○議事日程
平成19年12月定例会
鎌倉市議会12月定例会会議録(5)
平成19年12月20日(木曜日)
〇出席議員 26名
1番 千 一 議員
2番 早稲田 夕 季 議員
3番 久 坂 くにえ 議員
4番 松 中 健 治 議員
5番 納 所 輝 次 議員
6番 原 桂 議員
7番 萩 原 栄 枝 議員
8番 石 川 寿 美 議員
9番 本 田 達 也 議員
10番 野 村 修 平 議員
11番 前 川 綾 子 議員
12番 渡 邊 隆 議員
13番 山 田 直 人 議員
14番 大 石 和 久 議員
16番 三 輪 裕美子 議員
17番 小田嶋 敏 浩 議員
18番 高 野 洋 一 議員
19番 高 橋 浩 司 議員
20番 伊 東 正 博 議員
21番 助 川 邦 男 議員
22番 中 村 聡一郎 議員
23番 岡 田 和 則 議員
24番 藤 田 紀 子 議員
26番 森 川 千 鶴 議員
27番 吉 岡 和 江 議員
28番 赤 松 正 博 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
事務局長 植 手 次 雄
次長 磯 野 則 雄
次長補佐 小 島 俊 昭
次長補佐 田 中 良 一
議事調査担当担当係長 原 田 哲 朗
議事調査担当担当係長 久 保 輝 明
書記 成 沢 仁 詩
書記 谷 川 宏
書記 小 林 瑞 幸
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〇理事者側説明者
番外 1 番 石 渡 徳 一 市長
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〇議事日程
鎌倉市議会12月定例会議事日程(5)
平成19年12月20日 午後2時開議
1 諸般の報告
2 陳情の取り下げについて
3 陳情第24号 鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情 文教常任委員長
報 告
4 議案第45号 市道路線の廃止について 建設常任委員長
報 告
5 議案第46号 市道路線の認定について 同 上
6 議案第47号 不動産の取得について 総務常任委員長
報 告
7 議案第51号 不当労働行為救済申立事件の和解について 文教常任委員長
報 告
8 議案第52号 指定管理者の指定について 同 上
9 議案第53号 公有水面埋立に関する意見の提出について 観 光 厚 生
常任委員長報告
10 議案第50号 市道路線における電線共同溝工事等に関する協定の締結に 建設常任委員長
ついて 報 告
11 議案第55号 鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について ┐同 上
議案第56号 鎌倉市都市景観条例の一部を改正する条例の制定について ┘
12 議案第57号 平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号) 総務常任委員長
報 告
13 議案第59号 平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第 観 光 厚 生
1号) 常任委員長報告
14 議案第58号 平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 建設常任委員長
報 告
15 議案第60号 鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について ┐
議案第61号 鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について │市 長 提 出
議案第62号 鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について ┘
16 鎌倉市選挙管理委員会委員の選挙
17 鎌倉市選挙管理委員会委員の補充員の選挙
18 閉会中継続審査要求について
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〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
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鎌倉市議会12月定例会諸般の報告 (3)
平成19年12月20日
1 12 月 11 日 文教常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了したので、本会
議に報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 51 号 不当労働行為救済申立事件の和解について
議 案 第 52 号 指定管理者の指定について
陳 情 第 24 号 鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情
2 12 月 12 日 観光厚生常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に
報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 53 号 公有水面埋立に関する意見の提出について
議 案 第 59 号 平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
3 12 月 13 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 45 号 市道路線の廃止について
議 案 第 46 号 市道路線の認定について
議 案 第 50 号 市道路線における電線共同溝工事等に関する協定の締結について
議 案 第 55 号 鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 56 号 鎌倉市都市景観条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 58 号 平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
4 12 月 14 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 47 号 不動産の取得について
議 案 第 57 号 平成19年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
5 12 月 12 日 観光厚生常任委員長から、次の陳情については、同様の陳情が願意を満たしたことに
より取り下げられているため、鎌倉市議会会議規則第111条第1項の規定により、議会
の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 23 号 深刻な医師不足を打開するための法律を制定するよう、国に対しての意見書提出を求
める陳情
6 12 月 13 日 建設常任委員長から、次の陳情については、陳情の内容が、現在、行政のより良い景
観形成を目指した取り組みが続けられている中で、今後対応すべき課題を求めるもの
であることから、現時点では審議になじまないため、鎌倉市議会会議規則第111条第1
項の規定により、議会の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 25 号 北鎌倉の景観地区・高度地区の高さ制限についての陳情
陳 情 第 26 号 北鎌倉の景観地区・高度地区の高さ制限についての陳情
陳 情 第 27 号 北鎌倉の景観地区・高度地区の高さ制限についての陳情
陳 情 第 28 号 北鎌倉の景観地区・高度地区の高さ制限についての陳情
陳 情 第 29 号 北鎌倉の景観地区・高度地区の高さ制限についての陳情
陳 情 第 30 号 北鎌倉の景観地区・高度地区の高さ制限についての陳情
陳 情 第 31 号 高さ上限一律15メートル規制の見直しを求めることについての陳情
陳 情 第 32 号 世界遺産登録の条件整備についての陳情
7 12 月 14 日 総務常任委員長から、次の陳情については、陳情の要旨がまちづくり条例改正にはそ
ぐわないと判断したため、鎌倉市議会会議規則第111条第1項の規定により、議会の会
議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 35 号 鎌倉市まちづくり条例改正についての陳情
8 12 月 19 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
議 案 第 60 号 鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について
議 案 第 61 号 鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について
議 案 第 62 号 鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について
9 12 月 11 日 次の陳情の追加署名簿を受理した。
陳 情 第 24 号 鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情
423名(合計1,989名)
10 12 月 12 日 次の陳情の署名簿を受理した。
陳 情 第 31 号 高さ上限一律15メートル規制の見直しを求めることについての陳情
701名
11 12 月 20 日 各常任委員長から、別紙要求書のとおり、それぞれ閉会中継続審査の要求があった。
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(出席議員 26名)
(14時00分 開議)
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○議長(松中健治議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。12番 渡邊隆議員、13番 山田直人議員、14番 大石和久議員にお願いいたします。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(14時01分 休憩)
(16時45分 再開)
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○議長(松中健治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(松中健治議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。
ただいまの報告に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(松中健治議員) 日程第2「陳情の取り下げについて」を議題といたします。
目下、総務常任委員会に付託審査中の平成18年度陳情第3号利息制限法及び出資法の上限金利引き下げ等、「利息制限法」及び「出資の受け入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」並びに「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求めることに関する意見書提出についての陳情及び目下、観光厚生常任委員会に付託審査中の平成18年度陳情第1号安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師等の増員を求めることに関する意見書提出についての陳情、以上2件につきましては、提出者から取り下げたい旨の届け出があります。
お諮りいたします。平成18年度陳情第3号及び平成18年度陳情第1号の取り下げについては、提出者からの届け出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、平成18年度陳情第3号及び平成18年度陳情第1号の取り下げについては、これを承認することに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 日程第3「陳情第24号鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情」を議題といたします。
文教常任委員長の報告を願います。
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○文教常任委員長(前川綾子議員) (登壇)ただいま議題となりました陳情第24号鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情につきまして、文教常任委員会における審査の結果を報告いたします。
陳情第24号は、去る12月6日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後11日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、陳情の要旨でありますが、子供一人ひとりが大切にされる学習条件を保障するため、市立小学校の3年生から6年生まで学校の希望に応じて35人学級を実現し、学級編制ができない学年には教員を1名増員してほしいというものであります。
理事者の説明によれば、本市教育委員会は、神奈川県市町村教育長会連合会を通して、県教育委員会あてに学級編制の弾力化及び少人数学級のための教員配置について、国の財源確保がない場合にも県単独措置により実施すること、県が平成16年度から行っている少人数学級の実践研究の対象学年を拡大することを要望すると同時に、第3次鎌倉市総合計画第2期基本計画前期実施計画により、今年度は小学校1年生で35人学級を実施しており、平成20年度からは小学校1・2年生で実施していくための準備を進めているとのことであります。
当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨及び本市における児童の教育環境、効果的な教育のあり方など、さまざまな観点から慎重に審査いたしました結果、次のような異なる意見に分かれたのであります。
一つは、財政的な裏づけがあれば、必要なところに教員を加配することも可能であり、また子供の学力を向上させるためには、多様化している教育課題に機敏に対応する学校力の向上が不可欠で、本陳情の願意は理解するものの、1・2年生で少人数学級を準備している現状や、少人数指導の拡充を図っている状況の中では、今後の取り組みを見守りたいとの判断から、本陳情は継続審査とすべきであるという意見であります。
もう一つは、35人以下にしていくことは、学級編制人数の多少により、学校を選択するという問題に一歩踏み出すことであるが、少しでも少ない人数で心の通う授業を行ってほしいこと、本市だけでの実施は難しいが、当面は35人以下の環境を整えていくことが本市の教育にとってプラスになること、また本陳情は学級編制ができなくても弾力的に教員の増員により、ゆとりある教育を求めていることから、本陳情は採択すべきであるという意見であります。
また、もう一つは、少人数学級になっても、不登校やいじめの件数に変化はないという実態があり、単に児童数だけの議論でないこと、また人口構造や年齢構成による学区間の格差があり、学区の弾力的な考え方など、総合的に考えるべき問題であることから、本陳情は不採択とすべきであるという意見であります。
以上のように異なる意見に分かれましたので、まず結論を出すか否かについて諮ったところ、結論を出すこととし、続いて採決を行った結果、可否同数となったため、委員長裁決により、本陳情については不採択とすべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。陳情第24号鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情を採決いたします。陳情第24号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
(少 数 挙 手)
少数の挙手によりまして、陳情第24号は不採択とすることに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 日程第4「議案第45号市道路線の廃止について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第45号市道路線の廃止について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第45号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後13日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回廃止しようとする路線は2路線で、いずれも現在一般の交通の用に供されていないため、道路法の規定に基づいて廃止しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第45号市道路線の廃止についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第45号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第5「議案第46号市道路線の認定について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第46号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第46号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後13日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回認定しようとする路線は3路線で、枝番1の路線は、道路整備計画に基づく道路整備に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、また、枝番2及び枝番3の路線は、いずれも都市計画法に基づく開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、それぞれ道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部委員から、路線によって相違する意見が表明されたため、本議案については枝番ごとに採決することに決し、枝番1から枝番3の3路線について、それぞれ採決を行った結果、枝番1及び枝番2の路線については、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決し、枝番3の路線については、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第46号市道路線の認定についてを採決いたします。運営委員会の協議もあり、本議案については、特に枝番を付した路線ごとに採決を行います。
まず、枝番1の路線を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、枝番1の路線は原案のとおり可決されました。
次に、枝番2の路線を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、枝番2の路線は原案のとおり可決されました。
次に、枝番3の路線を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(少 数 挙 手)
少数の挙手によりまして、枝番3の路線は原案否決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第6「議案第47号不動産の取得について」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(早稲田夕季議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第47号不動産の取得について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第47号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後14日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本件は、財団法人鎌倉市学校建設公社が建設した市立御成小学校校舎等及び体育館のうち、校舎の一部及び設備スペースを取得しようとするものであります。その構造は鉄骨造及び鉄筋コンクリート造で、取得面積は校舎等の全延べ床面積の約3.9%に当たる284.04平方メートル、取得価格は1億555万7,000円であります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の取得が市の買収計画に基づき、市立御成小学校校舎等の一部を引き続き取得しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第47号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第47号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第7「議案第51号不当労働行為救済申立事件の和解について」を議題といたします。
文教常任委員長の報告を願います。
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○文教常任委員長(前川綾子議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第51号不当労働行為救済申立事件の和解について、文教常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第51号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、翌11日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
まず、和解に至る経過について申し上げます。理事者の説明によれば、鎌倉市教育委員会は、市立小学校の給食調理業務の民間委託について、平成18年7月24日以降、鎌倉市職員労働組合及び鎌倉市職員労働組合現業職員評議会との間で交渉を重ねたものの、協議が調わず、同年12月5日に平成19年度当初から実施する旨の通知をし、事務手続を進めてきたとのことであります。これに対し、本年3月26日に鎌倉市職員労働組合現業職員評議会から、鎌倉市及び鎌倉市教育委員会を被申立人とする不当労働行為救済申立書が神奈川県労働委員会に提出され、以後、労働委員会における5回の調査及び審問を経て、同年10月10日に労働委員会から和解勧告があったため、これを双方が受け入れて和解をしようとするものであります。
和解の主な内容は、鎌倉市及び鎌倉市教育委員会は、鎌倉市職員労働組合現業職員評議会との合意なくして学校給食調理業務の民間委託を行ったことについて、遺憾の意を表明すること、鎌倉市職員労働組合現業職員評議会は、市立小学校給食調理業務について平成23年度までに全16校のうち8校を順次民間委託することに同意するとともに、平成24年度以降については、当事者双方が誠意を持って協議し、合意に至るよう最大限の努力をするものとし、平成23年度までの委託対象とする小学校については、事前に当事者双方の間で協議するものとすること。鎌倉市及び鎌倉市教育委員会は、給食調理業務の安全・安心で安定的な運営を図るため、給食調理業務が円滑に進むよう、給食現場の必要に応じ、人員配置について十分配慮するとともに、勤務条件等の措置を行うものとすること。当事者双方は学校給食調理業務の民間委託に当たって、学校給食全体の質をこれまで以上のもとするよう努力するとともに、給食水準の維持・向上を図るため、給食業務の改善に向けて労使検討会を設置し、現場視察や業務分析等を行うものとすること。また、本件にかかわる紛争がすべて解決したことを確認するとともに、労働条件の変更に当たっては、今後労使双方が誠実に協議することを確認するというものであります。
当委員会では、以上申し上げました和解の内容はもとより、今回の申し立てに至る経緯を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、本和解が神奈川県労働委員会の勧告を尊重したものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第51号不当労働行為救済申立事件の和解についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第51号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第8「議案第52号指定管理者の指定について」を議題といたします。
文教常任委員長の報告を願います。
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○文教常任委員長(前川綾子議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第52号指定管理者の指定について、文教常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第52号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、翌11日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本件は、鎌倉市スポーツ施設条例に定める鎌倉体育館、大船体育館、鎌倉武道館及び見田記念体育館の指定管理者を鎌倉市上町屋558番地、三菱電機ライフサービス・三菱電機ビルテクノサービス・東京アスレティッククラブ共同事業体とするため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を得ようとするものであります。
理事者の説明によれば、指定管理者について公募した結果、3団体から応募があり、指定管理者の選定を公平かつ適正に審査するため、選定委員会を設置し、書類審査及び公開ヒアリングを行った上で、評価項目による採点を行ったところ、当該団体が指定管理者として妥当と判断したとのことであります。
なお、指定期間は平成20年4月1日から平成25年3月31日までの5年間を予定しているとのことであります。
当委員会では、選定委員会における審査経過等について慎重に審査いたしました結果、一部の委員から選定において行政経営戦略プランの目標とする経費面が重視されていないことに疑義があること、民間事業者による管理運営は公共施設として保障されるべき継続性、安定性が損なわれるおそれがあるとの意見がありました。
続いて採決を行った結果、可否同数となったため、委員長裁決により、原案を可決すべきものと決したものであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
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○18番(高野洋一議員) ただいま議題となりました議案第52号指定管理者の指定につきまして、日本共産党鎌倉市議会議員団を代表して意見を申し上げます。
本議案は、鎌倉体育館など本市が所有する四つの体育館について、これまで直営で管理してきたものにかえて民間事業者である三菱電機ライフサービス株式会社湘南支社を代表とする共同事業体に施設の管理を指定しようとするものであります。
以前にも申し上げましたが、本来公の施設は、憲法第25条の健康で文化的な生活を営むことを保障する市民生活に深くかかわる施設として営利の対象とすることを禁止し、直営を原則としてまいりました。また、従来の管理委託制度も、この原則を踏まえ、直営と同等またはそれ以上の効果が得られる施設を対象として公共的団体などに限定して行われたきたわけであります。
指定管理者制度の導入により、過去に指定されている芸術館などと同様、市民の財産である鎌倉市のスポーツ施設の管理運営について、営利目的の民間事業者に任せようとすることは問題であります。
条例にも規定があるように、営利を目的とする民間事業者によって経費の節減や効率性に重点が置かれることになれば、管理上の専門性やサービスの安定性とともに、施設管理の継続性が担保されないことになります。次の5年後はどうなるのか、全く定かではありません。言うまでもなく、民間事業者ですから、経営上の利益、いわゆるうまみがなければ撤退することも当然あり得るわけです。そうであるだけに、指定管理者制度の導入に対して当議員団は公の施設が発揮すべき専門性や安定性、さらには継続性、こうした点を踏まえて指定管理者を選定すべきであり、公共性を明確に担保する必要があると指摘してまいりました。
民間事業者による管理運営は、これらの保障が制度上担保されておらず、市民の皆さんの活動に大きく貢献すべき公共施設のあり方として大きな問題があります。
さらには、9月議会の委員会質疑の中で、現状、市の直営で特段の支障がないとの見解が出されておりますが、そうであれば、わざわざ指定管理者を導入する必然性はないことを申し上げるものであります。
以上のことから、本議案に反対するものでありますが、最後に債務負担行為が設定されている議案第57号一般会計補正予算についても同様の見解であることを申し述べまして意見といたします。
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○8番(石川寿美議員) 神奈川ネットワーク運動・鎌倉を代表して、議案第52号指定管理者の指定について賛成の立場から討論に参加いたします。
今回、鎌倉市スポーツ施設の指定管理者を決める選定が行われました。第1次審査では、書類選考で施設運営の基本方針や施設運営に関する業務内容、スポーツ振興に関する業務、施設の維持管理業務について審査されました。その後、2次審査ではヒアリングにおいて指定管理施設を管理運営とする上での理念、意気込み、考え方や職員配置、また収支予算などが審査されました。その結果、900点満点中、730点と729点という、大変僅差での選定となりました。しかも、選定された事業者の方が5年契約の指定管理料が1,650万円高い結果です。今回の選定は、当初決めた基準に従い、学識者を中心とする選定委員会で出された結論ということで、尊重はいたしますが、やはり課題もあると考えます。
指定管理者の指定は、まず、これまで同様かそれ以上の施設運営やサービス内容が確保されることが前提条件ですが、あわせて経費削減も重要なポイントです。今回の選定においては、施設運営やサービス内容についての配点に重きが置かれ、経費についての配点が少なかったのではないかと考えます。
また、こうした僅差の場合の対応についても一定のルールが必要だったのではないでしょうか。今後は、こうした選定については、1次審査の施設運営やサービス内容で一定の基準を満たした事業者による入札なども導入していくことが必要です。
今後、指定管理者の指定については、配点基準や選定方法の見直しが必要であることを指摘して、今回は賛成といたします。
以上をもちまして神奈川ネットワーク運動・鎌倉の賛成討論を終わります。
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○19番(高橋浩司議員) ただいま議題となりました議案第52号指定管理者の指定について、反対の立場から自由民主倶楽部を代表し、討論に参加いたします。
本議案は、従来市職員や嘱託職員等により管理運営を行っていたスポーツ施設のうち、鎌倉体育館、大船体育館、鎌倉武道館、見田記念体育館の4施設を指定管理者制度に基づき民間委託を行うものであります。
そして、指定管理者選考については、5名の選考委員を選任し、各グループの提案を900点満点で評価し、730点の最高点であった三菱電機ライフサービスグループが選考されたものであります。
しかし、その際、次点の住友不動産グループとの点数差はわずか1点であると同時に、提示金額は何と三菱電機ライフサービスグループの方が1,652万7,500円も高い金額でありました。
さて、業者選考に当たって考慮すべき観点は多数あると思いますが、特に注視すべきは、まず市民サービスの低下を招くことはないかという点であります。そして、その上で経費縮減が十分図られているかという二つの点が大切だと考えます。そうした考えに基づき、このたびの選考経過をチェックしたところ、選考委員会の評定が1点差であったことでもわかるように、二つのグループの提案内容は甲乙つけがたく、遜色がないものであることは理解できました。しかし、そうであるならば、最低提示額のグループが選考されるべきであるにもかかわらず、1,652万7,500円も高いグループが選考されたことが明らかとなりました。そして、その原因は、各グループが提示した金額に対する点数のつけ方が各選考委員の心象であり、極めて不透明であることが判明したのであります。
具体的に言及すれば、提示金額の比率を点数に換算すると、1点差は逆転してしまうのであります。こうしたことをかんがみ、このたびの選考は不適切と判断し、原案に対し反対するものであります。
最後になりますが、最低提示額のグループと契約交渉することを御進言申し上げ、討論を終わります。
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○議長(松中健治議員) 質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第52号指定管理者の指定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第52号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第9「議案第53号公有水面埋立に関する意見の提出について」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第53号公有水面埋立に関する意見の提出について、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第53号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後12日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本件は、腰越漁港区域内における公有水面埋立免許の出願に係る意見について、神奈川県知事に異議なき旨回答したいため、公有水面埋立法の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。
理事者の説明によれば、腰越漁港区域内鎌倉市腰越二丁目地先公有水面埋立免許の出願は、今年度から工事着手している腰越漁港改修整備事業において漁船の係留施設や天日加工場など、不足する漁港施設用地を埋め立てにより確保するため、事業主体である本市が行ったもので、公有水面埋立法の規定に基づき、神奈川県知事から地元鎌倉市長に対し、当該免許の出願に係る意見を求められたため、異議なき旨、回答したいとのことであります。
当委員会では、腰越漁港改修整備計画をもとに、その埋め立て区域等を慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第53号公有水面埋立に関する意見の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第53号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第10「議案第50号市道路線における電線共同溝工事等に関する協定の締結について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第50号市道路線における電線共同溝工事等に関する協定の締結について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第50号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後13日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本件は、市道032−000号線、通称小町通り約600メートルの電線共同溝整備事業にかかわる工事等委託の協定を横浜市中区山下町223番1号、エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社と締結しようとするもので、その主な内容は協定金額を6億4,000万円、協定の期間を平成19年度から平成23年度までとするものであります。
理事者の説明によれば、小町通りは道路幅員が狭く、さまざまな埋設物がふくそうしており、電線類を地中化するためには、エヌ・ティ・ティの既存施設の有効活用を図る必要があるとのことでありますが、エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社は当該既存施設の保守・維持管理を一元的に行っており、国を初めとして他の地方公共団体の事業について数多くの実績があることから、本工事等に関する協定の締結を行うものであるとのことであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第50号市道路線における電線共同溝工事等に関する協定の締結についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第50号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第11「議案第55号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第56号鎌倉市都市景観条例の一部を改正する条例の制定について」以上2件を一括議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第55号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について外1件につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第55号外1件は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後13日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第55号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、本年4月20日に都営住宅における暴力団による立てこもり発砲事件が発生したことを受け、6月1日付で国土交通省から公営住宅における暴力団排除についての通知がなされたことに伴い、本市においても市営住宅の入居者及び周辺住民の安全と平穏を確保するため、市営住宅入居対象者等から暴力団員を排除する規定を加えようとするものであります。
その主な内容は、市営住宅の入居資格要件として、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員でないことを加え、明渡請求ができる要件に、入居者または同居者が暴力団員と判明したときを追加するとともに、入居対象者等が暴力団員であるか否かの情報の提供を神奈川県警察本部に求める必要があることから、関係機関に対し情報の提供、その他必要な協力を求めることができる旨の規定を新たに設け、平成20年1月1日から施行しようとするものであります。
なお、本改正条例の施行に伴い、暴力団排除の実効性を期すため、市長は神奈川県警察本部との間で暴力団排除に関する合意書を締結し、県警に協力を求める予定であるとのことであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第56号鎌倉市都市景観条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本改正条例は、景観計画特定地区内等で行われる建築行為の事前手続及び景観地区の運用手続について規定の整備を行おうとするものであります。
その主な内容は、特定地区、景観形成地区及び今後指定を予定している景観地区内で建築物の建築等を行う場合、事業者に対し、市長への届け出等の前に、あらかじめそれぞれの景観形成協議会に意見聴取を行うことを義務づけるとともに、今後指定を予定している景観地区において指定した後に、当該地区の住民により当該地区の景観形成の促進を図るための景観地区景観形成協議会を設立できることを規定するほか、景観地区内における建築物の形態意匠の認定審査の適用除外及び特定地区内における届け出を要しない行為等について規定し、あわせて所要の整備をしようとするものであります。
なお、付則において本改正条例は平成20年2月1日からの施行とするとともに、同日前に着手された行為については従前の例によることとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第55号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第55号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第56号鎌倉市都市景観条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第12「議案第57号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(早稲田夕季議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第57号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第57号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後14日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも7億660万円を追加するもので、これにより補正後の総額は554億3,850万円となります。
補正の内容は、まず歳出において、第10款総務費では、市民税等の過誤納還付金及び国県支出金等返還金の経費の追加を、第15款民生費では、障害者グループホーム設置促進事業補助金、障害児保育運営費補助金、障害児活動支援センターの遊具等購入の経費及び認定こども園設置促進事業費補助金などの追加を、第35款商工費では、信用保証料補助金及び公衆浴場設備整備費補助金の経費の追加を、第45款土木費では、現地耐震診断補助金の経費、深沢事業用地取得及び常盤山緑地取得の経費の追加と大船駅西口整備事業用地取得の経費などの減額を、第55款教育費では、小・中学校の修繕の経費及び(仮称)郷土記念館・美術館建設基金積立金の経費を追加しようとするもので、一方、これらに対し、歳入において県支出金、財産収入、繰入金、前年度繰越金及び市債を追加するとともに、国庫支出金を減額しようとするものであります。
なお、このほかに材木座海岸第二公衆トイレ建てかえ及び坂本町低地排水施設建設事業に係る繰越明許費の設定並びに大船駅西口整備事業土地買収、学校給食調理委託事業及びスポーツ施設管理運営事業に係る経費について債務負担行為の追加をするほか、地方債について所要の補正を行おうとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、一部委員から、学校給食調理業務委託事業や指定管理者制度導入について反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第57号平成19年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第57号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第13「議案第59号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算」を議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第59号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第59号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後12日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも230万円を追加しようとするもので、これにより補正後の総額は172億4,140万円となります。
補正の内容は、まず歳出において第30款諸支出金で、保険料の過誤納還付金の不足に伴う追加をしようとするもので、一方、歳入において前年度繰越金の追加をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第59号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第59号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第14「議案第58号平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第58号平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第58号は、去る12月10日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後13日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも9,000万円を追加しようとするもので、これにより補正後の総額は89億1,060万円となります。
補正の内容は、まず歳出において、第10款事業費で七里ガ浜下水道終末処理場改築工事委託の経費の追加をしようとするもので、一方、歳入において国庫支出金、県支出金、前年度繰越金及び市債の追加をしようとするもので、なお、このほかに地方債についても所要の補正を行おうとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第58号平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第58号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第15「議案第60号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について」「議案第61号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について」「議案第62号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について」以上3件を一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○石渡徳一 市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第60号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由の説明をいたします。
鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員のうち、牧浦義孝委員の任期が平成20年2月6日をもって満了となります。つきましては、その後任者について、いろいろ検討いたしました結果、牧浦義孝さんを引き続き委員として選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第です。
なお、牧浦義孝さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解を願いたいと思います。御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。
引き続きまして、議案第61号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由の説明をいたします。
鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員のうち、横松佐智子委員の任期が平成20年2月6日をもって満了となります。つきましては、その後任者について、いろいろ検討いたしました結果、横松佐智子さんを引き続き委員として選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第です。
なお、横松佐智子さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解を願いたいと思います。御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。
引き続きまして、議案第62号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由の説明をいたします。
鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員のうち、天野順世委員の任期が平成20年2月6日をもって満了となります。つきましては、その後任者について、いろいろ検討いたしました結果、天野順世さんを引き続き委員として選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第です。
なお、天野順世さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解を願いたいと思います。御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第60号外2件については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第60号外2件については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第60号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の賛成によりまして、議案第60号は原案に同意することに決定いたしました。
次に、議案第61号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の賛成によりまして、議案第61号は原案に同意することに決定いたしました。
次に、議案第62号鎌倉市固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の賛成によりまして、議案第62号は原案に同意することに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 日程第16「鎌倉市選挙管理委員会委員の選挙」を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
申し上げます。鎌倉市選挙管理委員会委員に、北村智生さん、押鴨昌子さん、石井和行さん、牧浦義孝さんを指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を鎌倉市選挙管理委員会委員の当選人として定めることに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました北村智生さん、押鴨昌子さん、石井和行さん、牧浦義孝さん、以上の方々が鎌倉市選挙管理委員会委員に当選されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第17「鎌倉市選挙管理委員会委員の補充員の選挙」を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
申し上げます。鎌倉市選挙管理委員会委員の補充員に、曽我覚さん、小川サヨ子さん、藤村耕造さん、内田節夫さんを指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を鎌倉市選挙管理委員会委員の補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました曽我覚さん、小川サヨ子さん、藤村耕造さん、内田節夫さん、以上の方々が鎌倉市選挙管理委員会委員の補充員に当選されました。
次に、補充の順序についてお諮りいたします。
補充の順序は、ただいま議長が指名いたしました順序とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、補充の順序は、ただいま議長が指名いたしました順序のとおりとすることに決定いたしました。
なお、ただいま当選されました委員並びに補充員の方々に対する当選告知等については、会議規則第36条第2項の規定により、議長において所定の手続をいたしますので、御了承願います。
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○議長(松中健治議員) 日程第18「閉会中継続審査要求について」を議題といたします。
お手元に配付いたしました要求書のとおり、各常任委員長から目下審査中の事件につき、閉会中継続審査の要求があります。
お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から要求のとおり、閉会中継続審査に付することに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
平成19年12月鎌倉市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
(17時47分 閉会)
平成19年12月20日(木曜日)
鎌倉市議会議長 松 中 健 治
会議録署名議員 渡 邊 隆
同 山 田 直 人
同 大 石 和 久
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