○議事日程
平成24年 9月27日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成24年9月27日(木) 13時00分開会 16時46分閉会(会議時間 0時間36分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
池田委員長、納所副委員長、飯野、石川(敦)、高野、安川、山田、前川、吉岡、石川(寿)の各委員及び伊東議長、大石副議長
〇出席議員
渡辺、岡田、高橋の各議員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、花岡次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第5日(9月27日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 陳情の取り下げについて
(3)日程第3 陳情第21号「鎌倉市携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例」の改正についての陳情
(4)日程第4 陳情第14号神奈川県放課後子どもプラン推進事業の県費補助が国庫補助基準を下回らないように財政措置をするよう県に対し意見書を提出することに対する陳情
(5)日程第5 陳情第15号平成25年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情
(6)日程第6 陳情第13号山稜部市道(ハイキングコース)の土地境界の確定についての陳情
(7)日程第7 議案第24号市道路線の廃止について
議案第25号市道路線の認定について
(8)日程第8 議案第26号工事請負契約の締結について
(9)日程第9 議案第27号不動産の取得について
(10)日程第10 議案第38号鎌倉市公共施設再編計画策定委員会条例の制定について
議案第40号鎌倉市名誉市民条例等の一部を改正する条例の制定について
(11)日程第11 議案第42号鎌倉市障害児活動支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
議案第43号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について
議案第44号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について
議案第46号鎌倉市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(12)日程第12 議案第45号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(13)日程第13 議案第39号鎌倉市深沢地区まちづくりガイドライン策定委員会条例の制定について
(14)日程第14 議案第47号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
(15)日程第15 議案第49号平成24年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第50号平成24年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
(16)日程第16 議案第48号平成24年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
(17)日程第17 議案第31号平成23年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第32号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第33号平成23年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第34号平成23年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第35号平成23年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第36号平成23年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第37号平成23年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(18)日程第18 議案第51号鎌倉市公平委員会の委員の選任について
(19)日程第19 議会議案第7号鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について
(20)日程第20 議会議案第8号神奈川県放課後子どもプラン推進事業費補助金に関する意見書の提出について
(21)日程第21 議会議案第10号神奈川県「臨調」意見に対する意見書の提出について
(22)日程第22 議会議案第9号議会基本条例の策定に関する調査特別委員会の設置について
(23)日程第23 閉会中継続審査要求について
2 その他
(1)文化財部長の本会議欠席について
3 議会議案第7号鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について
〇 継続審査案件について
4 本日の本会議運営について
(1)日程第23 閉会中継続審査要求について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に安川委員を指名した後、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本会議第5日(9月27日)の議事日程について
本日の議事日程については、協議の結果、別紙議事日程案のとおりとするとともに開会は午後2時とすることを改めて確認し、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
諸般の報告があることを確認した。
(2)日程第2 陳情の取り下げについて
提出者から取り下げの申し出が行われていた平成22年度陳情第48号鎌倉市のハイキングコースの安全対策についての陳情については、9月12日開催の観光厚生常任委員会において取り下げが承認されている旨の報告が事務局から行われ、協議した結果、本件については、本日の本会議で簡易採決により諮ることを確認した。
(3)日程第3 陳情第21号「鎌倉市携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例」の改正についての陳情
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。その際、事務局から無所属の中澤議員が退席する旨の報告があった。
(4)日程第4 陳情第14号神奈川県放課後子どもプラン推進事業の県費補助が国庫補助基準を下回らないように財政措置をするよう県に対し意見書を提出することに対する陳情
教育こどもみらい常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(5)日程第5 陳情第15号平成25年度における重度障害者医療費助成制度継続についての陳情
観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(6)日程第6 陳情第13号山稜部市道(ハイキングコース)の土地境界の確定についての陳情
建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(7)日程第7 議案第24号市道路線の廃止について、議案第25号市道路線の認定について
建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(8)日程第8 議案第26号工事請負契約の締結について
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(9)日程第9 議案第27号不動産の取得について
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(10)日程第10 議案第38号鎌倉市公共施設再編計画策定委員会条例の制定について、議案第40号鎌倉市名誉市民条例等の一部を改正する条例の制定について
総務常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(11)日程第11 議案第42号鎌倉市障害児活動支援センター条例の一部を改正する条例の制定について、議案第43号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について、議案第44号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について、議案第46号鎌倉市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について
教育こどもみらい常任委員長から4件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(12)日程第12 議案第45号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、日本共産党から吉岡和江議員が反対討論を行うことを確認した。
(13)日程第13 議案第39号鎌倉市深沢地区まちづくりガイドライン策定委員会条例の制定について
建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(14)日程第14 議案第47号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
総務常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、民主党から岡田和則議員が賛成討論を行うことを確認した。
(15)日程第15 議案第49号平成24年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第50号平成24年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
観光厚生常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(16)日程第16 議案第48号平成24年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(17)日程第17 議案第31号平成23年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第32号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第33号平成23年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第34号平成23年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第35号平成23年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第36号平成23年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第37号平成23年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
一般会計決算等審査特別委員長から一括して報告を受けること、質疑がないこと、鎌倉みらいから前川綾子議員、民主党から飯野眞毅議員、日本共産党から吉岡和江議員、鎌無会から高橋浩司議員、かがやく鎌倉から久坂くにえ議員、神奈川ネットから三宅真里議員、公明党から納所輝次議員がそれぞれ討論を行いたい旨の申し出があり、協議した結果、討論の申し出順で一般会計等決算議案への反対・賛成の順という慣例に倣い、この順番で討論を行うことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。また、議案第31号、32号について、山田議員からかがやく鎌倉の1名が、議案第32号について、吉岡委員から日本共産党の2名が、石川(寿)議員から神奈川ネットの1名が、それぞれ退席する旨の発言があった。
(18)日程第18 議案第51号鎌倉市公平委員会の委員の選任について
協議した結果、市長提出議案であることを確認するとともに、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(19)日程第19 議会議案第7号鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について
飯野眞毅議員、長嶋竜弘議員、渡辺隆議員、岡田和則議員、安川健人議員、高橋浩司議員からの提出議案であることを確認し、取扱いについて協議を行った結果、説明を聴取した後、議会運営委員会に付託すること、付託後、本会議を休憩し、直ちに議案審査のための議会運営委員会を開催することを確認した。
(20)日程第20 議会議案第8号神奈川県放課後子どもプラン推進事業費補助金に関する意見書の提出について
会議規則第15条第2項に基づく委員会提出議案であること及び教育こどもみらい常任委員長からの提出議案であることを確認するとともに、即決とすること並びに質疑及び討論がないことを確認した。
(21)日程第21 議会議案第10号神奈川県「臨調」意見に対する意見書の提出について
飯野眞毅議員、納所輝次議員、三宅真里議員、中村聡一郎議員、前川綾子議員、吉岡和江議員からの提出議案であることを確認するとともに、即決とすること並びに質疑及び討論がないことを確認した。
(22)日程第22 議会議案第9号議会基本条例の策定に関する調査特別委員会の設置について
前川綾子議員ほか6名からの提出議案であることを確認するとともに、即決とすること並びに質疑及び討論がないことを確認した。
次に本特別委員会の設置議案が議決された後、「議会基本条例の策定に関する調査特別委員会委員の選任について」を日程に追加し、委員の選任を行うこと、選任の方法は、委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することを確認した。
ここで委員長から特別委員会委員の選任が終了した段階で本会議を一旦休憩し、議会基本条例の策定に関する調査特別委員会を開催し、正・副委員長選任後、本会議を再開し、議長から正・副委員長名を報告する旨の発言があり、これを確認した。
なお、議会議案4件の文書については、本日開会前の議場に配付することを確認した。
(23)日程第23 閉会中継続審査要求について
各委員長から閉会中継続審査の要求があることを確認した。
2 その他
(1)文化財部長の本会議欠席について
議長から、先日理事者から、正・副議長宛て、文化財部長が、24日から本日まで実施されている世界遺産登録に係るICОMОSによる現地調査への随行のため、本日の本会議を欠席する旨の申し出があったことについて報告があり、これを確認した。
ここで、会議時間を考慮し、時間延長について協議した結果、議長一任とすることを確認し、本会議開会のため、ここで一旦休憩した。
(13時18分休憩 16時15分再開)
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○池田 委員長 議会運営委員会を再開します。
議長・副議長の出席についてですが、ここの部分については、議案審査となりますので、議長・副議長は出席していないことを報告いたします。
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○池田 委員長 3番目の「議会議案第7号鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
提出者から説明をお願いいたします。
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○高橋 議員 議会議案第7号鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、説明します。
ただいま、本会議場で提案理由を読み上げさせていただきましたが、4名削減ということがどういうことかという点について、加えて説明させていただければと思います。
現在4常任委員会でありますので、1名ずつ削減ということで、4名ということを提案させていただきました。
さきの議会でも陳情が出ておりまして、8名削減という陳情が不採択とされております。それから、現行のままにしていただきたいという陳情につきましても不採択とされておりまして、1名から7名の削減というのが多数の意見の中にあるのかなと。そういう意味でもちょうど中をとっていい数字じゃないかというふうなこともあります。そういったことで、4名というふうにさせていただきました。
もちろん、行財政改革に向かうことだけが議会の役割ではなく、監視・牽制、そういった意味では、議会の強化というふうなこともしていかなければいけないということも承知しております。
こちらにつきまして、削減して捻出できた経費の使途につきましては、また、ぜひ皆さんで御協議いただければというふうに思います。以上です。
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○池田 委員長 質疑に移ります。御質疑はございますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
続きまして、意見開陳に移ります。御意見のある方、いらっしゃいますか。
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○飯野 委員 この議案につきまして、提案者の一人ということで賛成としたいと思います。
私どもの会派では、基本的には12名が一番適切なんではないかというふうに考えておりますが、当然私どもの会派だけでそういう主張をしても、やはり皆さんと協議して、妥当な数字、折り合える数字というものがあると思いますので、そういう意味で、4名の削減というのは、私どもの今まで主張してきたことにも合致いたしますので、この議案には賛成いたします。
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○山田 委員 これは後の日程の議会議案になりますけれども、特別委員会の設置ということについては既に代表者では確認をされたというふうにお伺いしています。日程に入っていないので、これについては多くは触れませんが、議会運営委員会で議論されてきました議会のあり方に関するさまざまな議論の中でも、やはり議会が議会たるためには、どのような形、あるいはどのような議会としての機能、そういったものを具備すべきか、そういうことについて、やはり一定の議論をしていこうと、あるいは、しなければいけないということで、過去、ほぼこの2期にわたって、いわゆる議会というものについて真剣に我々議員が議論をしてきました。その議論の上に立って、やはり定数というものについて改めて議論しようということが一つの大きな流れだというふうに私は理解をしておりました。
議会運営委員会に提出されました陳情につきましては、先ほど高橋議員から説明がありましたように、現行の28名については否決をされております。さらに、大幅な削減であります20名とか17名にしてほしいという陳情についても否決をしてまいりました。その主な理由としては、やはり議員定数というものは議会みずからが判断し決めていくべきものであろうと、そういうことで現行数も含めて否決をしました。
そういった意味で、この4名削減も結果的にはあり得る数字かもしれませんけれども、いましばらく、一定の結論を出すための議論を、議会運営委員会並びに議会としてすべきという立場から、本件につきましては継続して審査を行っていくことではどうかというのが我が会派の意見です。
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○石川[寿] 委員 私どもネットからは、やはり6月議会で、削減する、維持するという相反する陳情が出されて、両方とも不採択となりました。ということは、議会で結論を導き出せなかったということにもなり得るかと思います。さらに議運の検討会の中で、ずっとこの問題も議論をさせていただきました。しかし、その中でも、やはり数の根拠というものに対しての結論が見出せていない、まだまだ議論を重ねることが必要ですねというところで、今は保留となっております。
それから、議会基本条例の策定に向けての特別委員会も議案として上がってきていますけれども、そこでもまたさらに議論をしなければいけないという中で、まだまだ28人という数字がこの鎌倉市にふさわしいのかどうかというところも、再検討、議論を重ねていかなければいけないという中にいますので、この議員提案をされていますけれども、継続という形にさせていただきたいと思います。
それから、いきなり28名から24名という数字をけさになって知ったわけなんですね。これは、4人というのは本当に議員の身分もあります。ですから、こういったものは、やはり慎重に、幾ら水面下にあっても、前もってきちっとした数字を提示していただきたいなという意見は付しておきますけれども、やはり議員を減らすばかりでは、多様な人たちが立候補しているわけで、どんどん減らしていけば、そういった民主主義制度も狭めていくということにもなりかねません。鎌倉だから多様な立候補者が出て、それを市民の方に選択をしてもらうということをつなげていく、私たちはそう考えておりますので、この議案に対してはまだまだ議論が尽くされていないので、結論を出さないというところで置いておきます。
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○安川 委員 私もこの提出者の一人に入っていますので、鎌倉無所属の会3人とも、この議案に関しては、ぜひ結論を出していきたいと思っています。
以前の議会運営委員会で陳情が出たときに、20名というのに私は賛成をしていたんですけども、やはり4常任委員会をきちっとした形で運営していくという意味では、4人単位で考えるというのは一つだと思いますので、今回出させていただいている4名削減というのが皆さんと議論していきたい部分で、ぜひ、こういう形で進めていけたらと思います。
議案書の中にも出ていますけど、やっぱり行財政改革に向かう姿勢をより鮮明に打ち出すという部分で、よく鍵のかかった箱の中の鍵というテーゼがありますけど、やはり中の人間が変えていくというのが一番難しい部分ですので、やはりその部分の決意を市民に示していくというのも必要なのではないかなと思っていますので、結論を出していきたいと思います。
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○前川 委員 結論としては、継続とさせていただきたいと思っております。
以前に陳情が出されたとき、私どもの会派といたしましては、1名から2名ということでの削減というふうに話をさせていただいております。それは変わっておりません。
ただ、提案理由の中で、行革一本で説明をされているところに関しましては、提案者に申し上げたいんですけれども、先ほどもおっしゃってはおられましたけれど、やはり行革だけで決められるものではないと私は思っております。
以前に何かの議論の中で、市の全体の予算の中で私どもの報酬は0.1%ぐらいだというふうだったと思います。それを思いましても、だからいいということではないかもしれませんが、0.1%をさらに削減して何になるのかなというふうにも思ってしまうところでございます。
そういうところで、姿勢を見せるということは、やっぱり私ども議会がどのように、これから市民の方たちにわかっていただけるかということを示すことであって、それが必ずしも4人を減らすということではないというふうに思っております。
まだ9月議会でございますので、これから時間もまだございますので、十分論議をすることができると思っておりますので、継続とさせていただきたいと思っております。
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○高野 委員 議会のあり方の検討は委員長として参加させていただきまして、一定の答申はしたところですけれども、その中でもかなり議会改革等が進んだ形で、議員数がどうあるべきかという議論をさせていただく中で、少し意見が分かれた形で、両論併記でたしか答申を出されていると思うんですね。
そういう状況を踏まえて、この後、議題になるんでしょうけれども、特別委員会設置ということもされるわけですから、そうした中でやはり十分議論して、全体的な議会のあり方の中で位置づけて、定数のあり方を答えを出していくというのが、私は正しいあり方で、そうしなければ今までの議論は何だったんだということになるわけですから。そういう立場が基本です。
さらに加えて言えば、けさになって議員数の削減の数が、私の認識だと違う数の資料を見ていた経過もあるので、きょう見て違っているというのも、そういうやり方は少しいかがなものかなと思いますので、数字1、2の話じゃないわけですから、そういうことを含めてきちんと議論をして答えを出すというのが正しいと思いますので、継続審査とすべきと思います。
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○納所 副委員長 現行定数28名のあり方についてなんですけれども、28名でありながらも七つの会派が存在して、無所属議員もいらっしゃるということから見ると、多様な市民をそれぞれ背景に議会活動をしているという現状がございます。一方、人口はどうかというと減っているわけでもなく、現状維持ぎみでありますけれども、人口に大きな変化はございません。その中で所管業務も減ってはいない、もしかするとふえている可能性もあるという中で、多様な市民を代表する議会のあり方として、一定の議員定数の必要性というのは考えられるわけでございます。
ただ一方、行財政改革については、議会が身をもって示すということも一つ象徴的な取り組みという効果もあるわけで、今まで議会運営委員会において適正な定数のあり方について議論をしてまいりました。それでもまだ意見がまとまりを見せていない部分がございます。これについては、さらに時間をかけて丁寧に議論し尽くすことが、定数の変化についての市民への説明責任を果たすことになるというふうに思いますので、拙速な結論を出すのではなくて、継続して議論を深めていくべきだろうというふうに思っておりますので、継続を主張したいと思います。
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○池田 委員長 全ての会派から御意見をいただいたわけですけども、継続という意見が多数でしたので、本議案については継続審査とさせていただきます。
それではここで、「継続審査案件について」を日程に追加させていただきます。「継続審査案件について」を議題といたします。事務局から説明をお願いします。
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○事務局 前回、当委員会では4件の継続審査案件について御確認いただきましたが、これに加え、本日のこの議会議案第7号につきましても案件として加えた計5件につきまして、本日の本会議において閉会中継続審査要求を行うことについて確認をお願いします。
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○池田 委員長 ただいま事務局の説明を確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、この後、正・副議長への報告のために暫時休憩といたします。
(16時32分休憩 16時45分再開)
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○池田 委員長 議会運営委員会を再開いたします。
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○池田 委員長 「本日の本会議運営について」を議題といたします。まず、議長のほうから発言を求められておりますので、お願いいたします。
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○伊東 議長 先ほど、議会運営委員長から議会議案第7号鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定については、委員会の審査の結果、会議規則第84条の規定により、閉会中継続審査要求の申し出があったことを報告いたします。
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○池田 委員長 ただいまの議長の発言を確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○池田 委員長 日程第23「閉会中継続審査要求について」を議題とします。事務局から報告をお願いします。
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○事務局 先ほど継続審査となりました議会議案第7号につきましては、継続審査要求があった旨、議長から口頭での報告となることについて御報告いたします。確認をお願いします。
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○池田 委員長 ただいまの事務局の報告を確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
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その後、本会議を17時に再開すること、日程第22議会議案第9号の議決後の休憩中に、議会基本条例の策定に関する調査特別委員会を開催し、正・副委員長選任を行うが、その後の本会議の再開時間については正・副委員長一任とすることを確認し、議会運営委員会を閉会した。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成24年9月27日
議会運営委員長
委 員
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