平成21年議会運営委員会
11月 6日
○議事日程  
平成21年11月 6日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成21年11月6日(金) 10時00分開会 12時51分閉会(会議時間 0時間31分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
小田嶋委員長、長嶋副委員長、久坂、納所、三宅、太田、岡田、吉岡、前川、伊東の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島次長、久保議事調査担当担当係長、成沢担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等について
2 次回の開催について
    ───────────────────────────────────────
 
○小田嶋 委員長  おはようございます。それでは、ただいまより議会運営委員会を開催いたします。
 本日の会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を伊東正博委員にお願いいたします。
    ───────────────────────────────────────
 
○小田嶋 委員長  お手元に配付した議事次第のとおりでございます。本日は議会運営等についての検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第1「議会運営等について」です。本日お手元に配付している資料は、前回御確認いただいた、分野別検討項目と提案説明を一覧にまとめたものです。検討項目を薄い網掛けにし、その下に提案説明を記載しております。お手元に配付しておりますことを御確認いただきたいのですが、ありますか。
                  (「はい」の声あり)
 なお、本日は、前回確認されたとおり「分野別議会のあり方についての検討項目一覧表」のE「傍聴について」の検討を行います。ページ数では4ページ目になります。
 検討に当たって一言委員長から審査の進め方に当たってお諮りしたいことがございますので、申し上げます。検討に当たっては、今見ていただいているEの項目、一項目ずつ検討していく方法もございますが、この大項目、つまりA、B、C、D、E、F、Gまでありますけれども、アルファベットの項を大項目と位置づけると、この項目の中で、Eの大項目の中では八つに分かれている小さな項目がありますが、その小さな項目の中で関連している項目について、これを一括、つまり協議の項目として一つずつではなくて関連するものと、私ども正・副委員長で協議した結果では、例えば傍聴の資料に関連してE−1とそれからE−3、これは傍聴の資料にかかわっての項目ですので、1と3を一括して協議を諮ると。それから関連していると思われるのは、次にE−6「委員会傍聴環境の整備(スペース・机など)」、そしてE−7「委員会傍聴者も机の利用ができるようにする」、これを環境ということで一括くくりができるのではないかと思っておりまして、例えばとして挙げましたが、E−1、E−3を一括、それからE−6、E−7を一括に御協議いただくという方法で進めていきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
                 (「はい」の声あり)
 では御協議する上では、E−1とE−3を、そしてE−6とE−7を一括して御協議いただくという進め方でいきたいと思います。
 このほかに、今大項目のEの傍聴について、1から8の項目の中で一括して取り上げて協議したらということが、ほかに委員さんからございましたら御提案をいただければと思いますが、よろしいですか。なければ、委員長からの提案で確認したとおりでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 御異議なしということで進めていきたいと思います。
 それでは、協議を進めていきたいと思います。E−1「委員会傍聴者に対し、資料を人数分確保」については、民主党会派から出されたものでございます。それから、E−3「傍聴者に資料と委員の名簿(会派と名前)を配付する」、これは鎌無会さんから出されたものです。以上、1と3について御協議いただきたいと思います。
 なかなか難しいかもしれませんが、前回事務局から出されました、これまでの検討の資料も踏まえた上で、前回Eの傍聴について各項目ごとに過去の確認、それから事務局として問題点と思われる項目のまとめの資料を配付いただいておりましたので、それも見た上で、御協議いただければと思います。
 暫時休憩します。
               (10時05分休憩   10時53分再開)
 
○小田嶋 委員長  では再開いたします。
 大項目E「傍聴について」の1、「委員会傍聴者に対し、資料を人数分確保すること」と、3の「傍聴者に資料と委員の名簿(会派と名前)を配付する」につきましては、これから述べますとおり、委員の全会派一致の合意が得られましたので、申し上げます。
 1の「委員会傍聴者に対し、資料を人数分確保」につきましては、現在議会事務局へ提出されている資料、その部数のうち、委員外議員用に配付されている8部から3部を傍聴者用に加え、傍聴者用には計8部閲覧をしていただくということで対応すると。かつ、委員外議員用に用意されているこの5部につきましては、委員会終了までは委員会室に閲覧用として残しておくということで、持ち帰りはしないということで確認します。
 E−3の「傍聴者に資料と委員の名簿(会派と名前)を配付する」につきましては、これまでどおり資料については行政資料コーナーで申請をいただければ有料で頒布していることを現状どおりと。かつ、委員の名簿の配付については、委員会室の壁に、傍聴席の近くに委員名を記した用紙が配付されているので、それを見ていただくことで対応するということで確認したいのですが、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、確認いただきたいのは、1項目ずつということになりますので、E−2「委員会を傍聴しやすくする(常時受け付ける)」、ここにありますように鎌無会さんの提案で、受け付けを常時受け付けにかえたい。いつでも気軽に入れる環境づくりをということでございます。これについても、お手元に前回お配りしました資料の中で、これまでの過去の検討と現状を踏まえて、御協議をいただきたいと思いますので、暫時休憩します。
               (10時55分休憩   10時56分再開)
 
○小田嶋 委員長  では、再開いたします。
 E傍聴についての2項目ですが、委員会を傍聴しやすくするということについては、傍聴環境をよくしていくということで、課題があるということで、これを将来的に解決する努力は今後進めていくことを前提に、現状では今の委員会傍聴の取り決めをこのまま継続していくということで確認したいと思いますが、いいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、大項目のEの傍聴についての4項目目です。「本会議においても、傍聴者に議案資料を配付する」という提案でございます。これについて御協議いただきたいと思いますが、現状についてはお示ししていますとおりでございます。これについて御協議をお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
               (10時57分休憩   11時05分再開)
 
○小田嶋 委員長  では、再開いたします。
 大項目のEの傍聴についての4番目の項目についてです。本会議においての傍聴者への議案資料配付については現状部数のままでありますが、極力傍聴者が議案資料を目にすることができるように、例えば、資料を閲覧できるように、その場所を掲示しておくなり、そういう改善を試行的に議会事務局のほうで取り組んでいただくということでまとめて、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次の協議です。5項目め、「傍聴者及び陳情者に当日の流れを紙情報として配付する」というものでございます。日程を掲示しているがわかりにくい、流れを書いたものを配付し、口頭で説明をということでございます。
 御協議いただきたいと思いますので、暫時休憩します。
               (11時06分休憩   11時23分再開)
 
○小田嶋 委員長  再開します。
 大項目E「傍聴について」、5項目目の「傍聴者及び陳情者に当日の流れを紙情報として配付する」については、現状、事務局側が対応していることとあわせて、さらに陳情者から日程の写しを要求される場合ついては対応を図り、よりよい傍聴環境の整備に取り組んでいくということでまとめてよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いただきました。次は6と7をまとめて一括して話し合うということで確認しております。6番目は「委員会傍聴環境の整備(スペース・机など)」。7番目の項目は、「委員会傍聴者も机の利用ができるようにする」ということでの委員会の傍聴環境の改善について御協議いただきたいと思います。
 暫時休憩します。
               (11時25分休憩   11時45分再開)
 
○小田嶋 委員長  では、再開いたします。
 大項目E、傍聴についての、6「委員会傍聴環境の整備(スペース・机など)」、7の「委員会傍聴者も机の利用ができるようにする」については、協議の結果、スペースの関係では課題があり、かつ机などの設置に伴って、傍聴者の人数が減るというような状況が見込まれるため、現在の状況は今後インターネット放映など、改善されることが見込まれるので、この推移を見守って、改めて検討していきたいということで、現状はそれでまとめていくということで、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 次に、大項目E、傍聴についての最後の8項目目です。「傍聴者の委員会の録音を許可する」についてです。これについてはお手元に配付しておりますように、これも過去御協議もいただいた中でこういう現状になっていることを踏まえて御協議をいただければと思います。
 暫時休憩します。
               (11時49分休憩   11時56分再開)
 
○小田嶋 委員長  再開いたします。それでは意見をまとめた形で御発言いただきたいと思います。積極的には伊東委員さんが一方のまとめる上で重要な御意見だったと思うんで、御発言いただければと思いますがいかがですか。
 
○伊東 委員  議会の会議をできるだけ公開していくという、その流れは私もいいことだと思っています。ただ、公開をするということと、それをじゃあだれでも自由に記録がとれるというふうにするということは、ちょっと目的が違うような気がするんですね。議会の公開は、例えば、今まで広報委員会もいろんな媒体を通じて公開に努力してきたけれども、今の技術の中で一番いい方法ということでネット中継というところまで行き着いていますよね。議会としての広報努力という。それはそれとして私は認めるんだけど、だれもが自由に記録をとることを許すのかどうかというのは、これは記録をとる目的が、議会の広報的立場の目的と違うと思うんですよね。そこのところを十分注意してもらわないと、委員会の委員が、本当に自分の意見を本音で自由に闘わせていくという議論の場を保障することの障害にならないかという、その懸念があるので、特にそこのところは大事な問題だと思うので、これは時間がたてばとか技術が発達すれば、それはいつか録音はだれでも自由にとれるようになるという話とはちょっと違うと思うので、これは時期尚早だとか何とかということでなしに、私は公開はいいけれども記録は反対というふうに思っています。
 
○小田嶋 委員長  ほかの委員さん、御意見があればいただきたいんですけれども。
 
○長嶋 副委員長  情報公開がいろいろ進んでいく中で、今インターネット中継というのがどんどん進んでいまして、今度委員会も中継が入るという形にどんどん進んでおります。そういった中で、傍聴に見えた方々にも録音を許可するということは、そろそろ環境的には踏み込んでやっていってもいいんじゃないかなということで、こういう提案をさせていただきました。ただ、いろいろ御意見がある中で、今回はこの提案に関しては見送ろうということでさせていただきます。また今後、できれば議論するときがあってほしいなと考えております。
 
○岡田 委員  公開と記録の視点ということで伊東委員が言われて、なかなかいい視点だなというふうに私も思いました。ただ、記録の場合だと、記録を今度公開していくということで、公開主体がどんな主体なのかなという問題が出てくるだろうなというふうに思っています。そこら辺のところをどういうふうに考えていくのかというのは、今後の自分なりの課題にしていきたいと、こんなふうに思っています。流れとしては、いい視点ではないかなというふうに私は思っています。以上です。今後の課題ということです。
 
○納所 委員  委員会の公式記録はあくまでも会議録であるということで、私的な、もしくは個人的な録音を許すということは、その記録が素材のまんま、もしくは悪意の加工を施すことによって流布されるという悪用をされるおそれもあるわけで、人権を守る上からも最大限の配慮をしなければいけないということで、例えば会議規則における本会議の記録におけるその制限のあり方、これは当然委員会にも準用すべきであるということでございます。ですから、この私的な録音を許すということについては、これはとどまったほうがいいと思っております。
 
○小田嶋 委員長  ほかに御発言ないですか。
                  (「なし」の声あり)
 ないようなので、まとめるに当たって、今結論を得る上で今後の課題として、いつの時点というふうにははっきりしませんが、協議すべき事項として残しておくという趣旨の御発言が二人の委員さんから出ているんですが、それとのかかわりでいきますと、委員会での録音を許可しないという御意見と、今後の課題として今後議論を続けていくということをまとめてとして残すかどうかについて、ちょっと御協議をいただかないと、最終的には結論としては今後の協議にゆだねるという形にするのか、いやこことしてまとめで、委員会としては私的な録音の認めないとするのかということで、課題としてまとめる上で問題が残るということで、委員長としては再度その点にかかわって御協議をいただかなければならないかなと思います。
 暫時休憩します。
               (11時59分休憩   12時24分再開)
 
○小田嶋 委員長  では再開いたします。
 大項目Eの傍聴について、8の項目については傍聴者の委員会録音を許可するについては、休憩中の論議、そして再開後の御意見をいただいた中で、まとめとしてはこれは現状どおり許可しないということでございます。なぜ許可しないかについては委員の御意見を踏まえて、本来情報公開、それから委員会での発言について、それが個人または私人の録音が、それが正式な委員会としての記録ではないんだということから、許可をしないということで位置づけられているということで確認してよろしいでしょうか。
 
○納所 委員  先ほどの私の発言の中で、会議規則というふうに言ってしまったんですが、正式には鎌倉市議会傍聴規則でございました。それにおける第10条の本会議の記録についての制限ということを言いましたので、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。
 
○小田嶋 委員長  委員の皆さん、それで確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 訂正があったということで確認いたしました。
 長時間にわたっていただいて、申しわけありません。前回の委員会で確認しておりますように、大項目で「傍聴について」各委員さんから御意見をいただいて、確認をしてまいりました。この変更に当たって、10月2日の議会運営委員会において無所属議員からも意見を聴取すべき項目については、その時々に協議をいただくということで10月2日の当委員会で確認しております。無所属議員からの意見の反映を行っていくかどうかについて、この大項目Eの傍聴についてのまとめについて、無所属委員さんの御意見をいただくかどうかを改めて確認をしたいと思うんですが、いかがいたしましょうか。
 つまり、きょう御協議いただいてまとめたものを文書化したものを無所属議員さんに、こういうふうにまとめる、まだ決定ではないんですけれども、まとめる方向でこういう文書化ができましたと。これを無所属議員さんから何か御意見ありますかとお諮りするかどうか。これまで無所属議員さんの御意見を反映するかどうかについては、特に一般質問の時間制限とか、そういう無所属議員さんにとっても重要な項目については御意見をいただこうということで前回お諮りして、意見を聞くということで確認していたんですが、きょうは傍聴にかかわってなんですけれども、これも御意見を伺うかどうか、いかがでしょうか。
 休憩します。
               (12時34分休憩   12時43分再開)
 
○小田嶋 委員長  再開します。
 では、きょうまとめた内容については無所属議員さんにも報告ということでお知らせするにとどめるということで確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それで検討して、結論が出たものについてなんですが、前回の御協議の中でもなるたけ早く実施できるように、今回傍聴についてを検討項目の第一に上げましたが、本日結論が出たものについて、早速その内容を事務局で整理いたしまして、次回の委員会の冒頭に文書にいたしましたものを確認を行うということを経て、答申とするということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いただきました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  それでは日程第2「次回の開催について」です。次回の開催予定は11月24日(火)午前10時からでございます。次の検討項目は大項目B「現状の議会運営の見直しについて」でございます。確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 なお、この11月24日の委員会で、次回の12月中で委員会の日程を決めたいと思っております。
 では、本日は御苦労さまでした。ありがとうございました。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成21年11月6日

             議会運営委員長

                 委 員