平成21年各派代表者会議
10月 7日
○議事日程  
平成21年10月 7日各派代表者会議

各派代表者会議会議録
〇日時
平成21年10月7日(水) 10時00分開会 10時11分閉会(会議時間 0時間10分)
〇場所
議会応接室
〇出席委員
赤松議長、高橋副議長、伊東、石川(寿)、吉岡、早稲田、納所(代理)、長嶋、久坂(代理)の各代表者(大石、中村代表は欠席)
〇理事者側出席者
佐野副市長、兵藤総務部長
〇議会事務局出席者
讓原局長、小島担当書記、田中次長補佐、原田議事調査担当担当係長、久保議事調査担当担当係長、成沢議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 鎌倉山二丁目の損害賠償請求事件について
〇審査内容
 開会後、鎌倉山二丁目の損害賠償請求事件についてを議題とした。本件は議長から、昨日、鎌倉山二丁目の損害賠償請求事件について報告を受けたが、本件については各派代表者会議での報告を受けたほうがよいと判断したので、急遽各派代表者会議を開催した旨の発言があり、理事者から報告を聴取するため一たん休憩した。
              (10時01分休憩   10時02分再開)
 再開後、佐野副市長から、最高裁判所に上告していた損害賠償請求控訴事件について、10月2日付の決定調書が、10月5日に送付され、その内容は、一審・二審と同様、本市敗訴という内容のものであり、本市の主張が認められず大変残念だが、今後はこの決定に従い事務を進めいく旨の報告があり、引き続いて兵藤総務部長から、詳細について報告があった。
(主な内容は次のとおり)
 
○兵藤 総務部長  平成16年2月16日付で本市が提訴された固定資産評価に係る損害賠償事件については、平成18年5月17日に横浜地方裁判所において、本市敗訴の判決が言い渡され、その内容が容認できないため、議会の承認をいただき、平成18年5月30日に東京高等裁判所に控訴した。しかし平成19年9月26日に控訴棄却の判決があり、これを不服として平成19年10月9日に最高裁判所に上告していたが、平成21年10月2日付の最高裁判所の決定調書が、本市顧問弁護士である訴訟代理人を通じて10月5日に鎌倉市へ送付された。決定の内容は、本件上告を棄却する等である。決定の理由は、上告については、単なる法令違反を主張するものであり上告理由には該当しないと判断され、また上告受理申立については、法令解釈に関する重要な事項を含むとは認められないと判断されたものである。本決定は、納税者がみずから申告納付した国税である相続税額が過大であったとして、その損害を市に賠償させるというもので、過去に例のない厳しいものとなった。
 今後この決定に従い損害賠償金額の支払等の事務を進め、本判決を踏まえ土地の評価においては、固定資産評価基準等に沿って、より慎重な評価を行うとともに、適正な税務行政の執行に努めていきたいと考えている。
 最後に、議長から、理事者においては本件について所管の総務常任委員会へ報告願いたい旨の発言があった。
 以上で会議を閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成21年10月7日

             議 長  赤 松 正 博