○議事日程
平成26年 7月15日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成26年7月15日(火) 11時00分開会 11時16分閉会(会議時間 0時間16分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、山田副委員長、河村、保坂、日向、中澤、納所、高橋、岡田、赤松の各委員及び中村議長、前川副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、木村議事調査担当担当係長、木田担当書記
〇本日審査した案件
1 議会の運営について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に河村委員を指名した後、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 議会の運営について
議長から、現在の状況説明として、6月27日(金)開催の当委員会において、現在総務常任委員会において継続審査となっている議案第17号平成26年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)に関連し、総務常任委員会での審査が終了次第、臨時会の開催を含めて検討すると報告したが、現時点で、審査を終了した旨の報告を受けておらず、臨時会開催の見通しが立っていないことについて報告があり、これを確認した。
(主な内容は次のとおり)
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○久坂 委員長 日程第1「議会の運営について」を議題とします。議長の発言がございますので、お願いいたします。
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○中村 議長 6月27日(金)の当委員会において、臨時会の開催を含めてというお話をさせていただきましたけれども、その後の状況につきまして御説明させていただきます。
総務常任委員会が7月9日(水)に開催されましたけれども、まず、昨年の9月定例会で可決された、議会議案第6号家庭系ごみの戸別収集・有料化全市実施の計画を見合わせることを求めることに関する決議について、別に決議を出し直すべきであるという御意見と、それから戸別収集・有料化を具体化している行政計画を別に変更すべきであるという2点について、総務常任委員会から議長に対して確認してくれという申し入れがございました。私からは、決議を新たに出すことは今の段階では難しいのではないかということと、それから理事者側には行政計画の変更についても難しいという回答を総務常任委員会にさせていただいたところでございます。
その後、補正予算の審議ですので、ごみにかかわる部分以外の予算もあるということで、それらを分割して審議することはできるかということについて、市長側に問い合わせをしてほしいということでしたので、その翌日、私と総務常任委員会正・副委員長にも同席いただいて、市長側に、分割して予算を出し直すことはできるのかということを問い合わせしました。その場で市長からは、その考えはないという回答でございました。
総務常任委員会の正・副委員長も同席していただいておりましたので、それをもって、その市長の考え方を聞いてもらったということで報告にかえさせていただいているということでございまして、現状、総務常任委員会は休憩中でございますが、冒頭申し上げましたように6月27日(金)の開催の当委員会において、補正予算については総務常任委員会の審査が終了次第、臨時会の開催を含めて検討するということにさせていただきましたが、今現在、審議が終了した旨の報告を受けておりませんので、したがいまして、まだ臨時会の開催の見通しが立っていないということを御報告させていただきます。
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○久坂 委員長 ただいまの議長発言を確認させていただきたいと思います。何か御意見はございますか。
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○赤松 委員 事務局にお尋ねしますが、6月27日の議会運営委員会の場で、先ほど議長が言ったとおり、臨時会を視野に入れて、私もそのときに質問したんですけれども、そういう議長発言も了として、私も発言させていただいたのですけれども、きょうは7月15日でしょう。少なくとも臨時会を含めてという話の中には、7月中旬くらいが一つのめどと私は勝手に解釈していたんですけれども、予算執行の上でも、そのぐらいがタイムリミットなんじゃないかと。補正予算が通らないと次の手続に入れない予算も、その中にはあるだろうという思いがあったんですけれども。
きょうになって、実際に執行部は予算上の関係で、かなり限界に来ているんじゃないかという気もするんです。その辺はどうなんですか。何か話は来ていますか。
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○三留 議会事務局長 今、補正予算の審査がまだ終了していないという中で、一部の補正予算に関連する案件につきまして、一部流用させていただいて対応したいという申し出が、実は本日ございました。内容は6点ございましたが、正・副議長、総務常任委員会の正・副委員長のもとに、この部分については流用ということで、そういったような動きというのはございました。
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○赤松 委員 そうでしょうね。現実にそういう事態になっているわけでしょうから。
したがって、先ほどの議長発言のとおり、最初の2点ですね、決議のこととか行政計画のこと、これについては、返しているわけですね。総務常任委員会のほうにね。一応オーケーが出たと。
もう1点の分割の話ですね。これも理事者側の意向は確認されて、それを総務常任委員会に返した、もうお伝えしたという段階なんですか。それは議長から発言をお願いします。
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○中村 議長 総務常任委員会の正・副委員長に同席していただいておりましたので、その回答については報告したということで、ほかの委員には事務局のほうからお伝えするということで、その経過はお知らせしたということです。また、総務常任委員会に出ていない会派の皆様には、私から口頭で今の状況を報告させていただきました。
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○赤松 委員 6月27日(金)の段階で、継続審査の扱いにすることについては、私は私の意見があります。それは脇に置いてでも早く軌道に乗せて、行政の執行に支障がないようにしていかないとまずいと思うんですが、27日に議長が冒頭に言った臨時会を含めて、その臨時会がそろそろ限界に来ているという状況もありますから、議長のもとで宿題にされた点については、議長の責任できちんと返されているという状況ですから、速やかに総務常任委員会を開催してもらって、進行させていただきたいと思いますがいかがですか。
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○中澤 委員 議長はそこまで踏み込めないですよ。
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○高橋 委員 27日の当委員会の中で、臨時会を視野に入れているという話の前段で、条例が通っていない状態で審査に入れないというお話をお伺いしましたけれども、大体同時にやる、もしくは予算のほうが先にやるというケースがほとんどだったんですけれども、委員長の責任において、そういう御判断をされたということは伺いましたので、それであれば、条例が終われば、結果がよければ、速やかに審査に入っていただけるという話も伺いましたので、それでお待ちをしておりましたけれども、また新たな課題が出たということで、それについてはきょう議長の御報告の中で、3点、一定の回答が出たということでありますから、あとは議会の権限で減額修正するとか、それはもう議会の中でやるべきことでありまして、そういうふうにしたいという委員がおられれば、そういう提案をしていただいて、それで結論を出して、予算は特に執行することが前提の議案でありますから、いいとか悪いとかという結論を出しながら進んでいかないと。何か流用なんて話もあったということですから、審査もしないで流用していくようなことになっていきますと、議会審査しない、議会はもう機能していないとか、議会は不要なんじゃないかとか、そういう話にもなりかねないわけでありまして、マルとかバツとかという結論はありますけれども、ちゃんと審査していただいて、期限を切って、回答を出していただいて、本会議で最終的に結論を出していくという流れはきちんとやっていかないといけないと思うんです。議会の役割というのは回答を出すということが一番重要でありますから、そこは期限を切ってやっていただきたいと思います。
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○岡田 委員 僕は議会運営委員会の委員でもあるし、総務常任委員会の委員でもあるので、微妙な立場だったんですけれども、今言われたように、総務常任委員会の中で確認してもらって、今後どうするかということをやってもらえればありがたいなと思っています。
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○山田 副委員長 私どもの態度についても、お話の中で出ているということで、委員会のほうにも報告いただいたということで、私自身、会派としての説明は必要であると考えていますが、それはそれとして、先ほどの流用というのが一番気になっていて、そこは議会として審査しないままということになっていくと、これは大変危険な執行行為にもつながっていく可能性がありますので、いろんな御議論はあるにしても、必要な予算、反対する予算も含めて、きちんと審議いただいて、議会としてチェックしたというあかしはつけた上での予算執行というのを、ぜひ我々としても考えていかなければいけないのではないかと私自身は思っておりますので、今のいろんな予算執行する動きというのは、間に合わないからやらせてくれというのは、執行部側も乱暴な持っていき方のような気がしますけれども、そういうことも含めて、議会として議論を尽くしていただければと思っています。それは総務常任委員会にお任せすることでありますので、そういう点については少しお願いしておきたいと思っております。
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○納所 委員 総務常任委員会で分割審査についての打診、それを拒否されたということは、それはしようがないので、そのままで行くしかないということで、これは逆に議会がどうこうするよりも、執行部側が拒否されたということなんだから、ともかくそれで総務常任委員会なりに委員会の進め方をお考えになっていただきたいと思います。
ただ、その前段階で、例えば決議に関して態度表明の件について副委員長おっしゃったんだけれども、その点はいずれかの機会で明言されたほうがいいのかなという感想は持った次第でございます。
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○山田 副委員長 今の御発言に対しては、私どもから議長にはこういう経緯があってということでの御報告をさせていただいていますので、それは、公式な場で云々ということについては、アドバイスとしてお伺いしておきたいと思います。
ただ、表決として、前回については賛成したという事実が残っておりますので、それについての説明云々ということについては、やはり我々会派の責任、一議員としての説明責任という形で、最後まで問われることだろうと思いますので、それについては私なりの準備をさせていただこうと思います。
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○久坂 委員長 ほかに御意見はございますか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。それでは、審査につきましては速やかに進めてほしいという御意見は、議会運営委員会の立場としてではございますが、委員会は独立している中で、どうこうしようという話ではなく、こういう話があったということをお伝えさせていただこうと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
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以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成26年7月15日
議会運営委員長
委 員
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