○議事日程
平成23年 6月定例会
鎌倉市議会6月定例会会議録(5)
平成23年6月23日(木曜日)
〇出席議員 27名
1番 千 一 議員
2番 西 岡 幸 子 議員
3番 飯 野 眞 毅 議員
4番 伊 東 正 博 議員
6番 中 澤 克 之 議員
7番 長 嶋 竜 弘 議員
8番 石 川 敦 子 議員
9番 久 坂 くにえ 議員
10番 渡 辺 隆 議員
11番 納 所 輝 次 議員
12番 岡 田 和 則 議員
13番 渡 邊 昌一郎 議員
14番 高 野 洋 一 議員
15番 小田嶋 敏 浩 議員
16番 安 川 健 人 議員
17番 三 宅 真 里 議員
18番 太 田 治 代 議員
19番 山 田 直 人 議員
20番 中 村 聡一郎 議員
21番 大 石 和 久 議員
22番 前 川 綾 子 議員
23番 池 田 実 議員
24番 吉 岡 和 江 議員
25番 赤 松 正 博 議員
26番 高 橋 浩 司 議員
27番 石 川 寿 美 議員
28番 松 中 健 治 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
事務局長 讓 原 準
次長 花 岡 邦 彦
次長補佐 原 田 哲 朗
議事調査担当担当係長 成 沢 仁 詩
議事調査担当担当係長 谷 川 宏
書記 木 村 哲 也
書記 木 田 千 尋
書記 窪 寺 巌
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〇理事者側説明者 なし
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〇議事日程
鎌倉市議会6月定例会議事日程(5)
平成23年6月23日 午後2時開議
1 諸般の報告
2 陳情第3号 鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情 ┐ 観 光 厚 生
│ 常任委員長報告
陳情第6号 鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情 ┘
3 陳情第4号 神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情 同 上
4 議案第7号 市道路線の認定について 建設常任委員長
報 告
5 議案第8号 工事請負契約の変更について ┐ 総務常任委員長
│ 報 告
議案第9号 工事請負契約の変更について ┘
6 議案第10号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい 観 光 厚 生
て 常任委員長報告
7 議案第11号 平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号) 総務常任委員長
報 告
8 議案第12号 平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 建設常任委員長
報 告
9 議会議案第1号 鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦について 前川綾子議員
外5名提出
10 議会議案第2号 持続可能な自然エネルギーの推進を求めることに関する意見 三宅真里議員
書の提出について 吉岡和江議員
外5名提出
11 議会議案第3号 公立学校施設における防災機能の整備の推進を求めることに 納所輝次議員
関する意見書の提出について 外6名提出
12 議会議案第4号 神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出について 久坂くにえ議員
外6名提出
13 閉会中継続審査要求について
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〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
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鎌倉市議会6月定例会諸般の報告 (3)
平成23年6月23日
1 6 月 15 日 観光厚生常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了したので、
本会議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 10 号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
陳 情 第 3 号 鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情
陳 情 第 4 号 神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情
陳 情 第 6 号 鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情
2 6 月 16 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 7 号 市道路線の認定について
議 案 第 12 号 平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
3 6 月 17 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 8 号 工事請負契約の変更について
議 案 第 9 号 工事請負契約の変更について
議 案 第 11 号 平成23年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
4 6 月 23 日 前川綾子議員外5名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第1号 鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦について
5 6 月 23 日 三宅真里議員、吉岡和江議員外5名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第2号 持続可能な自然エネルギーの推進を求めることに関する意見書の提出について
6 6 月 23 日 納所輝次議員外6名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第3号 公立学校施設における防災機能の整備の推進を求めることに関する意見書の提出につ
いて
7 6 月 23 日 久坂くにえ議員外6名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第4号 神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出について
8 6 月 15 日 次の陳情の署名簿を受理した。
陳 情 第 5 号 携帯電話基地局の建設についての陳情
99名
9 6 月 15 日 東京都において、全国市議会議長会第87回定期総会が開催され、伊東議長が出席し、
原田次長補佐が随行した。
なお、定期総会の席上において、千、中村の各議員が議員在職10年で表彰を受け、
赤松前議長が全国市議会議長会建設運輸委員会の委員在職で感謝状を受けた。
10 監査委員から、次の監査報告書の送付を受けた。
6 月 20 日 平成22年度平成23年3月分例月現金出納検査報告書
11 6 月 23 日 各委員長から、別紙要求書のとおり、それぞれ閉会中継続審査の要求があった。
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(出席議員 27名)
(14時00分 開議)
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○議長(伊東正博議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。15番 小田嶋敏浩議員、16番 安川健人議員、17番 三宅真里議員にお願いいたします。
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○議長(伊東正博議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。
ただいまの報告に御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(伊東正博議員) 日程第2「陳情第3号鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情」「陳情第6号鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情」以上2件を一括議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(飯野眞毅議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第3号鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情及び陳情第6号鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
陳情第3号は去る6月8日開会の本会議において、また陳情第6号は翌9日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き、いずれの陳情も障害者に対する歯科診療所の開設を求めるものであることから、これら2件の陳情を一括して審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、陳情の要旨について申し上げます。
まず、陳情第3号は、障害者に対する歯科診療に特化した公的な歯科診療所の開設を求めるものであります。次に、陳情第6号は、障害児者に対する歯科診療に特化した歯科診療所の開設について、平成24年度の予算策定に際し、議会として尽力を求めるものであります。
理事者の説明によれば、県内の障害者歯科診療体制において、本市は、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町と診療圏を構成しており、一次診療は、障害児者の歯科診療研修を受けた市内の歯科医が行い、二次診療は、一次診療では対応が難しい歯科診療を、藤沢市心身障害児者歯科診療所で集約した設備と人員により行い、さらに三次診療では、全身麻酔や入院治療を必要とする高次な診療を、横須賀市にある神奈川歯科大学など3施設において行っているとのことであります。
また現在、市内における障害者への歯科診療の充実については、鎌倉市歯科医師会との間で課題となっているところでありますが、これまでの経過の中で、レイ・ウェル鎌倉で実施している休日急患歯科診療所は暫定的な施設であり、今後、保健医療福祉センターが開設された際には、その機能を移設し、障害者歯科診療にも取り組むことを検討しているが、保健医療福祉センターが果たす役割や機能の選択など、さまざまな検討が必要であることから、同センターの具体化には時間を要すると考えていること、また、レイ・ウェル鎌倉はあくまでも暫定的な施設であることから、改めて施設の改修を行うとともに必要な機材等を整備することは困難であると考えているが、市としては、今後とも鎌倉市歯科医師会と話し合いを行っていくとのことであります。
当委員会では、以上申し述べました両陳情の要旨及び理事者の説明を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、まず、陳情第3号については、次のような相違する意見に分かれたのであります。
一つは、まず鎌倉市における診療はどうあるべきか、また現状把握のための綿密な調査を行い、利用者の声を聞くなどしてニーズを見きわめることが先決であり、現時点において答えを出すのは難しいことから、継続審査にすべきという意見であります。
もう一つは、障害者歯科診療所については、以前から課題があったが、市では何ら具体化に向けた取り組みがなされて来なかったというのが実際であり、障害者を初めとして高齢者も苦労されていることを考えると、現状把握と利用者のニーズを見きわめることは大切であり、市として一歩踏み出すという意味で、この陳情を契機として確実に取り組むべきものであるとのことから、陳情を採択すべきという意見であります。
以上のような異なる意見に分かれましたので、まず結論を出すか否かについて諮ったところ、継続審査を主張した委員も含め、結論を出すことといたしました。続いて採決を行った結果、全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
次に、陳情第6号についてでありますが、陳情第3号と同様に、現状把握を行い、この陳情を契機として確実に取り組むべきとのことから、採決を行った結果、全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。まず、陳情第3号鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情を採決いたします。陳情第3号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、陳情第3号は採択し、市長あて送付することに決定いたしました。
次に、陳情第6号鎌倉市障がい者歯科診療所(仮称)の開設についての陳情を採決いたします。陳情第6号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、陳情第6号は採択し、市長あて送付することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第3「陳情第4号神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(飯野眞毅議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第4号神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
本陳情は、去る6月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、本陳情の要旨でありますが、神奈川県最低賃金の諮問・改定を早期に行うこと、最低賃金の改定に当たっては、地方最低賃金審議会の自主性を尊重すること、生活保護を下回らない、生活できる最低賃金となるよう適切な対応を図り、その趣旨及び内容の周知徹底を強化すること、2010年の雇用戦略対話の確認に基づく、最低賃金1,000円に向けた取り組みへの指導を行うことの4項目について、本市議会から国に対し、意見書を提出してほしいというものであります。
当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、次のような相違する意見に分かれたのであります。
一つは、最低賃金が上がることはよいが、本陳情には経営者側の事情の考慮がなく、最低賃金1,000円を目標としており、それが賃金改定により現実になった場合、将来的に零細企業の経営破たんも予想されることから慎重に対処すべきであり、本陳情は議決不要とすべきという意見であります。
もう一つは、賃金をどのレベルにすべきなのかという判断は容易ではなく、より一層の議論が必要であること、また若年層の非正規雇用が増大している中で、ただ単に賃金のみをとらえるのではなく、より総合的に雇用のあり方を考えながら解決すべき問題であることから、本陳情は継続審査とすべきという意見であります。
またもう一つは、非正規雇用がふえている中で、労働者のセーフティーネットとしての最低賃金を上げていくべきであり、当面は生活保護費を下回らない賃金を保障すること、中小企業へのバックアップも当然行うなど、安定した社会を築くために、議会として明確な姿勢を打ち出す必要があるという意味から、結論を出すべきという意見であります。
以上のように異なる意見に分かれましたので、まず、会議に付するを要するか否かを諮ったところ、会議に付するを要することとし、その後一部委員が退席いたしましたが、次に結論を出すか否かについて諮ったところ、継続審査を主張していた委員も含め結論を出すことになりました。続いて、採決を行った結果、多数により採択すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。陳情第4号神奈川県最低賃金改定に関する意見書提出についての陳情を採決いたします。陳情第4号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、陳情第4号は採択することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第4「議案第7号市道路線の認定について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(石川寿美議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第7号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第7号は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後16日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回認定しようとする路線は4路線で、いずれも開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第7号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第7号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第5「議案第8号工事請負契約の変更について」「議案第9号工事請負契約の変更について」以上2件を一括議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(山田直人議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第8号工事請負契約の変更について外1件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第8号外1件は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後17日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第8号工事請負契約の変更について申し上げます。
本件は、平成21年2月定例会において議案第63号で、平成22年2月定例会において議案第61号で、さらに平成22年12月定例会において議案第55号で議決いたしました大船駅西口ペデストリアンデッキ等整備工事大船駅西口地区の契約金額を変更しようとするものであります。
変更の理由は、歩行者デッキの雨水処理の見直し及び県道の本復旧工事の増工などの設計変更を行おうとすることに伴うものであります。変更内容としては、平成22年12月定例会で議決後の契約金額14億542万5,000円に、今回、消費税及び地方消費税を含む6,198万1,500円を増額し、変更後の契約金額を14億6,740万6,500円にしようとするものであります。
当委員会では、以上申し述べました変更内容につきまして慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第9号工事請負契約の変更について申し上げます。
本件は、平成22年2月定例会において議案第60号で議決いたしました大船駅西口公共広場等整備工事の契約金額を変更しようとするものであります。
変更の理由は、自転車駐車場の防水処理の変更及び県道の復旧内容の変更などの設計変更を行おうとすることに伴うものであります。変更内容としては、当初の契約金額4億4,068万5,000円に、今回、消費税及び地方消費税を含む4,966万5,000円を増額し、変更後の契約金額を4億9,035万円にしようとするものであります。
当委員会では、以上申し述べました変更内容につきまして慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第8号工事請負契約の変更についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第8号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号工事請負契約の変更についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第9号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第6「議案第10号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(飯野眞毅議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第10号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第10号は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本改正条例の主な内容は、現在の普通徴収に係る保険料賦課方法である4月・5月は前々年所得をもとに前年度保険料率により算定した額、いわゆる仮算定額を保険料として賦課徴収し、6月期以降は前年所得をもとに当該年度の新たな保険料率により算定した額、いわゆる本算定額から仮算定額を減じた額を6月から3月までの10回に分けて賦課徴収する制度に対して、わかりにくいという意見や、土地売買等による一時所得により年間所得に大きな差異がある場合には仮算定時と本算定時での賦課額の変化が大きく納付計画が立てにくいなどの意見があったことから、賦課徴収方法の改善を図ろうとするもので、普通徴収に係る保険料の仮算定を廃止し、その納期限について4月からの12期納付を6月からの10期納付に変更しようとするものであります。
また、国民健康保険法及び租税条約実施特例法の改正に伴い、鎌倉市国民健康保険条例の規定で引用している法律名の変更等が生じたため、あわせて規定の整備を行おうとするものであります。
なお、保険料の仮算定の廃止に伴う部分については平成24年4月1日から、法律改正に伴う部分については、公布の日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第10号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第10号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第7「議案第11号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(山田直人議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第11号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第11号は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後17日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも3億2,650万円を追加するもので、これにより補正後の総額は568億6,550万円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、第5款議会費では、議員年金制度の廃止に伴う共済費の追加を、第10款総務費では、公共施設白書作成業務を行うための委託料及び防災行政用無線子局の増設に要する委託料等の追加を、第15款民生費では、子ども会館及び子どもの家の災害対策に要する消耗品等の経費、鎌倉みどり幼稚園の認定こども園化及び岩瀬保育園の大規模改修に係る安心こども交付金、公立保育所災害対策に要する消耗品等の経費及び小災害罹災者に対する弔慰金の追加を、第20款衛生費では、太陽光発電設備設置費に対する補助金の追加を、第25款労働費では、震災被災者を雇用した事業者が行う就労資金貸付に対する補助金の追加をしようとするもので、一方、これらに対し歳入において、県支出金、前年度繰越金の追加をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、一部委員から、公共施設配置計画の策定に向けた公共施設白書作成業務委託料に関連して、所管となる政策創造担当は、中期的な都市像の構築を目指し、さまざまな政策課題について調査研究を行うという、その果たすべき役割を明確にし、取り組みを進めるべきという意見が、また一部委員から、議員年金制度の廃止に伴う共済費の追加について、制度の廃止に伴い、議員が退職一時金を受け取る場合、原資が枯渇しているにもかかわらず従来の一時金より支給率が高くなっていること、退職年金を選択した場合は、議員は掛金の支払いをすることなく、今後長期間にわたり年金の給付を受けることになるなど、自治体の財政負担が増加する大きな要因となること、また地方交付税不交付団体である鎌倉市はその負担分の全額について市の税金を投入することとなることから、本議案には反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
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○18番(太田治代議員) 2011年度鎌倉市一般会計補正予算に対し、神奈川ネットワーク運動・鎌倉を代表し、反対の立場で討論に参加いたします。
地方議会議員年金制度を廃止する地方公務員共済組合法の一部を改正する法律が6月1日付で施行されました。2011年度6月議会補正予算には、議員年金制度廃止に伴う共済費の追加として1億1,102万4,000円が一括計上されています。
神奈川ネットワーク運動では、1999年より議員年金制度廃止に向けての運動を続けてきました。通常、25年以上掛金を支払わなければもらえない年金が、議員に対しては3期12年で支給され、他の年金とダブル、トリプルでもらえること、また議員本人の掛金より自治体からの公費負担が多いことなど、特権的であると指摘をしてきました。2006年には国会議員の年金が、そして2011年度、ようやく地方議員年金も廃止となりました。しかし、今回廃止とされる理由は、平成の市町村合併などでの議員削減で掛金が減少し、議員年金財政が破綻を余儀なくされたためです。
制度廃止に伴い、受給資格のある議員は退職一時金か年金を選択できます。一時金を受け取る場合には、掛金総額の8割となり、従来の退職一時金より支給率が高く、そのために自治体負担がふえる結果となっております。
また、退職年金を選択した場合は、議員は掛金の支払いをすることなく、今後長期間にわたり給付を受けることになります。交付税不交付団体の鎌倉市では、国からの補助金はなく、負担分は全額市が負うこととなり、今後総額13億円もの税金を投入することが予想されます。市長は、このような議員年金制度廃止案に対し、マスコミ報道でも明確に反対を表明し、自治体負担をできる限り少なくするよう国に補てんを求める要望書を提出しました。しかし、国からの交付措置があるとすれば、あれば是とすること、それは国税からの支出を認めることで、交付金を使うことからいえば、根本的な解決にはなりません。市長の政治姿勢には一貫性がないと言わざるを得ません。
群馬県安中市においては、一時金の支払いを拒否する姿勢を見せています。また、愛知県犬山市では、市長が国から十分な説明がないまま、市民の税金が議員の特権的な年金に使われることは市民の理解を得られないとし、予算計上を拒否する可能性があります。反対の立場を表明した鎌倉市も予算計上を拒否すべきと考えます。
東日本大震災からの一日も早い復旧・復興が求められる中、国の負担となる議員年金制度廃止に伴う公費負担はできるだけ少なくすべきです。神奈川ネットワーク運動では、公費負担に反対の立場から議員は一切一時金を受け取りません。
今補正予算には災害対策費や太陽光発電の環境政策経費などが計上され、当然充実させるべきです。しかし、1億1,000万円余りの議員年金制度廃止に伴う共済費の追加が一括計上されていることについて反対をするものです。
以上、2011年度鎌倉市一般会計補正予算に反対する立場での討論を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第11号平成23年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第11号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第8「議案第12号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(石川寿美議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第12号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第12号は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後16日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも45万9,000円を追加しようとするもので、これにより補正後の総額は86億2,130万円となります。
補正の内容は、まず歳出において、第5款総務費で、下水道事業運営審議会委員報酬を追加しようとするもので、一方、歳入において、前年度繰越金の追加をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(伊東正博議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第12号平成23年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第12号は原案のとおり可決されました。
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○議長(伊東正博議員) 日程第9「議会議案第1号鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○22番(前川綾子議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第1号鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦について、提案理由の説明をいたします。
御承知のように、農業委員会は選挙による委員と農業委員会等に関する法律第12条に基づく市長の選任による委員により構成されております。任期はいずれも3年で、現在の農業委員の任期は来る7月19日をもって満了となりますが、法第12条第2号の規定による委員は議会が推薦し、市長が選任することになっておりますので、これに基づく委員の推薦を印刷物のとおり提案いたしました次第であります。よろしく総員の御賛同をお願いいたします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(伊東正博議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第1号鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の賛成によりまして、議会議案第1号は原案に同意することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(14時38分 休憩)
(14時39分 再開)
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○議長(伊東正博議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(伊東正博議員) 日程第10「議会議案第2号持続可能な自然エネルギーの推進を求めることに関する意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○24番(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第2号持続可能な自然エネルギーの推進を求めることに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
文案の朗読をもって提案にかえさせていただきます。
3月11日の東日本大震災により発生した、東京電力福島第一原子力発電所、以下福島原発と言う、事故は世界じゅうの人々に大きな衝撃を与えた。事故から3カ月が経過したが、被害は拡大し続け、いまだ収束のめども立たず、日本の災害史上類を見ない深刻な事態となっている。放射能汚染はどこまで拡大するか定かではなく、とりわけ成長期にある子供への影響が懸念され、大きな不安が広がっている。
福島原発事故を経験し、日本はもとより、世界で原発見直しを求める声が広がっている。ドイツ政府は2022年までに原発から全面撤退することを決定。発電量の40%を原発に依存しているスイスも撤退を決めた。イタリアでは原発復活計画の是非を問う国民投票で94%が原発ノーを示した。
世界の原子炉を廃炉にした平均年数は22年である。現在54基ある日本の原発は、建設から40年を超えたものは3基、30年から40年経過したものは16基に上っている。老朽化した危険な原発の延命措置を見直し、廃炉の検討も必要である。
日本では総発電量に占める原子力発電の割合は2009年実績で25.1%だが、稼働しているのは3分の1であり、原発依存からの見直しは無理な課題ではない。
日本の自然エネルギーは大きな可能性を持っている。実際のエネルギー資源量は太陽光、中小水力、地熱、風力だけでも、20億キロワット以上、廃棄物系バイオマスエネルギー利用は、福島原発第1号機の9.8基分のエネルギーが補えるとの試算もある。これは日本にある発電設備の電力供給能力の約10倍、原発54基の発電能力の40倍に等しく、地球環境に優しい持続可能な自然エネルギーへの転換は喫緊の課題である。
よって、自然エネルギーの本格的導入と低エネルギー社会の創出を、国を挙げて推進するよう求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成23年6月23日。鎌倉市議会。
よろしく総員の御賛同をお願いいたします。
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○議長(伊東正博議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第2号持続可能な自然エネルギーの推進を求めることに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので御了承願います。
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○議長(伊東正博議員) 日程第11「議会議案第3号公立学校施設における防災機能の整備の推進を求めることに関する意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○11番(納所輝次議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第3号公立学校施設における防災機能の整備の推進を求めることに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
便宜、文案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
公立学校施設における防災機能の整備の推進を求めることに関する意見書。
これまで公立学校施設は大規模地震や豪雨等の非常災害時には地域住民の防災拠点として中心的な役割を担ってきた。
このたびの東日本大震災においても、多くの被災住民の避難場所として利用されるとともに、必要な情報を収集、また発信する拠点になるなど、さまざまな役割を果たし、その重要性が改めて認識されている。しかし一方で、多くの公立学校施設において、備蓄倉庫や自家発電設備、緊急通信手段などの防災機能が十分に整備されていなかったため、避難所の運営に支障を来し、被災者が不便な避難生活を余儀なくされるなどの問題も浮き彫りになった。こうした実態を踏まえ、現在、避難所として有すべき公立学校施設の防災機能のあり方について、さまざまな見直しが求められている。
政府は、公立学校施設の学校耐震化や老朽化対策等については、地方自治体の要望にこたえ、毎年予算措置等を講ずるなど、積極的な推進を図っているが、本来これらの施策と並行して全国的に取り組まなければならない防災機能の整備向上については、十分な対策が講じられていないのが実情である。
よって、政府におかれては、大規模地震等の災害が発生した際、公立学校施設において、地域住民の「安全で安心な避難生活」を提供するために、耐震化等による安全性能の向上とともに、防災機能の一層の強化が不可欠であるとの認識に立ち、以下の項目について、速やかに実施するよう強く要望する。
1 公立学校施設を対象として、今回の東日本大震災で明らかになった防災機能に関する諸課題について、関東大震災や阪神・淡路大震災、新潟県中越沖地震など過去の大規模災害時における事例も参考にしつつ、十分な検証を行うこと。
2 公立学校施設を対象として、避難場所として備えるべき、必要最低限の防災機能の基準を作成するとともに、地方公共団体に対し、その周知徹底に努め、財政的措置を講じて、防災機能の整備向上を促すこと。
3 公立学校施設を対象として、防災機能の整備状況を適宜把握し、公表すること。
4 公立学校施設の防災機能を向上させる先進的な取り組み事例を収集し、さまざまな機会を活用して地方公共団体に情報提供すること。
5 公立学校施設の防災機能向上に活用できる国の財政支援制度に関して、地方公共団体が利用しやすいよう、制度を集約し、窓口を一元化すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成23年6月23日。鎌倉市議会。
総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(伊東正博議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第3号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第3号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第3号公立学校施設における防災機能の整備の推進を求めることに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議会議案第3号は原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので御了承願います。
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○議長(伊東正博議員) 日程第12「議会議案第4号神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○9番(久坂くにえ議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第4号神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
便宜、文案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
神奈川県最低賃金改定に関する意見書。
今日、非正規労働者の増大やそれに伴う低賃金層が増大している。また新卒者も含め、正社員の採用が減少していることや、本来多様な働き方を選択するための雇用形態多様化が、労働者の非正規化を促進させるなど雇用環境を悪化させる原因となっている。
労働意欲の高い多くの国民に就業の道を開くことこそが、とりわけ若い世代にみずからの人生を積極的に構築させ、子供を持ち、育てることに展望を持たせるが、しかしながら不安定な収入が非婚層を増加させ、少子高齢化社会を加速させている。
実際、正規社員と非正規社員との間には、同じ仕事でも賃金や待遇に大きな格差があり、また、この神奈川において最低賃金は生活保護費を下回り、またその乖離幅は全国的に見ても大きく、仕事に意欲を持つこともできない。
労働意欲を高め、安定した生計費を確保し、社会的な公平性を実現するために、最低賃金法の趣旨を踏まえ、最低賃金を引き上げることは非常に有効かつ重要であり、少子化を食いとめ、だれもが希望を持って働ける社会の創出にもつながる。
また、生活保護、年金、健康保険など今後社会保障のあり方をだれがどのように支えるのか、抜本的かつ速やかな議論を同時に進めることも不可欠である。
なお、経営基盤が弱く、雇用維持に努力を続ける中小企業に対しては、業種・規模に応じた振興・支援策を強力に推進し、最低賃金引き上げのための環境を整備することも必須である。
国においては2010年の雇用戦略対話に基づき、2020年の目標とされた最低賃金1,000円実現に向け取り組みを行うとともに、上記の趣旨を踏まえて、次のとおり実施するよう求める。
1 同一価値労働同一賃金の観点、特定最低賃金に特段配慮した神奈川県最低賃金の諮問・改定を早期に行うこと。
2 厳しい経済状況の中、経営を行う中小企業について、振興・支援策に係る要望を至急に取りまとめ実施すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成23年6月23日。鎌倉市議会。
総員の御賛同を賜りますようお願いをいたします。以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(伊東正博議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第4号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第4号神奈川県最低賃金改定に関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議会議案第4号は原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので御了承願います。
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○議長(伊東正博議員) 日程第13「閉会中継続審査要求について」を議題といたします。
お手元に配付いたしました要求書のとおり、各委員長から目下審査中の事件につき、閉会中継続審査の要求があります。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、各委員長から要求のとおり、閉会中継続審査に付することに決定いたしました。
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○議長(伊東正博議員) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
平成23年6月鎌倉市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
(14時55分 閉会)
平成23年6月23日(木曜日)
鎌倉市議会議長 伊 東 正 博
会議録署名議員 小田嶋 敏 浩
同 安 川 健 人
同 三 宅 真 里
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