平成23年 7月臨時会
第2号 7月 8日
○議事日程  
平成23年 7月臨時会

          鎌倉市議会7月臨時会会議録(2)
                                   平成23年7月8日(金曜日)
〇出席議員 27名
 1番  千   一   議員
 2番  西 岡 幸 子 議員
 3番  飯 野 眞 毅 議員
 4番  伊 東 正 博 議員
 6番  中 澤 克 之 議員
 7番  長 嶋 竜 弘 議員
 8番  石 川 敦 子 議員
 9番  久 坂 くにえ 議員
 10番  渡 辺   隆 議員
 11番  納 所 輝 次 議員
 12番  岡 田 和 則 議員
 13番  渡 邊 昌一郎 議員
 14番  高 野 洋 一 議員
 15番  小田嶋 敏 浩 議員
 16番  安 川 健 人 議員
 17番  三 宅 真 里 議員
 18番  太 田 治 代 議員
 19番  山 田 直 人 議員
 20番  中 村 聡一郎 議員
 21番  大 石 和 久 議員
 22番  前 川 綾 子 議員
 23番  池 田   実 議員
 24番  吉 岡 和 江 議員
 25番  赤 松 正 博 議員
 26番  高 橋 浩 司 議員
 27番  石 川 寿 美 議員
 28番  松 中 健 治 議員
     ───────────────────────────────────────
〇欠席議員  なし
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〇議会事務局出席者
 事務局長        讓 原   準
 次長          花 岡 邦 彦
 次長補佐        原 田 哲 朗
 議事調査担当担当係長  成 沢 仁 詩
 議事調査担当担当係長  谷 川   宏
 書記          木 村 哲 也
 書記          木 田 千 尋
 書記          窪 寺   巌
     ───────────────────────────────────────
〇理事者側説明者 なし
     ───────────────────────────────────────
〇議事日程
               鎌倉市議会7月臨時会議事日程(2)

                                平成23年7月8日  午後2時開議

 1 諸般の報告
 2 議案第16号 平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)         総務常任委員長
                                       報     告
 3 議案第17号 平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)    建設常任委員長
                                       報     告
     ───────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件
 1 諸般の報告
 2 議案第16号 平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)         総務常任委員長
                                       報     告
 3 議案第17号 平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)    建設常任委員長
                                       報     告
 〇 議会議案第5号 自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求 納所輝次議員
           めることに関する決議について              渡邊昌一郎議員
                                       高野洋一議員
                                       三宅真里議員
                                       提     出
 〇 閉会中継続審査要求について
     ───────────────────────────────────────
                鎌倉市議会7月臨時会諸般の報告 (2)

                      平成23年7月8日

1 7 月 5 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
          したい旨の届け出があった。
  議 案 第 17 号 平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
2 7 月 6 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
          したい旨の届け出があった。
  議 案 第 16 号 平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)
3 7 月 8 日 納所輝次議員、渡邊昌一郎議員、高野洋一議員、三宅真里議員から、次の議案の提出
          を受けた。
  議会議案第5号 自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議に
          ついて
4 7 月 8 日 建設常任委員長から、別紙要求書のとおり、閉会中継続審査の要求があった。
     ───────────────────────────────────────
                    (出席議員  27名)
                    (14時00分  開議)
 
○議長(伊東正博議員)  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。21番 大石和久議員、22番 前川綾子議員、23番 池田実議員にお願いいたします。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○議長(伊東正博議員)  日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。
 ただいまの報告に御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○議長(伊東正博議員)  日程第2「議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(山田直人議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第16号は、去る7月4日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後6日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本補正予算は、歳入歳出いずれも1,050万円を追加するもので、これにより補正後の総額は568億7,600万円となります。補正の主な内容は、まず歳出において、第20款衛生費で平成24年度からモデル事業としての実施を予定している戸別収集モデル地区の準備に係る経費、ごみ処理基本計画の見直しに伴うごみ質に対応するための名越クリーンセンター長寿命化計画策定業務委託料、生ごみ処理機の普及に向けた相談員の報酬、鎌倉ごみ行動チームの運営費等に要する委託料及び生ごみ資源化施設の調査・研究に要する経費等の追加をしようとするもので、一方、これらに対し、歳入において前年度繰越金の追加をしようとするものであります。
 当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、担当原局及び理事者に対し質疑を行い、慎重に審査いたしました結果、一部委員から、今回計上された事業の中で生ごみ処理機の相談員や鎌倉ごみ行動チーム等については、目標値が明確に設定されておらず、見切り発車的な感があり、事業が今後どのように発展するか見通しがつかない中で、税金の投入をすることに対して、市民の理解が得られるとは思えないことから反対であるとの意見がありましたが、採決を行った結果、可否同数となったため、委員長裁決により、原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(伊東正博議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
 
○22番(前川綾子議員)  議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)について、鎌倉みらいを代表しまして、反対の立場で討論に参加いたします。
 鎌倉市のごみ処理問題におきましては、松尾市長が市長選において山崎に予定されているバイオリサイクルセンター建設は一から見直しを行いますとマニフェストに挙げて当選し、市長としての初議会である平成21年12月定例会以来、その市長の政策について1年7カ月に及び、議会の中でもさまざまな議論がなされてまいりました。
 特に、昨年の9月定例会では、バイオマスエネルギー回収施設整備事業の積極的推進を求めることに関する決議に、鎌倉みらいとしても、バイオマスエネルギー回収施設整備を推進する立場で、共同提案し、また本年2月定例会における平成23年度鎌倉市一般会計予算に対する修正案及び平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計予算に対する修正案に対してもごみ減量化の取り組みを進めつつ、下水道汚泥のバイオマス化を含め、バイオマスエネルギー回収施設整備を改めて推進することに賛同してまいりました。
 このことを前提として、今回提出された補正予算案については、会派内でも十分審議してきたところです。今臨時会へ提出された補正予算案は、昨年11月25日に市議会全員協議会で報告のあった山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設整備にかわるごみ焼却量削減策等検討結果、いわゆる市長の代替案をもとに鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会に対し、市長が平成23年1月26日付で諮問し、平成23年6月10日に答申を受けて策定された第2次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画ごみ処理基本計画中間見直しに基づき、執行部が緊急性があると判断した五つの減量化・資源化関連施策にかかわる補正予算案であります。
 鎌倉みらいといたしましては、減量化・資源化の推進にかかわる施策については、何ら反対するものではなく、大いに推進すべきものであると考えています。しかしながら、今回策定されたごみ処理基本計画中間見直しの総量的な実現性には疑問があり、新たな施設整備を行うことなく、本来行政が行うべきごみ処理を住民と事業者へお願いし、さらなる資源化・減量化を推進することは無理があるのではないかと懸念しているところであります。
 今回提案された五つの減量化・資源化推進事業の補正予算案については、もともと総量的なごみ処理体制を確立するための施策を進めるものではなく、あくまでも市長の代替案に沿った減量化・資源化推進に限った、新たな施策であります。その内容については、今緊急に進めなければならない事業とは認めがたく、その目的は総じて不明確な事業と言わざるを得ません。特に、この補正予算案にある生ごみ処理機普及に向けた相談員に係る経費の追加については、相談員としての役割が明確ではなく、嘱託職員でも代行できる業務ではないか。また、ごみ減量や資源化の推進に向けた市民会議立ち上げに係る費用の追加については、そもそも市民会議の目的が定まっておらず、現実的なごみ減量化へどうつなげていくのか、何をファシリテートしようとしているのか、ごみ減量化推進員の役割分担もはっきりしないなど、一部の市民による行動チームであり、市民主体の新たな減量化推進施策とは、言いがたいと言えます。
 また、生ごみを資源化する施設についての調査・研究に係る経費の追加については、施設を建設する予定がない中での計上ではありますが、11カ所の視察研修先の中で、バイオマスエネルギー回収施設整備にかかわる新たな技術の調査・研究の5カ所は認めるにしても、鎌倉市の地域特性からも実現不可能な堆肥化施設の調査・研究6カ所はその必要性が認められません。
 以上のような理由について、鎌倉みらいといたしましても、今回の補正予算案に反対いたします。
 以上で反対討論を終わります。
 
○9番(久坂くにえ議員)  ただいま議題となりました議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)に対して、賛成の立場から討論に参加いたします。
 本補正予算は、さきの2月定例会において、議会が減額修正を行った事業が含まれております。これは鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会において第2次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画ごみ処理基本計画中間見直しが答申として確定し、行政計画として位置づけられたことで、改めて補正予算として計上されたものであります。
 2月定例会の予算特別委員会では、例えば、ごみ減量や資源化の推進に向けた相談員、鎌倉ごみ行動チームについて目的・効果が明らかでないことなどが指摘されましたが、今7月臨時会の観光厚生常任委員会及び総務常任委員会の質疑においても、これら事業を実施した場合の効果が基本計画にうたわれた各数値に対していかなる効果を生み出すものか、定量的に見えず、予算特別委員会での答弁内容を超えるものはなく、従来からの事業・制度を活用すれば減量・資源化の推進は可能という感触を持っております。
 しかしながら、理事者質疑において、市長はこれらの事業が計画遂行のために必須の事業であることを明言されました。また、行政計画として位置づけられた本基本計画を実行するためという、執行部側の強い意思を尊重し、今回の補正予算は認めざるを得ないものと判断いたしました。
 ただし、私ども会派の判断は、第一義的にはごみ行政が遅滞すると、後々に与える影響が甚大となり、さらに市民の方々にもその影響が当然及ぶであろうことから、現在の膠着状況を打破するためであります。なお、本基本計画に記載された進行管理の項において、25年度中間見直しを行うことがうたわれております。この記載に至る議論の出発点は、本計画の達成は容易な道ではないこと。そのためには、従来から検討されていたバイオマスエネルギー回収施設を補完策として残すという鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会において私のみならず、ほかの委員からの意見でありますし、また来年度着工を控えた名越クリーンセンターの改修など、さまざまな事情を考慮すれば、鎌倉市におけるごみの安定的処理のために残された時間はわずかであります。
 つまり、本基本計画を実施しても、今年度1年の実績とその結果をもって、到底目標達成が無理な場合は、速やかに本計画を変更し、バイオマスエネルギー回収施設建設を主軸にかじ取りを行い、安定的なごみ行政を実施すべきであります。
 先日の理事者質疑におきまして、今年度の目標達成について見解を伺った際、市長は、目標値に近づけるという御発言をされましたが、本基本計画が今泉クリーンセンターの停止、また名越クリーンセンターの焼却量を増加させないこと、さらに山崎バイオマスエネルギー回収施設を建設しないことが前提であれば、本基本計画は必ず達成しなければいけない内容であるばかりか、むしろ前倒しに達成しなければ、議会において示された不安・不信を払拭することはできません。
 この意味で、市長の御発言は妥当性を欠くものであり、目標値は必ずクリアすべき内容であり、これまで市長ができると御発言してきたとおり、今回の基本計画の目標値を達成するために、死に物狂いとなって臨むことが必要でございます。
 繰り返しとなりますが、今後1年間の推移を見守る中で、基本計画の目標値を達成できない場合、市長は厳しくその管理・執行責任が問われるものと御理解いただき、私どもとしても、非常に厳しい判断であったことを申し上げておきます。
 また最後に、この補正予算の可否にかかわらず、減量化・資源化に向けて着手できる施策を着実に実行し、本計画達成に向けて真摯に行動されることを切に要望します。
 以上で討論を終わります。
 
○18番(太田治代議員)  神奈川ネットワーク運動・鎌倉を代表し、議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)に反対の立場で討論に参加をいたします。
 第2次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画ごみ処理基本計画は、市長方針に基づき、施設をつくらないことを前提とし、ごみの減量化を市民や事業者にゆだねるものです。鎌倉市は、5年連続リサイクル率ナンバーワンに輝くなど、市民はこれまでも熱心にごみ減量化に取り組んでまいりました。長年の調査・検討では、課題である焼却炉の一本化へは、燃やすごみの4割を占める生ごみの減量が不可欠であるとの結論が出ています。バイオマスエネルギー回収施設をつくり、生ごみを資源化することが住民と約束をした今泉クリーンセンターでの焼却を確実にとめるとともに、名越クリーンセンターの焼却量を減らすことにつながります。
 しかしながら、市長は、今は生ごみ資源化施設をつくるつもりはないと明言しました。ところが、補正予算には早期に生ごみを資源化する施設の調査・研究をするためとし、視察旅費を含めた予算を計上するなど、全く矛盾した提案をしています。さらに、3月に議会が修正をした、生ごみを資源化するバイオマスエネルギー回収施設建設に向けての予算については、削減も減額も提案をしていないことから、執行されるべきものと判断したいところですが、市長は言及を避けていることから、市民と議会に不信感を与えていると言わざるを得ません。
 また、40億円もかけて行う名越クリーンセンター焼却施設の長寿命化工事は、平成24年9月に着工予定です。遅くとも年度末までには、この先10年を超えるごみ質を保持する計画を立てなければなりません。何より生ごみの削減量を確定することが重要です。しかし、市長方針のごみ処理計画では、将来のごみ質及び量の安定はとても望めません。現状での調査委託は無駄な経費がかかる一方です。
 次に、生ごみ処理機の相談員は、減量に資する目標値も定めず、目的も明確ではありません。過去の問い合わせに対しては、窓口対応ですべて解決できており、必要性が認められません。また、市民と事業者と行政が参加をする鎌倉ごみ行動チームは、その設置目的をごみ減量化・資源化に対する市民の機運を盛り上げるためとしていますが、ここでも目標値のみならず、その波及効果さえ全く未知数です。その上、会議の合意形成を図るために、1回の会議につき16万円も支払い、ファシリテーターを委託することには、費用対効果の上でも疑問を持たざるを得ず、有効性・効率性のある事業とは到底認められません。
 戸別収集については、排出抑制の視点で有料化との組み合わせで行うことは一定の理解はできるものの、有料化のめどをつけることが先です。先の見通しがないまま戸別収集を先行させることは、財政的な懸念が残ります。
 さらに、燃やすごみの4割を占める生ごみの分別・資源化なくして燃やすごみの減量効果は十分得られないと言わざるを得ません。ごみの減量化は引き続き行うべきことです。しかし、補正予算で提案すべき緊急性が認められません。また、根本的に減量化のために必要な事業であるという根拠に欠ける内容であることから、今補正予算に反対するものです。
 以上で反対討論を終わります。
 
○2番(西岡幸子議員)  私は公明党鎌倉市議会議員団を代表して、提案されました議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)に反対の立場から討論に参加いたします。
 平成23年度鎌倉市一般会計予算は71年の鎌倉市政にあって、初めて2年連続修正予算となり、さらには、市長より再議書が提出され、議員の3分の2をもって、特別多数可決された重要な予算となりました。市長におかれましては、この事実をよくお考えいただき、速やかなる予算執行をお願いするものであります。
 この23年度修正予算の執行を市長が行うという大前提に立ち、このたびの補正予算を慎重に審議・検討いたしました。
 まず、戸別収集モデル地区準備に係る経費の追加について申し上げます。鎌倉市がごみ非常事態宣言を出した平成13年、市民の協力を得て、資源化率が39%と、全国トップレベルに達したとき、家庭ごみの戸別収集・有料化などによる減量効果に確実性があるとして、この計画を中止しております。現在、鎌倉市の資源化率は最も直近の平成21年度統計によれば、46.6%であり、平成13年当時の計算式によれば、49.1%と、戸別収集の効果が薄いとして計画を断念した10年前より10%高くなっています。言うまでもなく、このたびの施策は、排出抑制・減量化を目的として行うものであり、その効果が得られないことは、今申し上げたとおり、鎌倉市の歴史が証明しております。したがって、無駄な予算配分はすべきではないと申し上げます。
 次に、名越クリーンセンター長寿命化計画策定業務委託に係る経費の増額については、まず鎌倉市のごみ処理行政の展望、将来像を明確にすることが最重要課題であると考えます。なぜなら、長寿命化といってもわずか10年足らずであり、そのクリーンセンターの改修工事費に約40億円という多額の経費を必要としています。将来にわたり、鎌倉市が安定したごみ処理を行うにはどうしたらよいのか。今、長期的展望に立った計画を立てなければ、10年後にまた市民の多額な血税をつぎ込むことになってしまいます。幸いにして、昨年度バイオマスエネルギー回収施設計画を前提とした高カロリー対応の名越クリーンセンター長寿命化計画策定は終わっていますので、新たな業務委託は無駄な経費と考えます。
 理事者質疑の折に、鎌倉市のごみ処理行政の展望について伺いましたが、市長は何か将来像という形があるのではない、今ある施策を実行する中に見えてくるものであると答弁されました。確たる展望はなく、出たとこ勝負である、やってみなければわからないということなのでしょうか。水道、ガス、電気が上りのライフラインであるなら、下水道、ごみ処理は下りのライフラインです。市民生活、命を支える大切なライフラインの責任を市長はどうとるおつもりなのでしょうか。
 シンク・グローバリー、アクト・ローカリー、考え方は未来にわたって広く大きく、行動は足元からとは、未来学者ヘイゼルヘンダーソン氏の言葉です。ぜひ、松尾市長には明確な展望を持って施策を決定し、鎌倉市のごみ処理行政をリードしていっていただきたいと申し上げます。
 生ごみ処理機普及に向けた相談員に係る経費の追加については、理解を示すところでございます。現在、普及しているごみ処理機について、観光厚生常任委員会で直接市民にアンケートをとった結果からは、さまざまな課題があり、十分な利用がなされていない実態がわかりました。ごみ処理に過度な負担をかけるのは得策とは言えません。資源化に頑張っている市民が課題を解決し、市として減量化が推進できるよう、相談ができるシステムづくりは大切です。ごみ処理機の種類も11種あり、個々の条件に合った適切なアドバイスができるアドバイザーの存在は有用と考えます。しかし、ごみ処理機の普及促進のためという目的だけなら、全庁的な体制をとり、市役所が一丸となって生ごみ処理機普及に取り組んでいることをアピールするほうが、その波及効果は高いと考えます。
 次に、ごみ減量や資源化の推進に向けた市民会議の立ち上げに係る費用の追加について申し上げます。
 平成12年5月には、ごみの減量化・資源化を進める市民会議が発足していますが、翌年には非常事態宣言が出され、平成14年には見直しとなっています。このときの市民会議への経費はゼロであり、効果も定かではありません。今回の市民会議は当時とは異なっているとはいえ、100万円もの経費が計上されており、その中でも高額なファシリテーターなど、論外と考えます。
 全市的に再び資源化・減量化に取り組むためには、各地域で日ごろ御苦労をおかけしている減量化・資源化推進員の皆様の協力なくしてはできないと考えます。市民会議の必要性がいま一つ理解できません。
 最後の項目、生ごみを資源化する施設についての調査・研究に係る経費の追加について申し上げます。松尾市長は、補正予算に堆肥化するための調査・研究費を上げてきましたが、鎌倉市は植木剪定材でさえ、市内で堆肥化できず、他県のお世話になっています。小規模化して地域ごとに考えるとのことですが、一体どこで行おうというのでしょうか。極めて現実感に乏しい施策であると言わざるを得ません。3月、特別多数議決した予算には、バイオマスエネルギー回収施設にかかわる経費が計上されています。燃やすごみの4割を占める生ごみが削減できるだけでなく、エネルギー政策としても有用な施策であると考えます。市長の速やかな予算執行を要望いたします。
 以上、5項目にわたって指摘してまいりましたが、今回提出された補正予算には、いずれも市民の大切な浄財である税金を使うことはできないと考えます。松尾市長におかれましては、鎌倉市のごみ処理行政など、ぜひ長期的展望に立って市政運営に当たっていただきますよう、強く要望して、反対討論を終わります。
 
○議長(伊東正博議員)  質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第16号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (少 数 挙 手)
 少数の挙手によりまして、議案第16号は原案否決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○議長(伊東正博議員)  日程第3「議案第17号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(石川寿美議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第17号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第17号は、去る7月4日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後7月5日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本補正予算は、歳入歳出いずれも1,200万円を追加しようとするもので、これにより補正後の総額は86億3,330万円となります。補正の内容は、まず歳出において第10款事業費で下水道終末処理場未利用エネルギー利活用検討調査業務委託料の追加をしようとするもので、一方、歳入において前年度繰越金の追加をしようとするものであります。
 なお、このほかに下水道終末処理場未利用エネルギー利活用検討調査事業に係る繰越明許費の設定を行おうとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から本議案の提出は今臨時会ではなく、次の9月定例会でも間に合うものではないかとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(伊東正博議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
 
○17番(三宅真里議員)  神奈川ネットワーク運動・鎌倉を代表し、議案第17号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)に対し、反対の立場から討論いたします。
 下水道特別会計補正予算は、浄化センターの未利用エネルギーの活用を調査・検討する名目で計上されました。下水道処理施設の電力安定のために自家発電用のエネルギーが必要との理由です。未利用エネルギーの中には、下水処理の工程で出る下水汚泥や下水熱、処理水を利用したエネルギーと太陽光や風力などの自然界にあるエネルギーの利用が含まれています。後者は既に実用化も進み、太陽光発電は一般家庭にも普及しています。補正予算をつけてまで調査すべき内容とは思えません。
 3月11日の東日本大震災を受けて、緊急時の電力の安定確保を早急に検討する必要があるとの説明でしたが、緊急ならば、なおさらのこと、委託による調査・研究をする段階を踏まなくても職員がみずから試算し、実用化が進んでいる太陽光発電などを先行して導入すべきと考えます。
 一方、下水汚泥については、ことし3月の予算議会で平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計予算に対して、バイオマスエネルギー回収施設整備事業を推進する修正案を可決しています。同じ事業に重ねての予算を計上する必要があるのか、甚だ疑問です。さらに、汚泥だけの単独処理より、生ごみとの混合処理のほうがエネルギー回収率が高いことは、国土交通省のロータスプロジェクトで実証実験済みです。
 市長は、効率のよい生ごみと下水汚泥のエネルギー化に反対していながら、なぜ下水汚泥を利活用する調査・研究をするのでしょうか。また、市は国土交通省のB−DASH計画に沿って事業展開すると説明しています。B−DASH計画は、下水汚泥の混合処理によるバイオガス化について、経済効果を上げる目的で、大阪と神戸で実証実験を始めています。今年度末には結果が出ることになっており、その結論を待ってから判断しても遅くはないはずです。1,200万円もの調査委託費を急いで補正予算で提案するには、根拠に欠くと言わざるを得ません。
 以上の見解から、下水道事業特別会計補正予算には反対いたします。
 
○議長(伊東正博議員)  質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第17号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第17号は原案のとおり可決されました。
     ───────────────────────────────────────
 
○議長(伊東正博議員)  お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、この際、「議会議案第5号自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議について」は、緊急を要する事件と認め、日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。
 よってこの際日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○議長(伊東正博議員)  「議会議案第5号自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議について」を議題といたします。
 提出者から、提案理由の説明を願います。
 
○14番(高野洋一議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第5号自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議について、提案理由の説明をいたします。
 便宜、文案の朗読をもちまして、説明にかえさせていただきます。
 ごみの減量化・資源化については、昨年9月24日に「バイオマスエネルギー回収施設整備事業の積極的推進を求めることに関する決議」を多数により可決したが、市長は資源化施設を建設しないでごみ焼却量を削減する方針を決めた。
 それに対し、議会は本年2月定例会で「平成23年度鎌倉市一般会計予算に対する修正案」及び「平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計予算に対する修正案」を特別多数議決により可決し、ごみ減量化の取り組みを進めつつ、下水汚泥のバイオマス化を含め、バイオマスエネルギー回収施設整備事業を改めて推進するよう求めた。
 その後、市長の減量化・資源化の方針が「第2次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画 ごみ処理基本計画(中間見直し)」として6月に策定され、行政計画として位置づけられたものの、この計画が確実に実施できるかどうか、先行きは不透明と言わざるを得ない。
 今議会で補正予算として提案された内容は、生ごみ処理機の普及目標台数の根拠や効果が明確でないまま相談員の経費を計上したり、目的や責任が不明確なまま、市民会議(鎌倉ごみ行動チーム)に係る負担金を計上するなど、行政計画を確実に実施できる担保が乏しい内容と言わざるを得ない。
 一方、戸別収集については、賛否両論がある中、有料化と合わせて年間約3,500トンの減量効果があるとしているが根拠が明確でなく、そのために約2億円の経費がかかるが、費用対効果については今後、十分な検討が必要であり、全市民的な合意が不可欠である。
 さらに、バイオマスエネルギー回収事業として、生ごみを資源化する施設の調査・研究に係る経費を計上したが、施設を建設しないのになぜ調査するのか、目的は定かでない。調査・研究を行うのであれば、ごみの減量化が計画どおりに進まなかったときのバックアップとして、「修正案」の可決により予算化されているバイオマスエネルギー回収施設整備事業を同時に進めていくべきである。
 バイオマスエネルギー回収施設整備事業は、これまで焼却処理していた下水汚泥と生ごみを合わせて発酵させ、回収したメタンガスをエネルギーとして施設の発電等に利用するもので、ごみの焼却量を大幅に削減するとともに、東日本大震災後、まさに世界的な課題である自然エネルギーの推進に自治体として貢献する事業である。
 焼却ごみの約4割を占める生ごみの資源化を図り、本市の安定的なごみ処理体制を確立する上で重要な事業であり、焼却ごみの量を大幅に削減することによって、今泉クリーンセンターの焼却施設を確実に停止することができ、また、名越クリーンセンターの焼却量を減量することにもつながるものである。
 よって、行政計画を進めつつ、同時に、バイオマスエネルギー回収施設整備事業についても改めて推進し、安定的なごみ処理体制を構築していくよう求めるものである。
 以上、決議する。平成23年7月8日。鎌倉市議会。
 御賛同を賜りますようお願いをいたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(伊東正博議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第5号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第5号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
 
○3番(飯野眞毅議員)  民主党鎌倉市議会議員団を代表して、議会議案第5号自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議について、反対の立場で討論に参加いたします。
 3月11日に東日本大震災が起こり、それに伴い、福島第一原発事故が起きた今日において、原子力発電のリスクについては広く国民に認識されております。平成23年4月21日に環境省地球環境局地球温暖化対策課が発表した平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査の発表もあり、太陽光発電、風力発電、中水力発電、地熱発電などの再生可能エネルギーの重要性は認識しております。
 また、バイオマスエネルギーについても、資源の乏しい我が国においては、必要な技術であり、自然エネルギーの推進については、推進すべきだと考えております。
 しかし、昨年9月定例会で多数により可決されたバイオマスエネルギー回収施設整備計画の積極的推進を求めることに関する決議については、総務省の平成23年2月15日に発表のあったバイオマスの利活用に関する政策評価において、国が平成20年度までの6年間に実施した214事業について、地球温暖化防止など、期待される効果が出ている事業は皆無と判定し、農林水産省など関係6省に改善の勧告を行い、関連6省は214事業のうち、75%、161事業について効果が出ていると回答したものの、行政評価局の独自評価では、循環型社会の形成などにつながるだけの効果が出ているケースはゼロであり、効果はあるが低調と、効果の程度が不明を合わせても16%、35事業にとどまっていることや、余剰バイオガスを焼却処分していることや、消化液、消化汚泥の薬剤処分、化石燃料を使った処分などが地球温暖化防止の観点から適切でなく、また廃棄処理のために多額の費用を投じている施設も見られる現状は経済性の観点から解決すべき課題として指摘をしております。
 さらに、鎌倉市が取り組もうとしていたバイオマスエネルギー回収施設は、全国に北広島市で今年度から稼働する施設以外なく、技術的安定度に不安があること。家庭系生ごみが入ることにより、下水汚泥と比較し、夾雑物の問題や原料の組成について安定供給が難しく、微生物を使った処理があることを勘案すると、従来から指摘してきたとおり、実証実験を行うか、他市の技術的な蓄積を待った上で慎重に対応すべきです。
 その点からも、バイオマスエネルギー回収施設整備事業についても、改めて推進するという点は賛同することができません。神奈川新聞のことし5月9日の報道で代替案に基づく予算案は明確な行政計画に位置づけられていないなどとして、施設整備費を盛り込むなどの修正を施し可決されたとありましたが、その後に鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会において、第2次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画ごみ処理基本計画に位置づけられ、今補正予算にその具体的措置として予算計上されたにもかかわらず、松尾市長が市長に当選する前に確定されたバイオマスエネルギー回収施設整備事業を推進しようとする姿勢に疑問を感じざるを得ません。
 また、例えば名越クリーンセンター長寿命化計画策定業務に係る経費の増額については、タイムスケジュール上、今年度中に調査をした上で前に進めなくてはいけない状況にある中で、予算が認められないということになれば、すべての計画がずれるという事態が生じるのではないかと深く憂慮しております。
 以上で反対討論を終わります。
 
○7番(長嶋竜弘議員)  ただいま議題となりました議会議案第5号自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議について、鎌倉無所属の会を代表して、反対の立場から討論に参加いたします。
 従前、鎌倉市が計画していたバイオマスエネルギー回収施設は、一言でいうとハイリスク・ハイコスト・ローリターンの施設です。また、同様の施設を横須賀市が実証実験を行った結果、実施を断念したり、他市でもいろいろ問題が発生しており、この技術はまだ発展途上の技術であり、リスクが高く、各自治体、余り前向きに採用していない状況であります。
 また、総務省行政評価局は、2月15日、平成20年度までの6年間に実施したバイオマス214事業について期待される効果が出ている事業を皆無と判定。農林水産省など関係6省庁に改善を勧告しています。
 よって、今、この技術を鎌倉で導入して施設を建設することは時期尚早であると考えております。ほとんどの地方自治体の政策は、基本的な問題解決につながらない応急処置的なごみの後始末に腐心し、どのごみ処理施設をどこに建てるかに終始しています。処理施設にお金をかければかけるほど、それに見合う量のごみ処理を一定期間続けなければならないという悪循環を引き起こし、ごみの発生抑制を行うことができなくなるという矛盾に陥ります。
 また、安易に処分できる施設をつくることで、ごみの発生抑制を行う必要性が薄くなり、問題の根本解決は環境汚染とともに次世代に持ち越されてしまいます。東日本大震災を機に、今、私たちの暮らしをどう見直すかが問われています。多くの国民の皆様は、子供たちの未来のために、持続可能な社会をつくることの必要性を感じていると思います。
 電気が足りないから原子力発電所をつくるという発想と同じように、ごみの処理のために新たな施設をつくるという考え方が果たして今、鎌倉市民の皆様が求めていることなんでしょうか。そうではないと我々は考えております。
 しかしながら、ごみ処理の施設は、必要不可欠です。焼却炉も1カ所は必ずはつくらなくてはなりません。そういった中で、自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を進めるには、技術的に懸念の残る新たな方法のごみ処理施設の建設をするのではなく、まずはごみの発生抑制の努力を最大限に行うとともに、普及の進んだ技術をベースにした、新たな技術を加えた環境に配慮された効率のよいエネルギー回収も図れるようになったごみ処理施設を現在の焼却施設を統廃合して、最小限の規模で新たに建設して運用していくことが一番の近道であり、バイオマスエネルギー回収施設を新たに整備することではないと考えております。
 よって、従前鎌倉市で計画していた大規模なバイオマスエネルギー回収施設を再度計画に位置づけし、建設を推進するような決議には反対の立場を表明し、討論を終わります。
 
○議長(伊東正博議員)  討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第5号自然エネルギーを推進し、安定的なごみ処理体制の構築を求めることに関する決議についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議会議案第5号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員)  お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、この際、閉会中継続審査要求については、緊急を要する事件と認め、日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よってこの際、日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員)  「閉会中継続審査要求について」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました要求書のとおり、建設常任委員長から目下審査中の事件につき、閉会中継続審査の要求があります。
 お諮りいたします。建設常任委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、建設常任委員長から要求のとおり、閉会中継続審査に付することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 平成23年7月鎌倉市議会臨時会はこれをもって閉会いたします。
                   (14時47分  閉会)

平成23年7月8日(金曜日)

                          鎌倉市議会議長    伊 東 正 博

                          会議録署名議員    大 石 和 久

                          同          前 川 綾 子

                          同          池 田   実