○議事日程
平成20年 2月 4日観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明に関する調査特別委員会
観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成20年2月4日(月) 10時00分開会 11時35分閉会(会議時間 1時間30分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
小田嶋委員長、石川副委員長、早稲田、本田、野村、前川、三輪、高野、岡田、藤田の各委員及び高橋議員
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、小島次長補佐、原田議事調査担当担当係長、谷川担当書記
〇参考人
和田忠麿朗、佐藤信一
〇本日審査した案件
1 観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係について(参考人(サンエイテレビ株式会社)からの意見の聴取)
2 その他
(1)今後の進め方について
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○小田嶋 委員長 おはようございます。これより観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明に関する調査特別委員会を開会いたします。
初めに、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。前川綾子委員にお願いいたします。
次に、本日の主質問項目表を事前に配付しておりますので、事務局から確認の報告を受けたいと思います。事務局お願いいたします。
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○事務局 お手元に主質問項目表といたしまして、サンエイテレビ株式会社にという資料を一部配付させていただいております。1月25日に事前に配付させていただいたものと同じものでございますので、御確認をお願いいたします。
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○小田嶋 委員長 ただいまの説明のとおり、主質問項目表、事前に配付しておりますので、確認よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○小田嶋 委員長 次に、本日の審査日程の確認を行います。お手元に配付した審査日程でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○小田嶋 委員長 本日は、参考人として当事業の事業者でありますサンエイテレビ株式会社に当時の状況についてお話しをいただきたく、代表取締役会長和田忠麿朗様、専務取締役佐藤信一様の出席をいただいております。
本日は足元が悪い中、またお忙しい中にもかかわらず、本日の委員会のために御出席いただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表いたしまして、心から御礼を申し上げますとともに、当時の状況についてお話しくださいますようお願いいたします。
当委員会では、観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係解明について調査を進めています。具体的には、平成15年7月から平成16年1月にかけて、国のモデル事業として、本市がサンエイテレビ株式会社と契約した中で、この事業に、議員がどのようなかかわりを持っていたかなど、当時の状況をお話しいただきたいと考えています。
早速ですが、議事の順序等について申し上げます。
まず、委員長の私から、お手元に配付いたしました主質問項目の1項目めの?御氏名、平成14年12月から16年1月当時の役職、本事業における担当業務を伺いますので、お一人ずつ、お話しをお願いいたします。
続いて、主質問項目に基づき、1項目めの?から最後の7項目めまで、順次委員長から質問を行います。お答えできる方に挙手をいただきたいと考えております。当時の状況についてお話しください。
この主質問が終了後、ほかの委員から関連質問・補足質問があれば質問を行いたいと考えておりますので、その質問にお答えいただきますようお願いいたします。
なお、発言をいただく際には、挙手をお願いいたします。委員長から挙手をいただいた方の御氏名を発言して、許可を得てから御発言をお願いいたします。
なお、発言は座ったままで結構です。また、委員に対しては、質問することができませんので、御了承をお願いいたします。
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○小田嶋 委員長 日程第1「観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う事実関係について(参考人(サンエイテレビ株式会社)からの意見の聴取)」
参考人、サンエイテレビ株式会社への委員長主質問を始めさせていただきます。
まず1番目に、業務について質問を行います。?御氏名、平成14年12月から16年1月当時の役職をお話し願います。また本事業における担当業務はどのようなものでしょうか。お答えをお願いいたします。
まず、和田忠磨朗様にお願いします。
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○和田 参考人 当時は、私は代表取締役社長でございます。経営責任者として、受注工事監視、最終承認決定の役目でございました。
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○小田嶋 委員長 次に、佐藤信一様、お願いいたします。
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○佐藤 参考人 佐藤信一と申します。私、当時、専務取締役をやっております。主に実務担当といいますか、営業を中心にした、そういった部分を私の方で面倒を見ておりまして、実際にこのときも、このお仕事の最初の営業的な役割を私がいたしました。
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○小田嶋 委員長 ありがとうございます。
では、次の主質問項目からは、お答えできる方に挙手をいただいて、お話しいただきたいと思います。では、よろしくお願いいたします。
?貴社の当時の業務内容はどのようなものでしたか、お答えください。
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○和田 参考人 我が社は、電気通信工事業建設業許可第105292号の認可を得ております。
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○小田嶋 委員長 次に、質問項目の2の項目に移ります。
2の項目は、この事業にかかわる交付金を知った経過についてお伺いいたします。
?e−まちづくり交付金をいつの時点で、どこから知ったのでしょうか、お答えをお願いいたします。
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○佐藤 参考人 この話は、当時、平成15年1月のたしか中ごろだと思いますが、キャドセンターの方からこういう交付金のお話で、こういうe−まちづくりというお話があるというところでお話を知りました。
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○小田嶋 委員長 3番目の項目です。業者選定の経過についてお伺いします。
?本市からの受託企業選定の経過についてですが、まず、株式会社キャドセンターから伊東議員に話がされ、伊東議員が株式会社キャドセンターを市に紹介し、その後、株式会社キャドセンターから伊東議員に地元企業の紹介について依頼がされ、伊東議員が鎌倉市に本社登録があるサンエイテレビ株式会社を株式会社キャドセンターに紹介し、以降、受託企業にサンエイテレビ株式会社が内定されていったということだと思いますが、このことについて貴社はどのように認識されていますでしょうか、お答えください。
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○佐藤 参考人 今おっしゃられた経緯のとおりですけれども、実際に私どもがこちらの方に本社を構えておりまして、ここで事業を営んでおる関係で、キャドセンターさんから伊東議員を通して、そういう御紹介があったことは間違いございません。
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○小田嶋 委員長 ?株式会社キャドセンターとは、どういうきっかけで知り合ったのでしょうか、お答えください。
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○佐藤 参考人 やはり、先ほど申し上げたとおり、伊東議員からの御紹介で、最初、うちがこういう仕事をしているということで御紹介いただきました。
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○小田嶋 委員長 四つ目の項目、技術提携と業務内容について伺います。
当事業の目的である3D都市バーチャルに係る技術を貴社が有していたものでしょうか。株式会社キャドセンターとの技術提携の具体的内容はどのようなものでしょうか、お答えをお願いいたします。
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○佐藤 参考人 まず、私どもの仕事は、よくこういったイベント関係のディスプレイがらみの装置を初めとする、そういった機器類の設置と配線関係、そういったことを得意とする技術を持っておりまして、実はキャドセンターさんとは、こちらはむしろ、そういったコンテンツをつくる会社ということで、私どもはそちらをつくる技術は持っておりませんので、キャドセンターさんとそういうすみ分けで、でき上がったものについて、ディスプレイでそれを映し出すというようなお仕事を主に私どもの方で請け負いました。
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○小田嶋 委員長 委員長から再度、最後のことで再質問させていただきますが、キャドセンターとの技術提携の具体的内容ということなものですから、具体的な中身について御答弁をお願いしたいと思います。
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○佐藤 参考人 私どもは、今申し上げたとおり、特にディスプレイをこちらの2カ所に設置をさせていただいて、そこのでき上がったバーチャルのそういったでき上がった3Dのコンテンツを映し出す仕事を私どもの方で、ですから主に3Dのこういったバーチャルのソフトをつくったのがキャドセンターで、私どもは、その後、でき上がったものについてディスプレイを設置し、鎌倉市の2カ所の場所にその辺の設置をし、私どものオペレーターもそこに立ち合わせて作業をしたという内容が具体的な内容です。
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○小田嶋 委員長 わかりました。
次の同じ技術提携と業務内容の項目の中で、残された質問の項目について伺います。
また、本市から提出された資料によりますと、事業費のうち約1,600万円を株式会社キャドセンターに支払っておりますが、貴社が実際に行った業務内容はどのようなものでしょうか、お答えをお願いいたします。
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○佐藤 参考人 今申し上げましたけれども、ほとんどのそういうコンテンツをつくる作業がこのお仕事の8割方のお仕事になりまして、私どもはそのでき上がったものを実際に人の目で見れるような状態のシステムを構築したというところですので、実際に私どもが、実作業として行ったのは、どちらかといえば一番最後のディスプレイを設置したり、それについて、どういう形でお客様にお見せするかというような形でのオペレーターにそういった作業をさせたりするところでしたので、実際の寄与比率というのは、ほとんど今金額どおりの内容でございますので、キャドセンターさんがほとんどそういった内容をつくるための工数といいますか、それがほとんどかかっている内容だということで、こういう比率でなりました。
最初にお話ありましたように、むしろ私どもは、後からここに業者登録ではなくて、本社を構えているという関係でその部分をやったということでしたので、どうしても仕事の内容の大半は、キャドセンターさんの内容に費やされたということになると思います。結果的にこういう数字のそういうところで、うちからもキャドセンターさんにその金額をお支払いしているという形になっています。
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○小田嶋 委員長 主質問項目の5です。従業員についてお伺いします。
本市から提出された資料のうち、雇用証明書に記載された貴社の従業員の雇用期間について、実際に勤務した勤務先について、その人数について、雇用形態について、給与額について、どこにお住まいの方か、お答えいただきたいと思います。そして、その雇用された従業員は、株式会社キャドセンターの社員ではなかったのでしょうか。以上、7点についてお尋ねいたします。お答えをお願いいたします。
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○佐藤 参考人 この件は、市の方に提出している申請書類に、既に提出した内容のとおりでございますので、実際に私どもの方の社員を使ってやったということで間違いございません。ただ、実際の住んでいる場所だとか、そういったことについては、今、私どももプライバシーマークを持っている会社でございますので、それ以上の細かい個人情報に係るところは、ここでちょっとお話しできません。
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○小田嶋 委員長 主質問項目6、事業実施期間についてお伺いします。
ディスプレイ事業が当初の半年間の予定が、1カ月間に短縮されたのはどのような理由でしょうか、お答えをお願いいたします。
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○佐藤 参考人 この件につきましては、私どもというよりも、むしろ御市からの、こちらの市の方からの御要請で、そういう形になったというふうに思っております。そういう認識でおりますので、その理由については、ちょっと私どもではわかりません。
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○小田嶋 委員長 主質問項目7、伊東議員への非常勤役員要請についてお伺いします。
?貴社と伊東議員とは、いつごろからどのようなおつき合いをされていますでしょうか、お答えをお願いいたします。
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○和田 参考人 伊東議員とは、私がちょうどもう22年前ですか、手広の町内会長を仰せつかって、10年間町内会長をやったわけですが、その町内会長をやったときからの地元ということで、いろいろ町内会のことをお聞きしたり、御相談したりしていますので、ちょうど今から、正確に言うと20年ぐらい前からのつき合いだったと思います。
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○小田嶋 委員長 ?伊東議員に非常勤役員就任を要請されたのはいつでしょうか、お答えをお願いいたします。
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○和田 参考人 ちょうど私どもの会社が創立が48年で、ちょうど平成15年に30周年の節目の年を迎えるので、その間、私ももう年齢的に年なので、息子に社長をやらそうということで、その二、三年前から、息子もまだ35でしたので、ちょっと若いので、アドバイザー的な後見者が、相談相手がいないかなということでいろいろ考えていたんですが、ちょうど15年ですか、30周年のときに、伊東議員に何とか非常勤役員を受けて会社のアドバイザー的なことをしてもらえないかというようなことでお願いして、いろいろ伊東議員も、少ししばらく考えさせてくれというような話だったんですけれど、私の方から、何とかひとつ伊東さんお願いしますというようなことで、何年だったですか、認識はちょっとわからないですけれど、30周年の節目を迎えるので、一応お願いしたところ、伊東議員の方から、そこまで言われるなら、ひとつ受けてもいいというようなお話で、私の方からお願いして、非常勤役員ということで受けていただいたものです。
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○小田嶋 委員長 次の質問です。また、依頼されたのはどのような理由でしょうか、お答えをお願いします。
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○和田 参考人 今申したとおり、30周年記念を迎えるので、何とか伊東議員にお願いして、一応、非常勤役員ということでお受けしていただいたわけでございます。
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○小田嶋 委員長 ?非常勤役員の業務内容、勤務実態はどのようなものでしょうか、お答えください。また、出勤簿はあったのでしょうか。あわせてお答えをお願いいたします。
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○和田 参考人 出勤簿はありません。できるときに、暇なとき、手があいたときに手伝ってくれということでお願いしたのでございますので、月に何回とか、そういうふうな約束はございません。大体、月に1回か2回は来ていただいて、いろいろアドバイスをしていただいたというふうに思っております。
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○小田嶋 委員長 ?役員報酬について、月額金額はどのような根拠に基づいて決めたのでしょうか、お答えをお願いいたします。
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○和田 参考人 一応、非常勤役員ということで、最低賃金法の一番下の段階で、月に20万ぐらいでいいのかなと。本人から別に要請があったわけじゃないんですけれど、ひとつ非常勤役員として月20万ということでお願いして、支払ったようなわけでございます。
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○小田嶋 委員長 主質問は以上でございます。
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○小田嶋 委員長 続きまして、各委員から関連質問・補足質問がありましたらお願いする予定でおります。
なお、各委員におかれましては、質問に当たり、参考人であること、また本日2時間程度を目安に御出席いただいておりますことに配慮をいただき、質問をこれからお願いしたいと思います。
では、関連質問・補足質問があります委員は挙手をお願いいたします。
ほかになければ、じゃあ、委員長の方から1点お伺いしたいと思います。
非常勤役員のことについてなんですが、これまでに、過去にこの伊東議員以外に非常勤役員をお願いした経過が別にどなたかいるのかどうか。それから、お願いした場合、受けていただいたことがあって、その段の非常勤役員の報酬は幾らぐらいだったのか。その2点についてお答えをお願いいたします。
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○和田 参考人 私どももう30年にもなりますので、その間にだれが非常勤役員と、二、三人いたと思うんですけれど、その時分は大体40万から50万ぐらい、非常勤役員として払っていましたけれど、それは大手の天下りの方が大体二、三人いたと思います。
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○本田 委員 この主質問もそうなんですけれど、あらかじめ質問されていた方は、もう質問しなくてよろしいんですか。
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○小田嶋 委員長 今、募っているところで御発言がないので、その関係はもう重視しなくても。
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○本田 委員 私、数点あるんですが、あらかじめ質問を出している人の前に質問しては申しわけないと思ったから、今こういうふうにお聞きしているんですけれども、よろしいんでしょうか。
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○小田嶋 委員長 委員長としては、御質問が今この間なかったものなので、本田委員が懸念されている点は、もうないと了解しております。
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○本田 委員 数点質問させていただきます。本日は御出席いただきましてありがとうございました。あらかじめの質問を出しておりませんので、今、お答えになった中での部分で、数点お尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。
まず、委員長主質問の2の?、e−まちづくり交付金をいつの時点でどこから知ったのですかということで、お答えが平成15年1月中旬、キャドセンターからというお答えだったと思いますけれども、それは間違いないということですか。
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○佐藤 参考人 もちろんキャドセンターというのは、具体的なお話があったのが、伊東議員からの御紹介でお会いしたときに、キャドセンターの方の口から聞いたという意味ですね。同じ時期に、御紹介いただいたときですね。そのときに同席を私もしましたので、キャドセンターの方の口から、そういうイベントがあるんだという内容の、仕事のいわゆる説明的な形でお話を聞きました。
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○本田 委員 平成15年1月の中旬ということですね。それで、あらかじめの資料の中で、この入札参加資格審査申請書、これがサンエイテレビさんから鎌倉市の方に出されている。この出されているのが平成15年1月7日ですね。それと1月7日に入札参加資格審査申請書が出されるということは、この申請書を出されるということは、この仕事をするために鎌倉市に申請書を出した。そうすると1月7日にこの申請書が出ているのに、この話、仕事の説明というのが平成15年1月中旬というのは、どう考えても話が合わないと思うんですけれども、その点はいかがですか。
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○佐藤 参考人 ちょっとその時期のことなんですが、もう大分前のお話なので、私もちょっと記憶が定かでないところがあるんですが、その辺だろうかなと思っていたんですけれど、ちょっと私も、提出した書類がそのころだとすると12月の暮れのころだったかもしれません。1カ月ぐらいのその記憶が間違っていたかもしれないんですけれど。いずれにしても、そのお話を聞いたのは、そういう形で聞きましたので、ちょっと時期がそのころだったか、その前だったかというのは、ちょっと済みません、明確な特定ができていないんですけれど。
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○本田 委員 その記憶の違いというのは別に関係ないですから、いいんですけれども、その12月の暮れでもいいんですけれども、実はこの入札参加資格審査申請書、鎌倉市に1月7日に出しましたよね。これの提出書類というのが、こういうのを添付してくださいよというのがあったはずです。例えば印鑑証明書とか納税証明書とか、そういうものは平成14年12月3日に全部とっているんですね。平成14年12月3日にとっていて、そして平成15年1月7日にそれを添付して申請書を出している。この平成14年12月3日の以前にその話がなければ、この添付書類が出てくるということはないはずなんです。その部分については。
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○佐藤 参考人 済みません、その印鑑証明とか、その辺のところについては、うちの事務の方でやっておりますので、以前にとったもので期限が切れていないから出したとか、その辺がわかりませんけれども、添付書類をそろえてお出ししたその時期が、12月、そんなに前というふうな記憶はないんですけれども。多分12月か1月ぐらいの記憶で、私はちょっと覚えてはいるんですけれども。実際に印鑑証明とかそういったものを取得するのは、私の方ではやっておりませんので、うちの多分事務の方でそろえて出してもらったと思います。
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○本田 委員 この申請書を出すに当たって、たまたま持っていたとか、そういう部分もあるかもしれませんけれども、その可能性というのはわかりませんけれども、可能性はある。しかし、タイムリーにその資格申請書の要件を満たす、その添付書類が同じ日にすべてとられている。そして、これが別々の日にとってばらばらであるという、そして有効期限があるわけですから、そういう部分でばらばらであるというんだったらわかるんですけれども、すべて12月3日でとられている。ということは、この入札参加資格審査申請書を提出するためにとられていると思うんですけれども、こういうものが必要だと言われていた、それをみずからが知るということはないはずなんですね。つまり12月3日以前に、だれに、こういうものが必要だよという示唆をいただいたのか、そしてとったのか。
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○佐藤 参考人 その辺になると、私も正直申し上げて、もう大分前のことで、いつ、どういう書類、あとほかにどんな書類があるのかあれなんですけれども、たしか、いずれにしても、鎌倉市の方からお話、説明会という形でありまして、あったのはたしか1月だったと思うんですね。ですので、それ以前にどういう形でその書類をそろえたかというのまでは、ちょっと私の方、記憶にないんですけれども、そんなに前だったとは私もちょっと認識はしていないんですが。あと、私どもは、先ほど会長から説明させていただいたように、建設業許可のあれをとっておりまして、また鎌倉市にもそういう入札資格を持っている業者でございますので、何かの形でそういう入札だとか、ほかにもそういう、会社ですから、いろんな書類で印鑑証明が、例えば契約書一つ交わすにしても必要な場合もありますので、そういうときにとってあったものではないかなというふうには思うんですけれども、ちょっとそれは定かじゃありません。
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○本田 委員 わかりました。それから、5番目の従業員の件ですね。これは自社の社員であるということ、それから、個人情報によってほかのことはお答えができないということであります。すべて教えていただきたいということではなくて、名前も要りませんから、ただ、どこに住まわれていたか。例えば何々市、それだけでもお教えいただけないでしょうか。
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○佐藤 参考人 ちょっとそのときのメンバーが、私もちょっと今覚えていないんですけれども、私どもの社員もあちこちから通ってきていますので、埼玉県とか、あと神奈川県の人間もおりますし、そのときに携わった人間は、たしか神奈川県の人間と埼玉の方もいたかと思います。済みません、ちょっと余りはっきり覚えていません。
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○本田 委員 これは鎌倉市で雇用されたわけですね。鎌倉市の本社で雇用されたわけですね。
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○佐藤 参考人 私どもすべて、本社が鎌倉でございますので、そういう人事系のところはすべて、雇用契約にしても、どういう形であれ、鎌倉の方でしております。勤務が東京事業所で勤務するケースもありますし、いろいろなケースがありますけれども、実際には雇用はすべて本社で行っております。
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○本田 委員 ありがとうございました。私は以上です。
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○小田嶋 委員長 ほかに委員から御質問はございませんでしょうか。
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○高野 委員 本日はお忙しいところお越しいただきましてありがとうございます。
二、三点、簡潔にお伺いしますけれど、まず、さっきの3の?に関連して、このとおりであって、議員を通してキャドセンターの方からのお話があったというような、先ほどお答えだったと思うんですけれど、そうすると議員からそういう紹介がない限りは、この会社とは、つまりキャドセンターとは特に関連性は企業としてはなかったと、こういう認識で間違いないかどうかお伺いいたします。
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○佐藤 参考人 私どもはキャドセンターさんとは、今までそういうおつき合いはございませんでしたので、たまたまそういうお話があって、キャドセンターさんの方から持ち上がったと聞いておりましたけれども、それでキャドセンターさんの方から、鎌倉市にある業者を紹介してほしいといういきさつの中で御紹介があったと認識しております。
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○高野 委員 わかりました。あと、先ほど4のところですけれども、率直なお答えがあったと思っているんです。コンテンツの制作はキャドセンターで、つまり仕事の大半はキャドセンターであるのだと。それでサンエイテレビ株式会社さんは、これは登記簿謄本からも、先ほどの1の?の御答弁からも明らかですけれども、電気通信として機器の設置でありますとか、配線でありますとか、そういう面では非常に高い専門性を持った業務をされているということは認識しております。
そうすると、この事業に関しては、さっきもあったとおり、でき上がったものを、つまりディスプレイの設置とか、でき上がったものを実際に市民の皆さんとか、観光で鎌倉にお越しになる皆さんとかが見れるようにするというのをサンエイテレビさんがやられて、そうすると、この3Dの都市バーチャルのこの制作は、当時特許申請中であったようですけれども、キャドセンターというほかの会社がやっていたということからすると、やはりこの技術そのものは、あくまでサンエイテレビさんはお持ちではなく、提携というのだけれども、それは実際にはそういう制作はキャドセンターさん、コンテンツの制作はキャドセンターさん、その後の機器の設置とか配線とか、そういう仕事をサンエイテレビさんがやると、こういう提携だったと、これもそういう理解で間違いないかどうかお伺いいたします。
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○佐藤 参考人 はい、今おっしゃったとおりでございます。
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○高野 委員 わかりました。あと、今も本田委員からもありましたけれど、この事業が幾つか要件があるうちの一つが、地元、県内事業所があって、そこでの雇用効果ということが挙げられているんですけれども、そうしますと、まずちょっと関連して、現在サンエイテレビさんは、基本的には従業員は本社と、東京に事業所があるということですが、そこで働かれていると。鎌倉の本社と東京の事業所と、こういうふうに比率はどのぐらいかまでは聞きませんが、そういう認識で間違いがないかどうかお伺いします。
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○佐藤 参考人 そのとおりでございます。主に技術系の社員は東京事業所でやっておりますので、実務部隊は東京にかなりな比率でやっております。
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○高野 委員 そうしますと、この業務、今かなり3DとかITとか、そういう技術的なことにかかわる雇用の形態であったというふうに思うんですが、このときの勤務先は、これは3人でしたか、この方々はどこにお勤めだったかというのはわかりますか。
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○佐藤 参考人 一応、今回このときは、たしか私どもの東京事務所に通常勤務している者と、あと契約社員でこちらの神奈川の方にいる社員とで、合同でやったと思います。
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○高野 委員 わかりました。済みません、これが最後になりますけれど、先ほどの7の?、伊東議員の非常勤役員の関係ですけれど、30周年という時期で、社長から息子さんへの経営の委譲というんですか、そういう時期でもあったというようなお話もあって、そうしたもろもろのアドバイザー的なことなのかなというふうにも理解したんですけれども、先ほど出勤簿のことはお答えになったんですけれど、この非常勤役員の業務内容ということが、ちょっとお答えが私の認識ではお聞きできなかったものですから、この点ちょっと教えていただけますか。
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○和田 参考人 別に業務内容とか、そういうふうなことでお願いしたのではなくて、一応アドバイザー的なものをお願いしますということで、うちの会社の専務や息子なんか、ちょっとまごまごしたときは、伊東さん、こういうことはどういうもんだろうかとか、そういうふうな一応相談相手ということで、別に業務が何の専門業務だとか、そういうことは一切決めていません。
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○小田嶋 委員長 ほかに御質問ございますか。
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○岡田 委員 岡田と申します。雪が降って足元悪いのに、大変御苦労さまです。
若干重複して大変恐縮なんですけれども、4番のところの技術提携と業務内容というところで、今、高野委員も言われたんですけれども、キャドさんが3Dの技術を持っていて、サンエイさんは先ほども言われましたけれども、ディスプレイとオペレーターというか、そういう役割分担の中でやったんだよと。大まかにそういうふうに言われたと思うんですね。それはわかるんですけれども、キャドさんの3Dの技術そのものございますよね。それが要するにサンエイさんでなければできないというような特殊な技術というか、そういうものだったんでしょうか。
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○佐藤 参考人 特殊な技術といいますと。済みません、うちがですか。
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○岡田 委員 キャドさんの3D技術、かなり特殊なものだということで、それでその当時は特許ということだったんですけれども、そういう技術を利用してできる会社というのはサンエイさんなのかなと。そうじゃなくて、そういう技術的なことは関係ないんだと。いわゆるコンテンツをキャドさんがつくられて、それの設置として鎌倉の2カ所でディスプレイを使って、我々は配線とディスプレイ、それを設置したというようなふうには言われたんですけれども、もう少しちょっと中身といいますか、私がお聞きしているのは、技術提携のところで、単なる役割分担じゃなくて、技術的なこともあったのかなということをお聞きしているわけなんですけれど。
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○佐藤 参考人 その件は、まずは先ほどお話し申し上げたとおり、3Dのコンテンツをつくる技術は私どもございませんが、逆にキャドセンターさんの方は、そういうディスプレイを調達したり、自社で持っていたりもありませんし、あと、それを実際につないで、適切な非常に高画質の絵で出すというような技術は、恐らく私どもでしかできなかったというふうに認識しておりますけれども。あと、その辺のオペレーターも含めて、私どもはそういういろんなイベント関係の仕事をやらせていただいておりますので、そういう内容は非常に精通しておりますので、その技術を生かしたというふうに認識しておりますけれども。
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○岡田 委員 わかりました。
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○小田嶋 委員長 ほかの委員さんで関連は。
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○早稲田 委員 きょうはお忙しいところありがとうございます。二、三点質問をさせていただきたいと思います。
まず、3番の入札参加のことについてでごさいますが、先ほど委員の御質問の御答弁の中で、この交付金の内容を知ったのは1月の中旬であるということだけ御答弁されたけれども、もしかしたらもう少しその前であったかもしれないというお話もございました。その中で、交付金のことを御存じになったのは、あくまでも期日の違いはあっても、キャドセンターからということで間違いはございませんでしょうか、確認させていただきたいと思います。
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○佐藤 参考人 はい、間違いございません。
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○早稲田 委員 そうしますと、キャドセンターさんと知り合ったのは、今までの前回までのいろいろな審議の中では、1月16日でしたか、伊東議員からの紹介によって初めてお会いになったということですが、それも間違いございませんでしょうか。
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○佐藤 参考人 その件は、今先ほどお話しありましたように、ひょっとしたらちょっと記憶が1カ月ぐらい間違っていたかもしれませんけれども、こちらの鎌倉市さんの方から御説明をいただく前に、そういう御紹介があったことは間違いありません。
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○早稲田 委員 わかりました。議員から紹介があってお会いになったのが16日だけれども、その前にキャドさんと何らかの情報提供、情報交換の経緯はあったかもしれないということですね。
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○佐藤 参考人 情報交換というよりも、私どもは先ほど申し上げたとおり、初めてお会いしたのが、ちょっと日にちはもう一つ記憶はあれなんですけれども、伊東議員からキャドセンターさんを御紹介いただいて、そのときに初めてお会いして、そのときにこういうe−まちづくりのお話があるという内容は、キャドセンターの御担当の方から初めてお聞きしたということで、それ以前に何回か会ってとかということは一切ございませんので、何しろそのときが初めてです。
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○早稲田 委員 そのときが、やはりお会いになったのは、キャドセンターとは初めてだということですね。それでは、1月7日に入札参加をなさった目的というのはどういうことだったんでしょうか。
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○佐藤 参考人 ですから、今のお話をいただいて、私どももそういういいイベントといいますか、お仕事があるのであれば、ぜひお手伝いさせていただきたいということで、そういう気持ちで我々も会社として取り組みを考えましたので、そこでそういう手続に入ったというふうに思っております。
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○早稲田 委員 済みません、繰り返しで申しわけないんですが、そういたしますと、キャドセンターさんからe−まちづくりのことを伺った後、やはりその件でもちろん入札参加を、実際こういう事業をしてみたいということでされたということになりますね。
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○佐藤 参考人 はい、そのとおりです。このお話は、いずれにしてもそれのあれがない限り、うちは全然知りませんでしたので、キャドセンターさんからそういう内容のお仕事というか、そういうイベントがあるというのは初めて聞きましたので、それ以前に、うちからそういうものを知ったという経緯はありません。
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○早稲田 委員 大変繰り返しで恐縮なんですが、キャドセンターさんからのe−まちづくりのお話があってから入札参加をされたわけですから、その入札参加の後に初めてキャドセンターさんとお会いになったということが、少し矛盾してくるのではないかと思うのですが、私の理解が間違っているのかどうかお尋ねしたいと思います。
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○佐藤 参考人 それはですから、私の方の記憶があやふやなところがあったかと思うんですけれども、その流れとしては、間違いなくキャドセンターさんからお話を伺った上で、入札参加という形になったことは間違いありません。それ以前には、そういうお話を私ども知りませんでしたし、そういうお話を聞いた中で入札参加という手続に入ったことは間違いないです。
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○早稲田 委員 そういたしますと、議員の紹介でお会いになったのは1月中旬なんだけれども、その前に、年明ける前にキャドさんからお話があったということですね。もう一度確認をさせてください。
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○佐藤 参考人 それは、先ほど何回か申し上げているとおり、ちょっと記憶がもう一つあれだったので、お会いしたのが12月だったかもしれません。
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○早稲田 委員 そうですか、12月にお会いになっているかもしれないということですが、議員の紹介があって初めてお会いになったという先ほど御答弁がございましたので、それではもしかすると、12月に議員の紹介が、1月より前に、もしくはe−まちづくりの交付金の話が市におりてくる前に、議員の紹介によってキャドさんとお会いになっていたということも考えられるのでしょうか。
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○佐藤 参考人 その辺になりますと、ちょっと私もよくわかりません。
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○和田 参考人 一番初めは、私も日にちとか何かは定かじゃないんですけれど、伊東議員から話がありまして、私に直接話がありまして、こういう仕事があるんだけれどというので、私も仕事の内容はわかりませんので、一応、鎌倉市のためになるとか、観光客のためになるというようなことで、じゃあひとつと。でも私は全然仕事の内容がわかりませんので、伊東議員にキャドセンターさんをうちの会社へ連れていって、それで一応、そこでいろいろ仕事の打ち合わせをしてくださいということで、私自体、キャドセンターさんとは一面識もないんですよ、本当の話は。そういうことから、この話が始まっていったのではないかと思います。
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○早稲田 委員 そういたしますと、わかりました。いろいろ時期的なものは御記憶がないかと思いますが、e−まちづくり交付金の話は、キャドさんから初めてお聞きになったのではなく、やはり議員の方からお話がそれ以前にあったということで確認をさせていただきたいと思います。ちょっと今までの内容とずれているところがございますので、確認だけさせていただきます。
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○佐藤 参考人 ちょっとよくわからないんですけど、私は今、会長からお話ありましたように、そういう話があるということで、東京事業所の方に、会長の方ではそういう技術的なお話がわからないということで、東京事業所の方で打ち合わせをということで、初めてお会いしたときに、私自身は交付金のe−まちづくりというお話は初めて聞いたということです。
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○早稲田 委員 わかりました。そうしますと、まとめさせていただきますと、会長は議員の方からe−まちの交付金のお話があったやに記憶をされていて、佐藤様の方では、1月に初めて、1月ではなかったかもしれないけれど、キャドさんと正式にお会いになったときにe−まちのお話を聞かれたと、そのようでよろしいでしょうか。
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○佐藤 参考人 私はいずれにしても、そういう形で、そのお話はそのときにキャドセンターさんからお聞きしたということで間違いありません。
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○早稲田 委員 わかりました。確認させていただきました。
それから、その業務の提携とか内容についてなんでございますが、そのコンテンツ制作についてはキャドさんが全面的に持っていて、ディスプレイに関してサンエイさんがおやりになったということで、キャドセンターの業務内容について、多分今回が初めてお会いになられたということなので、技術内容ということも詳しくは御存じなかったのではないかと思いますが、15日でしたか16日に東京の方でお会いになったときに、そのお話を聞いて、キャドさんのことも初めてそこでわかったのだけれども、そこでこういう大きな2,000万という大事業ですが、その技術提携をするということを即日決められた理由といいますか、その辺を少し聞かせていただければと思います。
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○佐藤 参考人 私ども、そういう映像にかかわる仕事をしておりますので、この手のお話は非常に、私も内容を伺って、今、会長からもお話がありましたように、私どもの本社のある鎌倉市の紹介とか、それを非常に3Dという今までにないような切り口で、そういうディスプレイで皆さんにアピールできると、そういうような仕事は、私もそのお話を聞いて初めて知った内容で、非常にいい、技術的にも優れた、いい仕事のお話でしたので、私としても非常に興味を持ちましたし、自分でもそういった面で、うちがお手伝いできればこれは非常にいいなというところで、今回私もこのお仕事は非常にいいお仕事をさせていただいたというふうに認識しておりますし、私どもの技術的な中でも、余り今までになかった内容でしたので、そこでうちの技術が生かされる部分があって、お手伝いできるということには非常に感銘も受けましたので、私もできることなら一緒に、じゃあチャレンジさせていただいて、入札できるかどうかはまだもちろんわかりませんでしたけれども、そういうところでやっていきましょうということになったことは間違いありません。
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○早稲田 委員 わかりました。それから、前の御答弁の中で、大半の業務はキャドさんの方だったと。サンエイさんの方では映像を皆さんに提供する部分で、非常に業務の比率としてはあちらがほとんどではなかったかということでございましたが、そういう状況の中で、御社の方でこの事業主体となって委託を受けたということに違和感というものはおありにならなかったかどうか、お尋ねしたいと思います。
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○佐藤 参考人 そういう違和感は一切ございませんでした。私どもはこちらに本社がございますので、業者登録も含めてそういうところで、うちの持っているものがそこで生かされるというふうに思っておりましたので、そういった面では、もちろん仕事の比率云々はともかく、逆にそういった面でお手伝いできることの方が非常に我々としては光栄だと思っていましたので、それでお受けしました。
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○早稲田 委員 済みません、長くなりまして恐縮ですが、これは随意契約ということでございますが、このキャドの技術を実現できる、ディスプレイとして映像で皆さんにお見せできる、そうした技術があるのは、県内で御社だけとお考えでしょうか。
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○佐藤 参考人 それは私もほかの業者を知りませんので、わかりませんけれども、私どもはそういった面でも、技術力は相当なものを持っているという自負は持っております。
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○早稲田 委員 それでは、6番の事業実施期間のことで1点お尋ねしたいと思いますが、この事業期間が1カ月に短縮されたのは市の方の理由によるもので、サンエイさんの方では一切それにはかかわっていないという御答弁が先ほどあったかと思ったんですが、前回の当時の職員の方をお呼びしての質疑の中で、やはりそういうやりとりがございまして、これは非常に契約に、市と契約をされたのは7月3日だと思いますが、その契約に時間がかかったと。それで、特に契約に時間がかかった理由はというところで、契約保証金200万円だったと思いますが、その契約保証金についての調整に時間がかかったというようなお話がございましたが、その認識はどのようにされているのかお尋ねしたいと思います。
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○佐藤 参考人 その辺が私もちょっと全然、今初めて聞きましたけれども、そんな200万円の調整でうちが手間かかったというのは、私は聞いていませんでしたけれども、むしろコンテンツに時間がかかった。私も実は、実際のその後、営業は営業の担当にやらせましたので、その辺の経緯について、ちょっとわかっていないところもありますが、そういうふうには聞いていませんでしたけれども、うちの理由で延びたというふうには認識していませんでしたけれども。
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○早稲田 委員 それでは、サンエイさんの方としては契約保証金、大変恐縮なんですが、このお金のことで契約に時間がかかったということはないということでございますね。
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○佐藤 申請人 ないかどうか、ちょっと私もそこは確認はしていませんけれど、そういうふうには私はちょっと認識していませんが、ちょっと経理の方で何かいきさつがあったのかはわかりません。
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○早稲田 委員 わかりました。経理の方にお聞きにならないと詳しいことはおわかりにならないかと思いますが、市の方の答弁では、この契約に時間がかかったということと、それからお寺さんの方にいろいろ資料収集するのに時間がかかったということなんですが、保証金ということで、ちょっと詳しく質問したときに、そのようにお答えになっていましたので、確認をさせていただきましたが、ちょっと市と見解が違っているのかなという感じがいたしました。
それでは最後に、議員への非常勤役員の要請のところでお尋ねいたします。勤務実態というものも明らかでない。あくまでも相談のアドバイザーとして非常勤役員になってくださいというような、そういったお願いをされていたようなんでございますが、この30周年の記念ということで節目を迎えるので、息子さんに対する経営委譲のアドバイスもあるのでということですが、この伊東議員に対して非常勤役員を要請したいとお考えになったのは、以前からなんでしょうか。この節目ということもありますが、この2月に多分、議員の方ではそういう要請があったというお答えはされておりますが、以前から伊東議員に非常勤役員をやっていただこうとお考えであったのかどうか、お尋ねしたいと思います。
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○和田 参考人 今の御質問ですけれど、私が一応今までおつき合いをした中で、やはり伊東議員ほど信用を置ける人間はいないと。本当に兄弟みたいなつき合いができるんじゃないかなということで、再三伊東議員にお願いして、最終的には、じゃあ私にできるかできないかわからないけれどお受けしましょうということで、受けていただいております。
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○早稲田 委員 それでは、もうこの事業とは関係なく、以前から伊東議員に信頼をおけるから、何カ月前なのか、何年前なのかわかりませんが、そういうことでお願いをしていらしたのでしょうか。
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○和田 参考人 間違いありません。
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○早稲田 委員 そういうことでしたら、よくわかりました。ただ、ちょっと気になりますのは、最初は社員教育という名目でお受けになったと。社員教育がどういうものであるかということも一つ疑問になるんですけれども、アドバイザーという大くくりのことですと、なかなかそういう細かいこともないのかもしれませんが、最初は非常に技術屋さんの多い会社だから社員教育をしていただきたいということでお願いされたと議員はおっしゃっていますが、そのことで何か会社の中で、技術の方たちにお話をされたとか、講演をされたとか、そういった事実がもしおありになれば、教えていただきたいと思います。
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○和田 参考人 そういうことは、ちょっとこの場では申しにくいんですけれど、いろいろ私の方からも、今の従業員がこうだから、こういうことは伊東さんどうなのかなとか、ああいうことでいろいろ相談相手になってもらったのは確かでございます。
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○早稲田 委員 わかりました。それでは、社員教育というよりはやはり相談がメーンであったということでございますね。わかりました。ありがとうございました。長く、ありがとうございました。
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○小田嶋 委員長 ほかに御質問。
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○石川 副委員長 本日は本当にありがとうございます。ちょっと二、三お伺いをしたいと思います。
まず、このe−まちづくり交付金なんですが、14年度の閣議決定がなされて、ばたばたと申請期間も短く、そういう中でサンエイさんも考えなければならなかった。また、市もそれを受託する準備を進めていかなければならなかったということで大変だったと思いますけれども、先ほどの答弁ですと、このお話はe−まちづくり交付金というそのものをキャドセンターの方からお聞きになったということで、もしくは伊東議員という話もありましたけれども、その情報がなければ、サンエイさんは知り得なかったということでよろしいでしょうか。
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○佐藤 参考人 その点はそうですね、そういうお話、初めてそこで聞きましたので、もし、あと鎌倉市の方からそういう何か公示があって、そういうものに応募ということは考えられなくはないですけれど、その時点では一切なかったです。
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○石川 副委員長 わかりました。もう一つなんですが、雇用の件なんですけれども、お三方、非常勤で雇用されております。その期間なんですけれども、雇用期間というのは、私どもがいただいております資料の中に、ちょっと日にちがない方もいらっしゃるんですが、11月30日というのが最後になっているわけですけれども、15年8月1日から11月30日という日づけになっているんですけれども、これで間違いないでしょうか。
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○佐藤 参考人 済みません、ちょっとそこは私わかりませんけれど、そういうふうに書いてあるんですか。
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○石川 副委員長 はい。ちょっと確認したかったのは、先ほど、コンテンツというのはほとんどがキャドさんが行ったということで、サンエイさんはディスプレイに関する業務を行ったということでお聞きしたんですけれども、実際にこれを行ったのは15年12月26日から1月の何日かにわたってやったと思うんですね。そうしたら、一番ディスプレイをするに当たって、サンエイさんというのは、やはりここで常駐していないといけなかったんじゃないかなと私は思うんですけれども、その辺の日付の整合性がないので、ちょっとお伺いしたかったんですが、それはおわかりにならないということですか。
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○佐藤 参考人 その辺、ちょっと記憶ないんですけれども、多分、そういう人事系の人の契約については総務の方でやっていますが、今おっしゃるように、実際には12月から1月にかけて、私どもはそういうディスプレイを展示したり、そういうことはやりましたので、その期間に働いてもらったと私は思っていましたけれど。
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○石川 副委員長 申しわけありません、私どももちょっと書類を取り寄せまして、その期間、やっぱり国に出した報告書の中にも、やはり11月までとなっているわけなんですね。ちょっとその辺が私も合点がいかないんですね。それと雇用の3名の方に関して、御住所が東京だとか神奈川だとか、あいまいにちょっとお答えになっていらっしゃいますけれども、その辺がちょっと私どもも、個人情報とはおっしゃいますけれども、今、審査をしているわけですから、どうしても必要なわけなんですよ。そこはお答えいただくわけにはいかないんでしょうか。
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○佐藤 参考人 今、私もその辺の、契約社員的にうちで雇ったという経緯もありましたので、ちょっと資料がないので、今はどこに住んでいてだれがというところまでは、今ここではわかりません。
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○石川 副委員長 そうしますと、その点につきまして、持ち帰っていただいて御回答いただくということは可能でしょうか。
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○和田 参考人 今、議員が申しているとおり、もし御納得がいかないのであれば、うちの会社に来てください。源泉徴収でも何でも全部そろっていますので、お見せしますけれど、お渡しすることはできませんけれど、お見せすることはできると思います。
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○石川 副委員長 わかりました。私どもで相談をして、どうするかは決めたいと思います。
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○小田嶋 委員長 ほかに委員さん、御質問はございませんか。
委員外議員から質問がございますが、主質問の範囲の中に限っての質問ということで、認めるということでよろしいでしょうか。
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○藤田 委員 同じ会派の方がいますからできたら御自分の、ちょっと。
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○小田嶋 委員長 暫時休憩します。
(11時15分休憩 11時19分再開)
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○小田嶋 委員長 では、再開いたします。
休憩前、委員外議員からの質問の挙手がございました。主質問の願意の範囲内に限っての質問を認めるということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
認めるということで確認いたしました。
では、委員外議員の質問です。マイクを持っていきますので、お待ちください。
では、質問をお願いいたします。
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○高橋 議員 委員外から失礼いたします。1点だけ確認をさせていただきたいと思いますので、お答えをよろしくお願いいたします。
サンエイテレビさんは、入札登録の際、東京の事業所で登録をされまして、鎌倉市としては県外業者、市外業者という、そういう扱いになっております。そういう中で、e−まちづくり交付金というのは県内の雇用促進とか、そういった意味で、県内の業者さんを受注業者にしていくという、そういう基本的な方針がありまして、そういった意味では、登録上、問題があったのではなかろうかなというふうには思うんですが、その辺についての打ち合わせというんですか、そういったことはどんなやり取りがあったのでしょうか。
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○和田 参考人 申しわけないですけど、あなたの意見には、私は口きくつもりはありません。あなたには答えたくありません。なぜかわかりますか。あなたは議員として、あることないこと自分のメールでどんどん流して、恥ずかしいと思いませんか。私は全部資料を持ってきていますから、あなたの資料を。あなたの質問にはお答えできません。
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○小田嶋 委員長 高橋議員はよろしいですか。
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○高橋 議員 はい。
(「なぜ、こういうことを書くんですか。」の声あり)
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○小田嶋 委員長 和田様、発言は委員長の許可を求めてお願いいたします。
ほかに委員から関連・補足質問は。
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○三輪 委員 先ほど、うちの会派の石川の方から質問したところで、少し従業員のところなんですけれども、先ほど自社の社員の方、3名ということで、その辺の給料とか住所とか、その辺が個人情報だということで、今お答えにはなれないということだったんですけれども、雇用、あらかじめの質問の中でも、雇用期間とか雇用形態とかいうふうな、そのあたりはこの3名の方がどういった形で、どういった業務をお一人お一人なさっていたのか、そのあたりはお知らせいただけないでしょうか。
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○佐藤 参考人 その件は、先ほど私どもの仕事を受けた内容、ディスプレイを設置したり、それから配線をしたりとか、そういった方の技術系の人間でございます。
実際には物を運んだりとかということで、割とそんなに難しい技術を要さない作業もありますので、その辺は私どもの中で必要な人材を選んで、今回はそこに携わらせたという形です。
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○三輪 委員 そうすると、先ほど東京の社員と契約社員と合同というふうに、そこがちょっと私わからないんですが、この3人の方は全員東京の社員ということではないということですね。
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○佐藤 参考人 先ほども何回か申し上げましたけど、東京の社員とか鎌倉の社員とかというのではなくて、うちはそういうことで、本社は鎌倉でございますので、鎌倉で雇用等はやっております。勤務場所が東京でやっているケースもありますし、実際の技術部隊は割とあちらで、仕事の関係で多いのですけれども、雇用等はすべて本社の方でやっております。
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○三輪 委員 それは先ほど伺ってわかっているんですけれど、今回のこの事業で契約しているこのお三人の方は、そうすると3人とも東京で勤務をなさっている社員というふうにとらえてよろしいんですか。
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○佐藤 参考人 1名は東京ですが、あと2人は、こちらの方から行っているというふうに、私もちょっと細かいところまで見てみないとわかりませんけど、そういう勤務形態でやっていたと思います。
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○三輪 委員 わかりました。そうすると3人の方の役割分担みたいなところは、例えば先ほど設置にたけた方と、ディスプレイのときにいらっしゃる方と、そういったその辺の役割分担などはどうなっていたのでしょうか。
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○佐藤 参考人 私どもの仕事というのは、それぞれいろんな仕事の中で、役割分担と主にはあったにしても、全部そんなにこれはこの人間しかできないとかという仕事の内容ではありませんので、そんなに大きくきれいに区分けはしていないんですが、例えば設置のときに、配線をするのが得意だとかということじゃなくて、一応その3名で、ある程度一緒に、現場もそんなに何箇所でもなかったものですから、3人で一緒にやったという形でやっております。その中で、割とオペレートが得意な人間に、そこにつかせてやったりとかということはしましたけれども、それほど我が社にとっては非常に難しい仕事ではないので、そういう形でやりましたので、明確な役割分担でこうしたという形ではなかったと思います。
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○三輪 委員 私もよくわからないので、的を射ていないとは思いますが、オペレーターを立ち合わせて設置をしたという、先ほど御答弁あったんですけれども、実際に実施しているディスプレイが市民や観光客に見られている、その期間というのは、オペレーターは必要ないんでしょうか。
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○佐藤 参考人 オペレーターといいましても、実際にはDVDのコンテンツでできていましたので、それはスタート・ストップをかけるとかという程度ですので。ただ、あとは期間中に何か問題があったり、そのときに対応しなきゃいけませんので、一応そこについているという方がメーンでしたね。
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○三輪 委員 先ほどうちの石川の方から、期間について、11月30日までということなんですけれども、そうすると、今、最低でも期間中には、12月から1月の期間中には1名のオペレーターの方が張りついていなくちゃいけないんじゃないかと私は思うんですけれども、その辺は鎌倉市に出ている報告書と、私ども、国に出ている報告書と取り寄せてあるんですけれども、両方とも11月30日だったりするんですけれども、その辺はどういうふうにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
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○佐藤 参考人 済みません、その辺のところはちょっと私、確認できていないので、今、申しわけないですがわかりません。
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○三輪 委員 きょう、質問の項目にあったので、この辺、ちょっと解明できるのかなと思ったんですけれども、市の方で提供されている雇用証明書の方では11月30日、3人とも11月30日ということになっているんですが、国に提出してある雇用証明書は、お一人は11月28日まで、お一人は12月12日まで、もうお一人は12月25日までと、ちょっと違っているんですね。この証明書がなぜ違うのかということもちょっとわからないんですけれども、その辺、少し調べてまたお答え願えることは可能でしょうか。
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○佐藤 参考人 その辺、ちょっと私どもも1回会社に戻らないと、その辺の資料がよくわかりませんので、調べてみます。わかる範囲でお答えできると思いますけれども。
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○三輪 委員 ありがとうございます。じゃあよろしくお願いいたします。
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○小田嶋 委員長 ほかに委員さんの補足・関連質問はありますか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑をこれで打ち切ります。
以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。
和田様、佐藤様には、本委員会を代表して、改めて御礼を申し上げます。
当委員会といたしましては、本日いただきました御発言をもとに、今後、委員会として調査を十分に進めていきながら、改めてまたお願いすることもあろうかと思いますが、本日はこれをもちまして主質問並びに質問について終了させていただきます。
参考人の退席のため、暫時休憩いたします。
(11時30分休憩 11時31分再開)
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○小田嶋 委員長 再開いたします。
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○小田嶋 委員長 日程第2その他(1)「今後の進め方について」です。
当委員会としては、サンエイテレビ株式会社の後に意見の聴取を予定しております株式会社キャドセンターにつきましては、今、事務局を通じて、当委員会の参考人出席について打診中であります。事務局からその状況について説明を求めたいと思います。
事務局、お願いします。
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○事務局 株式会社キャドセンターにつきましては、当委員会での確認に基づきまして、事務局において、当委員会への参考人出席について打診中であります。
具体的には、1月11日に本社に出向き、打診いたしましたところ、会社として当委員会の調査に対しては全面的に協力をしたいとのお答えをいただいているところです。しかしながら、当時事業を主に担当された押木参与は、お名前挙がっていましたが、既に退職され、現在は当社とのかかわりがないため、退職時の人事台帳から連絡先を調べ、当たっていただいているところです。
事務局からは、1月25日に確認のお電話を入れましたところ、いまだにこの方に連絡がつかない状況であるとのことですが、連絡がつき次第、返事をいただけることとなっております。
また、本社に出向き、打診した際のお話では、会社としては、昨年7月に社長以下の経営陣、組織が大きく変わり、人の出入りが多いため、当時の業務がわかる者がいるか確認が必要なこと。現在年度末で業務は深夜に及んでいるが、少しでも早く御返事をしたいとのことでした。
いずれにいたしましても、返事があり次第、委員長に報告してまいります。
以上が途中経過でございます。
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○小田嶋 委員長 株式会社キャドセンターについては以上のような今現在経過をたどっているということで説明を受けました。つきましては今後の進め方についてなんですが、まずは本日のサンエイテレビ株式会社との質疑の内容についての速記録を急ぎつくっていただくと。その速記録ができ上がった時点で、今説明をいただきましたキャドセンター、この状況についても、押木参与に連絡がとれていれば、再度日程、つまりキャドセンターに対する質疑の日程を再調整をさせていただく。そして、きょう行った速記録に基づいて、再度、その日程調整の委員会の場で、今後の進め方について再協議をさせていただければと、委員長としては思っているところなんですが、いかがでしょうか。
(「はい」の声あり)
了解をいただきました。
今後の進め方については、まずは急いで速記録をお届けするということで、その後に再度委員会を開いていきたいということで、確認をいただきました。
以上をもちまして、本日の特別委員会を終了とさせていただきます。どうも御苦労さまでした。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成20年2月4日
観光ナビゲーションシステム整備事業に伴う
事実関係解明に関する調査特別委員長
委 員
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