○議事日程
平成23年 1月31日観光厚生常任委員会
観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成23年1月31日(月) 13時00分開会 14時42分閉会(会議時間0時間32分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、吉岡副委員長、長嶋、西岡、飯野、渡邊、三宅の各委員
〇理事者側出席者
石井健康福祉部長、山本(賢)健康福祉部次長兼福祉課長兼福祉事務所長、比連崎高齢者いきいき課長、筒谷高齢者いきいき課長代理、相川健康福祉部次長兼市民健康課長
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)介護老人保健施設の整備状況について
2 山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について
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○久坂 委員長 委員会を開会いたします。
本日の会議録署名委員の指名を行います。吉岡和江副委員長にお願いいたします。
本日の審査日程ですが、お手元に配付したとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
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○久坂 委員長 それでは、日程第1報告事項(1)「介護老人保健施設の整備状況について」、原局から報告をお願いします。
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○高齢者いきいき課長 日程第1報告事項(1)介護老人保健施設の整備状況について、御報告いたします。お手元のパンフレットを御参照ください。
本市における介護老人保健施設につきましては、これまで4施設、360床が整備されております。現在、医療法人沖縄徳洲会が山崎1202−1において、入所100名、通所40名規模の施設、介護老人保健施設リハビリケア湘南かまくらの整備を進めています。
この施設は、旧湘南鎌倉総合病院新棟を改修して介護老人保健施設として整備しているもので、平成23年4月1日の開設を予定し、2月上旬から入所申し込みの受け付けを開始します。建物は4階建てで、1階は診療所、2階が通所リハビリ、3階、4階が入所施設となっています。
この施設の開設により、鎌倉市高齢者保健福祉計画の平成23年度までの目標整備数540床に対し、460床までが整備されることとなります。80床が未整備となりますが、平成24年度から始まる次の鎌倉市高齢者保健福祉計画を策定する中で、新たに目標整備数を定め、計画に沿って整備を図ってまいります。
以上で報告を終わります。
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○久坂 委員長 ありがとうございました。質疑のある方いらっしゃいますか。
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○吉岡 副委員長 できるということは大変喜ばしいことなんですが、今、入所を待っていらっしゃるという方はたくさんいらっしゃるんですか。
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○高齢者いきいき課長 特別養護老人ホームと違いまして、介護老人保健施設でございますので、入れかわりが激しいのですが、一応捕捉している限りでは1月21日現在で、かまくらシルバーホームが18名、鎌倉幸寿苑が10名、老健ぬかだが19名、老健かまくらが111名と伺っております。
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○吉岡 副委員長 待ち時間というのはわかるんですか。1カ月か2カ月ぐらいで入れるとか。
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○高齢者いきいき課長 大変申しわけございません。入れかわりが激しくて、本来中間施設といいますか、在宅復帰を目的とする施設でございますので、ただ、全老連の資料によりますと、お一人当たりの平均の入所が10カ月というふうに聞いておりますので、大体10カ月で退所されるという、平均でですが、ということですので、ちょっとそれからすれば、いつからかというのが、一人ずつ違うもので、ちょっとはっきりしたところ、幾ら待てば入れるというのはちょっとわからない状況でございます。
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○久坂 委員長 ほかに御質疑のある方、いらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
それでは、質疑を打ち切ります。
了承かどうか確認させていただきます。了承でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
了承と確認させていただきました。
それでは原局退室のため一たん休憩します。
(13時34分休憩 13時35分再開)
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○久坂 委員長 再開させていただきます。
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○久坂 委員長 日程第2「山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について」に入ります。事務局から資料を配付させていただいていますので御確認ください。アンケート集計表と、自由意見の表、それに3地域で行いました概要版の議事録です。ボリュームがありますので、ちょっと休憩をとってごらんいただこうと思います。
こちらをもとに、後ほど委員長報告をどのように作成するかを議論させていただきますので、そういった観点でごらんいただければと思います。
では、一たん休憩とさせていただきます。
(13時37分休憩 13時45分再開)
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○久坂 委員長 再開をさせていただきます。
休憩前に申し上げましたけれども、今回は委員長報告になりそうな意見につきまして御協議いただきますので、お手元にはアンケートの集計結果と、あと各地域の議事録がございますので、そちらをどのように盛り込んだらいいか、そういったことについて御意見をいただければと思います。
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○三宅 委員 まず、アンケートについて言わせていただきます。アンケートの結果は、戸建てと集合住宅を見ますと、圧倒的に戸建てが72.9%の方に御回答いただいているということなんですが、鎌倉市全体で見ると、こんなに開きはないと思いますね。集合住宅はもっと多いと思います。
それで、私の印象としては、お答えいただいている方は、やっぱりある程度関心のある人だったということがあるんですが、本当は関心のない人たちにもお答えいただけるように、外に出ていこうということは一つの目的でもあったんですが、それはなかなか難しかったなというのが印象としてあります。そういう方に聞いてみると、そんなものやってないわよとおっしゃって、自分の中で、そういうことはやっていないという人たちは、ちょっとお答えしにくいものなんだなというところはあります。
ですから、この結果をもってすべての市民の声を反映しているということにはならない。市のとったアンケートもそうですけど、まずそこが一つ思ったことです。
それで、この結果はどうなのかということになると、処理をしていただいている方法は、電動より非電動とお答えいただいた方が多い。電動が157に対して、非電動が168なんですよね。その中でも、庭に埋めているという方が大変多いですよね。71件のお答えがあったということで。それで庭に埋めていらっしゃる方も、100%埋めて処理をしているわけではないんですね、実は。最初から聞けばよかったと思ったんですが、やっている、処理をしているとお答えになった方でも、全部じゃなかったんですよ、実は。冬はやっている、虫がわかないからとお答えになったかと思ったら、一方で、冬は分解しないから夏だけやっているという方もあり、半分ぐらいやっているとおっしゃったり、一年に数回しかやってない、それでも、はいとお答えになったりとか、そこはつかみ切れなかったという反省があります。電動の方は、ほとんどが処理できているというお答えだったかなと思います。組み合わせですけどね、それも。電動とコンポストの組み合わせということで、何十年もごみを私は出してないのよと答えられた方は、私が聞いた中では4人でしたね。ということなので、非常に実態をつかむということは難しかったなと思います。そこを報告でどうやって上げるかなということなんですが、正直に書いていくしかないということは思います。
御存じない方もやはりあって、それで、いかがでしょうとお聞きしたら、皆さんそれはやってみたいというふうにほとんどお答えになるんですが、やってみなければわからないという答えが多かったかな。
なかなか、具体的な数字をつかむということが難しかったんです。それで、鎌倉市がやったアンケート、そして今回のアンケートを、やはりこれをもとにして正確に数字を出すということは、非常に難しいと思いました。非常に不安定な、不確定なものですね。処理をしていただくということは非常にいいことなので、引き続きお続けくださいということは申し上げてきましたけれど、もう少し、やっぱり集合住宅の方の御意見というのが反映されなければいけないですね。また気がついたら、後から申し上げます。
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○吉岡 副委員長 全体として、どういうふうにこれちょっとまとめていくかということは、ある程度やってから具体的に協議していきたいと思うんですが。
まずこのアンケートは、市と違うのは、直接対面をしてお話を聞いたということで、私たち委員そのものが市民の、何というんですか、そのときのアンケート状況というのがわかりますよね。その辺の、だからいろんなそのときに聞かれたことを、どうやって、この数字以外のところでどうやってまとめていくのかとか、そこら辺もどういうふうに反映するのかというのはちょっと、今おっしゃったようなことが一つあると思います。
あと、このアンケートの集計については、どういうふうな具体的な集計の仕方をするのか、そこら辺をちょっとやったらいいのかなと思ってるんですけど、ただ今、三宅委員がおっしゃるように、対面してやったんで感想があるじゃないですか、具体的に実際のね。そういうことと、このアンケートの実際の数字との関係ね、両方あると思うんで、それをどういうふうにまとめていくのかなというのがちょっとあるのかなと思います。
このアンケートそのものも、例えば男性、女性とか、分けて今回やりましたよね。特に生ごみ処理を中心的にやってる方の生の声を聞きたいということもあって、スーパー前でやったというのもあるんで。そこら辺の数字にあらわれないことと、それとこの数字との関係ね、そこをどうやってあらわしていくかというのをちょっと意思統一、皆さんでされて、その上でやったらどうかなと今思ったんですけれども。
数字についても、難しいんですけどね、例えば男性、2番目のところでいけば、生ごみ処理機とかそういうのをどこまで使っていただけるかとかいうことも一つのポイントだったものですから、それをどういうふうにまとめて、年齢とかいろいろそういうところを考えて、数字を出してくのかというところも検討してやらなきゃいけないのかなと。だからアンケートそのもののところと、今おっしゃった生で聞いたというところでの、いろいろ感想とかそういうことを含めてのところをどうまとめるのかということ、意思統一をするということが大事かと。済みません、まとまらなくて申しわけないんですけど。
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○久坂 委員長 今、副委員長からおっしゃっていただいたんですけれども、このアンケートの結果の数字をどう評価するか、例えばクロス集計を、こことこことでかけてほしい、このためにこうクロスをかけてほしいという御提案があったら、それも次までに御用意できるようにしたいと思いますので、そういった提案でも結構です。
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○飯野 委員 せっかく5地域で分けてとったんで、地区ごとの普及率というか、何%とかという数字もあれば、参考になるのかなと思います。つまり東急、ローゼン、ヨーカドーなど、合計数が出ているんですけれども、それぞれのパーセンテージのところをふやしていただいて、全体の平均との傾向をちょっと見る必要があるのかなというのが一つ、それとあと生ごみ処理機を使っている人で、戸建て住宅の割合は何%なのかということが、市のアンケート調査では87.6%が戸建ての人ですよという結果が出ているんですけど、そこの部分もちょっと出していただきたいなと思っております。それと、複数台所有している方がどれくらいいるのか。そこも市のデータと比較していくと。
基本的には市の今既にあるデータ、もともとの根拠になっているデータと比較することが一つと、それと今回対面式で、5地域に分けて比較的全般的にやったということで、若干、抽出とはちょっと違うやり方でやってますので、その辺のメリットというか、地区ごとにいろいろやって普及しているかというのはぜひ、これ出すべきだと思います。
あとは、さっき三宅委員が言われた、戸建て住宅と集合住宅の割合はこの割合でいいのかということだったんですが、市のほうの調査では、戸建て住宅で回答いただいた方が70.7%で、集合住宅が25.7%ということで、大体似たような数値になっています。あとはこの数値と、本当に鎌倉市の戸建て数とマンション、アパートの数がどれくらいあるのかというのを比較してどうかというのもちょっと分析しないと。多分、こういうふうに皆さんが意見を言い合って文章をつくるのは結構時間がかかるんで、私がちょっと思ったのは、これを一回見て、今言ったデータを出してもらって、それぞれでたたき台みたいのをつくって、それを合わせてく中でやらないと、ちょっとまとまった文章になるのが難しいのかなというのが個人的には思っています。
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○久坂 委員長 ありがとうございます。
余りにベーシック過ぎてお伝えするのを忘れてました。委員長報告は、あくまで家庭用生ごみ処理機の普及実現性についてという案件があって、それをどう表現するかという委員長報告です。済みません、最初に申し上げるべきところで、申しわけございません。
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○渡邊 委員 この数字をちょっと簡単に分析するとですね、確か16.6%が普及率だったと記憶しているんですが、4番の自宅で生ごみ処理をしていますかという質問に、はいというのは19.5%で、極めて16.6%に近いというのが、ぴったりだなと思ったことと、それから実際に使ってないと、いいえと過去にしていた、何かの理由で使わなくなっちゃった人も含めると、71.9プラス8.3で、約80%。大体20%の人は使っていて、80%の人が使ってないというふうな現実を考えると、極めて、行政でやった数字と合っているんじゃないかなっていうふうな気がします。
それと項目8の、行う気はないと、その気はあるができない。これを足すと75%。これは実際にはやってない。さっきのページの項目4を足し算して80。それからこれの75をすると、かなり数字的な信ぴょう性は高いんじゃないかなというふうに思いましたので、この辺を数字で分析して文章化するべきではないかなというふうに思いました。
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○西岡 委員 4番で、自宅で生ごみ処理をしていますかということで、今回過去にしていたという数字が8.3%となっていますけれども、8番で、今後生ごみ処理を行っていきたいと思いますかという項目で、今後行ってみたいという積極的な興味というか関心をお持ちの方が23.9%いるという数字がありますけれども、これはもう不確定要素で、やってみたいという気持ちの数ですよね。データ上は、ここの4番が過去にやりたいと思ってやったけれども、実際挫折をしてしまったという8.3%の数字というものが、ここのやってみたいという人の中に加味するというか、やってみたいけれども過去には挫折した人が8.3%いるという事実があるということ。今後やってみたいというお考えをお持ちの方が、継続して皆さんやっていかれるかというと、それは不確定要素で、その不確定要素がこの8.3%という数字にあらわれていると思うんですね。私そういう分析は大事だと思います。あと、御回答いただいた年代の方が、やはり60代、70代で50%超えというのは大きいですよね。
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○三宅 委員 市の分析ではどうでしたっけ、年齢的なものって。
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○渡邊 委員 市は10代、20代が5.2%で、30代が15.1%。40代が17.0%、50代が13.6%です。
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○久坂 委員長 一たん休憩します。
(14時07分休憩 14時38分再開)
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○久坂 委員長 それでは、再開いたします。
ただいま休憩中に、御議論いただきましたアンケートの集計表につきましては、1、3、4、8の項目並びに、それらを地区別に集計していただきます。その結果を各委員のお手元に配付しますので、それをもとに皆さんがアンケート評価をしていただきまして、次回それを持ち寄り、報告に盛り込むべき内容を確認させていただきたいと思います。なおその際、アンケートを行ったときの、各委員の所感などがあれば、そちらもあわせてお持ちいただければと思います。
名越、今泉、山崎の3地域での御意見を伺う会の議事録につきましては、委員長報告の中に3地域において聞き取りをやらせていただき、たくさんの貴重な意見をいただいたというような表現で、意見につきましては添付の資料を作成し、それを付記させていただく形とさせていただきます。
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○西岡 委員 済みません、あとアンケートの自由意見ですが、できればこれを尊重したいんですが。
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○久坂 委員長 ごめんなさい、こちらも皆さんに扱いはちょっとお任せしたいと思うんですけれども、読んでいただきますとおり、内容がかなり重複しています。いろいろございますので、こういったことが、たくさんの方から御意見もあって、盛り込んでほしいという御意見があればこちらもあわせてお持ち寄りいただければと思います。
あと、事務局から事務連絡がありますのでどうぞ。
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○事務局 今お手元に3地域の議事録(概要)案になっているものをお配りしてございます。こちらについて、御意見を伺う会の議事録として御確認をしていただければと思います。
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○久坂 委員長 ただいま事務局からございましたとおり、先ほども休憩中に御説明いただきました内容なんですけれども、こちら案をとらせていただきまして内容を確定するということを確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
それでは、本日はこれで閉会とさせていただきます。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成23年1月31日
観光厚生常任委員長
委 員
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