○議事日程
平成21年 2月定例会
鎌倉市議会2月定例会会議録(4)
平成21年3月11日(水曜日)
〇出席議員 26名
1番 千 一 議員
2番 早稲田 夕 季 議員
3番 久 坂 くにえ 議員
4番 松 中 健 治 議員
5番 納 所 輝 次 議員
6番 原 桂 議員
7番 萩 原 栄 枝 議員
8番 石 川 寿 美 議員
9番 本 田 達 也 議員
10番 渡 邊 隆 議員
11番 山 田 直 人 議員
12番 前 川 綾 子 議員
13番 野 村 修 平 議員
14番 大 石 和 久 議員
16番 三 輪 裕美子 議員
17番 小田嶋 敏 浩 議員
18番 高 野 洋 一 議員
19番 高 橋 浩 司 議員
20番 岡 田 和 則 議員
21番 中 村 聡一郎 議員
22番 伊 東 正 博 議員
23番 助 川 邦 男 議員
24番 藤 田 紀 子 議員
26番 森 川 千 鶴 議員
27番 吉 岡 和 江 議員
28番 赤 松 正 博 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
事務局長 植 手 次 雄
次長 磯 野 則 雄
次長補佐 小 島 俊 昭
次長補佐 田 中 良 一
議事調査担当担当係長 原 田 哲 朗
議事調査担当担当係長 久 保 輝 明
書記 成 沢 仁 詩
書記 谷 川 宏
書記 小 林 瑞 幸
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〇理事者側説明者
番外 1 番 石 渡 徳 一 市長
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〇議事日程
鎌倉市議会2月定例会議事日程(4)
平成21年3月11日 午後2時開議
1 諸般の報告
2 陳情第36号 重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度についての陳 観 光 厚 生
情 常任委員長報告
3 議案第61号 市道路線の廃止について 建設常任委員長
報 告
4 議案第62号 市道路線の認定について 同 上
5 議案第63号 工事請負契約の締結について 総務常任委員長
報 告
6 議案第64号 不動産の取得について ┐総務常任委員長
│報 告
議案第65号 不動産の取得について ┘
7 議案第66号 鎌倉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正 ┐
する条例の制定について │
│同 上
議案第69号 鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例の一 │
部を改正する条例の制定について ┘
8 議案第68号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい 観 光 厚 生
て 常任委員長報告
9 議案第91号 鎌倉市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について 同 上
10 議案第92号 平成20年度鎌倉市一般会計補正予算(第6号) ┐総務常任委員長
│報 告
議案第94号 平成20年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号) ┘
11 議案第96号 鎌倉市教育委員会の委員の選任について 市 長 提 出
12 議会議案第11号 重度障害者医療費助成制度を含む3助成制度に関する意見書 吉岡和江議員
の提出について 外6名提出
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〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
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鎌倉市議会2月定例会諸般の報告 (3)
平成21年3月11日
1 3 月 3 日 観光厚生常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了したので、本会議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 68 号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 91 号 鎌倉市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について
陳 情 第 36 号 重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度についての陳情
2 3 月 4 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 61 号 市道路線の廃止について
議 案 第 62 号 市道路線の認定について
3 3 月 5 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 63 号 工事請負契約の締結について
議 案 第 64 号 不動産の取得について
議 案 第 65 号 不動産の取得について
議 案 第 66 号 鎌倉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 69 号 鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 92 号 平成20年度鎌倉市一般会計補正予算(第6号)
議 案 第 94 号 平成20年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)
4 3 月 3 日 観光厚生常任委員長から、次の陳情については意見書を提出することによって願意が満たされるため、議会の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 37 号 重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度について神奈川県あてに意見書の提出を求めることについての陳情
5 3 月 5 日 総務常任委員長から、次の陳情については議案第63号工事請負契約の締結についてを原案可決したため、鎌倉市議会会議規則第111条第1項の規定により、議会の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 41 号 大船駅西口ペデストリアンデッキ等整備事業についての陳情
6 3 月 10 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
議 案 第 96 号 鎌倉市教育委員会の委員の選任について
7 3 月 11 日 吉岡和江議員外6名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第11号 重度障害者医療費助成制度を含む3助成制度に関する意見書の提出について
8 2 月 26 日 平成21年度鎌倉市一般会計予算等審査特別委員会において、正・副委員長が次のとおり選任された。
委 員 長 伊 東 正 博
副委員長 赤 松 正 博
9 監査委員から、次の監査報告書の送付を受けた。
3 月 10 日 平成20年度平成20年12月分例月現金出納検査報告書
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(出席議員 26名)
(14時00分 開議)
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○議長(松中健治議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。2番 早稲田夕季議員、3番 久坂くにえ議員、5番 納所輝次議員にお願いいたします。
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○議長(松中健治議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。
ただいまの報告に御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(松中健治議員) 日程第2「陳情第36号重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度についての陳情」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第36号重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度についての陳情につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
陳情第36号は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月3日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、本陳情の要旨でありますが、重度障害者医療費助成制度、ひとり親家庭等医療費助成制度及び小児医療費助成制度の3助成制度について、平成21年度も現行のまま維持継続してほしいというものであります。
理事者の説明によれば、県が市町村に対して補助を行っている3助成制度については、医療保険制度の改正及び対象者の増加により事業費が年々増加し、県及び市町村の財政を逼迫させていることから、3助成制度の将来にわたる安定的かつ継続的な運営を図ることが重要と認識しており、平成17年4月以後、県と県内代表11市町で組織された医療費助成制度見直し検討会で検討され、平成19年3月に同検討会から内容が示されたとのことであります。
その主な内容は、3助成制度に、通院1回ごとに200円、入院1日ごとに100円を徴収する一部負担金を導入すること、65歳以上で新たに障害者となった方を助成制度の適用除外とすること、重度障害者にも所得制限を設けるほか、小児医療費助成の対象を通院分について、小学校就学前の児童まで拡大するというもので、平成20年10月から順次実施していくというものでありました。
しかしながら、現在、市民に新たな負担を課す内容については、実施を留保する市町村が圧倒的多数であり、本市についても、県や近隣市の動向を見据え、市の財政状況等にも配慮しながら検討しなければならないと考えているが、市民生活への負担軽減策として、21年度は現行の助成水準を維持するとともに、小児医療費の助成については市民要望にこたえ、その対象者を小学3年生までから小学6年生までへ拡大することを予定しているとのことであります。
当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨及び3助成制度の現状とそれに対する本市の考え方等を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、総員により結論を出すこととし、続いて採決を行った結果、本陳情については全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。陳情第36号重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度についての陳情を採決いたします。陳情第36号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、陳情第36号は採択し、市長あて送付することに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 日程第3「議案第61号市道路線の廃止について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(本田達也議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第61号市道路線の廃止について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第61号は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月4日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回廃止しようとする路線は3路線で、枝番1の路線は、現在、一部、一般の交通の用に供されていないため、枝番2及び枝番3の路線は、いずれも現在一般の交通の用に供されていないため、それぞれ道路法の規定に基づいて廃止しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第61号市道路線の廃止についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第61号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第4「議案第62号市道路線の認定について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(本田達也議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第62号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第62号は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月4日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回認定しようとする路線は3路線で、枝番1の路線は、先ほど議案第61号枝番1で廃止について議決された路線の一部であり、一般の交通の用に供するため、枝番2及び枝番3の路線は、いずれも開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、それぞれ道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第62号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第62号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第5「議案第63号工事請負契約の締結について」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(石川寿美議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第63号工事請負契約の締結について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第63号は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月5日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本件は、大船駅西口ペデストリアンデッキ等整備工事大船駅西口地区についての請負契約を、横浜市中区本町四丁目43番、戸田建設株式会社横浜支店と締結しようとするものであります。
理事者の説明によると、入札に当たって3社から参加があり、去る1月29日に電子入札システムによる一般競争入札の開札を行った結果、戸田建設株式会社が12億2,500万円で落札したもので、消費税及び地方消費税を含む契約金額は12億8,625万円であります。
落札者は、公共工事を数多く手がけており、その経験・技術から本工事に十分対処できるとのことであります。なお、工事の竣工期限は平成23年3月の予定であります。
当委員会では、以上申し述べました諸点のほか、入札結果表、入札参加業者名簿、工事経歴書及び工事概要書などの資料をもとに慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第63号工事請負契約の締結についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第63号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第6「議案第64号不動産の取得について」「議案第65号不動産の取得について」以上2件を一括議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(石川寿美議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第64号不動産の取得について外1件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第64号外1件は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月5日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第64号不動産の取得について申し上げます。
本件は、鎌倉市土地開発公社が代行取得していた鎌倉広町緑地用地を取得しようとするもので、土地の所在は、鎌倉市腰越字室ヶ谷814番ほか6筆で、地目は山林、宅地、田及び畑、面積は1万4,948.55平方メートル、取得価格は4億5,998万8,109円であります。
当委員会では慎重に審査いたしました結果、今回の取得が平成15年度から取得してきた鎌倉広町緑地の一部を引き続き取得しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第65号不動産の取得について申し上げます。
本件は、鎌倉市土地開発公社が代行取得していた鎌倉中央公園拡大区域(台峯)用地を取得しようとするもので、土地の所在は、鎌倉市山崎字台峯2636番ほか58筆で、地目は田、山林及び宅地、面積は2万9,220.67平方メートル、取得価格は6億6,170万7,916円であります。
当委員会では慎重に審査いたしました結果、今回の取得が市の買収計画に基づき、鎌倉中央公園拡大区域(台峯)用地の一部を取得しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第64号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第64号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第65号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第7「議案第66号鎌倉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第69号鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」以上2件を一括議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(石川寿美議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第66号鎌倉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について外1件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第66号外1件は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月5日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第66号鎌倉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部が改正され、国家公務員の1日の勤務時間が15分短縮されたことに準じ、本市職員の勤務時間を短縮するとともに、休憩時間、休息時間、休日及び再任用短時間勤務職員の超過勤務手当について、必要な規定の整備を行おうとするものであります。
その主な内容は、職員の勤務時間について、1週間につき40時間を38時間45分に短縮するとともに、再任用短時間勤務職員の勤務時間についても、1週間当たり16時間から32時間までを15時間30分から31時間までに短縮するもので、休憩時間については、勤務時間を1日当たり15分短縮することに伴い、勤務を要する日の休憩時間については45分から1時間とすることで、始業時間及び終業時間を現行どおりとしようとするものであります。
また、休息時間については、一般職及び技能労務職は廃止しますが、消防職のうち隔日勤務の職員については、国の交代制勤務の職員に準じるため、規定の整備を行い、毎日曜日を勤務を要しない日と定められている職員以外の職員、いわゆる交代制勤務職員の休日の取り扱いについては、当該職員の休日が勤務を要しない日に当たった場合には、国家公務員の交代制勤務職員の休日の取り扱いに準じ、原則として、その直後の正規の勤務時間を割り振られた日を休日とする旨を規定しようとするものであります。
なお、附則において、職員の勤務時間の短縮に伴い、再任用短時間勤務職員に対する超過勤務手当の規定の整備を行うため、鎌倉市職員の給与に関する条例の一部改正をあわせて行い、平成21年4月1日から施行しようとするものでありますが、交代制勤務職員の休日の規定については、公布の日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の改正が国家公務員の勤務時間が短縮されたことに伴い、本市職員の勤務時間等もこれに準じて改正しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第69号鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、店舗や事務所等を併設する中高層共同住宅について、開発事業完了後に、店舗や事務所等を住戸に変更し、現行の条例に規定している住戸数を超えてしまう事例が出てきたため、店舗や事務所等を併設する場合の住戸数の算出基準を明確化し、適正な住戸数とするとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。
その主な内容は、ワンルーム建築物についての定義を明確化するとともに、中高層共同住宅に店舗や事務所等を併設する場合に、当該用途に供する部分に係る床面積相当分の事業区域の面積を減じた事業区域の面積で住戸数を算出するよう改めるほか、建築基準法の一部改正に伴う引用条項の整備を行おうとするもので、公布の日から施行しようとするものでありますが、店舗や事務所等を併設した中高層共同住宅の戸数の算出に関する規定については、平成21年10月1日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から、一歩前進ではあるが、区分所有して登記された店舗等を第三者に転売するときの条件についても、運用を見ながら検討してほしいとの意見がありましたが、採決の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第66号鎌倉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第66号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第69号鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第69号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第8「議案第68号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第68号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第68号は、去る2月18日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月3日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本改正条例は、児童福祉法の一部改正により、小規模住居型児童養育事業が創設されたことに伴い、国民健康保険の被保険者の資格等に関する規定を整備しようとするものであります。
その主な内容は、1年以上の在留期間を認められた外国人を被保険者とする旨の規定並びに市内に住所を有する扶養義務者がいる児童のうち、市外の児童福祉施設に入所している者及び市外の知的障害者援護施設、病院、療養所等に入所または入院している児童のうち、市内に住所を有する者と同一世帯に属する者として取り扱うことが適当である者を被保険者とする旨の規定並びに退職被保険者の被扶養者の資格に関する規定をそれぞれ削除し、児童福祉施設に入所している児童及び里親に委託されている児童で扶養義務者がいない者については、医療費に関して公的な保護が受けられること、また当該児童に対して国民健康保険料の納入義務を課することが適当でないことなどから、被保険者としない旨の規定をするとともに、小規模住居型児童養育事業を行う者に委託されている児童で扶養義務者がいない者についても同様の理由により被保険者としない旨の規定をしようとするもので、小規模住居型児童養育事業に係る規定については平成21年4月1日から、その他の規定については公布の日から施行しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第68号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第68号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第9「議案第91号鎌倉市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第91号鎌倉市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第91号は、去る2月25日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月3日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本制定条例は、国の緊急特別対策の一環として、平成21年度から行われる介護報酬改定により介護従事者の処遇改善を図るとともに、それに伴う第1号被保険者の介護保険料の急激な上昇を抑制するための財源として交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を適正に管理運営するため、新たに基金を設置し、必要な事項を定めようとするものであります。
その内容は、第1条では趣旨及び設置についての規定を、第2条では基金として積み立てる額は、本市が交付を受ける介護従事者処遇改善臨時特例交付金の額とする旨の規定を、第3条では基金に属する現金の管理についての規定を、第4条では基金の運用益金の処理についての規定を、第5条では基金に属する現金の繰りかえ運用についての規定を、第6条では本条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める旨の規定をそれぞれ定めようとするもので、公布の日から施行し、平成24年3月31日をもって、その効力を失うとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第91号鎌倉市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第91号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第10「議案第92号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算」「議案第94号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算」以上2件を一括議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(石川寿美議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第92号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算外1件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第92号外1件は、去る2月25日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後3月5日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第92号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、(仮称)山ノ内西瓜ヶ谷緑地土地買収費及び平成12年度以前に土地開発公社により先行取得した公共事業用地買収費に係る債務負担行為の追加をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第94号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出いずれも1億2,000万円を追加するもので、これにより補正後の総額は600億7,200万円となります。
補正の内容は、まず歳出において、第15款民生費で、介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金の追加をしようとするもので、一方、歳入において、国庫支出金の追加をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第92号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第92号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第94号平成20年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第94号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第11「議案第96号鎌倉市教育委員会の委員の選任について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○石渡徳一 市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第96号鎌倉市教育委員会の委員の選任について、提案の理由を説明いたします。
鎌倉市教育委員会の委員のうち、宮崎隆典委員の任期が平成21年3月23日をもって満了いたします。つきましては、その後任者について、いろいろ検討いたしました結果、新たに山田理絵さんを選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第です。なお、山田理絵さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解を願いたいと思います。御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第96号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第96号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第96号鎌倉市教育委員会の委員の選任についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の賛成によりまして、議案第96号は原案に同意することに決定いたしました。
なお、ただいま鎌倉市教育委員会の委員の選任について同意を得られました山田理絵さんから発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○山田理絵 教育委員会委員 (登壇)ただいま御紹介にあずかりました山田理絵と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
このたびは教育委員会の選任に当たりまして、市議会議員の皆様の御同意を賜り、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。教育委員に選任されましたことは、身に余る光栄でありますとともに、職責の重大さに身の引き締まる思いでございます。
皆様御存じのように、世界で初めてiPS細胞を開発した京都大学の山中教授がこのたび、オバマ大統領から日本人でただ1人、ES細胞の研究を助成する大統領署名式に招待されました。iPS細胞というのは、ES細胞のように受精卵を使わずに新しい細胞を生み出し、臓器の再生を行うことができる画期的な発明です。
折しも、過日各界の若手リーダー100人ほどが集まり、10年後の日本を考えるという、日本版ダボス会議とも言われるサミットが開催されまして、iPS細胞の開発と可能性についての山中教授の基調講演を拝聴してまいりました。私自身は、そのような分野は不勉強でございまして、初めてその場でiPSの研究を知りまして、自分の不勉強を恥じるとともに、世界の最先端を行くすばらしい技術の開発をしていらっしゃる日本人の方がいらっしゃることに、久々に大きな希望を与えられました。そして、その会議では、10年後の日本を考えたときに、グローバルリーダーの養成をどうするかが最も重要な課題に挙げられていました。
私ども茶道宗へん流の流祖、山田宗へんも晩年70にして、三河から江戸という新天地に出て茶を広めるというチャレンジを行いました。そのチャレンジ精神を持って日本を引っ張っていくリーダーを養成する教育の推進に、少しでもお手伝いができましたらという思いで、このたびのお話を引き受けさせていただきました。経験もない若輩者でございますが、皆様方のお力をいただきまして、御指導いただきまして務めてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
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○議長(松中健治議員) 日程第12「議会議案第11号重度障害者医療費助成制度を含む3助成制度に関する意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○27番(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第11号重度障害者医療費助成制度を含む3助成制度に関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
まず、意見書を提出するに至りました経過についてでありますが、去る2月18日開会の本会議において観光厚生常任委員会に付託されました陳情第37号重度障害者医療費助成制度を含む、3助成制度について神奈川県あてに意見書の提出を求めることについての陳情を、3月3日及び9日の両日にわたり委員会を開き審査いたしました。
次に、陳情の要旨でありますが、既に変更されている重度障害者医療費助成制度、ひとり親家庭等医療費助成制度及び小児医療費助成制度の3助成制度に係る要綱を制度変更前の状態に戻すよう神奈川県に働きかけてほしいというものであります。
当委員会では、本陳情の要旨及び3助成制度に係る現状と本市の考え方などを踏まえ、慎重に審査いたしました結果、本陳情の願意を認め、この際、県に対して意見書を提出することが最も適当であるとの結論に達したのであります。
意見書の内容につきましては、お手元に配付いたしました議案のとおりでありますので、よろしく御理解の上、総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第11号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第11号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第11号重度障害者医療費助成制度を含む3助成制度に関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議会議案第11号は原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
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○議長(松中健治議員) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
再開の日時は、来る3月25日午後2時であります。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
本日はこれをもって散会いたします。
(14時46分 散会)
平成21年3月11日(水曜日)
鎌倉市議会議長 松 中 健 治
会議録署名議員 早稲田 夕 季
同 久 坂 くにえ
同 納 所 輝 次
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