平成26年建設常任委員会
9月26日
○議事日程  
平成26年 9月26日建設常任委員会

建設常任委員会会議録
〇日時
平成26年9月26日(金) 21時10分開会 21時31分閉会(会議時間 0時間10分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
池田委員長、小野田副委員長、河村、長嶋、上畠、赤松、大石の各委員
〇理事者側出席者
小礒都市整備部長、甘粕都市整備部次長兼下水道河川課担当課長、石山都市整備部次長兼都市整備総務課長、戸張下水道河川課課長代理
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第59号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
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○池田 委員長  建設常任委員会を開会いたします。
 会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。赤松正博委員にお願いいたします。
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○池田 委員長  本日の審査日程の確認です。お手元の審査日程のとおりということで、確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
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○池田 委員長  日程第1「議案第59号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
 
○石山 都市整備部次長  日程第1議案第59号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)の内容について説明いたします。議案集(その3)の1ページをお開きください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、平成26年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき説明いたします。
 6ページをお開きください。まず、歳出ですが、第5款総務費、第5項下水道総務費、第5目一般管理費は6,230万円の増額で、平成25年度消費税及び地方消費税の確定申告に基づき、納付すべき消費税額及び地方消費税額が確定したことに伴い、公課費の追加をしようとするものです。
 次に、歳入ですが、補正予算に関する説明書は4ページに戻ります。第30款第5項第5目繰越金は6,230万円の増額で、公課費の補正に伴い、平成25年度決算により確定する、前年度からの繰越金の一部を財源として充てるため、前年度繰越金の追加をしようとするものです。補正後の総額は、歳入歳出とも68億9,020万円となります。
 続きまして、補正予算の追加議案を提出いたしました経過について補足して説明いたします。お手元の配付資料をご覧ください。
 事業者として、市が納付すべき消費税額は、下水道使用料などの収納に伴って預かった消費税額から、市が実施した下水道の工事などの実施に伴って支払った消費税額を差し引いて算出し、預かった消費税額が支払った消費税額より多い場合、この消費税の差額を、当該年度の消費税額として納付することとなっています。
 このたび、平成25年度の消費税の確定申告をするため、税額を算定したところ、9月30日が納付期限となっている支払い予定額は4,375万3,700円となりました。平成26年6月に1,440万2,600円を既に中間納付しておりますことから、平成25年度消費税額のうち、平成26年度予算で支払う額は1,440万2,600円に4,375万3,700円を加えた、計5,815万6,300円となります。
 平成25年度の年間消費税額が確定することに伴い、平成26年度の消費税予定納付額は、10月以降、毎月735万4,200円となり、平成26年10月から平成27年3月までの納付予定額は4,412万5,200円となります。
 さきに説明した平成25年度の消費税額のうち、平成26年度予算で支払う5,815万6,300円と平成26年10月から平成27年3月までの納付予定額4,412万5,200円との合計1億228万1,500円が平成26年度に必要な予算総額となり、これから当初予算額4,000万円を差し引き、端数処理した6,230万円を増額しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○小礒 都市整備部長  このたびの予算不足の原因ですが、平成26年度予算積算時に、消費税の算定のもととなります、市が実施する工事などの経費を過大に見積もったことから、事業者として支払うべき消費税額を過少に見積もったことによるものでありまして、これは予算積算における違算でございます。大変申し訳ございませんでした。今後、このようなことがないよう、十分注意いたしますので、御理解を賜りますとともに、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
 
○池田 委員長  ただいまの原局の説明に、御質疑ございますでしょうか。
 
○小野田 副委員長  工事経費を過大に見積もったということでしたけども、それについて、もうちょっと具体的に説明してもらいたいことと、今後、このようなことがないように十分注意するということですけども、具体的にはどのように注意するのでしょうか。その2点お願いします。
 
○石山 都市整備部次長  先ほど都市整備部長が御説明させていただきましたとおり、予算積算における違算でございまして、市が実施する工事などの経費を過大に見積もった結果でございます。具体的な数字として、課税仕入れに係る消費税額、これはすなわち市が支払う消費税額を、実は8,711万円と予算の段階では見積もっておりまして、お手元の資料の確定申告におけます3,729万円と、差し引いた額4,982万円ほどを実は過大に見積もった結果でございます。また、税額の積算につきましては、これまで市の職員が計算をしてまいりましたけども、今年度からは税理士事務所に委託をいたしまして、今年度の業務と、平成27年度にお支払をする消費税額につきましても、税理士事務所に精査、検証させまして、予算額とすることで、より正確に努めてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 
○小野田 副委員長  税理士に頼んでいくということで、それは経費的にはどれくらいかかってしまうのですか。
 
○石山 都市整備部次長  税理士への委託料でございますけども、今年度は86,400円で、この消費税の税額の計算をしていただいております。
 
○小野田 副委員長  いままでこの処理は、どなたがやられていたんですか。
 
○石山 都市整備部次長  これまでこの経費の事務につきましては、都市整備部の担当職員が、8月ぐらいから前年度の決算の数字が確定を徐々にしてまいりますので、そうした確定した数字に基づきまして職員が日々計算をして、9月の確定申告までに税額を算出したということでございます。
 
○小野田 副委員長  都市整備部の担当職員が、これを計算していたということですけども、その担当職員の方に、例えば残業代とかを払うよりも、この86,400円ですか、こちらのが安く上がるのでしょうか。
 
○石山 都市整備部次長  さきほど御説明いたしましたとおり、8月から残業をして、職員が計算をしてまいりましたので、はるかに、委託をさせていただいたほうが、経費的には安く計算ができるという形になろうかと思います。
 
○小野田 副委員長  残業代は具体的にはいくらぐらいになっているのですか。
 
○石山 都市整備部次長  具体的に、超勤の時間が何時間ということは算出はしておりませんけども、8月から9月にかけてでございますので、仮に1日3時間ずつ残業をしたとすれば、8月、9月の40日間で120時間といいますか、そのぐらいの経費、超過勤務があったかと考えております。
 
○小野田 副委員長  わかりました。どれくらいそれが効果的に、経費の節減になるのかというところも知りたいので、また後日で結構ですので、資料の方お願いいたします。
 また、過大に見積もってしまったということ、これ金額がかなり大きいですので、今後は絶対にこういうことがないように、よろしくお願いしたいと思います。
 
○池田 委員長  ほかに御質疑ございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 意見の有無を確認いたします。
                  (「なし」の声あり)
 意見を打ち切ります。
 議案第59号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、採決を行います。原案に御賛成の方の挙手を求めます。
                  (総 員 挙 手)
 総員挙手により、議案第59号は原案可決されました。
 これで審査を終わりますので、インターネット中継を終了し、委員長報告作成のために暫時休憩いたします。
               (21時19分休憩   21時30分再開)
 再開後、議案第59号平成26年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、委員長報告の内容を確認した結果、これを了承した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成26年9月26日

             建設常任委員長

                 委 員