○議事日程
平成20年 9月 2日観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明に関する調査特別委員会
観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成20年9月2日(火) 9時30分開会 10時26分閉会(会議時間 0時間25分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
小田嶋委員長、石川副委員長、早稲田、久坂、納所、前川、三輪、高野、助川、藤田の各委員
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、小島次長補佐、久保議事調査担当担当係長、谷川担当書記
〇本日審査した案件
1 今後の進め方について
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○小田嶋 委員長 ただいまより、観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明に関する調査特別委員会を開会いたします。
初めに、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。納所輝次委員にお願いいたします。
なお、先ほど、高野洋一委員から所用のため、遅刻する旨の届け出がありましたので御報告いたします。
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○小田嶋 委員長 次に、本日の審査日程の確認です。お手元に配付した日程でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
御確認いただきました。
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○小田嶋 委員長 では、日程第1「今後の進め方について」です。
まず、委員長から申し上げます。先日、各委員にこれまでの途中経過を報告してまいりましたが、その後、参考人出席について打診中の押木元参与から連絡がありました。今後の進め方について、協議が必要と判断されたため、急遽委員会を開かせていただくことになりました。まずもって、9月議会、あすからを控えての忙しい中、本日御出席いただきましてありがとうございます。
まず、これまでの経過について、報告を事務局から受けたいと思います。そして、その報告を受けた後、協議を進めていきたいと思います。
では、事務局からこれまでの経過等について報告をお願いいたします。
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○事務局 それでは、前回の委員会以降の経過について御報告させていただきます。
前回の当委員会での確認に基づき、議長から株式会社キャドセンターあて、100条調査権に基づく記録の提出を求めた結果、押木元参与の住所について、7月14日に文書による回答がありました。
これを受けまして、正・副委員長協議の上、押木元参与に対し、事務局から7月16日及び7月29日にお手紙をお送りし、当委員会への参考人出席について打診しました。その結果、7月31日に押木元参与から電話連絡を受けましたが、文書でのやりとりのため、参考人出席について、十分な理解が得られませんでした。そこで再度、正・副委員長で対応を協議したところ、参考人で出席いただくという委員会での確認を踏まえ、さらに理解を得られるよう努力するため、時間をいただくこととしました。ここまでは先日、委員長から各委員に御報告したとおりでございます。
その後、8月12日に、再度、押木元参与に対して、御理解の上で委員会への出席をお願いするため、事務局から手紙と、質問項目表、議会運営委員会での伊東議員からの説明の会議録写しを添えてお送りした結果、8月29日に電話連絡がありました。
その電話連絡の概要を申し上げます。書類はもらったが委員会の中でどう議論し、何を質問したいのかがわからない。サンエイテレビの契約や、キャドセンターの事業について聞きたいようだが、どうしてその質問が必要とされているのかわからない。記憶をたどって話はする。今までだれがどんな議論をし、その中でどうして参考人が必要なのか、説明がない。出席が嫌なのではない。9月の休暇1日を使って午前中1時間程度出席するので、二、三の候補を出してほしい。あれもこれも聞きたいのでは困るので、この質問が出されるまでの事前資料を送ってほしい。何を聞きたいのか、理屈抜きにして論点を絞ってほしい。というものでございます。
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○磯野 次長 ただいま担当書記の方から経過を説明させていただきました。話の中で文書ですとか、お手紙という話が大分出てきております。ようやく、ただいまのお話のとおり、記憶をたどってお話しするとか、出席しますというところまで、ようやくきました。
7月16日に、こちらの方からキャドセンターからの住所を伺ってお出しして以降、しばらく待って、電話がありました。何分文書で、それも丁重にお出ししたんですが、やはり参考人ということとか、御出席いただきたいという、そういう趣旨も含めてお伝えしたんですが、何せ先方の電話番号をお教えいただくことができずに、文書によるやりとりを重ねたことによりまして、やはりここでも、申し上げましたとおり、経過がわからないとか、その辺、とにかく一度お会いして、経過ですとか、出席の必要性を御説明しようということが伝わらずに、やはりこういうようになって、御本人も大分誤解されていた部分があったんですが、ようやくおいでいただけるというところまで来たところでございます。先方からは電話が来るんですが、こちらからはすべて文書で内容をしたためて、お送りしたという経過でございます。
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○小田嶋 委員長 これまでの経過について、意思疎通という点でなかなか、電話を使っての話し合いがいっていないというのが、今もって現状がそういう事態になっているということで御理解いただければと思いました。
先ほど説明がありましたように、出席いただける方向で御回答いただけるという事態に今立ち至っていますが、御本人がもっと詳細に議会に、自分としては何を聞かれても答えたいという思いがあって、こういう言い方をされているのだと思っておりますので、今後、進め方について御協議したいと思っているところです。
そこで、事務局から、各委員さんが、交代はありましたけれども、これまでつくり上げてきた質問項目表及び委員会設置に当たっての趣旨を再度確認した上で、御協議をいただきたいと思いますことから、委員会設置に当たっての提案理由説明、本会議録の写し、これを事務局から配付させたいと思います。よろしくお願いします。
もう委員さんは質問項目についてはお目通しはされているものと思いますが、ただ、臨時会でのこの委員会設置の提案については、文書はまだ見たこともない方もいらっしゃると思いますので、一、二分ほど暫時休憩して、ちょっと目を通していただければと思います。
(9時39分休憩 9時40分再開)
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○小田嶋 委員長 お手元に配付した質問項目表及びこの委員会設置の提案理由説明の本会議録の写しをお配りしたねらいというのは、委員長として、まず、質問項目について再度協議・確認が必要じゃないかと思ったその経緯についてちょっと御説明させていただきます。
委員会としての状況の変化があったと委員長としてそのように思われたのは、一つには、この質問項目表が株式会社キャドセンターの社員から意見を聞くことを前提に作成されたこと。
2点目は、株式会社キャドセンターから当時担当された押木氏が既に退職され、事実関係は不明との回答を受けているということです。
三つ目は、押木元参与からの一度目の電話、先ほど申し上げました一度目の電話というのは7月31日、御本人からお電話を議会事務局にいただいたことを指しておりますが、そのときの電話での話の中で、私に、つまり押木さんが私にどうしても聞かなければならないことがあれば整理してほしい旨の希望が示されたということです。
四つ目、新たな委員も今回6月定例会で選任されているという幾つかの点を挙げて、状況の変化があったというふうに委員長として判断いたしまして、もう一度主質問項目について御協議・確認を得ておいた方がいいんじゃないかというふうに判断いたしました。
当委員会としては、押木元参与に委員会にお越しいただけるよう、再度、この点について確認を受けるとともに、既に先ほど来申し上げてますように、もう既にキャドセンターを退職された一般人という扱いでの押木元参与の意向にも配慮すべきではないかという点から、本日、急遽忙しい中ですが、委員会を開かせていただいたという目的でございます。
また、当日は押木元参与から、先ほど事務局から報告がありましたように、出席するのであれば、9月中でなおかつ午前中1時間程度との希望が出されております。委員会の目的を達せられることが前提ではございますが、最大限の配慮をすることも確認していきたいなど、委員長としては御協議・御確認をいただきたいと思っているところです。
そこで今述べました経過、そして状況の変化と委員長として判断している視点を受けまして、主質問であります、お手元に配付してあります、次のページもあるから8点にわたって、このままでいいんじゃないかという御意見もあろうかと思いますし、いや、この点はもう削っても構わんじゃないかなと、つまり会社を代表しての御答弁を求めているということでは、押木さんは退職されているという立場から考えると、趣旨はまた変える必要があるのかなと。また、押木元参与が自分なりの考えで答弁すればいいことであって、あえてこのままの主質問の内容でいいという、そういう視点で御協議いただければと思っております。
突然、本日の委員会でということで申しわけありませんが、御意見をいただければと思います。
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○助川 委員 私もこの特別委員会、初めてのきょう参加でして、そういう意味では、経過がよくわからなかったので、この質問項目等々、過去の資料をいただいて調べてみました。それなりに私なりに勉強させていただきましたが、結局、押木さんのおっしゃる今の状況を考えると、私は、伊東議員と押木さんとのかかわり、関係、どういう関係だったのかと、どういうことだったのかという話を御質問された方がいいと思うんですね。サンエイテレビとの関係はどうだなんていうのは、先ほど、事務局からあったけども、なんでそんなことまで私が答えなきゃいけないんだという御不満もあるようなので、つまり、このキャドセンターさんにという、1の例えば、業務の中では、1番の本事業における担当業務はどのようなものでしたかという質問はもういいと思うんですが、2番目の、例えば、貴社の当時の業務内容はどのようなものでしたかなんていうのは、キャドセンターの会社のことですからね。こういう質問はいかがかなと。
伊東議員との関係に絞って質問をまとめることができれば、押木さんにもこういった質問の趣旨でお伺いしますということが言えるんじゃないでしょうか。
それと、ちょっとこれは質問とは別ですが、例の岡本マンションのあのときの参考人、市の職員とはいえ、やはり緊張して大変なんですね。ある意味じゃ議会のことでなれているかもしれないけど。今回は本当の素人さんなので、丁寧に、慎重に、私は、お伺いすると。できれば事務局は事前にお会いして、こうした100条の特別委員会のそういった内容とかいうようなもの、質問の仕方とか、答え方とかということも、できれば教えてあげて、事前に理解が深まればなおいいなというふうに思っています。
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○小田嶋 委員長 ほかに委員さんから御提起、御意見いただければと思いますが、ございますでしょうか。
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○藤田 委員 今、助川委員さんがおっしゃった、この押木さんとの伊東議員との関係に絞ったらどうかということは、私も賛成ですが、ただ、このキャドセンターさんに対する幾つかの質問が整理されて出てますけど、これは各委員さんが提起した質問項目なんで、その提起した委員さんが、これで聞きたいんだということであるならば、やむを得ない話なんですが、その辺やっぱり提起した人が今の事務局の押木さんとのやりとりの話を聞いた上で、この質問項目がそれに沿ったものであるということであるならばよろしいんですが、その辺ちょっと質問者、整理していただけたらなと思うんですよ。そうしないと、ちょっと私も、私は質問してませんけどね、この項目に入ってませんけど。今、助川委員さんおっしゃったように、民間の方でいらっしゃるわけですから、その辺も十分配慮して、質問をどう絞るのか。提起した各会派の委員さんは、その辺をちょっと整理していただきたいと私は思います。
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○小田嶋 委員長 協議を進めていく上で、この質問項目を提起した委員さんの御意見を伺いたいということなんで、暫時休憩します。
(9時48分休憩 9時50分再開)
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○小田嶋 委員長 再開します。
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○三輪 委員 確かに押木さんがやっと1時間ならということで出席していただけるということで、今、二、三の質問には答えるというような今報告もあって、それだったら少し絞ろうよという話に今なっていると思うんですが、私も余り本当に、押木さん個人に、元参与という個人に聞くべきじゃない質問項目というのも確かにあるとは思うんですが、キャドセンターさん、この事情をわかっている方に来てもらって、話を聞こうよということで、この質問項目、皆さん提出したわけですから、個人がこれは必要ないと判断するというような形で整理していいのかなという疑問があります。
もし、確かに1時間というのは、それが1時間なのか、2時間ぐらい可能なのかという、その辺よくわからないんですが、民間の方に来ていただくので、その辺の配慮は十分必要だとは思うんですが、この委員会を設置した目的から、やはり事実関係解明をしたいということで、わかる方という方がこの元参与しかいなかったということでお呼びするのでありますから、その辺ちょっとないがしろにしてしまうのはいかがかなとちょっと今思いました。
でも、午前中ぐらいなのかなというところで、優先順位をつけるとか、その辺の整理の仕方をしていったらどうなのかなと、私は思います。
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○小田嶋 委員長 ちょっと暫時休憩します。
(9時52分休憩 10時11分再開)
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○小田嶋 委員長 では、再開いたします。休憩中に御論議いただいて、まことにありがとうございます。
押木元参与の状況を推察しますと、十分な、本委員会が目的とする方向性についての経過について、十分まだ御理解を得られていない状況にありますということを当協議の中で確認いたしました結果、十分押木さんにこの委員会設置に当たっての経過、そして委員会で協議・確認を進めてきた推移・経過についても説明し、このキャドセンターさんにと、銘打っております主質問についての質問項目に至った経過について御理解を得た中で、御出席をいただくということを改めて確認いたしまして、御出席について日程を協議していくという流れで進めていきたいということでよろしいでしょうか。
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○高野 委員 押木さんと個人名が先行しているんですけど、さっき三輪委員さんも言っていたことが筋論でね、基本的にはキャドセンターにお聞きするべきことだったわけです。キャドセンターの方が、なかなか当時の人がいなくてわからないということで、その人に引き継いだわけで、基本的には押木さん個人というよりもキャドセンター元職員、その中で一番詳しいのが、まさにその方であるという視点なんですね。だから、そういう視点で見れば、議員との関係だけが何も調査項目ではないということが一つ。
だから、先ほど休憩中に早稲田委員さんも言ってましたけどね、委員会で決めたことだから、やっぱりこれが前提となるべき話だろうと。
ただし、今も委員長おっしゃったように、御本人の御理解は大事ですから、そういう中で、今後意見を出された方が配慮して、自主的にというか、引っ込めるとかということをされることは何も否定はしないけれども、委員会としてはあくまでもやはり、答えられなければ答えられないですから、サンエイさんが来たときもそうでしたからね。相手がこう言っているから変えるとかじゃなくて、基本的に。我々は我々で決めるわけだ、決めるべきことを。答えられないことは答えられないわけですから。それらを基本にして、今のおまとめで賛成しますけれども、そんなことをちょっと申し上げておきたいと思います。
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○小田嶋 委員長 それでは、主質問については再度確認いたしました。
なお、押木さんから提起いただいております9月中に、そして午前中1時間程度の希望だということに最大限配慮した委員会を開く日程について御協議したいと思います。
ここで事務局から日程について、一覧表を配付させていただきます。
暫時休憩します。
(10時15分休憩 10時24分再開)
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○小田嶋 委員長 再開します。
次の参考人出席をいただいての委員会開会日を9月、今から申し上げる候補日を挙げて、参考人の都合を確認していきたいと思います。日にちは9月30日(火)、29日(月)、26日(金)、24日(水)、22日(月)の以上5日間を予定の候補日と挙げ、なるべく急いで日にちの確定を進めていくということでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
なお、資料の送付についてですが、可能な限り質問の趣旨を御理解いただけるように、過去の委員会の会議録写し、配付資料等について、なるべく関連箇所を明示する、または抽出するなどを行って、参考人の理解を得るように努力したものを委員長の一任で送付させていただくということで確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
ありがとうございます。
以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。どうもありがとうございました。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成20年9月2日
観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う
事実関係解明に関する調査特別委員長
委 員
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