平成20年自治基本問題調査特別委員会
3月18日
○議事日程  
平成20年 3月18日自治基本問題調査特別委員会

自治基本問題調査特別委員会会議録
〇日時
平成20年3月18日(火) 13時30分開会 16時39分閉会(会議時間 0時間26分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
山田委員長、前川副委員長、久坂、納所、野村、三輪、小田嶋、高野、高橋、森川の各委員
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、小島担当書記
〇本日審査した案件
1 行政について
2 その他
     ─────────────────────────────────────
 
○山田 委員長  それでは、自治基本問題調査特別委員会を開催したいと思います。
 まず、委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。久坂くにえ委員にお願いいたします。
     ─────────────────────────────────────
 
○山田 委員長  本日は、前回に引き続きましての作業になりますが、審査日程ということで、お手元にお配りを申し上げております。日程第1として、行政について。日程第2市民について、日程第3その他ということで、順を追って進めさせていただきたいと思います。
 なお、皆さんから修正文、特に議論の経過の部分についての修正を議会開会中、あるいは予算委員会の御多忙の中、皆様に御協力いただきまして、およそまとめをさせていただきました。ちょっとボリューム等の点で、きょうは進行上、少し御提出させていただいたものを流用しながらの審議を進めてまいりたいと思いますので、その点は御了承いただきたいというふうに思います。
 それでは、まず、先立っていただいた議会の議論の経過につきましては、後ほどというか、日程第3のところで整理等も含めて、御協議もちょっとございますので、皆さんにお諮りしたいというふうに思います。その前に資料を確認いただきたいと思いますが、まずきょうの議題となります、日程に入ります行政についてのまとめの資料と、市民についての部分が一つとじられてございますので、この資料と、あと自治基本問題に関する調査研究報告書案ということで、御提示を申し上げているもの、これについてお手元に配付させていただいておりますので、まず御確認をいただきまして、その案につきましては、後ほどまた御協議させていただきたいと思いますので、順を追って行政の方から議論を進めさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。
                   (「はい」の声あり)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○山田 委員長  それでは行政の1ページ目、行政の責務というところから議論を進めさせていただきたいと思います。本件につきましては、前回皆様にお配りした中には、結論の部分について記載ができないというか、ちょっとまとまりがつかなかった関係もございまして、今回、納所委員の方から御協力をいただいたというか、その結論部分についてコメントをいただきました。そこを今記載させていただいておりますので、これを本日のたたき台のスタートとして御協議いただければというふうに思います。
 どうしましょうかね。一度休憩させてもらって、議論させていただきましょうか。
 じゃあ一たん、休憩をさせていただきます。
               (13時33分休憩   13時39分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 それでは、3の(1)行政の責務の結論の部分ですが、読み上げさせていただきますと、市は、法令に基づいて、その財産を適正に管理し、事務を処理し、市民の生命と財産を守り、福祉の増進を図るために自主的かつ総合的に行政を執行する責務がある。ということで、この休憩中の御協議により結論を見出しましたので、御確認をいただきたいと思います。
                 (「はい」の声あり)
 それでは、3の(2)職員の責務に移りたいと思います。ちょっと1回休憩をさせていただきたいと思います。
               (13時40分休憩   14時23分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 それでは、3の(2)職員の責務の項ですけれども、結論といたしましては、?として、職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために、勤務しなければならない。?として、職員は、法令を遵守し、市民の視点に立ち、公正かつ能率的に職務を遂行するとともに、市民への説明責任を負う。?として、職員は常に能力向上に努めなければならない。という整理になりましたけれども、御確認よろしいでしょうか。
                 (「はい」の声あり)
 
○高橋 委員  ちょっとまとまったところであれですけれども、やっぱり能力向上のところは少し凡例を入れた方がいいと思うんです。三つぐらいでも。そうしないと、ちょっとわからないかなと。これでいくと二つ書いてあるわけですね。
 
○森川 委員  法令解釈と運用。
 
○高橋 委員  と、コミュニケーション能力の向上というか、ほかにも。
 
○森川 委員  政策立案とか。
 
○高橋 委員  政策立案能力もそうだし、あとIT能力の向上とかね。少し幾つか入れた方がわかりやすい。それで、最後に等というふうにしておけば。
 
○山田 委員長  ちょっとごめんなさい。今とりあえずやっていますんで、ちょっと意見がある場合は、休憩するので。
 では休憩いたします。
               (14時25分休憩   14時32分再開)
 
○山田 委員長  再開します。
 それでは、先ほど?の部分について、若干字句を修正いたしましたので、確認いたしますけれども、職員は、職務に専念するとともに、常に能力向上に努めなければならない。ということでよろしいですか。
                 (「はい」の声あり)
 それでは、次にまいります。3の(3)ですが、市民の苦情救済の制度化ということで、ちょっと休憩をさせていただきます。
               (14時33分休憩   14時37分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 それでは、市民の苦情救済の制度化につきましての結論でございますけれども、市民の苦情救済制度について検討し制度化する必要がある。という結論を得たということで、確認をお願いいたします。
 それとあと関連項目ですが、一部議会の場で整理済みという言葉は消して、その後ろだけ生かすということでよろしいですか。議会で制度化することは困難だという。そのコメントだけ残しておく。いいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、3の(4)に移ります。政策形成過程の情報の公開ということでございます。
 一応休憩をさせていただきます。
              (14時38分休憩   14時42分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 3、行政の(4)政策形成過程の情報の公開というところでございますが、行政から市民へ積極的に情報を提供するとともに、行政への市民参画を促す取り組みが必要である。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では確認させていただきます。
 それでは、3の(5)政策形成過程の市民参加(住民投票制度・パブリックコメント)という項でございます。
 一たん休憩させていただきます。
              (14時43分休憩   14時54分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 では、行政3の(5)の項でございますが、結論としては、行政は議会制民主主義を補完し、市民自治を促進する観点から、住民の意見を広く把握するよう努めなければならない。という確認でよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 ちょっと行政があと二つありますので、そこで1回ちょっとブレークしたいと思いますけれど、では3の(6)で、望ましい機構・組織のあり方(人事評価)というところに移りたいと思います。では休憩いたします。
              (14時55分休憩   15時15分再開)
 
○山田 委員長  再開します。
 (6)の結論を確認させていただきますが、望ましい機構・組織のあり方ということで、?行政の機構・組織編成においては、市民生活の実態やニーズを十分に踏まえて、市民にわかりやすい体制を構築すべきである。?として、行政は、やる気と活気がみなぎる職員を育成する人事評価のあり方を確立すべきである。?行政は、風通しのよい職場づくりに努め、公益通報者保護制度を実効性のあるものとするため、第三者機関の設置等を含め、検討すべきである。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 行政の最後になりますが、(7)行政評価についての結論についての御意見いただきたいと思います。
 暫時休憩いたします。
              (15時16分休憩   15時49分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 それでは、(7)行政評価についての結論です。行政は、行政評価を生かした取り組みを推進するため、早期に行政評価制度を確立しなければならない。というふうなんですが、ちょっと先ほど行政評価制度、行政評価というのは、いいですか、今、入り口というか、もう既にやっていることと、あと後段に書いてある行政評価制度というのは、もっと大きな枠組みを持ったものだという、そのちょっと行政評価という言葉が並ぶんだけれども。
 
○高橋 委員  今、休憩ですか。
 
○山田 委員長  いや、再開したって言いましたよね。
 
○高橋 委員  してない。
 
○山田 委員長  いや、しています。そこのところ、ちょっと気にはなっているんで、そこはどうでしょう。
 
○高橋 委員  今は試行段階なんですね。行政評価、今やっているというものは試行段階だから、それを早く確立して、これでいくよというものを公表して、その後また変えることはあるかもしれないですけれども、とりあえずこれでいきますということを早くやってくれよと。それでやらないとわからないじゃないかと。で、だめなところがあればまた改善すればいいんで。そういう意味だから。
 
○山田 委員長  じゃあいいですか。
                  (「はい」の声あり)
 了解しました。これはそういうことで整理をさせていただきます。
 以上で、行政のところがひとわたり終わりました。
 ちょっと一たん休憩させてください。
              (15時51分休憩   16時03分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○山田 委員長  この休憩中に、本日の日程について御協議いただきました。
 本日は日程1、行政についての結論部分についてのまとめ作業をさせていただきました。日程第2で予定していました市民については、次回に結論についてのまとめを日延べしたいと思います。その次の日程第3、その他について、私の方から何点か御提起いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 今後の日程については、一応、まとめ作業に入っておりますけれども、目標ですが、6月定例会冒頭での報告ということを目指して、基本的にはあと4回ないし5回ぐらいの日程を入れさせていただいて、まとめ作業をさせていただきたいということが1点。
 もう1点は、このまとめのやり方なんですが、皆さんにお開きいただきたいのは、1の3者の関係についてというところでございますが、ここをちょっと参考にしていただきたいんですけれども、前回の3者の関係のまとめのところで言いますと、?と?に整理したんですね。この?と?の整理したいろんなものを文章表現すると、段落の3段落目ぐらいに、その趣旨が記載はされています。その前段は、いろいろとこの3者の関係についての背景とか何とかは入れてありますけれども、結論じみたことは3段落ぐらいのところからスタートして記載されています。この部分を、この結論と同じように??みたいな箇条書きにして、結論としての漏れなくそこにはめ込んだ方が、正確は期せるんではないかというふうに思います。まだ3者の関係はこれだけなんであれなんですけれども、議会となると6項目、行政になると7項目で、結論がざっと今回出てきますんで、そういった部分は、その大項目に対する結論について箇条書きに書いて、それをまとめとすると。そのかわり、この資料がまた後ろに添付されますので、また同じこと書いてあるんだねというふうなことにはなるんですけれども、そういったまとめ方でよろしいかどうか。そのあたり、ちょっと御協議させていただければなというふうに思っております。
 じゃあ1点目はよろしいですかね。あと4回ぐらいをめどに開催をさせていただいて、まとめ作業をきちんとやりたいということについてはよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では、今度は報告書の案についてはどうでしょうか。
 
○高橋 委員  ちょっとやっぱり、時間をとって1回中を読んで、それでバランスをとる。本当は一番いいのは、4項目あるわけで、それぞれ一定の底流に流れるような文章があって、以下、何項目の結論を述べますみたいな形で、4項目、5項目、10項目くらい、ぱぱぱっというのが一番理想だと思うんです。
 
○山田 委員長  ごめんなさい、それは今、御協議いただいたこの大項目を取っ払って書くということですか。
 
○高橋 委員  いやいや、要するにこの4項目というのは、3者の関係、議会、行政、市民と、この4項目にそれぞれ結論が幾つかずつ張りついているわけですね。それをその張りついた結論を書くんだけれども、ただ、結論として羅列するだけじゃなくて、何かそれぞれに多少のリードみたいな文章があって、それでどうなっているのが一番理想だと。そのアイデアちょっと今持ってないんですけれども。
 
○山田 委員長  それは、例えば議会についてというところに、今おっしゃったリードみたいなものを書いて、(1)議会の権能と責務ということについては以下の結論を我々としては導き出したんだという書き方で1、2、3、4と、そういう書き方ということですか。
 一応リードという意味では、事務局とはそういうものはいるよねという確認は一応していたんです。
 
○高橋 委員  そういう形で、できれば同じフォーマットで、4項目はやるべきではないかなと。ただ、3者の関係については、今言っていたリード部分というのは少し格調高く、こういうボリュームになるということは私いいと思うんです。その上で、一応3項目か4項目か書いたらいいかなというふうに思うんですけれども。
 
○山田 委員長  ほかの委員の方、どうですか。
 
○森川 委員  いいと思います。
 
○山田 委員長  そうしますと、一応こちらに出てきた結論と同じものがここに入ってきてもいいという。
 
○高橋 委員  その方がかえっていいと思いますよ。
 
○山田 委員長  変にまとめるよりは、今、皆さんからまとめていただいたものをそのまま挿入した方がいいと。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では、まとめ方については、そういうまとめ方をさせていただきます。きょうは結論が出ていますので、一応できるところまでは、やれるところまで頑張ってやってみますということだけは、お伝えをしておきます。
 もう1点、最後に、皆さんからいただいた、これなんですけれども。基本的にはどうでしょう。全員書いていただきたいという私の気持ちはありましたので、御提出をいただけますか。どうハンドリングするかも、ちょっと。だけど、せっかく皆さんに、6月に委員長報告をやるとすれば、丸2年お付き合いをいただいたということになりますので。本当にこういうものを書いて、委員のコメントという形で何か反映したらどうかなというふうに思っていますのでね。それは御了承いただけると思うんで、副委員長以下、皆様に書いていただくと。私は書く立場じゃないんですが。
 
○高橋 委員  それで、ちゃんと委員長で、委員一同というのはなしで、委員長が書けばいいんですよ。
 
○森川 委員  後書きはね。
 
○高橋 委員  それでちょっと、今、休憩中ですか。
 
○山田 委員長  違います。
 
○高橋 委員  一応、その例えば前書きの後に初めがあっていいのかとか、そういうこともちょっと考えてみたいと思うんです。そうすると、各委員からのコメントというようなことでいいのかという、何か審査を終えてとか、あともう少し軽いタッチの方がいいのかなというふうにも思うし、そこも含めて、次回ね。
 
○山田 委員長  じゃあ、それは了解いたしました。皆さんよろしいですかね、それで。
                  (「はい」の声あり)
 それで、実はここ3行で終わった方と10行くらい書いてある方いらっしゃるんですね。やっぱり書き切れないという方と、余り皆さんのバランスが違うと、またこれも変だろうというところもあるんで、できれば統一したい。100じゃちょっと大変よというんであれば、例えば200とか300とかぐらいに、プラスマイナス20とか50とかね。
 
○三輪 委員  いや、でもいいですか。この間100字でと決めてきて、無理やり100字で書いてきたから、中身はなかなか難しいというところでやってきたので、お一人だけですので、ちょっとその辺はこっちに合わせていただけたらと思います。
 
○高橋 委員  確かに皆さん、そういうことを承知で書いていると思うんですよ。それで、何かあえてもう1回あれして圧縮してくださいみたいなことを、私はやる必要はないんじゃないかなと。要するに3枚になるんだったら3枚でも。ただ、もうちょっと書きたいという人がいるんだったら、私はそれはいいと思うんですね。ただ納所委員が書いて、読んで、やっぱり流れがあって、納所委員なりに縮めてくれたんだと思うんですよ。それを、これをまたちょっと削るとなると、つじつまが合わなくなったりとかあるんじゃないかなと。そういうこと考えるんだったらば、これはこれで尊重して、皆さん考えて努力して書いてきたものだから、もうちょっと書きたかったわという人がいれば、それは認めてもいいと思うんです。そういう形でまとめた方が、何かやっぱり、皆さん大変な思いしてやってきて、思い入れがあるじゃないですか。それはその方がいいと思います。あえて削れ削れと言うよりは。
 
○森川 委員  そうすると、みんながだらだら書いてきたらどうなるの。
 
○高橋 委員  書きたい人がいたら言えばいいじゃないですか。
 
○前川 副委員長  この間、一応100というふうに約束をしたと思うんですけれども。
 
○森川 委員  100は基本で、原則100できっちりでなくてもいいと思うけれども、ただやっぱり大幅にこれだけ違うというのは、やっぱりそれはないだろうと。
 
○高橋 委員  これだけしかいないんだから、書きたい、書き足したい人がいれば、それは私、言えばいいと思いますよ。
 
○山田 委員長  ちょっと休憩します。
               (16時13分休憩   16時36分再開)
 
○山田 委員長  再開します。
 それでは、日程について改めて確認させていただきますが、4月2日、13時30分から、4月14日の10時から、それから4月17日の10時からということで、確認させていただきます。
 あと、皆さんからいただいているコメントにつきましては、おおむね6行をマックスにして、加筆をしていただく方については加筆していただくと。これをオーバーしている部分については一応圧縮をいただくということで、期限としては3月31日までに事務局の方に訂正についての御提出をお願いしたいと。一応、報告書の案、きょうお配りしておりますので、これについてまた目次の構成ですとか中身について、後の議論となりますので、これについても目を通していただければというふうに思います。
 次回は、市民の部分についてと、あとは議論の経過についての整理をしたいと思いますので、御協力よろしくお願いしたいというふうに思います。
 以上でございますが、よろしゅうございますか。
 
○高橋 委員  コメントのところですけど、一つはやっぱり、アイウエオ順だったらアイウエオ順にしないと、どういう順番かという、そういうのがありますから、そこはやってもらいたいなと。もう一つは、やはり副委員長も委員と同じだから、やっぱりちゃんと期日を守ってみんなと統一してやっていただかないといけないと思います。
 
○山田 委員長  では、一応コメントの並び等については、一番順当なのはアイウエオ順なんでしょうね。そういうことで、もう一度、これは皆さんから集めたやつをそのままぱっと載せただけなんで、ちょっとここはそういう意味では整理はされておりませんので、了解しておいてください。
 それでは、きょうの委員会については、これで終了したいと思います。どうもお疲れさまでした。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成20年3月18日

             自治基本問題調査特別委員長

                       委 員