平成23年観光厚生常任委員会
2月 7日
○議事日程  
平成23年 2月 7日観光厚生常任委員会

観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成23年2月7日(月) 10時00分開会 16時57分閉会(会議時間1時間22分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、吉岡副委員長、長嶋、西岡、飯野、渡邊、三宅の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について
2 その他
(1)次回委員会の開催について
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○久坂 委員長  おはようございます。これより観光厚生常任委員会を開会いたします。
 会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。長嶋竜弘委員にお願いいたします。
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○久坂 委員長  それでは、本日の審査日程の確認ですが、お手元に配付したとおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
   ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○久坂 委員長  日程第1「山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について」を議題とします。今回は、皆さんの意見を持ち寄るということだったんですが、今、飯野委員と長嶋委員からは書面でいただいているんですけれども、ほかに御用意いただいて、コピーが必要という方はいらっしゃいますか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは資料の用意のため、一たん、休憩させていただきます。
              (10時04分休憩   10時12分再開)
 
○久坂 委員長  再開します。
 ただいま、お手元に各委員からの案をいただきました。それぞれの案につきまして、どなたからでも結構ですので、概要を御説明いただければと思います。
 
○西岡 委員  今回、議会として市内5カ所のスーパー店頭において10回のアンケート調査を行ったことは、ごみ処理の主体者である市民の声に耳を傾け、よりよい鎌倉市のごみ処理政策に生かそうとするものです。また、名越、今泉、山崎浄化センター周辺住民を代表する方々の貴重な御意見を議事録として明記いたしましたということで、アンケートの分析評価を行いました。
 簡単ですけれども、1番目として、自宅でごみ処理を行っているのは全体の19.9%で、一戸建てがそのうちの16.6%、集合住宅は3%ということです。
 ごみ処理を行っている年代は、60代、70代以上が全体の50.8%で、それに50代を加えると67%になります。ですので、10代から30代は、わずか13.6%で、残りは40代ということなので、若い世代は、まだまだこれからというところかなと思います。
 2番目として、アンケートの中で、ごみ処理を行う気持ちがないと気持ちはあるができないというのを足すと、全体の54.2%と半数を超えます。そして、できない理由のトップは設置場所ということが54.9%。また、過去に行っていた人というのは、全体の9.5%でした。これは1,666名のうちの9.5%ということです。今後行ってみたいというのが全体の16.7%でしたが、その中でずっと行っていきたいというのは5.9%ということでした。
 また、対面でわかったこととしては、生ごみ処理を行っていると答えた人の中には、夏だけとか、冬だけやっているという季節限定型が多かったということ。また、自宅処理と、それから、市のごみ収集を併用していると答える人がほとんどであり、数字にあらわれない実態がわかったのは、直接アンケートを行った成果だと考えるということです。
 
○長嶋 委員  一番最初にいただいた資料で数字をつくっちゃったもので、ちょっと数字が違っているところがあります。済みません、お詫びしておきます。改めて数字は直したいと思います。
 まず一言で言うとアンケート調査というのは難しいなと、仕事では過去にやったことがありますが、改めて議員の立場としてやるのは難しいなというのが、まずは感想です。
 中身に関しては、客観的に分析するならして報告するのがいいかなと思っております。
 趣旨は、実現の可能性があるかないか、ということだとは思うんですけれども、これについても、あるかないかと言われたら、客観的に見たらあるとは思いますけれども、アンケートのあれだけで本当にできるかどうかというのはまた別の問題で、方法論はどういうやり方をするか、どのぐらいやるかということで結果は出てくることだと思いますので、その辺なかなか、楽な道のりじゃないと私は思っております。
 議会でこういった活動を行ったことは本当に意義のあることで、先輩の議員さんもブログで、意義があったということを書かれている方もいらっしゃいますけれども、大変意義があったと思っております。ただ、方法論として、今後アンケートをやるかどうかはわかりませんけれども、少し考えてやるべき必要があるかなと思います。それを2点、意見を書かせていただきました。これは別に委員長報告に盛り込むか、盛り込まないかは別に皆さんのあれで、私は、報告はしなくても皆さんが御理解いただければいいかなとも思っておりますけれども、アンケート調査を改めてやることの難しさを非常に実感した次第でございます。
 中身に関しては簡単に言うと、先ほど言ったとおり、可能性があるかと言われたら、あるとは思いますけれども、簡単でもないと。今後の市民の皆様の御協力、そういうことだと思っております。そんな意図で書かせていただきました。
 
○吉岡 副委員長  皆様の意見をいろいろ伺って、一つは、市がやったアンケートとの違いという点では、市民に直接会って話をするという、対面調査というところに意義がすごくあったなと。毎日、ごみを分別処理されている方のお声を聞いたという、それが非常に大きな成果だったと思いますので、その辺の実態を反映したような報告にすべきかなというのが一つあります。
 それと、アンケートの結果では、いろいろありますけれども、特にいいえと答えた人の中の、今後行ってみたいというところの分析というのは非常に大事かなと一つは思いまして、そこをちょっとやりましたが、実際に1,195人の方がいいえと答えられて、279人、23.3%の方が、今後行ってみたいと答えています。
 今回の調査は、今泉を廃止して、山崎のバイオマスセンターもつくらないと。ずっと生ごみ処理を続けられるかどうかが条件ということでは、そういう点では厳しく処理量や市民意向を見る必要があるのではないかというところを強調すべきだと思っております。
 そういう点で、ずっと行ってみたいが98人、わからない、数年なら、という、そういうところの分析ですね、特にわからないという方、数年ならという方が非常に多かったという点では、市が20%の生ごみを自宅で処理してもらうというふうに考えているけれども、そこは非常に厳しい数字ではないかということを感じました。
 それともう一つは、対面調査を行ったことで、改めて感じた点として、当たり前のことですが、人間は機械ではないと、生活していると。生きて、病気のときもあるし、いろいろな生活実態があると。そういうことを生で感じたということです。
 それともう一つは、これは途中で気がついたんですけれど、生ごみ処理をしていると答えた方でも全量を処理していないという、そこは重要なポイントかなと改めて思いました。半分以下とか、月に2日から3日とか、中には年末年始だけをやっているというような方もいらっしゃいました。もちろん冬だけ、夏だけという方もいらっしゃいました。
 それともう一つ、生ごみ処理をやる上で、生ごみは生きているということで、生ごみの発酵は一定の土の温度が必要だと。やっぱり発酵の温度、そういう影響を受けるし、実際に処理している場合の住環境、虫がわくとか、そういう問題も考慮しないといけないなんだなということ。だから計算どおりに生ごみ処理はできないということを改めて感じます。
 それで、先ほど言いましたけれども、全量処理していないということから、市の目標値を改めてちょっと計算してみたんですが、この174グラムというのは、先ほども申しましたけれども、市が出している、1日1人当たり生ごみ174グラム出るという数字です。今の市の調査から、家庭系生ごみが、たしか燃やすごみが今2万5,500トンぐらいで大体4割というふうに生ごみを計算していますけれども、その数値から、今、市がバイオマス回収施設の生ごみ処理の計算をしているんですね。それから見ますと、計算しますと、実際、年間、家庭系生ごみ量が、市の計算も大体このぐらいの数字なんですけれども、これで計算した場合に、市が言っている1,800トンというのは本当に果たしてやり切れる数字なのかというところを改めて検証すべきだなということを思いました。
 市の出してきた数字を見ますと、1世帯平均2.4人ということで計算していまして、1日の生ごみ量は417.6グラムということで、これを365日に直しますと、こういうふうな計算になります。これを市は9,255台で計算しておりますよね、台数を。すると、1台が1世帯2.4人ということで考えますと、この数字だけでも1,800トンにはならない。計算しただけでも1,411トンだなと、改めてその辺はもっとシビアに見るべきだなというのと、これだって実際には全量処理できるかどうかもわからないというところは、やっぱり厳しく見るべきかなと。
 ですから、今、2,000トンの処理をしているという世帯も、市の推計では1万2,150台ありますけれども、100%の世帯が続けるということを前提とした数字でありまして、現在100%利用した数字が、25%市はやめると言っているわけですから、そのことを考えただけでも、燃やすごみの中のごみ量がふえるわけですよね、もしもやめちゃえば。そういうことからいっても市の推計値が非常に厳しいと。到底無理だなということを改めて感じました。
 
○三宅 委員  このアンケート、1,666人の方に御協力をいただいて、本当にたくさんの方に答えていただいて、それはよかったと思っています。数字はまた後ほど御説明しますけれども、直接、自分たちの耳で聞いて、それで市民の方が何を考えていらっしゃるのかということを聞けたというのは大変貴重だったと思っています。特に、意見として述べられた点については委員長報告には反映させられるものは反映していきたいと考えています。
 アンケートの分析なんですが、まず、アンケートに協力してくださった方は、スーパーまで歩いてこられる元気な人、そして、かつ、そこに生ごみ処理機のアンケート調査実施という旗が立っていて、議員の声かけに反応するという意味で、ある程度ごみに関心がある人、少なくともこの二つの条件を満たした人であると言えると考えています。
 住環境の項目では、戸建てが72.6%の回答率、集合住宅が27%なんですが、集合住宅は今はもっと多いんです。平成21年の鎌倉の統計という資料によりますと、一戸建ての比率が57.9%、集合住宅及び長屋、共同住宅というところですね、それが41.9%という比率になっているんです。そうすると、集合住宅の意見が集め切れていないということが言えると思います。
 それから、年齢においても、鎌倉の高齢化率は27%弱なんですけれども、その中で60歳以上の回答率が50.8%に上っているということは、2人に1人は60歳以上の方がお答えいただいているということで、やはり若年層の意見聴取が不十分であったということが言えると思います。
 こういうことで、特に集合住宅、そして若い層の意見が十分に聞き取れなかったということは、この結果が鎌倉市全体の結果であるというのは言いにくいのではないかということを踏まえて、一つずつ分析をまたしていきますが。自宅で処理をしているという人、これは4の(1)ですが、はいと答えた方が331人で19.9%ですが、その中の戸建ての方は、クロスをかけたものですよね、これが282人、集合住宅の方は46人です。戸建てに比べると集合住宅は少ないですよね。この集合住宅の中で、はいと答えた方は、アンケート回答者全体の2.8%にすぎません。やはり集合住宅での生ごみ処理というのは、非常に難しいと言えると思います。だから、ここをもう少ししっかりと調査できたほうがよかったのではないかと考えています。
 年齢的には70歳以上、3の(7)のところです、70歳以上の方のお答えが425人で、その中でクロスをかけたものを計算すると、やっていると答えた人は、戸建てで92人、集合住宅で7人ですから、99人。最も比率が高いんですね。次第に60、50、40、30といくにつれて、年齢が低くなるにつれて、確率は非常に低くなっていく。若い層ほどなかなか生ごみ処理がしにくいという結果になっています。20代が17%で、ちょっとこれは例外なんですが、ほかはもう顕著にこれがあらわれていると思います。
 60歳以上の人では、処理量が、もう家族が減ってということ、減少しているということは、たくさんの方がおっしゃっていました。とはいえ、気持ちがあっても、やはり御自分で処理をするということは、長期的には難しいのではないかと思います。若年層にその分をもっと頑張っていただかないと、市長がおっしゃる30年を見越してということになったら大変厳しいお話だと思います。それはこの回答率からも、実際に処理をしていらっしゃるという率から見ても厳しい、若い人たちが関心度が高くないということは現実的な問題としてあります。
 年齢的なものを考えないにしても、現在、生ごみ処理を行っていると答えた人、これは331人、19.9%いるんですが、これは市のアンケート調査とそんなには大きくは変わりません。そのうち、今後も続ける、と答えた人は280人で、92.4%です。この280人は回答者総数の中で16.8%に当たります。その場合に、この人たちでも、バイオの施設をつくって資源化をするのであれば、そちらに出す、と答えている人も、私の記憶では割といらっしゃいました。それから、現在行っていない人が1,195人、その中で、今後やってみたいと思っている人は、8番の(1)ですね、279人あります。これは回答者全体の16.7%で、先ほど言った、今もやっていて、今後も続けてやっていくというお答えをされた方が16.8%なので、それと合わせると33.5%になります。
 そう見ると、じゃあ30%の市長案がこれで達成できるんじゃないかというふうに考えがちなんですが、そこは先ほども申しましたように、アンケートに答えてくれた元気な人、そして関心のある人の中でも、やっと33.5%なんだという考え方が妥当なのではないかと思います。さらに、今後やってみたいと思っている人の中でも、今までやったことがないわけですから、ずっとやっていきたいという人は98人です。それは回答者全体の5.8%に当たります。この98人が全員やれるかどうかというのは未知ですけれど、最大限続けるというふうに考えても、先ほどの、今やっていて、今後もやっていくんだ、という数字に加えても22.6%にしかなりません。ということは、確実にこれはやっていただけるだろうという数字を私は出してみたんですが、やってみたいと思われる方の中で、数年なら行うとか、わからないという御回答は、これは確実性には欠けるということで、数字として私は入れていません。やはり予算をつけて計画していかなければならないのだから、そこに確実ではない数字を入れるべきではないという考え方で、この22.6%を出しました。
 それで、吉岡副委員長がおっしゃったように、皆さん、いろんな工夫をなさっています。ですけれども、調査の途中で、私たちも丁寧に一つずつ聞こうという気持ちがだんだんできてきて、聞いているうちに、自宅でやっぱり処理していらっしゃっても全量ではないということがよくわかりました。それは、今、生ごみに燃やすごみとして出せるという、そういった保険みたいなものがあるから、御自分たちで思い思いにやっていらっしゃるということです。私が聞いた中では、年に2回ぐらいしかやってないと、ちょっとびっくりしたんですけれども、そうおっしゃった方もあったり、半分ぐらいかなとおっしゃる方もたくさんありました。なかなか数字としてとらえ切れないという部分があるというのは、ぜひ、盛り込んでいただけたらいいなと思っています。
 
○飯野 委員  私は、市のアンケート調査の結果の報告に即してつくりました。1番、2番は、集計について、生ごみを処理しているという人で、機種を選択しなかったりとかというのがあって、その辺の取り扱いがちょっと難しかったなというのが率直な感想です。
 少し飛ばして、真ん中辺の基本属性で、住まいの形態ということで、17年の国勢調査では戸建てが64%と36%ということで、そんなに違っていないのかなというふうには考えています。年齢についても、市の調査と現状と比較すると、ちょっと10代が少ないなというのは正直、私も思っているところではあるんですけれども、比較的合致はしているのかなと。ただし、ちょっと10代が少ないなと感じています。
 それと、2番の生ごみ処理機の使用の有無のところなんですけれども、自宅で処理している人が19.9%と。市がやった調査は16.6%で、その差というのは、庭に埋めるとディスポーザーによる処理というのが生ごみ処理に入っている点がちょっと違うのかなと。その辺で少しパーセンテージがよかったのかなというふうに感じました。ただ、全体としてはおおむね市が行った無作為抽出と対面調査という違いはありますけれども、数字はある程度はとらえられている結果になっているのかなというふうには思っています。
 それと、2枚目なんですけれども、処理方法ということで、これは米印のところに書いてあるんですけれども、電動と非電動として、その機種について回答がないものは除外していますということで断り書きをして、こういう比率になりました。
 あと、3番の生ごみを処理していない人の処理意欲ということで、ずっと行いたいと回答した人は40代が25%と多くということで、その次が60代、50代、70代という順番になっている。わからないと回答した人が30代、40代が25.5%と多い。
 これは私の印象ですけれども、生ごみ処理をしてみたいという人で、わからないと答えた人というのは、結構使ってみないとわからないというふうに言っていたような印象を受けています。30代、40代にいかに普及させるかというのがかぎなのかなというふうに考えました。
 それと、一番下のところなんですけれども、70歳以上の方は、なかなかこれから生ごみ処理をしていくというのが難しいのかなというふうに考えています。年齢ごとに行う気がないという比率が高まっていると。これは、年齢の分母自体が年齢順に当然多くなっているので、そういう傾向にあることもあるんですけれども、70歳以上はちょっとなかなか、これから改めてというのは大変なのかなというふうに考えています。
 それと、3枚目なんですが、気持ちはあるができないというふうに回答した人の理由として、設置場所の確保ですとか、処理の手間というのが多かったと。設置場所の確保については、特にマンションの場合、なかなか難しい問題はあると思うんですけれども、電動型とか、そういうものをどうやって告知していくか、それから購入費負担については、助成があることを知らない人もいらっしゃったので、そういう方にどうやって告知するかというのは、市がやっていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに考えています。
 それと、地区ごとの傾向ということで、これは4枚目なんですけれども、これは、上の表の黄色い網かけになっている部分が、ちょっと関心が薄いのかなというところです。腰越、玉縄、大船というのが、鎌倉地域と深沢地域に対して、ちょっと平均より低いなというころを編みかけしました。腰越、大船、玉縄というのは、もうちょっといくんじゃないかなと。
 それと、総務部から提供していただきました住宅の建て方別世帯数という、平成17年の数字で、ちょっと古いものしかなかったので、それとも比較してみたんですけれども、鎌倉と腰越というのは戸建てが多いということで似ているんで、腰越はもう少し何とかふやせるかなというのと、深沢と大船も戸建てとマンションの比率が似ているんで、もう少し関心を持ってもらえるんじゃないかなというような感じで考えました。
 
○渡邊 委員  私は感想としては、使うべきだという人、絶対だめだという人が両極端であると肌で感じました。本当に怒っちゃっている人もいるレベルなんで、その人をどういうふうに説得するかという問題が一つ。それから、年代別の関心度が全然違う。60代、70代は、当然リタイア組の人は時間があるから、趣味の延長といったら申しわけないけれども、そういったところでやっている人も結構いると思うので、その辺のところも、もうちょっと分析をして、仕組みを立て直すほうがいいかなというふうには思いました。
 さっき飯野委員がおっしゃったように、使ってみないと本当のところがわからないという人も結構いたので、役所のほうも少しやり方というのを工夫したほうがいいかなというふうに思いました。
 
○久坂 委員長  ありがとうございます。
 済みません。私も簡単に言わせていただきたいと思います。
 1項目めは概要としてつけ加える内容ですので、そのまま見ていただければいいんですけれども、年齢についての評価のところで、皆さんも御指摘されていたんですが、戸建ての場合、年齢層が上がるにつれて生ごみ処理の実施率、自分でやっていらっしゃる方の数は増加すると思っております。
 しかし、同時に、一番実施率の高い60代、70代を見てみると、その半数に該当する方が、もう過去に行っていた数と一致しておりまして、今までやってきたんだけれども、半分の方がもうやめていっているんだなというふうに私はちょっと思いまして、これはやはり高齢化というのも原因かと思いました。また、見ていただきますと、やはり、30代、40代、自分でやっていらっしゃる方は11%ですとか、40代は20%で、若年層への浸透には、かなりの努力が必要だということを思いました。
 また、集合住宅の場合には、生ごみ処理をやっていますという方は、ほぼ10%弱、7%ですとか、8%の実施率となっているんですけれども、その中でも一番高くやっていらっしゃいますというふうに答えた30代が一番高かったんですが。集合住宅の場合。しかし、この回答はコーナンエリアだけに集中しておりまして、新設のマンションがあったからこういう結果になったのかなと、私は推測しました。
 次に、現在実施していないと回答した層についての私の評価です。数字を入れてございませんが、見たままで、行う気はないと答えた層が最多でして、気持ちはあるができない層への評価としましては、場所の確保を理由とした層が、戸建てと集合住宅の回答数が全体の回答数と比べて逆転しておりまして、集合住宅への個別の取り組みの拡大は本当に難しいんだなという印象を持ちました。
 また、同時に、気持ちはあるができないという中で、処理の手間と設置場所の確保、電気代の負担と回答していた方がいるんですが、私はこれ、ちょっとなかなか行政ではカバーし切れない理由なのかなというのも、私は印象として持っておりまして、この層への協力をどう取りつけるのかが課題だと思っております。
 なお、行う気はないと気持ちはあるができないの回答者を合算すると、現在行っていないと答えた層のほぼ70%に上がりまして、大変浸透は難しいという印象です。また、今後行ってみたいと回答された方も、実際にどう生ごみ処理に取り組んでいただくのか、それが本当に課題だと思っております。
 1ページ目だけ簡単に御説明させていただきました。私は以上です。
 それでは、ただいま全員の方から御説明をいただいたんですけれども、それぞれの御説明に対して御意見等がありましたらお願いします。
 一たん、休憩にします。
              (10時46分休憩   11時05分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 休憩中に各委員からいただいた資料を皆様にお読みいただきまして、また進め方についても若干諮らせていただきましたが、アンケート項目に沿って皆さんの御意見をいただいていくということにいたしましたので、まず、問1の住環境、戸建てか集合住宅、どちらにお住まいですかというふうに伺った中で、数としてはごらんのとおりの数が出ているんですけれども、こちらに附帯すべき評価なりある方は再度いただいていきたいと思います。どなたからでも結構ですのでお願いいたします。
 
○三宅 委員  先ほども申し上げましたとおりに、住環境の項目では、戸建てが72.6%、集合住宅では27%なんですが、鎌倉の統計平成21年版によると、68ページですね、そこには一戸建て、それから長屋建て、共同住宅、その他という項目があって、それで、それぞれ件数が書いてあるんですけれども、これによると戸建てが57.9%、集合住宅が41.9%という比率になるんですが、やはり、このアンケートにお答えいただいた結果は、集合住宅の方の意見が余り集め切れなかったということが言えるということを盛り込んでいただきたいと思います。
 
○西岡 委員  集合住宅、一戸建てで生ごみ処理を行っているのが何%で、ごみ処理を自宅で行っているうちの一戸建てで行っているのが何%、さっき16.6%と言いましたけれども、集合住宅が全体の3%という、そういう数字も入れるべきだと思いますが。
 
○長嶋 委員  それは別のところじゃないのかな。単純に、これ住環境ですよね。
 
○西岡 委員  リンクさせなくていいんですか。
 
○久坂 委員長  1から3につきましては、それぞれ単純な数字を評価して、クロスについては下のほうで行っていきたいと思っています。
 
○飯野 委員  表現の仕方なんですけれども、集合住宅が、三宅委員の提供していただいた統計だと41.9%で、共同住宅が27%、若干ずれはあると思うんで、計算すると15%ぐらいずれがというのはあるんですけれども、余りとれなかったとまでは言えないんじゃないかなと。もうちょっと集合住宅の意見をとるべきだったということは言えるんですけれども、余りとれなかったというのは、ちょっと表現としてどうなのかと。共同住宅が10%とかだったら、そういう表現でもいいと思うんですが。少なくとも過半数以上はとっているわけで。本当だったら、もっと言えば、最初から比率を調べて、同じ比率になるような調査の仕方をしておくべきだったのかなということは言えると思うんです。
 
○三宅 委員  お買い物に実際に来ていらっしゃる方が、高齢の方が多かったかといったら決してそうではなくて、若い人もたくさんいました。その中で反応してくれた人が、例えば年齢で言うと高齢者の方が多かったんですよね。と同じように、戸建てにお住まいの方と集合住宅にお住まいの方で見ると、やはり集合住宅にお住まいの方の反応が少なかったというのは、確かにそれはあると思うんです。
 私はマンションに住んでいるんですけれども、自分の周辺を見ても、やはり、生ごみ処理ということに関して、集合住宅でやるということは非常に難しいと思っている人たちがたくさんいるので、街頭で聞かれたときに、いや、私はやっていないなら答えられないわ、というような気持ちが働くという、それは私が勝手に思うんですけれど。
 実際、ヨーカドーなどでたくさん知っている人に会いました。ですが、やっていないということに後ろめたさを感じているようで、さっさと帰ってしまわれたというのもあるんですね。だから、集合住宅の数字がとれなかったというのは、やはり関心が薄いということはあるのかなとは思います。でも、関心が薄いというふうに言ってしまうと、非常に語弊があると思いましたので、意見が集め切れないという表現ではいかがだろうかと思って申し上げたんです。
 
○吉岡 副委員長  どういうふうに言ったらいいのかというのはありますけど、市のアンケートでも、今回のアンケートでも、やはり、どうしても同じぐらいの比率ですよね。後で生ごみ処理機の使用の状況を聞いても、圧倒的に戸建ての方が多いという、それが違った面で反映しているのかなというふうには思うんです。
 だから、やるんなら差というか、今の統計上の数値を書いておけば、それだけでよくわかるのかなというふうに思う面もあるんですけど。それをどう判断するかというのはありますけど、最後の生ごみ処理機の使用方法のところで見ると、その辺が、後でそういうところにまた一つ言葉を入れてもいいのかなとも思ったりもするんですけどね。
 
○三宅 委員  それで判断をしていただくということで、事実だけを書いていくということですね。わかりました。
 
○吉岡 副委員長  そうすると、その後のところの使用の状況が戸建てと集合住宅というのは差がありますでしょう。圧倒的に戸建ての方が利用されているという数字が出てきているわけだから、そのことも分析の中で言ってもいいのかなとは思うんですけど。
 
○久坂 委員長  では、この項目に関しては、数字を鎌倉の統計を引きながら並べるという形でよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 問2の性別に関して、こちらにつきましても、数字はこのまま表記しますけれども、附帯する御意見はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 では、性別についてはこのまま回答数の数字を表記させていただきます。
 問3の年齢についてはいかがでしょうか。
 
○長嶋 委員  飯野委員が調べてくれたので、私はこれは使ってもいいかなと思います。
 
○吉岡 副委員長  数字というのを、どこの時点の数字を入れるかというのは、ある程度、特に市の現状、22年12月31日現在となっていますけど、どこに照準を合わせるかというのは、同じようにしておいたほうがいいのかなとは思うんですけども。市がやっているアンケートは22年4月1日になっているんですよね、そこら辺、合わせておいたほうがいいのかなとは思ったりするんですけど。これが12月31日になっていますよね。こういう統計資料とか、そういうのはなかなか難しい側面もあるんですよ。人口統計は、たしか毎月出されていますよね。ですから、市は今回、たしか22年4月1日で生ごみとかいろんなものの計算をされているんですよね、たしか。そこだけちょっとどうでしょうかと思うんですけれども。
 
○久坂 委員長  ちょっと一回休憩します。
              (11時18分休憩   11時23分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 年齢につきましては、ただいまお手元にありますアンケート調査結果の概要の中の年齢について、比率の多い順に70歳以上から入れさせていただいているんですが、これを委員長報告に盛り込みまして、概要のほうには飯野委員が作成いただいた市の現状と比較した表を、平成22年12月31日と比較したデータを入れさせていただきます。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では、続きまして、問4の自宅で生ごみ処理をしていますかということですけれども、こちらにつきまして数字以外に何か入れる表現などございましたら、お伺いします。
 
○三宅 委員  自宅で生ごみ処理をどのような方がしているのかということは、少し分析をして載せたほうがいいと思います。それは戸建てがどれだけで、集合住宅がどれだけということは、これはやっぱり、傾向が見られるのでちょっと大きいかなと思います。
 それと、年齢もそうですが、最初に言いましたけれども、70歳以上の方がやっていらっしゃる比率が高いんです。だんだん低くなっているという、その年齢的なところも、ここでは押さえる必要があると思います。
 
○飯野 委員  三宅委員が最初おっしゃられたのは一戸建てと集合住宅の割合ですか。
 
○三宅 委員  これはクロスをかけたもので、計算をすれば出ますから。
 
○飯野 委員  使用している人の一戸建てが85.4%で、集合住宅が13.9%、一応計算はしましたけれども、数がちょっと合わないんです。多分、集合住宅と戸建てに丸をしていない人とかもいたのかなと。その人たちは除外して、たしか計算したような記憶があります。
 
○西岡 委員  私は自宅でごみ処理を行っているのは、全体の19.9%なので、ごみ処理を行っている19.9%のうちの戸建ては16.6%、集合住宅は3%ということで出ますよね。
 
○久坂 委員長  一回休憩させていただきます。
              (11時27分休憩   11時59分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 それでは、自宅で生ごみの処理をしていますかという項目につきましては、はい、いいえの数字並びにクロス集計の数字を調査結果の概要のほうに入れてさせていただきます。
 また、調査結果の概要のほうに入れるのは、年齢別で生ごみ処理をしているかというところにつきましては、数字で概要に入れさせていただきます。
 なお、委員長報告に盛り込む文章としては、自宅で生ごみ処理をしている人は回答総数1,666人のうち331人で19.9%、そのうち戸建ての282人に対し集合住宅では46人で、集合住宅の46人につきましては、アンケート回答者全体の2.8%という表現を入れさせていただくこと。あと、年齢別の取り組みに関しては60代、70代は比較的高いものの、20代から50代の層は相対的に少なくなっているという表現を入れさせていただきます。このように確認しますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、一たん休憩にさせていただきます。
              (12時01分休憩   13時10分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 次は問5ですけれども、だれが生ごみ処理をしていますかという問いかけに対しまして、コメント、評価などがあればお願いいたします。
 特にございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 では、委員長報告には文章として、パーセンテージは入れて読むということでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 ありがとうございました。
 それでは、問6の処理方法につきまして、数字以外で評価などがあればお願いいたします。
 
○吉岡 副委員長  さっきの4とのかかわりもあるんですけれども、さっき飯野委員が話した件について、処理方法のところで入れればいいのかなと思ったんですが。市の調査との差という点で、庭に埋める、そういうのがあったということで、その差ではないかということを、コメントで入れてもいいのかなと思っているんですけれども。
 
○久坂 委員長  ほかに御意見ございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 では、問6につきましては、とりあえず、文章の中には電動何件、非電動何件と入れて、乾燥型ですとかタイプまでは入れない。そこまでは言及せずに、電動型と非電動型の数字を委員長報告に入れまして、また御意見がありました、市との調査の違いは、庭に埋めるという答えも入っているという点も委員長報告に盛り込むということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 続いて問7につきまして、今後も続けたいと思いますかにつきましてはいかがでしょうか。こちらにつきましても、続ける、もうやめたい、わからないの数字を入れる、委員長報告には数字を端的に盛り込むという感じでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では、次に問8の、今後、生ご処理を行ってみたいと思いますかという項目につきまして、評価があればお願いいたします。
 
○吉岡 副委員長  今回、市とのアンケートの違いという点では、先ほども言いましたけど、今泉を廃止して山崎もつくらないと。ずっと生ごみ処理を続けることが条件ということでアンケートをしているということで、それがきちっと反映できるようなものが必要かなと思います。
 そういう点で、今後行ってみたいと考えている方の中でも、ずっと行えるのかどうかという、そこら辺については、かなりシビアに厳しく見る必要があると思うので、数字として市長の数字が今20%ですか、そこら辺との関係でいきますと、私は、ずっと行っていきたいというところが、そういう面では、この趣旨からいけば、それをきちっと盛り込むような中身にしていくかたちがいいと思います。どういうふうに表現するかは別といたしまして、その辺を強調するような中身のほうが大事かなと思います。
 
○三宅 委員  今後行っていきたいとお答えいただいた人の、1,666人の中のパーセンテージがわかったほうがいいと思います。それは、済みません、先ほど、今後も処理を続けたいと思っているというところも同じことが言えるんですよね。ちょっと言い忘れましたけれども。7番も8番も、どちらも全体の中の比率を書いていただきたいと思っています。それは、確実に生ごみの処理をしていただける人の割合を把握するためです。
 
○久坂 委員長  一回休憩します。
              (13時21分休憩   13時23分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 
○飯野 委員  まずは客観的な数字のデータの紹介はする必要があると思うので、今後行ってみたい、行う気はない、気持ちはあるができないの件数とパーセント。また、数年ならと、ずっとと、わからないという件数について、今、三宅委員が言われたように、1,666人に対してのパーセントを入れていくというのはいいのかなと思います。
 
○西岡 委員  今後生ごみ処理を行ってみたいかという質問は、これから市長の減量政策を進めていく上では、やり続けるということが大前提にあるので、ずっと行っていきたいという数字は非常に大事になってくるんだと思います。だから、今後行ってみたいという項目の中で、やはり扱えるのはこれかなと。あいまいな数字ではなくて、使えるのはこれかなというふうに思います。
 
○三宅 委員  ちょっと確認したいんですが、委員長報告の中にそれぞれの項目ごとに分析した結果、委員会としてまとめるものを一つずつ入れていくのか、あるいは、最後のまとめとしてそれらを集約するのか、どちらになるんでしょうか。
 
○久坂 委員長  今までのまとめ方ですと、それぞれ数字と端的にあらわした文章をそのまま客観的に言えるものを入れ込んでいきまして、それを最後に項目までやった後に、報告として一括でまとめようと思っていましたので、そういった理解で進めさせていただいております。ですので、あくまで数字、そして客観的に言えて、皆さんが御同意して入れる事実を今のところは入れてきています。
 
○三宅 委員  わかりました。それぞれの項目ごとに統一した見解でまとめていくということなんですよね。
 先ほど西岡委員がおっしゃったことについてなんですが、8番の項目の場合、今やっていないけれども今後やっていきたいと答えた人の中で、ずっと行っていきたいのか、数年だったらば行えるのか、やってみなきゃちょっとわからないとおっしゃったのかというのは非常に大事なところで、これが確実に数字として反映させていいものかどうかというのを判断をするときに、やはり、ずっと行っていきたいとお答えいただいた方の98人という数字は、これは比較的確実性が高いものだと考えられます。ほかの二つに関しては、やはり、最初にも申し上げたとおり、不確定ですよね。その不確定な数字を根拠として計画に入れるということは、やはりするべきではないと思いますから、ずっと行っていきたいとおっしゃっても、それもやっぱりできなかったという方がもしかしたらあるかもしれませんが、最大限できると考えて、本人がやるという意思でおっしゃっているわけですから、98人すべての方が続けていただけるという判断をさせていただいて、ここが確実な数字として入れてもいいのではないかと思います。そこの全体1,666人のうちの中の何%の人に意思があるのかというのは盛り込んでいただきたいと思います。
 
○長嶋 委員  私は、これだけを抽出して、それが確実だとか確実でないとかと言っちゃったら、最後の意見でそれぞれが言われるのは結構ですけれども、データの8の項目のところが、私は客観的にそれぞれこういう意見がありましたというのをパーセンテージを出せばいいと思うし、それについて、そこが重要だとか、重要でないとか、それはそれぞれ意見が違うと思うので。可能性からいったら、それはやっていない人はみんな可能性はあると思うし、それぞれの人によって説明の仕方も違うし、機種の選定によっても違うし、ひょっとしたら、こういうのがありますと言えば意見が変わるかもしれないので、そこに余りこうだからできる、できないという意見を加味するのは、私はちょっと、このアンケートを客観的に報告することにはならないと思うんで、単純に客観的に紹介するだけでいいと思います。
 
○久坂 委員長  ちょっと休憩させていただきます。
              (13時30分休憩   13時43分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 休憩中の協議により、8につきましては、ほかの項目と同様、今後行ってみたい、行う気はない、気持ちはあるができないの数字とパーセンテージを盛り込み、なお、(1)の?ずっと行っていきたい、98人という数字については、全体数を見ながらのパーセンテージを委員長報告に盛り込み、なお、全体の表につきましては、概要の添付資料の中に入れていくということを確認させていただきました。
 なお、済みません。私、先ほど確認しなくて申しわけなかったんですが、問5から問7についても、委員長報告並びに結果の数字については、概要の添付の資料に盛り込ませていただくのを確認し忘れてましたので、お願いをいたします。
 続きまして、問9、だれが処理を行っていましたかという回答につきまして、何かございますでしょうか。
 このまま数字を入れさせていただいて、表については概要のほうに入れるということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、続きまして、問10に関しまして御意見ございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 では、10に関しましても、同じ扱いにさせていただきます。また11に関しましても、同様の扱いということで、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、一番最後まで入れ込む数字と記述について確認をさせていただきました。
 ここから各項目について、皆さんの数字に基づいた個々の評価について、どういったことを入れていくのかということについて議論を進ませていただきたいと思うんですけれども。
 一回休憩させていただきます。
              (13時47分休憩   15時52分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 ただいま休憩中の議論でまとめたところまで事務局に確認していただきます。アンケートについての概観及びアンケートの数字についての評価の部分です。
 
○事務局  まず、評価の部分ということで、対面式で市民の方からお話を聞けたことは有意義だったという点。また、生ごみ処理を今後も続けるという方は282人、現在やっていないけれども今後ずっと行っていきたい方を合わせたパーセンテージが22.6%ということ。
 あと、全般的に年齢が高いということで、若年層への浸透が課題となっており、また、これから可能性が高い数字として、やめたいという方も60代以上が多いということが課題であるという点。
 そして、今回の代替案では全量処理を前提として数字が算出されていますが、実際、今回の調査に関しては、年間を通じて必ずしも全量を処理しているわけではないという回答もしている方も少なからずいるという点です。
 以上、確認お願いいたします。
 
○久坂 委員長  ありがとうございました。休憩中の議論を確認させていただきましたが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、続きまして、自由記入のところでいただきました御意見についての扱いを確認させていただきます。
 一回休憩します。
              (15時57分休憩   16時51分再開)
 
○久坂 委員長  再開いたします。
 休憩中に御議論いただきまして、ありがとうございました。
 まず、生ごみ処理機に関するアンケートの自由意見の記入につきましては、賛否のところは除きまして、附帯資料として概要につけさせていただきます。
 また、名越、今泉、山崎における意見聴取の結果につきましては、各地域の方から貴重な御意見をいただいたという表現を報告に盛り込み、内容につきましては、御確認いただきました要約の結果を調査結果の概要のところに附帯させていただきます。
 なお、この委員長報告の結論部分につきましては、こちらも今、休憩中に確認をさせていただきました。結論的には、両論併記とする形でございます。
 一つの意見は、代替案は施設がない中で恒久的に取り組むべき施策であり、そう考えた中で、可能性が高い22.6%という層でも、対面調査の結果、全量処理をしているわけではないことが明らかであり、厳しい道のりであると言わざるを得ないという意見であり、もう一方の意見は、生ごみ処理をしていない方、また過去にしていた方の合計80.1%が、今後普及の取り組みを行っていく対象となる。そして実際に利用を継続してもらうかについて、どのように普及促進活動を行っていくかが成否の分かれ道という意見もありました。
 一たん休憩します。
              (16時54分休憩   16時56分再開)
 
○久坂 委員長  再開させていただきます。
 今の意見につきましては、多数と少数、前者が多数で、後者は少数意見だったということは明記させていただきます。
 ここまで御確認いただきました内容に関しましては、正・副委員長一任ということで、細かい表現に関しましては、こちらのほうにお任せいただくということで確認させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
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○久坂 委員長  日程第2「次回委員会の開催について」ですが、次回に関しましては、9日の10時、本日御確認いただいた委員長報告の読み合わせということですので、お願いいたします。
 それでは、本日は終了いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成23年2月7日

              観光厚生常任委員長

                    委 員