平成26年議会基本条例の制定に関する調査特別委員会
3月28日
○議事日程  
平成26年 3月28日議会基本条例の制定に関する調査特別委員会

議会基本条例の制定に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成26年3月28日(金) 10時30分開会 12時01分閉会(会議時間 1時間11分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
高橋委員長、山田副委員長、河村、長嶋、保坂、納所、上畠、小野田、久坂、赤松の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、木村次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、成沢次長補佐兼議事調査担当担当係長、岡部担当書記
〇本日審査した案件
1 前回委員会及び小委員会の概要について
2 オープンミーティングの結果について
3 議会報告会について
4 その他
(1)次回特別委員会(全体会)の開催について
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○高橋 委員長  ただいまから議会基本条例の制定に関する調査特別委員会を開催します。
 委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。小野田康成委員にお願いいたします。
    ───────────────────────────────────────
 
○高橋 委員長  当初、日程を決めさせていただきましたときには、定例会最終日と重なることは想定しておりませんでした。きょうも開催の時間がずれ込んでおり、さらに、13時から議会運営委員会もあるということで、余り時間がない中で御協議いただくのですが、しっかりと確認して、本日の部分までは終わりたいと思っております。特段の御配慮をいただきながら、進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 審査日程の確認を行います。前回の議事録概要の確認と、オープンミーティングの結果報告、それから、これからやります議会報告会についてと次回日程を含めたその他ということでありますが、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  日程第1「前回委員会と小委員会の概要」を議題といたします。
 3点ございます。まず、1月31日(金)開催の前回全体会の概要です。こちらはオープンミーティングを開催する直前ということで、オープンミーティングに関わる詳細について確認させていただきましたけれども、概要でありますから、どういうことを行ったかという要点だけを記述させていただいております。
 次が、3月17日(月)に行われましたパブコメ小委員会の概要です。こちらは、オープンミーティングをやりました結果を、どういうふうにまとめるかという協議をさせていただいております。
 最後に、3月18日(火)に行われました逐条小委員会の概要です。
 皆様のところに、メールで送らせていただいておると思いますので、何かあればお伺いいたしますけれども、特段なければ、確認ということにさせていただければと思いますが、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  日程第2「オープンミーティングの結果について」を議題といたします。
 2月1日(土)と2日(日)に開催したオープンミーティングの結果報告が整いましたので、御確認いただければと思います。
 2つございまして、「議員と語ろう! オープンミーティング 市民意見について」と、「資料」の2つになっております。
 こちらにつきましては、最終的にこの委員会は条例の成案をつくって報告するということが目標であります。それまでの間にオープンミーティングですとか、議会報告会、それからパブリックコメント、そういったものをやっていきながら成案の取りまとめをしていくわけでありまして、その経過において、こういうことをやりました、こういう結果を得ましたということも取りまとめをして、最終的な条例案と合わせて議長に報告していきたい、それを一度にやりますと大変なものですから、取り組みごとに取りまとめさせていただいて、最終的に全てを添付して報告していきたいと。こういうことで、今回、オープンミーティングの総括をさせていただいておりますので、確認していただければと思います。
 1点だけお断りしておきます。議長の御挨拶を「はじめに」というところでいただいておりますが、これについては、実は、こういう取り組みをしていきながら取りまとめしていきますということを少し言及していただきたいということで、お願いさせていただいていたのですけれども、事務的な打ち合わせが悪くて、パブリックコメントをやりますとか、その辺のところが欠落しています。本当はきょう確認したかったんですけれども、ここのところは、その辺の文言を入れていただいて、微調整していきたいと思いますので、「はじめに」につきましては、後日もう一度確認させていただきます。そういうことを前提に、他の部分につきましては、きょう確認させていただければと思っております。
 ざっと見ていきますと、最初に議長の御挨拶をいただきまして、それから特別委員会のメンバーの名簿を添付いたしました。これは議席番号順になっております。
 「第1」で、オープンミーティングの目的ですとか、実施の方法につきまして、記述させていただきました。
 「第2」で、「市民意見について」ということで、1,240件の御意見をいただきまして、それを整理させていただいて、会場ごとにどういった御意見がどのぐらい寄せられたかという概略につきまして、掲載させていただきました。
 会場ごとに整理させていただいたのですが、最後段のところです。「以上、1,240件を超える貴重な御意見をいただきました。オープンミーティングの進め方もあり、直ちに議会基本条例に盛り込むべき内容は、特にありませんでしたが、今後の議会運営において参考にさせていただきたいと思います。今後、議会基本条例の策定に当たっては、議会報告会の試行を経て最終案を作成し、パブリックコメントを実施する予定になっています。多くの皆様に関心をお寄せいただき、御意見を賜りたく思います。特にオープンミーティングに御参加いただきました皆様におかれましては、このたびのオープンミーティングを踏まえ、パブリックコメントをお寄せいただければ幸甚に存じます」ということで、取りまとめをさせていただきました。いろいろな御意見を一つ一つ見させていただきましたけれども、今回検討している条文の中に、直ちに盛り込まなければならないというものは特になかったということで、取りまとめをさせていただいております。
 次が、後ほどまた御意見をいただきたいと思いますが、「第3」です。アンケート用紙を当日配らせていただきまして、その集計結果をそのまま載せております。
 アンケートの問5、問6につきましては、自由記入ですので、お書きいただいたことは全て網羅させていただいております。
 最後に、「おわりに」ということで、今回オープンミーティングを開催するに当たりまして、手伝っていただきました鎌倉市政策創造専門委員ですが、これは法政大学の先生だということで、御紹介をいただくということじゃなかったでしたか。
 
○事務局  こちらの原稿は牧瀬先生に依頼して、お寄せいただいたものをそのまま載せる形で、ただ、編集注記だけが事務局の手になるものになっております。
 
○高橋 委員長  先生からお寄せいただいた原稿をそのままということだそうです。
 それから、最後に「資料編」ということで、当日のテーブルの配置図ですとか、牧瀬先生からお寄せいただきました「オープンミーティングとは何か」とか、「オープンミーティングの進め方」とか、それから当日お配りしたアンケート用紙、それから当日出していただきました意見もポストイットに書いて張っていただいたものを全て網羅させていただきまして、こういう意見が出されましたということで、資料に綴じさせていただいております。
 これで、一応全体として取りまとめということで確認していきたいと思うのですが、こういう中で、何か御意見がございましたら、お伺いしていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○納所 委員  ページの確認ですけれども、「議員と語ろう!オープンミーティング」市民意見について(案)の第2「市民意見について」、これの1ページ目の続きが、2ページ目と3ページ目がもしかしたら入れ変わっているのかも知れないのですが、いかがでしょうか。
 
○事務局  御指摘のとおりで、第2とその次の(3)開催の概要というページが、綴じるときに逆になってしまいました。申し訳ございません。
 
○納所 委員  了解しました。
 それと、ファシリテーターの牧瀬先生の御紹介で、第1「オープンミーティング」についてのところで、ファシリテーターの御紹介で、「鎌倉市専門委員」という部分が括弧の末尾のところにございまして、最後の「おわりに」の牧瀬先生の原稿が、「鎌倉市政策創造専門委員」と肩書の表現が少し違っておりますので、これはどちらかにまとめたほうが、この方だなとわかりやすいかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
 
○事務局  確認をとりたいと思います。先ほど申し上げましたように、「おわりに」は先生の原稿をそのまま載せておりますので、恐らくこれが正しいのかと思いますが、もしそういうことであれば、「第1」の御紹介に統一するという形で、修正したいと思います。
 
○高橋 委員長  牧瀬先生が間違えているということもあるかもしれないので、政策創造担当に確認して、正確な記述に統一するということで、確認してよろしいですか。
              (「はい」の声あり)
 では、そのように確認させていただきたいと思います。
 
○久坂 委員  先ほど委員長がおっしゃっていた、「以上、1,240件を超える」というところの段落ですけれども、2段落目におきまして、「今後、議会基本条例の策定に当たっては、議会報告会の試行を経て、最終的案」と書いてありますが、日本語的に正しいのか私は分からなくて、「最終案」もしくは「最終的な案」がよろしいのかと思いました。
 あと、冒頭の議長の挨拶のところに、パブコメのことについて触れていただくというお話だったのですが、夏ごろですとか、秋ごろですとか、大体の目安を入れていただくと、このオープンミーティングに参加された皆さんが、何となく注意して情報をキャッチしてくれるのではないかと思いましたので、そこら辺のところを、今申し上げた段落か、もしくは議長の御挨拶のところで入れていただくと、なお丁寧かなということを思いました。
 
○高橋 委員長  これは「最終案」ですね。最終案を普通は使いますね。最終的に案を作成してというよりは。どちらがよろしいのでしょうか。
 
○納所 委員  「条例案」でどうですか。
 
○高橋 委員長  納所委員の意見によると、「議会報告会の試行を経て、条例案を作成し、パブリックコメントを実施する予定になっています」ということで、その方が普通の流れになりますので、そういう形でよろしいですか。
 
○久坂 委員  委員長、違います。条例案は一応、素案(案)という形はあって、それは今、逐条小委員会の中で固めているので、条例案を作成というと、また一から作成みたいなイメージが私としてはあります。細かい表現の話になってきますので他の皆さんが御異存なければ結構ですが、私はそう思います。
 
○高橋 委員長  というと、ここは別にカットしてもいいのではないかと。「議会報告会の試行を経て、パブリックコメントを実施する予定になっています」という形の方がいいですか。
 
○山田 副委員長  久坂委員がおっしゃることに賛成します。
 ただ、まだこれから行う全体会としての確認行為が終わっていない段階での発行ということも想定しておかなければいけなくて、条例案としての固めは、今の想定ですけれども、5月末ぐらいを予定しております。議会報告会の試行を経て、パブリックコメントを実施するのは秋頃になるのでしょうけれども、そういったことも想定すれば、確かに最終案をというところをわざわざ書かなくてもとは私も思います。「今後、議会基本条例の策定に当たっては、議会報告会の試行を経て、パブリックコメントを実施する予定になっている」ということでも、理解していただけるのではないかと思うのですけれど。
 
○高橋 委員長  ほかの方はいかがでしょうか。久坂委員の御提案で、この部分につきましてはカットさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
 それから、パブリックコメントの実施時期を入れておけば、オープンミーティングに参加していただいた方も、そのつもりで状況を見ていただいて、コメントをいただけるのではなかろうかという御意見でございまして、そういうふうにしていければなと思うのですが、以前に御確認いただいたあらあらのスケジュールの中では、9月いっぱいで進められればという確認をさせていただいているのですが、事務局、それでよろしいですか。
 
○事務局  今おっしゃったとおり、パブリックコメントの実施は秋という予定になっていたと思います。
 
○高橋 委員長  もう少し具体的に、パブリックコメントを募集しますという広報の掲載は、何日付けの広報を目指す予定としていますか。
 
○事務局  「作業スケジュール」という資料がございます。当初の予定を1カ月早めまして、広報かまくら9月1日号に掲載依頼し、パブコメの実施を市民に周知いたします。9月末日に市民意見の募集を締め切り、締め切り後、パブコメ小委員会で回答案を作成するという段取りになっております。パブコメ小委員会での回答案作成が、10月頭ということになります。
 
○高橋 委員長  そういうことで以前確認していただいておりまして、議長の御挨拶と、両方やっておけば丁寧だと思いますので、こちらにつきましても、今カットしたところに、「パブリックコメントを9月に実施する予定になっています」あるいは、「議会報告会の試行を経て、パブリックコメントを9月に実施する予定になっています」ということでよろしいですか。
 
○山田 副委員長  9月1日号に載せるとすれば、意見募集の期間、周知期間も若干とらなくてはいけないルールになっていたのではないかと思います。パブコメをとるルールとして何日間か確保する必要がある。それで、パブコメの期間が9月末か10月頭に入っていくのではないかと思うのですけれど。
 
○高橋 委員長  議会側に決まりはないですけれども、市長部局側のパブコメの募集期間というのは何日となっているのでしょうか。
 
○事務局  手続条例があるのですが、期間まで規定があったかどうか、時間をいただいて確認したいと思います。
 
○高橋 委員長  それでは、確認のため暫時休憩します。
           (10時53分休憩   11時03分再開)
 
○高橋 委員長  再開いたします。
 休憩中に確認させていただきました。特段、パブリックコメントの日数は、条例上は明記されていなかったですけれど、一応30日ということで市長部局側はやっています。ですから、9月1日から9月30日までの期間を、意見募集の期間とするということで、それまでに必要な条件の整理をして、9月1日から御意見をお寄せいただけるような体制を取ってやっていくと。そういうふうに進めていきたいと思っております。
 そういうことで、一応9月に実施する予定ということで、こちらの議長の御挨拶につきましても入れさせていただければと思っておりますが、よろしいですか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。そのように調整させていただきます。
 ほかに何か御意見はございますでしょうか。
              (「なし」の声あり)
 なしと確認させていただきます。
 議長の御挨拶につきましては、調整がとれましたら皆様にメールを送らせていただきますので、御確認いただいて、それが確認できましたら、市民意見について(案)につきましては「(案)」を取らせていただきたいと思います。
 それから、休憩中に、これを確認した後にどういう形でリリースというか、市民の皆さんに見ていただくようにするのですかという御意見が出ましたので、御意見をいただければと思うのですが、すぐできるのはホームページに掲載することぐらいなんですが、御意見があれば提案していただいて、確認がとれれば、せっかくやったことですから、いろんな形で、市民の皆さんに御確認いただける機会を増やしていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○上畠 委員  委員長のおっしゃったとおり、ホームページの掲載は当然のことながら、議会広報委員会にも確認していただかないといけないと思います。せっかく開設して、市民の皆様もフェイスブックページに対しても「いいね」と押していただいている方が400人以上いらっしゃるので、そこにこれをそのまま掲載するという形もいいかと思います。特にフェイスブックを見たという方が積極的に関心を持たれていたので、議会広報委員会でそれを確認していただいて、その後掲載するという形が私はいいのではないかと思います。
 
○高橋 委員長  他によろしいでしょうか。
 納所委員から、どこかに備えつけたらどうだみたいな話もあったのですが、そういうのも検討できるかもしれないという話も休憩中に出たのですが、やれるとすれば議会事務局とか、図書館とか、各行政センターの図書館に置いてもらうとか、そういうことになるのかと思いますが、最終的に全部整った段階では、そういうことをしてもいいかと思いますが、とりあえず中間取りまとめということで、今回は、今、上畠委員から出ましたフェイスブックとホームページに掲載するということで、取りまとめたいと思いますが、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。それで、次の議会報告会のところもフェイスブックに告知していければということで、後ほど確認いただくので、あわせて本日開催されます議会広報委員会で再確認させていただければと思っております。
 
○事務局  先ほど確認することになっていました牧瀬先生の肩書について確認ができました。正式には、「おわりに」に記載のとおり、「鎌倉市政策創造専門委員」とのことですので、先ほど納所委員に御指摘をいただきました「第1 オープンミーティングについて」の?のファシリテーターの部分の「鎌倉市専門委員」は「鎌倉市政策創造専門委員」となることについて御報告いたします。
 
○高橋 委員長  ただいま事務局から報告がありました牧瀬先生の肩書の正式名称が、鎌倉市政策創造専門委員ということでありますので、中に書いてあります肩書につきましては、それで統一させていただきたいと思います。
 それでは、オープンミーティングの報告につきましては、以上で確認させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  日程第3「議会報告会について」を議題といたします。
 最初に、資料の御確認をいただきたいと思います。最初に、議会報告会の(案)という、テーブルの配置図がついているものです。それから、2カ所のタイムテーブルを切った内容のものが2枚、それから議会報告会ということで、ひな形、それからアンケートとチラシ、それからチラシの配布先のリスト等です。まず、資料の配布について、漏れはございませんでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
 議会報告会は逐条小委員会の担当でありますので、山田副委員長から概略の説明をお願いしたいと思います。
 
○山田 副委員長  まず、逐条小委員会の議事録もお手元にあろうかと思いますので、それをごらんいただきながら、どういう議論をして、こういう結果になりましたというところを確認も含めてお願いしていきたいと思います。
 それでは、委員長から今、御紹介をいただきました議会報告会(案)という資料を御覧いただきたいと思います。開催日については5月10日(土)、14日(水)。後でタイムテーブルをお示しいたしますが、5月10日(土)については議会全員協議会室で10時から12時まで。5月14日(水)については平日ということで、19時から21時まで、大船行政センター第1集会室。これは後ほどまたチラシの説明をさせていただきますが、こういう形で今まとめさせていただいております。
 会場レイアウトですが、先ほどのオープンミーティングと同じように、テーブルについては島状の配置を想定しています。きれいな図じゃないものですから、イメージがつかみ難いかもしれませんが、テーブルは島状に並べたいと思っております。
 今回は議会報告会というだけではなくて、市民の皆さんからの意見もお聞きしたいということで、こちらのチラシにもあるように、議会報告会と意見聴取会と、これをパラレルにやります。
 議会報告会については、なるべく短縮してやりたいということで、前回の逐条小委員会でも御意見をいただき、まとまりましたので、おおむね議会報告という意味では45分でやれないだろうかと思っております。この45分には、前段の挨拶とか、少し席を移動するための時間とかというのが若干含まれますが、大枠で45分ということで御理解いただければと思います。
 報告者については、会場前方のひな壇に座っていただいて、報告は自席で行っていただく。一部演台を置くみたいな話もあったのですが、そこまで大げさな話ではないかなと思ったので、これは御議論いただければと思います。席の前のテーブルを演台ということで、御理解いただければと思っておりまして、基本は自席で行っていただくと。
 報告者については、各常任委員会委員長とし、委員長が欠席の場合には、副委員長にお願いできないかと考えています。あとは、予算特別委員長、または副委員長とさせていただければと思います。
 3点目ですが、議員を各テーブルに均等に配置し、市民を各テーブルに案内後、議員も着席していただきます。テーブル番号については、一応前回のオープンミーティングの場合と同様にしたいと思います。なぜこういう島状の配置にするかというと、オープンミーティングのときに、市民の皆さんからもう少し意見を出す場を確保してほしいという御意見を頂戴していますので、それに配慮したものです。教室的に会場全体でディスカッションをすると、意見をおっしゃっていただける方の人数の制約が出てきてしまいますので、島状にしたと。その辺もあって、こういうレイアウトにしております。時間は1時間15分とります。
 各委員長報告に対して質疑応答の時間を設けますので、質問の際は簡単にお名前を言っていただく。どちらの地域からいらっしゃったかまでおっしゃる必要があるかどうかというのは御議論いただきたいと思いますが、氏名を言っていただいた後に、質問は簡潔にやっていただきたい。当然、応答も正・副委員長のどちらかが応答するわけですが、応答についても簡潔に行っていただきたい。大変時間が短いので、その辺を配慮いただきたいという意味で記載しております。
 進行については、司会をどなたかにやっていただくということで、これは45分というタイムキーパーとしての役割も含めてお願いしていく。これは補助をつけるということにしてはどうかと思いますけれども、一応タイムキーパーについては、司会が責任を持ってやっていただくことを考えております。
 次に、委員会報告でございますが、先ほど資料として、別途お渡ししていますが、議会報告会(委員長報告)というフォーマットを作りまして、このフォーマットに従って、常任委員長の報告書を作っていただけないかと考えております。これから依頼する事項になりますけれども、そのように考えております。
 報告内容は、主な議案・陳情の概要、主な論点と討議の内容となります。
 議員間討議というのは、これから試行していかなくてはいけないということもありますので、論点を作って、賛否が分かれた場合には、どういう議論があったのかと、そういったことも報告の中身にしていければということです。
 裏面をご覧ください。予算特別委員会の報告です。これは、予算特別委員長にお願いする訳ですが、これについても基本はお手元のペーパーと同じようにしていただいて、報告の内容も議案の概要と主な論点ということです。条例とか一般会計の話、細部にわたる必要は全然ないと思いますけれども、予算特別委員会でどういう議論が行われたかと、そういったことを中心に御報告いただければと考えております。
 次に、意見聴取会です。全体で1時間15分とりたいと思っております。各テーブルでは、2名以上の議員が対応し、1名が進行役、1名が記録係をしていただく。
 前回みたいにポストイットに意見を書いて、テーブルでがんがんやるという話じゃなくて、テーマを設けながら、そのテーマに沿って議論していただくような形でしていきたいと思いますので、1名が進行役で1名が記録担当をお願いしたいと考えています。
 市民の皆さんからの意見を聞く、傾聴するということが大事であって、こちらの側から補足的な発言はいいとしても、こちらから「こういう意図で」とか、「私はこう考えている」ということはできるだけ避けて、市民の意見をお聞きするというスタンスで進めていただけないだろうかというポイントを書かせていただいています。
 意見聴取のポイントとしては、報告会の内容についても触れてこられるとは思いますけれども、主には施策、政策に関わる内容、例えば「私はこういうふうに思っている」とか、「こういう施策については、こうなのではないだろうか」というようなお話を虚心坦懐にお聞きするということで、議員が持論を主張するようなことは、ここでは避けていただきたいと思っています。
 市民からの意見聴取が時間内に終了した場合、各テーブルに別のテーマをお願いするという場面も出るかも知れません。1時間15分の時間がありますから、意見が出尽くしたかなということになれば、共通テーマを御提示しながら、特に議会基本条例に関わるような内容についての御意見をいただく。そういった時間帯をつくってもいいのではないかと考えております。
 「準備」の項以降につきましては、前回のオープンミーティングどおりということで、こちらの説明は省きたいと思います。
 次に、タイムテーブルを御覧いただきたいと思います。A4横の資料です。5月10日(土)、5月14日(水)、それぞれタイムテーブルをつくっておりますが、準備に搬入から1時間という時間をざっくりとっておりますが、鎌倉会場の場合を例に申し上げます。スタートが10時から、司会者の告知を始めて、主催者の挨拶、これは議長にお願いしようと思っております。各常任委員長報告をお願いして、各5分。質疑としては12分をお願いできないかと。予算特別委員会の委員長としては10分。質疑時間としては18分。これで、おおよそ45分の時間を使わせていただく。それ以降については、グループ内意見聴取をやりたいと思っております。
 最後に、その中で政策・施策に関わるようなことで、ぜひ発表したいというのをテーブルごとに取りまとめていただいて、全体で10分ですけれども、各テーブルから発表していただく。1分から2分ぐらいの時間になるのではないかと思いますが、そういったことを発表していただく。あとは、アンケート回収も含めて2時間というスケジュールでやっていきたいと思っております。
 アンケートでございますが、議会報告アンケートということで、どういう地域にお住まいかということも含まれておりますけれども、問5で「オープンミーティング」に参加されましたかという問いかけもさせていただきました。あとは感想ということで、問6と問7の自由記入欄を設けています。今後の議会報告会の詳細を決めていくに当たっての、貴重な意見をお聞かせいただけるのではなかろうかと思っております。
 駆け足になりましたが、次にチラシ・ポスターの関係です。お手元に鎌倉市議会議会報告会と意見聴取会のチラシ・ポスターをお配りしておりますが、御覧いただいたとおりです。
 ポスター・チラシの司会者の絵に吹き出しがありますが、そこに「議会報告会では市長が提案した平成26年度予算案などに対して、議会がどのような議論を経て議決に至ったかについてお伝えします。意見聴取会ではいただいた御意見を議会活動に反映するよう努めます。」というコメントを入れました。今回の議会報告会と意見聴取会の趣旨を事前に市民の皆さんに御了解いただけるコメントを入れておいたほうがいいだろうということで、こちらの記載をさせていただいております。
 あとは、お読み取りいただければいいかと思いますので、よろしくお願いいたします。
 最後に、議会報告会と意見聴取会のポスター掲示とチラシ配布についてでございますが、ポスター掲示からチラシの作成枚数等々につきましては、オープンミーティングの例を踏襲させていただいております。
 あと、チラシ配布の資料の最後の3行になりますが、駅頭配布というのを今一度皆さんに御協力いただけないだろうかということで、5月7日(水)これは連休明け早々になりますけれども、10日(土)が開催日当日なものですから、時間が余りない中でのスタートです。連休前よりは連休後の直近がいいのではないかと。これは、また御議論いただければいいと思いますけれども、5月7日(水)を想定して、逐条小委員会ではまとめさせていただいております。
 それぞれ御担当のお名前を書いてございますけれども、これはオープンミーティングと同じ場所でということでのお願いになっております。なお、久坂委員につきましては、皆さんの特段の御配慮をお願いしたいということもございまして、記載してございません。このように現在取りまとめをさせていただいているところでございます。
 駆け足で説明させていただきましたが、よろしくお願いいたします。
 
○高橋 委員長  それでは、報告に対する質疑がある方は、随時、お尋ねいただければと思いますが、とりあえず二つほど決めなければいけないことを先に決めさせていただきたいと思っております。
 一つは、議会の報告をどなたにやっていただくかという点でございまして、逐条小委員会では各常任委員会の委員長、もしくは副委員長にお願いをしようと。それから予算特別委員会につきましても、委員長、もしくは副委員長にお願いしようということで、御提案をいただいております。
 本日、これの確認ができましたら、流れとしては当委員会として、正・副委員長が議長に、こういうふうに取りまとめができましたので、ぜひ代表者会議にお諮りいただいて、御確認がとれましたら、各委員長・副委員長に議会報告会で報告していただきたいということをお伝えいただいて、その確認がとれましたら詳細の打ち合わせに入らせていただく。こういう流れになっておりまして、ここでは、逐条小委員会から提案がありましたことを御確認させていただければと思っております。御意見も含めて、何かございましたらいただきたいと思いますが、よろしいですか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 きょうの会議が終わりましたら、議長に段取りを含めて申し入れをしていきたいと思います。
 それから、もう一つ決めさせていただきたいのがチラシの配布の関係でありまして、いろんな箇所に、これはオープンミーティングと同じようにやらせていただこうということでありまして、資料の最後のところにチラシ配布ということで、5月7日(水)にオープンミーティングで御担当いただいた場所をそのままもう1回、もう1日御協力いただけないだろうかということで、提案しております。
 こちらにつきましては、日程も含めて御協議いただければと、山田副委員長からお話がありましたが、何か御意見ございましたらお伺いして、できればきょうここで、これは確認していきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○山田 副委員長  休憩を取っていただいてもよろしいですか。
 
○高橋 委員長  皆さんが御意見を言い易いように、少し休憩した中でフリーディスカッションできればという提案ですので、暫時休憩いたします。
           (11時25分休憩   11時35分再開)
 
○高橋 委員長  再開させていただきます。
 休憩中の協議によりまして、チラシの配布も駅頭配布も、オープンミーティング同様、5月7日(水)にやらせていただくということで、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 それぞれの駅の担当の方にチラシ配布をお願いしたいと思います。
 前回同様、各駅200枚ずつということでありますが、その配布の方法につきましては、多少柔軟にやらせていただければと思っておりますので、御協力をお願いいたします。
 確認しなければいけないのは2点です。その他、ポスターのことですとか、アンケートのことですとか、休憩中にも御意見が出ましたので、議題にしていきたいと思いますが、最初にアンケートについてやらせていただければと思います。
 今、休憩中にチラシの配布の効果ということで、アンケートの中にはっきりとした駅頭チラシの配布の効果が読めなかったという御意見もございましたので、今回、アンケートを多少その辺もきちっと読み取れるような形に変えられればと思います。問4(5)チラシというところ、これは駅頭チラシとその他のチラシとに分けるか否か、アンケートのチラシに丸をつけた方には括弧内に、どこで受け取ったかを選択して丸をつけてもらえるような体裁にするかなど、最終的には4月末の全体会で議会報告会の最終確認をさせていただく予定になっておりまして、それまでに正・副委員長と事務局とで協議させていただいて、再提案させていただきたいと思います。
 それから、駅頭でのチラシ配布に委員外の議員も入れた方がいいのではないかという御意見もございましたので、そこも含めて協議して、4月の全体会の中で再度御協議いただくように提案していきたいと思いますが、そういう形でよろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。アンケートにつきましては、そういう形の扱いをさせていただきたいと思います。
 それから、ポスター、チラシです。駅頭配布用には、すぐA5判にすることができないという御指摘があったのですが、これにつきましては、小野田委員に作っていただいたのですが、何かうまいことA5の表裏で、これの再編集をお願いするということで、御協力いただけますか。
 
○小野田 委員  入らないところは多少変更しますが、基本的には大丈夫だと思います。
 
○高橋 委員長  このイメージを生かして、A5判に変えていただいて、最終確認でそちらにつきましても再度、確認させていただくようにしたいと思います。
 
○小野田 委員  2種類。ポスター、チラシはこれでいいということですね。
 
○高橋 委員長  そうです。
 4月の議会報告会のときにA5判も御用意いただくということで、確認したいと思いますけれども、よろしいですか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
 それから、先ほど委員会報告を委員長または副委員長にお願いするということで確認させていただきましたが、やり方の御協議をいろいろしていただいておりまして、プロジェクターを使ってみたいとか、いろいろな御意見もあったようですけれども、今回はこの議会報告会のフォーマットを使って、報告していこうということを伺っておりまして、こちらに御報告いただく方に記入していただいて、それを会場に来ていただいた方に配布するということでよろしいでしょうか。
 
○山田 副委員長  そこまで想定して提案したいと思っていたのですが、先ほどありましたように、時節柄という話もございますので、そこは皆さんの御協議にお任せしてもいいのではないかと思います。後ろの席の方もしっかりと見られるような報告の仕方さえとれればいいと思います。お手元にあった方がわかりやすいかなというのがあったものですから。ただ、参加人数によって配布枚数が足りる、足りないというようなややこしい話もありますので、そこは皆さんの御協議でもよろしいのではないかと思うのですが。逐条小委員会の委員の方で何か御意見をいただければと思いますけれども。
 
○高橋 委員長  ただ耳で聞くだけじゃなくて、視覚的にもより御理解をいただきやすい形がとれればという中で建設的な御意見があればと思うのですが、どのぐらい来ていただけるか分かりませんけれども、来ていただいた方に、これは表裏刷って、4つの常任委員会と予算委員会ということですから、3枚になります。それを人数分印刷させていただくか、もしくは遠くからでも見られるような模造紙みたいなものに転記するか、もしくはプロジェクターを使って、このままコピーしたものを見ていただきながら説明していただくか。方法としてはその程度かなとは思いますけれども、何か御意見があればお願いしたいと思います。
 
○河村 委員  試行ですから、私は特にそこら辺は各委員長の御判断にある程度お任せしてもいいのではないかと思っています。
 逆に、試行ということであれば、ある程度こちらで決めてやってみて、またその後に議論するという考えもあるのかなとは思いますけれども。
 
○上畠 委員  河村委員のおっしゃるとおり、各委員長でやってみて、色を出させてみてもいいのではないでしょうか。それぞれであると思うので、その長所をうまいこと吸い上げて、今後に使えると思います。河村委員の意見に私も賛成です。
 
○久坂 委員  逐条小委員会で出た意見で、先ほど山田副委員長もおっしゃったのですけれども、プロジェクターの利用に関して、保坂委員がおっしゃっていたことで、ただ口頭だけで言ってもつまらないから、図柄とかグラフのようなものを作っていただいたらどうかという話も実はあったんです。ですけれども、そうしますと委員長の御負担が大きいのと、各委員長の技量にばらつきがあるかも知れないので、まずはこのベーシックなものを用意して、少なくともこれは配布して、ただ聞いているだけで何の話かわからないというのは避けようという話になりました。語弊がありましたら済みません。
 先ほどの河村委員のお話ですが、それはそうですけれども、ちょっと難しいのかなと実は思っています。各委員長にプロジェクターの画像まで用意してもらったり、グラフを用意してもらったり、資料まで用意してもらったりです。なので、逐条小委員会の総体の意見としては、まずこれを押さえた中で、いかに市民の方に興味を持ってもらえる議題を用意するのかということに力点を置いたほうがよろしいのではないかと私は思っております。議会だよりに載っているような陳情とか議決の内容を言っても、「だから何」で話が終わってしまうので、そこら辺のソースのところを委員長に御用意いただくことで、まずはスタートしてみてはどうでしょうか。
 
○保坂 委員  今のお話の続きですけれども、これは委員長が用意されるのでしたら、3枚程度だったら配ったほうがいいと思います。そうしないと、意見聴取会のときに「こういう話があった」ということを市民の方がお話しされるときに全部覚えているわけにいかないので、文章を見て確認できたほうがやりやすいと思います。
 逐条小委員会のときに、私がプロジェクターも活用してと言ったのは、今、久坂委員がおっしゃったような趣旨なのです。どの委員長も用意してくださいという意味じゃなくて、この文章だけだとわかりにくいような場合は、図とかをぱっと見せたほうがわかりやすい場合は、活用してもいいのではないですかという意味です。皆さんにパワーポイントを用意していただきたいとかそういう意味では全然なくて、補足的にビジュアル的に見せたほうが説明しやすい場合は、それも含めてという趣旨で、ベースはこちらなのではないかと思います。
 
○小野田 委員  試行という意味では、まずはベーシックなところからやってみて、足りないところを補うという形でもっていったほうがよい。やりたいことはたくさんありますし、パワーポイントとか使ったほうがいいだろうというのは重々わかりますけれども、試行という意味では、今回、紙ベースでやっていくほうがいいのではないかと私は思います。
 
○上畠 委員  もちろんベースで、そこでプラス何か委員長が独自にこれをちょっとというのがあれば、こちら側としては依頼する立場ですので、そこは委員長に御判断していただければいいのではないかと私は思います。
 
○高橋 委員長  やってはいけないということではなくて、ベースは押さえた上で、もう少しわかりやすくやりたいという提案があれば受けていくと。
 試行なので、実際に議会報告会が始まった場合には、当然、委員会の了承のもとにやっていく内容になると思います。ですから、委員会で諮って、どうしてとかという作業も入ってくると思うのですけれども、今回は試行ということで、委員長の裁量でやっていただきましょうという形をとらざるを得ないと思います。委員会が開催される予定は組まれていませんので、今回はそういう形でお受けいただいて、委員長、副委員長の裁量でやっていただくことが前提になりますので、取りあえずこのベースだけ、きょう確認させていただいて、委員長、副委員長の御協議の中で、補足的な資料を用意しますから、プロジェクターを使わせてくださいという申し出があれば、それは柔軟に対応させていただくということでよろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 最後に、タイムテーブルを2枚お配りさせていただいておりまして、説明いただいたのですが、担当者など詳細につきましては、最終確認が4月25日(金)で、議会報告会のことにつきまして、全て時間を割いて確認作業をしていきたいと思っておりまして、そのときに詳細につきましては全部埋めていきたいと思いますので、今日は流れの確認にとどめさせていただければと思います。よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
 それでは、山田副委員長から御報告いただきました議会報告会につきましては以上でございますが、先ほど、オープンミーティングの結果報告をフェイスブックに載せていったらどうだという提案をいただきまして、御確認いただきましたが、こちらの議会報告会につきましても、オープンミーティング同様、告知をフェイスブックでやらせていただければと思っております。オープンミーティングの結果報告と議会報告会の告知、両方フェイスブックを使ってお知らせしたいということで、議会広報委員会に諮っていただければと思いますが、そちらの確認をしていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたしました。議長を通じて、お願いしていきたいと思います。
 一応御協議いただきますことは以上ですが、先ほど、皆さんに御確認していただくのを一つ忘れておりました。オープンミーティングの際、長嶋委員に会場の写真をいろいろ撮っていただいておりますが、結果報告書の中で、できれば写真があったほうがわかりやすいので、報告書の文章につきましては、きょう皆さんに御確認いただきましたけれども、写真を挿入して適宜編集するとかを、できれば正・副委員長に御一任いただいて、事務局と協議して、体裁を整えた上で、報告していきたいと思いますけれども、御了承いただけますでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認いたします。
 議会報告会につきましては、また4月25日(金)にもやりますけれども、きょうの時点で何か御意見とかありますでしょうか。
 
○河村 委員  確認を含めて、1点だけお願いします。
 この議会報告会のまとめをいただきまして本当にありがたいのですが、進め方というのは、一般的な他の市でもやっているような進め方になるのでしょうか。
 というのも、このオープンミーティングの報告の牧瀬先生の「おわりに」の中で、「議会と住民の対話は袋小路に入りつつあり」というくだりから、最終的には「中には議会と住民の対話を実施しない道を選んだ議会もあります」ということで、そのやり方について、今回あくまでも試行なので、これはやってもいいのかと思いますけれども、そのあたりも留意しながら、議会の報告会の進め方というのを検討したほうがいいのかという心配もあったものですから、そのあたりを他の市はどうやって進めているのかということを含めて、今回のこれがどういう形になっているのかというあたりを確認させていただきます。
 
○山田 副委員長  確かにどういう運営にするかによっては、市民の皆さんからの意見はなかなか出にくいとか、結局は議会が決めていけばいいじゃないかというような御判断もあろうかと思います。今回のチラシにも書いてございますように、まず、開かれた議会を目指していく。これは市民との対話、あるいは市民に対応するということが議会のあるべき姿だと。それも個々に議員活動の中でやるということについては、これは誰しも否定しないのですが、議決機関としての議会が、どう市民と対話していくのか、そういったあたりが、今回のこの議会報告会の肝になってくるのではないかと思っています。
 議会情報を積極的に発信し、市民の皆さんからの御意見を聴取する。普通、議会にお願いする手段は、陳情しかないと思うのですけれども、そうではなくて、いろんな意見を吸い上げながら、各議員はそれぞれ一般質問等を通じておっしゃっている部分はありますけれども、議決機関として、総体として議会がどう市民の意見と向き合うか。そういったことを考えると、議会報告会、意見聴取会というのは、一つの大きな働きとして機能させていかなくてはいけないだろうと思います。私自身はこの議会報告会そのもの、あるいは意見聴取会というものが、市民との対話の一つの形としてはあるべき姿だろうと、今、思っています。
 ただ、今、試行という話もありましたように、やり方によっては批判を受けることもあるでしょうし、もっと積極的にやってくれというお話も出てくるでしょうし、その辺は条例にはなかなか全部は書ききれませんので、多分規則的なものに落ちると思いますけれども、そういう規則をどう改定していって、よりよいものにしていくか。そういったことはみんなで考えていかなくてはいけないことだろうと思います。今からそれを心配しても仕方がないのではないかとも一方では思っていますが、そこはぜひ、御意見を伺いながら、よりよいものをつくり上げるという試行で、皆さんの知恵を集めていく、そういう時期でもあろうと思っております。今回については、そういうふうに受け取っていただいて、やりませんかという投げかけです。
 
○高橋 委員長  今、山田副委員長から規則というお話もありまして、これは4月に逐条小委員会で取りまとめいただきました条文を、1条1条確認する作業をしていくのですけれども、一定の見通しがつきましたら、その規則とかその他、議論していかなければいけないところの洗い出しをして、御意見をいただいて、取りまとめができればと思っております。また、御意見をいただく機会を何度か設けていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 
○保坂 委員  先ほどの河村委員の御質問と関連し、私が前回の逐条小委員会でも申し上げたことなのですけれども、2月のオープンミーティングと今回やる議会報告会、意見聴取会は、ファシリテーターが入らないとか、少し形が変わりますが、これから5月にやる議会報告会と意見聴取会は、議会基本条例の試行以降の議会報告会の基本形であるという位置づけではなくて、5月の開催を経た後で考えるということでよろしいのでしょうか。そこだけ確認させてください。
 
○高橋 委員長  そのとおりでありまして、あくまでも試行をやった上で、皆さんで意見を出し合って、来年度以降実施する議会報告会はどうあるべきかということを規則に取りまとめをしていければなと考えております。今回はあくまでも試行です。
 ほかに御意見はございますか。
              (「なし」の声あり)
 なしと確認しました。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  日程第4「その他」次回以降の特別委員会の開催についてを議題といたします。
 メールで御案内を差し上げまして、その中で議会が延びたりしているがために、ばたばたと委員会の日程を入れてしまって大変恐縮ですが、その後の日程がかなりタイトな状況にございますので、御協力いただければと思っております。
 最初が4月9日(水)の午前10時から逐条小委員会で取りまとめいただきました条文の確認をしていく時間として、とらせていただきたいと思っております。
 その次の4月18日(金)につきましても、9日の審議の経過を見まして、もしそこで全部終わらなければ、残りにつきましては4月18日にやらせていただきたいと思っております。9日に一定のめどがつきましたら、規則、その他議論しなければいけないものとかを合わせて御議論いただくということで考えております。
 それから、4月25日(金)につきましては、午後に設定させていただきまして、議会報告会の詳細確認の時間に充てさせていただきたいと思っております。
 また、こちらに書いていないのですけれども、今日の議論の中で確認させていただきましたのが、5月7日(水)です。この日は、チラシの配布の御協力をいただきたいと思っております。
 そして、5月10日(土)と14日(水)が議会報告会の本番当日になりますので、万障繰り合わせて、御参加、御協力のほど、お願いしたいと思います。
 以上でございますが、その他、本日の議題に関係ないところでも結構ですが、御意見、何かございましたらお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○事務局  議会報告会について1点だけ確認です。
 オープンミーティングと同様に告知するということで、メディアへの対応でございますが、メディアセンター登録が24社ございますが、そのうち情報提供を求めている17社にチラシの投げ込みを行います。それから、オープンミーティングでもお願いしたのですが、記事の依頼について、タウンニュース、ケーブルテレビ、鎌倉朝日、湘南よみうり、江ノ電沿線新聞にもお願いしていきたいと考えております。
 
○高橋 委員長  オープンミーティング同様にやらせていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。
              (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 大変駆け足でやらせていただきましたけれども、きょう予定させていただきました議題につきましては、全て終了させていただきましたので、これで本日の特別委員会を終了します。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成26年3月28日

             議会基本条例の制定に
             関する調査特別委員長

                    委 員