平成21年各派代表者会議
11月20日
○議事日程  
平成21年11月20日各派代表者会議

各派代表者会議会議録
〇日時
平成21年11月20日(金) 11時00分開会 11時21分閉会(会議時間 0時間20分)
〇場所
議会応接室
〇出席委員
赤松議長、高橋副議長、伊東、太田(代理)、吉岡、早稲田、納所(代理)、長嶋、中村の各代表者(石川(寿)、大石代表は欠席)
〇理事者側出席者
松尾市長
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島担当書記、田中次長補佐、原田議事調査担当担当係長、久保議事調査担当担当係長、成沢議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 12月定例会の招集日について
2 人事案件について
(1)鎌倉市副市長の選任について
3 諮問機関等の議会選出委員の推薦について
4 その他
(1)平成22年度議会費の予算要求について
(2)議員・職員研修会について
(3)本会議場の施設開放について
(4)全員協議会室の歴代議長写真の掲示について
(5)議員派遣について
〇審査内容
 開会後、12月定例会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、理事者から12月定例会を12月2日(水)午前10時に招集したいとの申し入れがあった旨の報告があった。協議の結果、本件については議会の意向に沿ったものであり、申し入れのとおり了承することとし、議会運営委員会については、議長と議会運営委員長との協議の結果を受けて、11月27日(金)午前10時から開催することを確認した。
 なお、議長から、神奈川県から会計検査院総務検査課所管の会計実地検査が12月10日(木)に行われるとの通知が送付され、補助金等の交付を受ける多くの事業が対象になることから、議会日程について特段の配慮を願いたい旨の申し入れがあったことの報告があり、後日開催の議会運営委員会で協議することを確認した。
 次に、事務局から提案予定議案として条例3件、補正予算5件、その他6件及び人事案件2件の計16件が予定されており、議案は11月25日(水)に送付される予定であること、また、人事案件のうち、鎌倉市副市長の選任については他の議案とあわせ11月25日(水)に、鎌倉市監査委員の選任については、後日、改めて申し入れを行った上で、追加送付される予定であり、議案は各控室に配付することを確認した。
 次に、人事案件についてを議題とした。本件は、理事者から議長に対して、12月定例会に人事案件2件の提案を予定しており、そのうち、鎌倉市副市長の選任については本日の各派代表者会議で説明したい旨の、また、もう1件の、鎌倉市監査委員の選任については後日改めて説明したい旨の申し入れがあったもので、理事者から説明を聴取するため一たん休憩した。
              (11時04分休憩   11時05分再開)
 再開後、松尾市長から12月定例会に副市長の人事案件をお願いしたい旨の発言があった。
 内容は、現職の佐野副市長及び金澤副市長が12月1日付で退任することに伴い、その後任に現総務部長の兵藤芳朗さんを選任したい旨の意向が示されるとともに、一般質問の時点では、市長及び副市長がそろって議場の席に座ることが一番望ましいと思っており、特段の配慮を願いたいことについての要望及び任期満了に伴う鎌倉市監査委員の選任については日を改めて説明したい旨の発言があった。
 理事者退席後、本件については各会派の意向を、本日午前中までに議長あて報告すること及び鎌倉市監査委員の選任については後日行われる申し入れ後に、各派代表者会議を開催し、説明を受けることを確認した。
 次に、諮問機関等の議会選出委員の推薦についてを議題とした。本件は、任期満了に伴う鎌倉市国民健康保険運営協議会委員の推薦で、協議の結果、慣例により観光厚生常任委員会に協議を一任することを確認した。
 次に、その他の(1)として、平成21年度議会費の予算要求についてを議題とし、事務局から説明を行った。その内容は、平成22年度の予算編成に当たっては、長引く景気低迷により、個人・法人市民税が減収となる見込みであること、また、歳出面では、扶助費や特別会計への繰出金等の増、また、法令改正等に伴う避けがたい支出の増などにより、全庁的に一律5%のマイナスシーリングが実施されることとなり、議会費においては、議員報酬や議員期末手当・議員共済費などの人件費、また政務調査費などの削減対象外経費を除く21年度の経常的予算額約2,860万円に対し、約140万円の減額が求められている。
 予算要求の主なものは、報酬、職員手当、共済費は、議員28名分の議員報酬・議員期末手当・議員共済費で、2億5,930万円を要求している。このうち、201万6,000円は、非常勤嘱託員報酬である。報償費は、全体で36万円を計上している。内訳は、議会だより音声版・点訳版作成謝礼、カップなど議長賞の経費、議員研修会講師謝礼などである。旅費は、議員費用弁償として451万5,000円、非常勤嘱託員費用弁償として28万8,000円、職員普通旅費として110万9,000円の計591万2,000円を計上している。内訳は、常任委員会行政視察、姉妹都市親善訪問、大分市で行われる全国市議会議長会研究フォーラムへの参加等の経費であり、姉妹都市親善訪問については、萩市への訪問を予定している。交際費は、議会交際費として、昨年度までは150万円を計上していたが、姉妹都市交流事業に際しての懇親会費を会費制にするなどの見直し及びここ数年の執行実績等を踏まえ100万円の要求とした。需用費は、638万円を計上している。内訳は、新聞・官報・雑誌等購読料、法令追録加除代、議会手帳、消耗品購入費などの消耗品費、燃料費、食糧費、議会だよりや議会封筒等の印刷製本費、維持修繕料、備品修繕料、車両修繕料である。役務費は、応接セットのクリーニング代や本会議場傍聴席バリアフリー化に伴い購入した車いす用階段昇降機の点検手数料及び介助員旅行保険の経費である。委託料は、議会だより配付業務や会議録作成業務、常任委員会臨席速記反訳業務、本会議録及び委員会録検索システム作成に係る経費、コピー機保守業務などの経常経費と政策的経費として、実施計画事業である本会議インターネット中継及び平成22年度の導入予定の常任委員会インターネット中継に係るシステムサポート業務委託料423万7,000円をそれぞれ計上している。使用料及び賃借料は、コピー機賃借料、正・副議長室パソコン賃借料、給茶機賃借料、タクシー等借上料及び有料道路使用料、会議録検索システム賃借料及び新たに議員控室のインターネット環境の改善とインターネットセキュリティーの強化を図るため、各控室に有線LAN配線を実施するための経常経費と、政策的経費として、実施計画事業である本会議及び常任委員会インターネット中継に係る機器賃借料1,297万4,000円をそれぞれ計上している。負担金補助及び交付金は、全国・関東・神奈川県の各議長会等の負担金及び政務調査費を計上している。
 以上、政策経費を含めた要求総額は3億1,868万円で、このうち、議員報酬等のシーリング対象外経費を除く経常経費については、2,738万5,000円で、議会費の要求限度額である2,740万円と比較して1万5,000円の減額要求となっている。
 協議した結果、予算要求については了とし、今後の財政当局との予算折衝の中での調整については、議長に一任することとした。
 次に、その他の(2)として、議員・職員研修会についてを議題とした。本件は、議長から、11月25日(水)午後2時から全員協議会室において、全国市議会議長会調査広報部法制参事の廣瀬和彦氏を招き、政務調査費について議員・職員研修会を開催するので、出席願いたい旨の発言があり、これを確認した。
 次に、その他の(3)として、本会議場の施設開放についてを議題とした。本件は、事務局から、9月25日(金)に開催された各派代表者会議において、鎌倉世界遺産登録推進に向けての中学生作文コンクール表彰式・発表会を12月12日(土)午前中に開催するため、議場使用願が議長あて提出され、庁舎管理部局と協議していくことを報告したが、本日付で使用が承認され、予定どおり開催されること及び施設開放に関する議会としての基準等については、今後協議を行っていく旨の報告があり、これを確認した。
 次に、その他の(4)として、全員協議会室の歴代議長写真の掲示についてを議題とした。本件は事務局から、9月25日開催の各派代表者会議で、全員協議会室に掲示されている歴代議長の写真について、常任委員会等のインターネット中継の導入に伴いその一部を移動する旨の報告をしたが、昨日、その移動が完了したことの報告があり、これを確認した。
 次に、その他の(5)として、議員派遣についてを議題とした。本件は、前回の各派代表者会議で、大石代表から、全国市議会議長会研究フォーラムを欠席したことについて報告を求められていたことに対し、太田議員から、議決事項を重く受けとめていること、今回は都合により欠席したが、市民からの信頼を失わないように努めていく旨の発言があり、これを確認した。
 以上で会議を閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成21年11月20日

             議 長  赤 松 正 博