平成26年議会運営委員会
12月19日
○議事日程  
平成26年12月19日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成26年12月19日(金) 11時00分開会 11時24分閉会(会議時間 0時間17分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、山田副委員長、河村、保坂、納所、西岡、日向、高橋、上畠、赤松の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第26号鎌倉市議会委員会インターネット中継についての陳情
2 その他
(1)継続審査案件について
    ───────────────────────────────────────
 
○久坂 委員長  議会運営委員会を開会させていただきます。
 委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。上畠委員にお願いいたします。
 なお、本日は陳情審査を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
 本日は、12月11日(木)開催の当委員会で協議され、継続審査となった陳情第26号鎌倉市議会委員会インターネット中継についての陳情につきまして、改めて御協議いただく場を設けさせていただきました。経緯につきましては、局長から説明いたします。
 
○三留 議会事務局長  本陳情につきましては、本年9月定例会におきまして、9月4日(木)に当委員会に付託されました。その翌日開催の当委員会での御協議の際に、その内容から議会広報委員会に検討をお願いすることにいたしまして、その取り扱いを一旦継続審査とするという形で確認いただいております。
 その後、今定例会に入りまして、12月11日(木)開催の当委員会の陳情審査におきまして、議会広報委員会の検討結果とあわせまして、陳情者から御発言をいただき、その取り扱いにつきまして、御協議いただくべきでございましたが、当日事務局で陳情者からの発言の申し出があったことを失念いたしまして、発言の機会を設けないまま、陳情の取り扱いについて御協議いただいてしまいました。
 この議事運営につきましては不手際がございましたことにつきまして、陳情提出者の方、またこの委員会の皆様には御迷惑をおかけしましたことをおわびさせていただきます。申しわけございませんでした。
 その後、正・副委員長と協議の上、また陳情提出者、また各委員の皆様に御了解をいただいた上で、本日、陳情者の発言の場を設けさせていただきまして、改めて本陳情の取り扱いにつきまして、御協議をお願いしたいと思います。
 
○久坂 委員長  ただいまの局長発言につきまして、まず確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○久坂 委員長  日程第1「陳情第26号鎌倉市議会委員会インターネット中継についての陳情」を議題といたします。改めて陳情提出者からの発言の申し出がございますので、暫時休憩いたします。
           (11時03分休憩   11時10分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 改めて取り扱いの協議をお願いしたいと思いますが、12日開催の当委員会で、多くの意見が出されまして、多くの皆さんが議会広報委員会委員としてこの議論に入っていらっしゃるということで、代表的な意見、メーンは上畠委員が委員長としていらっしゃったということで、その委員会としての意見を申し上げますと、「休憩が行われても、その休憩の再開後には委員長から、どういう議論があったのかということをきちんと報告するということを各委員会が守っていただく、そういうような委員会運営を各常任委員会に求めていく」という御発言がございました。また、議会広報委員会から休憩中の映像につきましては配信しても問題ないという報告があったので、これは議会広報委員会から各常任委員会に申し入れていくということで、多分時期的には今定例会の議会広報委員会で確認された後に、各常任委員会に申し入れようと思っているということを先日のこの場で、皆さんと一緒に確認させていただいたところです。
 私からは以上です。それでは取り扱いを含め、御意見をお願いいたします。
 
○高橋 委員  不手際があったということで、陳情者には大変御迷惑をかけ、心苦しい限りです。改めて陳述を審査しますけれども、先般、私どもの会派の意見として申し上げましたとおり、傍聴者の方、様子を見られる状況とインターネットで見られる状況は違うというのもどうなのかなという意見を述べさせていただいたところでありますが、陳述者はよく傍聴にも来ていただいておりますし、インターネットで確認して、熱心に議会の様子に注目していただいているということでありますので、既に今定例会に委員会を見ていただいていると思いますが、そのときになるべく委員長のほうで休憩をとらないで運営する努力をするべきだという意見をさせていただいて、各委員長それぞれに努力して運営していただいている様子がわかっていただけたかなと思っております。なるべく陳情者の意に沿う形でやっていければと思いますけれども、一旦議会広報委員会で御審議いただいておりますので、それがどれぐらい議会の中で反映できるかという様子を見ていただいて、段階的にやっていければと思います。
 そういう意味で、今回は陳情につきましては、陳述をお伺いいたしました上で、また改めて継続審査という形で、時期を見てまたやらせていただければと思います。
 
○上畠 委員  12月11日に陳述を伺えなかったことは、私も委員として申しわけなかったと思っております。
 議会広報委員会において、私が委員長として取りまとめさせていただいた立場といたしましては、今、常任委員会が開催されておりますが、先ほど委員長からおっしゃっていただいたとおり、議会広報委員会としても諮って、議会運営委員会に出した同じような内容について心がけて運営していただいて、なるべく不透明なところがないようにしていただいて、わかりやすく運営していただきたい旨は申し入れようと考えているところでございます。それについてはもちろん最終日に、議会広報委員会においても諮らないといけないところでございますけれども、まずはそこの運営状況等を見守っていただいて、それでどうなるかというところをぜひ見ていきたいと思っておりますので、今回は取りまとめた立場もございますので、私としては継続審査として、最終日、そこはきちんと各正・副委員長にもお話ししていきたいと思っております。
 
○保坂 委員  前回の議会運営委員会での審査のときに、陳述の機会を設けなくて大変申しわけございませんでした。今回陳述していただいて、陳情者の願意が委員会の傍聴者とインターネット中継の差を縮めるということですか、同等にするというところが非常に大事だとお考えになっているということがわかって、それは大変よかったと思います。
 ただ、インターネット中継なんですけれども、最終的には公式なものは議事録であると。議事録の調製で落着ということも一つにはあると思うんですけれども、インターネットに一旦流れた情報のコントロールというのは課題のあるところだと思っております。
 陳述を伺いましたけれども、本当に本質的なところは休憩をなくしていくところではないか、休憩を極力抑えるということが一番議会の公開というところでは大事だと思いますので、それは努力の途上ということで、今回の12月議会でもそのあたりのことは含めて臨んでいるところではありますけれども、いろいろな事情で休憩が長引いたりする状況も実際にはあります。ただ、そういう場合にあっても、なぜ休憩なのかということを明らかにしつつ、休憩をなるべくとらないでやっていくという方向性を全体として確認していきたいと思います。そこも含めて、今回の陳情については継続と考えております。
 
○納所 委員  今定例会の委員会の運営におきましても、この陳情、きょう御足労いただいて、陳情者から陳述を伺うことができたわけですけれども、なるべく休憩をとらずに運営していくということを心がけたつもりでございますし、また、冒頭一旦休憩をとったんですが、再開宣告の後に休憩中の協議内容を報告するという常任委員会の運営要領にのっとって、進めることを意識させていただきました。それはインターネットをごらんになっている市民の方から見れば当然のことだと思いますけれども、そういったところに配慮した運営というものがなされていれば、このような陳情に至らないで済んだのではないか、その辺は、この委員会運営、議会における市民に対する配慮というものをさらに意識しなければいけないと思います。
 そういった意味では、今後の運営にとっても、市民の知る権利といいますか、十分に尊重することは議会広報の観点からも必要でございますので、その点は配慮しながら運営すべきであるということは意識していくべきであると思っております。ということで、この陳情に関しては継続して、状況を見守りたいと考えております。
 
○赤松 委員  既に各委員から発言がありましたとおり、その内容においては全く同感であります。最大の問題は、どういう点で休憩になるかという点なんです。特別な、非常に錯綜して混乱するような場面を整理する意味で、休憩という場面がつくられることはありますけれども、それをさばくのは委員長ですけれども、最大限、公開の場できちんと土俵にのせた議論を進めていくのが本来ですから、そういう努力をするということが、こういう問題を解消していく道だと思いますので、そういう方向で努力していくことが大事だと思っております。取り扱いについては皆さんと同様の意見で継続であります。
 
○河村 委員  議会広報委員会の副委員長をやらせていただいている立場とすれば、今、上畠委員長からありました発言のとおりでございます。
 1点、陳述者からもお話がございましたインターネット環境と実際の傍聴の環境を近づけていこうということは、私は物すごく賛成でありまして、今議会でもタブレット議会というのも検討しております。そういったところで、資料の扱いなどについても今後検討していければいいのかなということも含めて、私は継続でいきたいと思っております。
 
○山田 副委員長  私からも副委員長の立場として、議事運営上の陳情者に対する失礼があったことをおわび申し上げたいと思います。
 私の意見は、皆さんお出しいただいている意見と同じにしておりますけれども、最大には、傍聴環境とインターネット環境は近づけなければいけないというのはもちろん、我々がインターネット中継をあえて選んで、インターネット中継を配信するということを覚悟した以上は、そういう環境のもとで市民の方に、どれだけわかりやすい議会のありようを見ていただけるか、それがやはり重要な問題だと思っておりますので、休憩ということについては、例えば資料要求、資料請求のための準備時間とか、そういったことは、やむなく必要な部分はありますけれども、議会というのは議論して初めて議会という場があるのであって、議論のない世界というのはあり得ないと思いますので、委員長の議事整理の範疇の中で、若干赤松委員もおっしゃいましたけれども、整理をつけなければいけない部分は最小限あろうかと思いますけれども、可能な限り、あるいはできる限り、どの委員がどういう意見を発しているのかということは明確にしていくべきだと思っておりますので、これからますます議員間討議ということもしていかなければいけないということに鑑みれば、そういったあたり、本当に明確に各委員がしっかりと意見を持って委員会に臨むということになりますので、そういった意味でも、休憩というのは今後起こらないようにしていかなければいけない。ただ、現在まだそこまで御要望いただくような状況ではないということも一方の事実として、今後この問題については継続的な取り扱いをさせていただきながら、議会基本条例の制定も終わりましたので、そういったものにのっとって、平成27年1月1日以降に施行されるわけですので、そういった意味で、きちんと対応してまいりたいと思います。陳述者のおっしゃることは十分、私なりに理解させていただいたつもりですので、そういう対応を今後も心がけてまいりたいと思っております。そういうことで、継続の扱いとさせていただきたいと思います。
 
○久坂 委員長  日向委員は同じ会派の高橋委員と同じく継続審査、また、西岡委員は同じ会派の納所委員と同じく継続審査でよろしいですか。
 
○西岡 委員  継続審査とします。
 
○日向 委員  継続審査でお願いします。
 
○久坂 委員長  ただいま皆様からの御意見を伺いましたところ、休憩は必要最低限にとどめ、議論は全て市民の方に知っていただくよう、改めてそういった運営を心がけていただくよう、各常任委員会の正・副委員長にもお願いしていこうということで、全員が今後もこの状況の推移を見ていくという意見でございました。ということで、今回は継続とさせていただきますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○久坂 委員長  日程第2その他(1)「継続審査案件について」を議題といたします。事務局から報告をお願いします。
 
○事務局  最終本会議において、閉会中継続審査要求を行う内容についてですが、12月11日(木)に確認したものと同じ内容になりますので、御確認をお願いします。
 
○久坂 委員長  よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 これで、議会運営委員会を閉会させていただきます。
 以上で本日は閉会した。



 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。


   平成26年12月19日

             議会運営委員長

                 委 員