平成21年岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会
3月24日
○議事日程  
平成21年 3月24日岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会

岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成21年3月24日(火) 13時30分開会 14時19分閉会(会議時間 0時間27分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中村委員長、萩原副委員長、山田、大石、三輪、小田嶋、岡田、伊東、助川、赤松の各委員
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、小島次長補佐、久保議事調査担当担当係長、原田担当書記
〇本日審査した案件
1 当委員会の委員長報告について
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○中村 委員長  定刻になりましたので、ただいまより、岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会を開会いたします。
 初めに、会議録署名委員の指名をいたします。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。大石和久委員にお願いいたします。
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○中村 委員長  本日の審査日程でございますが、お手元に示したとおりでございますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、審査日程の確認をさせていただきました。
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○中村 委員長  それでは日程第1「当委員会の委員長報告について」でございますが、お手元に前回の協議を経まして、主質問と答弁の表をつくらせていただきました。この主質問は、事業者と近隣住民の参考人の方の大きな主質問に対して、要約といいますか、要点を絞っての答弁をつくりました。この内容が委員長報告に盛り込まれるという御確認をしていただきたいと思いますが。並びに委員長報告(案)につきましては、昨日お配りをさせていただいたところでございますが、もしまだ熟読されていないという方がいらっしゃいましたら、多少休憩を経まして、お時間とろうと思いますが、どういたしましょうか。少し休憩とった方がよろしいでしょうか。
 では、暫時休憩いたします。
               (13時32分休憩   13時37分再開)
 
○中村 委員長  それでは再開いたします。
 何か御意見等ございますでしょうか。
 
○岡田 委員  網かけしていただいたのは読ませていただきまして、その前にも読ませていただいて、前の方は委員が問いかけしているというか、問いの部分がずっと来ていて、それだけじゃ経過だけだから、もう少し膨らませた方がいいんじゃないかということで、こういうような処置をされたかなと、こんなふうには受けとめております。
 ただ、この事業者と、今度は近隣住民のHさんとのボリュームが、質問がもちろんたくさんあったんで、こういうふうになったんだろうというのはわかりますけども、ボリューム的にはかなり4ページ近くなっていますので、ここら辺はどういうふうに考えればいいのかなというのが一つあります。
 それともう一つは、15ページのところで、おしりから5行目のところなんですが、裁判は今、現実にやっているわけで、3月15日に発表があるということだったんですけれども、ないと。いつあるかわからないという、そういうような現状もあるわけですけれども、これが要するに地裁の方に提訴されているから、我々はちょっと何ていうか、慎重に原因究明せざるを得ないと、ここら辺はいかがなものかなという感じは、私はしていますんで。裁判は裁判だし、我々は我々ですし、余り関係ないんじゃないかなということを、そういうふうに私自身は思っております。
 10ページのところで、参考人に出席要請うんたら、要するに事業者さんをお呼びして、それについて答えを言ってもらっていますよね。その次に、今度はHさんに対しての質問ということで、要するにこの数ですね。字数が、こちらには2点、3点、4点とずっとあるんで、これだけのボリュームになっているんでしょうけども、字数的にはもう少し圧縮した方が、私は体裁としていいんじゃないかなというふうに思っていますんで、そういう意見を述べさせていただきました。
 
○中村 委員長  私の方からちょっとお答えさせていただきますと、基本的に主質問については、逆に、ほぼこれが原文のままなんです、二つとも。近隣住民の参考人の方のを若干削除させていただきましたけれども、それは逆に、いろんなこの中から重複した文言が出てきましたので、そこの部分については削除いたしました。やはり質問数の関係から、別に意図的に多く少なくしたというのではなくて、ほぼ原文のままを並べると、こういう状況になるということでございます。答弁の方は意味が伝わるようにということで、趣旨が伝わるような形で最大限短くしたというのはありますけれども、ここは逆に、そんなに長文にしたという感じではないので、もしバランスということになると、またちょっとかなり難しいんですけれども。
 
○岡田 委員  項目が多いから、それは僕もわかるんですけど。だけど、ここで、最後に網羅しているから、これで皆さんがいいということであれば、それはそれでいいかもわかりませんけども。どうなんでしょうね。結構前の方に、読んでくると、ずっと問いがあって、どこかで受け答えして、こういうことですよということで、読む側に対してわかってもらいたいということで、こういうふうにやられたのかなという感じもしないではないんですけれども、何となく据わりが悪いというか、項目が多いので、それなりに両方、何ていうか、字数的にもやっておいた方がいいんじゃないかなという感じはしているんですよね。ただ、それじゃわからなくなっちゃうんで、これでやるべきだというふうになれば、私はそれはそれでいいと思うんですけれども。
 
○中村 委員長  じゃあ、もう1点、御指摘ありましたけれども、まず今の御指摘なんですけれども、いかがですか。原案のとおりでよろしいか、あるいは岡田委員の御意見の方がいいのか。もし御意見があれば。
 
○助川 委員  また改めて聞いても意味がよくわからないんですね。ボリュームだとかバランスだとか、正確に期すということが大事なことで、でも、これでも随分要約されて、まとめられているというふうに思いますよね。だから、この文言が、やっぱり全然違うとか、これはこういうふうに変えた方がいいとか、そういう指摘ならばわかりますけれども、バランスだとかボリュームなんかじゃ、ないと思うんですよね。僕は正確を期してきちんと書くべきだと。これは多くなろうが、確かに質問が多いんだから中身が多くなるのは当たり前で、要約されているのが、逆にもう少し詳しく書いた方がいいんじゃないのかなと。ここにもありますけどね、こんな答えだけじゃないような気もしますよね。もっともっといろんなお話しされたと思いますけれども、こうやって要約されているんだから、これはそっくりこうやって載っているんだから、逆に指摘してもらいたいです、どこが何が悪いのか。
 
○岡田 委員  はい、わかりました。そうやって言われるんだったら、この前の方だって結構重要なところはたくさんありますよ。
 
○助川 委員  言ってよ、じゃあ。
 
○中村 委員長  落ちついて。よろしいですか。岡田委員、もし御指摘があるんであればね。ただ、前回の確認では、外部の参考人に対する質疑の要約ということで、私は求められましたんで、この部分について、一応質問に対する答弁という形で整理をさせていただいたつもりでございます。もし、例えば、答弁の方の要約の中で誤解を招くというような表現があって、もし逆に追加するとか、そういうことであればお受けしたいと思うんですけれども、一応全部の質問、こういう質問をしたという経緯だけはやはり載せさせていただきたいと思っておりますので、もし答弁の方で少し添削が必要だということであれば、御指摘いただければと思うんですけれども。ほかにも御指摘があれば、またほかの方の御意見もいただければと思いますけれども。
 もしなければ、ちょっと前回、私の方で確認をさせていただいた部分がこういうふうになっているということを簡単に御説明いたしますので、それで1件1件確認をさせていただいて、それでよければ、この委員長報告で明日の本会議に臨ませていただきたいと思いますけれども。
 まず最初の黒塗りの部分が4ページでございます。これは復命書の取り扱いについて、審議会へ投げかけたというところでございます。それで、この確認を依頼しまして、これの答えになるのがですね。
 
○伊東 委員  何ページ。
 
○中村 委員長  ごめんなさい、14ページの下から5行目ですね。ここの部分を情報公開・個人情報保護運営審議会の回答文書の要約といいますか、回答を載せさせていただいたところでございます。ここについては、いかがでしょうか。もし御指摘がなければ確認をさせていただきたいと思いますけど。これも、ほぼ事実というか、こう述べただけにとどまっておりますので、特に要約したとか、そういうことではありません。
 よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 メモと行政文書にかかわる部分については、そのように確認をさせていただきたいと思います。
 それから、2点目の変更箇所といたしましては9ページでございます。さまざまな、いわゆる説明員並びに参考人の方の、いわゆる市役所に関係をされていた方からの意見聴取を行ってきた答弁でございますけれども、塗ってあるところの下の1行目に書いてありますとおり、対策委員会の中間報告書の範囲内の答弁内容であったのでありますと。このような表現をつけ加えさせていただいたところでございます。これにつきましては、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 よろしければ、そのように確認をさせていただきます。
 そして、今もちょっとお話が出ましたけれども、外部の参考人、事業者の方と近隣住民の方というところの主質問に対する答弁を加えた表現に直させていただきましたものが、ちょっと長くなっておりますが、訂正事項でございます。これは今、ボリュームの問題は御指摘あったところでございますけれども、答弁の方はこちらの表に要約させていただいたとおりのものを、このように答弁があったという表現を加えさせていただいたところでございます。
 ここについては、ちょっと私の方の判断で、いろいろ長い短いはあろかと思いますけれども、要約をしたまででございますので、誤解を招かないような表現など、もし御指摘があれば、皆さんに御協議をいただければと思っておりますけれども。特に参考人の方の確認も得ているわけじゃございませんので、皆様でよく確認をしていただいた方が間違いのない報告ができると思いますので。
 
○三輪 委員  先ほど14ページで、最後の5行目のところから、5月23日の確認依頼のことの答えになるわけですよね。ここ、H氏への質疑が7点ですよね、その前。そこから急に来ちゃって次にというので、ここを聞いていても読んでいてもわかりづらいので、以上がH氏への質疑内容でありますがとか何とか入れて、5月23日の確認依頼、何かそこをきちっと分けていただきたいということと。
 それから、私が読んでいてわからなかったのは、12ページの真ん中辺の11行目なんですけれども、要約しちゃってあるので、参考人から質問人に対する事故を事後と訂正してほしいとの発言の後というふうに入っているんですけれども、何となく前後のつながりから見ていて、ちょっとわかりづらい、わからないんですが、そんなことありませんか。それがどこと対応しているのか、ちょっと見つけられなかったんですが。わかりづらいような気がしました。とりあえずそんなところです。
 
○中村 委員長  ちょっと暫時休憩いたします。
               (13時52分休憩   13時59分再開)
 
○中村 委員長  再開をいたします。
 ただいま、三輪委員御指摘の箇所について、次のように訂正させていただきたいと思います。まず、12ページの11行目でございますけれども、「質問に対する事故を事後と訂正してほしいとの発言の後」という部分を削除していただければと思います。それから、13ページから14ページにかけまして、「次に何点目として」という表現がございますが、その「次に」をそれぞれ削除していただきまして、最後8点目の最後の部分、「答弁があったのであります」の後に、「以上で、参考人の意見聴取を終了いたしました。次に5月23日に鎌倉市情報公開」と、このようにつなげさせていただくということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、そのように確認をさせていただきます。
 そのほか、御指摘があれば、この部分につきまして何かございますでしょうか。一番最後の部分はまた改めてやりますので、今、御協議いただいているのは主質問と答弁の部分に伴うところについて、主に御指摘いただければと思います。
 特に御意見なければ、よろしいでしょうか。この部分はそのように確認をさせていただきます。
 それでは、最後ですね。いわゆる状況の変化等で裁判所の部分、先ほど岡田委員からも御指摘ございましたけれども、裁判所のところの表現の部分について、もし御意見があればお伺いしたいと思いますけれども、一応前回の協議では、この裁判所の取り消し請求事件が、この委員会のいろんなおくれた原因に直接つながらないという意見、あるいは慎重にならざるを得ないという事件だったというような御意見があったので、一応状況の変化としては、これがあったという部分で載せさせていただいて、それで、そこで1回切って、「そうして」と書いてありますけれども、「そして」の方がいいかもしれませんけれども、そしてこういうことがあったというふうにつなげさせていただいたところでございますが。
 
○三輪 委員  今、委員長がおっしゃったように二つの意見があったわけで、私どもは慎重にということを、直接そういうことは原因じゃないんじゃないかということで申し上げているにもかかわらず、ここにこうやって文面に出ているのはおかしいですよね。だから、その事実だけとり、裁決の事件があったということが状況の変化であるんですから、それだけ書く。だから、当委員会では慎重に原因究明をせざるを得なくなっているというところは省くという、そこは意見の一致が出なかったんですから、そこは事実関係だけを書くべきだと思います。
 
○中村 委員長  今、その部分を削除してはという御意見がありましたけれども、いかがでしょうか。
 
○赤松 委員  私も同じなんですけれども、結局前回の当委員会で慎重に原因究明せざるを得なくなっておりますことと、任期満了も近くという、その理由の中にこれを入れていたというところで議論があったんですけれども、その文章をそのまま残して、そういう状況の変化があったという言葉でつないでいるから、そういう問題が出てくるんでね。だから、もうここはいっそ、取り消し請求事件が、そういう裁判が起こされたという状況の変化が発生したということで、いいんじゃないかですかね。
 
○中村 委員長  今の三輪委員の御指摘のような形ですね。その部分については、同志会さんの御意見があったので、もしここをどうするかという問題がありますけど、もし、例えば、当委員会では慎重に原因究明をせざるを得なくなっているという表現を消した方がいいのか。あるいは、どうしてもまとまらなければ、もう並列で何かうまく書くようなことをするかしかないのかなという気がするんですけど。
 
○赤松 委員  委員長、ちょっとつけ加えると、このことでこういう質問をしたいと、こういう問題にかかわるようなことで事業者に質問をしたいと、いや、それは今裁判をやっている最中だから、それに直接触れるような問題だから、それはいかがなものかとか、やらない方がいいんじゃないかとか、いやそれは別に問題ないんじゃないかという議論が出たんなら別なんですけど、そういうところまで我々の審議の過程で、そういうところまで、ここにかかわる問題行っていなんですよね、行ってないんですよ、全然。現に主質問で若干、それから関連した質問で若干やりとりはありましたけれども、それ自体がここの委員会で、裁判とのかかわりで、そこまで踏み込むのはいかがかというような議論は全然されていないんで、あえて私は、そのことは触れる必要ないんじゃないのかということなんですよね。
 
○中村 委員長  暫時休憩します。
               (14時06分休憩   14時13分再開)
 
○中村 委員長  それでは再開いたします。
 15ページの最後の部分でございますが、「当委員会では慎重に原因究明をせざるを得なくなっている」という表現を削除させていただきまして、取り消し請求事件による状況の変化が発生したのであります。次に「そうして」も削除させていただいて、そのまま「復命書等の存否の確認」と続けさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、そのように確認をさせていただきます。
 なお、細かい訂正でございますが、5ページの下から9行目、「緑政審審議会」を「緑政審議会」へ変更していただければと思います。並びに9ページ、網かけの部分の2行目、「参考人にとして」の「に」を削除していただきたいと思います。
 ほかにございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 なければ、これで委員長報告の確認を終了させていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、委員長報告についての確認をさせていただきました。まず、本件の委員長報告につきましては、議長並びに議会運営委員長に報告をして、明日の議題に載せさせていただきたいと思いますので、御了解願います。また、無所属議員に対しましても、この内容を正・副委員長の方で本日中に報告をさせていただきたいと思います。
 次に、この読み合わせ、もし必要でないということであればあれですけど、もう1回精査したものを読み合わせたいということであれば、明日どこかで日程をとりたいと思いますけれども、この内容で、もうあと事務局と正・副に訂正箇所をお任せいただけるのであれば、あしたそのまま委員会へということになりますけれども。
 暫時休憩します。
               (14時15分休憩   14時18分再開)
 
○中村 委員長  再開いたします。
 それでは、本件の委員長報告について、議長の方に当委員会の調査が終了したことの確認もあわせて報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、先ほどちょっと確認しましたけれども、そのままあしたの本会議まで、読み合わせ等の委員会を開催しなくてもいいということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、そのように確認をさせていただきます。
 ほかにございますでしょうか。なければ、これをもちまして、岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会を終了させていただきます。御協力ありがとうございました。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成21年3月24日

              岡本二丁目マンション計画許可
              取り消し等に関する調査特別委員長

                           委 員