質疑及び討論の実施については、控えるものとする。また、任期終了の年の決算特別委員会委員への就任、任期終了直後の定例会での予算関係の質問についても、控えることが適当である。
 議会運営委員長。本会議運営に責任を持つ立場であることを自覚の上、一般質問、代表質問の実施、予算特別委員会委員及び決算特別委員会委員への就任、議案質疑及び討論を実施できるものとする。
 次に、23番です。本会議及び委員会の土日開催については、平日傍聴に来られない市民に配慮して、インターネット中継(生中継・録画中継)を実施しているところであるが、今後も課題を認識しつつ、議会基本条例に規定されている議会報告及び意見聴取の実施を休日または夜間に実施するなど、より開かれた議会を目指すものとする。
 次に、24番です。自由討議等については議会基本条例の中で規定されているが、今後条例の施行を受け、その運用について充実させていくものとする。
 以上となります。御確認をお願いします。
 
○久坂 委員長  ただいま事務局から説明いただきました内容につきまして、御確認をいただきたいと思っておりますが、内容はこのとおりでよろしいでしょうか。
 
○高橋 委員  内容はいいんですけれども、言葉の使い方で二、三ありまして、一つは22番の各役職の質問等の関係なんですが、地方自治法上はできるということも確認したんですけれども、控えることが適当であるという確認の仕方はどうなのかなと。控えるものとするぐらいにしてもいいんじゃないかと思うんです。
 控えるということなんだから、控えるものとすると言い切っても、控えるわけですから。できるんだけれども控えると。それが適当であるという言い方が持って回った言い方のような気がするんです。それが一つです。
 また、23番、議会や委員会の土日開催というタイトルに対して、この文章が、2段目まではいいと思うんですけれども、その後のことが、土日開催ともうちょっと何か因果関係をつけて、記述したほうがいいかと思うんです。
 
○久坂 委員長  土日開催というのは、開かれた議会を目指すものとしての土日開催ですので、例えば、そういう感じにするということですか。
 
○高橋 委員  そういうものを最初に入れていただければいいのかなと。より開かれた議会を目指し、議会や委員会の土日開催について検討した結果ということで、そのまま、後の文章を続けてもらえればつながると思いますので、そういう文言を入れていただいたほうがいいと思います。
 
○山田 副委員長  私は簡単な話で、議長のところの「議会を代表し」という部分の後の、「本議会運営」というのは「本会議運営」のことなんだろうと思うんです。
 
○久坂 委員長  それでは訂正させていただきます。
 22番の議会三役及び議会運営委員長の議会活動については、ただいまの山田副委員長の意見で、議長のところの「本会議運営」に直すという点。
 もう一つが、同じく22番で高橋委員及び納所委員からの意見で「控えることが適当である」から「控えるものとする」とする点。以上2点について確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、23番につきまして文言を整理したいと思いますので、暫時休憩いたします。
              (13時20分休憩   13時24分再開)
 
○久坂 委員長  再開させていただきます。
 23番につきましては、「今後も課題を認識しつつ」という一文を、4行目の「実施するなど」の後に入れて書き直しをさせていただくと休憩中に確認をさせていただきました。改めて確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 なお、御確認いただきましたこれらの内容につきましては、委員長から議長宛て文書をもって答申をさせていただきます。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○久坂 委員長  日程第2「議会運営等の検討について」を議題といたします。初めに前回協議が保留になっておりました2月定例会における補正予算議案の考え方について、協議をお願いしたいと思っています。
 調査事項でございます常任委員会に付託しない場合の件数等につきまして、事務局から説明がありますので、お願いいたします。
 
○事務局  資料を御用意させていただきました。表面は一般会計予算に関するもの、裏面は特別会計予算に関するものです。
 表面を説明しますと、過去3年分の件数等の調査になります。平成26年2月定例会を例に説明しますと、付託しない案件が書いてありまして、その横の区分というところ、これは?から?と書いてありますけれども、これは付託しないものを確認している?から?の説明に対応するものになります。?は、規定予算内の対象事業に係る経費の増減だけの場合、?は、国の補助制度との関係の問題、?は、災害対策などの緊急性の高い事業、?は、経費を新たに追加する場合で、その額が500万円以下のものという確認で、付託しない案件として上げられたものです。
 これが付託された場合の所管は右の列に書いてあります。平成26年2月定例会を例に説明しますと、付託された場合、総務常任委員会に一般会計補正予算は付託されるんですけれども、予備審査として、平成26年2月定例会の下に集計した数が書いてあります。教育こどもみらい常任委員会所管が一つ、観光厚生常任委員会が九つ、建設常任委員会が四つということで、予備審査は関連する各常任委員会で行いますので、結局それぞれの常任委員会で予備審査を行った後、総務常任委員会で採決が行われる形になります。
 これ以外に、平成26年2月定例会では、補正予算議案の考え方に基づいて付託されたものはなかったので、その欄にはなしと書いてあります。
 平成25年、平成24年も同じような観点で一覧にさせていただきました。一般会計補正予算が総務常任委員会に付託されると、それぞれ予備審査を各常任委員会でやるということが、件数からわかると思います。平成25年、平成24年2月定例会それぞれは、この基準に該当しないで付託された一般会計補正予算がございまして、平成25年2月で説明するとこの教育こどもみらい常任委員会、観光厚生常任委員会にかかわる補正予算議案の2件、平成24年2月は建設常任委員会、教育こどもみらい常任委員会にかかわる案件で、一般会計補正予算が付託されているという内容になります。
 裏面は特別会計補正予算ですので、下水道事業特別会計補正予算は建設常任委員会、公共用地先行取得事業特別会計補正予算は総務常任委員会、大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算は建設常任委員会。国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の各事業の特別会計補正予算は観光厚生常任委員会という形で、それぞれを付託されるということになります。
 以上が表の見方になりまして、それぞれの件数と付託された場合の状況ということで御報告させていただいていますので、これをもとに御協議をお願いします。
 
○久坂 委員長  ただいまの説明に対し、質疑、意見はございますか。
 
○高橋 委員  私から提案させていただきましたけれども、補足的に言わせていただきたいと思います。
 昨年で見ると全部で28件ですね。この議会運営委員会の場で、次長がその28件を読んで、そのタイトルと概要をかなりの時間をかけて読んで終わると。はっきり言って、議案書があるわけじゃないし、何を言っているのかもさっぱりわからない中で終わる。それでも申し合わせをした内容だから、そんなに大きなものもないのだろうという信頼関係の中でやってきたことでありまして、それはそれで確認しながらやってきたということなので、認めてきてはいますけれども、ただ、そういうことを前提に付託しても、結果は同じことになるんじゃなかろうかと。それだったらば付託して形式的にもきちんと審査をしたと、形式審査になるかもしれないですけれども、そういうことのほうが議会としてもきちんとしていいんじゃないかなと思います。
 もちろん、この28件のうちに何か問題だというものがあれば、これは付託したほうがよかったという話になるわけでありまして、そういう意味で、審査の時間が大幅に、この28件を付託するがゆえに、とらなければならないということにはなり得ないんじゃないかということで、議会運営委員会の中で読み上げるということでスルーするよりは、委員会に付託したほうがいいんじゃないかという御提案であります。
 
○久坂 委員長  差し支えなければ、一通り御意見をお伺いをしたいと思っているんですけれども、その前に、この資料に対する御質疑、今の高橋委員への御質疑はございますか。
 
○山田 副委員長  印象に残っていないので、皆さんに教えてほしいので、これを付託しないで、議会運営委員会の場で議案の内容をざっくり説明した後に、本会議の上程のときに、どんな議論がなされたか、印象をお持ちの方はいらっしゃいますか。要するに向こうからの説明の仕方と、それに対して、付託しないということはその場で手挙げが行われたんでしょうけれども、例えば本会議場での説明とここで聞いた説明が余り変わらないというか、本会議場のほうがもっと丁寧に言っていると、何かそんな印象お持ちの方っていらっしゃいますか。
 
○高橋 委員  本会議は何もやっていないんじゃないですか。説明的なことは。
 
○赤松 委員  ほとんど補正予算の内容の説明というのは、総務部長がやっている部分だけれども、ざっくりした話で、こういうことがまずないし、したがって、質疑もないと思います。
 
○山田 副委員長  例えば、ある議案、こういうものの説明を事前にやっちゃいけないのかもしれませんけれども、ある程度趣旨を理解してほしいというような働きかけは、今は否定できない状態があるじゃないですか。そういったものを補足するということは余り大っぴらにはできないんですけれども、もう少しそのレベルまできちんと説明しろといって本会議で説明してもらうとか、そういうようなことで、もう少し説明を丁寧にした上で、付託はしないというような習慣的なやり方はないんでしょうか。意味があればという提案ですけれども。余り手を抜いてもいけないし、余り丁寧にやっても今までの議論とまた重なった議論になっていってしまうので。やり方を変えることによって少し改善をすると、そういうような手法はないですか。
 
○高橋 委員  私は、別に説明してほしいということで提案しているわけではなくて、委員会で本来審査する内容、言ってみれば6月、9月、12月は委員会付託している内容を、2月、3月の議会だけ付託しないというのはどうなんだろうかと。これで付託しないでいいのならば、6月、9月、12月も付託しないでいいという議論が成り立つのではなかろうかと思います。
 実際に同じような内容が付託されていて、特にそれが取り沙汰されてどうこうという問題になっているということは、一部問題案件が出たりするときもなくはないですけれども、ほぼないので、2月、3月の議会で付託しても、6、9、12月と同じように、さして時間がかかるような状況にはならないんじゃないかと。説明も、6月も9月も12月も非常に簡便な形でやっていて、こういうものも含まれていますよと議会側で認識した上で審査に臨んでいただいているので、あえて2月、3月、これだけ取り除いてやる必要はないんじゃないか、そういう意味なんです。だから本会議できちんと説明してくださいということを求めたいというものではないんです。
 
○久坂 委員長  順次、皆さんの御意見をお伺いします。
 
○日向 委員  やったほうがいいと思います。
 
○久坂 委員長  渡邊議員、オブザーバーという立場としての御意見があればお伺いしますけれども。
 
○渡邊 委員  私もできるだけ常任委員会でもんだほうがいいと思います。
 
○保坂 委員  先ほどの高橋委員の御提案というのは、常任委員会に付託しても、日程をふやさずに1日の間でさばけるようにして、取り扱ってはどうかというふうに受けとめました。これで件数を出していただいて、確かに観光厚生常任委員会とか、昨年あたりはかなり多かったんですけれども、基本的には、何か1日の日程で扱えるんだったら付託したほうが望ましいと考えます。
 
○赤松 委員  今、話がありましたけれども、そういうことを前提にした上で、日程のそういうことを考えた上で付託しても、そういうことを念頭に置いた形での委員会での審査ということが大事じゃないかなと。基本的には付託というのが原則ですから、そうされたほうがいいのかなと。そういうことを念頭に置いた上で、規定予算の中での増減だったとしても、なぜ増になるのか、なぜ減になるのか。問題によってはきちっとしておかなくちゃいけない減の理由であったり、増の理由であったりということもないわけじゃないので、それは付託されていないからというので、委員会で議論するんじゃないというのも、それはまずいことになるのかと思います。だけれども、そうそうあるわけじゃないから、その辺は付託した上で、やっていくことが必要じゃないかと思います。
 
○納所 委員  そうすると平成20年に議会運営委員会で決定したことの意味が何だったのかということになりかねないものがございます。できれば、現状この形で進みたいというのはあるんですが、ただ、常任委員会に付託する場合、こういった規定の範囲内で、簡易な補正、軽微な補正という形になるんでしょうか。ただ、内容によっては委員会に付託して、細かく話を聞きたいということも出てくるんですけれども、その場合の処置が規定されていれば、私は平成20年の確認事項を維持したいと思っているんです。
 といいますのは、(2)の常任委員会に付託するものの?として、例えば議会運営委員会で付託が必要であると認められたものという一項を加えていただければ、あとは軽微な補正、極めて事務処理的なものはあるかと思うんですけれども、それはわざわざ付託する必要はないのではないかと。ただきちんとした説明をもらうと、必要に応じて説明を求めるということが担保されていれば、私は平成20年の確認事項のある程度の枠組みは維持したいと思っております。
 
○河村 委員  私どもの会派も、納所委員からお話がございましたものに近いと思っております。最終的には各常任委員会の判断でできるようであれば、各常任委員会で判断してもらえればいいのではないかと思っています。基本的には平成20年の路線は引き継ぎつつも、ある程度は弾力的な効果も狙っていきたいと思っておりますので、最終的には各常任委員会の判断としたいと思っています。
 
○久坂 委員長  今一通りお伺いをした中で、新たな御提案というところで納所委員から、議会運営委員会で付託が必要かどうかという議論を終えた上で、平成20年の確認事項を堅持すべきではないかという御発言もあり、それと類似するものが河村委員からもあったんですけれども、この御提案についてはいかがですか。
 
○高橋 委員  議会運営委員会の中では、それを判断するほど時間がとれないんじゃないかなと。ですから事前に委員長、副委員長レベルで、今回は付託しないでやりますよと、概要はこんな感じですよという説明をしていただいて、正・副委員長から、ここについては規定ではこうなっているけれども委員会付託してくださいという話ができるならば、可能性はあるかなと思うんですけれども、今そういうことやっていないので。一括してやれば、そういうもの以外はスルーでもオーケーですよという内容ですから、時間がかからないんじゃないかと私は思っているんです。
 どうして平成20年でこういうふうにしたかというと、要は1日1常任委員会として、それはインターネット中継だとか、もろもろの要因があった中でやっていきましょうと。1日2常任委員会でやっていましたので、2常任委員会をネットでライブ中継することはできませんから。そういうときの切りかえの中で、少しでも審査する案件を少なくしましょうということで、執行部側と話し合いをして、当時の議長が苦肉の策として提案したことで。実際に何年間かやってみて、冷静に判断をすれば、改めて付託をしてもそんなに時間もかからずに、1日の日程の中でやれるような俎上ができてきたんじゃないかなと、そういう判断で提案させていただいていますので、また新たにやるにしても大変なんじゃないか、それならば付託した中で、問題があるところは各常任委員会で取り上げていくほうが、素直な気がします。
 
○山田 副委員長  確かに制度の切りかえというか、運営の切りかえの時期等々もあるし、そこで今のフレームにしたときに、どう運営したら一番いいのかという議論をした上で今回やっている部分ですよね。だから、議会として判断を加える場をどこで持てばいいんですかということになろうかと思うんです。高橋委員がおっしゃるように議会運営委員会の場では難しそうだと。付託してしまえば委員会判断でいいようにやっていけるだろう。逆に言うと委員会付託しちゃうと、説明もどさっと来る可能性は十分考慮しておかなきゃいけないので、そういったところを考えると、私もできるだけ現状を維持しつつ、いい手がないかという部分を思考していきたいと思っている立場です。
 2月定例会はかなり時間がかかりますし、この常任委員会の運営の仕方も、補正予算云々というよりも予算のほうに比重が偏ったような議論がどんどん多くなっていると思うんです。だからそういう意味でも、補正予算で軽微なものは余り時間をかけたくないというのは、多分皆さん一緒だと思う。1日の常任委員会の中でやれるんだったらみたいなお話もあるようですので。
 ここの部分は何とか維持しながら、新たな手法みたいなものをつくっていくほうがいいんじゃないかという気はします。その新たな何がという部分については、アイデアとしてはまだないですけれども。そこは皆さんのお力をかりなきゃいけないんですけれども、基本はこのフレームを維持しつつというところに落ちつかせたいなという気はします。
 
○久坂 委員長  暫時休憩します。
              (13時48分休憩   13時58分再開)
 
○久坂 委員長  再開させていただきます。
 休憩中にもいろいろ御意見をいただきましたが、もう少しこの件については時間をかけて結論を出していくということで、あわせて今後の定例会においても、補正予算について、2月定例会において付託しない、軽微におさまる補正の内容をもうちょっと精査していくという御提案もありましたので、これについても事務局のお力もかりて、調べながら進めていくということにさせていただきます。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 次に、26番「議員定数について」、27番「議員定数の適正化」、28番「議員定数の削減をする」の3件については、議員定数に関連する内容ですので、一括して協議を行いたいと思います。
 各市議会の状況について、事務局から説明がございます。
 
○事務局  県下各市の状況を一覧でまとめたものを配付させていただいております。各市の条例上の定数、現員数、それと今後の議員定数の検討、対応について、またその市における人口と、人口で割った議員1人当たりの人数、これを参考に一覧にしておりますので、御協議の際の参考としてください。
 
○久坂 委員長  皆さんに御協議をいただくのですが、その前に、私と山田副委員長から、この点に関しての進め方について御提案がありますので、お話をさせていただきます。
 定数につきましては、性急に結論を出すべき内容ではないという認識は、多分皆さん一致するところだと思います。その上で、あわせて先日高橋委員から、市民の方から意見を伺う公聴会なども実施してはどうかというお話がございました。あわせて、昨年行っていただいた政策法務の相談のほうでも講師を招いて、定数についてどう考えるかというお話を別の方から伺ったり、そういった調査を重ねながら、次年度末までを期限として、こちらはもうちょっとゆっくり皆さんと一緒に調査をしながら、結論を出していってはどうかということを御提案させていただきたいと思います。
 具体的には、今申し上げた公聴会の実施ですとか、講師の方を招いた勉強会を行う、また無所属の方からも御意見を伺わなければいけないと思いますし、そういったことを重ねながら、この項につきましては協議したいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○高橋 委員  基本的にその線でお願いできればと思うんですが、私が申し上げたのは、議会基本条例の中に、市民の意見も聞いてという文言が、たしか条文じゃなくて解説のところに入っていまして、そういうことを踏まえて決めるべきだろうという趣旨で、発言させていただいています。
 
○久坂 委員長  それでは、どういった内容で進めるかですとか、その具体的なスケジュールについては改めてこちらで考えて、皆さんに御提示しながら進めたいと思います。本日はこういった感じでこの項についてはおさめたいと思いますが、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
 次に、29番「常任委員会重複所属を認める」、30番「予算、決算特別委員会を常設特別委員会とし、通年して予算に係るすべての審査を行う」につきましては、予算、決算特別委員会の常設化の検討の際、常任委員会の重複所属の協議にも関連しますので、一括して協議を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
 県下の各市議会の状況につきまして、事務局から説明がございます。
 
○事務局  県下各市の状況をまとめた資料を配付しております。重複所属を認めているところは丸、できないところはバツにしてあります。この根拠条例ですけれども、各市議会の条例上にそれが明記されておりまして、「少なくとも一の」と書かれたものが、重複所属ができる規定に、また、「それぞれ一の」と書かれたものが、重複することができないような規定になっています。
 平成18年の地方自治法の改正に伴って、それにあわせて各市で変えたところが多くて、重複所属をしているところは、横須賀市議会の予算決算常任委員会と重複所属をしています。事務局で調べた中では横須賀市議会だけでした。横須賀市議会においても、「少なくとも一の」という書き方ではなくて、第1条にあるように、「予算決算常任委員会の委員のほか、一の常任委員会の委員となるものとする」と記載されております。要するに本市議会で言うと、観光厚生、建設、総務、教育こどもみらいのそれぞれ4つにはまたがらない。予算、決算とはまたがるけれども、4つの常任委員会の中では重複しないという意味で書かれています。
 右の列ですけれども、予算、決算に関する委員会の常設化をしている市は現在のところ横須賀市議会だけです。そのほかは特別委員会で実施したり、各常任委員会に分割付託して、審査を行っているという状況になっております。
 以上を参考に御協議をお願いします。
 
○久坂 委員長  ただいまの説明に対する御質疑、御意見があればお願いしたいと思います。
 
○納所 委員  各常任委員会へ、予算、決算と分割付託の議会が結構あるんですけれども、これは、分割付託というのが自治法上問題があるかもしれないという議論があったんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。分割付託されている議会等で、そんな話題は出ませんでしたか。
 
○三留 議会事務局長  この分割付託の件ですが、私が聞いた中では、鎌倉市の場合は一般会計予算という形で、1本の議案の中で、各常任委員会に所管する事項も全て含めた予算案が一つの議案として出てきております。私が聞いた中では、議案の提出の時点で、予算案を常任委員会の分、例えば四つ常任委員会あれば四つの所管の部分に分けて出してくるということは聞いたことがございます。県内全て聞いたわけではございませんけれども、この中の一つ二つはそういうやり方をしていると聞いたことがございます。
 
○納所 委員  その場合はそれぞれ分割して、各常任委員会で結論を出してということになりますよね。ただ、その結論が各常任委員会によってまちまちだった場合はどうするのかという心配をしてしまいます。その意味で、特別委員会設置の意義が当然出てくると思うんです。ただ、特別委員会があるにもかかわらず、同じ議題を各常任委員会で、事前に予備審査的に行うということも今やっておりますけれども、その整合性がきちんとできていれば、いわゆる特別委員会のあり方としてはいいと思うんです。あとは重複所属についてはもうちょっと時間をかけたいと感じます。
 
○高橋 委員  私が聞いた範囲では、常任委員会を分科会にするというか、常任委員会のメンバーを分科会のメンバーとしてやっているところがあるんじゃないかと思うんです。
 
○三留 議会事務局長  私も聞いた話で、例えば横須賀市議会は予算常任委員会を設置してございますが、その中に今高橋委員がおっしゃったように、分科会を幾つかつくって、その中で審査を行うと。最終的な結論については、予算常任委員会の中で結論を出していくと、そういったやり方をしているということは聞いてございます。
 
○高橋 委員  そういう方法だったら、納所委員が言っていた懸念は払拭できるんじゃないかなと。もう少し細かく聞いていただきたいと思います。表現がかなり平易な格好になっているので、秦野市議会もことし分科会形式にするというようなことも聞いています。
 
○久坂 委員長  わかりました。では分割付託と分科会ですとか、そういうことも調査するということですね。
 
○高橋 委員  もうちょっと詳しく調べていただきたいと思います。
 
○久坂 委員長  ほかに御質疑ですとか、調査事項でこれを加えてほしいというお話がありましたら承りますが、いかがでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 それでは、今の点を再度お調べいただいた上で、もう一度皆さんと御協議させていただくということでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○久坂 委員長  日程第3その他(1)「次回の開催について」を議題といたします。今後の議会運営の検討のための議会運営委員会の開催日程につきましては、2月定例会中に開催する当委員会で改めて協議をさせていただくということでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認しました。
 それでは、本日はこれで終了させていただきます。
 以上で本日は閉会した。



 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成27年1月28日

             議会運営委員長

                 委 員