平成20年議会運営委員会
3月11日
○議事日程  
平成20年 3月11日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成20年3月11日(火) 14時00分開会 14時50分閉会(会議時間 40分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席議員
岡田委員長、本田副委員長、久坂、石川、野村、三輪、小田嶋、高野、助川、藤田の各議員
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、田中次長補佐、小島次長補佐、原田議事調査担当担当係長、久保担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第38号傍聴環境の改善を求めることについての陳情
2 次回議会運営委員会の開催について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に藤田委員を指名した後、本日は陳情審査のため、先例にかかわらず正・副議長は出席しないことを確認した。
 次に、陳情の取り扱いについて事務局から、陳情提出者から発言の申し出がある旨の報告があり協議した結果、これを確認した。ここで陳情提出者発言のため一たん休憩した。
               (14時02分休憩   14時12分再開)
 再開後、日程に沿って次のとおり審査を行った。
 1 陳情第38号傍聴環境の改善を求めることについての陳情
 事務局から説明を聴取し、審査を行った結果、本陳情については継続審査とすること、今後、議会運営検討会において協議することを確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○岡田 委員長  それでは、事務局から説明をお願いいたします。
 
○事務局  陳情第38号傍聴環境の改善を求める陳情につきまして、事務局から御説明させていただきます。
 陳情提出者の方から6項目御提示がございました。まず1項目めとしまして、発言が聞き取れないことについてということでございます。
 記者会からの申し出によりまして、平成19年12月定例会から全員協議会室のレイアウトを変更いたしました。記者席をドアの近くに変更したことによりまして、小スピーカーの位置を事務局席の隣としたために、以前に比べれば傍聴席、傍聴者の方にも距離が近くなりまして、環境は改善されたと考えてございます。特にこの件については、事務局としては問題がないかと考えてございます。
 なお、マイクの使用につきましては委員会審査中、委員長さん、または事務局から随時注意を促しているところでございます。
 次に資料の数、資料準備が不適切であるということでございますが、傍聴者の定員は全員協議会室15名、第1委員会室5名とし、先着順としてございます。これは平成18年1月11日開催の議会運営検討会におきまして確認されたものでございます。
 次に本会議場における傍聴者に対する資料については、議案集は閲覧とすること、本会議場当日、議員さん方に配付される資料につきましては、できるだけ配付すること、部数は傍聴者の理解を得られるよう、またむだにならないよう配慮するということで、これも1月11日の議運検討会で確認をされてございます。なお、部数につきましては、議運検討会の議論の中で、二、三名に1部程度という発言があったことを踏まえまして、本会議場では5部、委員会でも同様の5部としております。また、資料については本会議場と同様、回覧後回収してございます。さらに傍聴者用資料に、通しページを振るということでございますけれども、今現在は考えてございません。
 次に資料回収は不適切という御提示でございます。傍聴者が委員会審査の内容を把握しやすいように資料を配付、回覧に供しているものであり、特定の資料を入手したい場合は行政資料コーナーで写しの交付を求めることが公平な取り扱いであると考えてございます。
 次に傍聴席にテーブルをという御提示でございます。現状では物理的に困難と考えてございます。特にこの第1委員会室の場合は非常に狭うございます。現状を見ていただければわかるとおりに、テーブルつきのいすはちょっと難しいのかなと考えてございます。
 次に傍聴者が入室できない場合の配慮ということでございます。現状では現在の定員が限界であり、委員会のネット中継について検討する中で、例えばロビーに置いて、委員会室内の状況を視聴できるような方法を、今後検討していくことは可能かと考えます。以上で説明を終わります。
 
○岡田 委員長  ありがとうございます。今、事務局からも説明を受けましたけれども、陳情者の発言もございましたが、この中で質疑等々行っていただければ、事務局の方からも発言がございましたので、言っていただければありがたいと思いますが。
 
○三輪 委員  議運の検討会に私も出席していて、何しろ私も住民の立場で傍聴したときにこういう思いを感じました。資料の不適切というところは非常に感じておりまして、傍聴枠にあわせて資料数を整えることをネットとしても議運検討会で要望したと思いますけれども、そのときは二、三名に1部ぐらいでというような、先ほども御発言があったというところで一応落ち着いたんですけれども、やはり傍聴していて、何が何だかわからない中で資料を見ないで傍聴するのというのは、非常に困難さを伴いますので、回収するということは必要だと思うんですけれども、決定していなかったりということで、資料を回覧ではなく、傍聴に入れた方には各1部で見ていただくということはできるんだと思います。その辺はこの議運の中で少し考慮ができたら、議論ができたらと思っております。
 それから、いすなんですが、テーブルつきのいす、よく大学の授業なんかでありますよね。割とコンパクトにできているので、今この部屋で言えば少し横の机を移動して、コンパクトなテーブルつきのいすという形だったら、私は可能だと思っているんですが、その辺もちょっと検討できたならと思っております。以上です。
 
○岡田 委員長  ありがとうございました。ほかの委員さん、いかがでしょうか。
 
○助川 委員  十分に聞き取れませんというのは、私この第1委員会室におけるね、例えば議運だとか、この前も1日2常任委員会があったので、この部屋だと聞き取りにくいのかなと。全協はマイクをもう使っていますからね。マイクを使用するように要望しますということは、ここの部屋でのマイクかなと。
 それから、ちょっといつも気になっているのは、マイクに口つけてしゃべってくださいというのがあるんだよね。それから、きのうなんかも、ふぁーと変な音が出たり。あのマイクが悪いのか、安いものを買ってきたのか。要するに、あのマイクは口つけないと聞こえないのか、聞こえないようになってしまうのか。こんな話で普通、今だったらマイクこんな離したって聞き取ってくれるんだけれども、こうっていうのは珍しいんだよね、今どきは。だから、そういうマイクなのかということを、それから、この第1委員会室にマイクを新年度予算で、次の年でもいいと言っていましたよ。そういった考えはあるんですか、事務局は。
 
○事務局  委員会室のマイクでございますけれども、当時はかなり優秀な機器ではなかったかなとは思っております。現在は確かに聞き取りづらい点もあろうかと思います。しかしながら、声が小さいとやはり聞き取りづらいところがあると私も感じておりました。
 会議場で委員長なり、また事務局なりでちょっと聞きづらい点につきましては、こちらの方からもう少し大きい声でというのは促していますので、傍聴者の方にも聞き取りは十分に可能だというふうには思っております。
 
○助川 委員  この第1委員会室におけるマイクというのを検討されているというか、検討しようと思っているんですか。
 
○事務局  現段階では、こういう非常に狭い部屋でございますので、マイク等というのは今考えてございません。私もこうやってお話ししまして、十分に皆様にもお伝えができるのかなと感じておりますので、その辺はちょっと、必要であれば今後の検討という形になろうかと思います。
 
○助川 委員  ともかく議会に、今何を議会では議論しているんだろうと関心を持っていただくためにも、傍聴者の方にもっと多く来てもらいたいというのは当たり前のことで、それはやっぱり聞き取りづらい、聞き取れないという以上は、やはりそれにこたえていく責任がまたあると思うんですよね。
 それから、資料の配付でも、三輪委員もお話があったように、二、三人に1部というのは議運の検討会で決めたようだけれども、やはり決めたことに議会事務局はそれに適切に従っているのかもしれないけれども、やっぱり来た方には全員に配るということをこの検討会で決めれば対応せざるを得ませんよね。それから、なぜ持ち帰っちゃいけないのかというのは、ちょっと私にもわからないんですよね。この辺はいかがでしょう。
 
○事務局  資料につきましては、原局サイドから、部数でいいますと委員会では30部、原局の方で用意させていただいています。内訳としまして、議員さん用としては15部、報道関係・広報課に7部ですね、あと傍聴者の方には5部、行政資料コーナーに1部、それから局長・次長に1部ずつということで、30部用意させていただいてございます。その30部につきましても原局側でぎりぎりまで時間かけてつくってございます。それ以上ということになれば、原局の方にちょっと確認しないと、今この場で、私どもで何とも言いがたいです。あくまでも委員会の中での資料というのは、審議のために必要な資料であって、それを持ち帰って確認をするということではなくて、審議する場で必要であるから、また傍聴者の方にもわかりやすいような形で委員さんとの同じものを配付しているということなので、それで御了承いただきたいと今は考えてございます。
 
○助川 委員  確かに傍聴の方は何人お見えになるかわからない。この前みたいに農業関係の方たちなんてロビーにも二、三十人いましたよね。だから何人来るかわからない要素があるけれども、ともかく資料は事前に、当然のように、当日ということはあり得ないので、数日前には用意ができているはずですよね。だから、やはり全員にそういった資料を、議員に配付される資料を当日どうしても見たい、いただきたいというときは、さっきの情報公開じゃありませんけど、事前に有料でその資料を買うというようなことに変えていけば、だから本当に申しわけないけれども、早いもん勝ちじゃないけれども、それもおかしいと思うんですよね。だから傍聴でお見えになる方は、資料が欲しい場合は情報公開制度にのっとって資料を買ってきてくださいというような考え方だってあると思うんですよね。何かこうやって狭いところで2人に1枚、3人に1枚、こんなの見たってわからないですよ。だから、というようなことの検討も私は必要かなと。そうすると、お金を出してまで買いたくないでしょう、買わなくていいよということだと思うんですよね。
 それから最後に、先ほどスクリーンというような話もあったけれども、議会ロビーにテレビでも置いて、委員会の内容を放映するというのは何か可能みたいなことを言っていましたけど、そういうことで理解していいんですか。
 
○事務局  今現在、本会議でインターネット中継を行っております。これはパソコンを使って見ていただく形ですが、本会議中は1階のロビー、または支所などで、テレビで放映をしております。そういう形を今度、平成22年度から委員会のインターネット中継を考えているわけでありますが、そのテレビを一つ、どちらかに備えつけてごらんいただければ、見ていただくことは可能でございます。
 
○岡田 委員長  ほかの委員さん、いかがですか。
 
○石川 委員  やっぱり開かれた議会にするためには、市民が参加しやすい環境づくりが必要だと思うんですけれども、委員会だと原局の数が多いんですね。もう目いっぱい入られるときもあるし、それも何か酸欠状態とか、気温が上がったりとか、そういった支障も生じてくるんですけれども、その分を減らして、なるべく傍聴者の方が、人数が入れるようにしていただきたいんですが、その辺はどうなんでしょう、事務局。
 
○事務局  以前にやはり人員減ということでも御指摘があったかと思います。原局側としても一定の見直しも考えてはいるところでございますけれども、やはり原局側では必要な人数だということで今の状況になってございます。
 
○石川 委員  原局側からすれば必要だということはわかるんですが、今のこの狭い状況の中で、また増設する、改造するのも予算がとれないというんだったら、何か考えていかないと、やっぱり市民の人たちからこういう陳情が上がっているんですが、対処していかなければいけないと思うんですね。一番手っ取り早くできるのはそこじゃないかなと私は思うんですが、その辺を原局の側と詰めていただきたいとは私は思うんですが、皆さんの意見を聞かないとあれなんですけど。
 
○岡田 委員長  ほかの皆さんいかがですか。
 
○高野 委員  これ、わかれば。横須賀はテーブルはどういうあれでしょう。
 
○事務局  横須賀市さんにつきましては、パイプいすですね、コンパクトなテーブルつきが10席用意されてございます。
 
○高野 委員  パイプいす、何でしたっけ。テーブルを聞いてるんです、私は。
 
○事務局  折りたたみのテーブルがついてございます。
 
○高野 委員  そういうのを用意しているわけだ。そうすると、それは、大きさ自体は今座られている、そういういすのような大きさですか。少し、もちろん前方にこう傾くだろうけど。
 
○事務局  私も委員さんが言われるとおりのものと思っています。
 
○高野 委員  全く無理だということじゃ、それは予算かかることですから、また別途それは議論が必要でしょうけど、できない話じゃないですね、これね。
 あと、先ほど質疑もありましたけど、持ち帰ることをやっているところは、これも一つもないということなんだけれども、要するに審議途中の、要するにそれが確定したというのかな、まだ審議している途中の資料だから、それを例えば持ち帰って、それを何か材料にして、何というのかな、行政決定されたかのごとく扱われると困るという意味なのかなとは思いますが、そこは踏まえた上であれば、これは法的にといっていいんですかね、できないことではないですか。
 
○事務局  委員会で審査日程を確認させていただいております。審査日程確認後に行政資料コーナーの方に1部お持ちしてございます。
 
○高野 委員  工夫は、先ほど助川委員もおっしゃったような手法も含めた、一定の手法をとれば、これは不可能ではないということがわかりました。
 あと、傍聴の数。傍聴の数についてもちょっと一言だけあれですけど、今、私、平成18年1月11日に議運検討会ですか、持っていますけど、これ本会議については確か、これは必ずしもコンクリートではなかった。この資料を見ても、部数については傍聴者の理解が得られるよう、かつ、むだにならないよう実態を踏まえて用意すると書いてある。これは本会議の方ですけどね。委員会の方は、こっちの第1委員会室とか第2が5席だから、その部数というふうに、たしかこれは数を決めたような気が、たしか記憶がありますけども、だから少なくともこれも、本会議については5部と上限とはなっていないですね、必ずしも。
 
○事務局  なってございません。本会議場では議事日程、質問者一覧表、また陳情付託一覧表につきましては数多く置きまして、おいでになられた傍聴者の皆様にお配りはさせていただいてございます。
 
○高野 委員  そうすると5部以上で既にやっていると。必要に応じて、6人以上来た場合ですね。
 
○事務局  議案集等はそのようにたくさんの部数は置いてございません。
 
○高野 委員  とりあえずいいです、質問としては。
 
○久坂 委員  私もちょっとメモのところで御確認したいんですけれども、ちょっとテーブルつきのいすは、ちょっとどのくらい予算かかるかわからないんですが、取り急ぎ署名をしていただくときに下敷きの分厚いようなやつがございますよね。ああいうのを取り急ぎ、ここの上に、画板というんですか、画板とかはとりあえずすぐ用意していただければ可能かということだけはちょっと確認したいんですが。
 
○事務局  まず、パイプいすにテーブルつきの金額でございますけれども、ちょっとお店によって違うんですけれども、大体3万から6万程度です。バインダー等を配付というのは、検討させていただいて、必要ということであれば用意が、すぐにというのは即答はできませんけれども、検討はさせていただきたいと思います。
 
○三輪 委員  一つ、皆さんの議論を聞いていて確認したかったことができて、職員の人数がすごく多いという、うちの議員からも発言ありましたけれども、次長や部長だけでは答え切れない、各課の質問にわたるということがあって、課長やその下の方たちがいらっしゃっているんだと思うんですけども、例えば、これはいろんなケースがあるかとは思いますが、その議案のところに関係するところだけ入るとか、交代にするとか、そういうような形は、いくらかは可能なんでしょうかね。どうでしょうか。
 
○事務局  先ほどもお話しさせていただいたんですけれども、一定の見直しをした中で、三輪委員おっしゃるとおりのことを今やってございます。その人数なので、その後に、例えば部内で、ちょっと調整ができるようであれば、またそれも検討という形になろうかと思います。
 
○三輪 委員  今がぎりぎりのところだというふうに私も解釈をしていたんですけれども、もう少し検討の余地もあるというようにちょっと受けとめましたので、その辺も考えていただけたらと思います。
 
○事務局  今の原局の職員のことで補足させていただきますと、総務常任委員会というのは比較的課ごと、ブロックごとの出入りが大きくて、言葉は、端的に言えば細切れ状態でやるんですけど、観光厚生なんかになりますと、健康福祉部ですか、あそこらあたりはいろいろな案件に及ぶ部分があって、それに対応するためにはやっぱり細切れでやれないところがどうしてもあるというところなので、我々事務局側とそれから原局、理事者側でその日の日程の組み方を検討する中で、なるべく少しずつというようなことは検討することは可能ですけれども、どのくらいできるかというのはちょっと宿題にさせていただきたいと思います。
 
○岡田 委員長  ほかの方はいかがですか。
 
○藤田 委員  資料の数の件なんですけど、当日に来た方にすべてお渡しすることはまず不可能ですよね。それと同時に、検討会で二、三人に1部の割合でということで、本会議場とで決めましたけど、ずっと長年見ていて、本会議なんかでもだれも入っていないときの方が多いくらいで、たまに1人、2人でね。たまに10人くらい、そういうような現状を見たときに、検討会でもそういうのを平均にならして、そのくらいにしましょうと。余分につくっても大変ですから。そういう結論が出ていると思う。委員会でもそうなんですね。やっぱり話題のあるものには大勢いらっしゃるけど、来ないときの方が多い。委員会の中でもほとんど来ない方が多いんじゃないかなと私は思っているんですけど、そういう中から平均的に検討した結果、こうなったというふうに私は認識しているところなんですね。
 それと分量の問題もあります。すごく量の多い資料もございますし、紙切れ1枚のときもございますし、そういうのを含めたときに、やはりすべてに同じようにというのは、やっぱりちょっと準備上、無理かなというふうに私は思っているんですけど、事務局、やっぱり来ないときの方が多いですよね、平均的に。
 
○事務局  19年の統計をとりましても、1年間で約260名の方が傍聴に来てございます。やはり常任委員会によっては人数にかなり差がございます。多いときで、建設常任委員会、これは19年1月から12月までなんですけれども、一番多い日で16名、この16名というのも多分入れなかった方もおられるのかなという気もしてございます。ここ、傍聴する方も非常に多ございます。
 
○藤田 委員  先ほど助川委員やほかの委員の言っている、皆さんと同じ考えでございますが、配付、この枠、部屋の枠の中から考えますと、やっぱり改善できるべきところはぜひしていただきたいと思うんですが、原局の職員の配置の問題なんか含めると、検討していただくと、傍聴席がもうちょっとふえてもいいのかなと思ったりもしていたんですが、そういう中でも我々審査の中で、審査している途中に関連する部局を呼んだり、またそういうこともかなり見受けられますよね。関連するからほかの部から呼んできて、関連で同じように質疑をしたいというような場面も随分記憶にあるんですけど、そういうことも考えたりすると、ある程度原局と精査しながら、一つでも二つでもいすの数がふえるようにはぜひしていただきたいと思うんですけど、そういう議会の審査の流れの中では、どうしても職員を大勢呼ばなければならないという事態も、やっぱりきちっと担保しておかなきゃ議会としてはいけないんじゃないかなというふうに思いますね。
 
○助川 委員  いろいろ考えていると、結局資料の配付だとか、傍聴席が狭いとか、いろんなもろもろの、聞こえないとかというようなことを解決するのは、先ほど触れた委員会の中継を議会のロビーでやっているというのが、ほとんどの問題を解決するような気がするんだよね。そこに資料を置いておく。聞こえる、見てる。それで流れがわかる。議会事務局にも張ってありますよね。それが22年、あと2年後。じゃなくて少しでも早く、21年でも次の年の予算に入れて、費用がどのくらいかかるのかちょっとわかりませんが、それに向けて努力してもらうということは、この陳情の願意がかなりのあれが満たされるような気がしますよね。係長はもう出てこなくていいとか、20くらい傍聴席を用意したけど1人もいなかったとか、だれも来なかったなんてことだって多いと思うんだよね。何のための検討会なのかというふうにもあるかもしれないんで、ここはとりあえず検討させてもらって、この陳情は継続にしてもらって、一日も早いテレビ放映をできるように強く要望するということじゃないのかな。
 
○本田 副委員長  平成22年の議会のインターネット中継、それの部分もそうなんだけども、私は今、観光厚生常任委員会にいるんだけど、この傍聴の問題もそうなんだけども、委員会をやっているときの環境というのも、傍聴だけじゃなくて委員として、委員会やっているときね、すごく暑くなるんですよ、湿度がすごい高くなるわけですよ。先ほど助川委員さん言われたとおり、この問題というのは、インターネット中継もそうだけれども、傍聴に限らない、もっと委員会のあり方というか、物理的なあり方とかね。そういった問題を話していくうちに、おのずとこの傍聴環境というのがよくなっていくのかなという感じはするんですね。
 そうするとやっぱり、扱いじゃないんだけど、これはやはり検討会なり、これのそれを発議して、そして解決していく。22年にはインターネット中継、じゃあそれを少し早くならないのかというのも議題の一つ。そういう中で、それまではできることはやっていくというようなことでありますから、この質疑の後に取り扱いがありますから、そういうところが一番の収束点というか、それなのかなと思うんですけども。やれることはやろうというのは事務局も考えていることだそうだからね。質疑だから。
 
○事務局  今後も検討項目として考えてございます。
 
○岡田 委員長  ほかに委員さん、何かございますか。
                  (「なし」の声あり)
 では質疑を打ち切ってもよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、質疑を打ち切ります。
 取り扱いを含めて、意見開陳を含めてよろしくお願いいたします。意見は今さっきいろいろと出されたんですが、取り扱いの協議をお願いいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○助川 委員  今、本田委員からお話のあったように、できることはすぐやるべきだと思うんでね。この中では持ち帰ることくらいは認めてもいいのではないか、資料をまた返せって。メモなんて書いちゃだめだというんじゃなくて、持ち帰っていいですよと。それから、スピーカーを記者席とかなんか言っていましたけれども、もう少しこっちにずらすとか、傍聴席の方へね。じゃなきゃ、もう一つスピーカーをつけるとかというようなことはできると思うんですよね。と私は思っているんだけども、あとはやはりちょっと時間がかなり要すると。いすに机をつけろというのも、3万から5万なんていう話もあったり、テレビ放映、インターネット放映なんかのこともあるから、あとのことはまたこれからの課題として、陳情は継続にするべきというふうに思っています。
 
○三輪 委員  議運検討会でも話し合っておりますし、また、先ほど発言した中で、改善に向けて再検討していくという話ですので、助川議員もおっしゃるように、これは継続にして、できるところから取り上げていってほしい。私は先ほども申し上げましたけども、資料については、やはり少しむだになるという可能性もありますけれども、大体多く来そうだなと思う委員会などには少し配慮ができるのかなということもありますので、そういう配慮をやっていっていただきたいと思っております。
 
○久坂 委員  今、各委員さんからお話ございましたとおり、もう着手できることは早急にやっていただくということで、あとの扱いにつきましては検討会で話しながら、委員会の物理的な運用を考えていくといった感じで、継続の扱いにしていただければと思います。
 
○高野 委員  6点ありましたけども、全体としてはすごくお気持ちとしてはよくわかることで、ごもっともな内容としては、ことだというふうに思っております。皆さんからも今いろいろありますけれども、マイクの使用だとか、比較的されているものもあれば、予算づけが必要で、十分な検討が必要なものまで、いろいろあるわけですけれども、やはりどのくらい傍聴にいらっしゃるかという、そことの関係も率直なところあるということと、先ほど本田委員からもあったように、部屋自体が狭いという根本的な問題、これはここに書いてある陳情の中身よりもはるかに大きな問題ですから、そういうところの解決がやはり必要。そういうところから来る矛盾だと思うんですね、ここにある要望もね。ただ、そうはいっても、先ほど助川委員が言ったような配付資料の持ち帰りのことだとか、あとはテーブルについても、これは横須賀市でパイプいすみたいな形で実施しているということでありますから、こういうことも積極的に検討していくという意味で、そういう意味で継続として積極的に検討していきたいと思います。
 
○藤田 委員  結論的には継続です。皆さんほかの委員さんおっしゃっているように、できるところからということでございますが、とにかく1日も早くモニター、スクリーンの設置を、先ほど助川委員さんもおっしゃっていましたけど、ここが解決すれば、傍聴者に、ここに出てくるような陳情の内容が解消されるんではないかというふうに思いますので、22年と言わず、1日も早いことで準備をしていただきたいというふうに思います。あとは物理的、また原局との兼ね合い、そういうのも含めて検討していただいておきたいということでございます。
 
○岡田 委員長  全会一致といいますか、皆さんの総意が、できるものはすぐ直ちにやってほしいと、ほかのものについても議運検討会で協議しながら、順次実現していこうというような取り扱いをやれということなので、そのような取り扱いにさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、陳情につきましては継続ということで、よろしいですか。そのような取り扱いでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、陳情については継続ということで、そのように取り扱わせていただきます。
 
○事務局  ただいま継続審査が確認されました陳情第38号につきまして、最終本会議において閉会中継続審査要求を行うことについて、御確認をお願いいたします。
 
○岡田 委員長  今、事務局の説明がございましたけど、そのように取り扱ってもよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、そのように取り扱わせていただきます。
2 次回議会運営委員会の開催について
 協議した結果、3月25日(火)午後1時に開催することを確認した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成20年3月11日

             議会運営委員長

                 議 員