○議事日程
平成23年 3月23日観光厚生常任委員会
観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成23年3月23日(水) 10時00分開会 10時35分閉会(会議時間 0時間23分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、吉岡副委員長、長嶋、西岡、渡邊、飯野、三宅の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
〇 計画停電に伴うクリーンセンターの状況について
1 継続審査案件について
〇審査内容
開会後、吉岡副委員長から、久坂委員長から所用のため遅刻する旨の届け出があり、副委員長が委員長の職務を行う旨の報告があった。次に、会議録署名委員に三宅委員を指名し、本日の審査日程の確認を行ったところ、三宅委員から今回の地震に伴い、3月15日から計画停電が実施されているが、それに伴うクリーンセンターの現状・状況について、原局から報告を受けたい旨、要望があり、協議した結果、「計画停電に伴うクリーンセンターの状況について」を日程に追加し、原局から報告を受けることとなった。
ここで担当原局入室のため、一たん休憩した。
(10時03分休憩 10時14分再開)
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○吉岡 副委員長 それでは、「計画停電に伴うクリーンセンターの状況について」、原局から報告をお願いします。
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○環境施設課長 計画停電に伴うクリーンセンターの状況について、報告いたします。3月15日から計画停電が始まりまして、今泉クリーンセンターが第5グループ、名越クリーンセンターが第1グループということになっています。その中で、当初1日に2回、計画停電が実施されたことにより、このままの状況でいくと自区外処理が懸念されておりましたけれども、この一、二週間、土日は計画停電が実施されない、それと基本的に1日1回の計画停電となったことで、今の状況ですと4月中まで自区外処理をしなくて済むということになっております。今後についても、計画停電の状況を見ながら、各クリーンセンターと調整をとって焼却量の調整をしていきたいと考えています。また、自区外処理についてですが、逗子市との広域処理の協定を結んでいる関係で、電話では、もしかすると自区外処理をお願いするかもしれないというお話はしており、県のほうにもその旨は報告しております。また明日、逗子市のほうに正式にこういう状況であるということをお話ししに行く予定になっています。県についてもこの辺の状況を金曜日に報告していきたいと考えています。そのような状況です。
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○吉岡 副委員長 ありがとうございました。御質疑ございますか。
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○飯野 委員 逗子市のほうは計画停電は大丈夫なんですか。
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○環境施設課長 聞くところによると、逗子市のクリーンセンターは池子にあるのですが、計画停電の区域からは外れているということですが、明日、はっきりとお聞きして確認したいと思います。
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○飯野 委員 自区外処理をする場合、幾らくらいかかるのでしょうか。
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○環境施設課長 自治体の場合約22,000円くらい、民間施設ですと45,000円くらいということで確認がとれております。
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○渡邊 委員 地震の直後、現場はどのような状況だったのですか。
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○環境施設課長 停電になりますので、焼却を停止した状態でした。具体的に震度幾つになるととまるというのは確認できていないのですが、自動的にとまるということです。
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○三宅 委員 連続運転をすることで温度を一定に保って、ダイオキシンの発生を極力抑えるということだと思いますが、毎日連日のように停電ですから、つけたり消したりするということでそのあたりが心配です。ダイオキシンだけでなく、ほかの有害物質もそうですが、通常の検査よりももっとこまめに検査していただくということはいかがでしょうか。
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○環境施設課長 通常立ち下げに3時間、ですから計画停電が実施される3時間前からです。立ち上げには、そのときの状況にもよりますが、通常1時間くらいかけて実施しているということで、これは委員おっしゃられたダイオキシン等の状況を確認するために実施しているということで、クリーンセンターではその点について十分注意しながら施行しているということですので、新たに検査をより多く実施するということは考えていません。
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○三宅 委員 毎日つけたり消したりするわけですから、本当に大丈夫なんですか。施設が非常に古いので、温度変化が頻繁にあるとダメージが大きいと思うのですが、そのあたり、修繕との関係も含めていかがですか。
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○環境施設課長 そのあたりも含め、クリーンセンターのほうで十分注意しながら稼働しています。大体連休明けくらいに大きな修繕を入れる予定となっております。稼働状況も計画停電とあわせ確認しながら処理を進めていきたいと考え、各センターと調整をとっています。
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○三宅 委員 連休明けの修繕では、通常の修繕よりも詳しく調査等をするということですか。
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○環境施設課長 調査をするところまでではないと思いますが、毎年、ある程度の期間をもって修繕を行いながら、名越と今泉で交互に焼却量を調整しながらやっていますのでその中の一環ということです。先ほどお話ししましたように、日々、一酸化炭素の濃度等を検出しておりますので、その中で有害物質については確認を行っているということです。
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○三宅 委員 日々のチェックですが、何か変化がありましたらすぐにお知らせをいただきたいと思いますがいかがですか。
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○環境施設課長 その辺については、日々ご連絡させていただきたいと考えています。
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○長嶋 委員 参考までにお聞きしたいのですが、燃料関係が不足しているという状況で、その辺が大丈夫なのかということと、地震の影響で焼却に限らず、ごみの量について特別にふえた、減ったという状況がありますか。
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○環境施設課長 収集車両の燃料については、当初なかなかスタンドも空いていないということもあったのですが、契約検査課と調整して現在は十分できております。また、ごみの量については、地震によって急にふえたということは聴いていません。引越しシーズンということで、その辺は従前からの量ということで認識しています。
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○吉岡 副委員長 ほかにありませんか。それではちょっと私からお聞きしたいのですが、あそこの焼却炉というのは自家発電はあるんですか。
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○環境施設課長 自家発電はございません。
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○吉岡 副委員長 バグフィルターとかは、前に聞いたときは、ある程度一定の温度を保っていないと固くなってしまって機能しなくなるということでしたが、その辺は心配ないですか。
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○環境施設課長 その点については先ほどもお話ししましたが、落とすときに3時間かけてゆっくり落としているので問題ないと、現場に確認しています。
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○吉岡 副委員長 もう一つ、一番心配なのはダイオキシンですね。今は年に1回の調査だと思うんですが、連続炉という関係で、立ち上げたりというときに一番発生すると思いますので、やはりどこかで調査だけはきちんとやっておいたほうがいいのかなと思いますが、その辺はいかがですか。
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○環境施設課長 今のところの予定は年に1回ということですが、その辺は調整して進めていきたいと考えています。神奈川県下でどのような状況で進めているかも確認しながら、進めていきたいと思います。
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○渡邊 委員 計画停電にともなって、センターの職員の出退勤の状況ですとか、パッカー車のローテーションの変更などはありますか。
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○環境施設課長 パッカー車のローテーションまでは把握していませんが、今回の計画停電により、職員が早朝に出勤してきたり、泊まりで対応したりということは聞いております。基本的には24時間委託で管理しておりますので問題ないのですが、今回のケースでは人数が足りなくなるというケースもありますので、そのあたりは職員で対応しているという状況です。
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○吉岡 副委員長 ほかに御質疑はありますか。
(「なし」の声あり)
それでは質疑を打ち切ります。了承ということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認しました。原局退室のため、休憩します。
(10時26分休憩 10時27分再開)
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その後、久坂委員長が到着したため、委員長交代後、日程第1「継続審査案件について」を議題とし、現在閉会中継続審査案件となっている「山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について」の取り扱いについて、休憩を挟んで協議した結果、閉会中継続審査案件としないことに決したため、3月1日開催の当委員会で確認された11件から本件を除いた10件について、最終本会議において閉会中継続審査要求を行うことを確認した。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成23年3月23日
観光厚生常任委員長
委 員
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