○議事日程
平成25年12月18日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成25年12月18日(水) 13時30分開会 13時56分閉会(会議時間 0時間25分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、納所副委員長、河村、保坂、岡田、前川、小野田、高橋、赤松、中澤の各委員及び中村議長、大石副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、木村次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第126号規律と品位ある議会運営と一般質問を求める陳情
2 継続審査案件について
3 次回議会運営委員会の開催について
4 その他
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○久坂 委員長 議会運営委員会を開会させていただきます。
委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。河村琢磨委員にお願いいたします。
まず、議長・副議長の出席について申し上げます。本日は、陳情審査を行う議会運営委員会ですので、議長・副議長は出席していないことを御報告いたします。
なお、総務常任委員会の審査が延長している状況を受けまして、本日は日程第3の終了の後、正・副議長に入室いただきまして、現在の状況につきまして御報告をいただこうと思っておりますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○久坂 委員長 確認をさせていただきました。
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○久坂 委員長 日程第1陳情第126号規律と品位ある議会運営と一般質問を求める陳情を議題といたします。なお、本陳情審査につきましては、正・副委員長といたしましては、議会運営における概括的な審査として行えればと思っておりますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○久坂 委員長 確認させていただきました。
それでは、事務局から説明がございますので、お願いいたします。
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○事務局 本陳情の審査に当たりまして、陳情の要旨には、本年の6月及び9月の定例会の状況が書かれておりますので、当委員会における一般質問及び議会の運営状況の公開に係る検討状況を御説明申し上げます。
9月定例会終了後の10月16日(水)から、議長からの諮問事項である「議会運営等について」の検討が開始され、まず一般質問につきましては、一般質問の円滑な運営・進行を目的に提案された提案項目、「一般質問の時間制限について」「一般質問について」の2点の検討を行った結果、別紙11月20日付の答申のとおり、「一般質問においては、円滑な議会運営を行うという観点及び執行部に質問への理解を促し、明確な答弁を求めるために、お互いに質問の趣旨を確認するよう努めるものとする。同様に、質問通告の記載についても、質問項目を明確にし、質問内容が明らかになるよう努めることで、執行部に対し、的確な答弁を求めるものとする」ことが確認されてございます。
また、陳情の理由にある「議会が長時間中断となった場合の、中断時間や理由等をわかりやすく市民に公開すること」につきましては、前述した「議会運営等について」の検討項目の中で、「本会議休憩中の議会運営委員会の開催について」として項目が出されておりまして、今後の当委員会における検討が予定されてございます。
以上で説明を終わります。
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○久坂 委員長 ただいまの説明に対して御質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
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○久坂 委員長 質疑を打ち切ります。それでは御意見を含め、取り扱いにつきまして、各委員からの御意見をお願いいたします。
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○高橋 委員 とりあえず、意見を申し上げたいと思いますが、細かい内容はともかく、やっぱり今委員会も含めて議会中継をさせていただいておりまして、先般、どのくらいの方が見ていただいていますかという確認をさせていただきました。かなりの数の方が見ていただいているんですね。それはやっぱり、見ていただいている視聴者の視点に立った議会運営ということも、そろそろきちんと考えてやっていかないといけないなと、この陳情を拝見して改めてそういう思いがしたわけであります。
そういう視点が一つ大事なことなのと、また、決められた時間の中で議論を尽くしていくという、これは議会の原則であります。ですから、一定のルールを持って、その中でお互いに配慮しながら、全体の日程を守りながらやっていくと。それでも、いろんな議案につきましては、報告も含めて、予期しないこともありますから、当然ルールの中におさまらないことは、長い時間の中ではあろうかと思います。それはその都度協議をするということになろうかとは思いますけれども、基本的なところは、一定の期限の中で最善の議論を尽くす、そういう中では一つのルールをお互いに守りながら、しかも市民の皆さんが傍聴しやすい、ネットを通じてでもそうですけれども、傍聴しやすい環境の中で開かれた議論をしていくということが大事だろうと思います。
以上が私の意見でありますけれども、この際、特に言っておられることはおかしなことではないと思いますので、結論を出して採択をしていくようにして、お互いに襟を正してやっていければと思います。
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○中澤 委員 本来、議事進行権というのは議長にのみ付されていて、議長の議事整理権に対して云々ということについては、当議会運営委員会を含め議員がとやかく言える範疇のものではないので、今回の「規律と品位ある議会運営」については議事整理権の範疇であることから、また一般質問等については既に当委員会の検討の中でもやって結論も出ているので、これについては議決不要ということでお願いします。
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○小野田 委員 この陳情を拝見して、下の2段落目のところですけど、「議会が長時間中断となった場合」というところですね、やはり市民の方に対して正しい情報を速やかに出すというのは、議会として当然行うべきことだと思いますので、ここのところを見ましても、やはりこれは結論を出していくべきかと思います。
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○岡田 委員 きょう、午前中も皆さんに御足労いただいて、議会基本条例をいろいろ検討されていると思いますが、そういう意味から、直ちに結論を出すということではなくてもいいのではないかなと私は思っています。もう少し検討を重ねていただきながら、その中で、全体の中で配慮していただければありがたいかなと思います。
ただ、中断のときは、やはり市民から、何で中断しているのと私もよく聞かれたりするんで、そこら辺はテロップを流すなり何なりしないと、わかりづらいのかなと思っています。やっぱり市民がわからないから、こういうのが出てくるという一つの原因にもなっていますんで、今どういう感じなんですよというぐらいの、何となくそんなことは周知してもらいたいと思っています。
そんなことを思っているんですけど、態度としては継続にしていただければありがたいと思っています。
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○保坂 委員 この陳情を拝見すると、下のほうのところで、中断時間が長引いて市民にわかりにくい、そういうことがないようにということが書かれていますけれども、全体の趣旨というのは、規律と品位ある議会運営であると。それは何かと言うと、この一番下のところですけれども、この陳情者の訴えによれば、要するに、誹謗中傷、個人攻撃のないという、ここのところなんだろうなと思います。誹謗中傷、個人攻撃がない、それが規律と品位のある議会であると、そうなってほしいという陳情の趣旨だと思うんですけれども。冒頭で、どうしてこの陳情者がこういう陳情を出したのかというところを振り返ると、6月定例会、9月定例会のことが書かれているわけですけれども、そこのところを議論しないで、誹謗中傷、個人攻撃のない、規律と品位のある議会っていうのはどうすればいいのか、また実際、おっしゃっていることがそのとおりなのかというのも、検討しがたいところがあると思います。
また、その一方で、岡田委員がおっしゃったように、議会基本条例等においても、また議会のあり方の検討においても、もっと全体的なところで、鎌倉市議会のあり方について議論が進んでいるということもありますので、私もこの陳情は継続という考えです。
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○赤松 委員 結論から言いますと、継続です。今、保坂委員からも発言がありましたように、誹謗、中傷であるとか議会の規律・品位の保持、これはもう自治法上、我々議会人に課せられた大きなテーマであります。各定例会ごと、さまざまな場面で、我々は発言する機会があるわけですけれども、それら全てがそういう自治法の規定、ルールと規律を持った議会というものが求められている。そういう中で、こういう陳情が出てくること自体が残念だと私は思うんです。この方にはこういうふうに映って、今の議会はこういうふうに直していただきたいという思いを持っておられる、そういう市民がおられるということ自体、私たち議会人として反省すべきところは反省し、改めるところは改める、そういう姿勢で臨んでいくことが大事だと思っています。
そういう点から見て、これから議会改革の課題も、いろいろまだ検討していくものが残されておりますし、具体的に指摘されている議会の中断の場合の市民への公開というんですか、こういうことも課題になっていますから、そういう中で議論をしていくのがよろしかろうと思いますので、継続といたします。
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○前川 委員 私どもも、結論としては継続という判断をさせていただいています。今まで、保坂委員ほか、皆さんからお話がありましたけれども、やはり6月、9月定例会を見て、この陳情者の方がこのように思われたことは、議会人としては大変申しわけないと思っております。
その中で、中断して何が起こっているのか理由がよくわからないというところは、私も委員長をさせていただいている立場からして、休憩をとる前に何らかちゃんと言って、どうしてとまるのかということを言わなければいけないなと、改めてこの陳情を見させていただいて、反省して努めているつもりであります。
そういうことで、至極ごもっともなことをおっしゃっているところが多く、やはり議会改革は今期始まったばかりで、けさは基本条例の話し合いも始まっているところで、その中でも議論されていくことであると思いますので、そういう意味で継続でお願いします。
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○河村 委員 我々の会派としても、結論から申し上げさせていただくと、継続と考えています。多くの委員の方からも、こういった陳情が出るということについて、しっかり襟を正していかなければいけないといった意見があり、我々としても改めて思っております。
その中で、先ほども事務局から説明があったかと思いますが、議会運営の検討の中で検討しているということもありますから、ぜひその議論をもう少し進めて充実させることを考えれば、継続でお願いします。
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○納所 委員 私も結論としては継続でございます。陳情の理由に、「議会が長時間中断となった場合の、中断時間や理由等をわかりやすく市民に公開することを望みます」とございます。このことにつきましては、議会運営等についての検討項目の中で、今後、本会議休憩中の議会運営委員会の開催について等の項目の中で扱うべきことであると思いまして、今後の当委員会における検討が予定されておりますので、そこでの議論に任せたいと思っておりますので、継続を主張したいと思います。
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○久坂 委員長 ただいま皆様から御意見をいただきまして、継続を主張される方が多数ということで、本陳情につきましては、多数により継続審査と確認させていただきます。
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○久坂 委員長 日程第2「継続審査案件について」を議題とします。事務局から報告がございます。
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○事務局 11月13日(水)開催の当委員会において確認いただきました先進地視察に関して、1月20日(月)の伊賀市議会及び21日(火)の鳥羽市議会の視察項目であります「議会基本条例について」及び「議会ICT化について」の2件に加え、本日継続となりました陳情126号の合計3件につきまして、本会議最終日において閉会中継続審査要求を行うことについて確認をお願いいたします。
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○久坂 委員長 ただいまの事務局の説明のとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○久坂 委員長 確認をさせていただきました。
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○久坂 委員長 日程第3「次回議会運営委員会の開催について」を議題とします。
次回の委員会は、12月19日(木)13時から、第1委員会室での開催ということで確認をお願いします。
(「はい」の声あり)
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○久坂 委員長 確認させていただきました。
ここで冒頭で申し上げましたとおり、正・副議長が入室されますので、暫時休憩とさせていただきます。
(13時47分休憩 13時48分再開)
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○久坂 委員長 再開させていただきます。
議長から発言がございますのでお願いいたします。
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○中村 議長 最終的には、改めて明日の議会運営委員会で御協議いただくことになろうかと思いますけれども、御承知のとおり、現在のところ、総務常任委員会の審査がまだ終わっておりません。今後も円滑な運営ができるよう努力してまいりますけれども、現在のところ、会期延長は避けられないという状況もございますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
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○久坂 委員長 ただいまの議長発言を確認してよろしいですか。
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○高橋 委員 うちの会派も総務常任委員会の委員を出させていただいていますから、随時お話は聞いております。過去の議会の中でも、案件によって審議の時間がもう少し必要だという中で、それでも運営の協力をいただいて、一回閉めた中で継続審査扱いにしてやっていただいたり、そういう御配慮をいただいてきております。東京都の猪瀬知事も一回閉めてやったりとか、それは議会の全体の中でいろいろ配慮いただくべき内容だと思うんですね。ぎりぎりになって議会運営委員会を開いて、最終日に会期延長しますよみたいな、それは早目早目に御相談いただいて、その中で、今こういう状況で会期を延ばしますよというんだったら、それを諮っていただくとかですね。そうしないと、皆さん、暮れへ来ていろんな日程も入っておりますし、もちろん行政側も、市長も含めて日程をやりくりするのは大変だと思うんですよね。だから、そういう意味ではできる限り、例えば議案があったとしても、12月の議会で上げなくてもいいものがもしあるのならば、12月に上げるべきものだけ審査していただいて、一回閉めて、継続審査でやっていただくということも一つの方法じゃないかなと思うんです。
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○中村 議長 御意見として承ります。先ほども言いましたように、円滑な運営ができるように努力は続けさせていただきます。
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○赤松 委員 きょう、これからまだ時間があるから、午後の時間があるんだけれども、きょう全部一応、総務常任委員会で議案審査が終われば、あした本会議を開ける段取りなんですか。今日総務常任委員会が終われば。
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○三留 議会事務局長 総務常任委員会は、まだ委員会審査が終了しておりません。それで、例えばあしたの午後2時の本会議というのは、前回も当委員会で確認されておりますので、総務常任委員会での御審議がまだ終わってない議案に絡まない議案につきまして、本会議で委員長報告を行い議決いただくと、そういった方法もございます。したがいまして、確認がされています明日の本会議につきましては、予定どおり午後2時に開会をするといったような方向で、事務局では準備をしております。
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○赤松 委員 とにかく、もう日程がかなり狂ってきているでしょう。押せ押せで来ちゃって、ぎりぎりのところに来ているわけでしょう。きょうはまだ時間ありますから、やっぱり総務常任委員会の皆さんが責任を持って、できればきょう全部終えて、あした本会議が、多少時間が、午後2時が3時、3時が4時になるかもわからんけれども、あしたやっぱり本会議を開いてあげられるような努力をね。総務常任委員会いかんなんですよ、今。だから、総務常任委員会の皆さんにその辺の御努力はぜひお願いしたいなと。きょうの結果を見て、またあした議会運営委員会でしょうから、その場で言うべきことがあればまた発言しますけれども、とにかくきょうは努力していただきたいと思います。
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○前川 委員 変わらないんですけれども、私の会派もそう思っておりまして、きのうあたり議会運営委員会が開かれるのかなとお待ちしていた部分もあります。経過のお話もしていただけるのかと思っておりましたので、今、議長からあしたを迎える前にきょう御報告いただいているということを踏まえて言わせていただいているんですけれども。やはり総務常任委員会、陳情もあると思いますし、それから補正予算もございますし、できるだけ常任委員会にかかわっているものもございますし、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
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○高橋 委員 ほかの方、総務常任委員会のメンバーでもありますから、もう1点だけお話をさせていただきたいのは、副委員長が交代されたということも聞いておりまして、正・副委員長っていうのは議会運営上の役職でもありますから、そういうことを御報告いただいて、その日に終わってしまうんだったらいいんですけれども、終わらなかったということであれば、速やかに議運を開いて御報告をいただくとか、そういうことは必要だったんじゃないかなと私は思っています。
これは、早く終わるとか終わらないとかということではないんですけれども、今委員長の質問の時間だと聞いておりまして、やっぱり質問するときには平場に戻って、仕切りは副委員長にお願いをしてやっていただくという基本的なところも、きちっとやっていただきたいなと要望しておきます。
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○久坂 委員長 ほかによろしいですか。
各委員から運営について御意見がございましたので、それを踏まえながら、あしたの開催に関して、状況変化がありましたら、また御報告をさせていただこうと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○久坂 委員長 確認いたします。
それでは、本日はこれで閉会させていただきます。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成25年12月18日
議会運営委員長
委 員
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