○議事日程
平成24年 7月19日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成24年7月19日(木) 10時00分開会 15時27分閉会(会議時間 2時間30分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
池田委員長、納所副委員長、飯野、石川(敦)、高野、安川、山田、前川、吉岡、石川(寿)の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、花岡次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 前回の委員会の確認事項について
2 議会運営等について
3 次回の開催について
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○池田 委員長 議会運営委員会を開会いたします。
会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。吉岡和江委員にお願いいたします。
本日は議会運営等についての検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
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○池田 委員長 まず、1番目の「前回の委員会の確認事項について」を議題といたします。前回7月9日の委員会で、協議内容について、事務局から報告させます。
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○事務局 それでは、前回の7月9日の委員会でされました項目の骨子の内容につきまして、お手元に骨子のほうお配りしておりますのでよろしくお願いします。
まず、N−2の「議員定数」からPの定例会に関するまでが確認されております。まず、N−2「議員定数」ですが、「1、議員定数は、別に条例で定める旨の規定。2、議員定数の改正に当たっては、市政の現状や課題並びに将来の展望を十分考慮するとともに、市民等の意見の聴取及び反映に努めるものとする旨の規定」となります。
次に、N−3「議員報酬」ですが、「1、議員報酬は、別に条例で定める旨の規定。2、議員提案に係る議員報酬の改定に当たっては、市政の現状や課題並びに将来の展望を十分に考慮するとともに、市民等の意見の聴取及び反映に努めるものとする旨の規定」となります。
次に、Оの「見直し規定」ですが、「議会は必要に応じて、この条例の目的が達成されているかどうかを検証し、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする旨の規定」となります。
最後に、Pの「定例会回数・会期」については、骨子については規定しないことが確認されておりますので、米印で「骨子には規定しないが、今後も継続的に議論していくこととする」という注記的な形になっております。以上、御確認お願いいたします。
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○池田 委員長 前回の協議内容について、事務局から説明がございましたとおりでございますが、内容についてはよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、この内容でよろしいということで確認させていただきます。
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○池田 委員長 続きまして、2番目の「議会運営等について」を議題といたします。
前回に引き続き、議会基本条例の骨子について協議を行います。本日は、条例の趣旨(目的)について、御協議いただければと思います。
この目的、趣旨、位置づけの部分については、山田委員、安川委員、飯野委員及び神奈川ネットのお二人から案文をいただきました。各委員から出されております意見をもとに、正・副委員長のほうで取りまとめた案文を骨格の一覧表に盛り込んでありますので、御確認の上、御協議をお願いいたします。
読み上げますけれども、「住民自治を基本に二元代表制のもと、地方分権の時代にふさわしい市民に身近な議会の役割、議員の責務や行動原則など、議会及び議員の活動の活性化と充実のために必要な基本事項を定め、情報公開等、市民参画を基本とした公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的とする旨の規定」ということで、まとめさせていただいたんですが、前方のプロジェクターの画面にも出ておりますので、御確認いただきながら御協議いただきたいと思います。
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○山田 委員 読ませていただいて、一番頭の「住民自治」という言葉と、下から2行目の右手にある「市民参画を基本とした」という部分について、整理したほうがいいのかなと思ったんですがいかがでしょうか。「情報公開と市民参画を基本とした」ということを後段で書くのであれば、「住民自治を基本に」なんていうのは冒頭には要らないかなと思ったんですが。
情報公開というのは重要な話なんで、情報公開という言葉と市民参画を基本という、そこのところは残して、頭の住民自治を基本にということが重複しているので、整理したほうがいいかなと思います。私の案としては、冒頭しか書いていなかったので、こっちのほうが重要かなというふうに、言葉の流れとして思ったので、ちょっと整理したほうがいいかなと感じました。
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○池田 委員長 ただいま山田委員から、「住民自治を基本に」というところ、この部分は後段の部分とダブるんじゃないかという御意見をいただきました。仮に前段を削りますと、始まりが「二元代表制のもと」という表現となるわけですが、いかがでしょうか。
暫時休憩いたします。
(10時09分休憩 10時17分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
ただいま休憩中に御議論いただきまして、今回の基本条例の骨子、目的、位置づけについて整理されましたので、確認させていただきます。
読み上げさせていただきますが、「住民自治を基本に」、場合によっては(基づく)にするかどうかと議論はありましたが、「二元代表制のもと、地方分権の時代にふさわしい市民に身近な議会の役割、議員の責務や行動原則など、議会及び議員の活動の活性化と充実のために必要な基本事項を定め、情報公開と市民参画を基本とした公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的とする旨の規定」となります。また、位置づけにつきましては、条例をつくる際に整理していくということで、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
そのように確認いたします。
続きまして、「4 議会基本条例の制定」の答申内容について、これから御協議いただきたいと思います。
また、前回の委員会で、これまで確認された、「1 議員の責務と倫理について」から「4 議会基本条例の制定」までの答申内容等を配付しておりますので、全体の構成や各項目の表現、整合性について、あわせて御協議、御確認いただければと思います。
なお、机上に配付してございますけれども、山田委員から答申案に対する御意見をいただいております。これを含めて御協議いただければと思います。
それでは、内容も多いものですから、休憩して確認させていただきたいと思います。
暫時休憩いたします。
(10時19分休憩 10時20分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
今、答申案に対する御意見ということで、山田委員からその内容について御説明いただいて進めていければと思います。
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○山田 委員 前回いただいた資料について、アンダーラインの箇所の趣旨が、ちょっと私も即座に理解できなくて、例えば、最後に「定める必要がある」という言葉がなぜくっついているのか、ということの説明を聞く前に、この修正みたいなことをかけちゃったものですから、そのあたり御容赦いただきたいというふうに思います。正確に僕が理解しないまま書いているということもあるので、そこは含んだ上で、御議論いただければと思います。
あと、ここにアンダーラインが引いてある文言というのは、その下の個別の議員の責務とか倫理基準等々を踏まえて、そこにある言葉を使ってつくられたというふうに理解しておりまして、それにのっとって修正として書いたんですけども、例えば「市民全体の福祉の向上を目指して」という表現が?にあるんですけども、本当にこれ市民全体の福祉だけでいいのかなという問題意識も持ちながら、その「向上に立脚して、積極的に果たしていくと同時に、議員として踏まえるべき倫理基準を定める」という言葉で整理したらどうかなというのが1番の修正についての説明です。
ですから、これは持論で言うと、答えが合致してない可能性がありますので、そのあたりは御議論いただければいいと思うんですが、ただ、このアンダーラインについて事前に見てきてくれというお話だったものですから、このように書いてきたものです。
私の意見のとおりでやると、?の「市民全体の福祉の向上を目指して活動する」という文言をどうするんだという話がまた出てきちゃいますので、そこは少し議論しなきゃいけないところかなと思っております。
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○池田 委員長 ただいま山田委員からまず、「1 議員の責務と倫理について」に関して御説明をいただきました。進め方として、一つずつ考えていきたいと思います。
今の山田委員の意見を踏まえまして御議論いただければと思います。
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○高野 委員 後段のほうの言い方を変えるというか、言い方をもう少しシンプルにするということですかね、そこは特にいいと思うんですが、今、山田委員の言われる「市民全体の福祉」ですけど、これはいわゆる福祉行政という福祉ではなくて、もっと広い意味での市民全体の幸福というか、そういう意味合い、自治法にもたしか全体の精神としてこういう文言がありますね、広い意味で。だから、いわゆる福祉行政、経済対策はどうするんだとか、そういうことではなくて、広い意味での福祉なので、そういう位置づけでたしか3番に書いたと思います。
当時私も議会運営委員会の委員長をやっていたので少し記憶があるんですが、そういう理解をしていただけたらいいんじゃないかなと思いますので、ここはこのままでいいんじゃないかなと。後段の言葉の言い回しのところは、山田委員の御意見のとおりでもいいんじゃないかなと思います。
あと、やはりこのアンダーラインのところ、私もいきなり「1 議員の責務と倫理について」(1)、というのではどうかと思うので、こういう前文というか、まとめの文章があってから入るというのが流れ的にもいいと思います。そういう意味で1から4まで、リードのようなものをつけられたと思うんですよね。ですから、そういう考え方はとてもいいと思います。
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○池田 委員長 今、高野委員から、前段の福祉についてはもう少し広い意味での福祉であるということで、この文はそのままでいいんではないかということで、後段の「積極的に果たしていくと同時に」という形で、一文でつなげるということなんでしょうかね。「積極的に果たしていくと同時に、議員として踏まえるべき倫理基準」というふうに、この部分を統合してシンプルにしたような形がいいのではという御意見だと思いますがいかがでしょうか。
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○飯野 委員 私も福祉の部分については、今高野委員が言われたように、地方自治法に規定されているような、広い意味での福祉ということだと思いますので、このままでいいと思います。
また、後段の部分については、高野委員が言われる感じでいいんじゃないかと思います。
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○池田 委員長 もう一度読み上げさせていただきます。
「市民全体の福祉の向上を目指し、執行機関の監視、議案提出権の行使、議員間討議といった議員の責務を積極的に果たしていくと同時に、議員として踏まえるべき倫理基準を定める」という形ですが、いかがでしょうか。
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○吉岡 委員 せっかくつくっていただいて、皆様の検討でよりいいものになるとは思いますが、責務と倫理ということで、二つの項目でやっているから、分けたほうがかえってすっきりするのかなと思いますので、最初の案文でいいんじゃないでしょうか。
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○池田 委員長 今、吉岡委員から、責務と倫理ということも踏まえて、文章的には二つに分けたほうがいいんじゃないかという御意見ですが、いかがでしょうか。
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○納所 副委員長 山田委員から御提案の「立脚し」という表現について、正・副委員長で討議したんですけれども、「向上に立脚する」というのは日本語が成立しないということがございまして、それから「必要がある」という文末の表現ですが、これは諮問に対する答申で、まず諮問に対してこういう必要性を認めた、以下にこういった責務であるとか、基準であるとかいうことを定めるという、答申を導くためのリードの末尾としては必要性を認めるという意味で残すべきではないかということでございます。
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○池田 委員長 ただいまの納所副委員長の御意見を受けて、原案のとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは「1 議員の責務と倫理について」は、原案のとおりということで確認させていただきます。
続きまして、「2 議員立法など政策立案機能の強化について」、御確認いただきたいと思います。こちらについても、山田委員から御提案についての説明をいただけますでしょうか。
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○山田 委員 「意見聴取の場などを設けることで」ということよりも、「多様な意見」とか、そういうような言葉のほうがいいのかなというふうに思ったのと、あと最後の部分、「政策立案機能の強化を図り議員立法につなげる」という言葉を提示したのですが、会派で話し合いまして、落としどころとして、委員会でのいろんな議論を積み上げるとか、委員会として意見書等をまとめるとか、議会として意見書をまとめるとかいうこともあるから、議員立法にこだわる必要はないんじゃないですかという意見もいただいていますので、私の案ですと議員立法を言い過ぎちゃっているかなというところがあるので、この文についてはもとのところのままの趣旨でいいんじゃないかなということになりましたので、余りこの修正について議論するような話ではなさそうだなと思います。
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○前川 委員 「討論の場」という表現もありますけど。
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○山田 委員 今、前川委員から言われた「討論の場」という表現ですが、一部会派の議員からは、懇談というほうがやんわりしていていいんじゃないのという意見もあったんですけど、懇談というと何かワイワイガヤガヤみたいな話にイメージ的になるので、もう少しここは厳しい言葉のほうがいいんじゃないのという意見になりました。このままでもいいという意見もあったのは事実です。私のほうで少しきつめな言葉にしたんですが、そこまでいかなくもいいんじゃないのという議論はいたしました。
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○池田 委員長 後段の部分はこのままでいいんじゃないかという山田委員の御意見がございましたが、前段の部分はいかがでしょうか。当初の案が、「市民への意見聴取などの場を設けることで、多様な意見を聴取し」となっていますけども、山田委員の御意見では、「市民から多様な意見を聴取する場を設けることにより」となっております。
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○前川 委員 いわゆる委員長を中心に議論をするということではなくて、もうこういう形で、平場でやれるということをずっと自治基本問題調査特別委員会のときにも話をしていたと思うので、議員間討議ということで、討論の場とか、議論の場というほうがいいのではないかなと私も思いますけど。
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○池田 委員長 前川委員から御意見がありました。下の部分の懇談の場の部分ですね。これが討論の場、あるいは議論の場という二つの言葉が出ましたけれども。
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○高野 委員 結局、懇談にしたのは、(1)のところに「政策法務研究会のような、議員同士が議論する政策懇談会などを、議案提出する際の合意形成の一つの場として、位置付けをしていく」という、この部分から懇談という言葉が出てきたんだと思います。
前川委員も言われました、議論というのは討論も含まれますしね。懇談とも別に対立はしないので、議論する場でいいんじゃないですか。あと前段の部分については、山田委員の案でいいと思うんですね。意味が変わるわけじゃないとは思いますけど。「多様な意見を聴取する場を設けることにより」というほうが、よりすっきりすると思いますね。
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○池田 委員長 皆さんからいただいた御意見を受けまとめました案文を一度読み上げさせていただきます。「市民から多様な意見を聴取する場を設けることにより、行政の課題の抽出に努めると同時に、専門的知見の活用や議員間の合意形成のための議論の場の設置等、積極的な調査・研究活動を行い、議員立法など政策立案機能の強化につなげていく必要がある」。このような形でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
そのように確認させていただきます。
続きまして、「3 監視・牽制機能の強化」に移ります。これについても、山田委員、御説明をお願いいたします。
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○山田 委員 これは、「総合計画の策定過程への関与」という部分が、現在の検討からいくと基本構想と基本計画どまりで、実施計画までは入ってないんで、総合計画という言葉の推移が必要ではなかろうかなと。補正予算の審査方法についてはもう実施しているので、ここはあえて書くのであれば、それなりの整理が必要だと思います。
この審査方法については、原局を入れるという話だったと思いますので、あえて書くのであれば、もう実施済みみたいな内容にしたほうがいいかなという意見を持ってはいます。
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○池田 委員長 ただいま山田委員から総合計画の部分について、もう少し明確にということで、「基本構想、基本計画の策定過程への関与」という表現ではないかということなんですけど、これについてはいかがでしょうか。
正・副委員長でこの内容を確認したところ、総合計画というと実施計画も入るんじゃないかということで、正確を期するということであれば、基本構想、基本計画とはっきり明示したほうがいいんじゃないかという考え方もありました。
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○山田 委員 答申案の下段にある、「議決事件の範囲拡大については、地方自治法改正により議会の議決を経ることの義務付けが廃止される基本構想(鎌倉市総合計画)については、引き続き議決対象とする」という、この基本構想と括弧部分というのはイコールでいいんですね。ここから総合計画を引っ張ってきているので、ここの段階では、基本構想だけは議決事件にしようかという話をしていて、基本計画については後ほど整理されていったんだろうと思うんですけど、この概念として、基本構想イコール総合計画じゃないよねということだけは、何かここの文章も変えておかないと、ひょっとしたらここだけ変えても意味ないかもしれないなという気がします。
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○池田 委員長 いかがでしょう。答申案文の「基本構想(鎌倉市総合計画)」、この括弧の部分は要らないのではないかと。
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○山田 委員 上を残すんだったら、これは整理しておかないといけないかもしれません。
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○池田 委員長 いかがでしょうか。今のような基本構想、基本計画、それと同時に、既に確認済みなんですけれども、下の部分の「基本構想(鎌倉市総合計画)」は同時に合わせていく必要があるんじゃないかということですが。
再度確認させていただきますが、「総合計画の策定過程への関与」を、「基本構想、基本計画の策定過程への関与」とする。また「一般会計補正予算議案の審査方法の変更などにより」の部分をカットしたほうがいいんではないかということですね。
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○山田 委員 カットというよりも、既に実施済みという意味合いですね。もし補正予算審査方法を変更したということをどうしても強調したいということであれば、実施済みということを現段階では書いたほうがいいんじゃないかと思ったんです。これを現段階での答申案として出すんであれば、変更をこれからしなさいねというふうに見えなくもないんで、そこの整理は必要かなというふうに思ったんです。だから、反映するんであれば、実施しているというような意味合いのことをつけたほうがいいのかなというふうには思ったんです。
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○事務局 山田委員の御意見で、一般会計補正予算の審議方法に関してなんですが、「(3)予算・決算の審査について」の中で、下段で「なお、取り扱いについては、諮問への答申に盛り込むが、答申前からも取り組めるよう、正・副委員長から議長に申し入れ、総務常任委員会で協議した上で、早ければ次回定例会から取り組む」ということが確認されておりますが、具体的には23年6月から取り組んでいることを報告いたします。
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○高野 委員 今、事務局が言われたことでいいと思うんですね。結局ここは先行してやっちゃっているんですね、もう。大分議論して、たしかここは予算・決算の委員会を常設化するという議論でしたね。そこは一致しなかったんだけれども、チェック機能を高めるという意味でどうかということでここで議論して、それでこうなったのが、最後のなお書きのここもやっているわけだから。総務常任委員会で協議した上で、何月議会から実施しているとか、そんなような、既に実施している表現にしないとおかしいですね。既にやっているんだから。そこを修正すれば、大体、山田委員の趣旨は満たされるのではないのかなというふうに思います。
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○池田 委員長 わかりました。(3)の予算決算の審査についての後段の部分ですね。なお以降、この文章をちょっと変えることによって、今の2の部分はつじつまが合ってくるということだと思います。表現的にはいかがでしょうか。
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○山田 委員 審査方法の変更などにより強化を図る必要があるって、まだやっていないように何かニュアンスとして感じるんだけど、どうですかね。
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○納所 副委員長 あくまでも原則で言うと、答申をもとに変更するという手順を前提とした書き方なんですけれども、今事務局から説明があったように、(3)のなお書きのところで、答申より先行して行っている事例を「なお」として書いているということですので、この部分はもとの表現でいいんじゃないかなとは思うんですけど。
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○山田 委員 わかりました。
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○高野 委員 山田委員が了解されたようだから、体裁としては、あくまで答申に基づいてやるという根拠文書ですよね。だから、余り先行していることを正面に出してやると矛盾に陥ることがあるわけでして、例外的に、これはできることだからもういいじゃないということで合意しちゃっているとはいえ、あくまでもそれをすることになった根拠はここにあるということだから、今、納所副委員長言われたとおりで、入れるのはいいと思う。ただ、そのことはちゃんと示さないと、時間では前後関係が出てくるから、そこはなお書きで押さえればいいということ。だから、そういう整理で、特に矛盾はないと思います。
あくまで前提は、この答申に基づいて全てやるというのが前提なんです。これ以外にも幾つかありましたよね。だから、そこは例外的にちゃんと押さえるという形にしないと、決まる前にやっちゃっているみたいなことをあんまり答申で強調するというのは、どうかなと思います。そういうことでいいんじゃないんでしょうか。
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○池田 委員長 いかがでしょうか。形としてはこのままということで、時間的な流れはあるということも、そのことについては踏まえつつ、リードの部分を作成していくということで、よろしいでしょうか。
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○飯野 委員 例えば「平成23年6月から取り組んでいる」というような、そういう表現でいいですか。
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○池田 委員長 あるいは、何年何月定例会から取り組み済みと括弧して入れれば、それで理解できるのかなと思います。そういった形で調整させていただきます。
あと、3番の監視・牽制機能の強化の下段の部分ですね。(1)のラインが引いてあるところなんですが、なお、議会基本条例の制定の有無を問わず、検討に際しては執行部側の検討状況を随時踏まえるものとするということで、そこは実際、もう6月議会において、条例のほうの提案もされているということで、この取り扱いについて、御協議いただければと思いますが、ここの部分は削除ということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
そのように確認いたします。
一度、3番のリードの部分について読み上げます。「議決事件の範囲拡大、基本構想、基本計画の策定過程への関与、一般会計補正予算議案の審査方法の変更などにより、行政に対する監視・牽制機能の強化を図る必要がある」ということで、確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
また、(1)の後段の部分、「なお、議会基本条例の制定の有無を問わず、検討に際しては、執行部側の検討状況を随時踏まえるものとする」という部分、そして「(鎌倉市総合計画)」の部分も削除するということで確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
続きまして、「4 議会基本条例の制定」に移ります。
この件についても、山田委員から提案について説明をよろしくお願いします。
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○山田 委員 議員定数というのは、かなりここでも議論いろいろされていましたし、陳情もあり、市民の関心事でもあって、もう少し言葉に重みを持たしたいなと。また議論はあるかもしれませんけど「議会の根幹に関わる事項」というぐらいにしたいなということで、そうさせていただきました。
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○池田 委員長 ただいま山田委員から「議会の根本となる」という部分について、「議会の根幹に関わる」という表現にしたほうがいいとの御意見を伺いましたが、いかがでしょうか。
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○飯野 委員 根本の本という、木で言うと本体部分、そういうところ幹も根幹も意味が一緒なので、そういう意味で山田委員の言われた根幹という表現でいいのではないでしょうか。
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○池田 委員長 もう一度読み上げますけれども、「議会基本条例の制定を視野に入れ、議会・議員の役割、議決事件の範囲、議員定数といった議会の根幹に関わる事項について、別紙のとおり骨子として取りまとめた」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきます。
それと、ここの(2)の議員定数の下段でですね、またラインが引いてある部分ですね。「また議員定数の規定の仕方について、議会基本条例をつくることとした場合、条例に規定することとする」という部分ですけれども、引用という形にするということで、この間、骨子のほうでまとめたと思います。これについて削除してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
そのように確認させていただきます。
これで、1番から4番まで確認しました。あと、1番から4番までの前の、全体の前文についても、これでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
そうしますと、これで答申案については、確認は済んだということで確認させていただきます。ただいま御確認いただいた内容につきましては、委員長から議長あて文書をもって答申いたします。ただ、内容について再度確認いただくために、答申案の案文を午後配付いたしますので、それについて再度御確認いただければと思います。
それでは、以上で「議会運営等について」の協議は終了いたします。
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○池田 委員長 続いて、3番目の「二元代表制の観点からの諮問機関等への議員の参加について」を議題といたします。
本件につきましては、6月1日開催の各派代表者会議において、当委員会に諮問することが決定したもので、お手元に配付しました文書のとおり、6月5日付で議長から諮問を受けたものであります。
なお、お手元に関連資料を配付いたしましたので、まず、これについて事務局から説明させます。
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○事務局 お手元に資料4点配付しております。
まず、1点目は、議長からの諮問文の写しになりまして、諮問機関等への議会選出委員の参加について、9月定例会を目途に結論を出したい旨の内容が書かれています。^
もう1点が、「諮問機関等への議会選出委員の参加見直し基準」という資料でして、平成12年に確認されたこちらの基準に基づいて、現在参加に関して運用がされております。こちらの資料は執行部側がつくったものでございます。
続きまして、「諮問機関への議会選出委員の参加について」という資料ですが、代表者会議で確認された事項及び本日確認していただきますポイントなどについてまとめておりますので御説明いたします。
まず、5月21日及び6月1日開催の各代表者会議においての主な確認事項ということで、まず、平成12年から施行している見直し基準、これは先ほどの資料になりますが、これについて遵守するということで確認がされております。一部基準を満たしていないということがございまして、例えば参加人数について「全体構成員の2割以内を原則とする」という基準がありますが、一部そのあたりが満たされていない部分がありましたので、それについて基準に合わせるようにするということで確認されています。
また各派代表者会議で配付された資料になりますが、現在の参加人数、見直し後の人数などをまとめた一覧表でありまして、少しA4の縦の資料に戻りまして、もう一つ確認していただきたいのは、今後の議員参加についての検討に関しては、議会運営委員会に諮問し、9月定例会を目途に答申を受けるということで、この二つが確認されております。
また、これは代表者会議の確認事項ではないんですけれども、先ほど御確認いただきました「議会運営等について」の答申及び自治特の報告書では、「諮問機関等各種審議会における審議経過の担当常任委員会への適時報告を求める」との項目が確認されております。
これを受けまして、今回の協議のポイントとして、まずテーマであります二元代表制の観点からの諮問機関等への議員参加についてということが一つ、また、先ほどの答申を受けまして、審議経過の担当常任委員会の適時報告というものも一つ協議のポイントとなるというふうに考えております。
次に、中段部分の「二元代表制の観点からの諮問機関等への議員参加について」につきましては、まず各派代表者会議の議論でもありましたが、Aとして「法律により議員参加が必置とされている諮問機関への参加」をどうするかということで、具体的には、これはA4の縦書きの一覧表とも対応しますが、通し番号でいうと6番の民生委員推薦会、10番の都市計画審議会及び13の青少年問題協議会、こちらが法律により議員参加が必置とされているものになっております。
続いて、Bの「審議事項がその後、議案として議会に提出されることとなる諮問機関への参加の是非」ということで、これは具体的に言うと、1番の総合計画審議会、4番の住居表示審議会、5番の市有財産評価審査会、16番の名誉市民選考委員会となります。最後に、Cの「その他(A・B諮問機関以外)への参加の是非」という三つのくくりがあります。
また、協議のポイントの2番の審議経過の担当常任委員会への適時の報告ということでは、これは現在の状況として、まずAとして、先ほどとも重複しますが、「議会運営等について」の答申及び自治特報告書では、「諮問機関等各種審議会における審議経過の担当常任委員会への適時の報告を求める」との項目が確認されています。
また、Bとして総合計画審議会の報告については、さきの6月定例会におきまして可決された総合計画条例において「策定過程における報告」ということで規定がされています。
最後にCとして、現在の、諮問機関における審議経過につきまして、原局に一定の報告がなされているという状況がございます。
以上を踏まえまして、確認をお願いします。
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○池田 委員長 今、事務局から、これまでの経過を含めて説明いただきましたけれども、これを踏まえまして、進めてまいります。
それでは、まず、二元代表制の観点からの諮問機関への議員参加について御協議いただければと思います。
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○飯野 委員 私どもとしては、原則として、参加については全て外すべき、ただし、法律で規定のあるものについては除いていくというふうに考えております。
やはり行政の活動に議会が関与するというのは、事前審査に近いものがありますから、そういう意味では適切ではないのではないかと。また、チェック機関としての役割が十分に果たせないんじゃないかと考えております。
その代替として、諮問機関の開催に関する通知及び当日配付される資料については、行政において私ども議員に配付するですとか、また傍聴については、希望する議員については、特段の配慮をするか、もしくは傍聴席全体を現状よりもふやすというのが必要になってくるということを求めているという考えでおります。
ちなみに、「議員・職員のための議会運営の実際」という本がありまして、その14巻と18巻で、やはり審議会の委員の参加については余り適切ではないという趣旨の記載がありますので、私はそういう意味で、法律で規定されているもの以外は必要ないんじゃないかなと考えております。
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○池田 委員長 今、飯野委員から全体的な御意見として、法で規定するもの以外は全て外すべきであるという考え方、そのかわりとして今後のチェック機能としての議員への資料配付と、あと傍聴席をふやすという現実的な話ですね。その後の対応ということで、全体的なお話をいただきました。
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○飯野 委員 もしよろしければ、「議員・職員のための議会運営の実際」のコピーを参考として配付できればと思います。
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○池田 委員長 いかがでしょうか。今、飯野委員から参考資料として配付したいということで、コピーして配付することでよろしいでしょうか。
それでは、資料の準備などのため、暫時休憩いたします。
(11時14分休憩 11時28分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
先ほど飯野委員からの資料をいただきまして、それを踏まえて進めてまいりますが、あくまでも今議論しているのは、この二元代表制の観点からの諮問機関への議員参加について、全体的な考え方についてどうかということで進めているところですが、ほかの委員の方の御意見ございましたらお願いします。
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○山田 委員 今まで、例えば人数オーバーしていたのはいいんですけれども、なぜ議会から議員を審議会に入れていたのか、何かそういう経緯というのはわかりますでしょうか。
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○石川[寿] 委員 市民の代表という観点から送り出しているんじゃないですか。
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○池田 委員長 暫時休憩いたします。
(11時30分休憩 11時32分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
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○山田 委員 例えば私、総務常任委員長として総合計画審議会に出ています。やっぱり私が発言しようとすると、結局また議会でということもあるんで、その場での発言がしにくいのと、発言した場合、発言が後でどういう影響が出てくるかという点で、ちょっと慎重にならざるを得ない部分があって、そういう意味では、議案関連については、確かに、非常に発言そのものがナーバスになります。
ただ、過去とはちょっと違う観点から言うと、そこに出ている議員がある程度、今審議会の状況等を議会の立場で何か代表しているんであれば、それもありかなという気はしないでもないんです。というのは、さっきの懇談会とか、議論の場という話をしましたけれども、例えば、総合計画審議会でこういうことが今議論になっていますとか、議員の皆さんからいろんな御意見があって、その場でもっと反映させたいんですけどというような投げかけの場というのがもしあればですね、議員がいてもいいのかなと。個人の意見じゃなくて、議会として多くの意見を吸い上げた上で出るというんであればいいのかなと。
最後は、結局は議決するわけですから、その場でもう一度いろいろたたくんだろうと思うんですが、最後の議会の議決プロセスの中で、結局、何かちゃぶ台返しみたいなことになっちゃうと、一体何なのというような話になる危険性もあるんじゃないかなと思うんで、そういう観点から言えば、少しずつ報告させることで、それが解決するんだったら、それは常任委員会の報告をきちっとやれということで済むと思うんですけども、ほかの案件を含めて、議会4回のたびごとにやる以外に、もう少し細かい話もあるかもしれないんで、何か違うやり方がそこに入るんであれば、議員が出てもいいのかなと思いますけども、現状のままだったら、余り審議会には行かないほうがひょっとしたらいいのかなと。そのように意見としては思っています。
ただ、別の議論する場というのがもしあるんであれば、早く議会の考え方というものを執行部側に伝えるということも、計画策定の期間、リードタイムを短くする意味では、やはり議会の協力というのもある程度したほうがいいんじゃないかな。常任委員会に付託するんだったらそれでもいいし、常任委員会でなかなか解決していないものから議員代表を送り込んで、その議員にある程度意見を集約して発言してもらうとか、そういう仕組みをつくるのも一つの手かなというふうには思っています。
ただ、現状どおりであれば、飯野委員がおっしゃったような整理でもいいのかもしれない。ごめんなさいね、いろんなことを言っちゃって。回りくどい話になっちゃったかもしれないですけど。
さっき、休憩中に、いろんな議員が多く出られたというのも、やはり審議時間を少し短くしようとかいうことがあったんだろうと。それはそれで必要だったのかもしれませんので、その必要性のところもちょっと加味した上での議論というのは、やっぱり要るのかもしれないなと思いました。
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○池田 委員長 今、山田委員から、議論を進めていくために、別の場があれば、今までと違う手法があればというような御意見だったと思うんですが、なければ現状どおり、飯野委員と同じような考え方だということでの御意見だったと思いますが、いかがでしょうか。
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○石川[敦] 委員 神奈川ネットとして基本的には飯野委員のおっしゃったことと同じです。
今、山田委員のおっしゃられていたことを考えてみると、審議会で議会の意見を集約して代表が述べるということは、その事前の審査をかなりやらないといけない。それは議会じゃない場での審査をするというのは、ちょっとどうなんだろうかと。やはり議会というところが唯一公の場であるというふうに私たちは考えているので、審議会の中で議論されたものを議案として承って、それに対して意見を述べるということのほうが情報公開、公開性の問題ではしかるべき形であるというふうに考えますので、やはり、飯野委員の資料にも載っていますけど、市長部局の議案をつくるための附属機関としての審議会、そこで委員の皆さんが議論されて、それを議会にお持ちいただいて、提案していただいて、それを本格的な審議をして、最終採決をするということが好ましいので、法律で決まっているものはいたし方ないとしても、ほかのものに関しては、できるだけ一般の市民の皆さんの市民参画というところを主にすべきであるというふうに考えます。
今回は、先ほどの議会基本条例の骨子の目的の中にもありましたけど、二元代表制を明確に打ち出すということが非常に重要な時代でもありますし、その中で使っている市民参画というのは、議員を想定しているとは思えないので、やはりもっとより広く市民の方に参画する場を広げるべきと考えます。
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○山田 委員 ちょっと補足になりますけど、アンダーグラウンドでやるとかという話じゃなくて、例えば、政策法務研究会という話が、今非公式な場でなっていますけど、ああいうのを公式化する、例えばですね。公式化して、実は総合計画審議会に今こういうことが話し合われていますと、それについて、あるいは条例に位置づけてですよ。そういう条例に位置づけられた機関で、今はこういう話になっていますというプロセスを想定しています。何かざっくばらんに皆から意見を聞いてという、そういう非公式な話ではない。公式化されたものが、できるんであれば、その場でやるということも一つの手かなと。そこから議員を派遣するということも一つの手かなというふうに思ったということです。
だから、常任委員会機能としてやっても別にそれは構わないし、例えば、総合計画審議会を総務常任委員会のいわゆる報告等いわゆる討論というものをセットにして、そこで常任委員長が、いや実は常任委員会でこういうことが話し合われて、こういうことについては盛り込むべきだという意見が出ていましたよということを審議会の委員の皆様の前に報告する。そういうことをすれば、少し回りが早くなるのかなというふうに思ったということです。あくまでも非公式な場でやるということは、想定はしていません。ちょっとそこは補足で申し上げます。
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○石川[寿] 委員 そういうのも一つの手法かなと思うんですけど、やっぱり傍聴をする、何か客観的なんですね。意見を述べるというと、やっぱりさっき石川敦子委員が言いましたけど、やっぱり事前の審査をその常任委員会なりで練っておかないと。個人の意見ではないですからね。そうすると時間もかかるし、原局も大変かなというのがあります。
だから、傍聴という形もあるわけですから、そこに常任委員会のメンバーが順番でもいいですから聞いて、それを報告して、事前に練っておこうよという形もとれるかなと。ただ、わざわざそこのメンバーにならなきゃいけないということではないかなという気がします。
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○池田 委員長 いかがでしょうか。山田委員の言われたような、傍聴という形で、参加して、情報を得るということは可能ではないかという御意見がございました。
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○高野 委員 審議会のいわゆる議会選出というのは、議会を代表しているんですか、していないんですか。私はしていないと思っているんです。議会の中から市民参画の一環として選挙で選ばれた市民代表の誰かが議員として議会から出ているというだけであって、議会としての代表ではないと私は思っているんです。
でも実際は、さっき山田委員の言われたような面があるから、難しさはあるんですけど、だから、この野村先生の本にも「正確に議会を代表して委員に就任していると自認している議員は少ないと思われます」と、ちょっとこれも少し含みがある物の言い方ですが、本会議の議決に基づいて行うよりも、先例や議運決定により行っているのが多いとか、あくまで市民参加の一環として、一般のいろんな関係のある市民とともに、市民から正式に選挙で選ばれている市民代表の1人、その1人をどういうふうに送るか、議会で何か調整すると今もやっているわけですけど、そういう位置づけなんですね。だから議会は代表していないんですよね。現時点においてもね。そういうことなのかなというふうにちょっと思うものですから。
ただ、実際はそうじゃない、そうは映っているか映っていないかという問題はさっき山田委員、総務常任委員長の立場で出られたというお話もあるんだけど、議会は代表していないですね。本当はね。というのを確認したいだけなんです。
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○山田 委員 現状は議会を代表しているとは思えないですね。委員の一人として発言する。ただ、おもんぱかった話をしているところありますよ。議員であるということをおもんぱかった話もあるので、そのあたりが後の審議のところに少し邪魔するかなという思いはありますけども、代表しているとは思わない。だから、代表してという話であれは、さっきの私が述べたような話になっちゃうので、そこはもうややこしいねという話であれば、代表していないということを前提に議論するということも一つの考え方としてはあるのかもしれない。あとその辺ははっきりしなきゃいけないと思います。
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○安川 委員 うちも、飯野委員や石川委員が言ったように、法律で規定されているもの以外に関しては、やっぱり諮問機関へ委員が参加する必要はないんじゃないかと。その分、傍聴などを利用して聞くということのほうが、やっぱり市民参画の一環としては、住民の代表ということで、市民の方に出ていただいたほうがいいんじゃないかと思うんですけど。
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○池田 委員長 今お話を聞いていると、方向性としては大体同じような考え方を持っているような感じだと思われますが。
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○前川 委員 各派代表者会議でも私はちょっとそこの点に関しては発言しているつもりでいるんですけれども、全部の審議会を経験しているわけではない中で、以前にも申し上げましたけど、市有財産評価審査会にも入っておりましたので、今は緑政審議会ですけれども、市有財産も緑政審も経験からすると、やはり議員が入っていることでの不都合のほうがとても多い感じがしています。感覚的に申し上げて申しわけないんですけれども、市有財産の件に関しては、17年度のとき、1期生のときにですね、前も言いましたけれども、関谷の土地の問題で、土地の性質ではないと言っているのに、価格の問題だと言っているのに、しきりに性質の問題まで追及されて、後々までも大変嫌な経験をさせていただいています。あのときにも、本当に市有財産に関しては議員が入っているべきではないというふうに思っていましたので、そういう経過もあったし、この話は出てきているというふうに思っています。
緑政審議会に関してですけれども、岡本の緑地のことをスルーしているんですね。緑政審議会では認めているところがあって、そして、岡本の問題が起きているということが実際にあります。なので、やはり非常に後々、何といったらいいんでしょうね、不一致になってくるんで、やはりそこに議員がいるということは難しいと思います。
さっき、山田委員がおっしゃっていることは、私、何かよくわかるなという気はします。立場が変わってそうかなというふうに思うんですが、何といってもその二つの経験に関してでも、審議会にいることは難しいと思います、協議会ではないので。というふうに思っていますので、この考え方でいいと思います。
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○納所 副委員長 諮問機関に議員が参加していると、それが議会を代表しようがしまいが、そこでの議論が、議会の場での議論も同じように方向性が事前に決まっていってしまうという思いがいたします。となると、執行部側としてはやりやすいわけですよね。議会の前に審議会、諮問機関のところで議論の方向性が決まっていて、そこに議員が参加しているということは、かえって議会を代表している議員がそこに参画をしていると、議会の議論の方向性があらかじめ決まってしまうと。執行部側がやりやすい方向に動いてしまうという弊害も考えなければいけないと思うんですね。
ですから、まず諮問機関、附属機関の答申を受けて、市長としての政策を提案してから、議会として議論するのが本来のあり方であるわけです。
その策定過程の関与というのは、今回議会のあり方でも議論したように、策定過程にいろいろな形で報告を受けるということで、議会はその情報をきちっとつかんで、政策等とすり合わせて議論していくのが本来のあり方だと思うんですね。
ですから、諮問機関は長の附属機関ですから、これは長の政策づくりの機関であると。ですから、首長の政策をチェックするべき立場の議員が附属機関の委員につくということは、当然二元代表制の地方議会の役割と矛盾をしてしまうということを強く感じます。今、前川委員から具体例がありましたように。ということで、法定以外のものというのは参加しないほうが、これは議会のあり方としては、本来のあり方ではないかなというように考えております。
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○高野 委員 この問題を会派内で率直に議論しまして、私もかなり意見は述べたんですが、これまで、要は議員がどういう形で、行政の政策形成過程に影響力を及ぼすのかということにおいて、これまでは、さっき休憩中のことだから申し上げないけれども、行政側の立場からも、またある意味、議会側の立場からも、長の附属機関の審議会に委員が入って、議会を代表していないと思いますけど、あくまで市民代表の一人として入って、必要な意見を述べるということで、ある意味、円滑に進んでいたという面があったことは、それは事実だと思います、これまで。
それは全面否定するわけではないものの、皆さんの議論もありましたように、議会というのは何ぞやということが問われている中で、やはり市長とは別に市民から選出をされているわけですから、やはりそこの中に入って意見を言って、政策に反映させるというやり方は、やはり二元代表制の本来のやり方ではないと。だから、議会は議会の中できちんと行政を、政策形成過程も含めて律していくということにしていくことが今求められている時代になってきたのではないかというふうに思います。
したがって、議員が審議会から法定以外のところからは辞退するということがやはり必要だと考えますが、そのことが政策形成過程に議員が物を言う機会の減少になってはならないと思います。
だから、先ほども飯野委員からも出ましたように、これは対象となる審議会の性格によりますから一律には言いませんが、例えば、名誉市民選考委員会だとか、消防表彰審査委員会だとか、こういうものについて一々委員会に報告する必要はないと思いますが、例えば、生活環境整備審議会であるとか、廃棄物減量化及び資源化推進審議会であるとか、そういう極めて市民生活に密着した重要政策と考えられるものについては、今もちゃんとやっているからいいじゃないかということではなくて、毎回毎回かどうかは別として、より精度を高く、きちんと委員会に報告をして、そこでの審議をきちんと審議会に反映させていくと。市民代表が言っていることなんだから当たり前ですね、それは。そういうことを担保した上で、皆さんが言われているように、法令に定めるものを除いて委員に就任することは辞退すると。これはやはり議会の機能強化になるということですから、そういう観点から、そういうふうにすべきだというふうな結論に、議論した結果、至ったということです。
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○池田 委員長 全体的な考え方、納所副委員長からもまとめていただいたんですが、基本的に市民機関という性質、これは市が政策をつくっていく過程であるということ、その中に、全体的な皆さんの考え方として、その政策過程へ入っていくということが余り好ましくないといいますか、法定以外は辞退すべきではないかという御意見だと思います。
これについて、二元代表制の観点からの諮問機関等への議員参加についての全体的な考え方を今まで伺ってまいりまして、当初事務局のほうで示したA・B・C、これは具体性のあるところで論点を整理してあるわけですが、これを再度確認の意味で進めておきたいと思うんですが、皆さんの考えで言えば、Aの法律により議員参加が必要とされている諮問機関への参加、これについては参加すべきであるという御意見が皆さんの御意見として一致しているということで確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認します。
それから、B・Cについては、審議事項が議案として議会に提出されることである諮問機関への参加の是非、これについては、ここで言う総合計画審議会とか、住居表示あるいは市有財産、名誉市民等ですので、これについては、皆さん今までの御意見の中で、この政策過程へ入るべきではないという考え方で一致しているということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
その点についても確認させていただきました。
次にCの部分、ABの諮問機関以外の参加、これについても、先ほどの皆さんの御意見で、参加すべきではないという御意見で確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
そうしますと、このA・B・Cについては、確認ができました。
次の2番の審議経過の担当常任委員会への適時の報告なんですけど、これについては、時間の関係で午後に協議いただければと思います。御検討いただきたいと思います。
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○高野 委員 ちょっと確認ですけど、Aのところの人数は、これはもう決まったんでしょうね。見直しの人数は決まったと。あと、誰が出るかもこれは、ここに書いてあることを前提に、そこをいじるということは、委ねられていないという理解でいいんですかね、Aの法定等については。国民健康保険運営協議会はちょっと今確認中でしょうけど、そこだけ何か変わっているのが何かあるように思ったので。
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○池田 委員長 暫時休憩いたします。
(11時58分休憩 11時59分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
高野委員からいただいた御質問については、今回の諮問の内容については、二元代表制の観点から諮問機関への議員が参加するかしないか、これについての諮問を受けておりますので、その点について、先ほどのA・B・Cのとおり、一応確認ができたということでございます。誰が出るのかまでは、諮問を特に受けていないということでございます。
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○高野 委員 わかりました。
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○池田 委員長 それでは、休憩して、午後、次の2番のほうですね。審議経過の担当常任委員会への適宜の報告について進めてまいりたいと思います。
ここで暫時休憩いたします。
(12時00分休憩 13時30分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
諮問機関に関する協議に入る前に、机上に、午前中審議いただきました、議会基本条例の骨子ですね、これはB・Cの位置づけについてと、あともう一つ、議会運営に関する諮問、第9回答申についての先ほどの協議いただいた内容を盛り込んだものを配付してございます。まず、その点について御確認をお願いします。
まず、事務局から報告を願います。
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○事務局 それでは、骨子のB・Cの目的(趣旨)の部分を朗読いたします。住民自治を基本に後に、括弧書きで「に基づく」というところの表現を加えています。また最後に、※印として、「位置づけについては、条例をつくることとなった際に整理することとする」という一文を加えています。
また答申案に戻りまして、2番の「議員立法など政策立案機能の強化について」の中ですが、1行目で山田委員の指摘を受けまして、「市民から多様な意見を聴取する場を設けることにより、行政の課題の抽出に努めると同時に」という形に、また「合意形成のための懇談の場」を「合意形成のための議論の場」に修正しております。
次に、3番の「監視・牽制機能の強化」については、「総合計画の策定過程」を「基本構想・基本計画の策定過程」とより具体的な表現に、また本文部分の(1)の2行目で、義務づけが廃止される基本構想の後の「(鎌倉市総合計画)」という言葉を削除しています。
また(1)の最後で、「なお、議会基本条例の制定の有無を問わず、検討に際しては、執行部側の検討状況を随時踏まえるものとする」という一文を削除しています。
続きまして(3)の予算、決算の審査について、こちらで補正予算のやり方について、もう既に実施済みであるという表現を入れるということになりましたので、7行目以降の「より監視機能を高める審査を行っていく」の後に括弧書きで「平成23年6月定例会から実施済み」という言葉を加えています。
次に、4番の「議会基本条例の制定」についてですが、「議会の根本となる事項」という表現を、「議会の根幹に関わる事項」という表現に修正しました。最後に、(2)議員定数というところで、一番最後の部分で、議員定数の議会基本条例での規定の仕方についての一文を削除しています。
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○池田 委員長 まず骨子のほうですが、この内容でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
続きまして、この諮問の答申ですね。これについても事務局から説明いただきましたが、このとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
そのように確認いたします。
それでは、先ほど途中まで議論が進んでいました諮問機関の関係の協議に移ります。資料の2番目の審議経過の担当常任委員会への適時の報告について、御協議をいただければと思います。
こちらは先ほどフローの1番、これについては、二元代表制の観点からの諮問機関等への議員参加について議論いただきまして、A・B・Cそれぞれ取り扱いを確認しました。
その次の、諮問機関への議員の参加について法定以外のものについて参加しないことが確認されましたが、それに対して審議結果等の常任委員会等への報告、その辺をどのように執行部側に求めていくかということだと思いますが、その辺のところを御協議いただければと思います。
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○事務局 その前に、1点、宿題をいただいていました、一覧表の7番目の国民健康保険運営協議会の被保険者の公益代表の関係なんですけども、原局にを確認したところ、法令等で公益代表の規定がある中で、当然議員でなければいけないというような規定はないということを確認しています。
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○池田 委員長 ただいまの事務局の報告について、確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
戻りまして、2番の審議経過の担当常任委員会への適時の報告ということで、ここに書いてあるとおりですが、Aとして、議会運営等についての答申では諮問機関等を各種審議会における審議経過の担当常任委員会への適時報告を求めるとの項目がございます。それから、Bとして、総合計画審議会に関する報告としては、6月定例会において可決された総合計画条例において、策定過程における報告が規定されております。
それから、Cとして、現在でも諮問機関における審議経過については、原局から一定の報告が現状としてはなされているという、これらの状況を踏まえて、今後の報告のあり方について御協議いただくことになりますが、いかがでしょうか。
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○山田 委員 審議会の開催ピッチと、議会の開催ピッチを合わせないと、実質的には意味がない報告がされる可能性も出てくると思うんですね。そうすると、常任委員会でということになると、その常任委員会の開き方といいましょうか、持ち方というのが工夫が要るんじゃないかなというふうに思うんですけど。年4回の開催で報告を求めて、1年間で審議会を終わらさなきゃいけないような審議内容であれば、ちょっと4回でいいかどうか、ちょっと長過ぎるという気がしますし、そのあたり、ちょっと工夫が必要だなというふうに思うんですけど、いかがでしょうかね。
もっと言えば、審議会が行われたら即報告させるという、そのぐらいの話で聞いていたんですけど、私は。そんなにいいよという話ですかね。ちょっとそこらあたりが皆さんの感覚とずれていれば、むしろ、そのあたりは修正しないといけないんですけど。
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○池田 委員長 いかがでしょうか。あと、冒頭で飯野委員からのお話があったのは、全体的な中で、当日の資料を議員配付とか、もう一つ、傍聴席をふやすとか、そういった物理的な整備ということも一つの案として先ほどありました。
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○飯野 委員 私も冒頭で言いましたように、委員会をその都度開くというのは、当然委員会の合意があるとか、そういうのがあれば、委員会ごとに任せていいんじゃないでしょうか。
ただ、少なくとも傍聴できるように、事前に各所管の委員会に対して通知をしっかりしていただくですとか、あと当日配付される資料については事前に配付をしてもらって、その中で、もらって読んでいる中でわからないことがあったら、それぞれの委員が原局に聞いたり、傍聴するのもいいですし、毎回毎回開くというのも、行政に対する負担がふえ過ぎちゃうかなという気がしないでもないんで。私たちはそういう方法でいいんじゃないかなと。あとは、議員が傍聴をできるようにするということで、当然、議員が傍聴して市民の人たちが傍聴できなくなっちゃうのは困るので、市民の皆さんの傍聴については確保しつつ、議員が行ったときは、どこか隅のほうでも、椅子があれば聞けるわけですから、そういうふうにしていけばいいんじゃないかなというふうに私は思います。
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○池田 委員長 先ほど、資料は事前に配付ということですが、当初は審議会の後、資料配付と言われた気がするんですけど。事後とは言っていなかったですかね。配付は事前のほうがいいということですか。
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○飯野 委員 当然、開催の時期の配付と、配付の時期がずれると思うんですけど、できれば事前のほうが、内容がわかったら、これはちょっと聞いておかなきゃいけないとか、皆さん判断できると思うので。
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○山田 委員 飯野委員がおっしゃったのはもっともな話なんだけど、委員の中で情報のアンバランスができちゃったらまずいなというところをどう整理するのかなと。傍聴をみんな聞きに行けという強制力は働かないし、ちょっと委員同士が持っている情報量と、あと委員間でのいろんな議論をする場というものをやっぱりどこかで頭に入れ、それはだから定例会だけでそれがカバーできるというものであれば、それはそれでもいいんじゃないかなと思うんですけど。もっとピッチが狭いものがあるんじゃないかなと思って。それだけに委ねるのもどうかなという感じはあるんですけど。それでできれば一番いいんですけどね、全員が傍聴に行って、全員が同一の資料を見て審議経過を聞いて、あとは原局からの説明は要りませんという、そういう状況になれば、確かに委員会を一々開かなくてもいいなという気がします。しかし、そこも強制力の問題で、どうなのかなと思いますが。
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○納所 副委員長 審議会の傍聴については、平成22年10月の第7回答申ですね、高野委員が委員長だったときなんですけれども、「現状どおり、傍聴を希望する審議会というのは、その審議会等の傍聴に関する規定に基づいて申し込む」ということで、現状どおりということが確認をされているんですけれども、ただ、その審議会がいつ開かれるという情報は、周知していただければというふうに思うわけでございます。
ただ、その後の報告ですね、審議会の内容についての報告はどういう形で求めるか、それが定例会ごとということになりますと、少しインターバルがあき過ぎるという嫌いがあるということですので、その辺については、議会側からどのように執行部側に求めるのかということを議論していかなければいけないと思います。
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○池田 委員長 先ほどから定例会での常任委員会、年4回では、審議会等の情報のバランスといいますか、悪いということで、その間をどうするかということで議論いただいていると思いますが、ほかに御意見ございますでしょうか。
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○高野 委員 お話がありましたように、広報とかホームページを見れば載っているんですけど、議会選出を出していたところについては、確かに御案内いただけるとありがたいなと。
あと傍聴については、前もたしかそういう議論がありましたね、副委員長おっしゃったように。そのときの議論、私が委員長でしたから自分の意見は何も言っていませんけれども、当時は。市民と議員を分けるというのはなかなか難しいという議論がされたような気がいたします。たしか人数を出しましたね。何とかの審議会のときは何人だとか。だから、なかなか現実的に難しいのかなという議論を、たしか2年前にした気がしますから、私はもちろん傍聴へ行って聞くということも、そういった案内していただいて、市民として行くというのかな、その場合は。議員でもあり市民でもあるという立場で行くんですけど、やっぱりきちんと正規に一回報告するというのが大事かと思います。
その場合に、今議論になっていますように、行政は負担の問題もあるので、原則はやはり定例会だと思います。ただし、総合計画審議会、これはずっとやっているじゃなくて時限的なものですよね。今回その時期になってくるわけですけど。そういう場合、どれぐらい開かれるのか知りませんけど、もしそれが少しさっき言ったタイムラグで話があるなら総務常任委員会なら総務常任委員会でやる場合であれば、例えば協議会を開くとか、そこはさっき飯野委員が言っていましたが、委員会で判断する裁量を持たせて、正規の委員会じゃありませんけど、そういう形も含めてやったらいいのではないのかなと。
ただ、現実的には、審議会も月に一遍だとか、毎回の中身が、積み重ねていて、どこかのところで節目になるというのが大体パターンでしょうから。それぞれの性質にもよるから、一概に言えないですけど。定例会が年4回ですから、この間みたいに生環審とか減量審とか、ああいうことになると、ちょっと問題が出てくると思いますが、ああいう特殊なというのかな、ある意味、かなりなタイムスケジュールでやるような問題になれば定例会では間に合わないから、協議会とかそういうところでカバーしながら、定例会できちんと議会として取り扱うというような形でやらないと、多分ちょっと負担の問題が出てくるのかなと。
だから、行政にとっては、撤退するのはきついんですよ、これは。でも、それでいいんです。それで二元代表制なんだから。ただ、そうは言いながらも、あんまり負担させてばっかりいてはいけないから、定例会を基本にしながらそういう形で少しカバーするということかなというふうに思います。
ちょっと審議会によって大分違うので何とも言えないんですけど、そこを行政側にも御検討いただきたいなと思います。例えば緑政審議会とか、どういうふうにやっているのか私もよくわからないんだけど。
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○納所 副委員長 もしわかったら教えてほしいんですが、各審議会というのは、議事録の作成が義務づけられていますか。それから、議事録は大体どれぐらいの期間の後につくられるのか。例えば、そういった審議内容、途中経過の報告を受けるに当たって、報告の結果だけを見て、その議論の過程がわからないというところがあるんですね。その際、公開された議事録というのは非常に重要なものになると思うんですけれども、そういった、審議会というのは、議事録が義務づけられているのか、それから、あとは経験的に審議会終了後、どれぐらいで議事録等が作成されるのかという、その流れがもしわかったら、事務局のほうでお教えていただきたいんですけれど、いかがでしょうか。
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○事務局 全てのものに関しての確認はできていないんですけど、基本的には、要点筆記ですとか、全文筆記などスタイルの扱いの違いはあるかもしれませんけど、議事録というのは、一定程度作成しているというふうに思われますし、また、終了後どれぐらいでできるかということは、ただいま事務局内で確認しましたが、1カ月程度、もしくはそれ以上ぐらいはかかるんじゃないかということで確認しております。
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○納所 副委員長 そうすると、例えば、いついつ審議会が開かれますと議会でも周知された段階で、それは関心のある議員がそれぞれの立場で傍聴を申し込めばいいと思うんですけれども、それを報告するに当たっても、原局のほうでもそれなりの時間がかかると思いますので、議事録公開というのが一つのポイントになると思うんですね。
それが、定例会等で合うんだったら、常任委員会の報告事項として上げてもらえればいいし、また、その内容によっては、事前にどういう審議会が開かれる、どういう内容で行われるというのがわかっていれば、逆に、各常任委員のほうで協議会の開催等で報告を求めていくというように、それぞれ適時に報告を求めていくということでよろしいのかなとは思うんですけれど。
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○池田 委員長 今、納所副委員長から御意見いただきましたけども、先ほど高野委員からも、定例会の途中で審議会ごとにやるというのは、非常に執行部側への負担をふやしてしまうと。そういうものも解決するためにというんですか、納所副委員長からは、審議会の議事録ですか、それを確認するということで、随時必要があれば委員会を開いて報告を受けるということですけども。あと、先ほど飯野委員からも事前の資料の配付、それによってもある程度の内容の把握というのができるということだと思いますが、いかがでしょうか。
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○山田 委員 例えば総合計画審議会に今出ていますけど、議事録は多分次回まで公表はされないんじゃないかと思うんですけど、つくられているでしょうけれども、次回。防災会議もそうです。1回目やって、2回目のときに前回の議事録はこうでしたという言い方でしたので、その会議のインターバルによって、多分それが、先ほど皆さんおっしゃったような1カ月ぐらいだろうなとは思いつつ、そういうタイミングで会議はやっていくんじゃないかなと思っています。
それが一つと、あともう一つは、我々に報告というふうになるんですけども、これはあくまで審議会というのは市長部局の政策をつくるために必要なことなんで、その報告を聞いたときに、「ふーん」といって終わるだけなんですよね。それに対して、「いや、これはこうじゃないの、ああじゃないの」という議論はないんですよね、原則。こうすべきじゃないのという意見を言うのは最後なんですよね。
我々の報告の受け方、持ち方というのは、当然議員選出がだめだと言っているわけですが、その前に茶々を入れると言ったら何ですが、そういうことを除こうという話でもあるんだから、言われっぱなしで「ふーん」といって終わるのがこの報告という位置づけでいいんですか。それともまた何か踏み込んだ話というのは想定しているかどうか、ちょっとそこも後でもいいんですけど、ちょっと議論しておきたいなと思うんですけど。
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○納所 副委員長 当然、政策を策定する過程への関与というのは、報告を受ける、本番はやはり、それが例えば議案として出てきた場合、もしくは議論すべき課題として条例等でなってきた場合に、その経過に基づいて議会の場で議論をしていく、もしくは執行部側の見解等をただしていくということが私たちの姿勢であると思うんですね。
ですから、極端に言えば、報告を受けるだけ、もしくは当然そこに対して意見等は申し上げるでしょうけれども、その後の審議会の議論の方向性を、無理やり角度をつけるというようなやり方は、ちょっと過度に過ぎる嫌いもあるかなというケースも考えられると思います。ただ、議会が関心を持っている事柄はこういうことなんだということは、その報告を受ける中での意見等で知らしめておく必要があるかと思います。
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○高野 委員 今の点、重要だと思います。私もさっき、議会選出を、法定以外は撤退するという意味なんですけどね、これは意見を言わないから撤退するんじゃないんですよ。意見を言う場は議会であるということです。そこに入るのではなくて、今入っているわけでしょう。議会を代表しているのかしていないのかよくわからないで、していないと私は思っていますけど、議員が入って事実上、反映させているわけですよ、いろんな審議会で。ただ、どのぐらい反映させるか、その議員の力量とかにもよるからね。あの人はすごく存在感のある人と、いやなかなか、さっきの総合計画審議会のように立場上難しいというのと、いろんなことがありますけど。私も、さっきの市有財産はいろいろ私も経験をしました。うーんということも含めてですね。
ただ、当然意見は言っていいと思います。ただ、それはもちろん何の拘束力もないです。拘束力はないけど、しかし、最終的には議会に出てくるわけですから、審議会の内容とか、一定まとまったものが議案になる場合ですね。当然その過程に議会はこういうふうな意見を持っているということの反映を別にさせるというシステマチックなものじゃないにしても、そういうものは納所副委員長言ったようにあると思います。代表機関なんですから、代表機関の中でこういう議論をされているということは、逆にそういう市長の政策形成過程に反映させるというやりとりの中で最後出てきて、こちらが判断するというプロセスだと思いますから、そこに議員が、審議会に参加した中で、何かよくわからない立場でやるんじゃなくて、議会という場でちゃんとやるという、ある意味すっきりさせるということだろうと思いますから、あんまりこの点での過度な遠慮は要らないと思いますね。
ただ、もちろんさっき納所副委員長が言われたように、何か無理やりそっちの方向に持ってくるだとか、そういう権限はありませんから、あくまでそれぞれの市民代表の1人である議員から出た意見を役所としてはよく参考にしてもらって、政策形成過程に生かしてもらうというスタンスでの意見反映じゃないかなと思いますね。でなかったら、報告を受けている意味もないしね。何もしないんだったらね。
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○池田 委員長 いかがでしょうか。山田委員から、意見については、議会としてちゃんと意見を述べて、ただ、納所副委員長が言われたように、審議会の方向性を変えるほどの過度なことじゃなくて、議会としての考えをちゃんと示していくということですね。
今、単語的にまとめている段階ですけれども、開催の周知、それから資料の事前配付、それから議員傍聴の配慮、それから結果報告の時期については、正式の場で、高野委員も言われました定例会で行うと。その間については、先ほど意見がありました議事録あるいは報告書等で、必要な場合は傍聴に入ると。その経過を見ながらですね。そういった内容だと思うんですが。
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○納所 副委員長 資料の事前配付というので、ちょっとひっかかるところもあるんですよね。というのは、審議会でも当日配付というケースも結構あると思うんですよ、資料に関しては。それが、例えば事前に各審議会委員に配付をしておいて、持ち寄っていただくというようなやり方の場合はいいと思うんですけれども、当日公表すべきものというのもあると思うので、ある程度配慮して、可能な限りであるとか、可能なものに関して資料の事前配付を求めていくことは大事なことだと思うんですけどね。あとは当日の審議日程といいますか、審議内容というか、そういったものを周知していただくということも大事じゃないかなと思いますね。
また、議員傍聴の配慮と3番目にあるけれども、これはあくまでも一般市民と同じように申し込むということが第7回の答申で確認されているんで、それに関してはちょっと表現を気をつけたほうがいいかもしれないですね。
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○飯野 委員 まず、事前配付については、当然当日配るものもあるので、それはできる範囲で、事前に配っているものは事前配付。もし事後に配ったものがあれば、それに合わせると。議員傍聴の配慮は、以前の議論の経過、私も覚えています。ただ、今回撤退するということに当たって、何らかの形で、例えば傍聴席が5席しかないのに議員が7人来ていたら2人入れないですよね。しかも市民が入れなくなっちゃう。それは議員だから特別というんじゃなければ、例えば傍聴席をふやすですとか、そういう配慮はぜひ行政側にはしてほしいと思います。議員だから入れるとかじゃなくて、傍聴席全体をふやすとか、そういう考え方でいかがでしょうか。
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○納所 副委員長 非常に大事な意見だと思います。ですので、資料に関しては、事前・事後の配付といいますかね、事前だけじゃなくて、終わった後の事後という言葉を入れておくと、ちょっと表現は難しいけど、意図するところは入るのかなと思っています。
それから、議員傍聴の配慮というよりも傍聴席増加への配慮といいますか、そのほうがいいのかなとは思います。
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○飯野 委員 傍聴席については、私も審議会を傍聴したこともありますけど、机を置いているから人数を限っているとか、5人しか入れないということはないと思うんですよ。詰めれば入れますし、机がないと困りますからみたいな感じのことを理由にされる場合があるんで、そこはちょっと行政側も今回、議会の意思を示したわけですから、逆に議員側から傍聴が出る可能性があるので、その中で、議員が傍聴に入って市民が入れないというふうにはならないように、そこの増加については行政にちゃんと工夫していただいて、なるべく入れるようにしてほしいなと。それはちゃんと議会として言わなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。
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○池田 委員長 7回の答申とは状況が変わったという面も含めてということでしょうか。
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○飯野 委員 議員だから特別というのは、確かに答申もあるので、それはなしにして、ただ数がやっぱりふえる。そうしないと、例えば7人の議員が傍聴に行ったけれども、5席しかなくて、聞けなかった2人はどうするのという問題もありますし、逆に、議員が全部に入れば市民が入れなくなっちゃうというのもナンセンスな話ですから、そこは審議会から原則撤退する以上は、行政がしっかりその辺は配慮してもらわないといけないかなという感じです。
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○吉岡 委員 今は審議会に入っていることでのあれなんですけど、初めから審議会に議員が入っていない、結構大事なものってあるんですよね。大体もうでき上がってから、本当に直前の報告しかないというのもあって、だから、高齢者とか障害者なんかも結構大事な中身を審議しているんですけど、そういうのも、私はできれば資料が欲しいなといつも思いながら、なるべく事前に直接行って話はしてきたりはしていますけどね。今は審議会の撤退の中ですけど、全体としてはそういうことも含めて配慮していただければなと思いますけど。
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○池田 委員長 今までの意見、先ほどちょっと漏れた部分もありますけど、再度読み上げますと、1番目として、開催の周知をしてといくということ。それから、2番目として資料の事前だけでなくて、当日配付や事後の配付をお願いしたいということ。それから、3番目として、傍聴席の増加の配慮してほしいということ。そして、次に結果報告の時期、基本は定例会ですが、先ほど高野委員も言われたように、必要に応じて協議会を開催すると。それから結果の報告の方法としては、報告書とか議事録を御確認いただくということで、こういった内容ですが、ほかに何かございますでしょうか。
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○飯野 委員 吉岡委員の意見はいかがでしょうか。
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○吉岡 委員 実際には、委員会には報告はされるんですけど、本来だったら、なるべく傍聴にとは思うんですが、なかなか行けなかったりするので。資料はいただいたりしていますけど、そういうのも大事なことかなと思いますので、その辺もよろしくお願いします。
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○池田 委員長 他の審議会についても、資料の配付等を配慮したいということですね。他の審議会というか、いわゆる附属機関等で議員が今まで入っていなかった審議会。これまで議員が参加した審議会以外の審議会等ですね。
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○高野 委員 今の点についてですけど、結局議員が今まで出てきたのが出てこなくなるんだから、少なくともそこはきちんとしなさいよと。さっきも言ったように、消防の表彰だとか、そういうのはいいですよ、政策的なものじゃないものは省いていいんですけど。
今の吉岡委員の言っているのは、議長の諮問とはまた別の視点で、そもそも論として、今回の答申にも出ているところの関係ですよね。これはそういうふうに答申することはさっき確認されたわけだから、それを受けて各委員会で、さっきも障害者とか福祉とかいう話が出ましたけど、それは確認して、どれをというのを求めないと、それは多分負担の問題があるので、吉岡委員の言われたような点だったら、所管の委員会で頭出ししてやるとか、それぞれあるかもしれませんから、というふうにする形で補完したらいいんじゃないですかね。特に市民生活にかかわるような重要計画については、極力、形成過程でも報告したほうがいいというのは共有できますので。ただ、それを今この場で全部上げるというのは大変なので、そこの考え方を確認して各委員会でやったらいいんじゃないですかね。
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○池田 委員長 そうしますと、この6番は今回の答申には入らないということで。
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○高野 委員 この諮問機関との関係ではないですよね。
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○池田 委員長 今、高野委員が言われたように、本当に重要と思われるかどうかというのは各委員会で判断していただいて、それについて開催通知あるいは資料の配付等をお願いしていくということでよろしいでしょうか。
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○吉岡 委員 それと、今諮問機関との話をしているんですけど、いわゆる形成過程という点でいけば、もう少し発展していくというのも必要かなと思ったものですから、それは今後の論議の中でやっていただければと思います。
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○池田 委員長 そうしますと、今回の諮問に対する答申の部分では、1〜5までの内容が確認されているんですが、いかがでしょうか。これ以外、何がございますでしょうか。
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○石川[寿] 委員 開催の周知のところで、当然日程みたいなものも入ってくるということですよね。日程表みたいな、当日どういう審議をするのかという内容項目ね。そこをちょっと明記しておかないと、2番だと資料だけの要求みたいになっちゃうから、そこをちょっと盛り込んでいただきたいなと思います。
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○池田 委員長 開催とともに、その開催の趣旨といいますか、審議内容ですね。どんなものがあるかと。次第ですかね。今、審査内容ということでつけ加えていただきました。日程以外に審議内容も含めてということですね。
それでは、再度確認させていただきます。
先ほど、2番目の審議経過の担当常任委員会の適時の報告、この欄で、今後審議会へ議員が参加しなくなったことに対して、執行部側へ報告を求めていくと。そういう中で、今まとめたのは、1番目として、開催の周知、これは日程と審議内容。2番目として、資料の事前あるいは事後配付。3番目として、傍聴席増加の配慮。4番目として、結果報告の時期、これについては基本は定例会でやると。ただ、必要に応じて協議会を開催すると。5番目として、結果報告の方法としましては、報告書あるいは議事録ができた段階で報告いただくと。
また、今回の諮問とは別ですが、今後のこれまで議員が参加していない審議会についても、開催通知及び資料配付等について御配慮いただくと、ただし、これについては、別途各委員会で必要なものは裁量で整理していただくということで、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、ただいま確認されました答申内容について、正・副委員長のほうで案文をまとめる間、暫時休憩いただければと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、休憩時間は、大体45分を目安で作成したいと思いますが、再開時間は決まり次第、各控室にお知らせいたします。
それでは、ここで暫時休憩といたします。
(14時14分休憩 15時15分再開)
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○池田 委員長 再開いたします。
休憩中に答申案の案文を配付してございます。これについては、事務局から読み上げをお願いします。
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○事務局 諮問を受けた、「二元代表制の観点からの諮問機関等への議員参加について」は、従来、諮問機関等に議員が参加してきたことで、その後の議会等における審議が円滑に進んでいたという側面があるものの、諮問機関等は市長の政策形成のための機関であり、二元代表制という観点から考えた場合、そこに議員が参加することは適切ではなく、あくまでも議会という公の場で議論していくことが、本筋であると判断される。
よって、今後の各諮問機関等への議員参加については、法律により議員参加が義務づけられている、民生委員推薦会、都市計画審議会、青少年問題協議会の3機関を除き、参加しないこととすべきである。なお、従来どおり、執行部側の政策形成過程に対する監視・牽制のための機会を確保していくため、以下の諸点について配慮するよう市長に対して要望する。ただし、個人情報に関わる審議事項を除くものとする。
(1)諮問機関等の開催の周知(日程・審議内容)。(2)諮問機関等への配付資料の事前または事後の提供。(3)傍聴席の増設。(4)審議状況の報告の時期(報告については、市民生活に密着した重要な案件を対象とし、基本は定例会での報告とするが、必要に応じて協議会を開催する)。(5)審議結果の報告方法(議事録等)。また、一部委員から、これまで議員が参加してこなかった諮問機関等についても、上記事項について配慮するよう要望があった。この点については、別途各常任委員会で整理することを確認した」。
以上、確認をお願いします。
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○池田 委員長 ただいま事務局の報告のとおり確認することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたします。
ただいま御確認いただきました内容については、委員長から議長あて文書をもって答申をいたします。
以上で諮問事項の2番目「二元代表制の観点からの諮問機関等への議員参加について」の協議は、これで終了とします。
───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
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○池田 委員長 続きまして、4番目の議題に移ります。「その他」(1)当委員会の先進地視察についてを議題といたします。
まず事務局から資料の配付をお願いします。
(資 料 配 付)
内容について、事務局から説明をお願いします。
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○事務局 事前に配付させていただいた資料につきましては、雑誌「ガバナンス」の昨年の11月号になります。こちらに、兵庫家宝塚市議会ということで、前回の御意見で、本市議会と状況が似通ったところという御意見がございましたので、宝塚につきましては昨年の4月に議会基本条例を制定しまして、議会報告会の開催ですとか、自由討議など、基本的な事項を盛り込んだ内容となっております。1年経過しまして、その実施状況等について視察できればと考え、候補地として挙げさせていただきました。
また、もう1カ所につきましては、同じく兵庫県の明石市もしくは芦屋市があるんですけど、こちらは議会基本条例は策定していませんが、やはり条例の作成に向けた検討に取り組んでいるという状況がありまして、本市とそのあたりの状況と似通っているところがあります。その3カ所の中から候補地を決定していただければと思います。
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○池田 委員長 この宝塚市と、あとは明石か芦屋かどちらかということですが、いかがでしょうか。
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○飯野 委員 芦屋市と明石市は、何か具体的に何か先進的な部分はあるんでしょうか。
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○事務局 明石市議会は現在、議会の活性化の検討委員会を立ち上げておりまして、本市と同様の状況で協議を行っているところで、また明石についても、少し前に議会改革についての検討を行っておりまして、議長への答申が終わったところで、この後には特別委員会を設置して、議会基本条例の制定などについて取り組んでいくということで、先進というよりは本市と状況的に似通っている状況であるという点を踏まえまして、そちらを候補地として挙げています。
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○飯野 委員 先ほど休憩中も話していたんですけど、なかなか鎌倉市も一問一答をやっていたりですとか、インターネット中継など、非常に進んでいる部類に入ると思うんです。やっぱり視察に行くんだったら、ちゃんと先進的なところに行って学びたいというのがありまして、そういうのがなかったら行かないということも選択肢の一つとしてあってもいいんじゃないかなと考えています。
この自由討議の部分については成果が出ているというのを、これを見ているとわかるので、そこは自由討議の研究をするということではいいのかなと思うんですけれども、残りの明石市と芦屋市については、もし近隣に、何かもう少しいいところがあればと思うんですが。
私のほうでも、伊賀市議会に電話をしたんですが、23年の研究フォーラムを伊賀市議会がやっていたので、聞くとなかなか状況が進んでいない。そのときの報告からまだ1年しかたっていないので進んでいないようです。
できればもう少し、ほかのところも入ることができるような含みは残してもらえたらなと思うんですけど、いかがでしょう。
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○池田 委員長 今、飯野委員から、宝塚市は一応視察先として考えるけれども、もう1カ所については、できれば先進都市ということで、皆さんから御意見を出していただいて、最終的には正・副委員長で決めるという御意見をいただきました。
それでは、宝塚市は候補地として、もう1カ所については、来週の月曜日までに皆さんから御意見をいただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○納所 副委員長 明石市、芦屋市についても、もう少し詳細を調べて、例えば、学ぶべき点があれば、それにより候補の中に入れさせていただいて、その上で、正・副でまた協議した上で、御報告したいと思います。
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○事務局 現在の予定では8月31日まで議会運営委員会の開催はございませんので、よろしければ、いただいた御意見をもとに正・副委員長の一任という形にさせていただければと思います。
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○池田 委員長 ただいまの事務局の発言について、確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○事務局 また視察日程につきましては、前回御確認いただきましたが、11月1日、2日、または11月12〜14日あたりの日程で進められればと考えております。
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○池田 委員長 そういった形で調整を進めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
以上で、本日予定しました議題については、全て終了しました。これで議会運営委員会を閉会します。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成24年7月19日
議会運営委員長
委 員
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