平成23年建設常任委員会
12月22日
○議事日程  
平成23年12月22日建設常任委員会

建設常任委員会会議録
〇日時
平成23年12月22日(木) 10時00分開会 10時15分閉会(会議時間 14分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
石川(寿)委員長、赤松副委員長、伊東、中村、大石、松中の各委員
〇理事者側出席者
高橋(洋)拠点整備部長、樋田拠点整備部次長兼鎌倉深沢地域整備課長、吉田(浩)再開発課長、藤木大船駅周辺整備課課長代理
〇議会事務局出席者
讓原局長、花岡次長、成沢担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)大船駅東口エレベーター等の整備について
2 議案第50号市道路線の廃止について
3 議案第51号市道路線の認定について
4 議案第63号鎌倉市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
5 議案第64号鎌倉市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について
6 議案第57号指定管理者の指定について
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○石川[寿] 委員長  それでは、建設常任委員会を開会いたします。
 本日の委員会は第2委員会室から議会全員協議会室に変更をいたしております。
 では、会議録署名委員の指名をいたします。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。大石和久委員にお願いいたします。
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○石川[寿] 委員長  本日の審査日程の確認ですが、お手元に配付のとおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 はい、確認をいたしました。
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○石川[寿] 委員長  日程第1報告事項(1)「大船駅東口エレベーター等の整備について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
 
○高橋[洋] 拠点整備部長  まず、12月15日に当委員会で報告させていただきました大船駅東口のエレベーター等整備工事の訂正について、本日議会最終日に御報告をさせていただく時間をいただきまして、ありがとうございます。また、本案件で議会並びに当委員会に大変御迷惑をかけたこと、まことに申しわけございません。今後は、速やかに関係機関と協議をして、利用者に影響のないよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。まことに申しわけございませんでした。
 詳細につきましては、担当のほうから説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 
○大船駅周辺整備課課長代理  大船駅東口エレベーター等の整備について報告します。
 大船駅東口エレベーター等の整備につきましては、12月15日開催の当委員会におきまして、JR東日本とエレベーター等の設置について、12月12日付で協定書を締結した旨の報告をさせていただきました。
 しかし、その後、報告内容の一部に誤りがあり、本日はその内容と今後の対応について御説明させていただきますとともに、報告内容の訂正をさせていただくものでございます。
 本件につきましては、エレベーター等をJR敷地内に設置するもので、一部施設が根岸線上空に当たることから、市がJRへ負担金を支払い、JRが施設整備を行った後に市が施設を受け取り、維持管理していくものであります。
 これまで大船駅の東西を結ぶ自由通路の拡幅において、JRへ負担金を支払い施設整備を行ったことから、当該案件につきましても同様の取り扱いと考え、12月12日付でJRと協定書を締結したものであります。
 その後、当委員会でのやりとりの中で協定書に関する議決の扱いが論議されたことを受け、改めて部内で取り扱いについて調べたところ、鎌倉市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第2条に、議決に付さなければならない契約は、予定価格1億5,000万円以上の工事または製造の請負とすることが規定されており、当該案件が3億4,021万5,000円をJR負担金として納めることとしていることから、工事または製造の請負に該当するかについて法制担当と協議をいたしました。その結果、当該案件は、JRが市からの負担金をもとにエレベーター等の設置を行うことから、まさに工事または製造の請負に該当し、議決が必要との判断がありました。この結論は、あくまでも市内部での判断であることから、顧問弁護士に相談したところ、市の判断どおりであり、JRとの協定書は無効であるとの見解がありました。このことから、これまで行った事務処理については誤りであり、協定書の締結に当たっては議決を要することが分かったものであります。したがいまして、この協定書につきましては、今後JRと協議し、一たん白紙とし、改めて議決に向けた事務処理を行おうとするものであります。
 なお、当該工事には、業者選定期間も含め15カ月を要するとのことから、議決の時期によっては現在平成23年度と24年度の2カ年の債務負担行為を25年度までにしなければならないことも考えられますが、市民の方々へ広報等を通じ、平成24年度末完成とお知らせしていること、また、市民の皆様の要望等により再開発事業に先行して施設整備を行うこととしたことなどから、JRとは極力平成24年度末までに完了するよう協議・調整を図ろうと考えております。
 今回、事務処理の不備により委員の皆様に大変御迷惑をおかけいたしましたことに対し、深くおわびするとともに、今後、二度とこのようなことのないよう再発防止に努めてまいる所存でございます。まことに申しわけありませんでした。
 以上で報告を終わります。
 
○石川[寿] 委員長  御質疑ございますか。
 
○松中 委員  この件は、小町の電線等の地中化との兼ね合いがあるんで、もう少しきちんと私も検討したいと思いますけども、とりあえず、ある意味では早くわかってよかったということですけども、これ手続的にはどういう形をとるわけですか。ただ白紙といったら、今度はこれを無効だから白紙にするという手続というのは、聞いたことないものだから。
 
○大船駅周辺整備課課長代理  再度白紙に戻すためには庁内決裁をとりまして、依頼文等をJRさんのほうにお渡しして、その内容について協議をさせていただきたいと考えております。
 
○松中 委員  そうすると、こういうものっていうのは協定書が成立するまで、仮契約書じゃないけど、そういうものをつくっておいて本契約という契約案件にした場合には、停止条件みたいなものをするけれども、これが契約と同じような扱いをする場合には、仮協定書というのをつくって、そして議決後、本協定書をつくる、そういう流れになるんですか。
 
○大船駅周辺整備課課長代理  そのとおりでございます。
 
○松中 委員  これ、書類のコピーをもらったんで検討させてもらいますけど、ただ、1点、ふっとここで見て、冒頭から収入印紙があれっと思ったんですが、これ収入印紙8万円、4万円と4万円ですけども、お互いに負担しているので、この4万円というのは、この収入印紙というのは無効になっちゃうんですか。これはどういう扱い。随分高い。
 
○大船駅周辺整備課課長代理  これは税務署に確認したところ、有効ということなんで、印紙の取り扱いにつきましては、今後JRさんと協議をして、取り決めしたいというふうに考えております。
 
○松中 委員  それはまた、そのときであれしてください。随分高い印紙を使っているから。そういうことで、事前に早くわかって、執行しなかったということですけども、これは本当に小町のほうにもある意味じゃ大きく影響しますので、今後検討させていただきます。。
 
○石川[寿] 委員長  ほかに御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 では、質疑を打ち切ります。
 今の報告につきまして、了承かどうかの確認をとりたいと思いますが。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では、了承ということで確認させていただきます。
 それでは、これで報告事項を終了いたします。この後、委員長報告の確認になりますので、インターネット中継はここで終了をいたします。
 原局職員退室のために、暫時休憩をいたします。
              (10時08分休憩   10時09分再開)
 再開後、日程に沿って次のとおり審査を行った。
2 議案第50号市道路線の廃止について
3 議案第51号市道路線の認定について
 以上2件一括して委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
4 議案第63号鎌倉市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
5 議案第64号鎌倉市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について
 以上2件一括して委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
6 議案第57号指定管理者の指定について
  委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議録の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成23年12月22日

              建設常任委員長

                  委 員