平成22年観光厚生常任委員会
12月21日
○議事日程  
平成22年12月21日観光厚生常任委員会

観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成22年12月21日(火) 9時30分開会 11時08分閉会(会議時間0時間48分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、吉岡副委員長、長嶋、西岡、飯野、渡邊、三宅の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、成沢議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について
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○久坂 委員長  観光厚生常任委員会を開会させていただきます。
 会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。西岡幸子委員にお願いいたします。
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○久坂 委員長  それでは、本日の審査日程ですけれども、お手元に配付させていただきましたとおりなんですが、まずはよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それで、今後の進め方なんですけれども、前回までの協議の中で、皆さんと一緒に地域のほうに出向いて、地域の皆さんの御意見を伺ってこようというふうには大体のところは決まっているんですけれども、その中で、地域をどうするかですとか、また、どういうことを言って、どういうことをしてくるのかですとか、そういった目的ですとか、対象の地域などをまずは皆さんと一緒に詰めていきたいと思うんですけれども、よろしいですか。まず目的を明確にさせていただきたいというのと、あと対象の地域ですね。
 それが決まった中で、どういうふうに、本当に何を言って、どういう運営でやっていくのかということは、細かいことは決めさせていただこうと思っているんですけれども、まずその目的のところを皆さんと一緒に明らかにさせていただきたいと思うんですけれども、そういった進め方でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 ありがとうございます。
 それで、一応何を持っていくのかという話につきましては、市長の提示した山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案について話をするというのは先ほどもお話ししましたけれども、大体のところまで皆さんの合意はとれているんですけれども、その中で、前回までの委員会で、地域の皆さんの家庭用生ごみ処理機についての御意見を伺おうといった御意見をいただいたんですけれども、何かこの辺につきまして、御意見のある方は御発言をお願いしたいんですが。
 
○渡邊 委員  説明するその段階があると思うんですね。とりあえず方法としては二つあると思うんですが、バイオの話を先に審議するか、それとも松尾市長がやろうとしているごみ処理機を先に話すかということだとすると、今、すぐ目先に来ているのはごみ処理機が各家庭に入る可能性が高いということを説明するほうが先だと思うんで、じゃあどうするかという話になったときに、バイオで考えているというふうなことを。優先順位を1回考えたほうがいいかなと思うんですね。
 
○吉岡 副委員長  私も地域にというところでちょっと話をしたものですから、皆様と目的のところできちんと議論しないと。大事なところなので。
 いろいろな論議の中で、今回はバイオマスエネルギー回収施設にかわる代替案ということについて、市民からいろいろ聴取してこようということで、いろいろな結果としては話がまとまってきたのかなと思っているんですけど、代替案といっても、非常にいろいろありますよね。2月までという、1カ月ちょっとしかないという中で、やっぱりかなり絞り込んでやらないとまずいのかなと私は思っておりまして、できれば代替案の中でも、特に市民の皆様の御協力が、やっぱりごみの問題は一番大事なことだと思いますので、いろいろありますけども、まずは家庭系の処理、1,800トン減らすとなっていますよね、そこのところに的を絞ってやるということでどうでしょうかとは思っているんですけれども。いろいろありますけど、その中でまた市民の皆さんからいろいろな意見があるかもしれませんけど、こちらとしては、そういうことでやるという形でどうでしょうかと思うんですが。
 
○長嶋 委員  私もそれ賛成なんですけど、ただ、多分いろいろ聞かれることが多いかと思うんですね。それは説明をどうするんですか。原局に来てもらうとか。
 
○久坂 委員長  それは項目を、目的をきちんとした後で、どういう説明をするのかとか、どういう質問事項を組み立てるべきかとかは、後でまた諮らせていただこうと思います。それで、詳細について説明をしなければいけないときに、職員が同行するかどうかも、済みません、後ですべてやらせていただこうと思うんですけれども、いいですか。
 
○長嶋 委員  じゃあ、今、吉岡委員が言われた部分についてはいいと思います。
 
○久坂 委員長  具体的には、家庭、地域に対する働きかけのところで、お持ちだったらいただきたいんですが。覚えていらっしゃると思うんですが、(1)ですとか(2)ですとか、そこら辺の内容について皆さんの御意見を伺ってくるというようなことを今、副委員長はおっしゃったのかなと思っているんですけれども、ほかに御意見があれば伺いたいんですけれども。
 
○飯野 委員  ほかにというか、私も基本的には家庭、地域に対する働きかけの部分、特に家庭系に絞ってやる件は私も賛成です。
 
○西岡 委員  市民に対しての御意見を伺うということなので、やはり家庭、地域に対する働きかけをこの代替案の部分で、その家庭系の生ごみに対する御意見を伺うことが主目的でいいと思うんですね。
 
○久坂 委員長  わかりました。
 
○三宅 委員  この市長案は、まだ行政計画にも上がっていないものなので、参考意見として伺ってくるということにすぎないと思います。今、まだ行政計画としては、バイオの計画が上がっているわけですから、本来、そこをもう少し検証すべきなのではないかなと私は思っています。ですので、前回もお話しさせていただきましたが、市長が今まで幾つか御懸念を出された、今回、山田委員の御質問に対してのお答えがはっきりなかったということは、それが大変不思議なんですけれども、今まで懸念として出されたことは幾つかあると思います。そのことに対しての検証はしっかりとしなければいけないのではないかなというふうには思います。
 私の記憶では、前例がないから安定しないということ、それからコストの65億円という問題。もう一つは、1カ所に集約するということで、それでリスクがあるというようなことをおっしゃっていたと思います。そのあたりの三つをとりあえず検証するというか、そんな大した問題ではないので、すぐクリアできるものだと思いますけれど、そこも合わせてやる必要があるのではないかというふうに思っているんですが。もちろん、地域に行って、市民の皆さんのお声を聞いてくるというのは非常に大事なことだと思いますが、やっぱりそれはあくまで参考意見ということになってしまいますよね、これって。まだこれでやるのかどうかも決まっていないわけですから。だから、両方やるんだったらやっていただければいいなと思いますけれども。
 
○吉岡 副委員長  前提条件は、きちんと明らかにしたほうがいいと思っています。一つは、これは行政計画でなく、市長の一つの案だということ。それと、要するに、それに対してはいろいろ意見があるわけで、山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設はつくらないというための代替案だということを明記すると、市長案がですよ。その上で市民の意見を聞いてくると。だから、それに対してはいろいろ意見があるわけです、何というか、それはあるわけなんですけど、ということをきちんと踏まえた上でやらないとまずいかなと思っているんですけど。
 だから、まだ行政計画になっていないわけですから、さっきおっしゃったように、まだバイオマスエネルギー回収施設をつくるという計画にはなっているということは、そのとおりだと思います。それの上で、今、市長が出されてきているということに対して、今後話を聞いてくるということかなと。だから、大前提は確認したほうがいいのかなと思うんですけど。
 
○久坂 委員長  あと私がちょっと思いましたのは、とりあえず地域に出向いて意見を聞いてくるというところで、まず合意はとれていまして、それが、副委員長からもあったんですけれども、2月中旬にはもう2月議会が始まるので、その前ということで、第一段階で地域のそれをやらせていただいて。現実的に、物理的な話なんですけれども、時間的に。その後で、三宅委員から御意見があったようなことをやれるのかということをまた諮らせていただくという形でもいいですか。必要性は多分、十分皆さん感じていると思うんですけれども。
 先方さんへのアポをとるですとか、そういうことも考えますと、現実的にかなり厳しいとは思っていまして、もちろん必要性を感じているんですけれども、まず、きょうは皆さんから御意見をいただいて、いいんじゃないのかというところで、家庭の生ごみですよね、そちらのところの意見を聞いてくるというところでは、今、大方の意見はまとまったのかなと思っているんですけれども。
 
○三宅 委員  前回も、地域で意見を聞いてくるというのは合意がとれたと思っていますので、そこの進め方は。本当だったらば並行してやっていくのがいいかなと思ったんですが、時間的なこともあるとは思いますので、地域に行って、本当に皆さんが自分のこととしてとらえて、自分が家庭で処理をしなければいけないということになったときに、果たしてどういうお考えを持つのかというのを、もちろん聞いてくる必要はあると思っていますので、そこは了解いたします。
 
○久坂 委員長  それで、家庭用の生ごみ処理についての御意見を伺ってくるというところは、それは前提は明らかにしたほうがいいというお話もあったんですけども、家庭用生ごみ処理に関する市長案については、市民の御努力と理解を得るというところで、そこら辺の協力をどの程度得られそうとか、ちょっともう一段欲しいなと私は思っていまして。そこら辺の協力は得られそうなのか、そういうことをつかんでくるですとか、こういった感じでよろしいですか。代替案を実現するですとか、市民の御協力が得られるですとか。家庭用生ごみ処理について地域の皆さんの御意見を伺ってくることに関して。
 
○吉岡 副委員長  目的のところと前提条件というのが、さっきおっしゃったところですごく大事なところだと思うんで、そこら辺の確認はやっぱりしたほうがいいのかなと。改めてですけどね。市長が出された回収施設にかわる代替案ということは、要するに、一つは今行政計画になっていないよということも、やっぱりもちろん、当たり前なんですけど確認するとか、それからここにも書いてあるとおり、浄化センターバイオマスエネルギー回収施設はつくらないということでの代替案だよとか、その辺。それとか、これが、例えば27年度までに達成する案だよとか、何というのか、当たり前のことなんですけど、それは確認しておいたほうがいいのかなとは思います。その上で、代替案について市民の皆様の御意見を伺うとか、それぞれの実現可能性ということについて伺ってくるということなのかなと思うんですね。そのことに関しては、皆様いろいろまた違った意見はあるわけだけど、目的だけははっきりさせておいたほうがいいのかなと思うんです。それはそれぞれ皆さんの思いは、お考えもあるんですけれども。三宅委員がおっしゃるのはそのとおりだと思いますので。
 
○久坂 委員長  前提というのは、進めるとか進めないという違いはあるんですけど、市長はもう今は進めないかわりにこれという意味ですとか、そこら辺はもう揺るぎない事実として、そこら辺というのは、じゃあ後で整理させていただこうかなと思うんですけれども。
 
○吉岡 副委員長  そうですね。何のために来たのかというところも明らかにすることも検討しますかね。
 
○久坂 委員長  それでしたら、それを整理させていただいてから、その前提というのをきちんと整理させていただいて、それでこの代替案が出てきたので、その代替案の部分の中のこの家庭生ごみについて伺ってくるというふうな感じですので、その前提というところを、これだけは共通認識として持っておきましょうねということにして、項目にしておいたほうがいいのかなと思ったんですけれども。今お話しいただいたようなことを。
 
○吉岡 副委員長  今お話ししていた目的という点では、先ほどもお話ししたように、要するに代替案の中でも2月の定例会までの間なので、特に市民の皆さんの御協力というものがすごく大事だという点では、その項目の中の家庭系の生ごみ、1,800トン減らすというそこの部分に特化して御意見を聞いてくるということでいかがなのかということですね。
 その上で、当たり前なんですけども、三宅委員がおっしゃった前提というところは、一つは今、まだ行政計画になっていないよということですよね。それと、当たり前なんだけど、要するに、行政計画になっていないということで、だけども、山崎のバイオマスエネルギー回収施設はつくらない代替案ですよと、そこだけは確認すると。それは市長の案ですけれどということだけは、当たり前なんですけど、市民の皆さんはそこまで、行政計画とかそういうところまでちょっとあれかもしれませんので、議会としてはもちろん当たり前に思っていても、そこは確認して、そのことについての質問があれば、そういう手順は、事実として市が言ったことを言うぐらいじゃないですか。
 
○久坂 委員長  済みません、今、副委員長からまとめていただいたのが、前提として、市長の代替案は行政計画にはなっておらず、そして山崎のバイオマスエネルギー回収施設をつくらないことを前提とされた計画、その計画の中で、特に家庭用の生ごみ、総量としては1,800トンにつきまして、その削減方法について地域の御意見を伺ってくるというふうにちょっとまとめていただいたんですけれども、これにつきまして、皆さんのほかに何か御意見があれば伺いたいんですが。
 
○吉岡 副委員長  もう一つつけ加えれば、それと同時に今泉は廃止する、ですよね。だから名越一つで焼却するということでの案ですよということですよね。
 
○西岡 委員  この削減、1,800トンというのは、30年間ずっと続けていく、そういう計画なわけですよね。そういう前提も明らかにしないと、市民ができるかできないかという問題になってくるので。1年、2年だったら、だれでもはできないですけど、多くの方ができるけれども、これを半永久的に続けていかなければ市長の代替案はできないというところは大前提にしないと、市民の答えが違ってきちゃうと思うんです。
 
○三宅 委員  そうですね。幾つかやっぱり前提となるものがありますので。やっぱり相当きつい、一人ずつが御理解をしていただいて、できるよと言っていただかないと進んでいかない、成功はしないと思っていますので。前にも言ったかもしれませんけれど、私ができなくても、ほかの人がやってくれるからいいよねと、そういうお気持ちで皆さんがいてくださるというのは、やっぱりとてもよくないことなんですよね。この市長案を成功、この家庭系の生ごみ処理だけに限っても、相当御協力が必要だと思います。今、推定ですけれども、2,000トンの生ごみ処理を既にしていただいているんですよね。さらにそれから1,800トンをプラスするわけですから、今の倍の方々に御協力をいただくということになりますので、そういうこともしっかりと説明をしながら進めていかないといけないなと思います。
 
○久坂 委員長  今、御意見を伺った中で、済みません、繰り返しになりますけれども、家庭用生ごみの削減方法について地域の方の意向、御意見を伺ってくるという、そういうことに今、固まりつつあるのかなと思います。
 そうしましたら、ちょっとそれを下敷きにして、どちらの地域に行って、どういった方々に意見を伺ってくるのかなというのも、ちょっと今からあわせて伺おうと思うんですけれども、それにつきまして御意見があれば伺いたいんですが。
 
○長嶋 委員  時間がない中でやらなきゃいけないということなんで、すぐぱっと集まって御協力いただけそうなところにやっぱり声をかけないといけないと思うんですけど。私、ちょっと1カ所、由比ガ浜の自治会のところ、自治会長さんが推進委をやられているんで、たまたま代替案が出た後に、どういう中身ですかと環境部へお聞きに見えたということをお聞きしたんで。ちょっと伺ってお聞きしたら、あそこは由比ガ浜中央商店街という商店街もあるんですけど、あそこで自治会長さんは酒屋さんをやられて、中丸さんという方なんですけど、商店会と自治会、あわせて声をかけますので、ぜひやってほしいというふうにおっしゃっていました。あとは隣もできれば声をかけるよと。由比ガ浜というのは、あそこは真ん中で、六地蔵のところで商店会が分かれていて、向こう側とこっちと、言えば多分来ると思うよとおっしゃって、それはまた声をかたけら、その場では2自治会と2商店会は私が言いますので、声かけますよとおっしゃっていただきまして、ありがたいなと。
 それで、ついでにといってはなんなんですが、あそこの自治会館が、皆さん御存じの六地蔵のほうの古い建物ですけど、この間から話題になっています、だいいち子どもの家があそこで併設してやっていまして、そんなのもちょっと。あそこでやるとしたらあそこを見ていただけないかなとおっしゃっています。それで、あそこもちょっと老朽化していて、その建てかえなんかもちょっと今緊急課題なんだけど、ぜひ皆さん、その辺も聞いていただきたいななんてこともおっしゃっていましたので、お願いすれば多分すぐ声をかけて、皆さん御承知のとおり、あそこは葬祭場の件で結構皆さん一枚岩というか、まとまっている自治会と商店会でもあるということもあるんで、多分声をかければぱっと集まっていただけるんではないかなということで、まずちょっと下交渉という点なんですが、話したらば、そういうお話をいただいております。
 
○久坂 委員長  わかりました。ありがとうございます。
 
○西岡 委員  不特定多数の市民の意見が聴取できるというのはすごく大事なことだなと思ったんです。どういう形がいいのかなとちょっと考えてみて、このごみの減量化に関しての主体者というのは、どうしてもやっぱり家庭の主婦が主体になるので、その方々の意見を聴取できることがベストだなと。じゃあそれはどこかなと思ったら、スーパー、商店街というところで、例えば地域を決めて、鎌倉方面はどことか、深沢方面ならローゼンとか決めて、そこで不特定多数の買い物に来る方々の声を聴取するというのがいいかなと。
 ごみ処理機だって、何を使うかわからないわけだから、並べてもらっても構わないし、そういう意味で聴取ができたらいいかなと思います。
 
○飯野 委員  私も今の話を聞いて、私もあまり地域限定というより、やっぱりいろいろな人の意見を聞くと。特に、三宅委員がこの前言われたアンケートを出さない人の意見が大事という。余り関心のない人にも関心を持ってもらえるようにするには、今、西岡委員が言われたようなローゼンとか、そういうところでやるのもすごい広く意見を聞けていいなと思いますので、そういう方向がいいかなと思います。
 
○渡邊 委員  今、スーパーの意見は賛成なんですが、スーパーのリスクはあると思うんですね。アンケートに来ない場合もある。極端な話ですけれども。そうすると、要するに確実な人を何人か選んだほうがいいと思いますよ。それは地区で、例えば鎌倉というのは5地区があって、その下に185の枝の地区がある。その5地区からとりあえず何人かモニター的にやってもらう人に手を挙げてもらって、機械を貸してあげて、1カ月とか様子を見ると。貸してあげてもいいし、見にきてもらってもいいし。現実的にそれで必ず100%触れてもらわないと、多分、スーパーももちろん並行してやるんですが、スーパーのほかに確実性のある人、例えば民生委員に協力してもらうとか、のほうがいいと思います。
 
○吉岡 副委員長  どれもみんなすばらしいと、そう思っておりまして、そういう面では、今、議会が積極的に地域に出ていってやろうということを、議会検討会でもやっている最中ですので、本当にすばらしいことだと思うんですが、ただ時間が少し、やっぱり市が例えば一斉に2,000人のアンケートをとるとかというのは、それなりに期間をとってやるわけで、議会の私たちみんなが力を合わせてやるとなったら、それなりの時間と、それから民生委員の方にお願いするとしたらば、民生委員協議会なり、例えば町内会の連合会なり、そういうお話をして、そういうことをちょっと積み重ねていかないと、なかなかぱっぱっといかない側面も。
 だから、長嶋委員のように、知り合いの方に言うということは、うちの町内会において、それは前にも、例えば、たしか13年、14年ごろだと思うんですけど、一斉にコンポストを買うとかというんで、町内会で回覧を回してやるとか、それから町内会として、いろいろな減量化で市の職員に来てもらうなど、いろいろなことをやりましたので、それはやれる可能性は強いとは思うんですが。ただ、今回、2月までということで、やっぱり聴取してくるということになると、それなりの地域をある程度限定するなりしないと、なかなかちょっと厳しい。その上で、例えばみんなでまた、いろいろなスーパー、例えばきょうはどこどこ、次はどこどこといって、みんなで行って話を聞いてくるというのはそれはそれで非常におもしろいかなとは思うんですが、ただ2月というところを考えると、今この代替案について説明をしているのは、今のいわゆる施設の関連のところで、市長さんはその後、何か地域での説明をしていくとおっしゃっていたような気がするんで。だから、私たちとして代替案を説明するといったって、そこは本来ならしっかり行政というか市長のほうでやる仕事なんで、やっぱり今一番いろいろな面で、もちろん全体に市民には影響出てくることなんですが、今の行政計画は、前から言っていますけど、三位一体の関係になっていますので、特に名越と今泉と山崎のところの協議会には既にお話をされていると思いますので、そこを市としては話をしているということについて、私たち議会として御意見を伺ってくるということで、どうかなとは思ったんですよね。
 御趣旨はよくわかるし、すばらしいなと思っていますが。そうしたらあちこちのスーパーに行って、1月とか2月の間にってみんなで回るとか、やるのかな。その辺はどういうイメージなのか、もうちょっと教えていただけるとありがたいなと思います。
 
○三宅 委員  今、西岡委員がおっしゃったことも、とてもユニークなアイデアで、これはおもしろいなと思っているんですが、例えば私の近くにイトーヨーカドーがあるんですが、そこで特に年末なんかたくさんお客さんがいらっしゃると思うんですよ。それで、女性がどうしても多いと思うんですけれども、この処理をやるのって女性がやはり中心になることなんだと思うんですが、そこの御協力は欠かせなくて、いろいろな人たちに地域限定をするということももちろん大事なんですけれども、それはまた後で言いますけれど、御意見を聞いてくるというのは重要だと思います。
 それで、ここの委員会だけじゃなくて、ほかにも議員いっぱいいるわけですから。そこは御協力をいただいて、ここから発信して、それでみんなで、それぞれの地区で割り振ってもいいし、そういう形で一斉にやったらどうなんだと思いますね。
 それは不特定多数ということで、もう一つは、吉岡委員がおっしゃった地域、特に今回の市長案について、名越、今泉、山崎、それぞれ協議会というような形があるところが三つですよね。もう一つは、今泉台町内会は単独で説明に来ていただいているわけですよね。そこではちゃんとした資料を出していない、口頭だけの説明だった。一番煙突を目の前にして住んでいるところの地域に対して、説明が十分ではなかったというのは非常に残念なことだったんですが、そこについてももう1回委員会として出ていって、それでしっかり皆さんの御意見を聞いてくるというのは、私はやっていただきたいと思っています。
 
○西岡 委員  先ほど意見を申し上げたんですけれども、それはもう前回、そういう拠点的な大事なところは聞くというふうにもう決まって、それを前提の上で申し上げたので、だからプラスアルファで、例えば長嶋委員がおっしゃった由比ガ浜の地域というのは、ここには町内会の副会長さんが、たしか減量審に入っていらしたと思いますし、そういうなるべく多くのところの市民の意見が、この短い間で効果的に聴取できるにはどういうふうにしたらいいのかなというので考えたんですけれども。私の意見としては、拠点となるような大きな、今、イトーヨーカドーというのも出たので、例えば大船地域だったらイトーヨーカドーのところに協力をしていただく、また深沢地域ならローゼン、鎌倉地域なら東急、そういう例えば何カ所かそういう拠点となるところで一斉に、一日例えばできればいいかなと思ったんですけれども。
 
○久坂 委員長  ありがとうございます。済みません、皆さんの意見を伺いまして、3地域、名越、今泉、山崎に関しては、結構意見が多かったのと、あと今、皆さんにおっしゃっていただいたスーパーに出向いて意見を伺ったらどうかというところに加えまして、由比ガ浜と渡邊委員の御意見の民生委員の方ですとか、あと三宅委員からは今泉台の町内会に個別にというお話もあったんですけれども、総合しますと、多かったのが3地域。そしてできれば由比ガ浜、また民生委員の方々。何度も申し上げてあれなんですけど、ちょっと結構時間的に制約がある中で、私としては御意見が多かったところをやってから、できれば個別に委員さんから御意見いただいたところを組めればと思っているんですけれども。御意見が多かったところで名越、今泉と山崎について、またスーパーでのアンケートですよね、とりあえずこちらのほうのスケジュールを組んでから由比ガ浜ですとか、民生委員の方との調整をさせていただくような感じにしようかなと思っているんですけれどもいかがでしょうか。
 
○渡邊 委員  民生委員ではなく、5地区の連合会の会長に。
 
○飯野 委員  由比ガ浜はぜひやったほうがいいと思うんです。名越、今泉、山崎というのは、今回のごみ問題に非常に関係する団体ということで、プラスで由比ガ浜の自治会長さんも、長嶋委員が言われたように、そこまで言われているんだったら、サンプルケースというか、そういうことでスケジュールの対象に、優先的に組むところ。ほかの地域というのは、多分私も深沢とか声をかければ集まると思うんですけど、既に原局に聞きに来るまで熱心にされているんで、それは一緒に加えたほうがいいのかなと私は思います。
 
○長嶋 委員  皆さん挙げていただいたのが、私、いずれもいいと思うんですけど、いずれも相手のあることなんで。スケジュールとか。スーパーもいいんですけど、私、スーパーの店員でいたんですけど、そういうの来るんですね、やはり。例えば、年末年始とかお客さん多いときにそういうの来られても結構迷惑というのもあるんで、相手方、企業さんですから、やはりしっかりと聞いて、こうやらないとなかなか迷惑だよと言われるけれども、議員さんたちがと言われると断りにくいというところも、私はスーパーにいた人間なんでわかるんで、そういうところもしっかり、すべて相手方があるので、スケジュールをしっかり出してやらないと、ちょっとここで一方的に我々だけで決めてもなかなか難しいとも思うんで、だから幾つか、皆さんの御提案、挙げたのを全部ちょっとスケジュールをどうできるかというのを組んでみて、その中で相手方から返ってきたお返事をあわせてスケジュールを組まないとというところがあるかとは思います。
 
○久坂 委員長  そうするとあれですね、3地域プラス由比ガ浜、そしてアンケート。そして5地区。
 
○渡邊 委員  ちょっと原局に聞いた話なんですが、既に腰越の津と原局側と何か動きをしているらしくて、既に何かモニター調査をしようかという話が出ているらしいんです。それは話を詰めているという情報も聞いたんですけど。津というのは、御存じのように松尾市長の足元なので、多分、市長さんのファンも多いですからね、地元なんで。それもちょっと考えながらやらないといけないのかなということを思いました。まだ、やるかやらないかと決まった話ではないし、やろうかという話もちらっと出ているみたいです。
 
○吉岡 副委員長  みんなすばらしい案で、それはそれぞれでやれればいいなと思うんですけれども、何しろお正月で、さっきも長嶋委員がおっしゃったように、やっぱり社会的にはみんな年末年始で、それで成人式が10日でしたっけ、ですよね、大体10日以降ぐらいから少しずついろいろな面で動き出すのかなというところで、あとそれぞれ新年会があったりとか、結構行事もある中で日程調整するというのは。これから言うわけですから、それで具体的にまとめていくというのもありますので、その辺も踏まえた上で、2月の初めぐらいまでに大体やって、イメージとしてはどうなんでしょう。その調査した後、やっぱりまとめたりするんでしょうか。
 
○事務局  いわゆる特定事件の調査ということでやっていますけれども、通常は、やはりその成果というのを、例えば委員長報告みたいな形で報告、前にも閉会中継続審査の中間報告のときにもやっていたんですけれども、そういったものが必要だと思います。ただ、それをいつ出すかというのはあります。今のところ、今度の定例会、23年2月定例会までという中では、23年2月定例会である程度の報告をするまでの活動ということになりますと、逆算すると2月16日から本会議を予定していますんで、初日に報告するとしたら、そのまとめの期間もありますので、実際の活動というのが1月中ぐらいなのかなという気はしています。
 
○吉岡 副委員長  前のときにも皆様でやっぱり協議しながら、一つ一つ進めてきて、そのまとめるときもまとめの時間とか考えて、それを論議して、そういう具体的に、ここはこういうまとめだとか、それぞれまた意見を出しあってやらなきゃいけないと思います。そのまとめたものを、今度これでいいかどうかということをもう一度会議を開いて確認をするとか、結構そういう手順というのは実際あるのかなと思うんで、やっぱり調査をするのは、1月を過ぎちゃうと厳しくなるのかなというのは思うんですね。2月の議会が始まるとなったら、その前にいろいろなことが出てくると思いますので、だからさっき言った三つの地域だってかなり大変なことになるとは思ったんですが。それでもなおかつ皆様がそれでもタイトにある程度できるというならまた別でしょうけれども、そこも踏まえた上で御意見をと思っております。
 
○西岡 委員  そこはもう最優先の箇所だと思っています。
 
○三宅 委員  そうですね。この三つはもう外せないところですから、本来ここの三つのほかのところでも、もう鎌倉市全域にごみ問題というのは真剣にお考えいただかないといけない。そうしないと、これからやろうとしているバイオにしても市長案にしても、どちらにしても成功はしないと思っていますが、ここは基本なんですよね。それと、やはりアンケートもやってみるべきなんじゃないかなと思います。たくさん意見を聞くということで。
 
○久坂 委員長  ちょっと休憩させていただきます。
              (10時14分休憩   11時04分再開)
 
○久坂 委員長  再開させていただきます。
 休憩中に論議をいただきまして、方法につきましては、ただいま地域と対象を協議した中で、皆さんから御意見をいただきました3地域、今泉と名越と山崎に加えまして、余裕があれば由比ガ浜に行かせていただきます。そして幅広いところの層の意見をいただくということで、スーパーでのアンケート調査という御意見をいただきましたので、まずはアンケート調査の実施が可能かということで、大船はヨーカドー、深沢のローゼン、鎌倉は東急、玉縄はコーナン、腰越はやまかに当たっていただくという話でして、なおアンケートの実施の際には、生ごみ処理機の現物を借りられるかどうかということを事務局から確認をしていただきます。
 あと、前提条件といいますか、この調査を行うに当たりまして、事実経過も皆さんにお知らせしたほうがいいんじゃないかという御意見もございまして、今、確認をさせていただきましたのが、聴取対象になっております市長の案につきましては、現在、行政計画になっておらず、またバイオマスエネルギー回収施設はつくらない、今泉クリーンセンターは廃止すること。また、この生ごみ処理の削減を含めまして、1万1,500トンは必ず減らす。その中での生ごみ処理が1,800トンを占めているということ。また、この家庭での御協力をいただいての生ごみ処理につきましては、今後30年間続けていく必要があると。そういったことを一応前提条件として、こちらも事務局のほうにまとめていただこうと思っております。
 今後につきましては、この地域での聞き取り、そしてアンケートで、一体何をどう聞くのかということを皆さんにお考えいただきまして、次回お持ちいただこうと思っております。
 次回の開催につきましては12月27日(月)、16時ということで、できれば内容について紙に書いてきていただきまして、すり合わせを行っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 
○吉岡 副委員長  事務局が調整していただくのは、3町内会を優先的にやるということで、その上でのさっきの由比ガ浜ということでよろしいですね。
 
○久坂 委員長  私は、そう休憩中に確認させていただきました。事務局が日程を確認した後で、長嶋委員のほうから御提案いただきまして、もう既にお話をしていただいているということで、できれば長嶋委員のほうから話をしていただくというふうになっていたと思います。
 では、開催の場所は後日、追ってお知らせいただくということで、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、本日はこれで閉会とさせていただきます。
 以上で本日は閉会した。



以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

  平成22年12月21日

             観光厚生常任委員長

                   委 員