平成24年議会運営委員会
1月26日
○議事日程  
平成24年 1月26日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成24年1月26日(木) 10時00分開会 11時55分閉会(会議時間 0時間24分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
池田委員長、納所副委員長、飯野、石川(敦)、高野、安川、山田、前川、吉岡、石川(寿)の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、花岡次長、鈴木庶務担当担当係長、成沢議事調査担当担当係長、谷川担当書記
〇本日審査した案件
1 鎌倉市議会委員会条例の改正について
2 議会運営等について
3 次回の開催について
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○池田 委員長  それでは、議会運営委員会を開会いたします。
 会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。飯野眞毅委員にお願いいたします。
 なお、先ほど、山田直人委員から、所用のため遅刻する旨の届け出がありましたので、御報告いたします。
 議長、副議長の出席についてですが、本日は議会運営等についての検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
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○池田 委員長  それでは、早速ですけれども、本日の審査日程の確認をまず行います。本日は、前回持ち帰りとなっておりました、鎌倉市議会委員会条例の改正についてを協議いただきたいと考えております。そのように再確認してよろしいでしょうか。
                (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
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○池田 委員長  まず、1番目の議題といたしまして、鎌倉市議会委員会条例の改正についてを議題といたします。本件につきましては、前回協議いたしましたとおり、鎌倉市事務分掌条例の一部改正に伴い、本年4月1日以降、各常任委員会の所管事項を規定しております第4条で、市民経済部の名称を市民活動部に、まちづくり政策部の名称をまちづくり景観部に変更し、景観部の名称を削除することとなります。
 あわせまして、今回の組織の見直しにより、これまでの教育委員会の事務のうち、学校における体育に関することを除くスポーツに関すること及び文化財の保護に関することを除く文化に関することが市長部局に移管されることになりましたことから、4常任委員会が所管する事項の事務量のバランスを考え、その内容を見直す必要があるかどうかについて、各会派に持ち帰りいただくこととなっておりましたので、本日は各会派から御意見をいただいた上で、具体的な検討、協議を行いたいと考えておりますが、そのような形でよろしいでしょうか。
                 (「はい」の声あり)
 そのように、進めさせていただきます。
 それでは、各会派から意見開陳を行っていただきたいと思います。
 
○高野 委員  前回、たたき台で出されていたものとして、大きく二つ観点があったと思うんですが、こどもみらい部の所管を文教常任委員会に移すと。名称を変えるかどうかまではちょっと検討していませんが。ということと、農業委員会の所管に属する事項について、総務常任委員会との重複をなくし、観光厚生常任委員会に正式に位置づけるというたしか2点だったと思います、大きくはですね。
 そのような方向で、やはりバランスを考えればよろしいのではないかということになりましたので。その際に、文教常任委員会の名称をどうするかというのは、そこまでは検討していません。それはまた、そうなった段階で、また考えられたらいいのではないかなと思います。
 
○安川 委員  鎌倉無所属の会でも、こどもみらい部の文教常任委員会への移管と、農業委員会のほうも、高野委員と同じ意見です。
 
○池田 委員長  同じような形ですね。
 
○飯野 委員  うちの会派では、こどもみらい部のことに関しては事務局案でいいと考えています。農業委員会に関しては、農地の問題、いろんな分野にまたがっているということで、現状のままで重複して、監視を多くしていったたほうがいいんじゃないかということで、両委員会のままでいいのではないかということになりました。
 
○石川[敦] 委員  神奈川ネットとしては、文教常任委員会の所管に対して、観光厚生常任委員会からこどもみらい部の所管に移すのが自然ではないかと思います。子供関係つながりで共通のでいいのではないかということで、名称についても、文教こども常任委員会でいいのではないかというふうに考えます。それから農業委員会に関しても、事務局案のままでいいです。
 
○前川 委員  鎌倉みらいとしては、事務局の案でいずれもいいと思います。お願いしたいと思います。プラスなんですけれども、実は世界遺産なんですが、今までも文教常任委員会で説明はしていただいています。ですが、来年登録がされるというふうに考えてはいる上ではありますけれども、もしよければ、世界遺産も一緒に文教のほうに移してもいいのかなと思って、そんな意見も出ています。そこは総務も両方とも説明を受けているので、あれなんですが、来年を見すえて考えたいと思います。以上です。
 
○納所 副委員長  会派として検討したんですけれども、多くの会派がそれでよろしいということだったら、賛成することにやぶさかではないんですが、1点、問題点としては、こども家庭相談課にかかわることで、人権男女共同参画、例えば女性の相談であるとか、男の生き方相談であるとかいうような教育、子供にかかわらない部分、どちらかというと市民活動的な部分になってくるのかもしれないんですけれども、そこを含めて文教常任委員会の所管となるということはどうなんだろうかということが1点課題として出てくるのではないかという考えを持っております。つまり、女性だけの相談がどうして子ども家庭相談課なのかというのは、これはもう市長部局側の判断なんでしょうけれども、それもあわせて文教常任委員会で審査するのかということに、所管からはみ出すのではないかなという若干の懸念を持っております。現在については、観光厚生常任委員会の所管ということでよろしいかと思いますけれども、多くの会派の皆さんがそれで是とするということならば、それに異を唱えるわけではありませんけれども、1点その課題についてはどう克服していくのか、それはまた話し合っていかなければいけないのかなというふうに考えております。
 
○池田 委員長  まだ山田委員のほうがこちらに見えていませんので、最終的には山田委員の意見を聞いて、総括し、話し合いを進めていきたいと思うんですが、ただ、今、事務局案と相違する点が何点かございました。その点について皆さんの中でちょっと議論していただければと思うんですが。
 3点ほどございました。1点は、民主党の言う、農業委員会が現状のままでいいのではないかという考え方です。それから2点目としましては、鎌倉みらいのほうから、世界遺産について文教常任委員会へ移すという考え方はいかがでしょうかということです。それから3点目、公明党のほうから出されました、こどもみらい部の中の人権ですね。文教常任委員会に入った場合、人権の部分については、子供にかかわらない部分、これについては扱いはどうでしょうかという3点が今、事務局案と違うということで提案されましたけれども、それについて議論いただければと思います。
 それで、山田委員がまだ見えていませんので、休憩をとりまして、休憩の中でざっくばらんに話を進めていただければと思います。暫時休憩いたします。
              (10時10分休憩   10時21分再開)
 
○池田 委員長  再開いたします。
 山田委員が見えましたので、先日課題となりました、事務分掌の見直しの中で、山田委員のお考えをお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いします。
 
○山田 委員  それでは、私どもとしては、1点目は、こどもみらい部に関しては文教常任委員会のほうに移すことについては異存はないというか、そういう方向でということです。もう1点は、世界遺産登録推進担当も、今の名称で言えば、文教常任委員会に移してはどうかと。農業委員会については、観光厚生常任委員会のほうでということで、私どものほうでは意見として申し上げたいと思います。
 それで、もう1点加えれば、文教常任委員会にこどもみらいを移すんであれば、常任委員会の名称も、文教こども常任委員会とか、そういうことでもいいのかなとか、あとは観光厚生常任委員会の観光というのは市民活動部のごく一部のミッションなんで、このあたりも、後の議論であれば、名称変更も考えてはいかがでしょうかと。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、そこまでのことだけ申し上げておきたいと思います。
 
○池田 委員長  もう一度ちょっと簡単に整理しますと、皆さん、こどもみらいを文教常任委員会へ移すという考え方につきましては、公明党のほうで一つ、人権の問題、これが課題となりましたけれども、ただ、公明党のほうとしては多くの会派がよければ、その方向でという考え方でございます。それと、それ以外の課題、農業委員会の課題ですね、先ほど議論させていただきました。それから、それ以外の要素といたしましては、世界遺産を文教常任委員会へ、これについては鎌倉みらいとかがやく鎌倉、同じような考え方でございます。それから、ただいま出ました観光厚生常任委員会という名称について、今回、市民活動部というふうに変わったことによって、その辺の考え方、名称についてどうするかということになると思います。
 
○山田 委員  もっと言えば、文教常任委員会も名前を変えたらどうかということです。
 
○池田 委員長  そうですね。失礼しました。文教常任委員会も名前を変えたほうがいいんじゃないかという意見は、ほかの会派さんからも出ています。
 
○山田 委員  そうですか。
 
○池田 委員長  名称については、また、議論が進んだ中で、協議していただきたいと思います。それでは再度休憩をとりまして、議論を進めたいと思います。暫時休憩いたします。
              (10時24分休憩   11時40分再開)
 
○池田 委員長  再開いたします。
 今回、平成24年度の組織の見直しの中で、さまざまな議論をいただいたわけなんですが、この中で事務局提案として挙げられたのは、文教常任委員会の中にこどもみらい部を移すという考え方、これにつきましては、皆さん合意をいただいたんですが、その中で一つ、課題となったのが、こどもみらい部の中にあります女性相談ですね。男性、女性、シングルの相談業務。これについては、子供とは関連がないのでおかしいのではないかという考えがございました。これについては、この休憩中に担当原局に確認したところ、現状では所管が、どこで相談を受けるか、特に男性についてははっきりしていないという現状がございます。この辺について、一つ課題として、文教常任委員会の中で話し合っていただいて、必要があれば今後の方向性について原局とのやりとりをしていただくということでよろしいでしょうか。
                   (「はい」の声あり)
 確認させていただきます。それで、今回、この中でもう一つ、農業委員会を観光厚生常任委員会に移したらどうかという提案がございました。これについては意見が分かれまして、現状のままでいいのではないかという意見と、それから観光厚生常任委員会に移してもいいのではないかという意見がありました。その中で議論を進める中で、農業委員会については本来、部局が市長部局とは違う外局である。本来の目的がそもそも違っているのではないかと。その目的が違うということも含めて、現状、外局は今までほかの監査、選管についても総務常任委員会で扱っているという考え方、これに基づいて、総務常任委員会のままで残していくという考え方です。そして、それぞれの関連のある質問があった場合については、それぞれ違う部局の中で、総務常任委員会と観光厚生常任委員会の中で事前に質疑等について必要があれば申し出るという形で進めていくということになりました。
 それからもう一つ、新たな提案として、世界遺産登録推進担当を文教常任委員会に移したらどうかという案がございました。これについては、世界遺産の現状の取り組みが総合的な取り組みであって、今後世界遺産登録された段階で、関連の常任委員会へと移すという形で進めていくという方向で意見がまとまりました。ただ、報告については、現状は、総務常任委員会と文教常任委員会でそのまま行っていくという方向でございます。
 また、名称についての議論を今いただいたんですけれども、その中で現在のこどもみらい部を文教常任委員会に移した場合に名称をどうするかということで議論をいただきまして、名称については、文教こども常任委員会ということで意見が一致しました。
 それから、観光厚生常任委員会の名称が実態にそぐわないのではないかという意見がありまして、その中身について議論をしたわけなんですけれども、結果的にはこの段階ではなかなか決定することが難しいということで、観光厚生常任委員会の中で、今後の課題として話し合っていただいて、方向性を決めていくという形でまとまりました。
 以上のような形で、本日の組織の見直しに関する議論の結果とするということでよろしいでしょうか。
 
○前川 委員  さっき納所副委員長がおっしゃったように、これを常任委員会でそれぞれもう1回やるということですか。
 
○池田 委員長  そうですね、今後の流れといたしましては、前回の委員会でも確認されたんですが、新たな見直しの方向性、本日確認された点については、関係する常任委員会の意見を聞いた上で、改めて当委員会で確認し、2月定例会の最終日までに改正するということで進めてまいりたいというふうに考えます。
 
○前川 委員  そうすると委員会では全会一致の形になるんでしょうか。一応無所属の方もいらっしゃるわけですよね。その方が異議を唱えられた場合があるとすると、それはどういうふうになるんでしょうか。
 
○池田 委員長  そうですね、全会一致というのが基本になってくると思います。その中で議論いただいて、その結果を御報告いただくということになります。
 本日の結果につきましては、議長に報告いたしまして、関係する常任委員会の委員長に意向を伝えるという形にしたいと思います。そして、無所属議員につきましては、本日の内容を事務局からお伝えするということになります。そういうことでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それから今後の流れについて、再度事務局から御報告お願いいたします。
 
○事務局  確認になりますけれども、関係する常任委員会で協議をいただくということになると思いますので、2月定例会中に開催される各委員会の日程の最後になろうかと思うんですが、文教常任委員会と観光厚生常任委員会ですね、それぞれ御協議いただきまして、各常任委員長からその結果を議会運営委員長に報告をしていただき、その内容を議会運営委員長から当委員会に報告して、協議した後に、改正条例の議案を策定していくこととなります。
 当委員会で、関係する各常任委員会の結果報告をする日程につきましては、2月定例会で各常任委員会の審査が終了した後の日程になるので、大体2月定例会の中日の前あたりに1回議運を開いていただいて、そこで報告をして、議案の中身を確認する議運も開かなければいけないので、それを中日あたりにすると。大体日程の中日の前後の議運で協議していただく形になろうかと思うんですが、それでよろしいかどうか確認をお願いします。
 
○池田 委員長  事務局の報告のとおり、そういった形で進めることでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 
○事務局  なお、前回、正・副委員長会議を必要に応じて開いたほうがいいんじゃないかという御意見が出ていらっしゃったんですけれども、議会運営委員会が委員会条例改正について所管しています。正・副委員長会議の開催については、全部の委員会に関係するときということで、議長からの招集ということで、議長が座長となるのですが、今現在は、各派代表会議から、議会運営委員会に諮問されて検討を投げかけていただいている内容なので、1回議長に戻すということになってしまいます。
 今回の件については、特に、すべての常任委員会には関係してこないと思いますので、関係する委員会で御協議いただいて、正・副委員長会議ではなくて、議会運営委員会に戻していただくという流れでいかがかと考えておりますが、そのこともあわせて、御確認いただければと思います。
 
○池田 委員長  正・副委員長ではなく議会運営委員会のほうに戻していただくという、そのような形でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
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○池田 委員長  本日は、この後、2番の議会運営等について、そして3番目の次回の開催についてという形で進めていく予定でございましたけれども、本日は時間の都合上、2番については次回の議題とさせていただきたいと思います。
 次回以降の流れについては、こちらのほうでお配りいたしました、「議会基本条例の制定の今後の進め方(24.1.12確認)」の順に協議を進めていきたいと思います。これについては、各会派にお持ち帰りいただいて、皆さん御検討いただいて、次回に臨んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○池田 委員長  それでは、3番目の次回の開催についてを議題といたします。
 協議のため、暫時休憩いたします。
             (11時50分休憩   11時54分再開)
 
○池田 委員長  再開いたします。
 休憩中に話し合いまして、次回の開催日程については2月7日(火)、午前10時から議会第1委員会室にて開催するということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。以上で、本日の議会運営委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。



 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成24年1月26日

             議会運営委員長

                 委 員