○議事日程
平成24年 6月28日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成24年6月28日(木) 13時00分開会 16時31分閉会(会議時間 0時間53分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
池田委員長、納所副委員長、飯野、石川(敦)、高野、安川、山田、前川、吉岡、石川(寿)の各委員及び伊東議長、大石副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、花岡次長、鈴木次長補佐兼議事調査担当担当係長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第9号市会議員11名削減についての陳情
2 平成22年度陳情第15号鎌倉市議会の議員数の削減についての陳情
3 平成22年度陳情第44号議会議員の現状定数を維持するよう求める陳情
4 本会議第5日(6月28日)の議事日程について
(1)諸般の報告について
(2)請願第1号岡本保育園の耐震強度確認と対策実施の早期化についての請願書
(3)陳情第7号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める陳情
(4)陳情第8号神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情
(5)陳情第9号市会議員11名削減についての陳情
平成22年度陳情第15号鎌倉市議会の議員数の削減についての陳情
平成22年度陳情第44号議会議員の現状定数を維持するよう求める陳情
(6)議案第2号市道路線の廃止について
議案第3号市道路線の認定について
(7)議案第6号鎌倉市総合計画条例の制定について
議案第7号鎌倉市企画等提案型契約審査会条例の制定について
議案第9号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第13号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(8)議案第8号住民基本台帳法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
(9)議案第10号鎌倉市まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について
議案第11号鎌倉市開発事業における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第12号鎌倉市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(10)議案第14号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
(11)議案第17号平成24年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第18号平成24年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第19号平成24年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
(12)議案第15号平成24年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第16号平成24年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
(13)議会議案第1号鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入の促進に関する条例の制定について
(14)議会議案第2号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を求めることに関する意見書の提出について
(15)議会議案第3号神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出について
(16)議会議案第4号鎌倉市のユネスコ世界遺産リスト登録に向け景観保全を促進することに関する決議について
(17)議案第21号教育指導に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について
(18)閉会中継続審査要求について
5 追加予定案案件について
6 本日の本会議運営について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に山田委員を指名した後、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。冒頭委員長から、議長、副議長の出席について、日程第1〜3については委員長報告の確認のため、議長、副議長は出席していないことについて報告があった。
1 陳情第9号市会議員11名削減についての陳情
2 平成22年度陳情第15号鎌倉市議会の議員数の削減についての陳情
3 平成22年度陳情第44号議会議員の現状定数を維持するよう求める陳情
以上3件一括して委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
ここで、正・副議長入室のため、暫時休憩した。
(11時32分休憩 13時30分再開)
再開後、議長から、昨日、議案第21号「教育指導に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」が提出されており、さきの各派代表者会議で報告したとおり、議案については、損害賠償の相手方の保護者が住所・氏名・学校名を公開しないことを強く要望していることから、住所・氏名・学校名が伏せられていること、理事者から、議会の審議でこれらを明らかにする際は、秘密会でお願いしたい旨の意向が示されていることについて報告があり、発言を確認するとともに、本件については、本日の議事日程の協議の中で協議をすることを確認した。
4 本会議第5日(6月28日)の議事日程について
本日の議事日程については、協議の結果、別紙議事日程案のとおりとするとともに、開会は午後2時とすることを改めて確認し、それぞれ次のとおり確認した。
(1)諸般の報告について
諸般の報告があることを確認した。
(2)請願第1号岡本保育園の耐震強度確認と対策実施の早期化についての請願書
教育こどもみらい常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(3)陳情第7号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める陳情
観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(4)陳情第8号神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情
観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(5)陳情第9号市会議員11名削減についての陳情、平成22年度陳情第15号鎌倉市議会の議員数の削減についての陳情、平成22年度陳情第44号議会議員の現状定数を維持するよう求める陳情
議会運営委員長から報告を受けること、質疑がないこと、日本共産党から高野洋一議員、民主党から飯野眞毅議員がそれぞれ討論を行いたい旨申し出があり、協議した結果、討論の申し出順で反対・賛成の順という慣例に倣い、この順番で討論を行うことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(6)議案第2号市道路線の廃止について、議案第3号市道路線の認定について
建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(7)議案第6号鎌倉市総合計画条例の制定について、議案第7号鎌倉市企画等提案型契約審査会条例の制定について、議案第9号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
総務常任委員長から4件一括して報告を受けること、質疑がないこと、議案第9号についてかがやく鎌倉から久坂くにえ議員が賛成討論を行うことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(8)議案第8号住民基本台帳法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(9)議案第10号鎌倉市まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について、議案第11号鎌倉市開発事業における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号鎌倉市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
建設常任委員長から3件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(10)議案第14号平成24年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(11)議案第17号平成24年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第18号平成24年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第19号平成24年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
観光厚生常任委員長から3件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(12)議案第15号平成24年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第16号平成24年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(13)議会議案第1号鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入の促進に関する条例の制定について
観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、日本共産党から高野洋一議員、新かまくら民主から山田直人議員がそれぞれ討論を行いたい旨申し出があり、協議した結果、討論の申し出順で反対・賛成の順という慣例に倣い、この順番で討論を行うことを確認した。
ここで吉岡和江委員から、議会議案第1号鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入の促進に関する条例の制定についてが原案可決された場合は、同条例に関する附帯決議議案を提出する用意があるので、本日の本会議運営に当たり、特段の御配慮を願いたい旨の発言があり、これを確認した。その後、事務局から、本件に係る議事の進め方について説明があり、議会議案第1号鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入の促進に関する条例の制定についてが原案可決された場合は、本会議を休憩すること、本会議休憩中に、附帯決議議案の提出を受けた後、議会運営委員会を再開し、日程追加及び即決とすることについて協議すること、議会運営委員会閉会後、議案書を各控室に配付し、本会議を再開することを確認した。
(14)議会議案第2号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を求めることに関する意見書の提出について
会議規則第15条第2項に基づく委員会提出議案であること及び観光厚生常任委員長からの提出議案であることを確認するとともに、即決とすること並びに質疑及び討論がないことを確認した。
(15)議会議案第3号神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出について
千一議員、渡邊昌一郎議員、三宅真里議員、吉岡和江議員外2名からの提出議案であること、即決とすること並びに質疑及び討論がないことを確認した。
(16)議会議案第4号鎌倉市のユネスコ世界遺産リスト登録に向け景観保全を促進することに関する決議について長嶋竜弘議員、安川健人議員、高橋浩司議員からの提出議案であること、即決とすること及び質疑がないこと、かがやく鎌倉から中村聡一郎議員、日本共産党から小田嶋敏浩議員がそれぞれ討論を行いたい旨申し出があり、協議した結果、討論の申し出順で反対・賛成の順という慣例に倣い、この順番で討論を行うことを確認した。
なお、議会議案3件の文書については、本日開会前の議場に配付することを確認した。
(17)議案第21号教育指導に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について
委員長から、冒頭の議長発言を踏まえ本件の取り扱いについて協議願いたいこと、また、この後本会議の開会を控えていることから、具体的な秘密会の議事の流れについては、後ほど、本会議休憩中に開催する当委員会において確認させていただきたい旨の発言があり、これを確認した。
次に、事務局から、秘密会を開く基準については、議事の内容について秘密性があり、外部に知られることにより十分な審議を期待できないとき、審議の内容が知られることにより個人の利益や名誉を害し、基本的人権の尊重に抵触するおそれがあるとき等の理由が必要となる旨の説明があり、これを確認した。
次に、本議案の審議について、損害賠償の相手方の住所・氏名・学校名の特定は議案審議の必須要件であり、これを明確にしないまま審議することはできないが、議案記載のとおり、相手方の住所・氏名・学校名は伏せられていることから、これを明らかにする場合は、個人の人権を尊重するため、秘密会とすることでよいか、また、全議員が出席する本会議場で審議を行うことでよいか協議願いたい旨の発言があり、休憩を挟み協議した結果、これを確認した。
本件について、本会議を秘密会とすることについて確認するとともに、即決とすること及び質疑がないこと、神奈川ネットから石川(敦)議員が討論を行うことを確認した。
次に、事務局から、本会議における秘密会の概略について説明があった。その内容は、本会議は公開することが原則であり、議題宣告後直ちに秘密会とすることはできないため、秘密会とするためには、理事者の提案理由説明後、議長から相手方の住所・氏名・学校名は伏せられているのでこれを明らかにするために秘密会としたい旨の発言をすること、地方自治法第115条の規定により出席議員の3分の2以上の多数で議決することが必要となること、報道関係者及び傍聴者はすべて退場となるとともに、理事者も一定人数に絞ることになり、議長が議場に残る関係者を指名すること、関係者は具体的には、議員、理事者側市長・副市長・総務部長・教育長・総務課職員・議会事務局職員とすることというもので、協議の結果、これを確認した。
最後に、冒頭に確認したとおり、秘密会の具体的な議事については、本会議休憩中に開催する当委員会において確認することを改めて確認した。
(18)閉会中継続審査要求について
各委員長から閉会中継続審査の要求があることを確認した。
5 追加予定案案件について
委員長から、日程第10議案第14号鎌倉市一般会計補正予算(第1号)が議決された後に、議員提案による議員報酬に関する条例の一部改正議案及び一般会計補正予算議案が、順次、追加送付されることとなる旨の発言があり、以下のとおり、配付資料をもとに事務局から具体的な議事の流れについて説明があった。
?日程第12議案第15号鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)外1件の委員長報告・採決後に、本会議を一旦休憩。
?議会議案の提出を受け、休憩中に議会運営委員会を再開し、議案の取り扱いについて協議後、本会議を再開し、日程追加の後に、議案上程・採決。
?議員提案による議員報酬に関する条例の一部改正議案が可決された場合、再度本会議を一旦休憩。
?市長提出による一般会計補正予算議案の提出を受け、休憩中に議会運営委員会を再開し、議案の取り扱いについて協議後、本会議を再開し、日程追加の後に、議案上程・採決。
協議の結果、これを確認した。ここで、会議時間を考慮し、時間延長について協議した結果、時間延長することを確認した。
本会議開会のため、ここで一旦休憩した。
(13時51分休憩 15時16分再開)
6 本日の本会議運営について
再開後、議長から、先ほど、前川綾子議員外6名から、議会議案第5号鎌倉市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について が提出された旨の報告があり、発言を確認するとともに、本件の取り扱いについて協議を行うことを確認した。
ここで文書を配付し、取り扱いについて協議した結果、本件については、6月13日開催の各派代表者会議において、提出者は議長会派の代表者とし、賛成者はその他の会派代表者とする旨確認されていることについて改めて確認するとともに、本件は、再開後の本会議において、議長から、追加議案の提出を受けたことについて口頭により報告をした後、日程を追加し、直ちに議題とすることを確認するとともに、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。また事務局から、議案についてはこの休憩中に各控室に配付することについて報告があり、これを確認した。
次に、再開時間について、午後3時35分とすることを確認し、本会議再開のため、ここで一旦休憩した。
(15時19分休憩 15時45分再開)
再開後、委員長から、この休憩中に市長から議案第22号平成24年度一般会計補正予算が提出されている旨、また事務局から、議案については各控室に配付していることについてそれぞれ報告があり、これを確認した。
取り扱いについて協議した結果、本件は、再開後の本会議において、議長から、追加議案の提出を受けたことについて口頭により報告をした後、日程を追加し、直ちに議題とすることを確認するとともに、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
次に、再開時間について、午後4時とすることを確認し、本会議再開のため、ここで一旦休憩した。
(15時47分休憩 16時23分再開)
再開後、議長から、先ほど、西岡幸子議員、中村聡一郎議員、前川綾子議員、吉岡和江議員から、鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入の促進に関する条例の制定についての附帯決議が提出された旨の報告があり、発言を確認するとともに、本件の取り扱いについて協議を行うことを確認した。
ここで文書を配付し、取り扱いについて協議した結果、本件は、再開後の本会議において、議長から、追加議案の提出を受けたことについて口頭により報告をした後、日程を追加し、直ちに議題とすることを確認するとともに、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。また事務局から、議案についてはこの休憩中に各控室に配付することについて報告があり、これを確認した。
次に、本会議開会前に開催した当委員会での確認のとおり、日程第17「議案第21号教育指導に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」、事務局から、秘密会の進行及び具体的な議事運営について、資料をもとに以下のとおり説明があった。
?理事者から相手方の住所・氏名・学校名を記載した資料を配付する旨の発言。
?事務局(次長・鈴木補佐)は相手方の住所・氏名・学校名を記載した資料を総務課職員から預かり、議員に配付(議案には議席番号、議員名を付記)。
?秘密事項は相手方の住所・氏名・学校名とすることの確認。
?事務局は相手方の住所・氏名・学校名を記載した資料を回収し、その際、回収漏れ、切り取りがないかを確認し、理事者に返却。
?秘密会解除の議決は過半数議決になること、秘密会終了後に、退場した者が入場することとなるが、本件は閉会中継続審査要求の前の議題となっていることから、関係外職員は入場せずに閉会までの議事を行う。
?秘密会終了後、採決を行う。
協議の結果、これを確認した。
合わせて事務局から、秘密会における留意事項について以下のとおり説明があった。
・会議規則第119条第2項により、秘密会の議事は何人も他に漏らしてはならないこと。
・地方自治法第134条第1項により、会議規則に違反した議員に対し、議決により懲罰を科することができること。
・同法第135条による懲罰(戒告、陳謝、一定期間の出席停止、除名)の対象となること。
・秘密会に出席した議会事務局職員及び理事者側の説明員についても、職務上知り得た秘密を漏らしてはならないとされていること。
協議の結果、これを確認した。また秘密会は会議公開の原則の例外であり、議事の記録は公表しないこととされていることから、会議録については原本には掲載するものの配付用、閲覧用には掲載しないこと及び秘密会に出席する関係者は秘密事項を含む議事の全てを他言しないことを確認した。
最後に、再開時間について、午後4時50分とすることを確認し、以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成24年6月28日
議会運営委員長
委 員
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