○議事日程
平成26年 4月 3日総務常任委員会(協議会)
総務常任委員会協議会会議録
〇日時
平成26年4月3日(木) 11時00分開会 11時29分閉会(会議時間0時間16分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中澤委員長、保坂副委員長、竹田、河村、永田、山田の各委員(岡田委員は欠席)
〇理事者側出席者
松尾市長
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木次長、木村担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)要望書について
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○中澤 委員長 総務常任委員会協議会を開会いたします。
会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。保坂令子副委員長にお願いいたします。
なお、岡田和則委員から、所用のため遅刻する旨の届け出がありましたので、御報告いたします。
では、当委員会協議会において、慣例によりインターネット中継を行っておりますが、本日もインターネット中継を行うことで確認させていただきますが、よろしいですか。
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○保坂 副委員長 昨年度開催した総務常任委員会協議会では、インターネット中継を行いましたけれども、きょうの協議会につきましては内容的なことを考えて、インターネット中継は行わないほうがよいと私は考えます。
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○中澤 委員長 本日のインターネット中継においては、全国紙の記事になっているということもあり、委員長職権においてインターネット中継を行います。
インターネット中継接続のため、暫時休憩いたします。
(11時01分休憩 11時08分再開)
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○中澤 委員長 再開いたします。
本日の審査日程を確認させていただきますが、過日、複数の議員から委員長宛てに、今回資料として配付させていただいています写真の中に議員が写っているのではないかということを市民から指摘されているので確認してほしいという申し出がありまして、議長に申し入れを行いましたところ、議長からは、議員は写っていないということを確認しましたということの報告をいただきましたので、御報告させていただきます。
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○中澤 委員長 日程第1「要望書について」を議題といたします。理事者以外の答弁は不可能であると判断しておりますので、理事者の答弁を求めたいと思います。
理事者質疑のために、これから正・副委員長で申し入れを行いますので、暫時休憩いたします。
(11時09分休憩 11時13分再開)
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○中澤 委員長 再開いたします。
日程第1要望書について、去る3月28日、総務常任委員会委員長宛てに、品格的に問題のある松尾崇鎌倉市長への辞職勧告を求める要望書が提出され、30日の夕刊フジにおいて、市長についての記事が掲載されたことに対して、当委員会協議会を急遽開き、委員の皆様にお集まりいただきまして、この事実経過について、市長に確認を行いたいと考えて、開催させていただきました。
まず、市長から要望書並びに記事の経過について御説明いただけますでしょうか。
暫時休憩します。
(11時14分休憩 11時15分再開)
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○中澤 委員長 再開いたします。
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○松尾 市長 まず、この要望書に書いてあります写真ですけれども、この写真を撮った経過につきましては、鎌倉青年会議所から会員の入会募集のポスターをつくりたい、そのコンセプトとしては、銭湯で地域の人たちが触れ合っているということを表現したいということで、青年会議所のメンバーだけではなくて地域の方々も含めて、皆さんで撮るようなことを考えていますということで、私はその趣旨、コンセプトには賛同させていただきまして、では協力しますということで、お受けさせていただきましたのがこの写真でございます。
そして、この記事につきましては、夕刊フジについては文書で取材の依頼がありまして、この経過と議会で陳情が出されたということについてどう捉えていますかというような質問だったかと思いますけれども、それについてコメントした内容が、この夕刊フジの記事に掲載されているということでございます。
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○中澤 委員長 質疑を行いたいと思います。御質疑はございますか。
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○竹田 委員 正直申しますと、このような件については余り取り扱いたくないというのが本音です。質問もしにくいものでありますから、本音としては取り扱いたくないという思いがありましたけれども、しかし、総務常任委員会でこのような形で取り扱うということになったので、総務常任委員会の一員として少し伺わせていただくことにします。
今の御説明ですと、市長は、青年会議所より今回のコンセプトとして銭湯での触れ合いを表現する、それに賛同して協力したということです。その気持ちとしての思いはわかったんですけれども、実際このような形で物議を醸すといいますか、さまざまなところでさざ波が起きて、市民感情として、気持ちが悪い、不適切であるという言葉が出てきているわけであるんですけれども、初めに市長はこのコンセプトには自分は賛同したということですけれども、コンセプトは賛成だけれども、実際、撮影に及ぶときに、市長の思いの中に、裸になって写真を撮って、しかもそこに女性も含まれているという中で、その場に至ったときに、ちゅうちょはなかったんでしょうか。そこのところ、お伺いしたいんですけど。
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○松尾 市長 特にちゅうちょはありませんでした。
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○竹田 委員 正直、感じ方は、人はそれぞれ感性が違うので、法律的にどうのこうのということではないと思うんです。ですから、市民の中には、いいんじゃないの、このくらいのことはと、許される範囲ですよという方もいらっしゃるかもしれない。しかし、今回のように、ちょっとどうかと思うと。見るたびに何か気持ち悪いよという人もいることも事実です。市長は、問題がない、ちゅうちょもなく撮影に及んだと、そういうことなわけですけれども、私としては正直、初めてこの写真を見たときに、個人的な感覚とすると、やっぱりぎょっとしました。これ、私の感性なんですけど。
次に思ったことなんです。その感性が正しいとか云々かんぬんということはないんです。その先なんです。その後に、この写真の中に数名の女性が写っていたと。そこで、私は、このまま感性の問題だと済ましていいのだろうかと正直思ったんです。それはなぜかといいますと、お風呂場で、男性は上半身、水着を着ていてタオルでということではありますけれども、女性も、聞くところによりますとバスタオルで体を巻いて撮影に及んでいると。そうすると、そこはどんな場だったんだろうかと。その撮影現場はどんな状況だったんだろうか。当然市民は、その写真だけを見た限りでは、いろんな思い方があるけれども、この場面ってどんな場面だったんだろうかと思いますよ。ましてや、私はもしこの数名の女性が、この撮影に及ぶときに恥ずかしいとか、嫌だとか、あんまり顔を出したくないとか、そういうような思いで撮影に及んでいたとしたら、これは一つのセクハラではないのかと思うんです。男性たちもそうです。セクハラって男女一緒、女性とは限らない。ここに及ぶときに、皆さんが積極的にオーケーと、市長のように、コンセプトに大賛成、何の問題もない、ちゅうちょもないと、本当に皆さんがそう思ってこの写真を撮られたんだろうか。もしそこに何らかのちゅうちょなり、恥ずかしい、顔を出したくないというような思いが働いていたとしたら、これは問題としては重大だと、私はそう思うんです。そしてその場に、公人である市長が居合わせていた。私は何とも思わない。それは感性の問題だからいいんです。しかし、その撮影に及ぶときの問題なんです。少しでも体を露出する、通常ではこういう銭湯で写真を撮るなんてあり得ない。それをするということは少なからず抵抗感が、撮影された、被写体となった方の中にあると思うんです。そうだとしたら、そういうところに僕は平気です、私は平気です、でも、そういうこともあり得るんだということをやっぱり考えて、その場に臨むべきではあったんじゃないのかと思いますけれども、いかがですか。
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○松尾 市長 人それぞれの思いというのは、私は全て確認しておりませんからわかりませんけれども、その場に居合わせた、私の受けた印象として、嫌々このことをやっているという、何か強制してやっているという雰囲気は全くありませんでした。みんなでいいポスターを撮ろうと、この青年会議所を拡大していくためにみんなで協力して頑張っていこうと、非常に熱気のある、そういう雰囲気だったと思っています。
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○竹田 委員 人の気持ちは見えないんです。今、嫌々という雰囲気を感じませんでしたと。特にセクハラが疑われるような場合、本人は顔には出しませんし、言葉にも出せない、だからセクハラになるわけです。そういう可能性は、私はないとは言い切れないと思います。そこを市長は、自分が大丈夫だから人も大丈夫と思うのは、これは間違いだと思います。そういう人もいるのかもしれないということを考える、それがやっぱり人として、市長というよりも、人として私は大事なこと。ましてや市長は鎌倉市の顔、市長としての職にあるわけですから、そういう配慮が必要であったし、そもそも市民からのこのような御指摘を受けてしまうような撮影はなされるべきではなかったのではないかと思います。
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○中澤 委員長 ほかの委員の方はよろしいですか。
(「なし」の声あり)
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○中澤 委員長 それでは、私から。今回のこの記事を見て、正直なところ、市長に対しては徹底的に、いろんな事案について、施策について調査し尽くして、論陣を張って、時として受け入れ、時として対峙してきたつもりです。それは市長という職に対して、一政治家として、ある意味、大きな岩であり、壁であり、時として同じ世代の政治家として考えてきたつもりです。しかし、この記事を見たときは、同じ政治家としてどう思ったか。一言だけです。情けない。同じ娘を持つ親としては、恥ずかしい。この趣旨には、確かにそのとおりだという部分も多々あります。ただ、公人である市長が行う行為かどうかというのは、政治家の出処進退はみずからが決するべきですので、それ以上申し上げませんが、私が持った感想です。
以上で質疑を打ち切ります。
理事者退室のため、暫時休憩いたします。
(11時27分休憩 11時28分再開)
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○中澤 委員長 再開いたします。
以上で本日の日程を終了させていただきます。
総務常任委員会協議会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成26年4月3日
総務常任委員長
委 員
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