平成25年議会基本条例の制定に関する調査特別委員会
11月29日
○議事日程  
平成25年11月29日議会基本条例の制定に関する調査特別委員会

議会基本条例の制定に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成25年11月29日(金) 11時03分開会 12時05分閉会(会議時間 0時間57分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
高橋委員長、山田副委員長、長嶋、小野田、保坂、納所、赤松、久坂、河村の各委員及び上畠議員(渡邊委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、木村次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、成沢次長補佐兼議事調査担当担当係長、岡部担当書記
〇本日審査した案件
1 前回委員会及び小委員会の概要について
2 前文と第2条について
3 素案(案)の検討について
4 市民意見の聴取について
5 その他
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○高橋 委員長  ただいまから議会基本条例の制定に関する調査特別委員会を開会いたします。
 会議録の署名委員の指名をさせていただきます。委員会条例第24条第1項の規定により本日の会議録署名委員を指名いたします。保坂令子委員にお願いいたします。
 日程の確認をさせていただきたいと思います。お手元に配付をさせていただきました日程のとおりですけれどもよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 
○高橋 委員長  それでは、順次、日程に従いまして審査を進めてまいりたいと思います。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  最初に、このたび小委員会に分かれていろいろ御協議をいただいておりまして、それぞれの小委員会から開催の報告をいただいております。事前に皆様のところにメールで送らせていただいておりますので、全部は確認いたしませんが、大切なところだけ少し確認をしたいと思います。
 一つは、小委員会A、小委員会Bということで、当初こちらの中でお話をさせていただきまして、それぞれ配属をしていただきましたけれども、実は事務的にメンバーを取り違えたことがありまして、A、Bだと間違いが起こる可能性があるということで、正・副委員長で協議をしまして、それぞれの委員会に名前をつけていただきたいとお願いをさせていただきました。
 それぞれ協議をしていただきました結果、これまで小委員会Aと言っていたほうにつきましては、逐条小委員会と名前を決めていただきました。これまで小委員会Bと言っておりました市民意見の聴取とかそちらの委員会につきましては、パブコメ小委員会と名前をつけていただきましたので確認をお願いしたいと思います。
                  (「はい」の声あり)
 いろいろとそれぞれの委員会で既に作業が進んでおりまして、それにつきまして、協議が整ったところまで概要をまとめていただいて報告をいただいておりますので、何かありましたら随時申し出いただければありがたいと思います。特に一つ一つ細かく確認をしませんので、そういうところまで協議が進んでいるということで御理解いただければと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 それでは、次に進めたいと思います。パブコメの委員会の関係がございまして、2月1日(土)、2日(日)の意見聴取会を行ったり、それに伴いまして、フェイスブックですとかツイッターで呼びかけを行ったり、それから開催の主催として鎌倉市議会ということで呼びかけをしていくとか、そういったことで、3点ほど各派代表者会議で確認していただくということが必要になりました。これにつきましては読み上げたいと思いますが、一つは、市民意見の聴取会は、特別委員会だけでなく、議会全体で行う。二つ目、議会報告会についても、特別委員会だけでなく、議会全体で行う。三つ目、市民意見の聴取会、議会報告会の市民への周知法として、ソーシャルメディア(フェイスブック、ツイッター)を活用したいが、その旨を議会広報委員会で検討していただきたいという、この三つにつきまして、11月18日(月)に山田副委員長が正副議長のところに出向いてお願いしていただきました。その後、11月22日(金)に各派代表者会議が開かれまして、そこで議長から3点につきまして報告をしていただきまして、了承をしていただいております。
 3点目のSNSの活用につきましては、12月議会の最終日に議会広報委員会が開催されますので、その際、協議をしていただくということでお伺いをしております。
 一応これまでの経過で重要なポイントでありますので、確認をいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、これまでの小委員会の開催、その他これまでに行ってきたことにつきまして確認をしていただきました。これから、全体のスケジュールを確認していきたいと思います。前回、作業スケジュール表というのをお配りさせていただきまして、議会のですね。
 確認のため休憩します。
              (11時09分休憩   11時11分再開)
 
○高橋 委員長  再開いたします。
 それでは、スケジュールに戻ります。前回は議会の日程も含めてスケジュールに落とし込みをしていただきまして、ちょっと分かりにくい部分がありましたので、今回は議会基本条例の作業に特化をしてスケジュール表を作り直してみました。これを確認していきたいと思います。
 全体会といたしまして、11月29日(金)ということで今日開催をしております。最初に全体を下まで確認をしていきたいと思いますが、後ほど前文と、今まで抜けておりました第2条のところも正・副委員長案を皆さんにお示しをしたいと思いますが、それを含めた中で、12月中に素案の案というものを一通り確定していきたいと思います。最終的には議論をいただいて、逐条解説も含めた中で最終案というものをまとめていくわけですけれども、この12月中に前文、それから条文全部含めた素案の案が確認できましたら、1月1日に広報が出ますので、同時にホームページに素案の案を掲載していきたいと考えております。
 その後、1月にその逐条解釈、小委員会で揉んだものをまた全体会で確認をしていく作業を進めていきたいと思っております。
 2月1日(土)、2日(日)につきましては市民意見の聴取会ということで、これにつきましては後ほど小委員会から報告いただいたものをもう一回改めて確認をしていきたいと思います。それから2月1日(土)、2日(日)終わりましたら意見の取りまとめを行っていただきまして、全体会に報告をいただきたいと思っております。
 その後、2月、3月の予算議会が終わりましたら、直ちに4月に議会報告会を開催していきたいと思っておりまして、これにつきましても4月1日号に広報に掲載をしていくということで、3月1日には原稿を入れていくということになります。
 それから、議会報告会が終わりまして、もろもろのノウハウのチェックも終わったところで、最終的に議会基本条例の案というものを整えさせていただいて、5月から法制のチェックに入っていただくと。7月中に法制チェックが終わったものを全体会で確認をしていただいて、8月1日には広報に原稿をお願いすると。9月いっぱいをパブコメ期間とさせていただきまして、10月に入りましたら、そのパブコメでいただいた意見を取りまとめて回答していくと。必要があれば条文の修正を行いまして、再度法制チェックを行っていただいて、11月中には最終案というものを取りまとめて、12月の議会に上程をしていくと。これが一応全体の流れであります。
 それにあわせまして、逐条小委員会では、もう現在随時進めていただいておりますけれども、逐条解説等の精査、それから議会報告会の運用の検討、そういったものを随時やっていただくと。それから、3月1日に広報の原稿依頼をしなければいけないので、2月中には広報にどういう内容で掲載をしていただくかということにつきましても、逐条小委員会で取りまとめをお願いしたいと思っております。それと並行して行われると思いますけれども、随時逐条解説等の精査を行っていただく。それから4月の議会報告会の準備もあわせて行っていただくということになります。
 それから、法制担当で何もなく通ればいいんですけれども、何かあった場合には、小委員会で1回たたいていただいた上で、全体会に諮っていきたいと思っております。逐条小委員会の流れについてはそういうことであります。
 それからパブコメの小委員会につきましては、1月1日号に2月1日(土)、2日(日)のオープンミーティングですけども、これの原稿を送らなければいけないので、これにつきましては一応今日用意してありますので、後ほど全体会で確認をさせていただいて了解をとりましたら、それを広報に持ち込みたいと思っております。
 それから2月1日、2日のオープンミーティングの開催をどういうふうにやっていくか、運営をどういうふうにやっていくかということにつきましては、政策創造担当部長を初め職員の方がいろいろと御協力をいただけるということで、政策創造担当の職員も含めて協議をしていくということになっておりまして、こういう小委員会の開催も予定をしております。
 パブコメは全般にかなりボリュームがありまして、あと後半の実際にパブコメを行ったその後、意見に対する回答の取りまとめとか、そういうことも作業としてやっていくということになっております。
 そういうことで、全体の流れとそれにあわせた小委員会、それぞれの流れにつきまして、ざっとですけれども説明をさせていただきました。
 何かここのところで御意見がございましたらお伺いをしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 ここまで確認させていただきます。
 前回も確認をさせていただきましたが、具体的な審議の中身に入るのは、上畠議員が議会で正式にメンバー交代になってからと考えておりますので、今日はいろいろと確認だけをしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、スケジュールにつきましてはこういう形で、ガイドラインとしては進めていきたいと思います。また、随時いろいろ意見がございましたらお伺いしながら、変更するところは変更しながら進めていきたいと思いますのでお願いいたします。
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○高橋 委員長  それでは続きまして、「前文と第2条について」を議題といたします。正・副委員長案の確認をさせていただきたいと思います。
 皆様のお手元に前文案と、それから第2条の案という2つの資料をお配りさせていただきました。今日は皆様に、こういう案ですよということで正・副案としてお示しをしていただきまして、中身につきましては12月に開催します全体会の中で、その前に小委員会でも1回やっていただく...、全体でやりますか。
 
○山田 副委員長  計画では、第2条、前文については委員全員の皆さんの協議が必要、これはまだ決まっていないということですので、できるだけ第2条は遅らせて、逐条解説の作業を進めていきたいと思っております。
 これから先、第2条と前文をどう確認していくかということについての提起はありますけれども、それに沿ってある程度意見が集約できた段階で、第2条側の逐条解説に入っていきましょうというタイミングもできると思いますので、締め切りとしては2月1日(土)の市民意見聴取会を見据えると、12月末までには一通りの素案の案として、2条・前文も含めて固めていきたいと思っていますので、皆様にはタイトなスケジュールですけれども、御協力いただきたいということで、我々としては進めていきたいと思います。
 第2条については皆様の協議、あるいは全体の意見として出そろったところで、第2条についての逐条解説の作業に入っていきたいと思っております。
 
○高橋 委員長  第2条につきましてはそういう形で、12月中に何とか取りまとめができるように進めていただきたいと思います。
 前文につきましては、全体会で1回もむ場をきちんと設けたいと思っておりまして、これ若干中身というよりも、つくり方の考え方だけ少し皆さんにお伝えをしておきたいと思います。
 これは、それぞれの議会で議会基本条例を持っているところの前文を、県内ですけれども取り寄せをさせていただきまして、それを参考にさせていただきました。どこの議会の前文を見ても、例えば、市の名前を変えればどこでも通用するような内容になっておりまして、果たしてそれだけでいいのかなと、そういういろいろ疑問を抱きながらこの前文について検討したんですけれども、やっぱり鎌倉は鎌倉らしいものを一つは示したほうがいいんじゃないかと。その上で共通する部分の、議会の権能、その他もろもろの内容につきまして、鎌倉の特徴というものをうたった上で、議会というものについて言及をするような前文構成にしようということで案を作らせていただきました。
 一つだけ幕府の開幕にまで言及したものになっておりまして、こんなに大げさなことは必要ないよということであれば、これはまた議論の余地がありますので、そこは議論するときに意見をいただきたいと思いますが、その関係で開幕の年を1185年としたんですけれども、実は6説あるということで、参考資料を皆さんにお配りしましたので、こちらについても目を通しておいていただいて、そういうややこしいものだったらば年号を外したほうがいいんじゃないかとか、そんなことも含めて議論をしていただきたいと思っておりますので、一応これは参考資料としてお配りをさせていただきました。作り方の考え方はそういうことで、歴史に言及しながら議会ということを述べた前文という構成にしたということだけ御理解いただきたいと思います。
 これにつきましては、中身の議論は次回の全体会でやらせていただきたいと思います。よろしいでしょうか、ここまで。
                  (「はい」の声あり)
 
○高橋 委員長  それでは、前文と第2条につきましては、そういうことで確認をさせていただきたいと思います。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  それでは、次に、「素案(案)の検討について」を議題といたします。議事録のところは細かくやりませんでしたが、トピックスとして山田副委員長から逐条小委員会の素案の案の検討状況について、報告をいただきたいと思います。
 
○山田 副委員長  それぞれ、お手元に逐条小委員会ということで11月18日(月)、実際はここから具体的な検討をいたしましたので、逐条小委員会の内容について少しお目を通しいただきながら、私の報告を聞いていただければと思います。
 この逐条小委員会で、最初に準備として、久坂委員、小野田委員、保坂委員、赤松委員の各委員と私を含めて、逐条解説の案を各条文に従って、それぞれ分担をいただきながら作成をさせていただきました。それに基づいて各委員から、それぞれの逐条解説に対する思い、条文に対する思いとか、解説についてのお話を聞きながら、内容的にはこう修正したほうがいいんじゃないかというような議論を進めているところです。
 18日については第2条を除く1、3、4、5条まで進めます。2時間かけましたが、なかなか中身が濃くて進みが遅いところはあるんですけれども、冒頭のところはやはり一番重い条文になっていますので、それなりの時間をかけさせていただきました。そうは言いながらも12月末までに、この素案に対する逐条解説も含めて、意見聴取会には準備してまいりたいと思っておりますので、作業時間としては余り時間がない中で、協議を急ピッチで進めさせていただきたいという状況に今ございます。
 そして、今回は逐条解説のそれぞれの小委員会で話し合われたこと、解説についての御提示については、今後、各委員の皆様に修正を決定し次第にお流しいたしますので、ぜひ皆さんからも、逐条解説に対するこういう修正もいいんではないかというような率直なところをそのメールでお流しした中で意見を賜ればうれしいなと思います。小委員会に分けたということと、全体会でなかなか議論ができないことを補充する意味でもぜひ御協力をいただきたいと思います。
 今日午後、小委員会がございますけれども、その結果についてもお手元には既に送付された分もあるかもしれませんが、また第2回も含めて、今日の議論も含めて皆様に提示を今後していく予定でおります。中身については今日そこまで触れませんけれども、そういう形で12月末を目途にこの逐条解説の作業を進めてまいりたいと思っております。
 先ほど第2条の件が出ましたけれども、できるだけ、12月の後半になるかと思いますが、ぜひ、今日提示した第2条についても皆さんから意見をいただきながら、小委員会での取りまとめを進めてまいりたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。私からは以上です。
 
○高橋 委員長  資料としてお配りさせていただきました逐条小委員会のこれまでの作業の資料、確認をいただいていると思いますけれども、パブコメ小委員会の方が直接その作業の中にかかわっていないということがありますので、逐条の小委員会で取りまとめが済んだところまでにつきましては、随時パブコメ小委員会のメンバーの方にもメールを流していただくと。それにつきまして何か意見があれば、山田副委員長にパブコメ小委員会の方からも意見を受け付けさせていただきながら、最終的に全体会で確定をしていきたいと。ただ、全体会でどれだけ時間がとれるかというのが非常に難しい部分がありますので、前段でやりとりをさせていただきながら、全体会というのはなるべく余り深い議論をその場で何時間もかけてやるんではなくて、できる限りその前段で、その部分につきましては終わらせて、最終確認の場にしていきたいなと思っておりますので、御協力をお願いしたいと思います。
 今、素案の案の検討状況につきまして山田副委員長から報告いただきましたが、本件について何か意見ですとか質問ですとかありましたら、受け付けていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたします。
 それでは、今日も時間もかなりタイトな中でかなりのボリュームがありますので、先に進めさせていただきたいと思います。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  それでは次に、「市民意見の聴取について」を議題といたします。パブコメの委員会で決まったこと等をこちらの全体会で確認をしていきたいと思います。
 事前にお配りをさせていただきました資料が2つありまして、広報の原稿依頼の紙と、あとこれはチラシとかポスターの原稿ですね、こちらになります。オープンミーティング、先ほどから申し上げていますように、2月1日(土)、2日(日)の2日間にわたりまして行っていこうということで、2月1日(土)が腰越、深沢、玉縄。そして2月2日(日)が大船、鎌倉ということで、5地域で1カ所ずつ計画を立てました。
 内容につきましては、実は具体的な進め方はダブルスタンダードでやっていきましょうということで、まずは議会基本条例の素案の案を市民の皆さんに周知する中で、参加した方が、私はここの部分について意見を言いたいとか、皆さんといろいろ意見を語ってみたいとか、そういう方がおられれば、そういうテーマを設けたグループをつくりながらやっていく。そういう方がおられない場合には、今後、小委員会開いて取りまとめをしていきますけれども、例えば、議員の定数の問題ですとか、報酬の問題とか、政務活動費の問題とか、市民の方たちが興味を持っているであろう内容をピックアップして、そういうものをテーマにして話し合ってもらうグループを何カ所かつくって議論をしていただくというような形の中で進めていきましょうということで、あらかじめ意見を持って集まってくださった方を尊重しながら、そういう方がいない場合には、意見のテーマをこちらで示しながらオープンミーティングを進めていくということで、概略につきましては小委員会で確認をしております。このオープンミーティングにつきましては、その小委員会のメンバーだけがやるということじゃなくて、当然逐条小委員会の皆さんにも御出席をいただきまして、それ以外の議員さんにつきましても、議会として開催をしていくということで確認をしていただきましたので、ほかの議員につきましても、時間が許す限りこちらのオープンミーティングにも参加をいただきたいということでお願いをしていきたいと思っております。
 これから秘書広報課に掲載依頼をしていかなければいけないんですが、内容的にこういう形でいいかどうかという確認、今もし意見があれば、今日最終案というものを固めて、これが終わりましたら広報に掲載依頼をしていきたいと思いますが、何かこの場で御意見があればお話しいただきたいと思いますがいかがでしょうか。
 
○保坂 委員  広報への掲載とか、このチラシについては、特に何か異存があって意見とかいうのはないんですが、先ほど御説明のあった政策創造担当に協力してもらうというのは具体的にはどういうことなんでしょうか。
 
○高橋 委員長  どこの部分を協力していただくかということにつきましては、これから協議が必要ですけれども、実際にやり方としては、ワールド・カフェとは違うんですけれども、オープンミーティング、要するにそのワールド・カフェとイコールになるものではないんですけれども、ただ、ワールド・カフェをやるために、ファシリテーターの研修を受けた方が20人ほどいまして、そういう方たちの実践の場としても活用していただきたいということを含めて、その研修自体を所管しているのが政策創造担当なものですから、そういう方たちに参加もしていただくために、そことコラボレーションをしていきたいという趣旨であります。
 ほかに何かありますでしょうか。
 
○久坂 委員  今の委員長の説明の中で、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、テーマ設定に関して、市民の方から御提案があったものについてはそれに沿ってやっていこう、プラス報酬とか定数とかというのも、どういうかかわり、全く何もないときにそれをやるのか、今おっしゃった定数とか政務活動費とかというのは、市民と議会の関係の中のテーマとして扱うのか、そこら辺のところを整理しておっしゃっていただけますか。
 
○高橋 委員長  例えばの話をしただけでして、どういうテーマにするかというのはパブコメ小委員会の中で幾つかリストアップをするんですけれども、ただ、リストアップをしたから必ずしもそれを議論しますという人がいないかもしれないんですが、一応、条例の中の市民と議会の関係についてを中心に、市民の方が興味を持てそうなものを条文の中からある程度リストを挙げて、議論していただくテーマに設定できそうなものを絞り込んでいきましょうと、そういう趣旨でありまして、私が言ったのはあくまでも事例で、そういったものと言ったら語弊があるのかな、幾つかのテーマを事前にパブコメ小委員会で決めて、集まっていただいた皆様に提示をするというやり方ですね。ですから、そういう意味でダブルスタンダードと言ったのは、最初は市民の皆さんが集まっていただいて、こういうことを議論したいね、こういう意見交換したいねというものがあれば、それを最優先にして運営をしていきましょうと。そういうものもなくて、ただ集まっていただいたと、じゃあどういうふうにするのといった場合には、幾つかのテーマをこちらで、こんなことで話し合いをしたらどうでしょうかと提示させていただくと。これとこれについては、まだどういうものにするかというのは決まっておりません。それは次回の小委員会の中で、幾つかのリストアップをしていきましょうということになっております。よろしいですか。
 
○長嶋 委員  何でそういう方法かという話を皆さんでした中で、参加の人数が見えないというのが一番にありまして、そういう柔軟的な方法をとらないと、例えば5人来るのか100人来るのか全く予想ができない。一応、人数把握のためにということで連絡を入れていただくんですね。概略、どのくらい来そうだぐらいはわかると思うんですけど、人数に応じた手法として、いろんな柔軟な方法を今の段階ではとっておいたほうがいいということで、人数の関係があって、こういうやり方でどうですかという話でまとまったということです。
 
○高橋 委員長  条例の条文についてどうだこうだとか、そういう固い持っていき方ですと、なかなか皆さんが参加しづらいものになろうかと。とはいっても、こちらは条例をつくっていくために開催をしていくわけですから、条文の素案の案につきましてはネットできちっと示させていただいて、そういうことの中で、特に市民と議会の関係を中心に議論が進められればということで考えてやっていきましょうと、そういう流れであります。
 こちらのポスターとかチラシにつきましては、予算がないんですけれど、何とか、A4の大きさのチラシを300枚、それからポスター用として100枚ですから合計400枚分ぐらいのポスター、チラシを議会で用意をしていただけるということであります。市内の掲示版、市の広報板というのが250カ所ぐらいあるんでしょうか。そのうち70カ所に掲示をしていいということで、これにつきましては秘書広報課の対応でやっていただけるということなのでお願いしていきたいと思っております。250カ所のうち70カ所を、こちらで希望を出せばそこに貼っていただけるということだそうですので、これにつきましては1月ですね、掲示するのは。ですから12月中に一度小委員会を開いたところで、どこの掲示版に貼っていただくかという協議も、小委員会でやらせていただきたいと思っております。
 そういう状況でありますが、何かほかに意見があればお伺いをして、なければ確認をさせていただいて、そういう状況で先に進めたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○山田 副委員長  皆さんもういいですか。これからパブコメ小委員会で、2月1日(土)までの細目についてまたお決めになると思うんですけれども、でき得ればですけれども、御考慮いただきたいなと思うのは、5会場それぞれやられますけど、やはり何か共通のテーマを持って当たったほうがいいのと、あとは個別の話をできるだけ分散してはどうかなと思っているんです。地域性のある話ではないので、例えば共通テーマはこれ、もし出てくれば、5つくらいはそれぞれの会場に割り当てて、議会側の意思としてはこういうふうに、議会側としてはこういうふうにしたいんですがという問いかけをして、市民の皆さんに、「いや、でも、こっちが」ということがあれば、それはそれで時間をとっていただく。そのファシリテーターになられる方はいろいろ大変でしょうけれども、ちょっと時間の制約という意味で、「から」しか書いてないので、いつまでやるのよというのはよくわからないスケジュールにはなっていますけれども、その時間の制約等々もありということを前提に、やはり共通テーマと個別テーマを一つぐらい用意しておいて、できるだけ分散して意見を聞いたほうが後々いいんじゃないかなという気はするんですけれども、いかがでしょうかね。
 
○高橋 委員長  今の件についてはどうでしょうか。
 
○長嶋 委員  山田副委員長の今の提案は、5会場で違うテーマを設けてという提案でいいんですか、じゃなくて。全部5会場が一つのテーマということですか。
 
○山田 副委員長  共通テーマで、我々が欲しい意見というものがあると思うので、そこは準備していただいておいて、あと5会場は特に地域性があるわけではないから、それぞれ個別のテーマがあれば個別テーマでやっていただく。それを腹案として持っていて、市民の方から「いや、どうしてもこれ」というのであれば、共通テーマと市民の皆さんから出たテーマ。市民の皆さんから出なければ、共通テーマと5回に分けて分散したテーマを具体的に話していただく。そういう何か共通的なテーマはないかなということも想定しておいていただければいいなと思って提起したんで、これは小委員会で具体的な細目をこれから検討なさると思いますので、そちらを少し検討の範囲の一つとして入れていただければと思ってお話をさせていただきました。
 
○高橋 委員長  先ほど長嶋委員から、集まる人数によって進め方がいろいろ違いますよと。イメージとしては5人ぐらいのグループが6グループとか7グループぐらいできるといいなというイメージを持っておりまして、7グループで5掛ける7イコール35名ですね。35名とか50名とか、会場によってキャパが全然違うんですけれども。そのグループに分かれたら、同じテーマをそのグループで議論していただくんじゃなくて、グループごとに違うテーマで議論していただいて、それをぐるぐる回りながらやっていただくようなことをイメージしておりますので、共通テーマ、個別テーマというのは、その中でやっていけるんじゃなかろうかなと思っております。
 
○長嶋 委員  今、山田副委員長の提案も、もちろんそういうやり方もあると思います。これ、10時から終わりが何時というのが書いていないんですけど。やり方なんですけど、例えば最初の30分だけ共通のテーマをまず話しますとやって、全体の中で、もうちょっとこういう話が聞けないかなというのを提案いただいて残り45分やるとか、間に10分休むとか本来はそういうやり方で進むんですね。だから、どっちでもとれるんで。本来はそういうやり方なんですね。だけど、人数が想定できないというので、今委員長からあったようなやり方という話を一応提案していると。いろんな手法が、ファシリテーターの方とか政策創造担当の方と相談して決めなきゃいけないと思うんですけど、その辺はもう一回もんだほうがいいかなと。せっかく今そういう提案あったんで。本来はそういうやり方でやるのが手法としてはいいかなと思っています。
 
○高橋 委員長  それともう一つ、山田副委員長から何時までやるのかというのが書いていないという話だったですけど、これはどうですかね、納所委員どうですかね。
 
○納所 委員  これは書いたほうがいいなと思いつつ、打ち合わせのときに何時間と時間決めていなかったところがありましたので、ただ、大体延びて2時間だろうというのはありましたけれども。2時間として決めてしまうと、さらに延びちゃう可能性があるんで、その辺のさじかげんで、決まればすぐに直したほうが逆に参加しやすいのかなと思いますね。
 それとあと付け加えて申し上げますと、共通のテーマというところ、小委員会で話しまして、議会基本条例全てをテーマとするのは難しいということもありますので、市民と議会との関係を中心に、これが一つの共通テーマには挙がってくるかと思っております。それ以外にこういうことをやりたいという御提案があったら、それに含めた小グループをつくったらどうかという形のオープンミーティングというのは、小委員会で議論したところでございます。
 
○高橋 委員長  借りている会場の都合もあるので2時間だと思うんですね、長くてですね。それを腰越だったら10時から12時までということで明記するかどうかなんですけれども、これはどうでしょうか。するという方向で決めてよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 
○高橋 委員長  確認いたしました。それでは一応2時間ということで、10時から12時まで、14時から16時まで、18時から20時までと、以下同じように2時間ですね、ここの時間につきましては明確にしていくということにしたいと思います。
 それで、基本的には集まってくださる皆さんの人数によって、市民の皆さんの注目度というのを図っていくという一つの、目標というか意図もあるんですけれども、あんまり少なくてもオープンミーティングにならないので、興味を持っていただいている方がおられましたら、ぜひ各議員さんからも声をかけていただきたいと思いますし、チラシもそれぞれの議員さん何枚かお持ちいただいて、こういうのをやりますから時間があったら来てくださいということもぜひお伝えいただきたいと思います。
 オープンミーティング開催につきましては、もっともっと詰めなければいけないことがたくさんありまして、12月のしかるべき時期に小委員会を開催して詰めていきたいと思っております。全体会の前に開催をして全体会には詳細につきましてまた報告をさせていただいて御確認をさせていただければと思っております。
 それでは、オープンミーティングに関する報告につきましても以上ということにさせていただきたいと思いますが、これまでのところで、別に今までの議題と関係ないところでも結構ですけれども、何か御意見がありましたらいただいていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○高橋 委員長  それでは、特になければ、今日の特別委員会につきましては閉会したいと思います。
 
○事務局  事務局から確認を何点かさせていただきます。
 まず第1点でございますが、ソーシャルメディアの活用につきましては、これはフェイスブック、ツイッターの活用ということですが、当委員会による告知に限定しまして、議会として継続するか否かにつきましては、議会広報委員会の議論に委ねるということで、第1点確認させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 
○高橋 委員長  うちでやるのも、議会広報委員会でいろいろ議論していただくわけですか。
 
○事務局  12月定例会閉会後に議会広報委員会で議論していただくことになります。
 それから2点目でございますが、チラシ、ポスターの件です。内容的に終わりの時間を2時間ということで、腰越会場であれば10時から12時までというのを明記するという、各会場についてそれを行うということでよろしいでしょうか。
 それから3点目ですが、発注する枚数はチラシA4判で300枚、それからポスターA4で100枚、これを用意するということでよろしいか、確認をお願いします。
 
○納所 委員  ポスターの件なんですが、A3という話も以前あったんですが、サイズはA4でチラシ、ポスターも同様のものと考えてよろしいでしょうか。小委員会ではポスターはたしかA3で、チラシ等はA4という話があったと思います。
 
○高橋 委員長  予算の関係があって、大きいポスターが難しい部分もあるんですけれども、ただ、例えば議会棟だとか、5カ所とか6カ所目立つところに張る部分については、今ちょっと検討してもらっているのは、議会の白黒のやつで拡大することが可能なので、そのくらいは予算とか考えなくてもできるんじゃないかなと。目立つところにはできたらA3としてやってもらえればなと今検討してもらっています。予算がかかる部分については一応こちらで確認をいただいてということでいいですか。
 
○事務局  掲示板に張るものにつきましては、広報担当でA4が基本であるということは前々から言われておりまして、A3につきましては委員長が今おっしゃったように、何枚かカラーコピーができるような方向で、経理のほうとも検討している状況でございます。
 それから確認事項の最後ですけども、オープンミーティングの実施細目につきましては、パブコメ小委員会で詰めていただいて、それを全体会に報告すると、この4点でよろしいかどうか確認でございます。
 
○高橋 委員長  随時確認しながら進めましたけれども、ちょっと仕切りが悪いということで、事務局で再確認が入りまして、もう一回確認をしたいと思いますが、今、事務局から確認事項が4点ほどありましたが、それぞれ確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 
○高橋 委員長  確認をさせていただきました。
 ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○高橋 委員長  次に「次回特別委員会の開催について」を議題といたします。
 調整のため暫時休憩いたします。
              (12時00分休憩   12時03分再開)
 
○高橋 委員長  再開いたします。
 休憩中の調整により、次回の日程につきましては、12月18日(水)午前10時から全員協議会での開催ということでお願いします。
 
○高橋 委員長  それでは、今日の特別委員会をこれで閉会します。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成25年11月29日

             議会基本条例の制定に
             関する調査特別委員長

                    委 員