○議事日程
平成25年 6月18日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成25年6月18日(火) 13時10分開会 14時13分閉会(会議時間 0時間35分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、納所副委員長、河村、保坂、岡田、前川、小野田、高橋、赤松、中澤の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、木村次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、成沢次長補佐兼議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第1号市議会における個々の議員の賛否等を公表することについての陳情
2 議会基本条例について
3 その他
(1)次回議会運営委員会の開催について
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○久坂 委員長 おはようございます。それでは、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。赤松正博委員にお願いいたします。
議長と副議長の出席について申し上げますが、本日は、陳情審査等を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告させていただきます。
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○久坂 委員長 日程第1「陳情第1号市議会における個々の議員の賛否等を公表することについての陳情」を議題といたします。
まず事務局から説明をお願いいたします。
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○事務局 本陳情に関しまして、ただいまの本市議会の現況について御説明させていただきます。
まず、本市議会では、市議会会議規則の第95条に「議長が表決をとろうとするときは、問題を可とする者を起立させ、起立者の多少を確定して可否の結果を宣告する」と規定されており、このとおり、各議題について可とする挙手者の多い少ないの確定をして可否を宣告する採決方法をとっております。採決結果の公表につきましても、市議会のホームページでは全ての議案及び陳情につきまして、確定した議決結果、具体的には可決または否決などになりますけれども、こちらを公表しておりまして、また議会事務局といたしましても、市民の方から議決結果について問い合わせがあった場合につきましては、そのように回答をしています。
また、年4回発行しております「かまくら議会だより」につきましては、従前は、先ほどの規則どおり、多数・少数を加えた議決結果のみの公表となっていましたが、議会広報委員会において、「議会広報のあり方について」という検討を平成16年ごろに行っておりまして、その検討を経まして、第185号、平成16年5月1日号からになりますが、「主な議案等の議決結果」といたしまして、議会広報委員会で選定した議案など、これは当時の協議によりますと主に賛否が分かれた議案となりますけれども、こちらにつきまして、会派ごとの賛否状況、賛成、多数賛成、反対、退席ありなどになりますが、こういった賛否の状況を掲載するようになりまして、現在に至っております。
仮に、本陳情にありますように、個々の議員の賛否結果を公表する方式に切りかえる場合は、幾つか留意点というか、確認事項がございますので、検討事項として三つ挙げています。
まず一つ目が、個々の議員の賛否の確認方法になります。こちらは、個人別の賛否結果を公表する場合、または事務局職員がそれを把握できるようにするためには、賛否結果の確認方法について検討する必要があると考えます。
続きまして、二つ目が、各媒体、これは現状、具体的には議会のホームページと、議会だよりになると思いますが、こちらの紙面などの構成についての事項です。例えば、ホームページで個人別の賛否状況を公開する場合は、他市ではPDFファイルをリンクさせて一括して公開する形であるんですけれども、そのあたりの掲載の仕方を検討する必要があると考えます。
また、「かまくら議会だより」につきましては、現状、紙面についてはある程度確定をしておりますので、スペースの問題が発生しますので、そのあたり、紙面について再検討をする必要があると考えます。
また、三つ目といたしまして、こちらは議会改革との関係ということで1点挙げさせていただいていますが、個々の議員の賛否など、議会情報の積極的な公開というものにつきましては、これは他市の事例になりますが、議会基本条例を初めといたします議会改革の一環として始めるようになったケースが多く、本市議会としましても、そのあたりを考慮する必要があるのではないかということで、以上、3点、検討事項ということで挙げさせていただいております。
また先ほど申し上げたように、現状、公表媒体につきましては、ホームページ及び議会だよりがその中心となりますことから、仮に本陳情が採択された場合は、「市議会報の編集・発行」ですとか、「インターネットによる広報」を所管する議会広報委員会での検討も必要になります。
以上、本市議会の現状などを御考慮の上、御協議いただければと思います。
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○久坂 委員長 それでは、ただいまの事務局の説明を受けて、何か御質疑があればお願いします。
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○高橋 委員 県下の他市の状況はどんな状況になっているか、もしわかっていれば教えてください。
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○事務局 湘南地域の、鎌倉を除いた5市に確認いたしましたけれども、その結果としては、5市のうち、公開しているのが3市であります。5市のうち3市が個人の議決結果などに関して公開をしています。具体的には、茅ヶ崎市、小田原市、南足柄市の3市になりまして、この3市については、議会のホームページ及び議会だよりについて、全議案と一部議案だけのところも一部あるんですが、個人の結果を公表している形になっております。
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○赤松 委員 今の説明で、議会だよりとホームページと、3市が両方ともやっているということですか。
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○事務局 詳細に言いますと、まず茅ヶ崎市の状況になりますが、茅ヶ崎市では、ホームページ、議会だより、ともに全議案個人別のものを載せています。次に南足柄市もやはりホームページ及び議会だよりに関して両方とも全議案で個人別のものを載せています。最後に小田原市になりますが、こちらは、市議会のホームページでは全議案とも載せておりまして、ただ、議会だよりに関しては一部のみ、具体的には賛否が分かれたものということになりますけれども、それのみの公開ということになっていまして、議会だよりに関しては一部ということになってございます。
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○久坂 委員長 ほかに何か御質疑ございますか。
御質疑がなければ、取り扱いの協議に入らせていただければと思いますが、よろしいですか。
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○高橋 委員 いろいろ先回りをして、事務局でいろいろ調べてお話しいただいたんですけれども、何か陳情を拝見しますと、そこまでやらなくても、事務局に問い合わせたときには名前を教えてくださいよということなのかなと私は思ったんですね。ですから、ある面では、事務局が言うように、議会基本条例の中できちんとやっていければ、それはそれでいいことだと思いますし、何も非公開で審査をしているわけじゃないですから、議場に見に来ればわかるわけですし、そういうものを積極的に公開するのか、丸めた形で公開するのかということの中で、今まで丸めた形で公開をしてきただけのことですから、これから先、積極的に公開していこうということであれば、議会基本条例の中できちっと話し合いをしてやっていけばいいのかなと。それまでのつなぎとして、事務局に問い合わせがあったときにはお知らせするということは、私は、可能じゃないかなと思うんです。
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○保坂 委員 こういった議会に関心を持ってくださる市民がいるというのはすごくありがたいことだと思うんですね。そうやって関心を持ってくださる市民は、議員が議案に対してどういう判断をしたかというのを知りたいというのは当然のことだと思います。やっぱり会派の中に埋没と言っていいかはちょっとわかりませんけれども、やはり個々の議員の判断を知りたいという、それはやっぱり尊重していくことが議会としての責任を果たすことなんじゃないかなと思うんですけれども、先ほど高橋委員がおっしゃったように、議会基本条例の先へと進めていく中で、その条例を確定するのを待つのか、この陳情を願意を酌むのが先なのかというあたりは、ちょっと判断が分かれるかもしれませんけれども、陳情の願意を酌むことが先でも問題はないのではないかなとも思うんです。
ただ、今確認したいのは、賛否の確認方法というのが、現状では、目で見てやっていらっしゃいますけれども、それを正確に把握するということについては、どうなんでしょうか。実は、私、自分が市民の立場で、もっと大きな議会、横浜市会とか神奈川県議会にも、同様の申し出を自分自身がしたことがあって、そのときはちょっと人数が、九十数名というと、正確なところの集計が難しいというようなことを言われたんですけれども、鎌倉市の場合は26名、議長を外せば25名ですけれども、そのあたりの賛否の確認ということについて、難しさというのがあるかどうかということをちょっと伺いたいんですけれども。
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○久坂 委員長 事務局はどうですかね。今どうやっているのかということと、個人の賛否状況を公開している自治体においてはどういう手法をとっているのかということがわかれば、今の保坂委員のお答えになると思うんですけれども。
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○事務局 まず現状になりますけれども、各議案・陳情に関して、質疑等を経て採決に入りまして、挙手を皆さんにしていただくわけですが、その挙手していただいた中で、挙手している方の個人に関しては、誰が挙げているというのは確認しておりませんでして、あくまでも挙手した数の多い少ないという現状を確認していくことになりますので、個人を特定させるということになると若干難しさはあるかなという感じです。
また、他市の事例についてですが、先ほど挙げた茅ヶ崎市、小田原市、南足柄市の、公開するまでの確認方法なんですが、茅ヶ崎市と南足柄市に関しては、まず本会議場で目視をして、閉会後に中継映像の録画を確認するという2段階方式で確認しています。
また、小田原市については、さらに仕組みのような形でやっていまして、目視をもとに賛否結果の一覧表というのをつくりまして、それを各会派の議会運営委員会の委員に配付をいたします。議運の委員がそれを確認して、書面を議会事務局へ提出するという形で、一つの仕組みとして確定させてやっている事例となっています。
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○久坂 委員長 説明のような確認方法を他市ではとられているということですが、よろしいですか。
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○高橋 委員 かつて、総員挙手になる予定だったんですけれども、直前になって1人の方が反対だということになって、手を挙げなかったんですけれども、総員挙手というコールがなされたことがあったんですね。その場合には、そこで異議の申し立てをしないと、手を挙げてなくても総員挙手ということになってしまうんですね。
ですから、映像では手を挙げてない人がいるのに総員挙手と言っているなと。その辺の扱いとかは非常に微妙なところはあると思うんですけれども、確認が、私はできると思うんです。
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○岡田 委員 今手を挙げていなくても、見ていなくて、総員挙手と言ったらそれでおしまいでしょう。挙げてなくても。多分その人の権限でやっちゃうというか。政治的対立があったらそういうことがあるのかどうか知らないけれども。そういうことがあるよね。それはどういうふうに。それは言った人のほうに合わせるのか、じゃないけれども、そっちに合わせるのか、それはきちっとしたほうがいいと思うんだよね。だけれども、一般的には、言った人に権限があるから、挙げてなくても総員挙手と……。
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○高橋 委員 議長がね。
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○赤松 委員 議長の宣告で決するから。
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○岡田 委員 そうですね。
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○久坂 委員長 整理のため、暫時休憩させていただきます。
(13時23分休憩 13時43分再開)
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○久坂 委員長 再開いたします。
今、いろいろ休憩中に、事務局への御質問ですとか、各会派の皆さんの御意見をざっと伺ったところではあるんですけれども、取り扱いを含めまして、各委員の御意見をお願いできればと思います。
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○高橋 委員 結論を出して、問い合わせがあったときには議会事務局でお伝えできるような体制をとるべきだと思います。その後の、積極的に公開をしていくということにつきましては、議会改革の中で議会基本条例等の検討の中でしっかりと議論をさせていただいて、やらせていただければなと思います。
ちょっと付言をしておけば、終わった後に、各会派が責任を持って、この議案に対してはこの議員が丸しましたよというようなことを事務局に伝えるみたいな形の協力をしていけば、事務局もそんなに手間にならないんじゃないかなと思いますので、そういう形で、できる限り問い合わせに対しては答えていけるようにしたいと考えます。
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○保坂 委員 高橋委員の御発言とほとんど同じですけれども、今回、市民の方からの要請には積極的に応えるということで、せっかく関心を持ってくださっている市民の方に、議会で何が起こっているか、議員がどういう判断で議案に臨んでいるかといったこと、そういった情報は示していくのが議会の責任かなと思うので、それに応えていくということを大事にしたいと思います。
この陳情以降、どういうやり方で進めていけばいいかということは、議会基本条例の策定の中できちっと押さえていけばいいですし、また、その具体的なところは、今後、議会でも議論を進めていくということで、少しずつ先に進めていければと思います。
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○前川 委員 私も、先ほど休憩中にも申し上げましたけれども、結論としては、議会事務局で個々の議員の賛否の公表について、対応をしていただくということでお願いしたいと思います。
議会基本条例と言っていますが、議会改革の中で、これについては話していくことが、まずは先決でしょうと思っております。議員、会派、議会という視点で話し合っていければと思っております。
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○小野田 委員 市民が求めれば、現時点でも傍聴等で知ることができることを、あえて隠す必要性も全くないですし、その辺を事務局でしっかりまとめていただいて、問い合わせには対応していただけるようにするのが議会としての役目であると私も思っておりますので、ぜひ進めていっていただきたいと思います。
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○河村 委員 私も、議会基本条例とあわせてという考えもあるのかと思いますが、先行しても整合性がとれるような話しになるんではないかなと思っていますので、ぜひこれは、事務局が回答できるということを早目に進めていただき、その仕組みややり方等につきましては、基本条例の検討でまた議論をして進めていければいいのかなと思っています。
また、議員おのおのが賛否というのに責任を持つべきだという観点からも、ぜひこれを進めていただいて、しっかり公表していくべきだと思っております。
1点、間違えないで公表してほしいというのが思いです。やり方につきましては、先ほど、他市で目視、そして録画という方法がありましたが、そういったいろんなメディアを使って、広報するに当たっては、どの議員がどの賛否をしたかということを間違えずに公表してほしいというのが一つ、お願いです。
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○赤松 委員 結論から言うと、継続です。先ほど申し上げましたとおり、今、議会の情報公開という問題も一つの大きな柱として議論をしてきたという経過があって、さきの特別委員会のまとめも、条例化に向かっての方向づけを言っておりますしね。議運にきょう諮問されたわけですね、正式に。きょうがその第1回の話し合いになるわけですけれども。
ですから、その中では、議会の情報の公開、さらには議会の報告会を、議会みずから市民の中に入っていこうという、こういう大きな課題も議論の中心にあるわけで、そういうものと一体でこの問題は議論をして、陳情がこういう形で出ているということも受けとめた上で議論をして、しっかりとした答えをできるだけ速やかに出すということが、私はよいのではないかということで、さっき申し上げたとおり、継続ということです。
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○岡田 委員 結論を出します。
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○中澤 委員 継続です。
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○納所 副委員長 私も継続を主張したいと思っております。やはり議員の集合体である議会の意思、つまり賛成多数、総員で可決なのか、少数で否決なのか、それとも賛成ゼロで否決なのかというような、その議会の意思というものが議会としては重要なわけで、それと、議会の態度と、それから議員の態度、同じ俎上にのせてはまだいけない部分もあるんですけれども、さまざまな意見の集合体である議会が、結論としてどういった意思表示をしたのかというのが、まずは議会の本来あるべき、今まで来たあり方だと思うんですけれども、この陳情に関しては、そのうちの個々の議員の賛否をお知りになりたい。これはもっともなことだろうと思います。
これは、今まではそれぞれの議員の責任において御自身の態度、考え方というのを、それぞれの媒体で公表されてきたという経緯があるわけでございますけれども、そこを今度は議会全体として踏み込んで、議員個人個人の態度というものを公表するわけですから、これについては相当な議論が必要になってくると思いますし、また、個々の議員の賛否の確認方法の議論までございましたけれども、これは改めてこの議運の場で、どういう方法で確認をするのか。そう簡単に決めるものではなくて、きちんとした議論をした上で、公表のあり方、もしくは確認のあり方ですね、個々の議員の賛否の確認のあり方というものを、この議運の場できちんと議論をしていかなければいけない。さらには、議会広報委員会がいわゆる広報の責任を持っているわけですので、そこの議論にも踏み込んでいくということが考えられますので、これについては、陳情者の願意というものは非常に重要ですし、これからも多くの同様の声が上がってくるものであると思います。それに応えるためにも、きちんとした議論をして、しっかりした形をもって臨むべきであろうと思っておりますので、私は、継続して、そして議会のあり方を検討する中で議論を深めていく形にしていくべきだと思っております。
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○久坂 委員長 今、全ての皆さんから御意見をいただきまして、結論を出すべきとお答えくださった委員が6名、継続を主張された方が3名だったんですけれども、こちらにつきましては、結論を出されるという方が多かったので、採決に移ることになりますがよろしいでしょうか。
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○前川 委員 私は、さっきの言い方をしますと、今、納所副委員長のお話にもありましたけれども、継続なのかなと考えます。
要するに対応をしてほしいとは思っているんですよ。さっきから言っているように慎重に、とにかくこの件に関しては議員の責任に関しても考えていくべきだと思っているので、継続だと思います、自分で。ごめんなさい、ちょっと休憩していただいていいですか。
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○久坂 委員長 暫時休憩いたします。
(13時54分休憩 13時55分再開)
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○久坂 委員長 再開いたします。
それでは、結論を出すべきという方が多数でしたので、採決に移らせていただきますがよろしいでしょうか。
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○赤松 委員 そもそも、みずから議案に対する態度というのは、公開の場でやっているわけですから、そのとおりなんですよ。そこでとった態度のとおりなんですよ。これは、どんな場面へ行っても、その立場というのは変わらないわけですよね。責任をとるわけですから。
ですから、ここに陳情で出されているように、議会で早く結論を出して、そういうふうにしてくださいという陳情ですけれども、先ほどから言っているような、もう繰り返しませんけれども、議論をずっと積み上げてきている真っただ中ですから、だから陳情がきちんと出されているという、こういう願意が議会に届けられているということを踏まえた上で、私は、議運に諮問されている課題の議論の中で、きちっとそこは結論を出したらいいんではないかという立場ですから。公表することに反対ではありませんから、先ほどは継続と言いましたけれども、結論がそういうことならば、それに賛成するという立場で、その場合は採決に回りたいと思います。
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○納所 副委員長 私も、公表する方向性というのは賛成なんですけれども、その段取り、あり方で、これはちょっと慎重に手順を踏んでいったほうがいいのかなということから継続を主張しておりますけれども、これについて結論を出すという皆さんの御意思があれば、この公表することについては積極的に取り組むべきであるという立場は申し上げておきたいと思いますが、例えば今回この陳情が採択されて、本会議で正式に採択されたらすぐに問い合わせに答えるのかどうなのか、これについてはきちんと議論を踏まえた上で、手続的にある程度整えておく必要があるということだけは申し上げておきたいと思います。
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○久坂 委員長 それでは、採決をさせていただきます。陳情第1号市議会における個々の議員の賛否等を公表することについての陳情につきまして、採択することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(総 員 挙 手)
総員挙手と確認をさせていただきます。
なお、いろんな御意見がありました中で、各委員の皆さんが、情報公開は積極的に進めるという御意思を持っていらっしゃいました。また、今積み上げられた議論がある中で、議会改革、もしくは議会基本条例をどうするかという話もこれから行われるということで、今後の手法とか、情報公開のあり方につきましては、改めてまた検討をしていくというお話もございましたので、そちらにつきましてもやらせていただこうと思っております。
とはいいましても、今回の陳情につきましては、個々の議員の賛否につきましては公開していこうということになりましたので、この確認方法ですね、今、他自治体のやり方ですとか、各委員の皆さんから、高橋委員からも御提案がありましたけれども、こちらの時期ですとか手法につきましては、後日開催の当委員会で改めて協議をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。また今回のこの結論ですが、議会ホームページですとか議会だよりにもかかわってまいりますので、私ども正・副委員長から議会広報委員長にこちらの結果を申し入れをさせていただくことを確認させていただきたいんですが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
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○久坂 委員長 日程第2「議会基本条例について」を議題といたします。
本件につきましては、5月24日開催の各派代表者会議におきまして、その制定の是非を含めて、当面、この委員会で検討をすること、また、その検討方法については本日の当委員会において協議することが確認されております。
また、5月31日開催の各派代表者会議におきまして、別紙のとおり、当委員会に諮問することが確認されていることをあわせて御報告いたします。
まず、事務局から、前任期における、議会基本条例についての検討の経緯などにつきまして説明をお願いいたします。
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○事務局 前任期、第18期になりますが、前期における議会基本条例の検討について御説明させていただきます。
前期における議会基本条例の検討としましては、まず、その前の期、第17期になりますが、自治基本問題調査特別委員会において取りまとめられました「自治基本問題に関する調査研究報告書」の内容を受けまして、平成21年7月22日開催の各派代表者会議で「議員の責務と倫理について」「議員立法など政策立案機能の強化について」「監視・牽制機能の強化について」「議会基本条例の制定について」及び「議会のあり方について」の5項目の検討を議会運営委員会に諮問することが確認されております。
その後、諮問を受けました議会運営委員会では、各諮問事項についての検討を行う中で、先ほど挙げた「議会基本条例の制定について」の項目につきましては、一部の委員から慎重に検討する必要がある旨の意見があったため、条例を策定する場合に盛り込む内容として「議会基本条例骨子」を検討結果として取りまとめまして、昨年7月24日に、議会運営委員会の委員長から議長に、議会基本条例骨子を添えた最終答申を行っています。
骨子はお手元にお配りしておりますので、あわせて御確認ください。
その後の検討といたしましては、同年、昨年になりますが、9月18日開催の各派代表者会議におきまして、条例の骨子をもとにした検討をさらに進めるために特別委員会を設置することが確認されまして、9月28日の本会議において、「議会基本条例の策定に関する調査特別委員会の設置について」の議会議案が可決され、同特別委員会が設置されました。
翌10月以降になりますが、同特別委員会におきまして9回の委員会を開催し、議会運営委員会で取りまとめました骨子を下敷きにしまして、また骨子作成の際に課題となった事項の協議についても行いまして、こちらもお手元に配付しています条例素案(案)を取りまとめて、ことしの2月14日の本会議で委員長報告をしています。
以上が前任期における議会基本条例の検討の経緯ということになります。
また、当委員会に協議を委ねることが決まりました5月24日の各派代表者会議の議論につきましては、結論としては、先ほど委員長からもありましたが、「当面は議会運営委員会で検討すること」及び「検討を進める中で特別委員会が必要であるとの結論に達した場合は、議会運営委員会委員長から議長宛てに報告し、同件について各派代表者会議で諮ること」が確認をされています。
以上、前任期における経緯及び各派代表者会議での議論を踏まえまして、今後の進め方について協議・確認をお願いいたします。
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○久坂 委員長 今、事務局から説明がございましたとおり、皆さんのお手元には、議会基本条例の骨子並びに、それを踏まえました鎌倉市議会議会基本条例素案(案)が配付をされていると思います。こちらにつきましては、皆様に、当委員会での進め方、また御意見につきまして、今この場で伺えればと思っていますが。
資料を今ごらんになられている方もいらっしゃいますので、一旦休憩をさせていただければと思います。
暫時休憩します。
(14時05分休憩 14時12分再開)
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○久坂 委員長 再開させていただきます。
ただいまの休憩中に皆さんに確認をさせていただきましたが、前々期、前期における討議の内容ですとか、こちらにいただきました条例の骨子ですとか、基本条例素案(案)につきまして、積み残しになっている課題など、そういったことを一度全議員を対象に勉強会みたいなことをさせていただきまして、皆さんと意識の共有を図った上で、こちらにつきましての議論を進めるということで確認させていただければと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
日程につきましては、また後日お知らせをさせていただきたいと思いますので、どうぞ皆様、御参加いただきますようによろしくお願いをいたします。
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○久坂 委員長 日程第3「その他」の(1)次回の議会運営委員会の開催についてを議題といたします。事務局からお願いいたします。
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○事務局 本日、陳情の結論が出ましたので、委員長報告の確認のための委員会を開催する必要があります。日時につきましては、6月20日(木)11時30分から、議会第1委員会室でお願いいたします。
なお、13時からの議会運営委員会については通常どおり行うこともあわせて御確認をお願いいたします。
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○久坂 委員長 それでは、20日の11時半と13時に議運を開催することについて確認させていただきます。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、本日の議会運営委員会を閉会させていただきます。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成25年6月18日
議会運営委員長
委 員
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