○議事日程
平成26年 4月25日議会基本条例の制定に関する調査特別委員会
議会基本条例の制定に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成26年4月25日(金) 13時15分開会 15時11分閉会(会議時間 1時間56分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
高橋委員長、山田副委員長、河村、長嶋、保坂、納所、上畠、小野田、赤松の各委員
(久坂委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、木村議事調査担当担当係長、岡部担当書記
〇本日審査した案件
1 前回委員会の概要について
2 議会報告会について
3 素案(案)について
4 その他
(1)次回特別委員会(全体会)の開催について
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○高橋 委員長 ただいまから議会基本条例の制定に関する調査特別委員会を開催いたします。
会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。長嶋竜弘委員にお願いいたします。
なお、久坂委員から出産のため、欠席する旨の届け出が出されておりますので、御報告いたします。
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○高橋 委員長 審査日程は、お手元に配付をさせていただきました審査日程表のとおりです。御確認をお願いします。
本日は前からお話していましたとおり、迫ってまいりました議会報告会の進め方の確認を中心に行いたいと思います。2時間をめどに終了したいと思っておりますが、少し時間が許せば、先日残してしまいました素案(案)の全体確認、あと2条ありますので、そちらもやらせていただければと思っております。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○高橋 委員長 確認いたします。
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○高橋 委員長 日程第1「前回委員会の概要について」を議題とします。
資料でお配りさせていただきました第9回、4月18日分であります。こちらは、その前の第8回に引き続きまして、逐条小委員会でいろいろもんでいただきましたものを全体会で確認する作業をさせていただきました。
こういう形でやらせていただきまして、少しだけ中身を確認しておきたいと思います。資料の逐条解説つき素案(案)をごらんいただきたいと思います。
前回やりましたところで、変更のあったところは見え消しをさせていただいておりまして、第14条からになります。第14条の解説のところ、1カ所ですね。それから第17条、第18条に変更がございますので、御確認いただきたいと思います。
残りの第19条と第20条、それから付則につきましては審議未了でございますので、その前の部分まで御確認をいただければと思います。
確認させていただきましたとおりに訂正させていただいておりますので、本日以降、この見え消ししてあるところにつきましてはカットさせていただいて、それを案ということにさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○高橋 委員長 日程第2「議会報告会について」を議題とします。きょうの本題であります議会報告会の詳細について確認していきたいと思います。
こちらにつきましては、山田副委員長を中心に御確認いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○山田 副委員長 それでは、議会報告会の内容説明ということで、資料に沿って順次、説明させていただきたいと思います。
開催日時、場所については、記載のとおり5月10日(土)と14日(水)、5月10日(土)は10時から12時まで、議会全員協議会室で実施いたします。5月14日(水)は、19時から21時まで、大船行政センターの第1集会室で行います。
会場レイアウトにつきましては、既にお配りしてあるものと少し変えてございますけれども、会場のレイアウトについては、おおむね資料の図のとおりと理解をいただければと思います。報告者席と司会席があって、スクリーンを使うということを前提に準備をしたいと思います。テーブルについては、前回のオープンミーティングで8ブロックの席を設けたという実績がありますので、これは全員協議会室の例ですけれども、8ブロックで記載してございます。
あと議員の配置についてはまた追って後ほど御説明したいと思います。
大船行政センターについても、おおむねこのとおりにしたいと思いますが、会場が少し狭くなると思いますので、6テーブルぐらいになろうかと今は想定しております。
あと、各会場での共通事項として記載があるのは、参加者が多くなった場合で、その対応ために折り畳み椅子を準備すると。あとは、司会者及び発表者は有線マイクを使用して、質疑応答時間がございますので、質問のある方についてはワイヤレスを使用していきたいと思っております。
運営でございますが、後ほどタイムテーブルをお示しいたしますけれども、おおよそ議会報告会は50分を予定しております。会場図をごらんいただきながら確認いただきたいと思いますが、報告者は会場前方のひな壇に着席して、報告は自席で行います。演台は使わず、その場で発表、報告をしていただくということです。
報告者につきましては、各常任委員会の委員長または副委員長、予算特別委員会の委員長ないしは副委員長ということで、各委員会1人ずつにしたいと思います。
参加議員につきましては、後ほど御確認もありますけれども、各テーブルに均等に着席していただくよう案内を申し上げたいと思います。それで、特別委員会の委員につきましても、各テーブルに分かれるように配置をお願いしたいと思います。あと、特別委員会の委員の皆さんにはそのテーブルの進行役、司会役をお願いしたいと思っておりますので、現段階でそこを含んでおいていただきたいと思います。
質疑については司会者が仕切ることになりますけれども、地域名と氏名を名乗っていただいて、発言は簡潔にお願いしたいという旨を申し上げたいと思います。回答につきましても、簡潔にお願いしたいと委員長、副委員長にはお願いしたいと思います。
5点目に記載があるのは、質疑応答は司会が行うと。後ほどまた御説明いたします。
あと、委員会報告でございますけれども、資料として、議会報告会の委員長報告という書式を添付させていただいております。総務常任委員会、教育こどもみらい常任委員会、観光厚生常任委員会、建設常任委員会と平成26年度一般会計予算等審査特別委員会の委員長報告ということで、5枚セットになってございます。ただし、報告についてはできるだけ1頁にまとめていきたいと思いますので、お手元の教育こどもみらい常任委員会の資料は両面2ページになっていますけれども、できるだけ1ペーにまとめる形で報告書をつくるように、これから若干手を加えていただいて、片面で見られるようにしてく予定です。委員長報告の内容についてはお手元のとおりということになります。
委員会の報告については現在のところ、こういう形でということで御確認いただければいいかと思います。
続きまして、議会報告会50分の後、おおむね1時間を使って意見聴取会をやりたいと思います。資料の中段から下に記載がございますけれども、各テーブルでは2名以上の議員が対応するということで、参加議員とテーブルの数によっては3名になるケースもあるかもしれませんけれども、最低2名で運営します。先ほど申し上げました特別委員会の委員の皆様にはそのテーブルの司会役、進行役をお願いしたいということと、もう1名の方には記録役をお願いしたいと考えております。
本聴取会は、市民からの意見を傾聴することが基本でございますので、議員からは補足的な説明はよしとしますけれども、できる限り発言は抑えていただきながら、市民の意見をお聞きしていきたいと思います。
ただし、どうしても答えざるを得ない御質問も想定されますので、そういったときには、いや私は答える立場にありませんというような、かたくなな態度をとる必要はないかと思いますので、ぜひ市民の皆さんが発言しやすいような雰囲気づくりを心がけていただければと思います。
意見聴取のポイントとしましては、報告会の内容というのは、前半の50分で実施いたします報告会の内容です。あとは、皆さんからお寄せいただく施策、政策にかかわるもので、そういったものをここでお聞きできればと思っております。
4点目については、市民からの意見聴取が、この1時間を使い切る前に意見がなくなりましたということであれば、余った時間で議会基本条例にかかわる内容を各テーブルの共通のテーマとしてお願いしたいと思います。そこは時間を見ながら議会基本条例について、市民の皆さんの率直な御感想も含めて、条例に寄せる気持ちとか、期待とか、そういったことを市民の皆さんから御意見を賜ればと思っております。約1時間を意見聴取会に費やしていただくということでございます。
準備について申し上げます。まず周知ですが、「広報かまくら」5月1日号に議会報告会の案内が載ります。「議会だより」でも周知したいと思います。あとはポスターとチラシ、それとフェイスブック、そういったものが5月1日から本格的に開始されるということです。今はまだ反応が薄いんですけれども、5月1日以降、こういった広報が鎌倉市民の目に触れていくということになろうかと思います。
委員長報告につきましては、これは参加者の皆さんにお一人ずつ報告書をお配りすることを前提に考えております。お手元の資料を見ながら報告を聞いていただくという形にしたいと思います。
会場でございますが、机と椅子については先ほどのレイアウトのとおりです。音響設備につきましては、ワイヤードマイクが2本とワイヤレスが1本ということで準備していきたいと思います。
あと、プロジェクター関係、スクリーン、PCにつきましては、補足的に使用するということと、あとは全体の流れを常時スクリーンに写し出しておくということで、今どういうことをやるのか、あるいは、こういうことで進行していますというような進行表的なものも常時スクリーンに出しておいてはどうかと考えておりますので、そういった準備をしたいと思っております。
あと移動手段でございますが、5月10日(土)については現地集合、現地解散ということで、市役所議会全員協議会室をベースにしますので、こちらにお集まりいただいて、こちらで解散ということにいたします。
5月14日(水)については、マイクロバスで大船行政センターへ移動していただくということですので、市役所に来るほうがかえって遠回りというケースもあろうかと思います。そのあたりについてはまた個別に対応させていただきたいと思いますが、原則はこちらからマイクロバスで出ていただくと。議員派遣という縛りもございますので、そこの辺は最終的な確認をもう一度詰めますけれども、こちらで集まっていただいて移動ということにしたいと記載してございます。
弁当、飲み物については特に用意しておりませんので、各自でお願いしたいと思います。
それと、この委員長報告にかかわる内容で、総務常任委員会の報告のところで、添付で横書きのパワーポイントの資料をつけているかと思いますけれども、今回の報告は保坂副委員長がされると伺っておりますけれども、こういったものを補足的に説明で使うと伺っておりますので、御確認をお願いしたいと思います。
とりあえず人のレイアウトも含めて、もう少し後にしたいと思いますが、今までのところで確認漏れ、あるいは質疑等ございましたら、一旦ここで切って進めさせていただければと思います。
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○高橋 委員長 第1ラウンドということで、途中まで御説明いただきました。これから時間割りを書いてある表の説明をしていただくようになると思うのですが、そこを聞いていただくと、もう少し具体的に当日の動きが見えてくるかと思います。これまでのところで何か御質疑があればお願いします。今、総務常任委員会の確認で、パワーポイントで多少雰囲気を伝えるような映像を映そうということになったそうですので、これは事務局でプロジェクターを用意していただきます。これから他の委員会からも申し出があれば、それは受けさせていただきたいと思っております。
あとは当日のスケジュールはお配りする予定がないものですから、市民の皆様がお入りになったときには当日のざくっとした、何時からどういうことをやるかの当日のプログラムをスクリーンに映させていただいて、見ていただくようにしたいと思っております。
後ほど、当日の参加の議員の名簿を確認いただきますけれども、当委員会の皆さんはもちろん全員参加いただきますが、それ以外の委員外議員もかなりたくさん出席をいただく予定になっておりますので、その中からお一人選考させていただいて、当日の書記をお願いしたいと思っております。
この先の具体的なスケジュールの表を見ていただきながら、説明いただきますけれども、もう一度さかのぼっての質問をしていただいても結構ですので、今までのところでなければ、先に進めたいと思いますけれども、よろしいですか。
(「なし」の声あり)
ここまでのところを確認します。では、先の説明をお願いします。
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○山田 副委員長 それでは、議会報告会・意見聴取会の出席者一覧というA4縦の表があろうかと思いますので、そちらをご覧いただきたいと思います。
5月10日(土)と14日(水)の、それぞれ参加いただける議員の名前を記載させていただきました。募集期間が若干短かったこともあろうかと思いますけれども、多くの皆さんに御出席いただけるという報告をいただいております。5月10日(土)、委員としては、久坂委員は欠席になろうかと思いますけれども、委員外の議員としてはその右手に記載がございます。
あと5月14日(水)ですが、御確認いただいている内容のとおり、多くの委員外議員の方に出席していただきます。
それとあと、5月7日(水)の件を先に説明させていただきたいと思います。先ほど広報という話をさせていただきました。その中で、ポスターはもう掲示されているところもありますけれども、チラシということで、今、お手元にA5の両面でつくられたもの、各自200枚ずつ机上に置かれているかと思いますが、チラシの駅頭配布については、オープンミーティングのときと同様の場所をお願いしたいということで、確認させていただきます。
鎌倉駅東口については保坂委員と高橋委員長、西口につきましては赤松委員と長嶋委員、大船駅東口については上畠委員と、オープンミーティングのときは久坂委員が入っていたのですけれども、今回は私が東口の対応に回ります。あと大船駅西口については小野田委員と河村委員、湘南モノレールの大船駅のところでは納所委員、委員からは納所委員だけですが、御協力いただける方として、西岡議員と吉岡議員がいらっしゃいますので、そういった意味合いで、納所委員の席には400枚のチラシが行っているかと思います。そういうことで御了解いただければと思います。5月7日(土)の6時半から8時半ということで御協力をよろしくお願いいたします。
それでは、横書きの資料、当日の役割分担も含めて、進行表を御確認いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
5月10日(土)、全員協議会室で10時から12時の間、議会報告会と意見聴取会を実施いたします。その流れと役割分担について御説明させていただきたいと思います。おおむね9時にお集まりいただいて、この議会報告会についての総責任者ということで高橋委員長、副として私が入ります。
会場責任者につきましては、赤松委員と小野田委員に正・副をお願いしたいと思います。
進行の総括については、赤松委員に正をお願いして、私が副で入る予定でございます。
設営に関しては、小野田委員に旗振りをお願いします。
受付は保坂委員にお願いしたいと思っています。
会場の設営の関係もございますので、誘導、場内の整理等については小野田委員と保坂委員に、受付と連携しながらお願いしたいと思います。
おおむね準備を終えて、スタートから30分後には役員配置が完了し、市民の皆さんにお入りいただくのは9時半ごろ、受付を開始していただいて、おおむね9時45分には受付、入場の完了をお願いしたいと考えてございます。
10時からいよいよスタートでございますけれども、5月10日(土)の司会については私が担当したいと思っております。そこに正・副と書いてございますけれども、司会は、私が正で、議会報告会については私が担当し、意見聴取会については個別のテーブルになることはありますけれども、全体の流れ等の司会については保坂委員にお願いしたいと考えております。
主催者の挨拶については、中村議長にお願いします。
資料に音響と書いてございますけれども、これはマイクを3本使うということで、スピーカーがございます。余りさわることはないかと思いますけれども、音響については小野田委員に撮影関係という流れの中でぜひお願いしたいと思っております。
各常任委員会の委員長報告については、それぞれ報告をいただく委員長、副委員長にお願いします。紹介については私がやるということです。
タイムキーパーについては、全体の進行総括ということから、赤松委員に各5分、予鈴を入れるかどうかについてはまた話を詰めなくてはいけないかもしれませんが、5分できっちり終わるようにしていきたいと思っています。
それから、質疑応答については、4常任委員会合計で10分という非常に短い時間ですので、この辺も司会はかなりしんどい思いをするかもしれませんが、できるだけ多くの意見に対応できればなと思っております。
撮影については申しわけございません、久坂委員が今回は外れておりますので、長嶋委員にお願いしたいと考えてございます。
予算委員会の委員長報告は8分を予定しておりまして、質疑応答についても10分を考えております。
おおむねここまでの司会を私が担当するということです。
なお、保坂委員には申しわけないんですが、委員会の報告が終わった後に、グループ内の意見聴取から最後までの司会をお願いしたいと思っております。
最後に、アンケート回収についてです。市民の皆さんに声をかけていただきながら、アンケートを回収し、閉会に向けて動いていきたいと思っております。担当として保坂委員に正をお願いしていますけれども、これは皆さんの御協力をいただきながら、やりたいと思います。
司会の閉会告知については、最後、保坂委員にやっていただくということになります。ここで11時50分ということで、少し前倒しの時間が書いてございますけれども、グループ内意見聴取とか、あるいは意見交換で出た政策等についての発表、そういったものの時間を少し食うのではないかということも想定してございますので、この11時50分きっかりということにならなければ、そこは司会の裁量で若干長くする、ただし、最後には12時には終わるというようなことも御配慮いただければと思います。
最後、挨拶につきましては、委員長に挨拶をお願いするということになってございます。
事務局等については、まだ書いてございませんし、市民の皆さんの参加者についてもまだ記載してございませんけれども、委員外議員については、そこに記載の9名の方が当日御参加いただけるということです。
先ほど申し上げましたように、この特別委員会の委員の皆さんには、基本的には報告会が終われば速やかに席に移動していただいて、司会進行に頭を切りかえていただくということになります。赤松委員と保坂委員については、報告もし、意見聴取のほうでもリードするというお役を担っていただかなくてはいけませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。
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○高橋 委員長 保坂委員は全体の司会とあわせて、テーブルに着くというのは大変なのではないでしょうか。
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○山田 副委員長 保坂委員につきましては、司会に専念していただくということで、各テーブルにつく委員としましては、保坂委員を外して、それ以外の委員の中で、高橋委員長は難しいでしょうから、当日の会場で8テーブルになれば、私が対応させていただきたいと思います。
委員長報告についてはビデオカメラを回したいと思いますので、撮影をよろしくお願いいたします。
それでは、先ほど確認いただいた件で、もう一度しっかり確認しておきたいと思います。司会については保坂委員に後半をお願いすることになりますので、テーブルの着席はしないと。あと、撮影を長嶋委員にお願いしていますので、基本的には撮影をしていただくということで、テーブルにはつかないということでいきたいと思います。そうすれば、高橋委員長の出番があるかもわかりませんけれども、そこはよろしくお願いいたします。
では続きまして、5月14日(水)、大船行政センター第1集会室での議会報告会について、確認をいただきたいと思います。
スタートは19時ということですので、おおむね1時間前に機材搬入と、あと会場のリセットが必要だろうと思いますので、設営に着手するということにしたいと思います。
受付については18時30分からおおむね45分ぐらいに完了して、着席を促す、お願いするというふうにしたいと思います。
総責任者、会場責任者、進行の総括、設営、受付、場内の誘導等については、10日と同じ役割を担っていただきたいと思っております。
19時からスタートいたしますが、司会の開会の告知につきましては、小野田委員に前半の議会報告会の司会をお願いしたいと考えております。と申しますのは、先ほど申し上げましたように、議会報告会での報告者として赤松委員と保坂委員がいらっしゃいますので、そういう意味で小野田委員に前半の司会をお願いしたいと思っております。
音響関係とかタイムキーパー、撮影、アンケート等については、基本的には10日と同じということで御了解いただければと思います。
それと、14日の委員長報告並びに質疑応答時間については10日と一緒でございますし、その後の流れも10日とは変わりはございません。ただし、司会については14日の後半の意見聴取の部分については私が司会を担当させていただきます。そういうことで、司会については前半が小野田委員で後半が私ということです。
主催者の挨拶につきましては、議長と高橋委員長ということで、これは変わりがございません。
先ほど申し上げたことを備考欄に書いてございますけれども、大船会場へはマイクロバスを使用するということで、現地解散としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
あとは、委員外議員で御参加、御出席いただける議員の方は、そこに記載の12名となってございますので、御確認をお願いいたします。
10日(土)と14日(水)の役割分担等について私から申し上げましたが、何かあれば、また委員長、よろしくお願いいたします。
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○高橋 委員長 1点だけ、細かい話ですが、表の一番最後に主催者挨拶ということで、私がお礼の挨拶をさせていただくのですが、これは2分になっています。時間を計算すると1分合わないというところがあると思うのですが、打ち合わせでは1分という話でしたので、それで多分、時間が合うと思いますので、訂正しておいていただければと思います。
それから、司会は、保坂委員と小野田委員にお願いするということで、急な話ですけれども、役割分担でお願いしたいと思います。毎回、撮影は長嶋委員ですが、よろしくお願いします。
前回オープンミーティングをやって、大体流れとしては同じような形になると思いますので、経験則として、ここに書いてない部分も御理解いただけていると思いますが、それでもなお自分の役割としてこれはどうかというものがあれば、今、山田副委員長に聞いていただければと思います。
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○保坂 委員 何点かあります。まず、委員会の委員長報告は、ここに今並んでいる順番でよろしいのでしょうか。総務常任委員会が1番ですか。
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○山田 副委員長 委員会が開催される順番じゃなくて、いつもの並びでお願いしたいと思っています。総務常任委員会がトップで、それから教育こどもみらい常任委員会、観光厚生常任委員会、建設常任委員会という順番で、報告していただくということにしたいと思います。
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○保坂 委員 一番気になるのが意見聴取会での発表のところです。これが10分で、意見交換で出た政策の芽ということの発表ですが、今回は前回のオープンミーティングのように各テーブルでポスティングしたようなものはなくて、口頭での発表ということですけれども、これは、それぞれのテーブルに配置されている司会者、要するに議員が行うということになるんですか。10分しかなくて、市役所の全員協議会室でやる場合は8グループあるかもしれないということですから、1グループあたり1分ですか、そのあたり、どういうイメージでやればいいか、お願いいたします。
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○山田 副委員長 先ほど申し上げたように、この特別委員会の委員については司会進行をお願いしますので、それで進めていただければと思います。できるだけ市民の皆さんから出た意見を、発散的にしゃべるのではなくて少し収束させながら、こういうアイデアが出ましたとか、新たな、我々が気づかないようなことも含めて、できるだけ多く知っておいてもらったほうがいいということに絞って発表していただければと思います。
全部を発表するとなると大変時間がかかると思いますので、そこは発表する方の裁量でお願いしたいと思います。あと、司会の特別委員会委員のほかにもう一人、記録係としてテーブルに入っていただきますので、その方に記録をお願いします。ですから、記録された方が10項目記録されていても、そのうちの一つとか二つを選んで発表いただいて、我々が最後にこの意見聴取会で得たことをまとめようとしたときには、その10項目全てを報告書としてまとめていく形に今回はせざるを得ないのかと思っています。
だから、委員長報告もかなり絞ってやっていただいていますので、そういった意味では、市民の意見、出たものを全部発表するのではなくて、その中で選んで発表していただく。そのかわり、いただいた意見を全て記録にとどめて今後の議会活動に活用していくと、そういうことで進めてはどうかと考えています。
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○保坂 委員 そうしますと、8グループとか6グループあったとして、そこから出てきたものを共有化したりとか、コメントを返したりということは、1分というのはもう無理なので、とにかくテーブルのまとめ役の人が頑張って発表するしかないと。順番に発表していっていただくと10分過ぎてしまうというイメージでよいということになりますか。
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○山田 副委員長 今回の議会報告会については、今おっしゃったとおりのことになろうかと思います。これから先についてはまた議論があろうかと思いますので、そこは今回言及しませんけれども、今回に限ってはこういうやり方で整理しますので、よろしくお願いします。
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○保坂 委員 そういうやり方でやりますと意見聴取会の最初の、始めましょうというときに、きちんと全体に伝えておかなければいけないということですね。
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○山田 副委員長 細かく言えばそういうことにもなろうかと思いますけれども、意見聴取会の中でいろいろ話しているうちに、Aさんのおっしゃったことは我々も大変参考になりますとか、市民の皆さんの反応がそれについて非常に高かったとか、そういったものがあれば、先ほどこの話で盛り上がりましたので、これについて私から発言させていただきますぐらいのことを、その流れの中でやっていただければいいのではないかと思います。
何か一つ決めて出してしまうと、それを守らなくてはいけないという意識がかえって強くなりすぎる懸念もあるのではないかと思いますので、議事の整理の中で、そのあたりは御了解をとりながら、これについて発表させていただきますということでよろしいのではないかと思いますけれども。
ただ、議会基本条例を共通テーマとして話したいということになれば、最初にその話題に切りかえたときには、そこは話をしなくてはいけないものですから、議会基本条例について一言、Aさんのおっしゃったことだけ発表させていただきますというようなことの御了解をとりながら、発表時間に合わせるような形で御発表いただくということでよろしいではないかと思います。頭で司会者がこうしてくれ、ああしてくれというようなことは想定していない。それぞれの委員の判断で適時まとめいっていただくことができればと、私は思っております。
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○保坂 委員 いろいろ伺いますけれども、そうすると、それぞれのテーブルの取りまとめやコーディネーターの方がキーになると思います。私も場内と場外の整理もするということですが、オープンミーティングのときは河村委員がすごく上手に、はい、このテーブルに着いてくださいとエスコートしていらしたと思います。そのあたりの割り振り、このテーブルは誰というのは、あらかじめしておくのですか。
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○山田 副委員長 出席の議員の方については、当日、来ていただいた方から順に座っていただくような形で私はいいと思いますし、市民の方も、御案内したのが1番であれば、次は2番、3番、4番というふうに、平均的に配置いただくような着席のお願いをしていけばいいと思います。特に誰かと誰かが一緒でなくてはいけないという制約はございません。ただ、委員外議員の方については記録ということに専念していたくものですから、そこだけはお願い事として十分了解しておいていただかなくてはいけないことだと思っています。
特にそこは何か意識して、あの方はこっちのほうがというようなことは、河村委員もオープンミーティングのときにされていたわけではなくて、要するに、均等に着席いただけるように御案内していたという理解でよろしいですよね。
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○河村 委員 そうですね。基本的にはそうです。ただ、男女比率についてはある程度配慮はいたしました。年齢構成も少しは考えました。
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○山田 副委員長 余りがちがちにそれをやる必要はないかと思いますけれども、今おっしゃったように、男女比率とか、年齢構成に、この方はこの年齢だと決めつけないで、そういう配慮も入れる余裕があれば、お願いしておきたいと思います。
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○高橋 委員長 皆さんにテーブルに着いていただいて進行をお願いするのですが、終わってから取りまとめをして、次回6月2日(月)の全体会に議会報告会の報告について、逐条小委員会でまとめたものを上げていただくのですが、そのときにいろいろ整理していただくことを想定してやっていただければと思います。一つは報告の仕方はどうだったですかというような感想も聞いていただきたいと。委員会によって差異があっていいと思いますし、どういうふうにやるかというのはお任せいたしますけれども、委員長がした報告、例えば、パワーポイントでスクリーンを使ってやったのはどうだったでしょうかというようなことも聞いていただくと、それは今後のやり方のヒントにはなると思います。
あともう一つは、出された意見は、ポストイットほどたくさんではないので、できるだけ早く事務局で整理していただいて、正・副委員長で性質別に幾つかにグループ分けをし、それを逐条小委員会にお渡しいたしますので、その中で取りまとめしていただきたいと思っています。
また後ほどでも結構ですので、気づいたことがありましたら、御質問いただければと思います。まだアンケートとか説明していない部分がありますので、引き続き山田副委員長から説明をお願いします。
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○山田 副委員長 それでは、アンケートについてごらんいただきたいと思います。
前回のオープンミーティングと重なる部分がございますけれども、参加者のお住まいについて記載していただく。あとは性別、年齢、年代の記入欄を設けました。
きょうの催しについてということで、これから議会報告会も含めた広報のあり方、広報のやり方、そういったこともアンケートで情報を収集したいと思いますので、どういうところからお知りになりましたかということで、確認させていただきます。特に問4(6)にチラシと書いてございますけれども、今回は鎌倉駅なのか大船駅なのかモノレールなのか。あと、直接市民の方にお渡ししたケースもあろうかと思いますので、そういう場合にはその他ということで、チラシで知って来られた方について把握する。(7)その他には、いま申し上げた範疇には入らない形で知ったというケースもございますので、そういった方についてはこの「その他」を使って記載していただくということです。
問5については、オープンミーティングと重ねての参加なのか、初めての参加なのか、お聞きするということです。
問6は、きょうの催しに参加した感想でございます。自由記入になってございます。今、高橋委員長がおっしゃったように、きょうの議会報告会のやり方はどうでしたかとお聞きになったら、その答えた印象がこのアンケートに反映されるということもあろうかと思いますので、その辺もまた御配慮いただければと思います。
あと、問7の議会報告会のやり方です。今回の開催時期は、2月定例会が終わった後に1カ月半の猶予を持ってやりましたけれども、開催時期につきましては、早い、遅いということもあります。各委員会での確認作業について、正・副委員長会議を開かせていただいたときには御意見も出ました。委員会としてのまとめの時間が要る一方で、市民の皆さんにとって報告の時期が余りにもずれていてはまずいとか、そういったこともございますので、率直に市民の皆さんから開催時期やそのやり方、例えばテーブルのレイアウトも含めて意見が出ようかと思います。今後の参考とするため、御意見をお聞かせいただきたいということで自由記入となっています。アンケート用紙をお配りして、回収させていただきます。
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○高橋 委員長 前回、チラシの効果はどうなのかという御意見がありまして、1回、2回やって効果がてきめんにあらわれるものではないと思いますけれども、どこら辺の地区に効果があるのかということも把握していきたいということで、今回チラシは駅名だけつけさせていただきました。
自由記入欄がありますので、アンケートを書いていただく時間をグループの中で少し、1分ぐらいとることがあってもいいかもしれないですね。記入していただいた上で、もう一度話をして、最終的にまとめるほうがかえって整理ができるかもしれません。それはそれぞれのリーダーにお任せいたしますので、自由記入ですから書いていなくてももちろん結構です。
このアンケートにつきましても、できるだけ早く事務局で整理していただきまして、このアンケート結果を、逐条小委員会で御審議いただく前に皆さまにお渡しできるように準備したいと思っております。
かなり駆け足で説明していただきました。オープンミーティングで1回やっておりますので、打ち合わせにない、予定にないようなことも急に起きるかもしれませんけれども、臨機応変にお互いに協力し合って当日を迎えさせていただければと思っております。
それから、前回のオープンミーティングのときも皆さんにいろいろお声がけをいただいて、興味のある方にお誘いをいただいておりますが、今回も正直なところ、参加しますと言っていただいている方は極端に少ない状況です。これはまだ広報に出ていないというのもありますが、出てから実施まで余り期間がないものですから、非常に心配しております。そういう意味で、ぜひ前回オープンミーティングにいらしていただいた知り合いの方がおられましたら再度お声がけをいただきまして、お願いできればと思います。
それから、SNSは既にやっていただいているのですか。
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○事務局 フェイスブックは対応済みでございます。ポスターはきょうから掲示になります。
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○高橋 委員長 個人的にフェイスブックをやっておられます委員の方はできましたら拡散を、御自分のお友達を招待していただくとか、そういうことで御協力もいただきたいと思います。
特に質問がなければ先に進みたいと思います。終わるまでに何か気がついて、確認しておきたいことがあれば、それはお受けいたしますので、また言っていただければと思います。
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○小野田 委員 機材のところで、プロジェクターを使っていくことが今後考えられますけれども、今回はスライドを使われるということで、これはレーザーポインターとかは使わなくてよろしいのでしょうか。
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○保坂 委員 本当は使いたいのですが、5分しかないので、使わない予定です。でも用意はされているんですか。
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○事務局 用意します。
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○高橋 委員長 赤いやつですよね。それは用意しているということですから、使う場合には言っていただければと思います。
ほかはよろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
なしと確認します。議員報告会については、これで一応締めさせていただきます。
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○高橋 委員長 日程第2「素案(案)について」を議題とします。
前回の委員会で残ってしまいました第19条と第20条の条文確認の作業に移らせていただきたいと思います。
前回、第19条の議員報酬ということで、いろいろと途中まで御議論をいただきまして、報酬審議会との関係とか、そういうものがどうなのかとか、事務局で一定の調査をしていただきまして、きょうはその調査結果をお手元に資料として配付させていただいております。
まず初めに、現状の条例がどうなっているかということで、議員報酬の改定についてという2枚組でとめてあるものです。こちらに鎌倉市議会基本条例素案第19条、今まさに審議している最中のものを載せてあります。その下に鎌倉市特別職報酬等審議会条例という、我々の議員報酬を審査していただく市長部局の審議会の条文を載せてあります。
第1条は趣旨及び設置ということで、「市長の諮問に応じ、議会の議員の議員報酬の額並びに市長及び副市長の給料の額並びに議会の議員の調査研究に資するための政務活動費の額(次条において「議員報酬等の額」という。)について審議するため、鎌倉市特別職報酬等審議会(以下「審議会」という。)を置く」とあります。
第2条は審議会の意見聴取ということで、「市長は、議員報酬等の額に関連する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ、当該報酬等の額について審議会の意見を聞くものとする」ということです。具体的な運用としては2年に1回、特に市長からはこうしてほしいとかああしてほしいとかということでなく、白紙の状態で議員の報酬はどうですか、審議してくださいということで運用としてはやっているということです。高いとか低いとかですね。それらも委員の皆さんの議論の中で決めるということだそうです。
市長部局側から議員の報酬につきまして提案する場合はこういうことをやります。そういうことを前提として、議会側で議員報酬の額を改訂する場合はどうしましょうかというその根拠条例をつくっていこうとするのが第19条であります。
ということで、それを御議論いただくわけでありますが、ちなみに参考ということで、先進他市事例の条例につきましても幾つか調査していただいております。一つは、神奈川県議会であります。神奈川県議会は第17条で、「この条例は、県議会の基本となる事項を定める条例であり、県議会に関する他の条例を制定し、議員定数、定例会、委員会、政務活動費、議会図書室、議員報酬、議会の議決に付すべき事件等については、別に条例で定める」と。これは別に定めるというやり方ですね。その「別」が載っておりませんけれども、そういう形でやっていると。
川崎市議会の場合も同じやり方でやっているということです。
それから資料の2ページ目、これは横須賀市議会の事例であります。「第29条 議員報酬及び政務調査費については、別に条例で定める。2 第5条第2項及び第3項の規定は、議員報酬及び政務調査費に係る条例改正議案の提出について準用する」と。読んだだけだとわかりにくいのですけれども、非常に遠回しというか、屋上屋を重ねるような言い方をしておりますけれども、議員提案することができるという形でつくってあるということです。
それから茅ヶ崎市議会の場合、議員報酬の改定というところで、「第25条 委員会又は議員は、議員報酬の額を改定するための議案を提出しようとするときは、別に条例で定める手続を経た後、明確な理由を付して提出するものとする。2 前条第2項の規定は、議員報酬の額の改定について準用する」としています。茅ヶ崎市議会の場合、その下の議員報酬の額の改定というところで、「第4条 議長、副議長及び議員の議員報酬の額を改定しようとするときは、あらかじめ、茅ヶ崎市特別職員報酬等審議会の意見を聴かなければならない」と、こういうことを記載してあるということです。
それから大和市議会の場合は、今の茅ヶ崎市議会と同じような形ですが、「第20条 議員報酬の額は、原則として大和市附属機関の設置に関する条例の規定に基づき設置された大和市特別職報酬等審議会の審議結果を受けて、別に条例で定める」となっています。
それから、藤沢市議会と小田原市議会の議会基本条例につきましては、議員報酬に関する規定はないということです。
これは、先ほど申し上げましたように、市長部局側から提案があった場合、報酬審議会を開いて、そこの答申を受けて提案するという一つのルールがあります。議会側がやる場合、例えば下げるにしても上げるにしても、実態としては報酬を今は5.6%下げているのですが、これを下げるときには報酬審議会にかけていません。実態としてはその根拠条例というのがない。だけれども、これは皆さんで議決によって下げておりますから、下げられるわけです。それが根拠になっているんですけれども、条例の根拠はないと。ですから、この際、議会基本条例の中に議会でやる場合の根拠となる規定を明確にしていきましょうという意味の第19条であるわけです。
ということを念頭に置いていただきまして、第19条の御審議をいただきたいと思いますが、この第19条と報酬審議会との関係は特に記述はないんですけれども、市民等の意見を聴取して反映させることに努めなければいけないということを一つの条件として記載してあります。
解説を見ますと、市民への説明責任を果たすということです。そういう構成といいますか、解説になっておりまして、現状の議員の報酬の改正についての説明みたいなことは特には触れてはいないんですけれども。
いろいろと事務局で調査していただいたことを説明させていただきながら、前回の続きの議論をさせていただきたいと思いますが、御意見があります方、ぜひお願いしたいと思います。
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○上畠 委員 第19条を読んだとき、前回、解説の部分は委員長と一緒でもやもやしているところがございましたけれども、これでよいのではないかと思います。その際にも、報酬審議会の答申等が必要じゃないかとか、いろいろありましたけれども、議員提案であれば、そもそも議会は立法府の役割も果たしているわけでございますし、行政の機関の答申というものは議会の基本条例に設ける必要はないと思いますので、これで私は網羅されているのではないかと思っております。
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○高橋 委員長 ほかにいかがでしょうか。できれば、パブコメ小委員会の方の御意見をいただきたいんですが。
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○河村 委員 もしわかったら教えていただければと思うんですけれども、茅ヶ崎市議会の場合、特別職員報酬等審議会の意見を聞かなければならないとなっていますが、実際にその機能といいますか、茅ヶ崎市においてどんな感じでやっていらっしゃるのか、全く見えない中で質問しているものですから、質問が少しぼやけているんですけれども、教えていただきたいと思います。
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○事務局 その実務といいますか、実態については確認しておりません。茅ヶ崎市議会の場合、この条例を読ませていただきますと、一番大きな特徴は議案の提出だけではなくて、「又は」のところにありますように、議案の審査に当たっても一定の手続を要件としているというところが注目すべき点ではないかと考えております。
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○高橋 委員長 これは茅ヶ崎市も鎌倉市も同じですけれども、いわゆる報酬審議会と言われるものは市長部局に設置してあるものですよね。そこに対して議会側が諮問するということは、手続としてできるものなんですか。
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○事務局 あくまで報酬審議会は市長の附属機関でございますので、執行機関に置く附属機関という位置づけで、条例はできていると思います。したがって、報酬審議会条例の第2条を見ますと「市長は」という主語になっておりますので、市長は必ず議員報酬を何らかの改定をするときには報酬審議会に諮問しまして、答申を受けないとできない仕組みになっております。ただ、それは市長を縛るものであって、議会そのものは縛られませんので、議員提案という形の場合は、鎌倉市の規定におきましては、報酬審議会とは関係なく上げられると。あるいは下げられるということがあると思います。
資料の中でもう一つ見ていただきたいのは、大和市議会でございます。大和市議会は、議会の基本条例で報酬等審議会の意見を聞くよということを言っていますので、本市と違って、市長だけではなくて、議員提案であろうが報酬等審議会は意見を聞くということに結果としてなっていると思います。
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○高橋 委員長 私が今伺ったのは、例えば条例でそういうふうにしましょうと決めても、直接市長が設置している報酬審議会に議会から聞くということが条例で明記してあれば、できるんですか。こちらの附属機関じゃないのに、そういうことが可能なのかどうかですね。そこを聞きたかったんですけど。
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○事務局 実際、大和市がそのような規定を持っているということでございますけれども、法的にそれが可能かということは即答できません。
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○河村 委員 だとしたら、私は上畠委員がおっしゃられたように、議会側で定めていけばいいのではないかという認識でおります。
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○長嶋 委員 私は解説を修正していただいたので、上畠委員、河村委員と同じ意見でいいと思います。
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○納所 委員 解説においても、また条文においても、このあり方でよろしいかと思います。特に報酬審議会となると市長部局の附属機関ということになりますので、そこまで踏み込む必要はないと思いますし、第2項で議員提案によるという断り書きでスタートしておりますので、このやり方で十分ではないかと思っております。
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○高橋 委員長 逐条小委員会の中でいろいろと御意見を交わしていただいたと思いますが、パブコメ小委員会の皆さんも、今御議論いただいた方向でいいという御意見が全員でありましたので、特にほかに御意見がなければ確認して、次の項に進みたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
第19条につきましては確認させていただきました。
最後に第20条、見直し規定でございます。
「第20条 議会は必要に応じて、この条例の目的が達成されているかどうか検証し、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする」とあります。解説は「本条例が目指す目的が達成されているか否かの検証の義務付けを規定しています。検証の結果、必要に応じて改正を含む所要の措置を講ずることを定めています」としています。
いろいろと今回、議会報告会とか、これまでやってきていない取り組みもやっていくわけでありますので、そういうことが当初の目的どおりうまく回っているかどうかとか、そういうものを一定の期間を過ぎたら検証して、もし不都合があれば、改正が必要ならば改正しながらやっていくと、こういう内容でございまして、見直し規定という部分であります。
それでは、ここにつきまして、何か御意見ございましたらお願いしたいと思います。
これは言葉の使い方が何か問題があれば別ですけれども、内容としては当然あるべき一文でありますから、特に御異論がなければ確認させていただいてと思いますけれども、何か言葉とか言い回しとかで、お気づきの点はないですか。
(「なし」の声あり)
それでは、第20条の見直し規定につきましても、確認させていただきます。
これまで逐条小委員会で御議論いただきました全ての条文につきまして、全体会で確認させていただきました。
それから、付則をごらんいただきたいと思います。付則は、まず第1項で施行日が入ります。第2項を御議論いただきたいと思っておりまして、実は、この議会基本条例と昭和27年施行の委員会条例と内容がかぶってくるところがございます。委員会条例第19条ですが、会議の原則公開をこの議会基本条例で規定したこととの関係について、事務局から資料説明をお願いします。
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○事務局 参考資料が添付されておりまして、現行の委員会条例第19条をごらんいただきます。
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○高橋 委員長 お配りした資料がございます。「下記は、現行条例です」と書いた1枚ものですけれども、これが委員会条例でありまして、公開及び秘密会ということで第19条の規定があります。「委員会は、議員の外、委員長の許可を得た者がこれを傍聴することができる。但し、委員会の議決により秘密会とすることができる」。要は委員長の許可を得るということが条件になっておりまして、原則公開と多少バッティングする面があるので、ここを変えないといけないのですが、このことについては議会運営委員会にかかわる部分でもあるのですが、テクニックといいますか、付則にこういうふうに明記しますと、これが議決されれば、自動的にこの条例の内容が施行されるという、要するに原則公開と読みかえられるんです。この条例が施行された後は原則公開になり、委員長が許可するという作業はなくなるということなんです。
ここで条例の構成として決めていきたいんですけれども、ここは議会運営委員会の所管する内容になりますので、委員会条例の部分につきましては。こちらで最終的に決定する前に、議会運営委員会で一度お諮りいただいた上で、最終的に固めていくような作業をさせていただきたいと。
そういうことで、ほかにもいろいろ精査していただいたんですけれども、ここの部分だけ他とかぶる部分があるということですので、付則で挙げさせていただきたいということです。これは事務局のテクニックの問題なものですから、内容的な質問というのもなかなか難しいかと思いますが、私の説明が悪くて、わかりにくいところがありましたら、言っていただければ、事務局から再度説明させますけれども、いかがでしょうか。
きょうは、こういうふうにすれば委員会条例と、この議会基本条例の不整合のところを整合させることができるという、ここだけ御理解いただいて、委員会条例を所管する議会運営委員会でも1回、確認の作業をしていただかなければいけないということであります。
そこの部分につきましては、そういうことできょうは御理解いただきまして、議会運営委員会で確認ができましたら再度確認させていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○事務局 付則の第1項で、公布の日から施行するということなのですけれども、ここは確定日付で、例えば切りのいい日、1月1日から施行するとか、4月1日から施行するということも当然可能なわけで、条例の中身として、公布の日から施行して全然不都合がないと考えておりますけれども、一応確認させていただければと思います。
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○高橋 委員長 今度、議会報告会をやらせていただきまして、それに基づいて議会報告会の運営規則というものを成文化していただく作業があると思います。これの中で、御議論いただくことだと思いますが、例えば議会報告会、年に1回なのか2回なのか、もしくは議会が終わるたびにやるものなのか、その辺の頻度にもよりますし、その場合に、例えば12月末に条例が通りました、じゃあ1月からすぐ施行して、その次の議会が終わったら報告会になるのか、もしくは4月というちょうどいいところから始めて、1年間として流れの中でやっていくほうがいいのか、その辺もあろうかと思うんです。
ですから、きょうは、施行日につきましてはもう少し時間をいただいて、ほかにも実はこの条例に関係する要綱が必要じゃないかみたいなものの一覧表をつくっていただいておりますので、そういうものも御確認いただいた上で、関連するもろもろのものも全部確認していただいて、そういうものも全て含めて、いつ施行したらスムーズに移行できるのかということを1回御議論いただくようにしたいと思いますので、きょうは、事務局からここもきちんと決めてくださいというお話があったということだけ確認いただければと思います。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
それから、久坂委員からメールで御提案いただきましたところの議論をしたいと思いますが、その前に文書質問に関する件に触れておきたいと思います。
ここには、議会運営委員会のメンバーの方も何人かおられまして、既に御承知かと思いますが、過日の議会運営委員会の中で、現在、文書質問について議会の会議規則の中に明記されているのですけれども、これは会期中の文書質問についての規定でありまして、閉会中のときの文書質問については明記されていないと。ここの部分については、議会基本条例の中できちんと位置づけをするべきだということで、議会運営委員会の検討会の中で確認されました。おいおい議長に答申が出され、議長から各派代表者会議に御報告がありまして、その後、こちらの議会基本条例特別委員会正・副委員長宛てに、こういうものについて検討いただきたいという話が議長からある予定です。
これにつきましては、どこに新しい1条を設けるのか、もしくは一般質問とかの条文のところに1項増やして対応するのか、その辺も含めまして御議論いただくような時間をとるということになりますので、きょうのところは、先日、議会運営委員会で議論があったということだけ御理解いただいておきたいと思います。
次に、久坂委員から提案いただきました内容につきまして、少し御議論をいただきたいと思います。それに関する参考の資料を1枚、用意させていただいております。伊賀市の基本条例と会津若松市の基本条例でありますが、この間、久坂委員から来たメールをお配りさせていただいています。
大まかに言いますと、政策法務という形で議員の有志が集まって、いろいろな政策提言の取りまとめをやっていきましょうという取り組みを数年やってきているのですけれども、そういうものもできればきちんと条例に明記して、公式な形でグループによる政策提案をしていけるような環境をつくるべきだと、こういう提案でありまして、同趣旨の条例が伊賀市議会と会津若松市議会にあるということで、参考に資料をお配りさせていただいております。
伊賀市議会の場合には、第12条 政策討論会として、「市政に関する重要な政策及び課題に対して、議会としての共通認識の醸成を図り、合意形成を得るため、政策討論会を開催する。2 政策討論会に関することは別に定める」と。これが、政策討論をした上で、今度は必要があれば条例を提出するとか、そういう形になっていくのだろうと思います。それから、会津若松市の場合にはもう少し具体的に政策立案、政策提案及び政策提言という第11条がありまして、「議会は、市の政策水準の向上を図るため、政策立案機能の強化に努め、もって条例の提案、議案の修正、決議等の政策提案を行うとともに、市長等に対し、政策提言を行う」とあります。こういうことの前提として、先ほどの伊賀市議会にもありますが、議員間討議による合意形成ということで、第12条で「議会は言論の場であることを十分に認識し、議員相互間の自由な討議を中心に運営されなければならない。2 議会は、本会議及び委員会において、議案の審議及び審査に当たり結論を出す場合にあっては、合意形成に向けて議員相互間の議論を尽くすよう努めるものとする」となっています。
それから、政策討論会ということで、第13条に、「議会は、市政に関する重要な政策及び課題に対して、共通認識及び合意形成を図り、もって政策立案、政策提案及び政策提言を推進するため、政策討論会を開催するものとする」とあります。
現在、鎌倉市議会で取り組まれている政策法務研究会などのグループ活動も各派代表者会議に事前に報告し、きちんと共通認識をいただきながらやっていることでありますから、議会全体としての取り組みという位置づけにはなろうかと思います。ただ、条例の根拠がない。それはきちんとこの際、条例に位置づけてオフィシャルな政策提言機関というのですか、そういうものにしていきたい、もしくは政策提言していくような議会の取り組みを正式に位置づけていくと、こういうことであります。
今まで御議論いただいた中には、ここの部分に関するものというのはないんです。ですから、これをもしやる場合には改めて条文を練って、どこにそういうものを位置づけていくかということを検討しないといけないわけです。唯一、第9条ですけれども、自由討議というのがありまして、これは委員会の運営にかかわる中で、自由討議をきちんとやっていきましょうとしています。ここに関連して位置づけはできるかなと思いますが、この中、もしくはその前後でそういったものを位置づけるかどうかということです。
そういうことで、久坂委員から御提案いただきました内容につきまして、御用意した参考資料に沿って説明させていただきましたので、皆さんの御意見をいただきたいと思います。
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○河村 委員 同じ会派ということで、最初に私から意見を言わせていただければと思います。
先般のオープンミーティングでもありましたけれども、やはり皆様から、議員側からどんどん立法していってほしいと、議員提案をもっと行っていったらどうかという御意見を随分いただいたものですから、そういった面からも前向きな検討をしていけたらなと思っております。まずはそのことを最初に申し伝えさせていただいておきます。
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○高橋 委員長 ざっくばらんな話、久坂委員、納所委員、前川議員、山田副委員長、4人が中心になって、数年前からそういう取り組みの試行といいますか、具体的に条例もつくって提案したりということもしてきているわけですけれども、そういうものを形にしていくという意味で、大事な議論かと思いますので、とりあえず、かかわってきたお二人から御意見を聞いておきたいと思います。
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○納所 委員 私もこれは前向きに明記できればいいと思っております。
先ほど委員長から、第9条の自由討議の中でというお話もございましたが、これはいわゆる議会会期中の議会活動という形になりますので、もし明記するとしたら第4条の議員の活動原則の第1項、または(1)(2)の条文の中で、それが表現できるといいかと。別に設けるということではなくて、この第4条の(1)(2)のいずれかで組む、いわゆる政策討論会的なものを規定できるといいかと思っております。
といいますのは、これは会期にかかわりなく、通常の議員活動の中で政策討論会等を行って、その結果として、政策立案、政策提言、そしてまた審議に役立たせようという意図があると思いますので、第4条の中で、これらにつきまして触れることができるといいかと思っております。
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○山田 副委員長 条文的に、どこにというところまで私は精査できておりませんけれども、これの意味合いといいましょうか、重要性というものについて、感じたところを申し上げたいと思います。要は、議員活動の中で、議員の皆さんそれぞれがお持ちになっている一般質問という権利は、それはそれで大変重要なことですし、委員会の中での御発言も大変重要なことですけれども、なかなか26名の議員が一つの政策について集中的に議論するような場とか、あるいは常任委員会ごとでも構わないですが、そういった議員方が常任委員会の場だけではなくて、もっと広く鎌倉市の市政のために資する政策を議論する場というのが、ないというのに等しいかと思うんです。
そういった中で、政策法務研究会というものを立ち上げて、その中でさまざまな条例化すべき案件、そういったものを議論してきましたけれども、前期ではたまたま自転車という切り口で、その安全利用についての条例化はできましたけれども、まだまだそういったものができる機会が正式な議会活動として認知されていない。そういった部分をきちんと議会活動の中で認知された、あるいは条例化されたものになれば、例えば、卑近な例で言えば、議会のホームページの利用とか、あるいは各派代表者会議で一つ一つ説明していかなければいけないとか、そういったこともできるだけ省略するような形で、条例を根拠に活動ができればより強力な活動ができるのではないかというのが1点です。
もう一つは、先ほど議会報告会の説明の中で、市民からの意見聴取会に触れましたけれども、市長提案による政策、あるいは条例化というものだけではなくて、議員それぞれが市民の皆さんからお聞きした内容、意見を議会として取りまとめて、それを政策あるいは条例化していくというプロセスがやはり必要だろう。今回の議会報告会の中での意見聴取会の位置づけとして、そういったことも想定しています。
市民の皆さんが本当にお困りになっているようなことを議会として意見を聞いて、それを議会として政策あるいは条例に高めていくための率直な討論会を設定して、そこの場に落としていく。そして、きちんとそれを政策に練り上げていくといったプロセスを担保していくというのは、非常に重要なことだろうと思います。そこで政策としてでき上がれば、正式な議会の審議プロセスに乗せていけばいいわけなんですけれども、それが今はなかなかできないということで、法制化も条例化もなかなか進まないという現実もあります。そういったものをきちんと議員それぞれがみずからの政策をお互いに持ち寄った形で議論ができるような場も必要だろうと思います。ある議員が提案したことをよしと思えば協力してそれを法制化していくというような場が現状ないものですから、そういった意味合いでも、今お話が出ているような政策討論会、そういったものをきちんと基本条例の中で位置づければ、もっと多くの条例、あるいは市民の生活に資するような条例化というものができてくるのではないかと思っています。議会報告会、あるいは意見聴取会からの流れをうまく議会の我々の活動につなげていくためにも、全体としてこの討論会の位置づけというのは大変大きなものがありますので、ここは基本条例の中にぜひ盛り込んで、正式な活動としていきたいと思っています。
どの条文でとか、あるいは新しい条を起こすかということについては、私自身、固まった意見を持ち合わせておりませんけれども、久坂委員からの御提言どおり、非常に大きな意義を持っていると思いますので、ぜひ反映させていただきたいと思っております。
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○高橋 委員長 今3名の方から前向きな御発言をいただきました。もしほかに御意見がなければ、御案内のとおり、それぞれがいろいろスケジュールをやりくりしながらずっとやってきていて、これからまた逐条小委員会にこれをお願いするというのも時間的に無理かなと思っておりますので、もし前向きに皆さんに捉えていただけるのであれば、どの辺にどういう文言を入れていくかということは正・副委員長でお預かりさせていただいて、できたら次回、6月2日(月)のときに提案させていただいて、そこでまた皆さんで御議論いただける形をとっていきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
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○河村 委員 ぜひそれでお願いしたいと思いますが、それに加えて、先ほどの文書質問についても、もし間に合うのであれば、私は個人的にそこと一緒にやってもらったほうがいいと思っておりますけれども、その辺を皆さんから御意見をいただきたいと思うのですが。
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○高橋 委員長 これは、こちらでハンドリングできる部分じゃないので、それに間に合うようにできるだけ作業を進めていただくということで、議長にお願いさせていただきます。これは物理的な問題なので、間に合えば当然6月2日(月)にあわせて審議させていただくようにしたいと思っております。
よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。そういう形で一旦お預かりさせていただきたいと思います。
それから、議会の先例集というのがございまして、これは何年にこういうことをやったとか、そういうものをずっと記録保存してありまして、困ったときに同じような事例がないかと昔の事例を見て、このときにこういうことをやっているから、じゃあこれと同じようにやりましょうとか、会議規則ではないんですけれども、慣例とか先例とか、同じようにやれば間違いないのではないかということで参考にしている本があります。ブルーの小さい冊子に入っています。この中に、ひょっとすると議会基本条例の中にうたうべき内容のものが含まれている可能性がありまして、これも今事務局で精査していただいております。場合によっては、そこから幾つか再議論をいただくような内容が出てくるかもしれません。今、中間の状況ですので、そのぐらいの情報でとどめておきたいと思います。
それともう一つ、先ほど申し上げました議会報告会の要綱みたいなものをこれからつくっていくということもあるのですけれども、この議会基本条例の中に、別に定めるというものが幾つか出てまいります。そういうものを一覧表に起こす作業もお願いしておりますので、そういうものもなるべく早く出していただいて、実態として、別に定めるものをこの中で議論してつくらなくてはいけないものなのか、それとも別の委員会が担当してつくらなくてはいけないものなのかと、その辺も整理がありますので、その辺も含めまして、一覧表をつくって、その整理の結果、ここでそういうものをつくらなくてはいけないとなりましたら、その時間もとらなくてはいけない。その辺の最後の詰めなんですけれども、かなりボリュームがあります。
それともう一つ、これは私だけが心配しているという面もあるのですけれども、議会基本条例の以前に、地方自治法に基づいて会議規則をつくっておりまして、その会議規則と議会基本条例との関係というものをどこかで明記したほうがいいのかなというのも自分の中にあって、そういうものは前文の中でやるべきことだったのかなということもあるんですけれども、そこら辺も少し事務局と協議しております。必要なければ、このことについては特に皆さんに御議論いただくようなことはなくしますけれども、下準備の中で必要だということ、他市の例もいろいろ調べていただいていますので、その場合には、またそこの部分についても御議論いただくようになるかもしれませんので、現時点で予測されることにつきまして、幾つかお話をさせていただきました。
時間になりましたので、特にほかにございませんようでしたらば、これで締めていきたいと思いますが、よろしいですか。
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○赤松 委員 先ほど説明いただいた議会報告会当日の進行表がありますね。所掌事務の欄で後段のほう、グループごとに意見聴取をする8番目のところに、記録というのがあるでしょう。そこに赤松、保坂となっているのですけど、記録というのは一つ一つグループが、例えば鎌倉会場でやる場合は8つに分かれますよね。それで、私もどこかその中の1人に入るんですよね。ここで言う記録というのは、具体的に何をやるんですか。
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○山田 副委員長 各テーブルの記録については先ほど御説明申し上げたとおりで、委員外の議員で着席していただいた方に、そのテーブルごとの話し合いをした内容の記録をしていただきます。
ここで書いた記録は、入り口から出口までの全体の流れの中で、例えば、どういうようなことをしていったか、何時何分と細かい話はいいかと思いますけれども、この流れに従って基本的にやって、寸分違わずやれば記録なんて要らないと思いますけれども、何か違ったイレギュラーなものが入ってきたようなケースの場合には、どこかにとどめておいていただければ次の参考になるのではないかという意味合いで書かせていただきました。
そういう意味での会場責任者ということで赤松委員にお願いしていますけれども、流れの中で特筆すべきことがあれば記録にとどめておいていただければと。それを二人の方に会場全体を見渡していただいて、例えば、会場はもっと広くなきゃだめだとかというようなことも、ひょっとしたらコメントとしてあるかもしれませんし、そういったことを記録にとどめておいていただきたい。全体を見ても記録ということでお願いしたいと思っています。今後の役に立てばいいなという意味合いで、ここに記載させていただきました。
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○納所 委員 2点ございまして、1点が議会報告会のものですけれども、前回のオープンミーティングの際に、議会基本条例の素案とか、そういった資料はないのかという声を複数の会場で耳にしたんですけれども、今回、議会報告会は、また議会基本条例とはちょっと目的を異にするミーティングなんですが、いわゆる参考資料といいますか、今こういうことを進めている、もしくはその途上のものを公表していいのかどうか、私自身も迷うところであるのですが、これは何かしら条文とは言わずとも紹介文であるとかというようなものを用意しておいたほうがもしかしたらいいのかなと思うのですけれども。こんな直前の準備ではちょっと難しいかなと思いますけれども、それが1点でございます。
それから、先ほど委員長から、会議規則との整合性について御心配なさっているということだったのですけれども、これは第2条の規定との関係ということでよろしいのかなと思ったんですけど、ただ、その第2条は条例の位置づけとして、そういった規則等はその条例の趣旨を尊重しなければならないという整合を図っているということがございますので、その点については、第2条の逐条解説の中でも触れているところではないかなと思いました。
以上の2点でございます。
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○高橋 委員長 2点目につきましては、私の中でよく整理したいと思っております。
1点目につきましては、既に素案の案はネットに出させていただいていまして、公開しております。ですから、そういう意味では、そこの前文をコピーしたものを何部か用意するということは可能だと思いますので、それは配るということじゃなくて、ないのかと言われた場合にはお渡しできる程度のものは用意していきたいと思いますけれども、事務局、いいですか。
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○事務局 今、御検討いただいているものではなくて、当初の素案(案)ということでよろしければ、それは十分可能でございます。
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○納所 委員 今、審議中でこの内容は変更、または変わっていくものであると、変容していくものであるということが明記されていれば、それがそのままひとり歩きしてしまってもいけませんので、現段階での素案の案で、今後この内容は精査されていくというただし書きが、もしお渡しする場合には必要ですけれども、お渡しする必要があるかどうかということのコンセンサスを得たいなと思っております。
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○高橋 委員長 ネットを見てくださいということも言えなくもないですけれども、もう少し丁寧に、ないのかと言われたら、ありますとお渡しするぐらいのことは、足を運んでいただける方たちに対しての配慮かなと私は思うんですけれども、用意するということでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。それでは、両会場合わせて10部用意し、1日目をやって要望がなければそのまま次の会場に持ち越すという形にさせていただければと思いますが。
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○山田 副委員長 お持ち帰りいただくということまではどうかなと思いますので、例えば各テーブルに一部ずつ置いておいて、2日間流用して廃棄すると、そういうことでいいのではないですか。マックスで8部あって、必要であればそこで見ていただいて、その場に置いていっていただく、それでいいと思うのですが、どうですか。
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○高橋 委員長 では、そういう形でよろしいですか。どうしても欲しいという方がいたら別途考えるということで、基本は各テーブル1部ずつ用意させていただくと。では、条例素案(案)を8部、準備させていただくようにしたいと思います。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○高橋 委員長 日程第4その他(1)「次回特別委員会(全体会)の開催について」を議題とします。次回は5月7日(水)の朝、チラシ配りがございまして、その後は5月10日(土)、14日(水)の議会報告会になります。
その後、その報告会の取りまとめをしていただきまして、6月2日(月)が全体会になっております。逐条小委員会の皆様には6月2日(月)の前に、結果報告の御議論をしていただくということで、別途お時間をとっていただかなければなりません。忙しいとは思いますけれども、万障お繰り合わせいただきまして、御協力いただきますことをお願いしたいと思います。
それでは本日はこれで閉会させていただきます。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成26年4月25日
議会基本条例の制定に
関する調査特別委員長
委 員
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