平成20年各派代表者会議
5月27日
○議事日程  
平成20年 5月27日各派代表者会議

各派代表者会議会議録
〇日時
平成20年5月27日(火) 10時00分開会 10時48分閉会(会議時間 0時間46分)
〇場所
議会応接室
〇出席委員
松中議長、高橋副議長、吉岡、萩原(代理)、野村、大石、中村、岡田の各代表者(森川代表は欠席)
〇理事者側出席者
石渡市長、佐野副市長、金澤副市長
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野担当書記、田中次長補佐、小島次長補佐、原田議事調査担当担当係長、久保議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
〇 世界遺産登録に向けたスケジュールについて
〇 生ごみの資源化について
1 会派構成の変更等について
(1)控室について
(2)議会運営委員会委員について
(3)特別委員会委員について
2 6月定例会の招集日について
3 鎌倉市農業委員会委員のうち選任による推薦について
4 第8回かまくら子ども議会について
5 その他
(1)姉妹都市親善訪問・研究フォーラム等への参加について
(2)神奈川県後期高齢者医療広域連合議会選出議員の選出について
(3)春の叙勲について
〇審査内容
 開会後、議長から、新会派結成に伴い本日の会議にかまくら民主の会代表中村聡一郎議員及び民主党鎌倉市議会議員団代表岡田和則議員が出席している旨の報告があった。
 次に、議長から、先ほど急ではあるが、理事者から議長に対して、世界遺産登録に向けたスケジュールについて及び生ごみの資源化について議会に報告したい旨の申し出があり、まず、各会派の代表が出席している本日の各派代表者会議で報告を受けたい旨の発言があり、議長発言のとおりとすることを確認した。ここで理事者から報告を聴取するため一たん休憩した。
              (10時01分休憩   10時02分再開)
 再開後、世界遺産登録に向けたスケジュールについてを議題とし、石渡市長から報告があった。その内容は、昨年、石見銀山の記載延期というICOMOS勧告があり、最近の世界遺産登録審査が厳しくなってきたという認識に基づき、今後の進め方について、関係機関と綿密な協議を行ってきたが、5月26日(月)の平泉の記載延期という結果も踏まえ、今後のスケジュールを文化庁と協議を行ってきていること、石見銀山や平泉の記載延期とは4段階ある勧告レベルのうち、下から2番目の、より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要という内容であること、平泉のICOMOSの勧告内容や状況を十分精査し、7月に開催される世界遺産委員会の動向を見守る必要があること、文化庁から鎌倉の世界遺産登録を確実に行うため、慎重な対応を図るべきとの指導があり、推薦書原案の記述内容をいま一度検討を行うなど、慎重を期さざるを得ないこと、現段階では平成22年度登録目標は困難な状況であり、今年度の文化庁への推薦要請を見送ることとしたいと考えていること、新たな登録目標年度は文化庁とも協議が必要なことから、早期の登録実現に向けて引き続き協力していくことであり、以上の内容を5月29日開催予定の鎌倉市世界遺産登録推進協議会の役員会及び総会で報告した後、同日、4県市世界遺産登録推進委員会からの記者会見を行いたいと考えており、記者会見までは、公表を差し控えたい旨の報告があり、これを確認した。
 市長からのこの報告を踏まえ、議長から、5月29日に開催される世界遺産登録推進協議会で初めて報告し、4県市世界遺産登録推進委員会から記者発表するので、議会側としても会派内への周知にとどめ、記者や市民への周知はしないよう会派においても徹底されたい旨の発言があり、これを確認した。
 次に、生ごみの資源化についてを議題とし、石渡市長から報告があった。その内容は、(仮称)バイオ・リサイクルセンター建設用地について、平成19年9月に関谷島ノ神の宅地開発予定地約4,800平米を建設用地として取得する方針を決定し、土地所有者と取得交渉を行い、2月定例会において用地取得に係る予算の承認を受け、3月中には取得を完了する予定であったこと、当初の開発事業計画では、許可相当ではないことが判明し、市有財産評価審査会からの答申の価格の前提条件が変わったため、その旨を3月31日に全員協議会で報告の後、急遽3月中の買収を取りやめ、繰越明許の手続を行ったこと、今年度に入り、引き続き土地所有者と協議を行ったが、買収予定地の市場価格に関する考え方が互いに折り合わず土地取得交渉は不調に終わったことから、今後のごみ処理施設の整備スケジュールなどを総合的に勘案して、早い段階で用地買収を断念する必要があると判断し、早急に善後策を検討していくとともに、全員協議会において改めて報告する予定である旨の報告があり、これを確認した。
 ここで理事者退席のため、一たん休憩した。
              (10時09分休憩   10時10分再開)
 次に、会派構成の変更等についてを議題とした。本件は議長から、5月20日付で民主党鎌倉市議会議員団代表早稲田夕季議員から会派を解散した旨の届け出が、同日付で中村聡一郎議員から、かまくら民主の会の会派結成届及び岡田和則議員から民主党鎌倉市議会議員団の会派結成届が提出され、また、5月23日付で自由民主倶楽部代表本田達也議員から会派解散届が提出されたことの報告があり、このため会派構成の変更等に伴う諸問題について協議した。
まず、事務局から、本来であれば任期を1年とする申し合わせに基づき、役員改選は6月定例会の最終本会議で行われる予定であるが、今回の会派構成の変更等により、定例会初日で行うことでよいか、調整については役員選考委員会を設置して行うのか、範囲をどのようにするのか、また、県下市議会議長会関係で、本市は昨年の副会長市に続き、今年度は会長市、また、関東及び全国市議会議長会の役職に既に就任しており、会長市として兼ねる他団体の職も多くあることから、この業務に日々当たらねばならないため、多くの時間的な拘束を余儀なくされることが予想されることも含め、協議願いたい旨の発言があり、協議の結果、従来どおり役員選考委員会を設置して調整することとした。このため、議長から、各会派の役員選考委員の氏名を本日、午後1時30分までに議長あて報告願いたいこと、第1回目の役員選考委員会は本日開催したいことについて発言があり、これを確認した。また、役員選考委員会で協議する内容は、議長、副議長、監査委員、4常任委員会、議会運営委員会、特別委員会、議会広報委員会の各委員長及び所属議員の調整並びに議席の変更についての調整とすることを確認した。
(1)控室について
 本件は事務局から、今回の会派構成の変更により、かまくら民主の会、民主党及び無所属となった本田達也議員、高橋浩司議員の控室について、現在の1議員当たりの平均面積をできるだけ確保すること、他会派等への影響を及ぼさないことなどを前提に関係会派の意見を踏まえて検討したいと考えており、各議員間で協議・調整願いたい旨の発言があり、これを確認した。
(2)議会運営委員会委員について
 本件は事務局から、会派構成比が変わったことにより、民主党から1名が辞任、会派解散により本田達也議員が辞任、かまくら民主の会から1名を新たに選任することになり、共産党、ネットワーク鎌倉、鎌倉同志会及び公明党は現状のとおりであるが、さらに残りの1名を3名会派である公明党、かまくら民主の会及び民主党から1名を選任する必要があることを確認するとともに、本件については、議会運営委員会で協議することを確認した。
(3)特別委員会委員について
 本件は事務局から、観光ナビシステム整備事業調査特別委員会及び岡本二丁目マンション計画調査特別委員会の2特別委員会についても、会派構成比が変わったことにより、議会運営委員会の選任と同様とすることを確認した。なお、自治基本問題調査特別委員会については、5月26日(木)に審査が終了した旨、議長へ報告したところであり、6月定例会における委員長報告をもって調査は終了する予定であることを確認した。
 次に、6月定例会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、先般、理事者から6月定例会を6月11日(水)午前10時に招集したいとの申し入れがあった旨の報告があった。協議の結果、本件については議会の意向に沿ったものであり、申し入れのとおり了承することとし、議会運営委員会については、議長と議会運営委員長との協議の結果を受けて、6月6日(金)午前10時とすることを確認した。次に、事務局から提案予定議案として、専決処分4件、条例3件、補正予算1件、その他4件、報告6件の計18件が予定されており、議案は6月4日(水)に送付される予定である旨報告し、議案は各控室に配付することを確認した。
 次に、鎌倉市農業委員会委員のうち選任による推薦についてを議題とした。本件は市長から、平成20年7月19日をもって任期満了となる鎌倉市農業委員会委員のうち議会推薦の委員3名(任期3年)について、推薦依頼があった旨事務局から説明があり、協議した結果、選任による委員推薦に当たっては、全国農業会議所から、青年農業者や女性農業者を推薦願いたいとの要請もあるが、従来どおり議員の中から推薦することとし、推薦者の選出方法は、従前の例に倣い、全会派を対象として、多数会派から順に1名ずつとし、共産党、ネットワーク鎌倉、鎌倉同志会からそれぞれ1名を選出することを確認した。なお、選任による委員推薦については、委員会提出議案により議会運営委員長が提出者、他の議会運営委員会委員が賛成者となることを確認した。また、推薦者の氏名は6月12日(木)までに議長あて報告することとした。
 次に、第8回かまくら子ども議会についてを議題とした。本件は事務局から、先般、教育委員会から議長に、昨年に引き続き子供の体験学習の一環として、子ども議会を夏休みに開催したいので協力をいただきたいとの申し入れがあり、本件は中学生を対象とし、8月22日(金)に開催したい旨の報告があり、協議した結果、議会として子ども議会開催のため議場を活用することを確認した。
 次に、その他の(1)として、姉妹都市親善訪問・研究フォーラム等への参加についてを議題とした。本件は事務局から、別紙資料に基づき、上田市への訪問日程が11月18日(火)及び19日(水)に決定したこと、参加可能な議員は、過去3年間に姉妹都市訪問に未参加である松中議長・高橋副議長・中村議員・赤松議員・森川議員・三輪議員の6議員であることの報告があり、後日、参加の有無について確認することとした。また、11月10日(月)及び11日(火)に、萩市から5名の議員が鎌倉に訪問予定であること、全国市議会議長会の研究フォーラムは、10月15日(水)及び16日(木)に、釧路市で開催予定であること、全国市長会の都市問題会議は、10月23日(木)及び24日(金)に新潟市で開催予定であることの報告があり、これを確認した。
 次に、その他の(2)として、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会選出議員の選出についてを議題とした。本件は事務局から、本広域連合第5ブロックの議員2名の選出に当たっては、平成19年1月26日(金)開催の代表者会議における協議の結果を踏まえ、去る4月30日(水)に関係5市による事務局長会議を鎌倉市で開催し、市制施行順によることから、20年度は、茅ケ崎市及び逗子市から選出すること、21年度については、三浦市及び鎌倉市から選出することとなることの報告があり、これを確認した。
 次に、その他の(3)として、春の叙勲についてを議題とした。本件は事務局から、去る5月2日(金)に春の叙勲伝達式が行われ、大村前議員が旭日小綬賞の伝達を受けたことの報告があった。
 以上で会議を閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成20年5月27日

             議 長  松 中 健 治