平成22年観光厚生常任委員会
2月16日協議会
○議事日程  
平成22年 2月16日観光厚生常任委員会(協議会)

観光厚生常任委員会協議会会議録
〇日時
平成22年2月16日(火) 14時00分開会 14時46分閉会(会議時間 0時間14分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
吉岡委員長、三宅副委員長、山田、長嶋、西岡、渡邊の各委員(渡辺委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、久保議事調査担当担当係長、窪寺担当書記
〇本日審査した案件
1 常任委員会運営の見直しについて
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に三宅副委員長を指名した後、本日の審査日程の確認を行った。以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 常任委員会運営の見直しについて
 委員長から、先日、山田委員から委員会運営の見直しに関する提案があった旨の報告があり、続いて提案者の山田委員から、提案理由の説明を受けた。
(主な内容は次のとおり)
 
○山田 委員  先だって、正・副委員長には今回の提案趣旨についてお話をさせていただいたところですが、きょう改めて協議会を開催していただいたことから、委員の皆さんに私から趣旨について御説明をしたいと思います。
 今回、常任委員会運営の見直しということで提案させていただきたい部分については、地方自治法第109条の「普通地方公共団体の議会は、条例で常任委員会を置くことができる」という規定に照らして、その第4項に「常任委員会は、その部門に属する当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、議案、陳情等を審査する」、第5項に「常任委員会は、予算その他重要な議案、陳情等について公聴会を開き、真に利害関係を有する者又は学識経験を有する者等から意見を聴くことができる」、第6項に「常任委員会は、当該普通地方公共団体の事務に関する調査又は審査のため必要があると認めるときは、参考人の出頭を求め、その意見を聴くことができる」、また第9項に「常任委員会は、議会の議決により付議された特定の事件については、閉会中も、なお、これを審査することができる」とあります。
 観光厚生常任委員会の審査の状況を見まして、審査当日、かなり報告事項が多くて審査時間が延びることが多く、審査時間を特定することができないということもあり、陳情者の方にお待ちいただくケースも、ままある。そういった状況をかんがみると、できる限り先ほどの地方自治法の趣旨にのっとりますと、議案・陳情等を審査するというところに重きを置いて、常任委員会は運営されるべきと思い始めたところで、その報告事項をどこで処理すればいいか、ましてその報告事項も二、三カ月前のものを各定例会で報告するということになると、議会としてタイムリーな審議・判断ができないおそれがあるというところです。
 閉会中に特定の事件について協議ができる場を設けることによって、常任委員会として、審議事項を密に協議できる場を設定してほしいということと、報告事項についてはできる限り閉会中の常任委員会を開催することによってそこで報告事項を受ける。そういったことで、できる限り、審議そのものを陳情・議案に限って、会期中の常任委員会を開催してはどうかと思っているところです。
 先ほどの地方自治法第109条第5項、第6項で申し上げたとおり、参考人、公聴会を開催しようと今後想定した場合、当該会期だけの中で参考人、公聴会の設定をすることはなかなかできないことも一方の事実としてあろうかと思っています。参考人を招致するとしても、お招きするための日程の調整とか、そういったものが会期内でできない。例えばで言えば、6月に参考人質疑をしたいということになれば、1カ月前くらいまでには常任委員会を開催して参考人を決め、お呼びするという段取りをすることで、6月の会期中に参考人の方に来ていただき議論をする。
 そういった、常任委員会が本来持つべきミッションを、もう少し我々として果たしていこう、もう少し密度を高く審議をしていくべきではなかろうかということで、正・副委員長に申し上げたというところです。大枠の趣旨についてはそういうことで、皆さんの御理解を賜りたいと思っておりますけれども、後の議論については皆さんからの御意見を伺いながら、良い方向が見つかればと思っています。
 
○吉岡 委員長  今お話のございました、例えば、委員会で「特定の事件」を継続審査案件ということで議決したら委員会として閉会中も論議ができるという、これは地方自治法、あるいは会議規則にもあることですけれども、報告事項をどうするかということになると、もちろん議案等を論議するというのが本来ですけれども、その辺の問題については議会全体の問題というところになります。「特定の事件」ということで、もう少し絞った形で論議していただけたらどうかと思いますが、皆さんからも御意見をいただけたらと思います。議会全体に係ることについては、理事者との関係等、いろいろ論議すべき問題がありますので、委員長としては、観光厚生常任委員会の所管に属する「特定の事件」を閉会中継続審査案件として加えるかどうかについて協議をしたいと思います。
                 (14時10分休憩  14時42分再開)
 休憩を挟んで協議した結果、観光厚生常任委員会として委員会の所管に属する「特定の事件」がある場合は、閉会中継続審査案件として追加し、議決することを全会一致で確認するとともに、具体的な「特定の事件」の選定については、2月定例会中の観光厚生常任委員会で協議することを確認した。
 以上で本日は閉会した。



 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成22年2月16日

             観光厚生常任委員長

                   委 員