○議事日程
平成25年 2月定例会
鎌倉市議会2月定例会会議録(5)
平成25年3月6日(水曜日)
〇出席議員 27名
1番 千 一 議員
2番 西 岡 幸 子 議員
3番 飯 野 眞 毅 議員
4番 伊 東 正 博 議員
6番 中 澤 克 之 議員
7番 長 嶋 竜 弘 議員
8番 石 川 敦 子 議員
9番 久 坂 くにえ 議員
10番 渡 辺 隆 議員
11番 納 所 輝 次 議員
12番 岡 田 和 則 議員
13番 渡 邊 昌一郎 議員
14番 高 野 洋 一 議員
15番 小田嶋 敏 浩 議員
16番 安 川 健 人 議員
17番 三 宅 真 里 議員
18番 太 田 治 代 議員
19番 山 田 直 人 議員
20番 中 村 聡一郎 議員
21番 大 石 和 久 議員
22番 前 川 綾 子 議員
23番 池 田 実 議員
24番 吉 岡 和 江 議員
25番 赤 松 正 博 議員
26番 高 橋 浩 司 議員
27番 石 川 寿 美 議員
28番 松 中 健 治 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
事務局長 讓 原 準
次長 花 岡 邦 彦
次長補佐 鈴 木 晴 久
議事調査担当担当係長 成 沢 仁 詩
書記 木 村 哲 也
書記 木 田 千 尋
書記 窪 寺 巌
書記 笛 田 貴 良
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〇理事者側説明者
番外 1 番 松 尾 崇 市長
番外 2 番 瀧 澤 由 人 副市長
番外 8 番 廣 瀬 信 総務部長
番外 20 番 宮 田 茂 昭 教育長職務代理者・教育部長
番外 201 番 山 田 理 絵 教育委員会委員長
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〇議事日程
鎌倉市議会2月定例会議事日程(5)
平成25年3月6日 午後2時開議
1 諸般の報告
2 陳情第38号 文書管理の徹底についての陳情 総務常任委員長
報 告
3 陳情第40号 深沢子ども会館の臨時休館に伴い暫定の子ども会館を設置す 教育こどもみらい
ることについての陳情 常任委員長報告
4 陳情第35号 鎌倉市から鎌倉保健福祉事務所に対し動物愛護推進員制度を 観 光 厚 生
活用するよう県に対し意見書を提出することについての陳情 常任委員長報告
5 議案第82号 市道路線の認定について 建設常任委員長
報 告
6 議案第83号 不動産の取得について ┐
議案第84号 不動産の取得について │総務常任委員長
議案第85号 負担付き寄附による不動産の受納について │報 告
議案第86号 負担付き寄附による不動産及び助成金の受納について ┘
7 議案第90号 鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について ┐同上
議案第91号 鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定 │
について ┘
8 議案第93号 鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について ┐教育こどもみらい常
│任委員長報告
議案第94号 鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について ┘
9 議案第92号 鎌倉市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を 観光厚生
改正する条例の制定について 常任委員長報告
10 議案第96号 平成24年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号) 総務常任委員長
報 告
11 議会議案第18号 動物愛護推進員制度の活用を求めることに関する意見書の 観 光 厚 生
提出について 常任委員長提出
12 議案第117号 鎌倉市教育委員会の委員の選任について ┐市 長 提 出
議案第118号 鎌倉市教育委員会の委員の選任について ┘
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〇本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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鎌倉市議会2月定例会諸般の報告 (5)
平成25年3月6日
1 2 月 25 日 教育こどもみらい常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了し
たので、本会議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 93 号 鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 94 号 鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について
陳 情 第 40 号 深沢子ども会館の臨時休館に伴い暫定の子ども会館を設置することについての陳情
2 2 月 26 日 観光厚生常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了したので、
本会議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 92 号 鎌倉市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
陳 情 第 35 号 鎌倉市から鎌倉保健福祉事務所に対し動物愛護推進員制度を活用するよう県に対し意
見書を提出することについての陳情
3 2 月 27 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 82 号 市道路線の認定について
4 2 月 28 日 総務常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了したので、本会
議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 83 号 不動産の取得について
議 案 第 84 号 不動産の取得について
議 案 第 85 号 負担付き寄附による不動産の受納について
議 案 第 86 号 負担付き寄附による不動産及び助成金の受納について
議 案 第 90 号 鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
議 案 第 91 号 鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 96 号 平成24年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)
陳 情 第 38 号 文書管理の徹底についての陳情
5 2 月 27 日 建設常任委員長から、次の陳情については陳情の願意に沿った工事を既に行っており、
議会として改めて議決する必要がないため、鎌倉市議会会議規則第111条第1項の規定
により、議会の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 37 号 北鎌倉駅のバリアフリー化工事に関して乗降客の安全確保を求める陳情
6 3 月 6 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
議 案 第 117号 鎌倉市教育委員会の委員の選任について
議 案 第 118号 鎌倉市教育委員会の委員の選任について
7 3 月 6 日 観光厚生常任委員長から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第18号 動物愛護推進員制度の活用を求めることに関する意見書の提出について
8 2 月 25 日 次の陳情の追加署名簿を受理した。
陳 情 第 40 号 深沢子ども会館の臨時休館に伴い暫定の子ども会館を設置することについての陳情
1,348名(合計1,425名)
9 2 月 21 日 平成25年度鎌倉市一般会計予算等審査特別委員会において、正・副委員長が次のとお
り選任された。
委 員 長 石 川 寿 美
副委員長 吉 岡 和 江
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(出席議員 26名)
(14時00分 開議)
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○議長(伊東正博議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。10番 渡辺隆議員、11番 納所輝次議員、12番 岡田和則議員にお願いいたします。
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○議長(伊東正博議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりでありますが、本日の会議に遅刻の届け出がありますので、局長から報告させます。
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○讓原準 事務局長 石川敦子議員から、病気のため、遅刻する旨の届け出がございましたので御報告いたします。
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○議長(伊東正博議員) ただいまの報告に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(伊東正博議員) 日程第2「陳情第38号文書管理の徹底についての陳情」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(山田直人議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第38号文書管理の徹底についての陳情につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
陳情第38号は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後28日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、本陳情の要旨でありますが、本市の行政文書管理について、規定どおりに行われていない事案が頻発しており、市民として看過できないことから、市に対し文書管理の徹底を求めてほしいというものであります。
理事者の説明によれば、本市の行政文書の管理については、鎌倉市行政文書管理規則及び同規定に基づき管理を行っているとのことでありますが、陳情の理由にも掲げているように、文書管理が規定どおりに行われていない事案に関連して、過去、情報公開・個人情報保護審査会からは行政文書の適切な管理を求める旨等の要望等が出されているとのことであります。
また、平成19年度の行政監査において、ファイリングシステムが十分に機能しておらず、早急に新システムを構築することなどについて指摘があったとのことで、平成22年7月からは、文書の収受、起案、決裁、施行、保存など、一連の文書事務を電子化した新たな文書管理システムを導入し、文書による正確な事務処理・記録管理の徹底、事務処理の効率性・迅速性の向上、行政文書目録の公表による情報公開の促進に努めており、今後も関係規則等について、管理体制の強化や分類等の基準の明確化などの見直しを行い、市民から信頼を得られる文書管理体制を構築していきたいとのことであります。
さらに、従来のファイリングシステムにより管理されている行政文書についても、今年度全庁的に調査を進めているところであり、その結果を踏まえ、保存文書台帳の作成等の指導を徹底し、課題の解決を図っていくとのことであります。
当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨及び行政文書の管理についての市の考え方等を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、行政文書については、記録すべき基準を明確にした上で、必要なものを記録・保存していくことは当然のことであり、そのことを各部署で継続的に徹底、改善していくことが市民との信頼関係構築にもつながるものであること、またそのための作業は、毎年数多くの事業が進行していく中で、膨大なものとなることが予測されるものの、確実に一つ一つ実施していくべきであることから、本陳情については全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。陳情第38号文書管理の徹底についての陳情を採決いたします。
陳情第38号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、陳情第38号は採択し、市長宛て送付することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第3「陳情第40号深沢子ども会館の臨時休館に伴い暫定の子ども会館を設置することについての陳情」を議題といたします。
教育こどもみらい常任委員長の報告を願います。
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○教育こどもみらい常任委員長(前川綾子議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第40号深沢子ども会館の臨時休館に伴い暫定の子ども会館を設置することについての陳情につきまして、教育こどもみらい常任委員会における審査の結果を報告いたします。
陳情第40号は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後25日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、本陳情の要旨でありますが、深沢子ども会館の臨時休館に伴い、近接する市有地に代替施設となる暫定の子ども会館を設置するよう、議会として市に対して働きかけてほしいというものであります。
理事者の説明によれば、昭和48年に建築された深沢子ども会館は、旧耐震基準で建築された建物であり、耐震診断を実施した結果、大規模地震の際に倒壊する可能性が高く、また耐震性が著しく低いため、耐震改修工事には適さない建物であるとの判定がされたとのことであります。
また、その敷地は深沢地域国鉄跡地周辺総合整備事業の施工区域に含まれていることから、現地での建てかえや暫定施設の建設は非常に困難であること、さらに1小学校区に一つの会館を整備するという市の方針のもと、深沢子ども会館のある富士塚小学校区には、既に富士塚子ども会館が整備されている状況などを考慮し、深沢子ども会館を廃止することも見据えているとのことであります。
また、あわせて臨時休館に関する説明会で、保護者から子供たちが深沢子ども会館や指導員となれ親しんでいるのに、休館することが急過ぎること、富士塚子ども会館は併設されている子どもの家の子供たちが利用しているので利用しにくいこと、かわりに仮設の施設を設置してほしいこと、小学校の空き教室を利用できないかなどの意見が出されたことを踏まえ、同じ小学校区内にある富士塚子ども会館で楽しめるような施策の充実を図るとともに、深沢子ども会館のあり方については、利用者のニーズ調査や意見交換を実施した上で今後策定される公共施設再編計画の進捗を確認しながら検討していくとのことであります。
当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨及び深沢子ども会館についての本市の現時点での考え方等を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、耐震診断の結果を受け、大規模地震の際に倒壊の危険性があるとのことから、緊急的に休館することはやむを得ないが、利用者及び保護者に対する説明が不十分であると言わざるを得ず、利用していた子供たちの心のケアを継続して行っていくことはもちろんのこと、子供たちの遊び場や居場所を確保していくという意味で、ハード面での暫定的な対応を早急に図るべきであることから、本陳情については全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
なお、陳情審査の結果については、以上となりますが、当委員会として一般会計予算等審査特別委員会に深沢子ども会館に配慮して審査することとして意見を送付したことを申し添えます。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。陳情第40号深沢子ども会館の臨時休館に伴い暫定の子ども会館を設置することについての陳情を採決いたします。
陳情第40号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、陳情第40号は採択し、市長宛て送付することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第4「陳情第35号鎌倉市から鎌倉保健福祉事務所に対し動物愛護推進員制度を活用するよう県に対し意見書を提出することについての陳情」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(飯野眞毅議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第35号鎌倉市から鎌倉保健福祉事務所に対し動物愛護推進員制度を活用するよう県に対し意見書を提出することについての陳情につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
陳情第35号は、去る2月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後26日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、本陳情の要旨でありますが、動物の愛護及び管理に関する法律に基づき、県知事から委嘱されている動物愛護推進員について、制度の活用をより一層図るよう、県に対し意見書を提出してほしいというものであります。
当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨並びに動物の愛護及び管理の重要性などを踏まえ、慎重に審査いたしました結果、法律に基づき委嘱されている動物愛護推進員が、県動物愛護管理推進計画に沿って十分に活動できる状況を整備するなど、推進員制度の有効活用を図っていくべきであることから、本陳情については、全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。陳情第35号鎌倉市から鎌倉保健福祉事務所に対し動物愛護推進員制度を活用するよう県に対し意見書を提出することについての陳情を採決いたします。
陳情第35号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、陳情第35号は採択することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第5「議案第82号市道路線の認定について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第82号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第82号は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後27日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回認定しようとする路線は2路線で、枝番1の路線は、都市計画法に基づく開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、枝番2の路線は、市所有地と橋梁から構成される道路で、既に一般の交通の用に供しているため、それぞれ道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第82号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第82号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第6「議案第83号不動産の取得について」「議案第84号不動産の取得について」「議案第85号負担付き寄附による不動産の受納について」「議案第86号負担付き寄附による不動産及び助成金の受納について」以上4件を一括議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(山田直人議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第83号不動産の取得について外3件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第83号外3件は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後28日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第83号不動産の取得について申し上げます。
本件は、鎌倉中央公園拡大区域(台峯)用地を取得しようとするもので、土地の所在は鎌倉市山崎字倉久保2424番ほか41筆で、地目は山林、田及び畑ほか、面積は1万9,318.74平方メートル、取得価格は4億376万1,666円であります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第84号不動産の取得について申し上げます。
本件は、世界遺産ガイダンス施設の用地及び建物として、土地・建物を取得しようとするもので、土地の所在は鎌倉市扇ガ谷一丁目26番27ほか4筆で、地目は宅地ほか、面積は6,812.63平方メートル、取得価格は3億2,815万7,305円、また、建物の所在は鎌倉市扇ガ谷一丁目26番地27及び45番地2で、構造は鉄筋コンクリート造、陸屋根、地下1階つき2階建て、面積は1,137.77平方メートル、取得価格は1億5,513万7,695円であります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から当該地は利便性の問題や、閑静な住宅地であるという点、さらに世界遺産ガイダンス施設については、市民団体が長年、御成小学校旧講堂を活用すべく活動を続けてきた経緯があることから、本議案には反対であるとの意見が、また一部委員から不動産の取得について、今後は鑑定条件を精査し、鑑定価格の妥当性を明確に報告できるようにすべきであるとの意見がありましたが、採決の結果、多数により、原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第85号負担付き寄附による不動産の受納について申し上げます。
本件は、本年1月25日付で寄附者から寄附申出書が提出されたことを受け、土地等を負担付き寄附として受納しようとするもので、寄附の目的は、文化財保護及び世界遺産登録に向けた取り組みの用途に供するためであります。
寄附の対象は、土地及び竹木等、土地の所在は鎌倉市扇ガ谷一丁目26番89ほか1筆で、面積は2,225.44平方メートルであります。本件寄附に係る負担の内容は、平成24年11月7日付で締結した扇ガ谷一丁目の土地、建物の寄附及び売買に関する基本事項合意書第2条に規定する土地及び建物を取得することであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から当該地は利便性の問題や、閑静な住宅地であるという点、さらに世界遺産ガイダンス施設については、市民団体が長年、御成小学校旧講堂を活用すべく活動を続けてきた経緯があることから、本議案には反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第86号負担付き寄附による不動産及び助成金の受納について申し上げます。
本件は、本年1月25日付で寄附者から寄附申出書が提出されたことを受け、土地、建物、助成金等を負担付き寄附として受納しようとするもので、寄附の目的は、文化財保護及び世界遺産登録に向けた取り組みの用途に供するためであります。
寄附の対象は、土地、建物、竹木等及び施設整備費助成金、土地の所在は鎌倉市扇ガ谷一丁目26番2ほか12筆で、面積は6,341.78平方メートル、建物は家屋番号26番57ほか1棟で、延べ床面積は610.33平方メートル、施設設備費助成金は15億円であります。本件寄附に係る負担の内容は、平成24年11月7日付で締結した扇ガ谷一丁目の土地、建物の寄附及び売買に関する基本事項合意書第2条に規定する土地及び建物を取得することであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から、議案第85号負担付き寄附による不動産の受納についてに対する意見と同様の理由から、本議案には反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
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○12番(岡田和則議員) ただいま議題となりました議案第84号不動産の取得について、議案第85号負担付き寄附による不動産の受納について、議案第86号負担付き寄附による不動産及び助成金の受納について、鎌政会を代表して、いずれの議案も反対の立場で討論に参加いたします。
今年度9月議会、12月議会でも申し上げておりますが、世界遺産ガイダンス施設予定地については、次の二つの理由から、従来の後期実施計画の掲載どおり、御成小学校旧講堂へ予定すべきと主張しております。
一つ目の理由として、御成小学校旧講堂はJR鎌倉駅西口直近に存在し、訪問される観光客の皆様にとって利便性が高いという点が上げられます。
二つ目の理由としては、新しい場所に設置される予定の世界遺産ガイダンス施設は、閑静な住宅地の奥にあり、駅からの距離や時間が2倍程度かかることが挙げられます。
議案第84号については、世界遺産ガイダンス施設のための不動産の購入であること、また議案第85号、86号については、寄附自体を否定するものではありませんが、議案第84号の不動産を購入することが条件となっていることを鑑みると、従来より御成小学校旧講堂を世界遺産ガイダンス施設にすべきであると主張してきた私どもの会派で到底受け入れることができないものとなっています。一言で言うならば、観光客の利便性を犠牲にし、行政の都合のみを考えた今回の処置は、きめ細やかなおもてなしの心が脱漏し、九仞の功を一簣に欠く行為と言わざるを得ません。
以上の理由により議案第84号、議案第85号、議案第86号、いずれの議案も反対といたします。
以上で討論を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第83号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第83号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第84号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第84号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第85号負担付き寄附による不動産の受納についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第85号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第86号負担付き寄附による不動産及び助成金の受納についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第86号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第7「議案第90号鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について」「議案第91号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」以上2件を一括議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(山田直人議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第90号鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について外1件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第90号外1件は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後28日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第90号鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について申し上げます。
本制定条例は、昨年5月に新型インフルエンザ等対策特別措置法が公布されたことに伴い、国において新型インフルエンザ等緊急事態宣言が発令された際に設置することになる鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部の組織等について、必要な事項を定めようとするものであります。
その主な内容は、第1条では本条例の趣旨についての規定を、第2条では対策本部長、副本部長及び本部員の職務等、組織についての規定を、第3条では対策本部における情報交換及び連絡調整を円滑に行うため、必要に応じ会議を招集する旨等、会議についての規定を、第4条では本部長が必要と認めるときは対策本部に部を置くことができる旨等の規定を、第5条では本条例に定めるもののほか、対策本部に関し必要な事項は本部長が定める旨の規定をそれぞれ定めようとするもので、法の施行の日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第91号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、勤勉手当の支給額に人事評価結果を反映するに当たり、その支給割合について所要の改正を行おうとするものであります。
その主な内容は、勤勉手当基礎額に乗じる支給割合の範囲について、一般職員のうち、8級次長職の職員は、現行の100分の67.5の範囲内から100分の77.5の範囲内に、部長職に当たる特定管理職員は、現行の100分の87.5の範囲内から100分の97.5の範囲内にしようとするもので、公布の日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から人事評価制度については、職員のモチベーションを上げるという点でよい取り組みであると思うが、評価結果については透明性の確保のため、公表及び報告願いたいとの意見がありましたが、採決の結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第90号鎌倉市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第90号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第91号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第91号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第8「議案第93号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第94号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について」以上2件を一括議題といたします。
教育こどもみらい常任委員長の報告を願います。
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○教育こどもみらい常任委員長(前川綾子議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第93号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について外1件につきまして、教育こどもみらい常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第93号外1件は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後25日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第93号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、鎌倉市腰越子ども会館及び鎌倉市深沢子ども会館が昭和56年5月以前の旧耐震基準で建築された建物であることから、耐震診断を実施した結果、大規模地震の際に倒壊する可能性が高いと判定されたことを受け、両会館を閉館しようとするもので、これに伴い、両会館の名称及び位置を削除しようとするもので、公布の日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第94号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、鎌倉市こしごえ子どもの家「かもめ」が昭和56年5月以前の旧耐震基準で建築された建物であることから、耐震診断を実施した結果、大規模地震の際に倒壊または崩壊する危険性が高いと判定されたことを受け、腰越小学校内に一時移転しようとするもので、その位置を腰越五丁目2番10号から腰越五丁目7番1号に改めようとするものです。
また、あわせて鎌倉市やまさき子どもの家「めじろ」は、入所児童数が増加しているため、増築棟を建設し、定員を40人から69人に改めようとするもので、こしごえ子どもの家に係る規定は公布の日から、やまさき子どもの家に係る規定は公布の日から起算して二月を超えない範囲内において規則で定める日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第93号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第93号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第94号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第94号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第9「議案第92号鎌倉市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(飯野眞毅議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第92号鎌倉市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第92号は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後26日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本改正条例は、県のひとり親家庭等医療費助成事業実施要綱が改正され、配偶者からの暴力により父または母が裁判所から保護命令を受けた児童及びその児童を監護するものが対象要件に加えられたことから、同条例中に父または母が配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第10条第1項の規定による命令を受けた児童の規定を追加しようとするものであります。
なお、附則において公布の日から施行し、本年1月1日から適用しようとするとともに、経過措置として改正後の条例の規定は適用日以後に行われた当該助成について適用し、適用日前に行われた当該助成については、なお従前の例によることとするものです。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第92号鎌倉市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第92号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第10「議案第96号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(山田直人議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第96号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第96号は、去る2月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後28日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも1億3,070万円を追加するもので、これにより補正後の総額は555億9,540万円となります。
補正の内容は、まず歳出において、第15款民生費では、大船第二子ども会館・子どもの家移転事業に係る経費の追加を、第55款教育費では、スポーツ事業に起因する損害賠償金等の追加をしようとするもので、一方、これらに対し、歳入において財政調整基金繰入金及び諸収入を追加しようとするものであります。
なお、このほかに、大船第二子ども会館・子どもの家移転事業に係る繰越明許費の追加及び(仮称)山崎・台峯緑地土地買収費に係る債務負担行為の追加をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
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○11番(納所輝次議員) ただいま議題となりました議案第96号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算について、公明党鎌倉市議会議員団を代表して、賛成の立場から討論に参加いたします。
本補正予算には、都市整備部所管部分の緑地取得事業が含まれております。そのうち、都市緑地候補地の土地購入費が計上されておりますが、当該地には開発許可の取り消しを求める審査請求が神奈川県開発審査会に提出されており、現在審査中で、法的手続に入っているとのことであります。過去に法定手続中で係争中の土地を市が購入した事例は一度もないということであります。
また、当該地は、台峯緑地から分断されていることから、当該地と台峯緑地の中間の緑地を購入しなければ一体的に緑地として守れないという課題があります。神奈川県開発審査会の結論によっては、監査請求事案に発展する可能性があることから、今予算の執行には一定の不安がありますが、原局の説明によれば、平成26年度から平成28年度の3カ年にわたり買いかえる予定であるとのことで、それまでの期間で解決がなされればよいのですが、そうでない場合の対応も踏まえて慎重に進めるべきであります。
本補正予算には、子育て支援の経費として、子ども会館・子どもの家管理運営事業における公有財産購入費や保健体育一般の経費として保健体育運営事業における補償補填及び賠償金に係る経費が計上されていることから、本補正予算には賛成するところでありますが、緑地取得事業における都市緑地候補地の土地購入費の執行については、慎重かつ細心の注意を払って行うべきことを申し上げて、討論を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第96号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第96号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第11「議会議案第18号動物愛護推進員制度の活用を求めることに関する意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○3番(飯野眞毅議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第18号動物愛護推進員制度の活用を求めることに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
本件につきましては、2月26日開催の観光厚生常任委員会において、陳情第35号鎌倉市から鎌倉保健福祉事務所に対し、動物愛護推進員制度を活用するよう県に対し意見書を提出することについての陳情が全会一致により採択されたため、鎌倉市議会会議規則第15条第2項に基づき、議案を提出するものであります。
それでは、便宜文案の朗読をもちまして、説明にかえさせていただきます。
動物愛護推進員制度の活用を求めることに関する意見書。
神奈川県は、「人と動物の調和のとれた共生をめざして」という理念のもと「動物愛護管理推進計画」を策定し、動物の愛護や正しい飼い方を効果的に普及させるため「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき動物愛護推進員を委嘱し、動物愛護普及事業などを実施している。
動物愛護推進員は、ボランティアとして地域における動物愛護及び管理の中心的役割が期待され、県や市町村が実施する動物愛護普及事業への協力や、各種動物の飼い方等に関する相談対応など、地域に根差した動物愛護の推進に取り組むこととしているが、現状は、各推進員の所属する団体での活動が大部分であり、地域における動物に関する問題解決まで至った事例が少ないと推測される。
動物愛護を推進していくためには、住民や関係団体等に広く周知活動を行い、推進員等と協働して連携を深めるとともに、推進員同士の意見交換を通じ、知識・技術の習得を図るなど、地域に根差した活動を支援していくことが不可欠である。
よって、神奈川県におかれては、動物愛護推進員制度を広く活用し、動物愛護普及事業への協力、相談対応など、さらなる動物愛護の推進を図るよう要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年3月6日。鎌倉市議会。
総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(伊東正博議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第18号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第18号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第18号動物愛護推進員制度の活用を求めることに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議会議案第18号は原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので御了承願います。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(14時49分 休憩)
(15時05分 再開)
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○議長(伊東正博議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事の都合により、この際、会議時間を延長いたします。
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○議長(伊東正博議員) 日程第12「議案第117号鎌倉市教育委員会の委員の選任について」「議案第118号鎌倉市教育委員会の委員の選任について」以上2件を一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○松尾崇 市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第117号鎌倉市教育委員会の委員の選任について、提案理由の説明をいたします。議案集その5、1ページをお開きください。
現在欠員となっております鎌倉市教育委員会の委員について、いろいろ検討いたしました結果、新たに、代田昭久さんを選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第です。
なお、代田昭久さんの略歴につきましては、お手元の資料により、御了解を願いたいと思います。御審議の上、御同意くださるようお願いいたします。
続きまして、議案第118号鎌倉市教育委員会の委員の選任について、提案理由の説明をいたします。議案集その5、3ページをお開きください。
鎌倉市教育委員会委員のうち、山田理絵委員の任期が平成25年3月23日をもって満了いたします。つきましては、その後任者についていろいろ検討いたしました結果、引き続き、山田理絵さんを選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第です。
なお、山田理絵さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解を願いたいと思います。御審議の上、御同意くださるようお願いいたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(伊東正博議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
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○28番(松中健治議員) ただいまの教育委員の選任につきましての議案が市長から提案されましたけれども、十分審議の上、御賛同ということでございます。そういう意味では、十分審議したいという考え方に立っております。特に、今回のこの案件に関しましては、私、36年間の議員活動の中で、このような事態になっているのは初めてであります。過去1回だけ、教育長人事にかかわる、そして教育委員にかかわる問題で一度だけこういう問題がありました。もう二十数年前ですけども、95%ぐらい、ほぼ決まっていた教育委員、そしてこの方は、教育長の候補でありました。しかし、議員に1通の手紙がきました。その手紙を検討しただけで、教育長、あるいは教育委員の人事がまさに幻となった過去の経験は一度だけあります。
そういった中で、今回、非常にインターネットの発達している時代、多くの情報が市長から、委員あるいは教育長の人事に関しまして事前に提案されて、あるいは話題にされて、具体的に提案されているのではないでしょうけれども、水面下の中で提案された中で、いろいろな情報を我々は今、得ることができるわけであります。
そういった中で、慎重を期するために、特に前回、総務常任委員会におきまして中澤議員と市長とのやりとりがあったわけです。これは事前に速記録を提出させていただきました。これに関する市長の答弁を私見てみました。そういった中で、市長が資料を持って答弁している。また、やりとりの中で、これは当然幾つかの資料を見た上、検討した上、答弁していることだろうと思いますので、その資料に関しまして提出でき得ることがありましたら、あるいは持っていなければいけないだろうと考えるわけでありますけれども、私も、それなりのものを持っているわけです。あるいは指摘しているわけでありますが、議長、休憩のお計らいをして、その資料につきましての照らし合わせをしたいと思いますが、よろしくお願い申し上げます。
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○議長(伊東正博議員) 理事者のほうで、今の要求のありました資料の提出は可能ですか。総務常任委員会で答弁をされたときにお持ちになっていたメモといいますか、資料のことを指しているんですね。
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○28番(松中健治議員) ですから、市長の答弁はどのような資料を持って答弁しているかということを私、聞いているわけです。そして、出せるのか出せないのか、それはわかりませんけれども、インターネット等を見て、市長の資料がどのようなものか、まず確認したいと思います。
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○議長(伊東正博議員) どういう資料をお持ちだったのかということが答弁できますか。
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○松尾崇 市長 今、全て一つ一つ、何を持ち込んだかというのは、はっきりは覚えていませんけれども、そのとき見ていたものとして、産経新聞のインターネットから引きました新聞記事、それから先般、教育長候補としてお名前が出されたときの新聞の記事などを手元に持っていたと記憶しています。
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○28番(松中健治議員) だから、そのとき、その場に持っているのはそうでしょうけれども、要するに検討して答弁しているでしょうから、それだけじゃないだろうと思うんですけども、どのような資料を持って検討したかどうか、それを聞いているわけです。
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○議長(伊東正博議員) 資料請求でしたら、どういう資料なのか、特定させていただきたいと思いますので、今、市長に伺っているということなんです。
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○28番(松中健治議員) 具体的に検討した資料でございます。それから産経新聞のインターネットとおっしゃっていますけども、これは事務局とも、そういうことであるならば、私から記事の内容を出してくれって、そう言われましたので、じゃあ、私から出して、その整合性を図って、私から配るようにしますけども、いいですか、それは。事務局からの話もありましたから。
今の答弁だと、そこに持っていたものはそうであっても、検討した資料がほかにないのかどうか。いろんな資料が必要だろうと思いますよ、実際問題として。だけど、どのようなものか、インターネットで見たものは、ほかのものも見ているだろうと思うんですよ。だから、実際、そちらが検討した、もととなっている資料がどのようなものかを聞いているわけです。
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○議長(伊東正博議員) 先ほどの答弁で追加する資料がありますか。
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○松尾崇 市長 インターネットでは、特に私が調べたというようなものはありません。そこから打ち出した新聞の記事と、あとは近日に報道された新聞の記事というのが私が手元に持ち、また、今回理事者質疑ということでお話があったときに、検討したものかなと思います。
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○議長(伊東正博議員) 新聞記事を検討されて、それで何か作成された資料をお持ちだったのかどうか。もし、それがあれば出してほしいという要求だと思います。
どういう資料を要求されているか、何をそのとき持っていたのか、ちょっと確認させていただきますので、議事の都合により暫時休憩いたします。
(15時14分 休憩)
(17時00分 再開)
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○議長(伊東正博議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
理事者の答弁を願います。
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○松尾崇 市長 お時間をいただきまして、ありがとうございました。確認させていただいた資料は、休憩中にお手元にお配りさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
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○28番(松中健治議員) ありがとうございました。実際には、膨大なインターネットに書き込みがされているブログやそういった中で、これが資料となり得るかどうか。要するに、選択というものがまた十分鎌倉市としては行われているかどうか、非常に、書かれる側は名誉という問題もあるでしょうけども、特に鎌倉市にとっては、こういう問題からいろいろ発展していくケースもあるわけですが、そういう問題に関して、実際問題として、インターネットに書かれているものをどのようにチェックしている体制があるのか。今回、こういう形の中で、新聞記事が発展して、それが引用されて、インターネットでだっと出てくるというような内容なんですね。それを、最近のことですから、そういう危機管理の面から考えても、あるいは鎌倉市にとっての非常に名誉にかかわる内容もかかわる、そして、ましてや人事ということで問題がかかわってくるわけですけども、そういう問題を常にチェックする機能、あるいは体制というのは、現実問題としては、何か持っているんですか。先ほど、この程度の内容はいただきましたけれども、私自身は、膨大なインターネットのページを拝見することによって、何が本当なのか、正確なのかという問題もあるんですけども、市としては、実際問題として、そういうインターネットに投稿されている内容をチェックする体制というのはあるかどうか、答弁していただきたいと思います。
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○松尾崇 市長 そういったチェックする体制というのは、特にございません。
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○28番(松中健治議員) そういうことであるならば、実際問題として、そういう内容を見ることによって、信じる、信じないは別としても、当事者にとっては、非常に名誉、不名誉というようなこともあり得るわけです。
そういう中で、今回、人事案件が出ることによって、私もその資料を、あるいはインターネットのページを見ることによって、非常に疑問を持つわけですけども、しかし、この当事者が、出された方が民間であると。36年間、教育長、あるいは教育委員から教育長になる人というのは、教育界から出てきたわけですよね。今回は民間から、要するに民間出身の校長を杉並区でしていると。そういうケースですけども、36年間教育界から選んできた、そして民間にかわっていく、それも議論がないんです。市長自身は、藤原和博さんですか、10月ごろ会って、既に民間の校長ということを経験して、さらに民間の校長が今度は民間の教育長ということになっていくわけですけども、そのプロセスというものは、全然我々にはとってないんですね、実際問題として。それはどういうことなんですか。その手続として。
例えば、学校で給食問題が起きたとき、直営だったものが民営、つまり民間委託にするだけでも大変な議論をするんですね。給食一つとってもそうです。それから、セクションにとってもそうです。かつては文化振興課、あるいは生涯学習部、この辺の一つの機構の内容をとっても、すごい議論をするんですよ。今日、スポーツ担当は、教育委員会から市長部局のほうに来ている。それから、世界遺産とか、要するに教育委員会と、そのときに非常に議論が行われるわけです。
今回は、我々のほうには唐突に、正式に出てきているのはきょうですよ。しかし、今日にこういうものが出されるに至るに当たって、約6カ月の間がある。その間に、なぜ名前が出る前に、民間の教育長、選ぶに当たって教育委員を考えていると、まず名前が出る前に、なぜ民間というような点をどこかで、検討会とか何かを開くなり、議会のほうにも、そういう形で考えているというのを何で出さないのか。
例えば、我々議会のほうとしては、教育委員会のほうで学校が小中一貫教育をするというようなことがほかの市で行われているとすれば、それは視察に行ったり、いろいろ研究なり、調査なりするんですよ。
市長自身はどうしてそのような手続をとらなかったのか。ただ、民間の経験があるからいいだろうということで出したんですか。
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○松尾崇 市長 決して民間の校長ということだけで選んだわけではございません。さまざまな候補者の方、当然いらっしゃる中で、選んだという経過がございます。
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○28番(松中健治議員) 私の聞いているのはそうじゃないんですよ。いろんな人から選ぶんだって、ただ民間を選ぶということもあり得るということを、なぜ事前に検討する場をつくらないのかということですよ。唐突に、だって何にも言ってないでしょう、民間の校長を選ぶとか、教育長を選ぶとか、教育委員を選ぶなんて。今回、1週間前か何か、経歴見て、その人が民間出身だということがわかるわけじゃないですか。なぜ、市長自身は、自分の考えとしては民間から選ぼうじゃないかとか、教育界から選ぼうじゃないかとか、市長が持っていたって、それは大転換なんですよ。大転換じゃないと思うんですか、民間から教育長を選ぶというのは。
つまり、我々というのは、前例とか、慣例とか、それはひっくり返してもいいですよ、考え方があるならば。それだったら、それなりのことを提案して、協議するなり、検討するなりする、時間かけて。だって、実際問題として給食だってそうですよ。これは民間委託するんだって、随分いろんな議論をするんですよ、そこに至るまで。だから、あなたが3年半前、それだけの時間があったじゃないですか。自分の考えの中には民間の教育長にしようとするならば、その教育委員を考えているというのは、なぜやらないんですか。自分の中には、頭にはあるかもしれないですけど、我々は初めて聞いたんですよ、それを。実際そうなんですよ。何でそれがいいんですか。私の中にはありましたなんて、市長自身の頭の中にありましたって、それは広く市民に話して結論を得なかったら、要するに唐突に出てきたということですよ。そういうことではないですか。一つの大転換ですよ。教育界から来ているものが、今度は民間のほうから教育長が選ばれるということならば。
それをちょっと、ちゃんと説明してください。自分の頭の中でそういう考えがあったというだけなんですか。そういうことでしょう、だって。
つまり、市長にとっては、人ありきだけでしょう。だけど大変なことですよ、これ。民間の中から教育長を選ぶなんていうことは、実際問題として。そこまでの過程がないじゃないですか。議論している過程がないじゃないですか、はっきり言って。あなたの頭の中にはあるかもしれないけど、我々は、そう受けとめないですよ。あなたの考え方は一体何なのよというふうに言わざるを得ないですよ、どうですか。
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○松尾崇 市長 この教育委員ですね、教育長候補として教育委員の選任に当たりましては、私自身、やはり今のいじめや不登校の問題、こうした問題の根っこにあるというものをしっかりと解決をしていくためには、地域ぐるみで学校を支えていく、そういうことが大変重要であろうということが、まず柱としてはあります。自分たちで考えて、自分たちの責任で、しっかりと行動できる、自立した大人をつくっていくという、そういう学校教育ということも私は急務であろうというふうに考えていました。
そういう考えの中で、これまでさまざまな候補者になるだろうという方にお話を聞くなどして、最終的には、この方が適任だろうということを考えて選任をしたという結果でございます。
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○28番(松中健治議員) 市長、それはおかしいよ。じゃあ、何で教育界の、教育長候補の教育委員を水面下で当たったじゃないですか。動いたでしょう、10月ごろ、実際問題として。市長は、まさか議会のほうが反対するというものを想定してなかったと言っているじゃないですか。それはどういうことなんですか。そのときには何も言ってないじゃないですか。実際問題として、教育界から議会に当たったじゃないですか、水面下で。
今回は水面下のことを堂々と出して、堂々と、この人は適任だというようなことを出してきているわけじゃないですか。だけど、それだったら半年前に、教育界で当たっているじゃないですか、二度も当たっているじゃないですか。そうでしょう。二度も当たっているじゃないですか。
だから、その2人がだめならば、はっきり言うのが筋じゃないですか。人ありきじゃないですか、それだったら。だから、そのときに、教育界からも検討しているけども、民間からもと言ったら、それは一つの検討の対象になって、この約半年の間に議論しますよ。そのことを言わないで、もう民間、市長の言っていること、要するに、その人が地域のことを含めて体罰だ、いじめを対策するんだなんて、今初めて聞きましたよ。どうですか、それは。
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○松尾崇 市長 私は、地域ぐるみで教育をしていく、学校経営をしていくということは従前の議会でも答弁をさせていただいております。そういう教育を目指していくというお話は実際にさせていただいています。ですので、人ありきではなくて、そうした私の思いというものを一緒に実現をしていけると、そういう人を選んで提案させていただいているということです。
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○28番(松中健治議員) だったら言えばいいじゃないですか、民間からも、教育長を選ぶということを何で言わないんですか。手続をとってないじゃないですか。
それは、法的な問題じゃないですよ。前例、慣例をひっくり返すんだよ。ひっくり返すんだったら、きちんとそういう、だって、何も検討しなくてもいいですよ、だって、給食を民間委託しますよと言ったら、それできるんですよ。だけど、議論するじゃないですか。小中一貫だって、いろんな議論しているじゃないですか、はっきり言って。
それから、私考えるんですけども、教育委員会を解体しようとしているんではないかというふうに思うくらいの、今回の市長のやり方ですよ。市長自身はその点についてはいかがなんですか。
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○松尾崇 市長 私自身、教育委員会を解体しようという思いはございません。
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○28番(松中健治議員) それじゃあ、あなたがかかわっている、例えば、龍馬プロジェクト、あなた自身も会員だと。その中の多くが日本維新の会から、前回の選挙で出馬している。じゃあ、日本維新の会は、どのような公約をしていますか。
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○松尾崇 市長 済みません、維新の会の教育のマニフェスト、私も拝見しましたけれども、ちょっと今、正確に覚えていないというのが実情です。
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○28番(松中健治議員) 私何でそんなこと言うかというと、維新の会の公約は、教育委員会廃止ですよ。それで、大阪の橋下知事の時代からかかわっている、今、大阪の橋下市長の教育アドバイザーが、この藤原和博さんですよ。あなたはそのところに相談に行っているんです。だから、私は言っているんですよ。その方は、教育委員会を廃止すると公約をしている日本維新の会の代表ですよ。そこへあなたが相談に行っているから、私はそういうふうに聞いているんですよ。
じゃあ、何を相談に行ったんですかということを聞きたいですよ、それだったら。何を相談に行ったんですか。どういう考え方で、こういう人をお願いしますとか。だって、相談に行ったって新聞記事に出ているんですよ。いかがですか、それは。
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○松尾崇 市長 私は、特に維新の会に入ったこともありませんし、維新の会の公約をつくったわけでもありませんので、そこの内情というのはわかりませんけれど、私が藤原さんの和田中で行ってきたさまざまな取り組みというのは、従前から大変興味を持ち、またいろいろと調べてきました。そういう中で、地域と一緒に学校づくりをしていくという、そうした手腕・手法というのは私は大変すばらしいと思っていました。そういう中で、藤原さんに、そうした考え方に私も共感するところがありますので、そんなところで御相談をさせていただいたというところが経過としてございます。
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○28番(松中健治議員) それはそれで、共感するところはあるでしょうよ。ですけど、実際、表へ出ているのは、橋下市長のアドバイザーですよ、あるいは顧問ですよ。そっちのほうを我々は見ますよ。会ったらいい人だとか、すばらしい人だとか、共鳴するとか、それだってちゃんと言わなきゃいけない。そういう地域の関係だって、全然違うんですよ。それは要するに、地域の関係だと言ったって、地域本部なんて考え方は違うんですよ。PTAを廃止しようと。全然違うんですよ、地域本部と。それを提唱してきて、実際、民間校長に、その一つの形にしていく上では、全然考え方が違う。
ところで、市長、きのう、市のPTAの会長、これは新聞にも出ていますけど、遠藤会長とお会いしていますね。まず、それを教えてください。
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○松尾崇 市長 はい、お会いしています。
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○28番(松中健治議員) そこでどういうやりとりしたんですか。もしかしたら、そこに議事録あるんですか。何も議事録ないんですか、それとも。あるいは、要約でもいいから、どういう話し合いをしたんですか。
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○松尾崇 市長 会長は、来られたときに、まずお断りとして、本日は会長の立場で来たんではないですと。一保護者として、いろいろと聞こえてくる話について個人的にお聞かせ願いたいということでいらっしゃいました。率直に、うわさになっている話というのを聞かせていただいて、それはそうではないですよというふうに、そうではないこともあるし、私の考えを述べさせていただいたということでございます。
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○28番(松中健治議員) それだったら、市長の1日の動向、何で市P連の会長と書いているんですか。一個人として来たなら、一個人の名前でいいわけじゃないですか。一個人の名前で書く場合だってあるじゃないですか。いかにも、市P連の代表が来たみたいに受けとめるんですよ、それは。それで、重要なやりとりがあるんじゃないかって見るんですよ。
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○松尾崇 市長 申しわけございません。前段、ちょっと言い忘れました。まず、いらっしゃったときに、きょうは市P大会のお礼として来ましたということでした。その後、雑談の中で、ここからは会長としてではなくて、一個人としての話としてちょっと聞かせてほしいということで、分けられて来られていました。本来の目的は、市P大会のお礼ということでございました。
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○28番(松中健治議員) それは誤解を生むじゃないですか、今、この時節柄。完全に誤解を生みますよ。そりゃあ、遠藤会長だって、何を語り合ったのかとか、幹部の方だって、一体どうだったとか、私たちは要するに、だめよ、いや、私はいいわって、どうなっているのか、わからないですけどね。それで、どういう話だったとか、一個人だったら、それは要するに市P連の会のほうには話がおろせるのかどうかと、いろいろ出てくるじゃないですか。臆測を呼ぶじゃないですか。だったら、書かないほうがいいじゃないですか。あるいは、お礼って書いておいてくれればいいじゃないですか。何か書かなかったら、それは実際問題として問題が起きる。
何を語っているのか、あそこで書いている以上は、やっぱり一個人として、現在の状況というのは話し合ったということでしょう。それはあったということでしょう。ただのお礼だけでは済まなくて、要するに一個人として話し合ったということもあるということでしょう。
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○松尾崇 市長 あります。
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○28番(松中健治議員) 先ほど、藤原和博氏が橋下大阪市長のブレーンというか、アドバイザー、教育ブレーンですね。維新の会は、前回の公約には教育委員会の廃止を含めた制度改革を行うというのが公約になっています。
それから、私、先日、中澤議員がある国会議員とのやりとりですけど、当事者は私です。それは浅尾さんです。みんなの党です。当事者は私です。私とやっていたのを聞いて、要するに、聞いたから名前も言えないですけど、そういうことを言うから、私、はっきり言います。当事者は、浅尾慶一郎衆議院議員です。私も非常に親しいですよ、だから言ったんでしょう。そのときに、私の友人が、今回、教育委員になる予定でいるからと言ったら、いや、実際その前にもう経歴が配られていて、そのことはみんな既に話題になっていると。話題になっているから、そんなもの聞いてもどうにもならないと、もう話題になっていると。ところが、そのときに、ちょっと顔色を変えて、現職の校長さんなんだと。だけど、そのことを扱ったら、議会で否定するなら、4月の市会議員の選挙の争点になりますよと、争点になってもいいですよと、もう私のほうの問題じゃない、そちらが提案しているんですから。だから、いいですよと。浅尾さんは、みんなの党ですね。みんなの党の公約は教育委員会に対してどういう考え方か、当然、前回も、12月ですか、特定の政党の支持を集中的に行って、それでいいんですかというやりとりもありました。だから、特定の政党というのは多分みんなの党でしょうけども、とりあえずそれは置いといてもいい。だけど、みんなの党の選挙公約、特に教育委員会に対する選挙公約は御存じですか。
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○松尾崇 市長 教育委員会としての公約というのは、ちょっと具体的にどういうことがあったかというのは、私は覚えてはいません。
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○28番(松中健治議員) だけど、あれだけ積極的に、みんなの党に政権をとってもらいたいというようなことも言ったというようなやりとりまであった。だから完全に、みんなの党が政権をとったら、そのことを実現するんだというふうに我々は受けとめるんですよ。私は浅尾さんと個人の関係でおつき合いさせていただいているけど、ここにもみんなの党の人がいるから、じゃあ、教育委員会に対してはどういう考え方、そして選挙公約は何であるか、それはみんなの党も自治体の判断で教育委員会を設置するか否かを決定するというのがみんなの党の選挙公約なんですよ。だから、基本的には半分は選挙、地元で決めるならば、これは要するに解体してもいい。全部、市長部局のほうでやるんだということもあり得るということ、これは、橋下さんはそれでもいいという考え方を持っているかもしれない。
実際ですよ、今まで体育課があったじゃないですか、青少年課もあったじゃないですか。これは、全部教育委員会から市長部局へ行っているでしょう。スポーツ課も、かつては教育委員会にあったものも行っているでしょう。そういうことができるわけですよ。だって、だんだんはいでいっているんですよ。じゃあ、何でそういうことをしていくか、その基本的考え方は、そちらはどういう考え方を持っているんですか。
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○松尾崇 市長 スポーツ行政におきましては、スポーツ施設の整備という大きな課題があります。そのことをしっかりと私の責任の下において進めてまいりたいと、そういう思いで市長部局に移したという経過がございます。
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○28番(松中健治議員) それは要するに、教育委員会に任せられないということですね、大きいから。だったら、自分のほうの市長部局でやりますよという考え方を基本的に持っていると、そういうことでしょう。
それから、それは教育委員会に対する考え方というのは、市長という立場で特定の政党を応援していると。その政党を応援しているということは、政党の発表している選挙公約とともにあるということですよ。市長ですよ、それは。我々が個人的に浅尾さんはすばらしいから応援するなんていうのと違うんです。私はみんなの党を応援しているんじゃないです。自由民主党を応援しているんですよ、実際は。ですけども、前回、12月のやりとりの中で特定政党とのやりとりがあった、実際、そういう運動をしてきた。そういうと、その選挙公約はみんなの党の、だけど、あなたはそれを知らないと言われてしまうと、ちょっと情けないような気持ちにもなるんですけども。
それからもう一つ、教育委員を決めるに当たって、今回、2人の教育委員のあれが来ていますが、1人は再任、きょうここに御出席の方が再任なされる。だけど、その前に、再任という問題、前回、もう一人の方がいた。そのことに関して、市長のコメントが出ているんですけれども、本人は2期目の続投を希望したが、市長は資質・能力を総合的に見て、委員に推薦すべきではないという判断をしたと。この資質・能力、総合的に見て判断したという、この資質と能力はどういうことなんですか。それはきちんと我々に言わないと、再任のときに、判断する材料として、資質と能力をチェックしているんですか。
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○松尾崇 市長 具体的には、御本人の資質にかかわるような情報が私のところに届きました。それを確認させていただき、教育委員として再任をすべきではないというふうに判断をさせていただきました。
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○28番(松中健治議員) そういうメールが届いて、私、水面下の話のときには、あなたのとったメールの内容がプリントアウトされて、それを見せてくれた人がいるんだけど、内容を忘れましたよ。だから、インターネットとかメールというのは怖いんですよ。1人の人にそういうメールがあったって市長のところへいったら、そういうことで資質と能力を疑うと判断して、これはとんでもないと。その一つのメールだけで判断するんですか。
それだったら、その前に、9月の段階、10月のときに、決めるときに、やはり水面下で出してきたもう一人の人、これは本人がブログで書いているんですよ。市長の選挙の当選祝いにビールを持っていって、それで乾杯したって、自分が書いているんですよ。そういうのはチェックしなくて、水面下のときには出したじゃないですか。それはしなかったんですか。だって、本人のブログで書いているんですよ、名前は言わないけど。
だけど、水面下ではそれを出したじゃないですか。それ、チェックしないんですか。非常にそこは、そっちの体制として、鎌倉の教育委員を決める、個人的な名誉にもかかわる問題だし、鎌倉市の名誉の問題にもかかわるんですよ。だから、そういうチェックを常にし、だけど、あなたのところに直接行ったから、その内容を見たらこれはおかしいといって、総合的にそれはだめだと言ったというけど、片一方のほうだって、総合的に見たら、市長の当選祝いにビール持っていって乾杯したって、自分のブログに出している人をあなたは水面下では実際に議会のほうに当たったんですよ。だから、それだけに、インターネットというのは注意しなきゃいけない。そういう問題を言っているんですよ。
それから、この教育長にかかわる問題で、民間委託というものは、実際に、教育長というものが民間でいいかどうかという議論、これ、山田委員長に聞きたいんですけど、民間委託という議論はしたんですか、教育委員の中で。それ、ちゃんとはっきり答弁していただきたいと思います。
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○山田理絵 教育委員会委員長 教育委員を任命されるのは、市長の権限ということですので、私どものほうで、その方が委員にふさわしいかどうかということをお話ししたということはございません。
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○28番(松中健治議員) いや、私の聞いているのは、教育委員は市長ですけど、教育委員になってから、民間の教育長を決める議論を、つまりその人がどうのこうのじゃなくて、民間という教育長を決める、要するに事前に話題になっていることを議論したかということを聞いているんですよ。
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○山田理絵 教育委員会委員長 しておりません。
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○28番(松中健治議員) そうすると、教育委員の話を出すのは、市長部局である。だけど、教育長を決めるのは教育委員会というなら、また最初から民間教育長という形の中で、教育委員を出しているということじゃないですか。そうでしょう。だって、実際、それでもう動いているわけじゃないですか。もう水面下が表になって動いているじゃないですか。もう新聞でも、みんな教育長候補の教育委員って出ているんです。水面下じゃないんですよ、水面下の話だったんだけど、表に出てる。だったら、その教育委員の方は、民間の方は、教育長になるのは初めてで、鎌倉の場合。市長、神奈川県で民間教育長というのはいるんですか。御存じですか、それは。
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○松尾崇 市長 神奈川県内で、いわゆる民間人での経験だけで教育長になられたという方はいらっしゃらないと認識をしています。
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○28番(松中健治議員) 私、先ほどから言っています、インターネットに書かれているいろんなページがある。神奈川県では民間教育長なんていうのは、今のところないですよ。それだったら、その人がどうのじゃなくて、その前にあなたが藤原氏と話をしている段階に、民間教育長も考えているんだということをやはり言っておかなきゃおかしい。それでないと、唐突に出て、それでその人がいいんだと、そういう話ですよ、はっきり言って。
それを今決めようとして、実際問題、私、きのう5時に、議案が送付されるかと思って待っていたんです。だけど、何で待たなきゃいけないんだと、それ以降。だって実際問題、今まで言っていたことからすれば、そうじゃなくったって出すんだろうと思ったら、きのうの段階で出ているはずなのに、けさになって出すよと決まって、さあ、それで今決めろなんていう話になったら、それは大変なことですよ。実際問題、我々は簡単に民間出身の教育長を決めるなんていうのは。
それと、はっきり言って、私は議長時代に、教師がセクハラを犯して、秘密会を2回やったんですよ。こんなことはないと思うんですよ、日本全国でも。2回、秘密会で処理したんですよ。それは非常につらいですよ。そのとき、早くからその内容を見せられて、そしてその被害者である児童を助けなきゃいけない。これは県警のほうとも話し合ってきた内容も、そのことで取り組んで、どうしてもそういう形でないと、その生徒は非常に傷つく、一生傷つく。そういう形の中で議論した上、秘密会をした。しかし、一部の議員の中に、それはもう少しオープンに議論しようじゃないかと、そういうことがあったんです。それはやめたほうがいいと言ったんですけども、その委員会の中で、女性議員が資料を要求したんですよ。そしたら、私は傍聴にいて、慎重に扱えって、すごい勢いでやじったんですよ。ところが、資料を出してくれと。実際、休憩とって資料が出ました。みんな資料を見ました。そしたら、その女性議員、涙を流して泣き出したんですよ。何ということだということで。その後の文句は言いませんけれども、その発した文句は言いませんけれども、非常に物議を醸した。非常にそういう何とも言えない状態の中で扱った経験を私自身持っているんですよ。
それで、今回のこの和田中学の代田校長、このことについて、初めにこれ問題何もないのかなと思っていたら、インターネットで偶然和田中不祥事で検索したら、だっと出てくるんですよ、和田中のことが。そして、このセクハラのことが。私としては、かつてつらい思いして、それは十分教育委員会、教育長と話した上で処理しないとできない。だけど、私は、今議会で市長にも、教育委員会とそして市長との関係を質問しましたね。損害賠償は市長の責任になるんですからね。市長が判断するんですよ。教育委員会じゃないんです。その議論もしました。だけど、今回、この校長が公になされて、和田中不祥事というところをインターネットでぽんと入れたら、ざっといろんな書き込みがあるんです。実名で書き込みがあるんです。そんな過去を背負った、そんな校長経験者なんかが鎌倉の教育委員になるなんて納得いかないですよ、はっきり言って。
それを整理して、きれいになって一つや二つじゃないんですよ、だっと出るんですよ。それを見たらね、これは一体何なんだろう、何でこんな人を教育委員の候補として、そしてそちらは問題ない、やりとりの中でも、新聞の記事を見る範囲内では問題ないという答弁を先日の総務常任委員会でもおっしゃっている。しかし、私はそうは思わない。私は被害者の生徒を考えたら、そしていろんなことを聞かされるんですよ、議長という立場では。それを扱う上においていろんなことを聞かされて、検討の上、秘密会という形の中でいくんですけども、それはすごいつらいものです。しかし、何ですか、今回は、もうその内容がざっと出てくるんですよ。そんなのはね、女性議員が泣きだしたくらいですよ、当時。それで終わるんですけどね、そのくらい深刻なことなんですよ、はっきり言って。私の経験からいったら。それを何も問題ないと、いとも事務的な答弁なんか、私は納得がいかない。
だから、この件に関しては、意見としては徹底的に反対するということを私は言って終わらせていただきます。
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○6番(中澤克之議員) 今の松中議員の質問に尽きる部分も多々あるんですけれども、議場配付になっている産経新聞、密室補習、生徒にわいせつ、受験直前口どめも、これどこかで同じことあったと思うんですけど、教育部長、どこでありましたか。
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○宮田茂昭 教育部長 昨年、市内の中学で教員がわいせつ行為をしたということはございました。
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○6番(中澤克之議員) 先ほど、市長がいじめ、学級崩壊、この代田氏に取り組んでいただきたいということをおっしゃいました。
じゃあ、聞きますが、市長はどれだけのいじめに遭っている子供の声を聞きましたか。親の声を聞きましたか。学級崩壊の現場に行きましたか。答えてください。
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○松尾崇 市長 学校には、随時、回らせていただきまして、その中で、各クラスの様子は拝見しています。当然、中にはきちんと授業を受けているクラスと、そうでないクラスというのは実態としてございます。そういう現場には回っています。ただ、実際にいじめを受けているお子さんと直接お話をしたということは、私が市長になってからは一度もございません。
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○6番(中澤克之議員) いじめに遭っている子供、親の話も一度も聞いたこともないのに軽々しくいじめがこの方にできると判断している根拠は何ですか。
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○松尾崇 市長 どの方が教育長になっても、いじめをすぐに解決ができるとは思っていません。ただ、これまで取り組んできた姿勢、そしていじめやこうしたひきこもり、不登校という問題、こういう問題は、私は地域全体で取り組んでいくという、そういう姿勢が一番重要だと思っています。そうしたことをしっかりとやっていただける方であると考えています。
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○6番(中澤克之議員) 地域、地域とおっしゃいますけれども、いじめられている子供というのは、地域で何もできないんですよ。ひきこもりの子が何かできると思っていますか。できるんだったらなくなっている、あるいはしない。それから、瀧澤副市長はきのう言いましたね、いじめ、学級崩壊、ひきこもり等ある、今までだって教育界から来た教育長がいて、それでもなくなってないじゃないかと。だから、新しい人に、民間の人にやっていただくんだということを言いましたね、それ確認です。
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○瀧澤由人 副市長 私、きのう中澤議員とお話ししまして、今、実態としてこの教育問題でいじめとか、学級崩壊というのはもうすごい課題になっているというのは十分認識しています。これまでの道のりはずっと歩んできているわけですけど、ここで今、市長が一定御答弁差し上げました地域ぐるみで解決するという一つの新しい試み、あるいは実績をここで実現していくことが、やはり今の鎌倉に求められているんじゃないかというふうに、私は市長と同様な考えで、きのう受け答えしたところです。
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○6番(中澤克之議員) この代田氏、いじめに関して…。(私語あり)
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○議長(伊東正博議員) 御静粛に願います。
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○6番(中澤克之議員) いじめ、学級崩壊に対して、これは行政の役割だって、ある議員に説明したそうですけども、それは本当ですか。
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○瀧澤由人 副市長 今、私が御説明したということでよろしいでしょうか。
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○6番(中澤克之議員) そうではなくて、ある議員に対して、いじめ、それからひきこもり、学級崩壊等について、どう対応するんですかという趣旨の質問をしたら、それは行政の役割ですという答えをしたという話がありますけど、これは本当かどうか、確認をしているんです。
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○瀧澤由人 副市長 ある議員ということで、ちょっと、私はなかなかイメージ、思い出すことができないんですけど、ただ、こういう問題について、これは教育委員会とか、あるいは市だとかという役割分担する問題じゃなくて、やはり学校環境を整えていくのも市長部局の役目だと、十分認識しておりますので、そういった意味で、この課題を解決するために、これは役割とか何かということじゃなくて、向き合う形としては、市と教育委員会と、ともにやっていかなくちゃならないと、その認識は十分持っております。
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○6番(中澤克之議員) じゃあ、市長部局で今までいじめに対して、どうやって取り組んできましたか。昨年から、僕が質問するまで何もやってないじゃないですか。何をやってきましたか、答えてください。
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○瀧澤由人 副市長 何もやってこない、答えが出ていないという部分については、それは評価いただく部分については、十分じゃないということであれば、それは真摯に受けとめます。ただ、さまざま、私どもの市長部局でできることといったら、例えば教育委員会の予算編成において、こういう対策で、スクールアシスタントとか、いろいろな施策を講じるときに、一緒になって考えて、そういう予算を講じてきたという部分は間違いなくございます。
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○6番(中澤克之議員) 具体的に答えてください。去年まで、市長部局でやったことを答えてください。教育委員会は、去年の9月、いじめに対してのメッセージを配りました。うちも受け取っています。教育委員会はちゃんとやっているんです。きょうお越しいただいていますけれども、委員長も、12月に僕の質問に対して、いじめに対してはきちんと取り組んでいきますと、答弁しているんです。
だけど、何をやってきたんですか。市長だって、そうでしょう、いじめの受けている子に1人も聞いていない。親御さんにも話も聞いていない。何がいじめに取り組むですか。いじめられている子供を目の前で見ましたか、ひきこもりの子を見ましたか。ひきこもりに対しては、僕だって何度もやってきているんですよ。そんな軽々に言えるような状態じゃないんですよ。臨床心理士がひきこもりの子のお宅に定期的に行く、その臨床心理士、女性の方がひきこもりの子に殴られて前歯を欠いて、その後、僕の家に来たこともあるんですよ。そういう状況なんですよ、ひきこもりっていうのは。そんな軽々しく言えるような問題じゃないんですよ。地域でなんかできっこないじゃないですか。できないから、こういう状態になっているんじゃないですか。何が地域でやるんですか。地域でこの人がやったことというのは、何をやったんですか。学校のことではなく、経営のことはやりましたよ、点数のことだけじゃないですか。瀧澤副市長が言うんだったら、何を今まで取り組んできたか、具体的に言ってくださいよ。
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○瀧澤由人 副市長 市長部局としてできる教育行政にかかわる部分というのは、なかなか直接的な部分はないと思います。ですから、ともに一緒に頑張っていこうということで、まさに言っている、具体的に言えば、予算の中でそういう課題を論じて、配分するということも一つの私は行政の役割だと思っていますし、そういった意味においてやってきたということを御答弁差し上げているところです。
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○6番(中澤克之議員) 今回の件に関して、僕のほうでいろいろ質問組み立てる中で、総務部長に、直接いろいろお願いをいたしました。しかし、なかなか協力をいただけない。総務常任委員会においては、さんざん協力してきたつもりですけど、なかなか協力をいただけない。
僕は、委員会の質問の前に、部長から1枚の紙をいただきました。この事実ということですね、このいただいた紙というのは、総務部から僕がいただいた紙ということでよろしいですね。
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○廣瀬信 総務部長 職員課長が呼ばれまして、事実と、その対応について説明してほしいということでつくった文書でございます。ですから、総務部から出したものでございます。
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○6番(中澤克之議員) 僕は、そのときに、東京都の教育委員会に正式に確認をとった上で、僕のほうにペーパーをくださいとお願いをいたしました。
これ、そのように僕も委員会で質問しました。話しています。このいただいた紙というのは、東京都のどのセクションのどなたに確認をとったものか教えていただけますか。
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○廣瀬信 総務部長 お名前を失念いたしましたけれども、杉並区の教育委員会の課長でございます。
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○6番(中澤克之議員) 杉並区の教育委員会に正式にとったと。この代田氏がある議員に対して、処分を受けた事実はない、それはありませんという発言をしたということはありますか、ありませんか。(私語あり)
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○廣瀬信 総務部長 この件に関して、代田校長が懲戒処分を受けたという事実はありませんでした。
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○6番(中澤克之議員) その議員に文書訓告を受けたことはありませんと発言したと聞いているんですけど、それは事実ですか、事実でないですか。
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○廣瀬信 総務部長 私が理解しているのは、行政措置処分、この資料にもありますように、文書訓告を受けたという理解でして、それを受けていないというふうには発言するはずがないなと思いますが。
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○6番(中澤克之議員) そこに立ち会っていたのはどなたですか。立ち会っていた方はいらっしゃるんでしょう、確認をとってください。
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○瀧澤由人 副市長 当日の、そういうお会いする場面で、確かに代田氏は、文書ではない厳重注意を受けたという発言をしたという記憶はあります。ただ、それは間違いであって、東京都に確認して、懲戒には至らない、文書訓告の行政措置処分を受けたという事実は私ども認識しております。
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○6番(中澤克之議員) 議員に対して説明しますというときに、うそのことを言うわけでしょう。これから教育行政のトップに立とうという人ですよ。その方が、みずから文書訓告を受けて、これ私、杉並区の区会議員にも確認とりました。相当これは話題になったそうです。このわいせつというのは。なぜ、代田氏が文書訓告という軽い処分を受けているんだと、そこまで広く話題になったと。だから、本人が文書訓告ということではなくて、何ですか、文書ではなく注意を受けたというレベルの話じゃないですよね。まず、そこで虚偽のことを言うわけです。うそつきなわけじゃないですか。いいですか。前政権はうそつきと言われて退場させられたんですよ。いいですか。うそつきなんですよ。おかしいでしょう。きちんとしたことを伝える場だったんじゃないんですか、3日の日は。私は行っていませんけども。そこの場において、なぜうそをつく必要性があるんですか。報道にもうなっているんですよ、文書訓告って。それを何で、文書ではなく、文書訓告でしょう。これちょっとおかしいでしょう。(私語あり)
おかしいでしょう。本人が来ているんでしょう。注意って言ったんでしょう。今の答弁は違うじゃないですか。杉並区の教育委員会に市として正式に総務部で確認をとってもらった。そうしたら、正式に、僕のところに来たのは、懲戒には至らない文書訓告の行政措置処分を杉並区教育委員会より受けているという文書をちゃんといただいて、これについては、先週の総務常任委員会で僕ははっきり読み上げました。にもかかわらず、その週末、みずからの立場を擁護するかのように、いや、文書じゃありませんと。合わないじゃないですか。ちょっと、本人がいるんだから、ちゃんと確認をとってください、どっちか。(私語あり)
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○議長(伊東正博議員) 議事の都合により暫時休憩いたします。
(17時54分 休憩)
(21時50分 再開)
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○議長(伊東正博議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ここで申し上げます。納所輝次議員から、本日議題となりました議案第96号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算での討論における発言のうち、その一部を訂正するとともに、会議録を訂正願いたい旨の申し出があります。
お諮りいたします。納所輝次議員からの申し出のとおり、後日、議長職権により会議録を調整し、発言の一部を訂正することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、納所輝次議員からの申し出のとおり、発言の一部を訂正するとともに、会議録を訂正することに決定いたしました。
お諮りいたします。ただいま議案質疑中でありますが、運営委員会の協議もあり、本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。
なお、残余の日程については、明3月7日午前10時に再開いたします。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
本日はこれをもって延会いたします。
(21時51分 延会)
平成25年3月6日(水曜日)
鎌倉市議会議長 伊 東 正 博
会議録署名議員 渡 辺 隆
同 納 所 輝 次
同 岡 田 和 則
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