○議事日程
平成22年 1月19日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成22年1月19日(火) 13時30分開会 15時23分閉会(会議時間 52分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
小田嶋委員長、長嶋副委員長、納所、三宅、太田、岡田、吉岡、前川、伊東の各委員及び中村議員(代理)(久坂委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、田中次長補佐、原田議事調査担当担当係長、久保議事調査担当担当係長、成沢担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等について
2 次回の開催について
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○小田嶋 委員長 それでは、ただいまより議会運営委員会を開会いたします。
本日の会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を納所輝次委員にお願いいたします。
なお、久坂委員におかれましては欠席のため、代理者として中村聡一郎議員が出席しておりますので、御報告いたします。
次に、議長、副議長の出席については、本日は議会運営等についての検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
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○小田嶋 委員長 それでは、お手元に配付してありますように、本日の審査日程のうち、議会運営等についてです。
前回、昨年の議会運営委員会におきまして、一般質問の時間制限についてが継続審査となっておりました。本日は引き続き一般質問の時間制限についての協議を行いたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
まず配付してあります資料について、説明をさせます。
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○事務局 今、机上のほうに配付いただいております資料は、前回、12月24日の議会運営委員会でお配りした資料で、一般質問の人数が正しくない部分が若干ありましたので、それを正しく精査したものと、前回の資料の説明をさせていただいたときに、伊東委員さんのほうから、例として藤沢市の21年9月定例会の一般質問4日間を要していて、夜はやっているのかどうかという御質問があったこと、それと久坂委員さんのほうから、一般質問は、最終的に3日となっているところは、予備日もプラスして考えて、そういう結果になったのかという御質問がありましたので、それもあわせた形で資料の出し直しをさせていただいています。
資料の一番左上、南足柄市、平成20年9月定例会を例として見ていただきたいのですが、これは20年9月定例会で14人一般質問をされて、3日間、ここまでは前回と同じ書き方なんですが、その後、3日間のうち、第1日目が5人、2日目が5人、3日目が4人、それぞれ第1日目5人は一般質問の終了時間が3時02分。2日目は5人で3時14分、3日目は4人行って2時05分という、そういう見方をいただくような、そのための資料です。
あとは、南足柄市は、ちなみに会議時間が午前9時からになっておりますので、午前中3人、午後3人で、例えば、21年の9月定例会は6人というのは、そのようになっているということです。
小田原市につきましては、一般質問の第1日目は、委員長報告と議決の時間を含んだ時間であります。一般質問の前にほかの議事が入っている時間で、最終的には一般質問がその時間に終わっているという見方をしていただければと思います。
あと2枚目の資料の一番上、一般質問を行う時期等という項目をつくっております。これは久坂委員さんの予備日に関しての質問を受けまして、各事務局に聞いたことをまとめてあります。
南足柄市につきましては、会期の初日に議案の上程を行って、本会議の第2日目から一般質問を行います。会期前の議会運営委員会の段階で、一般質問を何人行うかというのがわかりますので、審議日程は2日、一般質問については2日とか3日というふうに、そのつど日程を組む。いわゆる予備日は特に考えないというようなことでありました。
小田原市、これは一般質問は会期の最後、議決後に行います。一般質問は4日で予定をしておりますけれども、本会議の第2日目に開催する議会運営委員会で、一般質問の協議を行います。そのときに一般質問は何人やるかというのはわかりますので、そこで当初、一般質問を4日で予定していたところを、3日に変更するという、そういうことを行うそうであります。ですから、予備日は特になく、行うということであります。
平塚市、これは会期の初日に議案の上程を行いまして、本会議第2日目から、総括質問という言い方をしておりますけれども、鎌倉市で言うところの一般質問を行います。この総括質問というのが、第1日目に議案の提案説明を全部行いまして、それに対して、議案質疑とあわせた形で一般質問を行うのを総括質問という言い方をしておるそうであります。ですから、第1日目は提案説明だけ行いまして、特に議案に対しては質疑は行わず、2日目以降行うということであります。
一般質問は4日間予定をしておりまして、4日間行うということです。総括質問後、1日休会をして、常任委員会のほうに入ってくるんですけれども、日程的には。一般質問と常任委員会の間、1日あるというのは、以前はなかったということなんですが、近年、議員さんのほうから、1日置きたいということで、今、1日休会をとっています。
茅ヶ崎市は、会期の初めに行います。4日間を予定しておりまして、人数が少なければ、本会議の第4日目は休会とするそうです。本会議の第5日目から常任委員会を開催します。要するに人数が少なければ、第1日目、2日目、3日目と一般質問をしまして、4日目を休会、そして、5日目から常任委委員会というような組み方で、議事日程につきましては、鎌倉市と同じく一般質問を行って、議案の上程を行って、常任委員会、そして最終日に、最終本会議に議決という組み方、同じ組み方であります。
藤沢市、これは会期の最後、議決後に行うということで、4日間予定しておりまして、そのまま4日間、ここずっと4日間で組む人数になっておりますので、4日間ということであります。
ですので、予備日ということに関しましては、特に各自治体、各市議会、特に設けておりませんが、あえて言えば、茅ヶ崎市が休会というような言い方をしておりますけれども、近いものであるかと思われます。
以上、説明を終わります。
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○小田嶋 委員長 それでは、前回に引き続き、一般質問の時間制限について、御協議を続けていきたいと思います。新たな資料も出ておりますので、資料についても御質疑があれば、あわせてお願いしたいと思います。
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○伊東 委員 今の説明に対してちょっと質問していいですか。藤沢市の場合、議決後、一般質問、それから会議の一番最後の部分で一般質問になっていますが、そうすると、これで見ると、例えば平成21年9月定例会、4日間やっていますよね。それでそのうちの一般質問のうち、第1日目、4人やって16時13分に終わっている。議決をするのも、この日にやっているんですかね。議決後に一般質問ですよね。
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○事務局 一般質問第1日目は、議決をした後に一般質問に入っています。
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○伊東 委員 それで4人やっているということですね。
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○事務局 はい、そうです。
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○伊東 委員 質問はそれでいいんですけれど、質問する方があれば、先に質問していただいて、そうなると、私のほうからもう一度整理した意見を言おうと思っています。
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○小田嶋 委員長 ほかに出されている資料について、質疑、質問はございますか。
(「なし」の声あり)
では、ないようなので、では、前回に引き続き、御意見をいただければと思っております。
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○伊東 委員 いろいろ2日間、これまでに一般質問の時間制限で議論をしてまいりましたけど、もう一度、私のほうの考え方をちょっと整理をして、再度申し上げたいと思います。
1点目は、平成17年以降の一般質問者は、非常に増加いたしまして、大体10人ぐらいだったのが、十四、五名になることがめずらしくなくなってきている。この傾向というのは、今後も続くだろうというふう思っております。これは減ることはないんじゃないか。だから、十四、五名の方が一般質問をするということを前提に考えるべきだというふうに思います。
もう一つ、次は、今、事務局のほうにいただいた資料を見ましても、大体どこの議会も、一般質問の本会議は、17時ぐらいまでには大体終わっております。長くても18時、6時ぐらいまでで、ここにある資料の中の議会は、本会議が終了している。やっぱりこれは今、大変厳しい財政状況のもとで、職員の就業時間の延長というのは極力抑えるべきだというふうに私も思いますので、鎌倉市でも大体5時をめどに、長くても6時ぐらいまでには終えると。何か問題があれば別ですけれども、スムーズに運営がされている中では、大体6時ぐらいまでに終わるということを前提に考えるべきだろうと。だから、十四、五人の質問者が、大体6時ぐらいまでで終わるにはどうしたらいいかということを、我々は考えていくべきだろうというふうに思います。
鎌倉の市議会は、10時から開会しておりますので、大体6時までですと、1日8時間。その中で昼の休憩1時間、それから、やっぱり5時を過ぎるようなことになると、どうしても議運を開いて確認をしなきゃならない、そういった時間、それから、午後で途中で休憩が入る。そういうことをしますと、1日8時間あるんですが、実質的には質問時間というのは6時間ぐらいが確保できる時間だろうというふうに考えます。
鎌倉市の場合は、一般質問の最終日に議案の上程がありますから、議案の上程をするについては、やはり議運を開いて、議案を今回上程する。いわゆる説明をして、その時間が必要ですので、それに大体2時間ぐらいとられる。そうすると、1日目は6時間実質できる。2日目も6時間できる。しかし、3日目が大体4時間ぐらい、まず、6時までに終わらせようとすると、そのくらいしか時間が確保できない。
そうしますと、3日間でやるとすると、合計6時間、6時間、4時間で、16時間、ですから、16時間で、仮に14人やるとすると1人約70分、平均すると、そういう計算になると思います。
もし、4日間やるとしても、6時ぐらいまでには終わらせるということでやると、もう6時間ふえますから22時間、これを14人で割ると1人約95分、これはそういう計算になるわけでして、したがって、私どもは最初、1人1時間というふうに申し上げておりましたけれども、ぎりぎり1人90分、4日間やるとしても1人90分、だから1時間半、これが大体一般質問に1人当たり利用することのできる時間だろうというふうに計算できますので、一つは、十四、五名の方が質問をする。もう一つは、6時以降の開会は控える。でやっていきますと、4日間やっても、1人大体95分ですから、大体1時間半、このくらいで制限をするというのは、やっぱり質問者、質問をしたい人に一応全部質問をしていただくとすると、そういうふうな物理的な計算しかできないだろうと思いますので、これもし時間制限をしないということになれば、今度は質問者の制限をせざるを得なくなってくる。それは私どものほうは考えておりませんので、したい人には、みんなやっぱりしていただくということを考えると、大体せいぜい1人1時間半にしたらどうかなと、これは質問者がふえてきてますから、そうせざるを得ないんじゃないのかなというふうに思います。これもう一度、繰り返しの部分もありますけれども、私のほうからの意見として申し上げたいというふうに思います。
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○吉岡 委員 基本的には、時間の問題については、この間言ったとおりで変わらないんですけれども、やはり今、伊東委員が、なるべく皆さんで一致してやれるようにしたいと思うんで、できればいわゆる本会議の質問時間の日数を反対に延ばすということを考えたらどうか。それも今、伊東委員がおっしゃったようにある程度、今の状況のことも踏まえれば、提案としては、本当は、今、水曜日でやっているのを火曜日なり月曜日なり、少し延ばす。あと予備日をつくるかどうかは別としても、例えば、次の週から委員会に入るにしても、例えば、火曜日から委員会に入って、次の週に本会議という形での日程をとるみたいな形で、お互いにやっていくということでやったらどうかと。なるべくなら、おっしゃることも踏まえながらできないかなと、ちょっと思ったんですね。
例えば、火曜日からにするのか、月曜日からにするのかは別としても、なるべくやっぱり皆さんが今、そうやって活発にやれて、今、通年議会なんて話もありますけれども、なるべくそういうものを保障しながらやっていくという点では、おっしゃることを踏まえて、少し延ばせないのかなと。そうなった場合に、議案の提案とか、そういうものの問題も出てきますから、それは理事者との協議もあると思いますけれども、そういうことでできないのかなって思いますね。
だから、例えば、火曜日から金曜日まで4日間やって、月曜日が予備日という、例えばですよ。これは例えばの例で言っているんですけれど、それで火曜日から委員会。火、水、木、金と委員会をやって、その次の週に本会議、今は最終本会議は木曜日になっていますけれど、それを例えば金曜日にするとか、そういうことも含めて、ちょっと考えられないのかというふうに私は思って、反対に提案いたします。
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○小田嶋 委員長 ほかに御意見ございますか。
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○太田 委員 私も会期を延ばすということには大変賛成をいたします。前回に出していただきましたこの資料の一般質問と時間、質問時間帯別人数一覧表なんですけれども、計算いたしまして、例えば、20年9月から12月まで、フルで出していました。そうしましたら、ゼロ分から30分というところは30分、31分から60分というところは60分という形で、最長の時間で計算をいたしまして、伊東委員がおっしゃったように、今、1日6時間ということですと、360分ということですので、それで割ってみますと、大体3日か4日ですべてクリアできるんですね。これがやはり、今までのデータとして出ているものであるならば、このデータを重んじるということであるならば、やはり4日で十分カバーできる。全員が120分やるという形は、この中でも見えてくるものではありませんので、やはり4日あれば十分なのではないかと私も思いますので、時間制限ということよりは、会期を延ばすということに、私どもも賛成をいたします。
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○小田嶋 委員長 ほかに御意見は。今、一般質問の日数を4日という御意見が続いて出てきておりますが。
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○岡田 委員 今、伊東委員が言われた1点目は賛成できる。できると言ったらおかしいけれども、賛成したいと思うんですが、ほかのところを見ていると、時間内にはほぼ終了しているというようなことで、行財政改革に資するということで、議会も汗をかかなきゃいけないというふうに私も思っていますし、そういった面では、できるだけ鎌倉が、8時とか、9時とか書いてあるんですが、なるべく抑えたいなというふうに私個人も思っております。
それで18、19、20年の各課別の時間外労働を調べてみて、いろいろあるんですが、議会事務局の場合は、平成18年に222時間、19年297時間、20年に208時間と、21年がまだ集計できていないので、わからない。それが換算しちゃうと、これ年間のしか出ていないので、時間的にすれば、2月・3月議会、6月議会、9月議会、12月議会でどうなっているかというところまでは調べてないんですが、1カ月大体15時間ぐらいと残業しているのかなというような感じがしております。お金に直して、年間平成18年だと、議会事務局は、1人当たりですよ、これは平均だからまたこれは違うと思いますけれど、実態は。75万、それから95万、67万と、これぐらい時間外労働をして、賃金もらっているというふうなことがあります。
ただ、やはり時間外労働はなるべくしないほうがいいだろうというふうに私も思いますし、なるべく時間内に仕事は終わったほうがいいだろうというふうに思っています。
そういう意味では、今までみたいに夜遅くというか、8時、9時まではやらずに、なるべく、5時15分で終わりですから、5時ぐらいまで終わればいいんじゃないかなと、私個人は思っています。
そういったところで考えますと、その出込み、引っ込みはありますので、会期はできれば延ばしてもらいたいというふうに私は思っています。
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○小田嶋 委員長 先ほど吉岡委員さん、太田委員さんから出されている会期を延ばすというのは、岡田委員さんのほうは時間内におさめるということを前提に、会期を延ばすという考え方を御発言いただいたのですが、その点、吉岡委員さんと太田委員さんのほうは、時間外を極力なくすということで考えているということなのでしょうか。
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○吉岡 委員 全然考えていないというんじゃなくて、そういうことも踏まえた上で、なるべく、いわゆる時間のことも含めて考えたとしても、4日から予備日があって、5日でできるのかなという、今、伊東委員さんの御提案を含めて、そういうふうに。
前も確か8時になったら一般質問には入らないということでやっていましたけれども、そういうことも含めれば、なるべくおっしゃるように、ただ、時間を延長すればいいということではないと思いますから。ただ、やっぱり一般質問をそれなりに保障していくという点でも、いわゆる後ろの会期はなるべく延ばすとしても、せいぜいこの間やったあれぐらいでおさめるようにできないかということを含めて、前と後ろで1日ぐらい何とかならないかなと思ったものですから、そういうことです、基本的には。
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○太田 委員 私も先ほども申し上げましたけれども、伊東委員が、1日6時間という形でおっしゃっていらっしゃいまして、それを分に直すと360分ですので、これ1日1回の、例えば21年の12月の定例会は、ゼロ分から30分5人ということは、例えば、これは120分というふうにしまして、ほかのところも同じように計算をして、最高値を出した中で、360で割るとという形でデータ上で出して、4日でうまく入るねという形をとっていますので、この21年だけちょっとはみ出すんですけど、これは最高値をとっているところで少し互換をいただければとは思うんですけれども、そういう意味では、時間外は考えておりません。
ただ、やはり一問一答という鎌倉の特異性もございますし、これはほかの議員さんから、本当にすばらしいことだねというふうに言われることも、ままありますので、やはりぜひ、市民の意見が本当に反映する議会にしていくためには、一問一答、そして2時間というものとしたいなと思っております。
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○小田嶋 委員長 出されている意見の中では、一般質問の時間を考える上で、その日の一般質問の時間、終了時間という目安は、時間内の18時以内を目指していくという方向での共通の理解に立っているということでよろしいでしょうか。
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○岡田 委員 今、18時と言われたんですが、別に新たな視点でもないんですが、なるべく気持ちの問題なんですけれども、行財政改革に資するというふうなことで、またそうすると、その後始末があって残業も出ますから、その中でなるべく残業がないような形で、議会もやったほうがいいんじゃないかということで、17時15分が定時ですから、たかが15分間となるのかどうか別にしても、これはもっと精査しなきゃいけないんですが、17時ぐらいまでになるべく終わって、残業をなるべくしないというふうなことでやっていければいいかなと。これはだから、私の手元に年間の分しか出ていないんで、月単位のものは出していないので、正確なことは言えませんけれども、それ割っちゃうと、議会事務局が特にずば抜けて、鎌倉市の中で課別に見まして、高い残業をやっているというふうには思っておりません。これは数字が出てますから。そうはいっても議会ということで、おのおの考え方がありますから、私はあれなんですが、行革に資する、非常に厳しいような現状に財政もありますので、そういった意味から、なるべく残業を減らしていく必要があるんじゃないか。そういった意味で、我々もそれに協力する必要があるんではないかなというふうな意味で、できましたら、17時ぐらいまでに終わっていただければありがたい。それは私の会派の意見でございまして、皆さんともちろん、いいからこれでやれということではございません。話の中でどうしましょうということにはなろうかと思うんですが、気持ちとして、行革に資するという意味で時間内に終わりたいと、終わっていただければありがたい。今、18時と言われたので、こっちは17時なので、1時間ずれているので、余り細かいこと言おうと思ってませんけれど。それでいいですかというふうなことを言われたので、一応意見としては言っておきます。
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○小田嶋 委員長 言い直す形で、他市の状況と比べても、はっきり鎌倉市が遅い時間と言ったらいいんでしょうかね。普通、時間延長を決めている基準が、18時なんですね。10時から18時。伊東委員さんは、18時の中でおさまるように考えていったらどうかという提案があって、そこをベースに考えていると。
吉岡委員さんも、太田委員さんも、その考え方はそうではないと、そういうデータからいくと、そういうふうにおさまるよという太田委員さんの計算からの説明もあります。それでいくと、今の現状でいくと、人数がふえても、なるべくおさまる範囲で考えたら、会期を4日に考えたらどうかというのが、太田委員さん、吉岡委員さん、岡田委員さんだというふうに、伊東委員さんも会期を4日とすると一般質問は、大体平均考えても95分になるだろうというふうに御提案されております。
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○伊東 委員 一ついいですか。議題になっているのは、一般質問の時間制限ということでして、会期をどうするかということではまずないということ。
だけど、今、私が言っているのは、一般質問の日数の問題ですから、会期を延ばすとか何とかという話ではないんですね。会期をどうするかの話をするんだったら、またそれは別の話であると。だから、今の会期の中で、一般質問を、例えば、今まで予備日を入れて3日間だったのを、工夫して4日間仮にとったとしても、やっぱり終了時間を延長しないでやれば、1人95分になるという話を冒頭したんですが、さっきデータを、平成21年12月定例会でということ。
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○太田 委員 12月定例会は少し延長なんです。
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○伊東 委員 少し延長、それはわかる。12月定例会なんですが、これは傾向を見ていただくとわかるんですが、4年の任期の中で、初めのころは大体質問時間は意外と短い質問が出てくるんですが、任期の後半になりますと大体制限時間いっぱいか、もしくは1時間半ぐらいまでやる人がふえてくる。ですから、もし、それで、今みたいに1時間半で、2時間でやっても、4日間でおさまるじゃないかと言うんですが、質問者が十四、五人になって、この傾向で行くと、おさまり切らなくなってくるというのが今までの実績です。
例えば、前にいただいたデータを見ていただいて、平成20年の12月定例会、2月は予算で最後ですから、改選が21年4月です。20年の12月ぐらいを見てみますと、質問時間、90分から120分ぐらいの人が6名、それから、60分から90分の人が7名、大体この辺になってくるんですよね。60分以下の人は1人しかいない。大体そういうふうな傾向がありますから、先ほどの皆さんの主張のようにして決めると、今度は4日間でもおさまらなくなってくる。だから、そういうことも見越して、大体1人90分の制限を加えていかないと、今度は本当に会期の延長を考えなきゃならなくなってくる。その辺のことも考えると、私は、やっぱり最初は60分、1時間と主張しましたけど、せいぜいどう考えても90分ぐらいまでに制限を加えないと、今の人数、十四、五名、14名、確実に質問を保障することはできなくなってくるだろうということを言いたいんです。
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○吉岡 委員 基本は、今の状況の中でどうするのかということでの、一つの考え方なので、会期を最初からこういうふうな状況でといったら、そういうふうになるんだけど、基本は、やはり2時間を努力目標としてやるということで考えていこうということが基本なんで、会期の問題とか、そういうのはまた別問題だとおっしゃった。それはそれでまた考えなきゃいけないんですけれども、基本は、一般質問の時間制限は、やはり今のままでやろうよというのが、その提案の中での一つの、どうやったら一つ、2日間やっているわけですから、2回やっているわけですから、その上でどうするかということで、一つの提案になんで、だから、そこはなるべく合意しながら、こういうものを一緒にやっていくというのが大事だと思いますので、私はそういう面で提案したわけで、おっしゃるように、それはそれで別問題だとおっしゃるなら、それはその場でまた考えなきゃいけないんですけど、基本はそれは私は譲れないなと思ってるもんですから提案したということです。
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○納所 委員 会期という言葉がちょっと変だなと思いますので、一般質問の日程といいますか、一般質問の日程期間についての話なんですけれども、それが行革の観点と、それから、議会運営の効率化を図る上で、2時間にこだわって何もしないというのは、理由がないと思います。あくまでも、伊東委員の御提案というのも物理的な視点で、そして多くの質問者が十分に質問ができるような体制を考える必要があるという御意見だと思います。これはその上から出てきた、例えば90分というあり方というのは妥当なところだろうと思います。また、その90分に集約できるはずであるし、ベテランになればなるほど、その辺は上手にできるはずであると思いますし、それもまた、みがいていかなければいけない技術じゃないかと思います。
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○吉岡 委員 また、その論議に戻します。いや、ここまでいろいろ話をしてきているから、どこか少しでもこうできないかなと思って言っているわけなんですけれども、そのやり方をどうするかというのは別としても、ここはやっぱり基本的には、私は保障していくべきだと思っておりますので、その上で、今、行革の視点とか、いろいろなことをおっしゃっている。それはそれとしてあると思うんです。基本は、やっぱり一般質問の時間を基本的に保障していく中で、どう運営をしていったらいいのかということで、一つ提案なので、ちょっとどこかで、またもとに戻して、なるべくならどこか一致点でやっていったほうがいいなと思っているものですから、そういう提案をさせていただいたんですけれどもね。その上で何か支障が、またいろいろ違った会期だとかいろんな問題が出てくるとしたら、またそれはそれでなんですけれど、その上で、ちょっと折り合ってできないものなのか、そこをちょっと、ここまで話をしてきているわけですから、ちょっとぜひそういう形で進めていただけたら。
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○納所 委員 それが例えば、2時間が1時間半になって、十分な質問の保障が担保できないという時間ではないと思う。それは逆に理由にならないと。
では、議会運営の効率化をどうやって図っていくのか。行革の観点をどうやって、議会の立場で実現していくのか。何も汗かかないで、2時間にこだわっていることこそ、理由がないと思う。
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○吉岡 委員 またその論議をするとなると、またあれなので、何度もそういういろんな論議をしてきた中での私なりの提案なんですね。それはそれで、そういうお考えで出されてきていると思うのですが、私はやはり原則をやりながら、具体的にどうするかということで、今、提案をさせていただいているので、その上でまた、その議論に戻るという、今までも大分論議はしてきたと思うんですけれども。そういう形でちょっとやって、できないものなのかと。その上で、またお互いに議員としていろいろな面で切磋琢磨してということは、またそれは別問題としてありますけれどもね。
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○納所 委員 折り合いをつけるべき問題じゃないと思う。これは結局、議会の責務をどうやって果たしていくのかということと、そして、行革の観点、議会運営の効率化ということ、これを積極的に推進していかなければならない。折り合いをつけて、間をとって何分とかという問題じゃない。
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○伊東 委員 吉岡委員さんの考えは、最初から最後までずっと一緒なんですよ。だから、何か新たな提案をしているというふうにおっしゃっているんだけど、要するに現状維持の提案しかしていないんですよ、最初から御意見を聞いていると。
私は、要するに時代の変化、一つには質問者が非常に多くなって、活発になってきている。その人たちの権利、質問権をやっぱりきちっと保障していこうと。人数制限なんかしている議会もありますよ、会派で何名って。そんなことはしないで、それでやっていくためには、しかももう一方、さっき納所さんも言っているけど、議会も効率的な運営というのはやっぱりしていかないと、市民のほうからの批判を受ける。
だから、質問権を保障するとかしないとかじゃなくて、するためには、むしろ一人ひとりができる時間をある程度制限を加えてでも、やっぱり質問者の質問したいという気持ちは保障していこうよと、そういう観点で提案をしているんであって、それがいかにも、要するに質問権を阻害する、保障しないのと、そんな議論じゃないんですよ。
議会運営の効率化ということで言えば、私は、13年の議会運営委員会で、無制限だったのを2時間にしたときの議事録を全部読み返してみました。そのときに言われているのも、議会の運営をいかに効率的に進めなければならないか、能率的に進めなければならないか、そういう観点から時間制限の問題が出てきている。当時は約10人ぐらいの質問者がいた。今度、十四、五人になってきている。その中でやはり議会の運営として、能率的、効率的に進めるにはどうしたらいいか。それを考えた上での提案として、今のところ、90分が限度だなというふうに言っているのであって、吉岡さんの提案というのは、何を提案しているのかよくわからない。
それともう一つ、13年の議会運営委員会の議事録を見ますと、ネットさんも、議会の運営は、書いてありますよ、能率的な運営をするために、みんなが協力しなければいけませんよと主張しているんですよ。だから、今回もそういう意味で、質問者がふえている中で、どうやって効率的に、そしてもう一方で、どうやって質問権を保障していくか。その中での議論にしていただきたい。そういうふうに思うんです。13年に言っているんですよ、ネットさんは。
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○太田 委員 能率的ということは、もうネットも言ってきています。
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○伊東 委員 効率的って言っています。
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○太田 委員 効率的ということはネットは言ってきています。それはもう先輩議員からも元議員からも聞いております。ただ、それとともに、やはり市民の声をしっかり反映させていかなければいけないということも、常にネットは言い続けていることなんですね。
先ほど、20年の12月がどうかというお話があったんですけれども、これも堂々めぐりになると思いますので申し上げなかったんですが、やはり4日で十分ここはクリアできているものなんです。その日程を1日追加するかしないかということは、特に効率性ですとかということとはまた別の問題で、しかるべく皆さんの意見をしっかり反映をするということでは、日程を追加するということではなくて、もともと4日を担保するということは、問題はないと私は思うんですけれども。
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○伊東 委員 20年の12月、何時までやってましたか、議会。
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○太田 委員 これはトータルで1,410分なんです。
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○伊東 委員 終わった時間。
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○太田 委員 時間的には同じです。
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○伊東 委員 5時や6時に終わってないですよ。
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○太田 委員 では、間の時間があったということですね、結局。暫時休憩とか、そういう時間があったということですよね。
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○伊東 委員 もともと鎌倉市議会は、8時を超えて新たな質問者に入らないというルールでやっていた。だから、そういう意味では、5時や6時に終わっていないはずです。だから、4日で済んだんです。
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○太田 委員 トータルの時間としては1,410分ということは、21年12月とはさほど大きく変わってはいないのですね。
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○岡田 委員 今、伊東委員さんは、現行体制の中でどうしようかということで今言って、そういう議論がされているので、それはそれでいいと思うんですが、別に新たな視点を出そうという気はないんですけれども、現行体制の中だと、やはり皆さん言うように、私どもも質問者が議会のチェック機能を果たしていくということは、より重要な時代になってきてますので、私は3日というのではなくて、やっぱり4日、その枠の中で広げる必要があるんじゃないかという気がします。
ただ、もう一つは、ここでは言いませんけど、前回も言ったんですが、時代の要請もありますので、議会全体として、今の2月・3月議会、6月議会、9月議会、12月議会そのままでやるのかどうかというね、片方にやはりもう一度考えなきゃいけないのかなというような波も随分来てますので、そこら辺もやっぱり頭の片隅に入れて議論していただければ、大変私はありがたいなというふうに思うんですが。
今、伊東委員さんは、現行制度の中でどうするんだということでやられているんで、そういう意味では、私も理解はしているつもりなんですけれども、ちょっときついところがあるのかなという感じもしないわけではありません。そんな気持ちです。だから、4日、その中で、枠の中で、ふやしていけばいいんじゃないのと。若干ずらすんだったら、ずらすという形であるわけだから、その中で、今の議論の中で言うんだったら、そういうことで工夫されて、できればやったほうがいいんじゃないかというような意見なんですね。
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○小田嶋 委員長 質問に日数をふやすというのと同時に、17時15分という。
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○岡田 委員 そうそう、だから、要するにこれがあるわけじゃない、予備日とか、そういうのがあるわけじゃない。それを要するに詰めてできないのかどうかというのがあるんですよね。それはまだ、そういう話になっていないので、余り言いたくはないのだけれども、少なくとも、数がふえていっているわけですけれども4日ぐらい、3日間でおさまらないということであれば4日ぐらいでおさめて、なるべくやっていったほうがいいんじゃないかというようなことなんです、私の意見はね。
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○伊東 委員 私も4日でいいと思うんですよ、一般質問は4日以内。さっき吉岡委員さんが言っているのは、4日で終わらなかったら次の週の月曜日を予備日にって、これはちょっと別なので、今、3日、火曜日から始まって一般質問を4日間とると。だけど、そのかわり4日間とるんだったら、できるだけ就業時間の中でおさまるように。4日間で必ず終わるようにと、そういうことですよ。その中で、一般質問は1人当たりどのくらいの時間がとれるのか。だから、どうしても2時間でといったら、おさまらないですよ。また、おさまらなかったときにどうするんですか。すぐ一般質問で、今度、会期延長になっちゃう。
それから、もう一つつけ加えますと、定例会方式から常設的な議会、そういう流れがあることは承知しています。そういうふうになっていくだろうというふうに私も思いますけど、それは一般質問が長くなるからというんじゃなくて、むしろ議員が政策提案、条例提案をするような議会に変えていくというのが本来の趣旨ですから、一般質問ばっかりやるという話じゃないんでね。だから、一般質問の日数というのは、当然それは既定の制限あるということを前提に考えるべき。
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○吉岡 委員 それも含めて、まず4日でやってみたらどうかと思っているんですよ。さっきも今までの具体的な、どのぐらいの時間というのがありましたよね。だから、そういうのも含めて4日でやってみたら、今2日間でやってて3日に延びるんですよね、今のやり方は。それを4日というふうにして、私はその提案の中で、本当は月曜日も1日あけたらいいんじゃないかなと思っていたんですけどね。火曜日から委員会という形にとっていくということで、それはどういう位置づけにするのかは別としても、そういうふうに思っているんです。まずは4日ということでやってみたらどうか。そう思っているんですよ。
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○伊東 委員 議論がおかしいのは、私が提案しているのは、一般質問の時間制限をしましょうよという提案が、いつの間にか一般質問が3日から4日になっちゃいますって、これは、だったら3日間でおさまるのかおさまらないのか、続けてみようじゃないでしょうか、そういう話です。だったら、まず4日でやってみたらどうです。これはね、新たな提案です。
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○吉岡 委員 だから、私はそれ以上、時間制限の問題はそのままでやったほうがいいんじゃないか。だから、どこかでみんなで、いろいろな面でプラスになれるようにと思ってやっているわけですよ。でも折り合わないんだったら、またうんとやるしかない。
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○伊東 委員 今までどおり、3日でやるとすれば、1人95分ぐらいになっちゃいますよと。3日でやるとすれば、1人何分だったかな、さっき計算したのは70分ぐらい。だから、4日でやれば、大体90分ぐらいでなるでしょうから、では、それで4日にしましょうかという、時間制限から言っている。吉岡委員さんの話は、とりあえず、では4日でやってみましょうよというのは、これは全然別の提案だよ、それ。
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○小田嶋 委員長 ちょっと暫時休憩しますね。
(14時20分休憩 15時20分再開)
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○小田嶋 委員長 では、再開いたします。
一般質問時間制限につきましては、論議を重ねてまいりましたが、合意、一致に至ることはできませんで、当面、6月議会は状況を見守るということで、改めて、その状況を見てから、再度協議を行うと。提案があって行うと。休憩中に再度提案したいという御発言もありましたので、当面、6月議会は現状のままということで確認をしたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認します。
検討項目は、次が質問と意見の部分についてというふうにございますが、休憩をとって、そのまま続けたほうがいいか、それともここで一区切り区切って、次回に回したほうがいいかどうか、御協議したいと思いますが、暫時休憩します。
(15時21分休憩 15時22分再開)
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○小田嶋 委員長 では、再開いたします。
本日の議会運営委員会は、これをもちまして終了いたしますが、次回は1月27日(水)午前10時開会ということで、協議項目は、質問と意見の区分についてでございます。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成22年1月19日
議会運営委員長
委 員
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