平成20年観光厚生常任委員会
2月19日
○議事日程  
平成20年 2月19日観光厚生常任委員会

観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成20年2月19日(火) 10時00分開会  23時10分閉会(会議時間 2時間54分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
吉岡委員長、森川副委員長、本田、野村、渡邊、岡田、藤田の各委員
〇理事者側出席者
相澤市民経済部長、北村市民経済部次長兼産業振興課長、讓原市民経済部次長兼市民活動課長、森山大船支所長、出田玉縄支所長、嶋村観光課長、大谷産業振興課課長代理、野田(重)市民課長、石井こども部長、安部こども部次長兼こどもみらい課長、相川保育課長、黒岩保育課課長代理、鷲塚こども相談課長、小川(研)健康福祉部長、山本健康福祉部次長兼福祉政策課長兼福祉事務所長、佐藤健康福祉部次長兼障害者福祉課長、塚本生活福祉課長、出澤高齢者福祉課長、野田(充)高齢者福祉課課長代理、松平障害者福祉課課長代理兼あおぞら園長、安田障害者福祉課課長代理、山田市民健康課長、磯崎保険年金課長、勝山環境部長、塩崎環境部次長兼環境政策課長、近藤資源循環課長、柿崎施設建設担当担当課長、石井(貞)環境保全推進課長、大坪環境保全推進課課長代理、諸石名越クリーンセンター所長、池田(成)今泉クリーンセンター所長、杉山深沢クリーンセンター所長兼笛田リサイクルセンター所長
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、小島次長補佐、田中次長補佐、谷川担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち市民経済部所管部分
2 報告事項
(1)原油価格高騰に伴う経営安定資金融資の対象要件の拡大について
3 議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうちこども部所管部分
4 議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち健康福祉部所管部分
5 議案第76号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
6 議案第77号平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
7 議案第79号平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
8 報告事項
(1)特別養護老人ホームの整備に係る進捗状況について
9 陳情第41号後期高齢者医療制度に関する政府への意見書提出を求める陳情
10 報告事項
(1)生ごみの資源化について
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○吉岡 委員長  おはようございます。ただいまより、観光厚生常任委員会を始めたいと思います。
 会議録署名委員の指名をいたします。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員の指名をいたします。森川千鶴副委員長にお願いいたします。
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○吉岡 委員長  それでは、本日の審査日程の確認をしたいと思います。
 お手元に配付しております審査日程のとおりでよろしいでしょうか。
 
○岡田 委員  審査日程の1ページ目の最後の方で、環境部関係で、日程第10報告事項(1)生ごみの資源化についてという報告事項がございますけども、これにつきましては、昨年の12月議会で、当委員会で、陳情第21号関谷地区に生ごみ処理施設を建設する計画に関する陳情というのが出たかと思うんですが、これについては、取り扱いが閉会中継続審査ということになっておりますので、この報告を聞くという前に、この陳情の取り扱いについて、結論を多分出さなきゃいけないのかなというふうに思いますので、できましたら、日程第10の報告事項の前にそのことを確認させてもらえればありがたいなというのが1点です。
 2点目は、ごみの広域化のことがございますので、たしか逗子との関係で地域計画というのがたしかあろうかと思うんですね。これは1月30日にたしかできてると思いますので、これは委員の皆さんに配付していただければありがたいなと、こんなふうに思います。以上です。
 
○吉岡 委員長  今、岡田委員から2点についてございましたが、1点目の12月議会に出されました陳情の審査について取り扱ってほしいということでの御意見でございましたけれども、それについていかがでしょうか。
 陳情は継続になっておりますけれども、その取り扱いについて、今、継続審査ということになっておりますが、それを改めて審査してほしいということだと思います。そうですね。
 
○岡田 委員  はい、そうです。
 
○本田 委員  それは、この日程第10の報告を聞いてから。聞く前に。
 
○岡田 委員  聞く前が適当ではなかろうかというふうに思っています。その理由は、ここにお手元にもう各委員さんのところに、バイオ・リサイクルセンターに関する説明会等経過一覧というこういうものが出てきておりまして、この報告事項について、了承あるいは聞きおくというような態度になろうかと思うんですが、ということは、これを了承する、了承しないの前に態度をはっきりしておかないと、これ報告聞いてどうなのという、何というか報告を聞いた後の各委員の態度というか、まあ私だったら私が了承だったら了承、聞きおくんだったら聞きおくということを言わなくちゃいけないんで、その前の方がよろしいんじゃないかというふうに私は思っていますけど。
 
○吉岡 委員長  休憩をとります。
               (10時05分休憩   10時15分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。
 休憩中の論議の中で日程の確認の中では、ごみの問題については、まず報告を聞いてみようということで皆さん合意いたしましたので、そのまま続けさせていただきます。
 もう1点のごみの地域計画ですか、それについては、原局に資料要求をするということで確認させていただきます。よろしいでしょうか。どうぞ。
 
○本田 委員  日程第10をまず聞くでしょう。それで聞いた段階で、その日程どおりに、これを出さないとかね、出せませんよと、日程もう決まっちゃってんだから出せませんよということではないということをね、そういうことは確認させてください。
 
○吉岡 委員長  休憩中にもそのような話をさせていただきましたが、改めまして、皆様の合意で、また発言していただくということは、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 そのことも含めまして確認させていただきまして、現状の日程確認ということではそのまま進めさせていただきます。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、陳情提出者の発言について、事務局からお願いいたします。
 
○事務局  日程第9陳情第41号後期高齢者医療制度に関する政府への意見書提出を求める陳情については、陳情提出者、鎌倉市社会保障推進協議会、代表者山内寿代様から本日通院のため来庁できないため、委任状により代理者として同協議会事務局、星忠男様から発言を求められておりますので、取り扱いについて御協議、御確認をお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、報告どおり取り扱いいたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは、市民経済部関係に入ります。
 日程第1「議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち市民経済部所管部分」について原局から説明を願います。
 
○讓原 市民経済部次長  議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち市民経済部所管部分について、その内容を説明いたします。
 平成19年度鎌倉市補正予算に関する説明書の24ページをお開きください。10款総務費、5項総務管理費、35目支所費は148万5,000円の減額で、大船支所の経費は空調用室内機の取りかえ修繕料の執行差金を減額しようとするものです。26ページに移りまして、10款総務費、15項戸籍住民基本台帳費、5目戸籍住民基本台帳費は6,609万4,000円の減額で、戸籍・住基事務の経費のうち、職員給与費は職員の配置がえなどによる減額を、住基ネットワーク事務は住民基本台帳ネットワーク用として設置している機器の賃借料の差金を減額しようとするものです。
 続きまして、42ページをお開きください。25款労働費、5項労働諸費、5目労働諸費は615万1,000円の減額で、労政一般の経費は職員の配置がえなどにより職員給与費を減額しようとするものです。
 44ページに移りまして、30款農林水産業費、5項農林水産業費、10目農林水産業総務費は290万3,000円の減額で、農林水産業一般の経費は職員の配置がえなどによる職員給与費の減額を、15目農林水産業振興費は1,284万3,000円の減額で、水産業振興の経費は腰越漁港改修整備事業実施設計業務委託料及び改修整備工事費の執行差金を減額しようとするものです。
 46ページに移りまして、35款商工費、5項商工費、5目商工総務費は271万5,000円の追加で、商工一般の経費は職員の配置がえなどにより職員給与費を追加しようとするものです。10目商工業振興費は483万1,000円の減額で、商工業振興対策の経費は商業振興共同施設設置費補助金及び商工業元気up事業費補助金の執行額確定による差金を減額しようとするものです。
 48ページに移りまして、40款観光費、5項観光費、5目観光総務費は364万5,000円の減額で、観光一般の経費は職員の配置がえなどによる職員給与費の減額を、10目観光振興費は599万7,000円の減額で、観光振興の経費のうち、観光振興事業は観光協会運営費補助金の執行額確定による差金の減額を、観光施設整備事業は、公衆トイレ改築工事設計業務委託料の執行差金の減額をしようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○岡田 委員  ちょっと忘れましたけど、44ページ、45ページなんですが、農林水産業一般の経費で、これはたしか、あれは何だったかな。ほかのところでもたしか私指摘させていただいたかと思うんで、ちょっとどこの場所かちょっと忘れちゃったんですが、農林水産業でこれ林業ないんで、そのときに林はとりますよみたいなことを言われたと思うんですが、またここに書いてありますんで、別に何てことはないんですが、そこら辺どういう御認識なのか。
 
○讓原 市民経済部次長  確かに決算等審査特別委員会だったか観光厚生だったか、そういった御質問を受けまして検討させていただきますとお答えいたしました。それで、今年度につきましては、今回補正予算ということでそのまま従前の考え方でやらしていただいておりますけども、また、これについては改めて違う機会でその辺の考え方をはっきりとあらわしていきたいというふうに考えてございます。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。
 
○岡田 委員  はい。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。
 質疑を打ち切ってよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、質疑を打ち切ります。
 総務常任委員会への送付意見ありますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 なしを確認いたします。
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○吉岡 委員長  それでは、日程第2報告事項(1)「原油価格高騰に伴う経営安定資金融資の対象要件の拡大について」原局から報告願います。
 
○産業振興課課長代理  報告事項(1)原油価格高騰に伴う経営安定資金融資の対象要件の拡大について、御報告いたします。
 お手元に資料をお配りしてございますが、資料に沿って御説明申し上げます。
 このたびの措置は、昨年来の原油価格高騰の影響により、仕入れ価格の上昇を製品やサービスに価格転嫁することが難しく、収益が圧迫されている中小企業者を鎌倉市中小企業融資の経営安定資金融資の対象に加えようとするものでございます。
 鎌倉市中小企業融資の経営安定資金は、鎌倉市中小企業融資条例におきまして、経済的事情の急激かつ著しい変化により必要となった運転資金及び設備資金と定められている融資資金でございます。融資限度額が1,000万円、融資利率が年利1.5%、融資期間7年以内などとなってございます。
 現行の融資対象者の要件といたしましては、1年以上継続して同一事業を営んでいる中小企業者であることなど、お手元の資料に記載のとおり、?から?までの要件を定めてございます。特に?の要件は、最近の売上げが過去の売上げよりも減少していることを定めております。
 一方、今回拡大いたします融資対象者の要件といたしましては、?の売上げ減少の要件のかわりに、右欄に記載のとおりア中小企業信用保険法に基づき国が指定した不況業種、これは現時点で115業種が指定されておりますが、特に原油高関連といたしましては、クリーニング業、自動車運送業、強化プラスチック製容器製造業などがございますが、これらに該当すること。さらに、イといたしまして、最近の平均売上高に占める原油などの平均仕入れ価格の割合が、前年よりも上昇していること、という要件を定めたものでございます。
 この措置によりまして、現行の売上げ減少の要件に当たらない場合でも、原油等の仕入れ価格の割合が上昇した場合は、経営安定資金融資の対象になるというものでございます。
 なお、経営安定資金融資を利用した場合は、神奈川県信用保証協会に支払った信用保証料のうち最大10万円までの助成が受けられるとともに、融資実行後2年間にわたり、支払い利子の50%の助成が受けられます。
 この措置につきましては、平成20年2月20日から実施を予定しております。
 以上で、報告を終わらせていただきます。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑を行います。質疑のある方はどうぞ。
 
○本田 委員  ちょっと教えてほしいんですけど、これ拡大したというのはどこが拡大したんですか。
 
○産業振興課課長代理  お手元の配付資料の、要件でございますけれども、今までの現行では?から?、?の中で直近3カ年のいずれかの同時期の売上高と比較して売り上げが下がった方だけを現在対象にしてございますけれども、右欄のアとイ、これが今度新たに設ける基準でございますけれども、この要件によりましては、売上高だけではなくて、仮に売り上げが上がったとしても、それ以上に仕入れ価格が上がった場合には、当然収益が圧縮されますので、そういう方も今度対象にしようということで定めましたものでございます。
 
○本田 委員  わかりました。それで、これはどういうふうにその融資というのはされるんですか。
 
○産業振興課課長代理  融資の実際の実務のお話だと思いますけれども、事業者の方が、この経営安定資金でございますので、現在、取り扱いの金融機関にお申し込みをいただくんですけども、そのときに、当然県の信用保証協会の保証を受けていただくというのが前提になります。この保証を受けるに当たりまして、先ほど御説明の中で不況業種115業種と御説明申し上げましたが、セーフティーネットの関係で不況業種がおおむね3カ月に1回国から公表されてますので、その不況業種に該当しているかどうか、それがまず判断基準になります。
 その中で、先ほど申し上げましたアイに該当する方については、今まではその要件だけでは経営安定資金の融資は受けられなかったんですけども、今度そのアとイの該当者の方も経営安定資金の融資を受けるということで、これは本市が年間合わせまして3億円ですけども預託金を出しているんですけども、その預託を受けた銀行から融資を受けるという形になります。その融資を受けられて、なおかつ信用保証協会の保証が当然ついていますので、融資を受けた方には先ほど申し上げましたとおりに、保証料の10万円までの補助とそれから2年間利息の50%の助成をすると、そういう制度になっています。これは一連の流れの中でそういう申請等も御案内してまいりますので、おおむね申請、申し込みから実際の融資の実行が終わって利息等の支払いが受けられるまで、おおむね1カ月から1カ月半ぐらいを見込んでおります。
 
○本田 委員  その具体な話になりますけど、どこの金融機関でもいいというわけではないんだ。
 
○産業振興課課長代理  本年度の取り扱い金融機関は、スルガ銀行それから東日本銀行、湘南信用金庫の3行でございます。
 
○本田 委員  そこに行って、この経営安定資金の融資をしてほしいというふうに業者とか法人が行くわけですね。そうすると、じゃあ信用保証協会の保証をとりますよと、その10万円上限で出しますよと。その払った利子の50%を2年間にわたって補助しますよと、そういうことなんですか。
 
○産業振興課課長代理  そのとおりでございます。
 
○本田 委員  このペーパーには東日本銀行とかそういうのは書いてないけども、これを周知させる何ていうんですかパンフみたいなのはあるんですか。
 
○産業振興課課長代理  本融資は、既にチラシ等で御案内申し上げております。経営安定資金の貸し出しの要件の話でございますので、既存のパンフレットに新たな貸し出し部分のパンフレットをつけてこちらの周知をしていこうというふうに思っております。
 
○本田 委員  それで、この融資利子の助成、利子補給みたいなものですね。この2年間の50%、これは財源はどこなんですか。
 
○産業振興課課長代理  本年度予算が補正を含めまして約500万予算がございまして、今現在で約120万ぐらい予算の残がございます。この事務が先ほど申し上げましたとおり、申し込みから大体一月なり一月半という日数がかかりますので、本年度内につきましては、現在持っております予算で十分対応できるというふうに見込んでおります。ですから、現存の予算の範囲内で対応したいというふうに考えております。
 
○本田 委員  そうですか。それでこの利子の助成、融資利子の助成は、これはどこから来てるんですか、その金は。国から来てるんですか。市から、市単独で出しているんですか。
 
○産業振興課課長代理  市単独でございます。
 
○本田 委員  それで、その3億を預託しているというんだけども、その3億預託しているのは、何だっけ東日本銀行、湘南信金、それからもう一つ何だ、スルガね。それは3億ずつですか。
 
○産業振興課課長代理  本年度の預託の内訳を申し上げます。スルガ銀行が3,000万円、湘南信用金庫が1億4,600万円、東日本銀行が1億2,400万円。これはそれぞれ昨年度の取り扱い実績等を参考にして、その割合を定めております。
 
○本田 委員  これはあれなんですか。利子補給をするに当たってのその預託金というのは、これは毎回そういう形でその市中銀行にお願いしている、今回3行という形なんだけど、そういう預託金制度というのはあるんですか。
 
○産業振興課課長代理  今の3億の預託金なんですけども、これは市の融資の本体に使われるお金でございまして、利子につきましては、別の予算をいただいております。単年度ごとでございます。
 
○吉岡 委員長  補足ですか。はい、どうぞ。
 
○産業振興課課長代理  済みません。ちょっと今、質問の趣旨を間違えまして、今、預託の制度のお話でございますね。預託の3億円につきましては、毎年度3億を預託をして、年度末にそれをそっくり返していただきます。そういう仕組みになっております。
 
○本田 委員  そうですよね。ほかにもありますよね。どこだっけ、労金だ。労働費である。2億9,000万。3月31日に返してもらって、また4月1日にというそういう形になっているわけだけれども、こういうその制度をするに当たって、その預託金制度をしないとだめなんですか。こういう制度というのは、やらないとだめなんですか。
 
○産業振興課課長代理  本融資につきましては、鎌倉市の中小企業融資条例に基づいて、その中で預託制度を採用しておりますので、それにのっとってやっております。
 一般論の話ということであれば、それはいろんな方策がありますので、ただ深く研究してないので、この場でお答えができないのがちょっと残念なんですけども、以上でございます。
 
○本田 委員  その制度はわかるんですけど、そうすれば市中銀行にしても実害というかね、そういうのはないだろうし、一つの担保になるわけだからね。だけど、そういうふうにやんなきゃいけないのかな。
 
○産業振興課課長代理  そうしなければいけないのかという御質問でございますけれども、預託金につきましては、銀行がそれぞれ融資目標というのを設けておりまして、その預託金をもとにして預託額の約4倍程度までを貸し出すという、そういう一応目標的なものをそれぞれの金融機関は持っております。そのための4分の1になりますけども、基本的な原資として預託をしておりますので、そういう意味では銀行にとって何ていいますかね、ある意味運用のしやすいお金というふうには認識しております。
 
○本田 委員  そうすると今、例えばどこだっけ。東日本銀行が3,000万だっけ。そうすると、おおむね東日本銀行だったら三四の1億2,000万はおおむね貸しますよということなんですね。そうすると、今も大体1億2,000万ぐらい東日本銀行でこの制度を使って融資を受けていると。
 
○産業振興課課長代理  本年度、まだちょっと年度途中でございますけども、1月現在の金額で申し上げますと、今、3,000万はスルガ銀行なんですけども、4倍だと1億2,000万が融資目標です。融資目標に対して実際の融資額というのが2,426万です。ちなみに湘南信金は融資目標が5億8,400万のところ1億8,400万の融資を実行しております。東日本につきましては、4億9,600万の目標のところを約1億3,000万の融資をしております。率にして、大体平均で約27%強の融資率になっております。
 
○本田 委員  そうすると、その預託した27%の消化率というか融資率ですよね。そうすると、預託している金が多いから銀行は得をするんだね。
 
○産業振興課課長代理  そういうことで計算すれば、確かに得をすると言えば得をすると思います。というのが、そのお金でほかに運用が可能なわけですから、そういう意味では確かに得をしていると思います。
 
○本田 委員  だから、そのおおむね4倍というわけだから、預託し過ぎてるということになるわけですか。
 
○産業振興課課長代理  済みません。ちょっと補足をさせてください。
 今のはあくまでも融資目標額との比率でございましたですけども、例えば、東日本銀行は1億2,400万円の預託をしております。実際に、東日本銀行が貸し出したのが1億3,000万ですので、預託してる金額よりはプラス多く使っているというのは事実でございます。また、湘南信用金庫につきましても、1億4,600万の預託ですけれども、貸し出しをしているのが1億8,400万ということで、これも預託よりも多い金額を貸し出しております。ただ、スルガ銀行は預託金額自体が3,000万と少ないんですけども、そこが2,400万の貸し出しということで、これから見ますと、おおむね預託金額の大きな部分につきましては、それ以上の融資を実行されて、これはまた1月末現在の話でございますので、2月、3月で特に不景気の最中のものがこれから上がってくる予定でございますので、この率というのは、もうちょっと上がってくると思います。
 
○本田 委員  だから、おおむねその預託した4倍の融資、融資額が目標なんですよというわけですよね。要は、その預託しているときには、これは金利つかないわけですから、利息はないわけでしょう。でも、普通に市中銀行に預けている場合は、これは普通預金にしても微々たるものかもしれないけども、まあ大きい額ですからね。それをできるだけその融資目標額につまり4倍のその数字にしておく、それがほぼ100%にしておく部分でその制度を活用するときには、これは一番いい状態、この制度としてはね、いい状態なわけでしょう。今言われたのは、原資を考えてるわけだけども、でも本来4倍のその部分が融資の目標額なんだから。だから、その目標額をその100%に近づける努力というかね、それを目標にその預託金額を設定しなければ、ただ単にそれ以外のね、ただの普通融資をすればもらえるんだけど、預託の場合はゼロなんだから。その部分というのは、もうちょっと精査した方がいいんじゃないのかなと思うんだけど、どうなんですか。
 
○産業振興課課長代理  端的に申しまして、預託預金というのが利息なしの普通預金ということで預け入れをさせていただいています。ただ、このメリットというのが急激な金融変化で銀行が何ていいますかね、左前といいますかね、なったときにでもこの預金については保証されるという、そういう安全策をまず優先させていただいています。
 そういう状況でございますので、今後金融機関なんかの動向もやはりずっと見ていかなきゃいけないと思いますけれども、今現在は金融が非常に何ていいますかね、不安定な部分も若干あると。横浜銀行につきましても、やっと公的資金返済し終えて、また、新たにこういうところに参入したいというそういう希望もございますけれども、そういうような状況がまだありますので、今しばらくちょっと様子を見る意味でやはり安全の方をとらしていただきたいというふうに思っております。
 
○本田 委員  いやいや、わかるんですけど、だけどもその安全策。それは私、安全だと思うし、何ていうんですか、その預託金が普通だったら一口座1,000万でしたか守られるのがね。そうじゃなくて、ちゃんとこれ全額守られますよというそれも私初めて聞いたけれども、要は、そこじゃなくて、その4倍を目標にしているんであれば、今27%というけれども、4倍のね、できるんだったらその4倍の100%に近づけて、その制度を活用していくというのがこの制度のお互いのメリットなんじゃないかなと思うんだけども。だから、今、融資額が今預託額より多いですよというのは、それはそうなんだけど、まあ少ないのも1件ありますよと。だけども、本来はその4倍をめどにしているわけだったら、それをやんないと、その預託金の額が多過ぎるんじゃないのかなというふうには思うんだけども、どうなんですか。
 
○産業振興課課長代理  まさにその点が非常に課題の部分でおっしゃるとおりだと思います。そういうこともございますので、私どもも今度のこの制度も含めまして、新たないろんな今、市でできることは何かないかといろいろ考えながら、それからもう一つは、やはり周知、事業者の方にこういう制度があるんですよというそういう周知がいまいち不足している部分がございますので、その辺について新たに開拓するなりにして努力をしていきたいというふうには考えております。
 
○本田 委員  そうなんですよ。そこはそれでいいんだけども、要は、対金融機関なんですよ。対市中金融機関で、金融機関にしてみれば、例えば1億円のね、1億何千万の利子のつかないね、言うならば金を、これ1年間じゃないわけだ、まあ一応1年間ごとの単年度決算ですから区切るわけだけども、ずっと貸しっぱなしになるわけだね、鎌倉市からすれば。市中金融機関にしてみれば、その利子も払わないでずっともらい続けられるわけですよ。もらい続けるというのは貸してもらえるわけですよ。これほどいいものはないわけですよね。ましてや、鎌倉市だからそんな難しいこともないし、それであれば、それはありがたい話でしょう。だって、その金融機関にしてみればね。それだったら、おおむね4倍の目標があるんだったら、それを100%に近づけるだけのこの努力と、営業の努力も必要なんだけど、もしそれでやるんであれば、その預託金の額を引き下げる、それで100%に近づける。それで、もし足りなくなるんだったら補正でもいいじゃないですか、それは。そういう形のはどうなんですかね。
 
○産業振興課課長代理  今おっしゃるとおりだと思います。今、3億円という枠の中で、たまたま三つの金融機関ですけれども、来年度につきましては、さらに1行ふえる予定でございます。3億円というのは決まらないで、一つふえればそれだけ1行あたりの預託金額が平準化といいますか少なくなってきますので、それぞれ金融機関同士の恐らく競争もその中で生まれてくると思います。そういう意味もありますので、金融機関との懇談の際には、そういう面を強く申し上げたいというふうに思っております。
 
○本田 委員  まあ一つよろしくお願いしますね。要は、これはあれなんですよ。例えば、大谷課長代理がね、3億円持っていますと、3億円持っていてこういう制度もやりますと。一つは、これは制度ですから、利子がね、つかない金、これはしょうがないなと。だけども、もし自分の金であれば、もうちょっと運用の仕方があるんじゃないかなと思うんですね。それ以外のむだとは言わないけども、消化率が27%、目標の27%だ、後の70%ぐらいはじゃあほかにね、利息がとれるところに自分だったらば預けるでしょう。だって3億円ですよ。自分の金だったら私そうすると思うんです。皆さんもどうですか、それ。私そう思いますよ。3億円あったらね、ないけど。
 だけど、そういうだから、いいや、人の金だからね、人の金というか、市の金だから、別におれがもうかるわけでもないし、それに、そんなことを言うと、また金融機関からも何か嫌な担当になったなとかさ、言われるとかなにか思うから、そういう部分でね、言わないのかもしれないけども。自分の金だったらさ、もっと運用するでしょう。普通に。そう思わない。
 
○産業振興課課長代理  あくまで金融の原則的な考えです。それはもう原資があればそれを運用してその利益を得るというのは、恐らくどなたでもそう思われると思います。公金においてもそうできるものについては、なるべくそういうふうにしていくというのが恐らく市の考え方だと思いますので、こういう公金を預かっていろんな制度をやっておりますけれども、そういう考え方を念頭に置きながら、制度を十分活用して、あるいはPRしていきたいというふうに思っております。ありがとうございました。
 
○本田 委員  結構です。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。
 
○森川 副委員長  ちょっと私も同じことを聞こうと思っているので、ちょっと重ならないことだけ。済みません。実際に普通、預託金というのは4倍融資ですよね、4倍融資になった実績というのは今までにあるんですか、過去に。4倍融資いっぱいまで使ったこと。
 
○産業振興課課長代理  今、昭和60年からの資料をちょっとざっと見たんですけども、4倍までいったというのはありません。
 
○森川 副委員長  そうだとするんであればね、やっぱり本田委員おっしゃったように、やっぱりその預託金の額はもう少し精査するべきではないかなということが1点。
 それから、もう一つお聞きしたいんですけれども、今回は原油価格高騰に伴う経営安定化資金ということで、原油価格が主な理由として挙げられていますよね。ただ、4月からは小麦関係なんかも30%上がる。小麦粉ね。ということになりますと、多分製麺業者とかパン製造業とかにもかなり影響が出てくると思いますが、それも要するに、例えば、この要件に当てはまればオーケーということになるわけですよね。売上高とかと。原油に限られるわけではないですよね。
 
○産業振興課課長代理  恐らく、不況業種115業種の中に、指定は今現在されているものもあります。ただ、おっしゃいましたとおり、4月以降そういう不況というのが当然目に見えておりますので、該当させられるものはなるべく該当させていきたいというのが私どもの考えでございますので、なるべくそのようになるように検討していきたいと思います。
 
○森川 副委員長  もう一つ、さっき市単の事業だというふうにおっしゃいましたけれど、やはり近隣自治体他市も同様なやっぱり制度は行っているということでしょうか。
 
○産業振興課課長代理  おおむね似たような制度はございます。仔細については、それぞれ特色ある制度をやっていると思いますけども、おおむね行っております。
 
○森川 副委員長  済みません。ちょっと一つ教えていただきたいんですけど、担保というところありますよね。これ必要に応じてというふうに書いてありますよね。この担保をとる場合というのはどういう場合なんでしょうか。
 
○産業振興課課長代理  これはやはり融資でございますので、信用保証協会あるいは金融機関がその事業者さんのやはり資産ですとか、そういうものを着目した中でどうしても必要だと思われる分については、とらざるを得ないというふうなそういう状況というふうに聞いております。
 
○森川 副委員長  先ほど2007年度の1月までの実績をお聞きしたんですけれども、昨年度の件数としては何件ぐらいあるんでしょうか。
 
○産業振興課課長代理  昨年度の実績でございますけども、経営安定資金といたしましては、実際の融資申し込みがあって融資したのは5件でございます。
 
○森川 副委員長  済みません。5件というふうにおっしゃっていて、今回ね、ことしのさっきの額を聞いたらかなり多い額ですよね。じゃあ、ことしはもう既に何件なんでしょうか。
 
○産業振興課課長代理  経営安定資金につきまして申し上げますと3件でございます。ただ、融資全体ではことしは既に19件でございます。
 
○吉岡 委員長  補足はありますか。
 
○産業振興課課長代理  若干の、融資制度について補足をさせていただきます。鎌倉市の中小企業融資制度というのが大きく分けまして三つございます。一つが今言いました経営安定資金の融資、それから、そのほかに創業資金ですとか事業資金という三つの融資がございまして、今回拡大しようとしているのは、その経営安定資金の方でございます。
 融資全体で見ますと、平成19年度は、今現在で先ほど申し上げましたとおり、経営安定資金については3件、事業資金については13件、創業資金については3件の融資の申し込みがございました。合わせて19件です。金額にいたしまして、約1億1,000万ほどの融資でございます。
 
○森川 副委員長  わかりました。経営安定化資金の利用者よりほかの創業資金とかそちらの方の利用の方が多いということですね。だから、それも含めてその3億ということですね。
 
○産業振興課課長代理  そのとおりでございます。
 
○森川 副委員長  わかりました。
 
○吉岡 委員長  いいですか。ほかにございませんか。なければ、質疑を打ち切ります。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承かどうか確認いたします。
                  (「はい」の声あり)
 了承を確認いたしました。
 それでは、市民経済部職員退室、こども部職員入室のため、休憩といたします。
               (10時58分休憩   11時05分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。
 事務局から、はい、どうぞ。
 
○事務局  先ほど岡田委員の方から御要望がありまして、委員会で各委員に配付の御要望がございました資料ですが、環境部の方から鎌倉地域循環型社会形成推進地計画(案)が、今の休憩中にお手元に配付させていただきましたので、御確認をお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは、日程第3「議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうちこども部所管部分」について、原局から説明願います。
 
○安部 こども部次長  議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうちこども部所管部分について御説明いたします。
 平成19年度鎌倉市補正予算に関する説明書の32ページを御参照ください。
 15款民生費、10項児童福祉費、5目児童福祉総務費、児童福祉一般の経費は1,085万1,000円の追加で、給与改定等に伴う職員給与費を追加。
 34ページにまいります。子育て支援の経費は1,670万6,000円の減額で、子育て支援センター整備事業は、深沢子育て支援センター建設工事の入札執行差が生じたことにより工事請負費を減額、子ども会館・子どもの家管理運営事業は、アルバイトの賃金及び関谷子どもの家の仮設開設期間が短期間で終了したことによる賃借料を減額、10目児童支援費は175万4,000円の減額で、児童手当の経費は児童手当の受給者数が当初見込みを下回ったことにより扶助費を減額、施設保育の経費のうち、私立保育所等入所事業は、入所児童数が当初見込みを上回ったことにより扶助費を追加、認可外保育施設助成事業は、対象児童数が当初見込みを下回ったことにより補助金を減額、15目母子福祉費、母子等福祉の経費は1,965万2,000円の減額で、児童扶養手当の全額支給者数が当初見込みを下回ったことにより扶助費を減額、20目児童福祉施設費は7,185万6,000円の減額で、保育所の経費のうち、公立保育所管理運営事業は、清掃業務など入札執行差が生じたことにより減額、公立保育所整備事業は、深沢保育園の整備で建設工事などの入札執行差が生じたことにより委託料及び工事請負費を減額いたしました。
 58ページにまいります。55款教育費、5項教育総務費、25目幼児教育奨励費、就園の経費は800万円の減額で、私立幼稚園等就園奨励費補助金について、当初見込んでいた助成の対象者数の減により扶助費の減額を行おうとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入ります。御質疑のある方はどうぞ。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。それでは、質疑を打ち切ります。
 総務常任委員会の送付意見はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 なしを確認いたしました。
 こども部職員退室、健康福祉部職員入室のため、休憩といたします。
               (11時08分休憩   11時11分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第4「議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち健康福祉部所管部分」について、原局から説明を願います。
 
○山本 健康福祉部次長  議案第73号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち健康福祉部所管部分について御説明いたします。
 なお、本件の職員給与費につきましては、いずれも職員の異動等に伴う補正でございます。
 平成19年度鎌倉市補正予算に関する説明書の32ページを御参照ください。
 15款民生費、5項社会福祉費、5目社会福祉総務費は6,131万5,000円の減額で、国民健康保険等の経費は保険基盤安定負担金繰出金など国民健康保険特別会計への繰出金を340万の増額を、介護保険等の経費は介護保険運営経費など介護保険事業特別会計への繰出金を5,880万円の減額を、15目障害者福祉費は8,473万7,000円の追加で、障害者福祉の経費の障害者福祉運営事業は、自立支援法サービス利用計画作成の対象者数が当初の見込み数を下回ったことにより委託料の減額を、障害者福祉手当の支給対象者が当初の見込み数を下回ったことにより扶助費の減額を、障害者施設福祉事業は、知的障害者施設入所者数及び通所者数が当初の見込み数を下回ったことにより扶助費の減額を、障害者在宅福祉事業は、身体障害者訪問入浴サービスの利用者数が、当初の見込み数を下回ったことにより委託料の減額を、住宅設備改造費補助金が、当初の見込み額を下回ったことにより補助金の減額を、更生医療給付費の対象者が、当初の見込み数を上回ったこと及び障害者自立支援給付生活介護事業の対象者数が、当初の見込み数を上回ったことにより扶助費の増額を、障害者就労支援事業は、障害者雇用奨励金が、当初の見込み額を下回ったことにより、報償費の減額を。就労継続及び就労支援のための訓練等給付費が、当初の見込み額を上回ったことにより扶助費の増額を、障害者医療の経費は支給額が当初の見込み額を上回ったことにより扶助費の増額を、20目障害者施設費は1,567万4,000円の減額で、障害児等放課後余暇支援施設建設に係る工事請負費の減額を、25目老人福祉費は1億6,344万5,000円の追加で、高齢者福祉の経費の高齢者施設福祉事業は、養護老人ホーム入所者が当初の見込み数を下回ったことに伴い、扶助費の減額を、高齢者在宅福祉事業は、配食サービス事業の利用対象者数が当初の見込み数を下回ったことにより、委託料の減額を、高齢者生活支援事業は、紙おむつ等支給事業の利用実績額が、当初の見込み額を下回ったことにより、委託料の減額を、介護サービス利用者支援事業の利用者数が、当初の見込み数を下回ったことにより扶助費の減額を、老人医療の経費は老人保健医療事業特別会計への繰出金は1億8,070万円の増額を、高齢者活動の経費の社会参加・生きがい対策事業は、デイ銭湯事業の実施場所である常楽湯の緊急漏水工事に伴い、事業の実施回数の減により、委託料の減額を。
 説明書34ページに入りまして、10項児童福祉費、5目児童福祉総務費、小児医療の経費は7,088万円の減額で、小児医療助成費の昨年度拡大部分の支給が当初見込みを下回ったことにより、審査手数料及び扶助費の減額を、15目母子福祉費、ひとり親家庭等医療の経費は340万円の減額で、支給が当初見込みを下回ったことにより、審査手数料及び扶助費の減額を。
 説明書36ページに入りまして、20項災害救助費、5目災害救助費は100万円の追加で、火災による災害弔慰金の増により、負担金の増額を。
 説明書38ページに入りまして、20款衛生費、5項保健衛生費、5目保健衛生総務費は1,318万5,000円の減額で、保健衛生一般の経費は保健医療福祉センターの基本構想策定コンサルタント委託を行わなかったことにより委託料の減額を、10目予防費は722万円の減額で、インフルエンザ接種者数が当初の見込み数を下回ったことにより、医薬材料費及び委託料の減額を、15目健康管理費は4,133万円1,000円の追加で、保健の経費の老人保健事業は、65歳以上の健康診査及びがん検診の受診者数が当初の見込み数を上回ったことにより委託料の増額を、健康審査の経費の結核検診事業は、結核検診の受診者数が当初の見込み数を下回ったことにより、委託料の減額を、基本健康診査事業は、基本健康診査の受診者数が当初の見込み数を下回ったことにより、委託料の減額を、肝炎検診の受診者数が当初の見込み数を上回ったことにより、委託料の増額を、がん検診事業は、子宮がん検診等の受診者数が当初の見込み数を上回ったことにより、委託料を増額するものであります。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入ります。御質疑はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。それでは、質疑を打ち切ります。
 総務常任委員会の送付意見ありますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 なしを確認いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは、日程第5「議案第76号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、原局から説明願います。
 
○保険年金課長  議案第76号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の内容につきまして御説明いたします。
 平成19年度鎌倉市補正予算に関する説明書の116ページを御参照ください。
 まず、歳出から御説明いたします。5款総務費、5項総務管理費、5目一般管理費は1,650万7,000円の減額で、職員の配置がえ、育児休業等に伴う職員給与費等の減額を、10項徴収費、5目賦課徴収費は439万3,000円の減額で、職員の配置がえ等に伴う職員給与費等の減額を。
 118ページに入りまして、10款保険給付費、5項療養諸費、5目一般被保険者療養給付費は1億5,000万円の減額で、一般被保険者に係る療養給付費が当初の見込み額を下回ることにより減額を、10目退職被保険者等療養給付費は4億4,200万円の減額で、退職被保険者に係る療養給付費が当初の見込み額を下回ることにより減額を、15目一般被保険者療養費及び20目退職被保険者等療養費はそれぞれ1,000万円の減額で、いずれも一般被保険者及び退職被保険者等に係る療養費が当初の見込み額を下回ることにより減額を、10項高額療養費、5目一般被保険者高額療養費は2,000万円の追加で、一般被保険者に係る高額療養費が当初の見込み額を上回ることにより追加を、10目退職被保険者等高額療養費は2,500万円の減額で、退職被保険者等に係る高額療養費が当初の見込み額を下回ることにより減額を。
 120ページに入りまして、15款5項老人保健拠出金、5目老人保健医療費拠出金は6,114万3,000円の追加、15目老人保健事務費拠出金は5万4,000円の減額で、それぞれ老人保健制度における本市の拠出金額が確定したことに伴う追加及び減額を。
 122ページに入りまして、17款5項5目介護納付金は214万5,000円の減額で、介護保険第2号被保険者の1人当たり負担額が確定したことに伴う減額を。
 124ページに入りまして、27款5項基金積立金、5目運営基金積立金は15万1,000円の追加で、預金利息の積み立てに伴う追加を。
 126ページに入りまして、30款諸支出金、5項償還金利子及び還付加算金、10目退職被保険者等保険料還付金は103万の追加で、保険料過誤納付還付金の支払いに充てるための追加を、15目国庫支出金返納金は5,337万5,000円の追加で、前年度の療養給付費負担金が確定したことに伴い追加するものです。
 次に、歳入について御説明いたします。112ページに戻りまして、5款5項国民健康保険料、5目一般被保険者国民健康保険料は1億9,472万円の減額で、保険料を確定する際の必要保険料の再計算の実施に伴い、保険料賦課額を縮減したことによる一般被保険者の保険料収納額の減少により減額を、20款国庫支出金、5項国庫負担金、10目療養給付費等負担金は4,499万9,000円の減額で、一般被保険者に係る療養給付費が当初の見込み額を下回ることによる減額を、10項国庫補助金、10目後期高齢者医療制度創設準備事業費補助金は450万円の追加で、後期高齢者医療制度に係る創設準備事業費の補助額が確定したことに伴う追加を、25款5項5目療養給付費交付金は3億8,760万円の減額で、退職被保険者等の療養給付費が当初の見込み額を下回ることに伴う減額を。
 114ページに入りまして、30款県支出金、5項県補助金、15目財政調整交付金は1,183万3,000円の追加で、一般被保険者に係る高額療養費が当初の見込み額を上回ることにより追加を、38款財産収入、5項財産運用収入、10目利子及び配当金は15万1,000円の追加で、基金に対する預金利息に伴う追加を、40款繰入金、5項他会計繰入金、5目一般会計繰入金は340万円の追加で、保険料の軽減措置に係る額の確定等による追加を、45款5項5目繰越金は8,303万5,000円の追加で、前年度からの繰越金の確定に伴い追加するものです。
 以上、歳入歳出それぞれ5億2,440万円の減額で、補正後の総額は167億1,760万円となります。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入ります。質疑のある方、どうぞ。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。それでは、質疑を打ち切ります。
 御意見はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 意見を打ち切ります。
 それでは、議案第76号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について採決に入ります。
 原案賛成の方の挙手を願います。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして可決されました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第6「議案第77号平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)」について、原局から説明を願います。
 
○保険年金課長  議案第77号平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)の内容につきまして、御説明いたします。
 平成19年度鎌倉市補正予算に関する説明書の140ページを御参照ください。
 まず、歳出から御説明いたします。5款総務費、5項総務管理費、5目一般管理費は3,461万6,000円の減額で、職員の異動等に伴う職員給与費等の減額を。
 142ページに入りまして、10款5項医療諸費、5目医療給付費は11億円の追加で、医療費の増加に伴う追加を、10目医療費支給費は5,600万円の追加で、老人保健高額医療費などの現金分医療費の増加に伴う追加を。
 144ページに入りまして、15款諸支出金、5項5目償還金は8,531万6,000円の追加で、前年度の精算に伴う県への返還金及び一般会計への繰出金を追加しようとするものであります。
 次に、歳入について御説明いたします。136ページに戻りまして、5款5項支払基金交付金、5目医療費交付金は10億7,648万5,000円の追加で、医療費の全額を支払基金が負担する対象者の増加による追加を、10目審査支払手数料交付金は23万1,000円の追加で、前年度の交付額の確定に伴う追加を、10款国庫支出金、5項国庫負担金、5目医療費負担金は1億1,174万8,000円の減額で、年度内交付額の減少を見込み減額を、15款県支出金、5項県負担金、5目医療費負担金は1,412万円の追加で、歳出の医療給付費等の増加に伴う追加を、20款繰入金、5項他会計繰入金、5目一般会計繰入金は1億8,070万円の追加で、国庫負担金の年度内交付額の減少を見込み追加を。
 138ページに入りまして、25款5項5目繰越金は3,598万5,000円の追加で、前年度からの繰越金の確定に伴う追加を、30款諸収入、5項雑入、5目第三者行為納付金は1,092万7,000円の追加で、第三者行為納付金を追加するものであります。
 以上、歳入歳出それぞれ12億670万円の追加で、補正後の総額は165億4,540万円となります。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。質疑を打ち切ります。
 御意見はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 意見を打ち切ります。
 それでは、採決に入ります。
 議案第77号平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)について、原案賛成の方の挙手を願います。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして原案可決されました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第7「議案第79号平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原局から説明願います。
 
○高齢者福祉課課長代理  議案第79号平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の内容について御説明いたします。
 平成19年度鎌倉市補正予算に関する説明書の168ページを御参照ください。
 まず、歳出から御説明いたします。5款総務費、5項総務管理費、5目一般管理費は1,458万7,000円の減額で、介護保険一般の経費の運営事業は地域密着型サービス運営委員会の開催回数の減に伴う委員報酬の減額と郵便料等の減額を、職員給与費は職員の異動等に伴う減額を、介護認定調査審査の経費は介護認定審査会の開催回数の減に伴う委員報酬の減額を。
 170ページに入りまして、10款保険給付費、5項介護サービス等諸費、5目給付諸費は3億2,800万円の減額で、介護サービス等諸費の経費の介護給付事業、施設給付事業及び地域密着型介護給付事業は、いずれも事業費が当初見込みを下回ったことに伴う減額を、介護予防サービス等諸費の経費の介護予防給付事業及び介護予防住宅改修給付事業、高額介護サービス等の経費、特定入所者介護サービス等の経費、特定入所者介護サービス等給付事業は、いずれも事業費が当初見込みを上回ったことに伴う増額を。
 172ページに入りまして、12款5項5目地域支援事業は1,895万4,000円の減額で、介護予防事業の委託料及び包括的支援事業における地域包括システムの賃借料が当初見込みを下回ったことに伴う減額を。
 174ページに入りまして、25款5項基金積立金、5目介護給付等準備基金積立金は2億363万1,000円の追加で、前年度の介護給付費に対する保険料の余剰分等を介護給付等準備基金に積み立てるための追加を。
 176ページに入りまして、30款諸支出金、5項5目償還金及び還付加算金は2億9,551万円の追加で、前年度の精算に伴う国・県負担金と支払基金交付金への返還金及び一般会計への繰出金を追加するものです。
 次に、歳入について御説明いたします。162ページに戻りまして、15款国庫支出金、5項国庫負担金、5目介護給付費負担金は6,235万円の減額で、保険給付費の減額に伴う減額を、10項国庫補助金、5目調整交付金は2,975万3,000円の減額で、保険給付費の減額に伴う減額を、25目地域支援事業交付金は642万4,000円の減額で、地域支援事業費の減額に伴う減額を、20款県支出金、5項県負担金、5目介護給付費負担金は4,425万円の減額で、保険給付費の減額に伴う減額を、15項県補助金、10目地域支援事業交付金は321万3,000円の減額で、地域支援事業費の減額に伴う減額を。
 164ページに入りまして、25款5項支払基金交付金、5目介護給付費交付金は1億168万円の減額で、保険給付費の減額に伴う減額を、10目地域支援事業支援交付金は250万4,000円の減額で、地域支援事業費の減額に伴う減額を、30款財産収入、5項財産運用収入、5目利子及び配当金は171万7,000円の追加で、介護給付等準備基金の運用利子の増に伴う追加を、40款繰入金、5項5目一般会計繰入金、5節介護給付費繰入金は4,100万円の減額で、保険給付費の減額に伴う減額を、7節地域支援事業繰入金は321万3,000円の減額で、地域支援事業費の減額に伴う減額を、10節その他一般会計繰入金は1,458万7,000円の減額で、介護保険運営経費の減額に伴う減額を、10項基金繰入金、5目介護給付等準備基金繰入金は5,336万7,000円の減額で、地域支援事業費の減額に伴う基金繰入金の減額を。
 166ページに入りまして、45款5項5目繰越金は4億9,822万4,000円の追加で、前年度からの繰越金の確定に伴い追加するものです。
 以上、歳入歳出それぞれ1億3,760万円の追加で、補正後の総額は105億4,630万円となります。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入ります。御質疑はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。それでは、質疑を打ち切ります。
 御意見はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 意見を打ち切ります。
 議案第79号平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について採決に入ります。
 原案賛成の方の挙手を願います。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして原案可決されました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第8報告事項(1)「特別養護老人ホームの整備に係る進捗状況について」原局から報告願います。
 
○高齢者福祉課長  報告事項(1)特別養護老人ホームの整備に係る進捗状況について御報告いたします。
 社会福祉法人湘南愛心会が、県立大船工業技術高等学校跡地に整備している特別養護老人ホームかまくら愛の郷は、長期入所90床、ショートステイ20床、デイサービス定員20名の施設として、2月末に建設工事が完了する見込みであり、その後、認可手続、職員研修等を経て、本年5月開設に向け予定どおり進んでおります。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。それでは、質疑を打ち切ります。
 了承かどうかの確認をいたします。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承を確認いたしました。
 それでは、関係外職員退出のため休憩といたします。
               (11時35分休憩   11時39分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第9「陳情第41号後期高齢者医療制度に関する政府への意見書提出を求める陳情」について、審査に入ります。
 陳情提出者から発言の申し出がありますので、休憩といたします。
               (11時40分休憩   11時45分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。
 原局からの説明を願います。どうぞ。
 
○保険年金課長  陳情第41号後期高齢者医療制度に関する政府への意見書提出を求める陳情につきまして、保険年金課から本市の状況について御説明させていただきます。
 平成18年6月21日に公布された健康保険法等の一部を改正する法律によりまして、老人保健法の一部が改正され、老人保健法は、後期高齢者の医療の確保に関する法律と改称されました。そして、同法に基づきまして、75歳以上の高齢者と65歳以上74歳までで一定の障害のある方を対象とします後期高齢者医療制度が平成20年4月1日から開始されます。
 この制度の運営主体は、神奈川県内のすべての市町村が加入する神奈川県後期高齢者医療広域連合となりますが、昨年11月16日に開催されました広域連合議会第2回臨時議会におきまして、平成20年・21年度の保険料率等が決定され、現在、4月1日の制度開始に向け、広域連合事務局及び市町村はその準備を進めているところでございます。
 それでは、陳情の要旨に対します本市の状況等につきまして、御説明いたします。
 まず1点目、保健事業、健診事業への財政支援を行うことについてですが、健診事業に対する国の財政支援につきましては、広域連合を通じた間接補助として国庫補助が予定されております。このため、本市市民健康課において実施する75歳以上の方の健康事業の財源は、国から広域連合への補助金を含む広域連合からの補助金、市の一般財源及び健診受診者からの利用者負担金となる見込みでございます。
 次に、2番目の、療養給付費の定率交付は12分の4を確保し、調整交付金は国において別枠で確保することについてでございますが、御指摘のとおり、都道府県間の被保険者の所得格差による財政力の不均衡を調整する仕組みが設けられております。神奈川県は、全国平均に比べまして被保険者の所得が高いため、定率交付の12分の3を除く12分の1のうち40%、年間で約160億円がカットされます。このカット分が保険料に上乗せされるため、本県の被保険者にとりましては負担増となるものでございます。
 この問題につきましては、平成19年9月12日付で、神奈川県を含む1都3県、神奈川県以外では東京都、千葉県、埼玉県でございますが、の広域連合長の連名で、調整交付金の別枠交付として緊急要望を行っています。所得の低い道県への財政支援は必要と考えますが、所得の高い都府県の被保険者にとりましては負担増となるため、緊急要望のとおり、調整交付金の別枠交付は必要なものと考えております。
 続きまして、3点目の、後期高齢者医療の新たな診療報酬体系については、治療に必要な適切な医療確保を前提とすることについてでございますが、後期高齢者医療制度は、高齢者の心身の特性や生活実態などを踏まえ、創設されたものでございます。
 そのため、社会保障審議会後期高齢者医療のあり方に関する特別部会においても、後期高齢者医療の診療報酬体系の骨子は、1番目としまして、74歳以下の方に対する医療との連続性。二つ目として、これまでの老人診療報酬の取り組みの継承、この二つを基本とした上で、外来医療、入院医療、在宅医療及び終末期医療について、その診療報酬上の評価のあり方について検討を行うべきとしております。
 後期高齢者の具体的な診療報酬の内容や点数につきましては、去る2月13日に中医協(中央社会保険医療協議会)から答申が行われましたので、その結果により医療給付が行われるものと理解しております。
 4点目の、高齢者が将来にわたって適切で、安心して医療を受けられることができるよう給付と負担のあり方など、さらなる制度のあり方について検討を行うとともに、検討の結果、必要となる財源については国において検討することについてでございますが、被用者保険の被扶養者に対しまして、保険料の軽減措置いわゆる凍結措置が追加されるなど、見直しが行われております。制度開始後においても新たな課題が発生する可能性はあると思われ、必要に応じ検討を行うこともあると考えています。なお、財源を伴う見直しにつきましては、その負担を国等へ求めることも必要になることがあると思われます。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、御質疑のある方、どうぞ。
                  (「なし」の声あり)
 よろしいですか。それでは、原局に対する質疑を打ち切ります。
 では、これは国、政府への意見書の提出を求める陳情でございます。それでは、皆様どうぞ。取り扱いについて、どうぞ。
 
○岡田 委員  この陳情、4点ありますけども、私も4番目あたりはここら辺がそうだなというふうには思います。ただ、原局の方の説明もございましたけども、まだ平成20年4月1日から制度発足ということなんで、それを見ながらいろいろと改革していかなきゃいけないことがあるのかなということを思います。今、予測されてこういうふうにいろいろと言われているんですけども、もう少し制度が発足した後にきちっとやっていくというか、意見書を出されたらいいんじゃないかなというように私は思っておりますので、もう少し様子をみたいとこんなふうに私思っております。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。渡邊委員も御一緒ですね。
 
○渡邊 委員  はい。
 
○吉岡 委員長  じゃあどうぞ。続きまして、どうぞ。
 
○本田 委員  確かに今、岡田委員が言われたとおり、まだ発足してないですから、今回は出さなくていいんじゃないですか。
 
○吉岡 委員長  ほかの方はどうですか。
 
○藤田 委員  意見書なんで、結論は継続に扱いたいと思っています。ただし、御承知のように、日本の高齢化率は世界のトップを走っていて、これから先もこの高齢者に対する医療費の高騰というか、ふえることは間違いない中で、今の現状の医療費の3分の1を高齢者が使っているという、こういう現実を踏まえた上で、やはり将来的に本当に維持できるような制度にしていかなきゃならないということが大前提だというふうに私は思います。
 ただし、ここの4点述べられていますけど、本当に御指摘のとおりだなというふうに思って、私たちも党を挙げて何とかこの制度を維持しつつ、皆さんに理解していただこうということでやってまいりました。そういう中で、この制度そのものを理解してない市民の方も随分見受けられますので、しっかり、制度の背景を含めて市側に御説明願って、スムーズなスタートをまずやっていただくということと、現状いろんな問題点が出てきたときには、また改めて制度そのものも見直すというふうになっていますので、私たちもしっかり見きわめていきたいというふうに思っております。
 
○野村 委員  まさに藤田委員と全く同意見なんですけれど、今回診療報酬の改定に答申案が今出ましたね。その中で、骨子として7項目ぐらいありまして、その中でも75歳以上の後期高齢者医療の診療報酬を新設、こんな答申も含めて、今、国の方でもやっとですね、今このように動き出したというような感じがします。
 私も今後、こういった答申も踏まえた推移を見守っていった方がいいんではないかなと、こんなような気がいたします。
 
○森川 副委員長  私も継続としたいと思いますけども、ただ、ここに書かれている4点についてはね、私ももっともだと思われる部分がかなりありますので、実際に制度が始まっていない中では、やはり今継続というふうには考えますけれど、ただ、後期高齢者にとってはかなりの負担が出てくるというところで、本当に制度の維持がきちんとしていけるかどうかという、そこら辺はかなり課題があると思いますので、制度が始まってから、また改めて課題があるようでしたら意見書提出というふうにするべきではないかというふうに考えます。
 
○吉岡 委員長  それでは、皆様から御意見が出まして、継続ということでさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 継続と確認します。
 それでは、健康福祉部職員退室、環境部職員入室のため、休憩といたします。
               (11時57分休憩   13時30分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第10報告事項(1)「生ごみの資源化について」原局から報告を願います。
 
○施設建設担当課長  報告事項(1)生ごみの資源化について、御報告させていただきます。
 まず、(仮称)バイオ・リサイクルセンターに関する地元説明などの経過でございますが、お手元の資料1の左側のナンバーの14番以降を御参照ください。
 昨年12月12日に当委員会に、陳情に係る経過説明をさせていただきましてから、翌13日に玉縄自治町内会連合会理事会において、これまでの説明会の概要や要望書の受理について、また、用地取得のための補正予算議案の上程を2月議会に繰り延べたことなどについて説明させていただきました。
 次に、説明会では、特に安心、安全な施設なのかどうかについての御意見や御質問が多く寄せられましたので、これらを取りまとめ、改めて意見交換を行う中で、地元の皆様やや農業者の皆様の御懸念や御不安の解消を目指していくこととし、まずは建設予定地直近にお住まいの皆様とのお話し合いの機会を持つため、昨年12月21日に鎌倉プライエムきしろ1階ホールを会場に意見交換会を企画いたしましたが、当日は6名の方々がお集まりになるにとどまり、出席者からの中止の申し出もあり、来場者への対応は行いましたが、意見交換会としては中止といたしました。
 そうした状況ではありましたが、施設に対する安心、安全についての説明については、私ども行政としての責務と考え、12月21日の意見交換会で配付予定だった資料を地元住民の皆様へ戸別ポスティングによりお渡しいたしました。その資料がお手元の資料2−1でございます。
 その後、12月26日には、玉縄まちづくり協議会からのお申し出により、玉縄自治町内会連合会との合同で東京都大田区城南島の民間バイオガス施設の見学会を実施したほか、年明けの1月10日に開催された同玉縄自治町内会連合会理事会におきまして、玉縄地域の皆様を対象に、市主催の意見交換会を1月中旬以降開催させていただくことについて御説明させていただきました。
 これに基づきまして、開催周知を図りまして、本年1月18日及び25日に玉縄学習センター第4集会室にて意見交換会を開催いたしました。このときは、お手元の資料2−1にお手元の資料2−2を追加配付いたしまして意見交換を行いました。
 ここでお時間をいただきまして、資料2−1及び資料2−2について、御説明させていただきます。資料2−1、資料2−2を御参照くださいませ。
 資料2−1は、平成19年10月から11月にかけまして5回開催させていただきました、市主催の説明会や自治・町内会からの要請に基づき開催した説明会において行われた主な質問、意見に対する回答を整理したものでございます。
 1ページから5ページまでは、説明会の進め方や処理方法、候補地の選定、広域化、車両や道路などについて、主な質問と回答を記載させていただきました。
 次に、6ページから10ページにつきましては、御質問、御意見の特に多かった安心、安全に関する主な質問と回答を記載させていただきました。
 施設の安全性につきましては、病原菌や地震対策などについて、また、環境負荷につきましては、臭気や騒音、振動、大気への影響、水質汚濁、景観などにつきまして記載をさせていただきました。
 また、安心、安全に関する主な質問と回答の補助資料といたしまして、11ページでは病原菌や寄生虫がどのくらいの熱で死滅するのかについての表とグラフについて、12ページは、日本国内のある民間のバイオガス化施設が地元自治体向けに提出した、環境協定による測定項目と測定記録でございます。
 13ページから14ページにかけては、建設予定地の近景及び遠望を示した写真です。撮影時期は昨年6月で、以前建っていた施設の解体作業中のものでございます。
 次に、資料2−2を御参照ください。平成19年11月に実施しましたメーカーヒアリングの結果をまとめたもので、A社からJ社までの10社につきまして、メタン発酵方式別に安心・安全面、環境面、建物等の意匠面、経済性について、それぞれ聞き取りを行った内容を記載してございます。
 本年1月18日と25日に開催させていただきました意見交換会でこの資料を配付いたしまして御説明させていただいた中では、施設の安心・安全面につきましては、一定の御理解をいただいたと感じております。
 その他の御意見としては、稼動したときにこれらの基準を守るということが担保されるのか。環境測定を行い、データを公表し、基準を超えたときは運転を停止するなど協定として締結していく考えはあるか。また、予定用地は分譲住宅として開発手続中と聞くが開発は中止されたのか。用地選定では、市内各地の公平性を十分検討したのか。最初に計画を持ってくるときにもっと農家のことを考えてほしかった。また、関谷に建設するということは環境部としての判断か、市長決裁を得ているのか、などの御質問や御意見がございました。
 また、全市的には1月20日から22日にかけまして5回開催いたしました鎌倉市廃棄物減量化等推進員の地域別会合において、(仮称)バイオ・リサイクルセンターの概要や役割につきまして123名の推進員の皆様に御説明いたしました。この中では、特に反対意見はございませんでした。
 また、1月31日には、安心、安全にかかわる地元の住民の皆様や農業者の皆様の御不安、御懸念を少しでも解消していただけるよう、先進市であります京都市の環境局職員であり、京都大学大学院客員准教授でもあります中村一夫氏を講師にお招きし、バイオマス・リサイクルの取り組みとしてセミナー講演会を開催いたしました。お手元の資料3を御参照ください。これは、当日使用しましたパワーポイントの内容でございます。
 京都市では、生ごみからメタンガスを取り出す実証試験を平成11年度から行い、今後は平成25年度の稼動を目指して、家庭などから出る生ごみのバイオガス化施設を建設することになっているものでございます。セミナーでは、バイオマス・リサイクルの技術について、わかりやすい説明をいただきました。
 また、これまでは、施設の建設について地元である玉縄地域に限定して説明会等を実施してまいりましたが、今後は、ホームページ等を通じまして(仮称)バイオ・リサイクルセンターの概要について、特に安全性や環境負荷への対策などを広く周知していきたいと考えております。
 なお、資料2−1及び資料2−2につきましては、2月13日に市のホームページに登載させていただきました。
 続きまして、(仮称)バイオ・リサイクルセンターに関する御要望について御報告いたします。
 資料4を御参照ください。本市農業委員会から、本年1月25日付で市長あて、生ごみ処理施設建設計画についてと題しまして、(仮称)バイオ・リサイクルセンターが鎌倉市にとっては必要な施設であることは認識しているが、建設予定地は関谷農業振興地域内に位置していることから、計画に当たっては、地域農業者の理解が得られるように配慮するよう御要望をいただきました。
 農業委員の皆様へは、昨年10月25日に、(仮称)バイオ・リサイクルセンターの概要について御説明申し上げ、また、御意見をいただきました当日の1月25日にも、御意見をいただく前に、意見交換会と同様の資料をもとに再度説明をさせていただいたところでございます。
 次に、資料5を御参照ください。2月4日に、鎌倉市地区別農業代表者として、有志代表3名の方々より、関谷地区に生ごみ処理施設を建設する計画を取りやめるよう要望書をいただきました。
 要望の内容は、農業振興地域に指定されています広大な畑地帯の中心部にこのような施設を建設しようとすることは問題があると判断することや、国の食糧自給率向上策や世間で言われる食の安全、地産地消、食育などの取り組みに逆行するものと考えることから、施設建設計画が農業にとってマイナスになっても決してプラスにならないものと考えるので、計画の中止を要望するとするものです。
 次に、資料6を御参照ください。同日付で、JAさがみ鎌倉市青壮年部会長及び副会長名で、鎌倉市が関谷地区の畑地帯の中央部に生ごみ処理施設を建設しようとする計画を中止するよう求める要望書をいただきました。
 要望の内容は、農業振興地域の中央部にこのような施設を建設することは非常に問題があり、食の安全が叫ばれる今、よりよい環境で安心して農業を続けていく上でも計画の中止を求めるほか、JAさがみ管内7市1町の青壮年部の多くの農業者も反対運動に賛同し、協力をいただいているというものでございます。
 次に、資料7を御参照ください。鎌倉の野菜を守る会から、同日、追加署名簿をいただきました。内容の確認をさせていただきました署名数は5,657名でございまして、総数では2万227名となっています。なお、署名者総数の市内外の割合は、市内が43.8%で、市外が56.2%となっております。
 鎌倉の野菜を守る会の代表の方々には、引き続きお話し合いをさせていただきたい旨の働きかけを行っておりますが、現時点で話し合いには応じていただけない状況となっております。今後も継続的にお話し合いができる機会、場を、ぜひとも持たせていただきたいと考えております。
 (仮称)バイオ・リサイクルセンターが周辺地域や農業と共生できるよう、今後も地元の皆様、農業者の皆様と会合を重ねさせていただき、御理解をいただけるよう努力してまいる所存でございます。
 次に、環境省、神奈川県及び鎌倉市による鎌倉地域循環型社会形成推進協議会につきまして、御報告いたします。
 本年1月30日(水)に、横須賀三浦地域県政総合センターにおきまして協議会が開催されまして、鎌倉地域循環型社会形成推進地域計画(案)につきまして、御協議をいただいたところでございます。
 この協議の中で、神奈川県から環境省に対しまして、逗子市との経緯についての説明が行われ、環境省にとってはお手数をおかけすることにはなっても、県を初め鎌倉市は逗子市との広域化を最後まであきらめずに、その合意を目指していくものであり、合意に至った場合には、地域計画は見直しを行っていく前提であることを説明いたしまして、環境省もそのことを了承していただきました。
 次に、逗子市との広域化検討協議会でございますが、本年2月5日に、逗子市青少年会館において開催され、焼却施設の環境負荷についての協議のほか、鎌倉市からは1月30日開催の国、県、市の鎌倉地域循環型社会形成推進協議会について報告するとともに、広域化に向けた逗子市の取り組み状況について報告を受けました。逗子市は、焼却施設の取り扱いを含めて市民の理解を得るために、まちづくりトークを本年2月17日に開催いたしまして、3月中旬にも開催する予定と伺っております。
 大変長くなりましたが、以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは、質疑に入りたいと思います。御質疑のある方はどうぞ。
 
○渡邊 委員  今、るる御報告いただいたんですけれども、この報告の目的はこれ何でしょうか。
 
○施設建設担当課長  昨年5回の説明会を行いまして、それ以降1月に入りまして、先ほど報告の中で申し上げました2回の意見交換をいたしまして、その中で、新たな資料等につきまして意見交換会を開催させていただいたところなので、その意見交換会の状況も含めまして御報告させていただくということでございます。
 
○渡邊 委員  それも入っていると思うんですけど、市がこういう形で説明会をしたよと。大きく言えば、意見交換会2回やられたということですかね。
 それと、あと京都のバイオマスの取り組み状況みたいな部分と、あとは施設をこういう形で建設していきたいということを検討されてるというような3点の報告かなと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。
 
○施設建設担当課長  委員のおっしゃるとおりでございます。
 
○渡邊 委員  せっかく御報告いただくんですから、私ちょっと漏れているかなと思うのは、今、先ほど触れてられましたけれども、反対されてる方がいらっしゃるということで、その方たちを、お話し合いをして説得していく、意見交換をして説得していくというようなスタンスだと思うんですけれども、それについての反応はですね、全然これを見ても見えてこないんですけれども、その辺はいかがだったんでしょうか。
 
○施設建設担当課長  意見交換会を通しましては、先ほど報告の中で私申し上げたように、意見交換の中で、特に安全・安心面につきまして、説明会では多くの御意見や御質問が出ておりましたので、それらを取りまとめて、安全・安心面について中心に御説明をして意見交換をさせていただいたところ、安全と安心面、その施設の負荷等々について危険な施設ではないというようなことについては一定の御理解が得られたんじゃないかと思っておりますが、これから先もぜひこの安全、安心を中心に地元とそれから農業と共生できるような形の意見交換会あるいは話し合いの場を持たせていただきまして、努力していきたいとこう考えております。
 
○渡邊 委員  これ先ほど私申し上げたみたいに、意見交換会は1月18日と25日、これ2回ということで間違いありませんでしょうか。
 
○施設建設担当課長  そのとおりでございます。
 
○渡邊 委員  合計40名の方、延べですかね、これダブっている場合もあるのかなとも思うんですけれど、40名の方が出席されたということですか。
 
○施設建設担当課長  個々に20名ずつで延べ40名でございます。
 
○渡邊 委員  個々に20名ということ。この間、ほかには例えば個別にですね、意見交換というか、この件についてお話しを伺ったり、こちらの立場を伝えたりというような試みはあったんでしょうか。
 
○施設建設担当課長  農業者の方々の代表の鎌倉の野菜を守る会の方と1月のちょっと時期はちょっと今手元にございませんが、ちょっと個々にお話し合いを持たせていただきたいということは申し上げに行った経過はございます。
 
○渡邊 委員  申し上げに行って実際に話というかですね、交渉といってもいいかもしれませんけれども、そういうことはやられたんですか。
 
○施設建設担当課長  実際その中身といいますか、それにつきましては、私どもはお話をさせていただいておりません。協議の場をぜひとも持たせていただきたいということでお話をしにまいりました。
 
○渡邊 委員  協議したのはだから2回ということですね。この意見交換会ということですか。
 
○施設建設担当課長  意見交換会としての場で協議したのはこの2回でございます。
 
○渡邊 委員  2回で一定の理解が得られたと先ほどおっしゃっていましたけれども、そういう反応が実際にあったわけですかね。
 
○施設建設担当課長  安心・安全面といいますか、その施設が危険ではないというようなことは意見交換会のやりとりの中で、危険だと、これこれこうだから危険だというような御意見はなかったので、おおむねデータも含めまして、安全・安心面については、私どもは一定の御理解が得られたんじゃないかなと感じております。
 
○渡邊 委員  恐らく、交渉に行かれたのは、もちろんそのバイオマスですね、こちらの設備に関してとか、仕組みとか、それを取り巻く環境とかね、そういうものについては説明すれば、まあそういうものなのかなと思うんですけど、問題にされているところは、恐らく、関谷の今計画されている土地に建てるかどうかというポイントだったと思うんですけれども、そこについてはどのような反応だったんでしょうか。
 
○施設建設担当課長  私どもが御説明、意見交換に出たのはその安全・安心面についての御理解をいただけたと感じておりますが、そのほか、例えば、この農振地区の真ん中に建てると、あるいはこの施設自体を建てること、あそこの場所に建てること自体については、私どもはまだまだ御理解をいただいてないと感じております。
 
○渡邊 委員  ということはこの間、例えば、部長さんもこの意見交換会に出られただけでしょうかね。
 
○勝山 環境部長  私も意見交換会には出てございます。意見交換会に今、出られただけかということであれば、そのとおりでございます。
 
○渡邊 委員  この件は、非常に大きな問題だというふうに私も認識しているんですけど、例えば、市長、去年いらっしゃって、いろいろなお話しされたということなんですけど、今回、昨年12月に陳情を受けて反対の意思は伝わっています。その中で、市長が、例えば説得に当たるような部分で、そういう動きが何回ぐらいあったんでしょうかね。
 
○勝山 環境部長  先ほど課長からも御答弁申し上げたとおり、農業者の皆様と11月13日に市長はお会いをしております、お話をしております。それが最後でございました。それから、私どもは何度も農業者の皆様にお話し合いをしていただけませんかというようなお願いをしてまいりましたけれども、残念ながら現時点までお話し合いができていない状況でございます。
 市長に最初にというような御質問かと思いますけれども、やはり私どもは農業者の皆様方、住民の皆様方も意見交換会を通じまして、先ほど課長申し上げたとおり、安全・安心面については、一定の御理解は得られたんだろうなというふうに思っております。ただ、やはり、今、委員さんおっしゃるとおり、あそこの場所に建てるのはどうなのかというようなことにつきましては、野村総合研究所に建てた方がいいというような御意見も伺っておりますし、いろいろな御意見もいただいております。
 そのような中で、まず市長がというようなお話につきましては、やはり原局としては、まずその原局、私もしくは副市長一緒に農業者の皆様、要するに、鎌倉の野菜を守る会さんとお話し合いをしてから、しかるべき時期を見て、また市長の方にもお話をというような形のそういうスケジュールで考えておりました。
 
○渡邊 委員  こちらはあくまでもその話し合いの準備があるよと、もちろん状況が整えば市長も一緒に行くよということだと思うんですけれども、それが拒否されたという理由は何ですか。
 
○勝山 環境部長  理由というのは、詳しくは存じ上げませんが、鎌倉の野菜を守る会さんから私どもが言われておりますのは、関谷に建てない、こういう前提であれば話をしますというようなことでございましたけれども、私どもの方は一からお話し合いをさせていただきたいということで申し込みはしております。
 
○渡邊 委員  その拒否の理由は聞けばいいんじゃないですか。
 
○勝山 環境部長  拒否の理由と申しますのは、要望書にも書かれているとおり、関谷の農振地域の真ん中に建てるのは風評被害等々があるので、そこはやめていただきたい。それが鎌倉の野菜を守る会さんの御主張だというふうには私は感じております。
 
○渡邊 委員  補正予算についてはここで審議する場でないというふうに思っておりますので、でも実質補正予算が出ているということは、もうそれが審議され、今週総務常任委員会で審議されると思いますし、来週ね、議会が閉まりますので、その際にどうなるかということだと思うんですけれども、そうすると、もう交渉しないでその土地を取得したいと、その関谷の場所に建てたいというふうに今考えておられるということですよね。
 
○勝山 環境部長  先ほど来御答弁申し上げていますとおり、私どもは一からお話し合いをさせてくださいと、そういうスタンスで今までもやってまいりましたので、お話し合いをさせていただけるような状況になれば、私どもの方は必ずお話し合いをさせていただくというつもりでおります。
 
○渡邊 委員  わかりました。それで、神奈川新聞だったと思うんですけれど、2月ちょっと日は忘れたんですけど、市長の方から、地元の方々に一定の理解は得られたと、先ほどもそんなようなお話をされていましたけれども、それはどういう意図で市長は発言されたんですかね。
 
○勝山 環境部長  私もあの場に同席しておりました。市長の意図と申しますか、バイオマスについて一定の御理解が得られたというふうに感じていると、市長はそう申しておりました。
 
○渡邊 委員  ということは、先ほどもおっしゃったみたいに、施設についての理解だということでしょうかね。
 
○勝山 環境部長  その施設の先ほど課長が御報告いたしておりますとおり、安心・安全面についての一定の御理解は得られたんだろうというふうに感じております。
 
○渡邊 委員  前の12月の陳情では、陳情の趣旨として考え直していただきたいということが述べられていますけれども、ということは、この12月議会の段階と現在とでは状況が変わったと、しかも、補正予算を出されているということであれば、一定の理解にしろ、この12月時点と比べて状況が変わっているという理解でよろしいでしょうか。
 
○勝山 環境部長  12月と比べて、意見交換会等々を行い、また近隣の住民の方にはこの今お示ししました資料2−1をお配りして、その具体的な安全・安心面についての御説明はさせていただいたと。安心・安全面については、一定の御理解は得られたというふうに感じております。
 
○渡邊 委員  このときより多少進んだということだというふうに私は理解します。そういうことであればね、また、この12月の状況と違う状況で考えていかなきゃいけないのかなというふうに思っております。
 
○吉岡 委員長  ほかにございますか。
 
○岡田 委員  関連で。同じ会派の渡邊委員が言われたので、私は余り深くは突っ込みませんけども、渡邊委員との関連で言いますと、今、年末から12月議会ですね、1月、今2月なんですけども、いろいろ地域でやられた、ここでは市主催の意見交換会は玉縄自町連内の各自治会ということですから、これがどこまでが自治会が入っているのかよくわからないんですが、あそこだと関谷新町とかあそこら辺なのかなという感じもしないでもないですけど、あるいは城廻あたりですね。そんなところなのかなというふうに思いますが、関谷新町の方ともお話をされましたか。
 
○施設建設担当課長  協議会とか意見交換会という中ではお話をさせていただきますが、個々に新町の方々とお話をさせていただいたということではございません。
 
○岡田 委員  あそこはちょうどもう知ってる方は知ってられるんですけど、もう関谷新町というのは横浜に出るところのところですね。あのところで、前もそうだったんですけども、におい等あるいは粉じんといいますかそういうもので随分前にも苦情がございまして、新聞にも載ったかと思うんですが、非常な苦労されておられるところだと思うんですね。そこら辺の人たちのことはやはりきちっと私聞いてほしいなと思うんですが。
 それともう一つは、安全・安心面で一定の前進があったというふうに、こういうふうに今答弁されてるんですが、逆に、今資料6、7ですか、5、6ですか、あったように、この反対の署名も逆にふえてきてるということもあるわけで、両面からやはり見ていかなきゃいけない。そういった中で、鎌倉の野菜を守る会の方全体となかなか話せられないというような状況に今あろうかと思うんですね。
 そういった中で、若干重複しますが、一定の理解が得られたからというようなことで進めていくというようなことは私はいかがかなと。もう少しきちっと話し合いをしてやっていかないと、あそこは反対されているというか、農振地域私も行きましたけども、看板がもうばんばん立っちゃって、あそこで実際にお仕事なさっている方が主に反対なさっていると思うんですね。それを理解された方は町内会なり市民の方なりあるいは組織というか、市外の方なりあるいは消費者の方なりという方がその人たちの気持ちわかりましたよということで、署名活動なんかもなさっているんじゃないかなと思うんですけども、私がざっくばらんに言いますと、かなり両方が理解得られて、まあ仕方ないのか、じゃあどうなのかというところの糸口じゃなくて、対立化が鮮明化してきてるというね、感じがするんですけども、そこら辺はどういうふうに認識されていますか。
 
○施設建設担当課長  私どもとしましては、まず、先ほど言いました、安全・安心面のことの一定の御理解が得られた上で、この施設が地域とそれから農業と共生できるような施設として建ち上がることを望んでおりますので、その観点からぜひお話をこれからも引き続きさせていただきたいと思っております。
 
○岡田 委員  それは言われていることはわかるんですね。わかりますけど、その後、鎌倉市の農業委員会の方がこれ16名いて、3名が議会選出、1名がJAさがみの運営委員長さん、この方を除いた12名ですね。その方たちが動かれたというふうに思うんですけども、比率にして80%以上のいわゆる農業委員会の方たちがいかがなものかと、こんなふうなことも言われているわけですけど、そういった面についてはどう思われますか。
 
○施設建設担当課長  本市の農業委員の皆様には、先ほど報告の中にもありましたが、2回御説明をさせていただいておりますが、そういった意味では私どものその説明の内容につきまして、このバイオ・リサイクルセンターの認知といいますか、そういうものがまだまだ私どもの努力が足りなかったのではないかとこう感じております。
 
○岡田 委員  それ、いいんですが、私などは、あそこへ農業振興地域という一団のまとまった土地でございますよね。それで、あそこでは青少年の方なんかが芋とかそういうふうなこともやってられて、小学生、僕も昔芋堀りに一緒に行ったことがあるんですが、そんなこともやられて、地域にかなり根づいた形で農業を私やられてるかと思うんですね。
 言いましたように、農業振興地域ということですから、農業を振興させていこうというような地域なんで、それが今まで我々一概には言いませんけども、長年あそこでごみ関係の施設といいますか、そういったものをずっとやられてきたと、今まで不満はあったけども反対運動もそんなやっていませんよと、頑張ってきたんだと、もうこれ以上いじめないでくださいとこういうようなことを言われているわけですね。
 そこに、今さっき言いましたように、農業者の代表者の方もそれはわかるよと、じゃあ市長考えてくれよと、こういうことも言ってられるし、片方で、先ほども何回も言っていますように署名活動もふえているし、私自身も農業委員会の委員なんですが、あそこに農地法違反の物件が幾つかあるんですよ。それをきちっとしていこうということで私も調査にも行きました。そういった中で、市はあそこにリサイクルセンターだったら建てれるんだからいいじゃないかというような形でね、やられている。僕なんかは非常にある意味心外なところがあるわけで、片方でやはり農地法違反できちっとしてくださいと、返してくださいというような形で動いてる、片方で同時にそれは農業振興地域ですからきちっとしていこうというようなこともある中で、長年いろいろ苦労されて、もう頼むよというようなことで農業者言われているわけで、そこに話がきちっとまだついてないというか、気持ち的にね。つながってないような状況の中で、この説明していって、とにかくやりたいんだというように言われていますけど、わからんわけじゃないですけど、ちょっと苦しいところがあるんじゃないかなという感じしますけど、そこら辺の感想はどうですかね。
 
○勝山 環境部長  確かに委員さん御指摘のように、あの地域につきまして、最終処分場等々の歴史もございます。また、植木剪定材の堆肥化事業の施設におきましては、非常に地域の住民の方にも御迷惑をおかけしている。それにつきましては、私ども深く反省をいたしております。
 私ども、先ほど意見交換会の中で、安全・安心面につきましては、一定の御理解を得たというふうに感じておりますというような御答弁を申し上げましたけれども、それ以外ですね、やはり私どもはこのバイオ・リサイクルセンターにつきましては、やはり資源化施設という位置づけの施設というふうに考えてございます。
 このできるエネルギーを農業振興のためにどう活用していくのかと、そこら辺の説明をまだほとんどされていない、また、できる状況にない状況でございますので、私どもやはりこれを地域の中で、あそこの土地につきましては、何度か御答弁しているとおり、既存宅地の部分でございますので、農用地をつぶしてこの施設をつくるということではございませんし、また、最終処分場、5号地、6号地それから1号地からのものを将来的にどうしていくのかというような課題を背負った中で、できれば、このバイオ・リサイクルセンターのエネルギーを利用して農業振興に寄与する、農業用施設を、例えば最終処分場等に併設しながら、一体的に共存共栄していくと、そのような考え方を持っておりますけれども、まだここのこういう考え方について、私ども農業振興策につきましては、所管ではございませんし、市民経済部の方との調整を得ながらやっている部分もございますので、そこら辺のところでなかなか積極的に動けない部分というのはあるわけでございますけれども、やはりそこの説明を今後もっともっとやっぱりしていきたい。
 それで、ある農業委員さんの要望につきましては、私どもも非常に重く受けとめてございます。その重く受けとめてると、農業委員の皆様にも御説明申し上げたわけでございますけれども、やはりその農業振興策の部分がいま一つ御理解をいただけなかったのかなと、そのように考えてございますので、今後そこの部分をやはり強調してといいますか、もう少し詳細な形で市民経済部とも詰めていきながら御説明は申し上げていきたいと、そのように考えております。
 
○岡田 委員  ここの席で言っていいかどうかわからんけど、もしだめだったら切っていただいて結構なんですが、この後、あさって補正予算という形で出てますよね。土地を買いたいということで。そうすると、最終的にはそこでやられるんでしょうから、私、突っ込みませんけど、そういう前提でやられてると、もうやっちゃうのかなという感じがするわけですね。そうじゃなくて、もう少し話し合いをやるんだったらもう少し話し合いを続けていくという中で考えていくというようなことをしていただかないと、たかがここで話した2日後に出てくるわけですよ、そういう話が。
 そうすると、私どもも何か非常に先に何ていうか結論ありきみたいなところでね、ここでまた皆さんと議論しなきゃいけないと思う。何か私自身変だなというような感じが否めないわけですね。
 だから、今、報告されたことについてわからんわけじゃない、もっと質問をしたいところもございますけど、ほかとの関連もありますから私も突っ込みはしないですけども、初めに前提ありきでここでやられちゃうと、何だろうなという感じがちょっとしてるんですけどね。
 
○勝山 環境部長  これから補正予算の方の御説明に入らせていただくわけでございますけれども、あの土地につきましては、地権者との意向もございまして、今年度決済という条件の中で買収計画というものを立ててございますので、そういう意味で2月のこの定例議会の中で補正予算の中で対応してまいりたいと、このように考えているわけでございます。
 
○岡田 委員  そうすると、あそこは先ほど既存宅地ということでやられているかと思うんですが、これは12月のときにも私質問させていただいたんですけども、市の何ていいますか判断、あそこは、既存宅地で民間業者が宅地にしたいんだということで、県の開発審査会に上げる前のところでとまっちゃってる。それは環境部がそういう動きがあったんで土地があるということでどうだろうかということでとめているんだというような御説明もあったかと思うんですが、私は本当に既存宅地で10何宅つくるというのが、要するに、まだ県の開発審査会にかかってなくて、これかかれば、要するに、ああ、そうですよということで、価格等々にも交渉はできるかと思うんですが、一応今のところみなしというか、そうだよということでやられてる。ある意味は私も何といいますかね、はっきりそうだねというところまで、まだいってないんじゃないかというような感じ、価格の面でですね、そんな感じもしてます。そこら辺は非常に私自身は問題があるかなというように思っています。
 それから、それとあと、土地所有者の件なんですけども、これはこの方は業者さんでしょうけども、入っちゃっていいのかどうかわかりませんが、業者さんは今までトラブルというか、市と取引の実績はあるのかないのか、それから、過去にさかのぼってトラブルみたいなものはなかったのかどうか。そういったことは今わかりますか。
 
○施設建設担当課長  鎌倉市とそういったことがあったということは、取引があったかどうかについても私どもちょっと把握をしてございません。(私語あり)
 申しわけありません。私どもが一番初めに5月にお話をしまして、その業者さんにつきまして、年商とか資本金とかそういうのはお調べしましたけども、実際に実績は私は鎌倉市と土地の取引をしたということは伺っておりません。
 
○岡田 委員  こういうことを聞いて大変失礼なんですけど、ほかの物件で過去にやっぱりあったんですよ。資力信用のところで、それもなかなか何ていうか問題が初めないということで、内々に私もちょっと調べまして、原局の方に内々に行きました。あるところでは、多分あれは決算かどうかもわかりませんが、ファクスなんかもって市長かだれかにお話ししたこともあろうかと思うんですが、その方は資力信用の内、信用の面で非常に問題があったということで御提言を申し上げたんですね。こういうので傷がつくといけないので考えてくださいよと。だからといって、それがもとで取引をチャラにしたかどうかということは私はわかりません。わかりませんけども、そういうような話もしたことございます。
 したがいまして、かなり今いろいろと問題になっているような、皆さん反対もありますからね、きちっとそこら辺はしてもらわないとまずいかなと、こんなふうに思っています。(私語あり)
 
○吉岡 委員長  岡田委員が質問しているので岡田委員どうぞ。
 
○岡田 委員  それから、続けて言いますと、先ほどの今、柿崎課長、ないと言われたので何とも私もどう言っていいのかちょっと戸惑っているんですが、それはできれば、お出ししていただきたいというのをここで言えばお出ししていただけるんですか。
 
○施設建設担当課長  私どもが把握しておりますのは、この業者の名前と資本金、従業員数等の調べはしてございます。取引といいますか、故事といいますか、その過去の状況といいますか、そういう面については申しわけありませんが、現在のところ、私把握をしておりません。
 
○岡田 委員  それは調べれば、すぐわかりますか。
 
○吉岡 委員長  市との関係ですね。
 
○岡田 委員  そうです。
 
○施設建設担当課長  まず、そういう取引があったかどうかを調べる手法なんですが、手法をちょっと庁内で検討しまして、一番いいのは地権者さんに直接そういった取引が過去にあったかどうかと、そういうことをちょっとお伺いするのが一番早道かなとは思いますが。
 
○岡田 委員  それは、すぐここではできないと。
 
○吉岡 委員長  ちょっと具体的に要求するんですか。
 
○岡田 委員  それは皆さんとの関連もあるから。(私語あり)
 
○吉岡 委員長  岡田委員、要求するなら要求してください。
 
○岡田 委員  やります。ここで今やっていますからね。
 
○吉岡 委員長  岡田委員、言うんなら。
 
○岡田 委員  じゃあ資料請求をお願いしたいと思います。
 
○吉岡 委員長  資料請求で、資料が出てから質疑を続けるということですか。それでよろしいんですか。
 
○岡田 委員  ちょっとほかのもちょっとある。関係もちょっとある。
 
○吉岡 委員長  関係。今、岡田委員から具体的には市との取引ですね。
 
○岡田 委員  そうです。
 
○吉岡 委員長  関係があるのかどうかということについて、調べてほしいということがございましたが、よろしいですか。
 
○本田 委員  市とのって何。鎌倉市とのこと。
 
○吉岡 委員長  いや、そうじゃないんですか。そういう意味じゃなくて。ごめんなさい、私はそうやって理解したんですけど。
 
○岡田 委員  鎌倉市との取引、過去に。
 
○本田 委員  これ鎌倉市とね、どういう関係にあるかというだけでなく、この業者はどういう業者かというのも知らなきゃいけないわけですよ。つまり、その業者から買おうとしてるわけだからね。そこの上に、この施設を建てようとしているわけだから。その業者がほかのところで5倍でも10倍でもね、安く、安い土地を買って、5倍でも10倍でもしてそれで開発をしている業者かもしれないわけでしょう。そんなの工事経歴書を見ればわかるんですよ、そんなもの。どういう取引をしてるかというのは見ればわかるんですよ。だから、そういうのがわかんないのに、何で建てようとしてんだよ。実際の話。あなた方が一番最初にあれでしょう。この開発はいいぞと。この開発を奪い取って施設建てようというふうに思ったんだろう、だって。全然コスト意識がないじゃないのか。じゃあ、もしその業者が悪質な業者だったらどうなんですか。だから、そういう意味で、資料請求しますよ。それだったら。
 
○吉岡 委員長  具体的に済みません。もう少しじゃあちょっとまとめて、今、岡田委員は市との何ていうんですか売買とかそういういろいろな面でのつながりがあるのかということでしたね、一つね。
                  (「はい」の声あり)
 それと、今、本田委員からは、今それを引き継いで、要するにどういう経歴の会社なのかということですよね。
 
○本田 委員  その業者ね。
 
○吉岡 委員長  その業者がということですけど、意味。
 
○本田 委員  そういうのがわかるような資料を出してくれればいいんですよ。
 
○吉岡 委員長  ということですけれど、どうですか。
 
○本田 委員  管財に聞けばわかるよ。そんなの。
 
○吉岡 委員長  じゃあ、それはちょっとどこまで今というのはね、あれでしょう。先ほどの答弁ですと、どういうふうにしたらいいのかということを関連と確認して、やってみますということだったんですね。さっきの答弁はね。
 それで、その上で岡田委員、資料が出てからということで継続できないのか、それともそのまま質疑を続行いたしますか。
 
○岡田 委員  あと2点ほどあるんですけどね。1個だけでやってるわけじゃなくて、あっちこっちやってるんで。
 
○吉岡 委員長  だから、休憩とってやりますか、それともそのまま。
 
○岡田 委員  休憩とってお願いします。
 
○吉岡 委員長  じゃあ休憩とります。
               (14時21分休憩   18時15分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは、再開いたします。はい、どうぞ。
 
○勝山 環境部長  資料の提出に当たりまして、私どもの不手際から貴重なお時間を費やしてしまいまして、申しわけございませんでした。おわびいたします。
 
○塩崎 環境部次長  資料提出にお時間をとりまして、まことに申しわけございませんでした。
 お配りいたしました資料につきまして、御確認をさせていただきます。
 資料は大きく四つに分かれております。まず、関谷の土地所有者でございます株式会社扶桑の履歴事項全部証明書これが一つ入ってございます。それから、株式会社扶桑と行政機関が契約をしてます事例ということで、神奈川県平塚土木事務所が契約している売買契約書これが1部でございます。それから同じく、大磯町と、これはいわゆる開発事業に伴います土地のいわゆる提供を受けている事例でございますが、この事例が1部でございます。それから、最後にもう1点、関谷の土地の登記簿謄本と公図、以上でございます。御確認をいただければと思います。
 
○吉岡 委員長  よろしいでしょうか。どうぞ。
 
○岡田 委員  長い間、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。そしてまた、原局の方にお尋ねしたところ、資料も提出していただきまして、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
 それでは、続けさせていただきたいと思います。
 先ほど始まる前に、資力信用ということで業者の皆さん、業者の方どうですかということで私お尋ねしました。株式会社扶桑ということで、先ほども原局の方から御答弁いただきましたけども、売買契約書と二つの、一つは県の平塚土木事務所との売買、それから大磯の関連で二ついただきました。一つですね、これ見させていただきましたところ、株式会社扶桑と神奈川県平塚土木事務所との土地売買契約書がお手元にあろうかと思うんですが、これのところでこれが明細地図、お手元にあろうかと思うんですけども、ここの川の河川敷というんでしょうか、これ金目川サイクリングコースのところにここに丸と書いてありまして、ここの土地の売買がこの業者が行っておりまして、そこの地目はこれもお手元にございますけども、地目は宅地ということになっております。ここのところがこの明細地図から見ますと、どうもサイクリングコースということで幅が1メートルぐらいなところかなと、ここは宅地ですけど家が建たないんじゃないかなという感じはしますけども、それはそれとしまして、平米当たり14万4,500円でこれが契約しております。全体としては1億数千万円ということで、この株式会社扶桑の方から県の方が買ってるというようなことで、これは中身には入りませんけど、まあいかがなものかなというような感じは私は持ちました。
 それと、もう一つ調べていただいたんですけども、鎌倉市との取引ということでお調べいただいたんですけども、これは原局さんの方から答えてもらっていいですか。
 
○施設建設担当課長  私どもの方で調べさせていただきましたけど、今まで取引はございません。
 
○岡田 委員  それともう一つは、そのほか宅建業法において行政処分があったかないか、ここら辺もお答え願えればありがたいと思います。
 
○施設建設担当課長  神奈川県に確認をとりました。その中で、行政処分歴はないことを確認しております。
 
○岡田 委員  そういう中で、鎌倉市との取引がない、全く新しい取引ということと、宅建業法においては行政処分はないということでございましたけども、先ほども申しましたように、この土地、1億数千万で買っているというのは、ここら辺は私は本当にいかがなものかなというような印象を持ちました。
 そこと売買するということなんですけども、これはこの業者と関谷のところ、これはもし万が一、今年度買収できなければどういうような形になるのか、これはわかる範囲でよろしいですからお答え願えればありがたいと思います。
 
○施設建設担当課長  私どもの方では、今年度を条件として地権者の方から売買をさせていただくよということを言われていますので、その中で、もし土地が買えないということになりますと、用地の確保ができないということになりますので、用地を新たに探すとか、確保できるまで事業は保留になってしまうと、そういうことでございます。
 
○岡田 委員  ありがとうございます。それから、この今のところとちょっと飛んでしまって大変恐縮なんですが、1点だけちょっとどうしても気になることがございますので、お答え願いたいんですが、これは先ほどもいただきましたけど、地域計画をいただきまして、それで、逗子との関連の中で逗子市さんがまだ決断されてないような状況の中で、鎌倉市が先行してやっているというような状況だろうと思います。ここら辺は逗子の市民の方とも少しお話ししたこともございますけども、まだ逗子の方は市民のレベルでですね、地域計画をつくっていくというようなことはまだ話されてないというようなことでございました。鎌倉市がかなり先行してやってるんだろうなとこんなふうな印象を持ちました。
 そういった中で、この上物ですね。これは土地ではなくて上物の場合、例えば30億ないしは40億というようなことも言われていまして、私どもも資料をいただいておりますけども、これは資料を読めばわかるんですが、何ていうのかな、タンクですね、発酵槽これが60トンとも80トンともこういうふうによく言われるわけですが、ここら辺の違いによって、30億が40億あるいは40億が30億になっていくのか、あるいはもっと違ったレベル、技術的なことで多寡が変わってきているのか、ここら辺の要点というかポイントだけ教えてもらえればありがたいんですが。
 
○施設建設担当課長  資料の2−2になりますか、の2面の方にイニシャルコストといたしましては、おおむね30億から40億とメーカーヒアリングをやった中で言われています。一応30億から40億なんですけども、整備基本計画あるいは基本設計等々ができて、例えば、設備の多寡、それから土木工事等々によって大幅に金額は変動すると、それは詳細設計ができた段階で正確な数字が出てくると考えております。
 
○岡田 委員  わかりました。この後にも議案が出てくるわけですけども、補正予算の議案が出てくるわけですが、先ほども冒頭申しましたけども、12月の議会のときに、皆さんとよく話し合って、理解を深めてもらうようにというようなことで、この委員会が多数でそういうふうになったわけですけども、その後、重複して大変恐縮ですが、なかなか話し合いがいってないというか、かみ合ってないというような現実もございます。
 それから、もう一方、先ほども申しましたけども、もう反対の要因の力も強くなっているというような中で、私はこの報告はお聞きはしてるんですが、何ていいますか、進めるというふうなね、そんな環境にはちょっと今のところないんではないかなというような感想も持っています。
 ただ、先ほども言われましたけど、用地確保ができなければ、今後また考えなくちゃいけないというようなことも言われて、それはそれとしてわかりますけども、もう少し理解をもらえるような動きをしなきゃ私はならないんじゃないかなというふうな感じもします。
 ただ、先ほども私もこう言いながら迷っているわけですけども、この後に補正予算出ますので、どう本当にどうすりゃいいのかなというようなのが私の気持ちでございまして、できればもう少し胸襟を開いて、市長、11月以降会ってないということなんですが、お互いにどうなんだというようなことをやってもらえれば、本当はありがたいなとこんなふうに思っています。
 
○吉岡 委員長  ほかにございますでしょうか。
 
○本田 委員  せっかくこれだけね。資料が出たんだから少しはやらないといけませんからね。数点お聞きしますけども、先ほど岡田委員から一番最初、危惧を持っているというところなんですけどもね、この業者がこの株式会社扶桑というのが、果たして信用に足る業者なのかというところで、その岡田委員も質問させてもらったわけですけども、そこで、市との取引はございませんと、ただ、県の平塚土木事務所とはおつき合いがありますよというところでこの資料を見せていただいたんですけども、これが一つの売買事例ですから、これは参考にすべきものですからね、読ませてもらったんですけれども、この売買実績を見て不思議だなというところは感じなかったですか。
 
○塩崎 環境部次長  資料をお出しさせていただいたわけでございますが、こういう中で、平塚、いわゆる神奈川県の平塚土木事務所でございますけど、金目川という川のいわゆる河川事業のために必要な土地ということでの売買ということで、特にこれで私どもが意識をするような点、そういうものは特に感じておりません。
 
○本田 委員  これは鎌倉市の取引ではないんだけれども、ただ、この会社が信用に足るものかと。そこで、これは地目は宅地になっているんだけども、これ接道はどこなの。
 
○塩崎 環境部次長  一番後ろに明細地図で場所がございますが、特にこれにつきましては、接道している部分はないようには感じられます。
 
○本田 委員  だから、接道していない土地なんだよね。接道してない土地というのは、建物とか建てられるの。
 
○塩崎 環境部次長  ちょっと私の浅い経験でございますが、一応接道がなければ建物については難しいというふうに認識しております。
 
○本田 委員  つまり道路法上の道路に接してないということだよね。道路上の道路には接している。つまり、これサイクリングロードだから。そうだよね。だけど、このサイクリングロードがあるからといって、ここに行くにはサイクリング道路を通らなければ行けない土地ですよね。だから、建物が建てられない土地だよね。それは確認させてもらって、よろしいですか。
 
○塩崎 環境部次長  周辺の状況については、ちょっと私どもも把握していない部分もございますが、この土地いわゆる今回のこの売買の土地ということであれば、接道がないといったら、若干建物は厳しいのかなとは思います。
 
○本田 委員  地目は宅地でも、よく接道がないということで建物が建てられないというそういうこともままありますよね。今、鎌倉市でも岡本のマンション問題もあるけれども、あれも接道がないということなんですよね。あれは道路法上の道路じゃない。道路上の道路だということでね、問題になっているわけですけども。
 もし、これ建物が建てられない、接道がない土地で、これ幾らでじゃあ買ったのかなと、扶桑からね。株式会社扶桑からこの神奈川県の平塚土木が幾らで買ったか。これは買収面積が744.58、単価は平米14万4,500円。つまりね、坪に直すと47万7,000円ぐらいなんだ。建物が建てられない土地がね、サイクリングロードだからそこに行くには自転車に乗って行かなきゃいけないんですよ、実際の話。そんな土地がですよ47万7,000円、50万弱だ。これ自体がね、はっきり言っておかしい。県だから大丈夫だということないんですよ。県だって間違いを起こすんだから。
 だから、ここで私は疑問に思うんですけども、本当にこの株式会社扶桑というのは大丈夫な会社なんですか。これはまだわからないよ。それだったらば、徹底的にこの株式会社扶桑の今までの取引、これを調べるべきじゃないんですか。そうしないと、今回の関谷の土地のこの買収の価格、これが間違ってきますから。
 つまりね。その前に株式会社扶桑は、ここに書いてあるけれども、その前の所有者から買ってますよね。幾らで買ってるのか。そして、幾らで鎌倉市に買わせようとしてるのか。これがね、すごい大きいものであれば、これは疑惑を生みますよ、これは。はっきり言って。
 ことほどさように、この平塚のこの土地で何も接道もない、地目は宅地だけどね。それで50万弱の売買、これ全部で1億ですよ。1億1,000万ですよ、これ。この平塚土木が買ったのは。私はこれはね、正しいものとは思えない。これが見れるんだから、本当に正しいと今言えないでしょう。言えますか。
 
○塩崎 環境部次長  私どももこの書面の中でしか確認がとれないわけでございますが、一つは、河川事業のために必要な土地ということで、神奈川県におきましてこの土地が必要だということで、神奈川県内の手続をとってこの価格を定め契約をしたものということでございますので、この中身については、私どもちょっと付言はやはり無理でございますし、付言は避けるべきだというふうに思っております。
 
○本田 委員  いやいや別にね。この何ですか、土地の売買契約書、これを見て言ってるんですよ。接道のない建物も建てない、そういうような土地を坪50万弱でどうやって一般の人が買うんですか、そんなもの。そういう売買をしてる、される可能性だってあるんでしょう。それだったら徹底的に調べてくださいよ、それ。そして、この業者は大丈夫ですということを言ってくださいよ。言ってくれますね。
 
○塩崎 環境部次長  私ども、今回御提案をさせていただいている、後ほどの審議になってまいりますが、一応この関谷の土地につきましては、当然その価格とか、例えば、予算の要求をさせていただくに当たりましては、庁内のそれぞれ専門のセクションそういうところとの協議の中で一定の仮算定をもとに私どもの予算計上をさせていただいているという経過がございます。そういう中では、私どもは、この会社との内容というよりも、そういう中で市としていろんなところから精査した中での仮算定というふうに認識しております。そういう中で、今後私どもとしては対応していきたいというふうに思っております。
 
○本田 委員  意味がわかんない。だから、徹底的に調べてくれるのか、それでちゃんと言ってくれるのかと、大丈夫だという。言ってくださいよ。
 
○塩崎 環境部次長  当然、相手方につきましては、私どもの方でもできるだけのそういうふうに調査等はさせていただく考えではございますけど、先ほど申し上げました、ちょっとこれからの内容でございますけど、一応この土地の、例えば予算をお願いしていく中身につきましては、一応市のそれぞれ専門のセクションそういうところの中で仮の算定をお願いして、それぞれ計上させていただいていますので、そういう中でお願いしていきたいというふうに思っております。
 
○本田 委員  その専門のセクションってどこですか。
 
○塩崎 環境部次長  総務部でございます。
 
○吉岡 委員長  市有財産評価審査会でやっているんでしょう。
 
○本田 委員  違うよ。その土地の値段じゃないか、市の財産は。この会社について言ってんだよ。
 市有財産評価審査会ってあるでしょう。あれはありましたよ確かに。あれは土地の値段だけだからね。だけど、この土地を持っている株式会社扶桑、これの今までの取引というのが、例えば、これがありましたということで出てきたわけじゃないですか。そうでしょう。それが接道もない、建てられない、川っぺりだ。それで坪50万弱ですよ。これはどう考えてもおかしいだろうということですよ。あなただったら、自分の金だったら買いますか、それで。サイクリングロードを歩かなきゃいけないんだよ。歩いちゃいけないんだから、自転車乗んなきゃいけない。どうするんだ。接道がないんですよ。
 
○吉岡 委員長  休憩します。
               (18時37分休憩   18時43分再開)
 
○吉岡 委員長  では、再開いたします。引き続きでよろしくお願いします。
 
○本田 委員  ということでね、この一つの事例として、この株式会社扶桑という会社に関してどうなんでしょうというところから始まるわけなんですけど、その前に岡田委員がお話しになった、質問された。そして、この問題は何かというと、この株式会社扶桑が持っているこの土地、これを県の平塚土木事務所が買うんですよね、買ったんだ、買ったわけですね。これが一つの事例ですと、そこをよく見てみたら、これはどう考えても接道はこっちの一番サイクリングロードしかない、もしかしたら、有効に使えるのかもしれない。ただね、地目が住宅で、道路法上の道路がない、接道してない、そういう土地は、本来二束三文なんですね。だけれども、ましてや建てられないですから。サイクリングロードを広げて道路法上の道路にすれば、これはまた別だけれどもそうでもない。そういう状況の中で平米14万4,500円だ。坪47万8,000円、50万弱。これは果たしてね、売買価格として適正なのかどうかわからない。じゃあ、これを見てて、果たしてこの株式会社扶桑からこれから買おうとしている土地がある。うちは土地関係ありませんよとは言いながらも関係なくないんですよ。土地と建物は一体なんだから、そうでしょう。
 そこで、これは徹底的に今までの株式会社扶桑の取引実績、どういうところでどういうことをやりました。幾らでね、できれば、まずその土地を幾らで仕込んで幾らで売ったか、そういうのもわかるんですよ、実際の話。
 それでね、そういうものをね、とにかくこの株式会社扶桑からこの値段で買います、それの、この株式会社扶桑は安全です、適正なんですという宣言を出してくださいね。その前に、その出すために、徹底的に調査してくださいねということを私は言っている、どうですか。
 
○塩崎 環境部次長  私どもでは、用地を取得していくセクション、総務でございますが、そちらとも十分連携を図る中で最大限私どもとしてそういう調査、そういうものも努めさせていただきます。
 
○本田 委員  安全宣言出してくれるの。
 
○塩崎 環境部次長  皆様に、そういうふうなことのないよう、私どもとしてできるだけのことはさせていただきます。
 
○本田 委員  それはぜひともね、お願いしますよ。禍根を残さないようにね。安全宣言出さなければ、それは買えないわけですからね。それは土地の話です。
 もう一つ、この大磯の開発事業申請書というのがあるんだけども、これもまた見てみると、市街化調整区域の開発なんですね。だから、それから考えると、この会社というのは市街化調整区域とか接道がサイクリングロードとか、そういうものが大好きなんじゃないのというふうに見れるんですね。関谷にしても、周りは農振地区、隣りガスタンクで、最終処分地、そういう、言い方悪いかもしれないけど、際物のね、普通は手をつけない、そういうのを専門にやってんじゃないのかなと、これは徹底的に調べていただいて安全宣言を出してくれるということだから、こういう部分もね、よく。こういう会社もあるんですよ、大体。それをちゃんと調べてくださいね。約束してください。
 
○塩崎 環境部次長  最大限の努力をさせていただきます。
 
○本田 委員  いつ安全宣言を聞かせてくれるの。
 
○塩崎 環境部次長  総務部とも協議しながらさせていただきますので、今ここでいつということでは、ちょっと日にちはお話しできませんが、総務部と早く協議をとってまいります。
 
○本田 委員  それで、今これ土地の取得を出してるでしょう。安全宣言する前に買っちゃうの。
 
○施設建設担当課長  私どもの方で実際に購入に当たっていってもらう総務部、そちらの方と大至急協議をさせていただきます。そういう中で御理解賜ればと思います。
 
○本田 委員  じゃあ、いいですよ。待ってますから総務部と調整してください。
 
○吉岡 委員長  本田委員、今すぐという意味ですか。
 
○本田 委員  今、調整すると言った。
 
○吉岡 委員長  今すぐという意味ですか。はい、どうぞ。
 
○塩崎 環境部次長  御答弁が不確かで申しわけございませんでした。私どもの方でできるだけ早くという意味合いで、今ここの場でということのお答えではない形をとらさせてもらったつもりでございました。
 
○本田 委員  じゃあ何。その今もうこれ出されてるわけだよね。この2月の議会にね。安全宣言出す前にそれを買っちゃうの、決めちゃうの。そんなことできないだろう。
 
○塩崎 環境部次長  当然購入させていただくに当たっては、これからの手続もございますので、そういう手続に入る前に、前というよりも手続を進める中で、当然総務の方とも十分協議をさせていただきたいというふうに思っております。
 
○本田 委員  違うよ。どうするの。あしたあさってには、もう総務にかかっちゃうんだよ。委員会主義だからさ、ああ委員会主義じゃない、本会議主義だけど、委員会付託されてるんだから。安全宣言出せなかったら、そんなの答え出せないじゃん。
 
○勝山 環境部長  確かに本田委員さんおっしゃるようにですね、安全宣言というものは非常に大事なんだろうというふうに思っておりますが、ただ一方で、やはり総務部所管という部分の問題もございます。この土地の取得に当たりましては、総務部が所管しているわけですから、総務部と至急に協議をいたしまして、総務常任委員会までに一定の結論は出していきたい、そのように考えております。
 
○本田 委員  じゃあ、総務常任委員会のときには、もうこれは安全宣言、もしオーケーだったら安全宣言は出すんだね。それだけの、あしたしかないんだけども、それできるんですね。
 
○勝山 環境部長  申しわけございません。私、この場でできるというような確たる御返事ができないわけでございますけれども、総務部と協議いたしまして、総務常任委員会の前に何らかの結論は出していきたい、そのように考えております。
 
○本田 委員  だから今、総務に聞いてくださいよ。総務と話し合ってきてくださいよ、それだったら。だって、あしたしかないんだよ。調査するんでも。
 
○塩崎 環境部次長  もし、お許しいただければ、少し休憩時間をお願いできればと思います。総務部の方、残っていると思いますので、総務部の方と調整をとらせていただきたいので、少しの間休憩をとっていただければ幸いでございます。
 
○吉岡 委員長  ということなので、よろしいでしょうか。
 では、総務部との協議ということで休憩といたします。
               (18時54分休憩   23時08分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。答弁からですね。
 
○勝山 環境部長  長い時間御休憩をとっていただき、まことに申しわけございませんでした。この休憩の時間中、総務部の方とも協議をしてまいりました。その価格につきましては、市有財産評価審査会等々あるわけでございますけれども、やはり今本田委員さん御指摘のような事業者のいろいろな調査につきましては、まだしばらく、この場で判明しない部分もございますので、しばらく時間をいただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 
○吉岡 委員長  そういう答弁ですけれども、よろしいですか。本田委員はよろしいんですか。
 
○本田 委員  はい。
 
○吉岡 委員長  ほかの方は。
 
○森川 副委員長  今、市有財産評価審査会の中でちゃんと審議したと説明もあったと思うんですが、そこのところをやはり具体でお聞きしないと、実際評価審議会の中で適正価格について私は審査員の中に学識者も弁護士もいる中で適正な価格というのは、不動産鑑定ももちろん入ってやったわけですから、そこのところの説明もやはり聞かないとちょっとどういう経過でそういう値段が決まったかということも、私はやはり明らかにならないと思うんですよ。だから、できればそこの説明も、きょうじゃなくても結構ですけれども、その次に説明を受けるときにそこもあわせてぜひお伺いしたいと思いますけれども。
 
○吉岡 委員長  森川副委員長からそういうお話もございましたけれども、また今いろんな面での総務部との関係でも調査ということもございましたけれども、市有財産ということで価格が決まってくるということですので、その辺についても報告していただきたいということですが、よろしいでしょうか、ほかの方は。
 
○藤田 委員  当然だと思いますよ。正式な市の決定機関ですから、今まで全然その辺のことが御答弁の中になかったから当然じゃないですか。
 
○吉岡 委員長  ということで、もう時間も押しておりますので、ちょっと諮らせていただきますが、今先ほど本田委員からの質疑の中でのこれからの調査の問題と、それと価格の問題については市有財産のことについての審議の中身についても御報告いただきたいという委員からの要望もありますので、その辺もお願いしたいなと思います。
 それと、今の審議のこれからの状況ですけれども、時間も押しておりますので、ちょっとお諮りしたいのですが、きょうはこの程度にさせていただきまして、本来でしたらきょうで終わらなければいけないところなんですが、引き続きましてまだ幾つもございますので、日程の関係でございますが、先ほどちょっと、あしたはもう建設常任委員会がありますので、それはそのままやるということで、総務部の方と先ほど委員長とも協議いたしまして、木曜日の総務常任委員会の日ですが、午前中にできればさせていただきたいと思っております。できれば、押しておりますので、時間を10時からではなく9時半からさせていただければと思っておりますが、いかがでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 よろしいでしょうか。それでは残余の日程につきましては、来る2月21日(木)9時半ということで開会させていただきたいと思います。
 それでは、観光厚生常任委員会の審議をきょうは終わらせていただきます。御苦労さまでございました。
 以上で本日は延会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成20年2月19日

             観光厚生常任委員長

                   委 員